JP2003228901A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2003228901A JP2002020856A JP2002020856A JP2003228901A JP 2003228901 A JP2003228901 A JP 2003228901A JP 2002020856 A JP2002020856 A JP 2002020856A JP 2002020856 A JP2002020856 A JP 2002020856A JP 2003228901 A JP2003228901 A JP 2003228901A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な機構で小径のディスクと大径のディス
クを検出して、それぞれのディスクを回転駆動部上に位
置決めできるようにする。 【解決手段】 ディスクの外周縁で押される検出突起6
2,72を設け、この検出突起62,72と一体の検出
アーム60と70が回動できるようにする。この検出ア
ーム60と70によって位置決め部材80と90がそれ
ぞれ動作させられる。小径ディスクのときは検出アーム
60,70の回動量が少ないため、位置決め突起82,
92が第1の案内路121,131内で動作し、大径デ
ィスクのときには位置決め突起82,92が第1の案内
路から外れて第2の案内路122,132内に移動す
る。そしてそれぞれの位置にある位置決め突起82,9
2によりディスクが位置決めされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大径のディスクと
小径のディスクを、簡単な構造で確実に位置決めするこ
とができるディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクを装置内に自動的に引き込んで
ディスクの記録や再生を行うものでは、導入したディス
クを確実に回転駆動部のターンテーブル上に位置決めす
る必要がある。そして、直径が8cmの小径のディスク
と直径が12cmの大径のディスクの双方を導入可能な
ディスク装置では、それぞれの径のディスクを位置決め
することが必要である。
【0003】そのため、従来のディスク装置では、ディ
スク装置の奥側に、導入されたディスクの外周縁が当た
る位置決め突起が設けられている。この位置決め突起
は、直径8cmの小径のディスクが導入されたときにこ
のディスクの外周縁が当たる位置に設けられている。そ
して、直径12cmの大径のディスクが導入されたとき
には、この大径のディスクに押されて装置奥側へ移動し
てストッパに当たり、この状態で大径のディスクの外周
縁が位置決め部材に当たって、大径のディスクが位置決
めされるものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のデ
ィスク装置では、小径のディスクが導入されたときに
は、その導入を検知して位置決め突起を初期の位置にロ
ックし、大径のディスクが導入されたときに、その導入
を検知して位置決め突起のロックを解除して、位置決め
突起が装置奥側へ移動できるようにすることが必要であ
る。
【0005】そのため、導入されたのが小径ディスクで
あるか大径ディスクであるかを検出する複数の検出手段
が必要であり、また位置決め突起をロックするロック機
構も必要であり構造が複雑になる。
【0006】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
であり、構造が簡単で、しかも大径ディスクと小径ディ
スクの双方を確実に位置決めできるディスク装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、大径のディス
クと小径のディスクの双方が導入されるディスク装置に
おいて、ディスクの導入経路に、ディスクの外周縁に押
されてその対向間隔が変化する一対の検出突起と、前記
検出突起の間隔を縮める方向へ付勢する付勢手段とが設
けられ、前記検出突起よりも導入方向の奥側に、前記検
出突起がディスクの外周縁により押されたときにその移
動力によって対向間隔が変化するように動作させられる
一対の位置決め部材が設けられており、シャーシ側に
は、第1の案内路と、この第1の案内路よりも導入方向
奥側に位置する第2の案内路とが、互いに連続して形成
され、前記第1の案内路および第2の案内路が、それぞ
れの前記位置決め部材に対応して一対設けられており、
小径のディスクによって前記検出突起の間隔が広げられ
たとき、前記位置決め部材が前記第1の案内路の内部で
動作し、大径のディスクによって前記検出突起の間隔が
広げられたときには、前記位置決め部材が前記第1の案
内路から抜け出て、さらにディスクの外周縁に押されて
前記第2の案内路に入り込むように、前記第1の案内路
と第2の案内路の案内長が決められており、前記小径の
ディスクは、前記第1の案内路内に位置する前記位置決
め部材により、ディスク中心が回転駆動部に設置可能に
位置決めされ、前記大径のディスクは、前記第2の案内
路内に位置する前記位置決め部材により、ディスク中心
が回転駆動部に設置可能に位置決めされることを特徴と
するものである。
【0008】本発明のディスク装置は、ディスクの径に
応じて検出突起の間隔が相違することを利用し、検出突
起により動作させられる位置決め部材が第1の案内路に
位置するか第2の案内路に位置するかによって、位置決
め部材をそれぞれのディスクを位置決めできる位置に設
置している。したがって、ディスクの径を検出する複雑
な検出手段が不要である。
【0009】例えば、前記検出突起の対向間隔が広げら
れたときに、前記位置決め部材が互いに接近するように
動作させられるものであり、前記第1の案内路および第
2の案内路は、ディスク中心の移動線を挟んで両側にそ
れぞれ位置し、対を成す第1の案内路と対を成す第2の
案内路は、前記移動線から離れる方向へ向けて凹状に形
成されているものである。
【0010】さらには、前記検出突起は対を成す検出ア
ームの一端にそれぞれ設けられ、前記位置決め部材は、
それぞれ前記検出アームの他端に連結されており、前記
位置決め部材に設けられた位置決め突起が前記第1の案
内路と前記第2の案内路内を移動でき、ディスクは前記
位置決め突起に当たって位置決めされるものである。
【0011】また本発明では、ディスク中心が回転駆動
部上に位置決めされた後に、前記検出突起が互いに接近
し、このときそれぞれの位置決め部材がディスクの外周
縁から離れることが好ましい。
【0012】ディスクが回転駆動部に位置決めされたと
きに、位置決め部材がディスクから離れるようにするこ
とで、ディスクが位置決め部材に当たらない状態で回転
できるようになる。
【0013】また、少なくとも一方の位置決め部材によ
り動作させられる検知手段が設けられており、ディスク
の中心が回転駆動部上に位置決めされたときに、前記検
知手段が動作するものとすることも可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明のディスク装置の構
造の概略を示す側面図、図2と図3はディスク装置がク
ランプ解除姿勢であるときの状態を示す斜視図と平面
図、図4と図5はディスク装置がクランプ姿勢であると
きの状態を示す斜視図と平面図、図6はディスク装置の
案内位置決め機構を示す平面図、図7ないし図15はデ
ィスク装置の動作を説明する平面図である。
【0015】図1に示すディスク装置1は、直径が8c
mのディスク(小径ディスクDs)と12cmのディス
ク(大径ディスクD)のそれぞれのCD(Compac
tDisk)またはDVD(Digital Vers
atile Disk)などの再生や記録が可能であ
る。
【0016】図1に示すように、ディスク装置1の外形
を構成する筐体2の前面には、液晶表示パネルや各種の
スイッチ類を有するノーズ部が設けられ(図示せず)、
前記ノーズ部に幅方向(X方向)に延びるスリット状の
挿入口3が設けられている。
【0017】前記ディスク装置1には、回転駆動部4と
クランプ部材5が設けられている。回転駆動部4は、デ
ィスクDの導入経路の下側に配置され、クランプ部材5
は、ディスクDの導入経路の上側に設置されている。前
記回転駆動部4は、スピンドルモータ4a、およびこの
スピンドルモータ4aの回転軸に取り付けられてディス
クDが載置されるターンテーブル4bで構成されてい
る。前記クランプ部材5は、クランプアーム11と、こ
のクランプアーム11の先部に回転自在に取り付けられ
たクランパ12を有し、クランプアーム11の基端部1
1aが前記筐体2内に設けられたシャーシ6に回動自在
に支持されている。そして、前記クランパ12は前記タ
ーンテーブル4bの上方に対向して設けられている。ク
ランプアーム11には、ディスクDを押圧する方向へ前
記クランプアーム11を常に付勢する付勢手段13が設
けられている。この付勢手段13はトーションコイルば
ねで構成されている。
【0018】前記シャーシ6の前記挿入口3の内側に
は、ディスク搬送手段を構成するローラ7が設けられて
いる。このローラ7は、幅方向(X方向)に長尺状に形
成されている。図2と図4に示すように、前記シャーシ
6の両側面にはL字型に形成された回動アーム8,8の
基端部が軸8b,8bによって回動自在に支持されてお
り、前記ローラ7の両端部から突出する軸8aは前記回
動アーム8,8の先部に支持されている。
【0019】シャーシ6には搬送モータが搭載されてお
り、この搬送モータの動力が減速歯車列を介して前記軸
8aに与えられて、ローラ7は正逆両方向へ回転駆動さ
れるようになっている。
【0020】前記シャーシ6の両側面には、スライド部
材9,10がディスクDの挿入・排出方向(Y方向)へ
摺動自在に支持されている。このスライド部材9,10
には、案内穴9a,10aがそれぞれ形成されており、
前記軸8aはこの案内穴9a,10a内に支持されてい
る。前記案内穴9aは、前端と後端にY方向に延びる上
方案内部9a1と下方案内部9a2を有しており、上方
案内部9a1が下方案内部9a2よりも高い位置に形成
されている。そして、その中間部分が傾斜案内部9a3
となっている。
【0021】前記案内穴10aは、前記案内穴9aと対
称であり、前端と後端に、下方案内部10a1と上方案
内部(図示せず)を有しているが、下方案内部10a1
と上方案内部は、前記上方案内部9a1および下方案内
部9a2と前後逆向きである。そして、下方案内部10
a1と上方案内部との中間部分が傾斜案内部10a3と
なっている。
【0022】図2に示すように、スライド部材9が装置
奥側(Y1側)へ移動し、スライド部材10が装置前方
(Y2側)へ移動したときに、ローラ7の軸8aがスラ
イド部材9の上方案内部9a1と、スライド部材10の
上方案内部にそれぞれ位置させられて、ローラ7がディ
スク面に接して搬送力を与えることができる高さ位置に
至る。
【0023】また図4に示すように、スライド部材9が
装置前方(Y2側)へ、スライド部材10が装置奥側
(Y1側)へ移動すると、ローラ7の軸8aがスライド
部材9の下方案内部9a2と、スライド部材10の下方
案内部10a2に位置させられて、ローラ7がディスク
面から離れて搬送力を与えることのできない高さに退避
する。
【0024】なお、前記シャーシ6は、筐体2内におい
てオイルダンパーまたはエアーダンパーおよびコイルス
プリングなどの弾性支持部材により支持されている。よ
って、このディスク装置1が車載用として使用された場
合に、車体振動が筐体2からシャーシ6へ弾性支持部材
を介して作用するようになっている。
【0025】前記スライド部材9,10と筐体2との間
にはロック機構が設けられており、図2に示すように、
スライド部材9がY1方向へ、スライド部材10がY2
方向へ移動して、ローラ7がディスクDを搬送できる位
置にあるときに、前記ロック機構によりシャーシ6が筐
体2内でロックされる。これにより挿入口3から挿入さ
れたディスクDが安定して回転駆動部4に案内されるよ
うになる。逆に、スライド部材9がY2方向へ、スライ
ド部材10がY1方向へ移動してローラ7がディスクD
から離れるときに、前記ロック機構によるロックが解除
されて、シャーシ6が前記筐体2内において、前記弾性
支持部材で弾性支持された状態となる。
【0026】前記シャーシ6の天井板6aの上面には、
姿勢切換部材20が設けられている。この姿勢切換部材
20には、前記スライド部材9,10に向けて延びる切
換えアーム21,22が形成されており、切換えアーム
21,22の先端に、それぞれ連結ピン21a,22a
がZ軸に沿って上向きに固定されている。
【0027】前記スライド部材9,10は、その上縁部
の一部がZ軸の上方へ延び、さらにその先端がそれぞれ
外側に垂直に折り曲げられてガイド片9b,10bが形
成されている。前記ガイド片9b,10bには、U字状
の摺動凹部9c,10cが形成されて、前記摺動凹部9
c,10c内に前記連結ピン21a,22aが摺動自在
に挿入されている。
【0028】前記姿勢切換部材20の中央部分には、上
下方向(Z方向)に貫通する開口部23が形成され、天
井板6aにも開口15が形成されている。前記開口部2
3と開口15を通して、前記クランプ部材5の一部であ
るクランプアーム11の先部およびクランパ12が露出
している。
【0029】前記天井板6aの開口15の前縁部と後縁
部には、ガイド部6a1と6a2が形成されている。こ
のガイド部6a1,6a2は、開口15の縁部において
天井板6aの一部を上方へ折り曲げることにより形成さ
れている。前記ガイド部6a1と6a2の外周面は部分
円弧軌跡に沿う形状であり、且つガイド部6a1の外周
面とガイド部6a2の外周面は、同一の円弧上に位置し
ている。
【0030】一方、前記姿勢切換部材20の前記開口部
23の前縁部と後縁部には、摺動面23a,23bが形
成されている。この摺動面23aと23bはそれぞれ部
分円弧形状であるが、両摺動面23aと23bは、同一
の円弧上に位置しており、この円弧の曲率半径は、前記
ガイド部6a1,6a2の外周面の曲率半径とほぼ一致
している。この両摺動面23a,23bが、前記ガイド
部6a1,6a2の外周面に摺動することにより、姿勢
切換部材20は、天井板6a上において前記円弧の曲率
中心を支点として回動可能となっている。
【0031】また、姿勢切換部材20よりも前方の中央
部では、前記天井板6aにガイド穴40が形成されてい
る。前記姿勢切換部材20の前縁にはガイド爪24が一
体に折り曲げ形成されており、このガイド爪24が前記
ガイド穴40に挿入され、ガイド爪24の先部は天井板
6aの下面で折り曲げられている。このガイド爪24と
ガイド穴40との係合により、姿勢切換部材20が天井
板6aから上方へ容易に抜け出ないようになっている。
【0032】前記姿勢切換部材20よりも後方では、天
井板6aにクランプアーム11の一部を露出させる切欠
き穴50が形成されている。前記クランプアーム11に
は、基端部11aと、クランパ12を有する先部との中
間位置に係合部14が一体に設けられており、この係合
部14が前記切欠き穴50内に露出している。
【0033】図3に示すように、クランパ12の回転中
心を通ってY方向に延びる中心線をSとしたときに、前
記係合部14は、前記中心線Sを挟んでX1側が基部1
4aで、X2側が先部14bとなっている。そして係合
部14の下面は、基部14aから先部14bに向けて徐
々に持ち上がる傾斜面となっている。
【0034】一方、前記姿勢切換部材20の後縁の中央
部には、持上げ部25が一体に突出形成されている。こ
の持上げ部25の先部は、切欠き穴50を通過して天井
板6aの下方に延びている。
【0035】図3および図5に示すように、筐体2内に
はモータMが設けられている。このモータMの動力は一
方のスライド部材9に与えられて、スライド部材9が前
後方向(Y方向)へ駆動される。このスライド部材9の
前後方向の移動力は、姿勢切換部材20に与えられ、さ
らにスライド部材10に与えられる。したがって、前記
モータMによってスライド部材9が前後方向へ駆動され
ると、姿勢切換部材20が回動し、スライド部材10は
スライド部材9と前後逆向きに移動するようになってい
る。
【0036】図4と図5の状態では、姿勢切換部材20
が反時計方向へ回動し、持ち上げ部25が係合部14か
ら外れているため、クランプアーム11は付勢手段13
の付勢力によりクランプ姿勢へ下降させられている。こ
の状態から、図2と図3に示すように、モータMによっ
てスライド部材9がY1方向へ駆動されると、姿勢切換
部材20が天井板6aの上面で時計方向へ回動し、前記
持上げ部25がクランプアーム11の係合部14の下面
に摺動しつつ基部14aの下面に入り込んで、クランプ
アーム11が上方へ持ち上げられクランプ解除姿勢に至
る。
【0037】逆に、図2と図3に示すクランプ解除姿勢
から、モータMでスライド部材9がY2方向へ駆動され
ると、姿勢切換部材20が反時計方向へ回動し、持上げ
部25が、係合部14の基部14aから抜け出る。そし
て、持上げ部25が係合部14の傾斜面を摺動しながら
移動するのに伴い、クランプアーム11が付勢手段13
により下降させられ、クランパ12が回転駆動部4に押
し付けられてディスクがクランプされる。
【0038】このディスククランプ装置では、姿勢切換
部材20がディスクDの上方に位置しているため、クラ
ンプアーム11と姿勢切換部材20との係合位置を、ク
ランプアーム11の全長のどの位置にでも自由に設定で
きる。したがって、前記係合位置をクランプアーム11
の基端部11aから離れた位置に設定でき、クランプア
ーム11を持ち上げる際の負荷を低減できる。
【0039】また、姿勢切換部材20は、天井板6aの
上面に沿って移動するものであるため、姿勢切換部材2
0の移動空間を広く設ける必要がない。また、姿勢切換
部材20に形成された開口部23と、天井板6aに形成
された開口15が、クランプ部材5の先部であるクラン
パ12に対向し、図2に示すクランプ解除姿勢におい
て、クランプアーム11やクランパ12の一部が前記開
口15および開口部23の内部に入り込むようになって
いる。そのため、クランプ解除姿勢のときのクランプ部
材5と天井板6aとの間隔を上下に広く確保する必要が
無く、装置を薄型にできる。
【0040】次に、ディスクを案内し位置決めする機構
について説明する。図7乃至図15はディスクの案内動
作を示すものであるが、これらの各図では、ディスク装
置での姿勢切換部材とクランプ装置の図示を省略してい
る。
【0041】図6に示すように、前記ディスク装置1の
シャーシ6内には、X方向の両側に1対の検出アーム6
0,70と、前記検出アーム60,70によって動作さ
せられる一対の位置決め部材80,90が設けられてい
る。
【0042】前記検出アーム60と前記位置決め部材8
0とが連結され、検出アーム70と位置決め部材90と
が連結されて、検出アーム60および位置決め部材80
と、検出アーム70および位置決め部材90とが、左右
対称に配置されている。
【0043】前記検出アーム60,70は、天井板6a
の裏側に回動自在に設けられている。また、前記位置決
め部材80,90は、天井板6aの表側に設置されてい
る。天井板6aのX方向両側には連結用の穴100,1
10が形成されており、前記検出アーム60,70の一
端と、前記位置決め部材80,90の一端とが、前記穴
100,110内において、連結ピン81,91で連結
されている。
【0044】前記検出アーム60と検出アーム70は、
シャーシの前端から後方へ延びており、天井板6aに設
けられた軸61と71によってそれぞれ回転自在に支持
されている。検出アーム60,70の先端には検出突起
62,72がZ軸の下向きに突出して設けられている。
前記軸61,71と前記検出突起62,72との中間部
分では、前記検出アーム60,70の上面に、ガイドバ
ー63,73が一体に突設されている。前記天井板6a
の前方の両側には、略四角形状の貫通穴101,111
が形成されており、前記検出アーム60,70の一部
が、前記貫通穴101,111を通して天井板6aの上
方へ突出している。
【0045】前記検出アーム60と検出アーム70は連
結部材51によって連結されている。この連結部材51
は細長形状で前記天井板6aの下側に位置している。連
結部材51の一端には、円柱状の小突起52が形成され
て、この小突起52が検出アーム60に形成された孔に
挿入されている。また連結部材51の他端には円柱状の
小突起53が形成されて、この小突起53が検出アーム
70に形成された孔に挿入されている。
【0046】前記小突起52は前記回転軸61よりもY
2寄りに位置し、前記小突起53は前記回転軸71より
もY1寄りに位置している。したがって、検出アーム6
0と70は、互いに逆方向へ回動するように互いに関連
して動作する。すなわち検出突起62と72は、互いに
接近する方向と互いに離れる方向へ互いに連動して移動
するようになっている。
【0047】装置奥側では、前記天井板6aの左右両側
に前記中心線Sを挟んで対称な形状の一対の位置決め選
択穴120,130がそれぞれ形成されている。位置決
め選択穴120,130はそれぞれ二叉形状であり、第
1の案内路121,131と第2の案内路122,13
2とを有している。前記第1の案内路121,131
は、小径のディスクDsを位置決めする際に選択される
ものであり、挿入口3側に位置している。前記第2の案
内路122,132は、大径のディスクDを位置決めす
る際に選択されるものであり、前記第1の案内路12
1,131よりも装置奥側に位置している。前記第1の
案内路121と第1の案内路131は、導入されるディ
スク中心が移動する中心線Sを挟んで左右両側に対称位
置に設けられてそれぞれ左右両側に向けて凹状に形成さ
れている。第2の案内路122,132も同様である。
【0048】前記位置決め部材80には挟持片80aが
一体に形成されており、この挟持片80aが天井板6a
の下面に入り込むことにより、位置決め部材80は天井
板6aの上面から離れることなく動くようになってい
る。また、位置決め部材80の先端にて下向きに固定さ
れた位置決め突起82は、前記位置決め選択穴120を
通過して、天井板6aの下方へ延びている。同様に、前
記位置決め部材90にも挟持片90aが形成されて、天
井板6aの下側へ入り込んでいる。また位置決め部材9
0の先端において下向きに固定された位置決め突起92
が前記位置決め選択穴130を通過して天井板6aの下
方へ延びている。
【0049】前記天井板6aには、フック102,11
2が形成されている。一方のフック102と一方の位置
決め部材80の基端との間には、コイルばね140が掛
けられている。このコイルばね140の引張り付勢力に
より、検出アーム60は反時計方向へ付勢されている。
他方のフック112と、他方の位置決め部材90の基端
との間にはコイルばね141が掛けられている。このコ
イルばね141の引張り付勢力によって、検出アーム7
0は時計方向へ付勢されている。
【0050】また、図7に示すように、前記位置決め部
材80とコイルばね140との連結点140aは、連結
ピン81に接近した位置にあり、コイルばね140によ
って、位置決め部材80は、前記連結ピン81がコイル
ばね140の巻き軸と同一線上に位置しようとする。位
置決め部材90とコイルばね141との連結点141a
も連結ピン91に近接しており、このコイルばね141
が位置決め部材90に与える力も同様である。
【0051】図8はシャーシ6を正面から見た正面図で
あるが、前記検出突起62と72は、挿入口3から挿入
されるディスクの外周縁に当たるように下向きに延びて
おり、前記位置決め突起82と92も、ローラ7で送り
込まれていくディスクの外周縁に当たるように下向きに
延びている。
【0052】次に、本発明のディスク装置の動作を説明
する。このディスク装置1は、直径が8cmの小径のデ
ィスクDsと、直径が12cmの大径のディスクDの双
方が装填可能である。まず、図7ないし図12を参照し
て大径のディスクDが装填されて位置決めされる動作を
説明する。
【0053】ディスクが装填される前のディスク装置1
では、図7に示すように、検出アーム60がコイルばね
140により反時計方向へ、検出アーム70がコイルば
ね141により時計方向へ回動させられている。よっ
て、検出突起62と検出突起72との間の距離が短くな
っており、大径のディスクDまたは小径のディスクDs
が挿入されたときに、いずれの径のディスクであっても
検出突起62と72に当たることができるようになって
いる。
【0054】この状態では、位置決め突起82と92
が、位置決め選択穴120,130の第1の案内路12
1,131内にそれぞれ位置している。
【0055】また、ディスクが装填されていない状態で
は、スライド部材9が装置奥側(Y1側)へ、スライド
部材10が挿入口3側(Y2側)へ移動しており、前記
姿勢切換部材20が時計方向へ回動している。そして持
上げ部25が係合部14の基部14aの下に入り込ん
で、クランプアーム11が持ち上げられ、クランパ12
がターンテーブル4bから離れてクランプ解除姿勢とな
っている。
【0056】また、スライド部材9と10の案内穴9
a,10aによって、ローラ7が上側へ持ち上げられ
て、ディスク面に接してディスクへ搬送力を与えること
ができるようになっている。
【0057】図7の状態から、直径が12cmの大径の
ディスクDがディスク装置1の挿入口3から挿入される
と、ディスクDの外周縁が検出突起62と72に当接す
る。ディスクDが検出突起62,72に当接したとき、
あるいは検出突起62,72に当接して若干押し込まれ
たときに、図示しない検知手段によりディスクDがディ
スク装置1内に挿入されようとしていることが検知され
て、ローラ7が図示しないモータによって駆動させられ
る。
【0058】その後に、前記ディスクDがローラ7の回
転力によって内方へ引き込まれるが、このとき、ディス
クDの外周縁によって検出突起62がX2方向へ押さ
れ、検出アーム60が軸61を支点として時計回り方向
へ回動させられる。同様に、検出突起72がX1方向へ
押されて、検出アーム70が軸71を支点として反時計
回り方向に回動させられる。
【0059】検出アーム60と検出アーム70は連結部
材51で連結されているため、検出アーム60と検出ア
ーム70は互いに連動して回動し、ターンテーブル4b
の回転中心を通る中心線Sと検出突起62との距離と、
前記中心線Sと検出突起72との距離が常に同じにな
る。よって、ディスクDの中心は前記中心線Sを通るよ
うにしてディスクDが送り込まれる。
【0060】前記検出アーム60,70が図7から図9
の状態に回動すると、前記検出アーム60,70に連結
されている位置決め部材80,90が互いに距離を縮め
る方向へ押し出される。このとき位置決め部材80,9
0に設けられた位置決め突起82と92は、位置決め選
択穴120,130の第1の案内路121,131の前
方(Y2方向)の縁部123,133を摺動しながら互
いに接近するように移動する。そして、位置決め突起8
2が位置決め選択穴120の内側縁部124に当接し、
位置決め突起92が位置決め選択穴130の内側縁部1
34に当接する。
【0061】さらにディスクDが図10の位置まで引き
込まれると、検出アーム60と70がさらに回動し、位
置決め突起82が前記内側縁部124に沿って後方(Y
1方向)へ摺動し、位置決め突起92が前記内側縁部1
34に沿って後方へ摺動する。このとき連結ピン81は
コイルばね140の巻き軸よりもX2側に移動するた
め、前記コイルばね140によって位置決め部材80に
連結ピン81を支点とする時計方向への付勢力が作用
し、位置決め突起82は前記内側縁部124に軽く弾圧
されながらY1方向へ摺動する。他方の位置決め突起9
2も同様にして前記内側縁部134に軽く弾圧されなが
らY1方向へ摺動する。
【0062】ディスクDがさらに引き込まれ、図11に
示すように、ディスクDの中心が前記検出突起62と7
2よりも装置奥側へ移動すると、コイルばね140の付
勢力により検出アーム60が反時計方向へ、コイルばね
141の付勢力によって検出アーム70が時計方向へ復
帰する。そして、検出アーム60に連結されている位置
決め部材80はX2方向へ、検出アーム70に連結され
ている位置決め部材90はX1方向へ移動させられる。
【0063】ただし、図11の時点では、ディスクDの
外周縁が位置決め突起82と92に当たっているため、
位置決め突起82と92がディスクDでY1方向へ押さ
れながら、前記位置決め部材80と90が左右へ離れる
ように回動する。その結果、位置決め突起82と92
は、第1の案内路121,131へ戻ることなく第2の
案内路122,132内へ送り込まれる。
【0064】さらにディスクDが図12の位置へ移動し
て、ディスクDの中心がターンテーブル4bの中心にほ
ぼ一致すると、検出アーム60がさらに反時計方向へ、
検出アーム70がさらに時計方向へ回動して、位置決め
部材80がさらにX2方向へ、位置決め部材90がさら
にX1方向へ移動する。そして位置決め突起82が第2
の案内路122の奥部へ移動させられ、位置決め突起9
2が第2の案内路132の奥側へ移動させられる。そし
て、ローラ7で引き込まれているディスクDが位置決め
突起82を第2の案内路122の奥側の縁部126に押
し付け、同様にディスクDが位置決め突起92を第2の
案内路132の奥側の縁部136に押し付ける。この時
点で、ディスクDがそれ以上装置奥側へ移送されないよ
うに位置決めされる。
【0065】次に、ディスク装置1に8cmの小径ディ
スクDsが導入されて位置決めされる動作を図13ない
し図15を参照して説明する。
【0066】図13は、小径ディスクDsがローラ7で
送り込まれ、ディスクDsの中心が検出突起62と72
の位置へ至った状態を示している。このとき、小径ディ
スクDsの外周縁によって検出突起62,72が最も外
側へ移動させられるが、ディスクDsが小径であるた
め、検出アーム60の反時計方向への回動量と、検出ア
ーム70の時計方向への回動量はわずかである。
【0067】よって、位置決め部材80のX2方向への
移動量と、位置決め部材90のX1方向への移動量もわ
ずかであり、位置決め突起82,92は、位置決め選択
穴120,130の第1の案内路121,131内から
出ることができない。
【0068】そして、ディスクDsが図14から図15
の位置へ移動し、図15において、ディスクDsの中心
がターンテーブル4bの中心にほぼ一致すると、検出ア
ーム60が反時計方向へ、検出アーム70が時計方向へ
復帰し、位置決め部材80と90は互いに離れる方向へ
移動する。
【0069】このとき、位置決め突起82が第1の案内
路121のX2側の終端部に拘束され、位置決め突起9
2が第1の案内路131のX1側の終端部に拘束され
る。
【0070】そして、Y1方向へ送られている小径ディ
スクDsの外周縁が位置決め突起82と92を、第1の
案内路121の縁部と第1の案内路131の縁部へ押し
付けた状態で、小径ディスクDsが位置決めされる。
【0071】次に、大径のディスクDまたは小径のディ
スクDsが前記のように位置決め突起82と92によっ
て位置決めされたときに、この位置決め状態を検知する
位置決め検知手段の構造、および位置決めの検知動作を
説明する。
【0072】図7に示すように、天井板6aの内側の図
示左側には、検知レバー180が設けられており、この
検知レバー180の先部にピン170が設けられてい
る。
【0073】シャーシ6の左側の側部には支持体182
が設けられている。この支持体182は、前記スライド
部材9と連動して動作するものであり、スライド部材9
が装置奥側(Y1側)へ移動しているときには、前記支
持体182も装置奥側へ移動している。そして、スライ
ド部材9が挿入口3側(Y2側)へ移動するときに、前
記支持体182もY2方向へ移動する。
【0074】前記支持体182には横方向に延びる長穴
183が形成されており、前記検知レバー180の基部
に設けられた支持軸184が前記長穴183内に摺動自
在に挿入されている。そして図11に示すように、天井
板6aの下面には、前記検知レバー180によって動作
させられる検知スイッチ200が設けられている。
【0075】前記検知レバー180には、ブーメラン形
状の摺動穴181が開口しており、前記位置決め部材8
0に設けられた位置決め突起82が前記摺動穴181の
内部に摺動自在に挿入されている。
【0076】図11は、大径のディスクDが送り込まれ
るときの最終段階を示している。図11からさらにディ
スクDがY1方向へ送り込まれてディスクDの中心がタ
ーンテーブル4bの中心にほぼ一致する位置に至るまで
に、ディスクDの外周縁によって位置決め突起82がY
1方向へ押され、位置決め部材80が反時計方向へ回動
する。このとき、位置決め部材80に設けられた位置決
め突起82によって検知レバー180が反時計方向へ回
動させられて、検知レバー180によって前記検知スイ
ッチ200が動作させられる。このときディスクDが位
置決めされたことが検知される。
【0077】次に、小径のディスクDsが送り込まれる
ときには、図14の状態からさらにディスクDsがY1
方向へ移送されたときに、ディスクDsの外周縁が位置
決め突起82に当たる直前にピン170に当り、ディス
クDsの移送力によってこのピン170がY1方向へ押
し込まれ、検知レバー180が反時計方向へ回動させら
れて、検知レバー180によって検知スイッチ200が
動作させられる。その直後に、ディスクDsが位置決め
突起82と92に位置決めされ、前記検知スイッチ20
0によってディスクDsが位置決めされたことが検知さ
れる。
【0078】前記検知スイッチ200が動作すると、ロ
ーラ7を駆動するモータが停止する。そして前記モータ
Mが始動して、スライド部材9がY2方向へ移動させら
れる。この移動に伴って、図12および図15に示すよ
うに、支持体182がスライド部材9と共にY2方向へ
移動させられる。その結果、検知レバー180がさらに
反時計方向へ回動させられ、図15に示すように、ピン
170が小径のディスクDsの外周縁から離れる。な
お、図12に示すように大径のディスクDの場合には、
ピン170は終始ディスクDの外周縁に当たることがな
い。
【0079】また、前記スライド部材9のY2方向への
移動力によって前記姿勢切換部材20が反時計方向へ回
動し、持上げ部25が係合部14から離れて、クランプ
アーム11が付勢手段13の付勢力により下降させら
れ、ターンテーブル4bとクランパ12とでディスクD
またはDsの中心部がクランプされる。
【0080】さらにスライド部材9のY2方向への移動
に伴って、ローラ7がディスクから離れる位置へ下降さ
せられ、さらにシャーシ6のロックが解除されて、シャ
ーシ6が筐体2内で弾性状態に浮上支持される。
【0081】さらに、ディスクがターンテーブル4bに
クランプされると、図12の状態でコイルばね140に
より検出アーム60がさらに反時計方向へわずかに回動
させられ、位置決め突起82が第2の案内路122のX
2側の最終端へ移動させられて位置決め突起82がディ
スクDの外周縁から離れる。同様に、位置決め突起92
も第2の案内路132のX1側の最終端へ移動してディ
スクDの外周縁から離れる。
【0082】図15に示すように、小径のディスクDs
の場合も、同様にして検出アーム60と70が回動させ
られ、位置決め突起82と92が、第1の案内路121
と131のそれぞれの最終端へ移動してディスクDsの
外周縁から離れる。
【0083】このように、ディスクDまたはDsはター
ンテーブル4bにクランプされたときに、検出突起6
2,72、位置決め突起82,92およびピン170の
いずれにも当たらない状態で、ターンテーブル4bと共
に回転駆動され、図示しない光ヘッドによって再生動作
や記録動作が行われる。
【0084】またディスクDまたはDsを排出するとき
には、スライド部材9がY1方向へ移動させられて、前
記姿勢切換部材20が時計方向へ回動させられて、クラ
ンプ部材5がクランプ姿勢からクランプ解除姿勢に持ち
上げられる。そして、ローラ7がディスク排出方向へ回
転させられて、ディスクDまたはDsが排出させられ
る。このとき検出アーム60,70がそれぞれ時計回り
方向と反時計回り方向へ回動させられ、大径ディスクD
の場合には位置決め突起82,92が第2の案内路12
2,132から抜け出る方向へ移動させられる。
【0085】そして、ディスクDまたはDsの一部が装
置外へ排出され、図10または図13の状態で、ローラ
7が停止させられる。そしてディスクDまたはDsが引
き抜かれると、図7の状態に復帰する。
【0086】
【発明の効果】以上説明した本発明は、小径のディスク
と大径のディスクを検出する複雑な検出手段が不要であ
り、また大径のディスクと小径のディスクの双方を回転
駆動部上に確実に位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク装置の概略を示す側面図、
【図2】クランプ解除姿勢のときのディスク装置の斜視
図、
【図3】クランプ解除姿勢のときのディスク装置の平面
図、
【図4】クランプ姿勢のときのディスク装置の斜視図、
【図5】クランプ姿勢のときのディスク装置の平面図、
【図6】ディスク装置の案内・位置決め機構を示すもの
であり、ディスクが挿入される前の状態を示す平面図、
【図7】大径のディスクが挿入される前の状態を示す平
面図、
【図8】ディスク装置のシャーシを示す正面図、
【図9】大径のディスクが挿入された状態を示す平面
図、
【図10】大径のディスクの中心が検出突起と同じ位置
まで送り込まれた状態を示す平面図、
【図11】大径ディスクが位置決めされる直前の状態を
示す平面図、
【図12】大径ディスクがクランプ可能位置に位置決め
された状態を示す平面図、
【図13】小径ディスクが挿入された状態を示す平面
図、
【図14】小径ディスクの導入途中の状態を示す平面
図、
【図15】小径ディスクがクランプ可能位置に位置決め
された状態を示す平面図、
【符号の説明】
1 ディスク装置 2 筐体 3 挿入口 4 回転駆動部 5 クランプ部材 6 シャーシ 6a 天井板 7 ローラ 8 回動アーム 9,10 スライド部材 9a,10a 案内穴 9b,10b ガイド片 9c,10c 摺動凹部 11 クランプアーム 12 クランパ 13 コイルばね(付勢手段) 14 係合部 20 姿勢切換部材 21,22 切換えアーム 21a,22a 連結ピン 23 開口部 23a,23b 摺動面 25 持ち上げ部 60,70 検出アーム 61,71 軸 62,72 検出突起 80,90 位置決め部材 81,91 連結ピン 82,92 位置決め突起 100,110 穴 101,111 貫通穴 120,130 位置決め選択穴 121,131 第1の案内路 122,132 第2の案内路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大径のディスクと小径のディスクの双方
    が導入されるディスク装置において、 ディスクの導入経路に、ディスクの外周縁に押されてそ
    の対向間隔が変化する一対の検出突起と、前記検出突起
    の間隔を縮める方向へ付勢する付勢手段とが設けられ、
    前記検出突起よりも導入方向の奥側に、前記検出突起が
    ディスクの外周縁により押されたときにその移動力によ
    って対向間隔が変化するように動作させられる一対の位
    置決め部材が設けられており、 シャーシ側には、第1の案内路と、この第1の案内路よ
    りも導入方向奥側に位置する第2の案内路とが、互いに
    連続して形成され、前記第1の案内路および第2の案内
    路が、それぞれの前記位置決め部材に対応して一対設け
    られており、 小径のディスクによって前記検出突起の間隔が広げられ
    たとき、前記位置決め部材が前記第1の案内路の内部で
    動作し、大径のディスクによって前記検出突起の間隔が
    広げられたときには、前記位置決め部材が前記第1の案
    内路から抜け出て、さらにディスクの外周縁に押されて
    前記第2の案内路に入り込むように、前記第1の案内路
    と第2の案内路の案内長が決められており、 前記小径のディスクは、前記第1の案内路内に位置する
    前記位置決め部材により、ディスク中心が回転駆動部に
    設置可能に位置決めされ、前記大径のディスクは、前記
    第2の案内路内に位置する前記位置決め部材により、デ
    ィスク中心が回転駆動部に設置可能に位置決めされるこ
    とを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記検出突起の対向間隔が広げられたと
    きに、前記位置決め部材が互いに接近するように動作さ
    せられるものであり、 前記第1の案内路および第2の案内路は、ディスク中心
    の移動線を挟んで両側にそれぞれ位置し、対を成す第1
    の案内路と対を成す第2の案内路は、前記移動線から離
    れる方向へ向けて凹状に形成されている請求項1記載の
    ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記検出突起は対を成す検出アームの一
    端にそれぞれ設けられ、前記位置決め部材は、それぞれ
    前記検出アームの他端に連結されており、前記位置決め
    部材に設けられた位置決め突起が前記第1の案内路と前
    記第2の案内路内を移動でき、ディスクは前記位置決め
    突起に当たって位置決めされる請求項2記載のディスク
    装置。
  4. 【請求項4】 ディスク中心が回転駆動部上に位置決め
    された後に、前記検出突起が互いに接近し、このときそ
    れぞれの位置決め部材がディスクの外周縁から離れる請
    求項1ないし3のいずれかに記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも一方の位置決め部材により動
    作させられる検知手段が設けられており、ディスクの中
    心が回転駆動部上に位置決めされたときに、前記検知手
    段が動作する請求項1ないし4のいずれかに記載のディ
    スク装置。
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