JP3816010B2 - ディスク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大径のディスクと小径のディスクを、簡単な構造で確実に位置決めすることができるディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディスクを装置内に自動的に引き込んでディスクの記録や再生を行うものでは、導入したディスクを確実に回転駆動部のターンテーブル上に位置決めする必要がある。そして、直径が8cmの小径のディスクと直径が12cmの大径のディスクの双方を導入可能なディスク装置では、それぞれの径のディスクを位置決めすることが必要である。
【0003】
そのため、従来のディスク装置では、ディスク装置の奥側に、導入されたディスクの外周縁が当たる位置決め突起が設けられている。この位置決め突起は、直径8cmの小径のディスクが導入されたときにこのディスクの外周縁が当たる位置に設けられている。そして、直径12cmの大径のディスクが導入されたときには、この大径のディスクに押されて装置奥側へ移動してストッパに当たり、この状態で大径のディスクの外周縁が位置決め部材に当たって、大径のディスクが位置決めされるものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来のディスク装置では、小径のディスクが導入されたときには、その導入を検知して位置決め突起を初期の位置にロックし、大径のディスクが導入されたときに、その導入を検知して位置決め突起のロックを解除して、位置決め突起が装置奥側へ移動できるようにすることが必要である。
【0005】
そのため、導入されたのが小径ディスクであるか大径ディスクであるかを検出する複数の検出手段が必要であり、また位置決め突起をロックするロック機構も必要であり構造が複雑になる。
【0006】
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、構造が簡単で、しかも大径ディスクと小径ディスクの双方を確実に位置決めできるディスク装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、大径のディスクと小径のディスクの双方が導入されるディスク装置において、
ディスクの導入経路に、ディスクの外周縁に押されてその対向間隔が変化する一対の検出突起と、前記検出突起の間隔を縮める方向へ付勢する付勢手段とが設けられ、前記検出突起よりも導入方向の奥側に、前記検出突起がディスクの外周縁により押されたときにその移動力によって対向間隔が変化するように動作させられる一対の位置決め部材が設けられており、
シャーシ側には、第1の案内路と、この第1の案内路よりも導入方向奥側に位置する第2の案内路とが、互いに連続して形成され、前記第1の案内路および第2の案内路が、それぞれの前記位置決め部材に対応して一対設けられており、
小径のディスクによって前記検出突起の間隔が広げられたとき、前記位置決め部材が前記第1の案内路の内部で動作し、大径のディスクによって前記検出突起の間隔が広げられたときには、前記位置決め部材が前記第1の案内路から抜け出て、さらにディスクの外周縁に押されて前記第2の案内路に入り込むように、前記第1の案内路と第2の案内路の案内長が決められており、
前記小径のディスクは、前記第1の案内路内に位置する前記位置決め部材により、ディスク中心が回転駆動部に設置可能に位置決めされ、前記大径のディスクは、前記第2の案内路内に位置する前記位置決め部材により、ディスク中心が回転駆動部に設置可能に位置決めされることを特徴とするものである。
【0008】
本発明のディスク装置は、ディスクの径に応じて検出突起の間隔が相違することを利用し、検出突起により動作させられる位置決め部材が第1の案内路に位置するか第2の案内路に位置するかによって、位置決め部材をそれぞれのディスクを位置決めできる位置に設置している。したがって、ディスクの径を検出する複雑な検出手段が不要である。
【0009】
例えば、前記検出突起の対向間隔が広げられたときに、前記位置決め部材が互いに接近するように動作させられるものであり、
前記第1の案内路および第2の案内路は、ディスク中心の移動線を挟んで両側にそれぞれ位置し、対を成す第1の案内路と対を成す第2の案内路は、前記移動線から離れる方向へ向けて凹状に形成されているものである。
【0010】
さらには、前記検出突起は対を成す検出アームの一端にそれぞれ設けられ、前記位置決め部材は、それぞれ前記検出アームの他端に連結されており、前記位置決め部材に設けられた位置決め突起が前記第1の案内路と前記第2の案内路内を移動でき、ディスクは前記位置決め突起に当たって位置決めされるものである。
【0011】
また本発明では、ディスク中心が回転駆動部上に位置決めされた後に、前記検出突起が互いに接近し、このときそれぞれの位置決め部材がディスクの外周縁から離れることが好ましい。
【0012】
ディスクが回転駆動部に位置決めされたときに、位置決め部材がディスクから離れるようにすることで、ディスクが位置決め部材に当たらない状態で回転できるようになる。
【0013】
また、少なくとも一方の位置決め部材により動作させられる検知手段が設けられており、ディスクの中心が回転駆動部上に位置決めされたときに、前記検知手段が動作するものとすることも可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のディスク装置の構造の概略を示す側面図、図2と図3はディスク装置がクランプ解除姿勢であるときの状態を示す斜視図と平面図、図4と図5はディスク装置がクランプ姿勢であるときの状態を示す斜視図と平面図、図6はディスク装置の案内位置決め機構を示す平面図、図7ないし図15はディスク装置の動作を説明する平面図である。
【0015】
図1に示すディスク装置1は、直径が8cmのディスク(小径ディスクDs)と12cmのディスク(大径ディスクD)のそれぞれのCD(Compact Disk)またはDVD(Digital Versatile Disk)などの再生や記録が可能である。
【0016】
図1に示すように、ディスク装置1の外形を構成する筐体2の前面には、液晶表示パネルや各種のスイッチ類を有するノーズ部が設けられ(図示せず)、前記ノーズ部に幅方向(X方向)に延びるスリット状の挿入口3が設けられている。
【0017】
前記ディスク装置1には、回転駆動部4とクランプ部材5が設けられている。回転駆動部4は、ディスクDの導入経路の下側に配置され、クランプ部材5は、ディスクDの導入経路の上側に設置されている。前記回転駆動部4は、スピンドルモータ4a、およびこのスピンドルモータ4aの回転軸に取り付けられてディスクDが載置されるターンテーブル4bで構成されている。前記クランプ部材5は、クランプアーム11と、このクランプアーム11の先部に回転自在に取り付けられたクランパ12を有し、クランプアーム11の基端部11aが前記筐体2内に設けられたシャーシ6に回動自在に支持されている。そして、前記クランパ12は前記ターンテーブル4bの上方に対向して設けられている。クランプアーム11には、ディスクDを押圧する方向へ前記クランプアーム11を常に付勢する付勢手段13が設けられている。この付勢手段13はトーションコイルばねで構成されている。
【0018】
前記シャーシ6の前記挿入口3の内側には、ディスク搬送手段を構成するローラ7が設けられている。このローラ7は、幅方向(X方向)に長尺状に形成されている。図2と図4に示すように、前記シャーシ6の両側面にはL字型に形成された回動アーム8,8の基端部が軸8b,8bによって回動自在に支持されており、前記ローラ7の両端部から突出する軸8aは前記回動アーム8,8の先部に支持されている。
【0019】
シャーシ6には搬送モータが搭載されており、この搬送モータの動力が減速歯車列を介して前記軸8aに与えられて、ローラ7は正逆両方向へ回転駆動されるようになっている。
【0020】
前記シャーシ6の両側面には、スライド部材9,10がディスクDの挿入・排出方向(Y方向)へ摺動自在に支持されている。このスライド部材9,10には、案内穴9a,10aがそれぞれ形成されており、前記軸8aはこの案内穴9a,10a内に支持されている。前記案内穴9aは、前端と後端にY方向に延びる上方案内部9a1と下方案内部9a2を有しており、上方案内部9a1が下方案内部9a2よりも高い位置に形成されている。そして、その中間部分が傾斜案内部9a3となっている。
【0021】
前記案内穴10aは、前記案内穴9aと対称であり、前端と後端に、下方案内部10a1と上方案内部(図示せず)を有しているが、下方案内部10a1と上方案内部は、前記上方案内部9a1および下方案内部9a2と前後逆向きである。そして、下方案内部10a1と上方案内部との中間部分が傾斜案内部10a3となっている。
【0022】
図2に示すように、スライド部材9が装置奥側(Y1側)へ移動し、スライド部材10が装置前方(Y2側)へ移動したときに、ローラ7の軸8aがスライド部材9の上方案内部9a1と、スライド部材10の上方案内部にそれぞれ位置させられて、ローラ7がディスク面に接して搬送力を与えることができる高さ位置に至る。
【0023】
また図4に示すように、スライド部材9が装置前方(Y2側)へ、スライド部材10が装置奥側(Y1側)へ移動すると、ローラ7の軸8aがスライド部材9の下方案内部9a2と、スライド部材10の下方案内部10a2に位置させられて、ローラ7がディスク面から離れて搬送力を与えることのできない高さに退避する。
【0024】
なお、前記シャーシ6は、筐体2内においてオイルダンパーまたはエアーダンパーおよびコイルスプリングなどの弾性支持部材により支持されている。よって、このディスク装置1が車載用として使用された場合に、車体振動が筐体2からシャーシ6へ弾性支持部材を介して作用するようになっている。
【0025】
前記スライド部材9,10と筐体2との間にはロック機構が設けられており、図2に示すように、スライド部材9がY1方向へ、スライド部材10がY2方向へ移動して、ローラ7がディスクDを搬送できる位置にあるときに、前記ロック機構によりシャーシ6が筐体2内でロックされる。これにより挿入口3から挿入されたディスクDが安定して回転駆動部4に案内されるようになる。逆に、スライド部材9がY2方向へ、スライド部材10がY1方向へ移動してローラ7がディスクDから離れるときに、前記ロック機構によるロックが解除されて、シャーシ6が前記筐体2内において、前記弾性支持部材で弾性支持された状態となる。
【0026】
前記シャーシ6の天井板6aの上面には、姿勢切換部材20が設けられている。この姿勢切換部材20には、前記スライド部材9,10に向けて延びる切換えアーム21,22が形成されており、切換えアーム21,22の先端に、それぞれ連結ピン21a,22aがZ軸に沿って上向きに固定されている。
【0027】
前記スライド部材9,10は、その上縁部の一部がZ軸の上方へ延び、さらにその先端がそれぞれ外側に垂直に折り曲げられてガイド片9b,10bが形成されている。前記ガイド片9b,10bには、U字状の摺動凹部9c,10cが形成されて、前記摺動凹部9c,10c内に前記連結ピン21a,22aが摺動自在に挿入されている。
【0028】
前記姿勢切換部材20の中央部分には、上下方向(Z方向)に貫通する開口部23が形成され、天井板6aにも開口15が形成されている。前記開口部23と開口15を通して、前記クランプ部材5の一部であるクランプアーム11の先部およびクランパ12が露出している。
【0029】
前記天井板6aの開口15の前縁部と後縁部には、ガイド部6a1と6a2が形成されている。このガイド部6a1,6a2は、開口15の縁部において天井板6aの一部を上方へ折り曲げることにより形成されている。前記ガイド部6a1と6a2の外周面は部分円弧軌跡に沿う形状であり、且つガイド部6a1の外周面とガイド部6a2の外周面は、同一の円弧上に位置している。
【0030】
一方、前記姿勢切換部材20の前記開口部23の前縁部と後縁部には、摺動面23a,23bが形成されている。この摺動面23aと23bはそれぞれ部分円弧形状であるが、両摺動面23aと23bは、同一の円弧上に位置しており、この円弧の曲率半径は、前記ガイド部6a1,6a2の外周面の曲率半径とほぼ一致している。この両摺動面23a,23bが、前記ガイド部6a1,6a2の外周面に摺動することにより、姿勢切換部材20は、天井板6a上において前記円弧の曲率中心を支点として回動可能となっている。
【0031】
また、姿勢切換部材20よりも前方の中央部では、前記天井板6aにガイド穴40が形成されている。前記姿勢切換部材20の前縁にはガイド爪24が一体に折り曲げ形成されており、このガイド爪24が前記ガイド穴40に挿入され、ガイド爪24の先部は天井板6aの下面で折り曲げられている。このガイド爪24とガイド穴40との係合により、姿勢切換部材20が天井板6aから上方へ容易に抜け出ないようになっている。
【0032】
前記姿勢切換部材20よりも後方では、天井板6aにクランプアーム11の一部を露出させる切欠き穴50が形成されている。前記クランプアーム11には、基端部11aと、クランパ12を有する先部との中間位置に係合部14が一体に設けられており、この係合部14が前記切欠き穴50内に露出している。
【0033】
図3に示すように、クランパ12の回転中心を通ってY方向に延びる中心線をSとしたときに、前記係合部14は、前記中心線Sを挟んでX1側が基部14aで、X2側が先部14bとなっている。そして係合部14の下面は、基部14aから先部14bに向けて徐々に持ち上がる傾斜面となっている。
【0034】
一方、前記姿勢切換部材20の後縁の中央部には、持上げ部25が一体に突出形成されている。この持上げ部25の先部は、切欠き穴50を通過して天井板6aの下方に延びている。
【0035】
図3および図5に示すように、筐体2内にはモータMが設けられている。このモータMの動力は一方のスライド部材9に与えられて、スライド部材9が前後方向(Y方向)へ駆動される。このスライド部材9の前後方向の移動力は、姿勢切換部材20に与えられ、さらにスライド部材10に与えられる。したがって、前記モータMによってスライド部材9が前後方向へ駆動されると、姿勢切換部材20が回動し、スライド部材10はスライド部材9と前後逆向きに移動するようになっている。
【0036】
図4と図5の状態では、姿勢切換部材20が反時計方向へ回動し、持ち上げ部25が係合部14から外れているため、クランプアーム11は付勢手段13の付勢力によりクランプ姿勢へ下降させられている。この状態から、図2と図3に示すように、モータMによってスライド部材9がY1方向へ駆動されると、姿勢切換部材20が天井板6aの上面で時計方向へ回動し、前記持上げ部25がクランプアーム11の係合部14の下面に摺動しつつ基部14aの下面に入り込んで、クランプアーム11が上方へ持ち上げられクランプ解除姿勢に至る。
【0037】
逆に、図2と図3に示すクランプ解除姿勢から、モータMでスライド部材9がY2方向へ駆動されると、姿勢切換部材20が反時計方向へ回動し、持上げ部25が、係合部14の基部14aから抜け出る。そして、持上げ部25が係合部14の傾斜面を摺動しながら移動するのに伴い、クランプアーム11が付勢手段13により下降させられ、クランパ12が回転駆動部4に押し付けられてディスクがクランプされる。
【0038】
このディスククランプ装置では、姿勢切換部材20がディスクDの上方に位置しているため、クランプアーム11と姿勢切換部材20との係合位置を、クランプアーム11の全長のどの位置にでも自由に設定できる。したがって、前記係合位置をクランプアーム11の基端部11aから離れた位置に設定でき、クランプアーム11を持ち上げる際の負荷を低減できる。
【0039】
また、姿勢切換部材20は、天井板6aの上面に沿って移動するものであるため、姿勢切換部材20の移動空間を広く設ける必要がない。また、姿勢切換部材20に形成された開口部23と、天井板6aに形成された開口15が、クランプ部材5の先部であるクランパ12に対向し、図2に示すクランプ解除姿勢において、クランプアーム11やクランパ12の一部が前記開口15および開口部23の内部に入り込むようになっている。そのため、クランプ解除姿勢のときのクランプ部材5と天井板6aとの間隔を上下に広く確保する必要が無く、装置を薄型にできる。
【0040】
次に、ディスクを案内し位置決めする機構について説明する。図7乃至図15はディスクの案内動作を示すものであるが、これらの各図では、ディスク装置での姿勢切換部材とクランプ装置の図示を省略している。
【0041】
図6に示すように、前記ディスク装置1のシャーシ6内には、X方向の両側に1対の検出アーム60,70と、前記検出アーム60,70によって動作させられる一対の位置決め部材80,90が設けられている。
【0042】
前記検出アーム60と前記位置決め部材80とが連結され、検出アーム70と位置決め部材90とが連結されて、検出アーム60および位置決め部材80と、検出アーム70および位置決め部材90とが、左右対称に配置されている。
【0043】
前記検出アーム60,70は、天井板6aの裏側に回動自在に設けられている。また、前記位置決め部材80,90は、天井板6aの表側に設置されている。天井板6aのX方向両側には連結用の穴100,110が形成されており、前記検出アーム60,70の一端と、前記位置決め部材80,90の一端とが、前記穴100,110内において、連結ピン81,91で連結されている。
【0044】
前記検出アーム60と検出アーム70は、シャーシの前端から後方へ延びており、天井板6aに設けられた軸61と71によってそれぞれ回転自在に支持されている。検出アーム60,70の先端には検出突起62,72がZ軸の下向きに突出して設けられている。前記軸61,71と前記検出突起62,72との中間部分では、前記検出アーム60,70の上面に、ガイドバー63,73が一体に突設されている。前記天井板6aの前方の両側には、略四角形状の貫通穴101,111が形成されており、前記検出アーム60,70の一部が、前記貫通穴101,111を通して天井板6aの上方へ突出している。
【0045】
前記検出アーム60と検出アーム70は連結部材51によって連結されている。この連結部材51は細長形状で前記天井板6aの下側に位置している。連結部材51の一端には、円柱状の小突起52が形成されて、この小突起52が検出アーム60に形成された孔に挿入されている。また連結部材51の他端には円柱状の小突起53が形成されて、この小突起53が検出アーム70に形成された孔に挿入されている。
【0046】
前記小突起52は前記回転軸61よりもY2寄りに位置し、前記小突起53は前記回転軸71よりもY1寄りに位置している。したがって、検出アーム60と70は、互いに逆方向へ回動するように互いに関連して動作する。すなわち検出突起62と72は、互いに接近する方向と互いに離れる方向へ互いに連動して移動するようになっている。
【0047】
装置奥側では、前記天井板6aの左右両側に前記中心線Sを挟んで対称な形状の一対の位置決め選択穴120,130がそれぞれ形成されている。位置決め選択穴120,130はそれぞれ二叉形状であり、第1の案内路121,131と第2の案内路122,132とを有している。前記第1の案内路121,131は、小径のディスクDsを位置決めする際に選択されるものであり、挿入口3側に位置している。前記第2の案内路122,132は、大径のディスクDを位置決めする際に選択されるものであり、前記第1の案内路121,131よりも装置奥側に位置している。前記第1の案内路121と第1の案内路131は、導入されるディスク中心が移動する中心線Sを挟んで左右両側に対称位置に設けられてそれぞれ左右両側に向けて凹状に形成されている。第2の案内路122,132も同様である。
【0048】
前記位置決め部材80には挟持片80aが一体に形成されており、この挟持片80aが天井板6aの下面に入り込むことにより、位置決め部材80は天井板6aの上面から離れることなく動くようになっている。また、位置決め部材80の先端にて下向きに固定された位置決め突起82は、前記位置決め選択穴120を通過して、天井板6aの下方へ延びている。同様に、前記位置決め部材90にも挟持片90aが形成されて、天井板6aの下側へ入り込んでいる。また位置決め部材90の先端において下向きに固定された位置決め突起92が前記位置決め選択穴130を通過して天井板6aの下方へ延びている。
【0049】
前記天井板6aには、フック102,112が形成されている。一方のフック102と一方の位置決め部材80の基端との間には、コイルばね140が掛けられている。このコイルばね140の引張り付勢力により、検出アーム60は反時計方向へ付勢されている。他方のフック112と、他方の位置決め部材90の基端との間にはコイルばね141が掛けられている。このコイルばね141の引張り付勢力によって、検出アーム70は時計方向へ付勢されている。
【0050】
また、図7に示すように、前記位置決め部材80とコイルばね140との連結点140aは、連結ピン81に接近した位置にあり、コイルばね140によって、位置決め部材80は、前記連結ピン81がコイルばね140の巻き軸と同一線上に位置しようとする。位置決め部材90とコイルばね141との連結点141aも連結ピン91に近接しており、このコイルばね141が位置決め部材90に与える力も同様である。
【0051】
図8はシャーシ6を正面から見た正面図であるが、前記検出突起62と72は、挿入口3から挿入されるディスクの外周縁に当たるように下向きに延びており、前記位置決め突起82と92も、ローラ7で送り込まれていくディスクの外周縁に当たるように下向きに延びている。
【0052】
次に、本発明のディスク装置の動作を説明する。
このディスク装置1は、直径が8cmの小径のディスクDsと、直径が12cmの大径のディスクDの双方が装填可能である。まず、図7ないし図12を参照して大径のディスクDが装填されて位置決めされる動作を説明する。
【0053】
ディスクが装填される前のディスク装置1では、図7に示すように、検出アーム60がコイルばね140により反時計方向へ、検出アーム70がコイルばね141により時計方向へ回動させられている。よって、検出突起62と検出突起72との間の距離が短くなっており、大径のディスクDまたは小径のディスクDsが挿入されたときに、いずれの径のディスクであっても検出突起62と72に当たることができるようになっている。
【0054】
この状態では、位置決め突起82と92が、位置決め選択穴120,130の第1の案内路121,131内にそれぞれ位置している。
【0055】
また、ディスクが装填されていない状態では、スライド部材9が装置奥側(Y1側)へ、スライド部材10が挿入口3側(Y2側)へ移動しており、前記姿勢切換部材20が時計方向へ回動している。そして持上げ部25が係合部14の基部14aの下に入り込んで、クランプアーム11が持ち上げられ、クランパ12がターンテーブル4bから離れてクランプ解除姿勢となっている。
【0056】
また、スライド部材9と10の案内穴9a,10aによって、ローラ7が上側へ持ち上げられて、ディスク面に接してディスクへ搬送力を与えることができるようになっている。
【0057】
図7の状態から、直径が12cmの大径のディスクDがディスク装置1の挿入口3から挿入されると、ディスクDの外周縁が検出突起62と72に当接する。ディスクDが検出突起62,72に当接したとき、あるいは検出突起62,72に当接して若干押し込まれたときに、図示しない検知手段によりディスクDがディスク装置1内に挿入されようとしていることが検知されて、ローラ7が図示しないモータによって駆動させられる。
【0058】
その後に、前記ディスクDがローラ7の回転力によって内方へ引き込まれるが、このとき、ディスクDの外周縁によって検出突起62がX2方向へ押され、検出アーム60が軸61を支点として時計回り方向へ回動させられる。同様に、検出突起72がX1方向へ押されて、検出アーム70が軸71を支点として反時計回り方向に回動させられる。
【0059】
検出アーム60と検出アーム70は連結部材51で連結されているため、検出アーム60と検出アーム70は互いに連動して回動し、ターンテーブル4bの回転中心を通る中心線Sと検出突起62との距離と、前記中心線Sと検出突起72との距離が常に同じになる。よって、ディスクDの中心は前記中心線Sを通るようにしてディスクDが送り込まれる。
【0060】
前記検出アーム60,70が図7から図9の状態に回動すると、前記検出アーム60,70に連結されている位置決め部材80,90が互いに距離を縮める方向へ押し出される。このとき位置決め部材80,90に設けられた位置決め突起82と92は、位置決め選択穴120,130の第1の案内路121,131の前方(Y2方向)の縁部123,133を摺動しながら互いに接近するように移動する。そして、位置決め突起82が位置決め選択穴120の内側縁部124に当接し、位置決め突起92が位置決め選択穴130の内側縁部134に当接する。
【0061】
さらにディスクDが図10の位置まで引き込まれると、検出アーム60と70がさらに回動し、位置決め突起82が前記内側縁部124に沿って後方(Y1方向)へ摺動し、位置決め突起92が前記内側縁部134に沿って後方へ摺動する。このとき連結ピン81はコイルばね140の巻き軸よりもX2側に移動するため、前記コイルばね140によって位置決め部材80に連結ピン81を支点とする時計方向への付勢力が作用し、位置決め突起82は前記内側縁部124に軽く弾圧されながらY1方向へ摺動する。他方の位置決め突起92も同様にして前記内側縁部134に軽く弾圧されながらY1方向へ摺動する。
【0062】
ディスクDがさらに引き込まれ、図11に示すように、ディスクDの中心が前記検出突起62と72よりも装置奥側へ移動すると、コイルばね140の付勢力により検出アーム60が反時計方向へ、コイルばね141の付勢力によって検出アーム70が時計方向へ復帰する。そして、検出アーム60に連結されている位置決め部材80はX2方向へ、検出アーム70に連結されている位置決め部材90はX1方向へ移動させられる。
【0063】
ただし、図11の時点では、ディスクDの外周縁が位置決め突起82と92に当たっているため、位置決め突起82と92がディスクDでY1方向へ押されながら、前記位置決め部材80と90が左右へ離れるように回動する。その結果、位置決め突起82と92は、第1の案内路121,131へ戻ることなく第2の案内路122,132内へ送り込まれる。
【0064】
さらにディスクDが図12の位置へ移動して、ディスクDの中心がターンテーブル4bの中心にほぼ一致すると、検出アーム60がさらに反時計方向へ、検出アーム70がさらに時計方向へ回動して、位置決め部材80がさらにX2方向へ、位置決め部材90がさらにX1方向へ移動する。そして位置決め突起82が第2の案内路122の奥部へ移動させられ、位置決め突起92が第2の案内路132の奥側へ移動させられる。そして、ローラ7で引き込まれているディスクDが位置決め突起82を第2の案内路122の奥側の縁部126に押し付け、同様にディスクDが位置決め突起92を第2の案内路132の奥側の縁部136に押し付ける。この時点で、ディスクDがそれ以上装置奥側へ移送されないように位置決めされる。
【0065】
次に、ディスク装置1に8cmの小径ディスクDsが導入されて位置決めされる動作を図13ないし図15を参照して説明する。
【0066】
図13は、小径ディスクDsがローラ7で送り込まれ、ディスクDsの中心が検出突起62と72の位置へ至った状態を示している。このとき、小径ディスクDsの外周縁によって検出突起62,72が最も外側へ移動させられるが、ディスクDsが小径であるため、検出アーム60の反時計方向への回動量と、検出アーム70の時計方向への回動量はわずかである。
【0067】
よって、位置決め部材80のX2方向への移動量と、位置決め部材90のX1方向への移動量もわずかであり、位置決め突起82,92は、位置決め選択穴120,130の第1の案内路121,131内から出ることができない。
【0068】
そして、ディスクDsが図14から図15の位置へ移動し、図15において、ディスクDsの中心がターンテーブル4bの中心にほぼ一致すると、検出アーム60が反時計方向へ、検出アーム70が時計方向へ復帰し、位置決め部材80と90は互いに離れる方向へ移動する。
【0069】
このとき、位置決め突起82が第1の案内路121のX2側の終端部に拘束され、位置決め突起92が第1の案内路131のX1側の終端部に拘束される。
【0070】
そして、Y1方向へ送られている小径ディスクDsの外周縁が位置決め突起82と92を、第1の案内路121の縁部と第1の案内路131の縁部へ押し付けた状態で、小径ディスクDsが位置決めされる。
【0071】
次に、大径のディスクDまたは小径のディスクDsが前記のように位置決め突起82と92によって位置決めされたときに、この位置決め状態を検知する位置決め検知手段の構造、および位置決めの検知動作を説明する。
【0072】
図7に示すように、天井板6aの内側の図示左側には、検知レバー180が設けられており、この検知レバー180の先部にピン170が設けられている。
【0073】
シャーシ6の左側の側部には支持体182が設けられている。この支持体182は、前記スライド部材9と連動して動作するものであり、スライド部材9が装置奥側(Y1側)へ移動しているときには、前記支持体182も装置奥側へ移動している。そして、スライド部材9が挿入口3側(Y2側)へ移動するときに、前記支持体182もY2方向へ移動する。
【0074】
前記支持体182には横方向に延びる長穴183が形成されており、前記検知レバー180の基部に設けられた支持軸184が前記長穴183内に摺動自在に挿入されている。そして図11に示すように、天井板6aの下面には、前記検知レバー180によって動作させられる検知スイッチ200が設けられている。
【0075】
前記検知レバー180には、ブーメラン形状の摺動穴181が開口しており、前記位置決め部材80に設けられた位置決め突起82が前記摺動穴181の内部に摺動自在に挿入されている。
【0076】
図11は、大径のディスクDが送り込まれるときの最終段階を示している。図11からさらにディスクDがY1方向へ送り込まれてディスクDの中心がターンテーブル4bの中心にほぼ一致する位置に至るまでに、ディスクDの外周縁によって位置決め突起82がY1方向へ押され、位置決め部材80が反時計方向へ回動する。このとき、位置決め部材80に設けられた位置決め突起82によって検知レバー180が反時計方向へ回動させられて、検知レバー180によって前記検知スイッチ200が動作させられる。このときディスクDが位置決めされたことが検知される。
【0077】
次に、小径のディスクDsが送り込まれるときには、図14の状態からさらにディスクDsがY1方向へ移送されたときに、ディスクDsの外周縁が位置決め突起82に当たる直前にピン170に当り、ディスクDsの移送力によってこのピン170がY1方向へ押し込まれ、検知レバー180が反時計方向へ回動させられて、検知レバー180によって検知スイッチ200が動作させられる。その直後に、ディスクDsが位置決め突起82と92に位置決めされ、前記検知スイッチ200によってディスクDsが位置決めされたことが検知される。
【0078】
前記検知スイッチ200が動作すると、ローラ7を駆動するモータが停止する。そして前記モータMが始動して、スライド部材9がY2方向へ移動させられる。この移動に伴って、図12および図15に示すように、支持体182がスライド部材9と共にY2方向へ移動させられる。その結果、検知レバー180がさらに反時計方向へ回動させられ、図15に示すように、ピン170が小径のディスクDsの外周縁から離れる。なお、図12に示すように大径のディスクDの場合には、ピン170は終始ディスクDの外周縁に当たることがない。
【0079】
また、前記スライド部材9のY2方向への移動力によって前記姿勢切換部材20が反時計方向へ回動し、持上げ部25が係合部14から離れて、クランプアーム11が付勢手段13の付勢力により下降させられ、ターンテーブル4bとクランパ12とでディスクDまたはDsの中心部がクランプされる。
【0080】
さらにスライド部材9のY2方向への移動に伴って、ローラ7がディスクから離れる位置へ下降させられ、さらにシャーシ6のロックが解除されて、シャーシ6が筐体2内で弾性状態に浮上支持される。
【0081】
さらに、ディスクがターンテーブル4bにクランプされると、図12の状態でコイルばね140により検出アーム60がさらに反時計方向へわずかに回動させられ、位置決め突起82が第2の案内路122のX2側の最終端へ移動させられて位置決め突起82がディスクDの外周縁から離れる。同様に、位置決め突起92も第2の案内路132のX1側の最終端へ移動してディスクDの外周縁から離れる。
【0082】
図15に示すように、小径のディスクDsの場合も、同様にして検出アーム60と70が回動させられ、位置決め突起82と92が、第1の案内路121と131のそれぞれの最終端へ移動してディスクDsの外周縁から離れる。
【0083】
このように、ディスクDまたはDsはターンテーブル4bにクランプされたときに、検出突起62,72、位置決め突起82,92およびピン170のいずれにも当たらない状態で、ターンテーブル4bと共に回転駆動され、図示しない光ヘッドによって再生動作や記録動作が行われる。
【0084】
またディスクDまたはDsを排出するときには、スライド部材9がY1方向へ移動させられて、前記姿勢切換部材20が時計方向へ回動させられて、クランプ部材5がクランプ姿勢からクランプ解除姿勢に持ち上げられる。そして、ローラ7がディスク排出方向へ回転させられて、ディスクDまたはDsが排出させられる。このとき検出アーム60,70がそれぞれ時計回り方向と反時計回り方向へ回動させられ、大径ディスクDの場合には位置決め突起82,92が第2の案内路122,132から抜け出る方向へ移動させられる。
【0085】
そして、ディスクDまたはDsの一部が装置外へ排出され、図10または図13の状態で、ローラ7が停止させられる。そしてディスクDまたはDsが引き抜かれると、図7の状態に復帰する。
【0086】
【発明の効果】
以上説明した本発明は、小径のディスクと大径のディスクを検出する複雑な検出手段が不要であり、また大径のディスクと小径のディスクの双方を回転駆動部上に確実に位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク装置の概略を示す側面図、
【図2】クランプ解除姿勢のときのディスク装置の斜視図、
【図3】クランプ解除姿勢のときのディスク装置の平面図、
【図4】クランプ姿勢のときのディスク装置の斜視図、
【図5】クランプ姿勢のときのディスク装置の平面図、
【図6】ディスク装置の案内・位置決め機構を示すものであり、ディスクが挿入される前の状態を示す平面図、
【図7】大径のディスクが挿入される前の状態を示す平面図、
【図8】ディスク装置のシャーシを示す正面図、
【図9】大径のディスクが挿入された状態を示す平面図、
【図10】大径のディスクの中心が検出突起と同じ位置まで送り込まれた状態を示す平面図、
【図11】大径ディスクが位置決めされる直前の状態を示す平面図、
【図12】大径ディスクがクランプ可能位置に位置決めされた状態を示す平面図、
【図13】小径ディスクが挿入された状態を示す平面図、
【図14】小径ディスクの導入途中の状態を示す平面図、
【図15】小径ディスクがクランプ可能位置に位置決めされた状態を示す平面図、
【符号の説明】
1 ディスク装置
2 筐体
3 挿入口
4 回転駆動部
5 クランプ部材
6 シャーシ
6a 天井板
7 ローラ
8 回動アーム
9,10 スライド部材
9a,10a 案内穴
9b,10b ガイド片
9c,10c 摺動凹部
11 クランプアーム
12 クランパ
13 コイルばね(付勢手段)
14 係合部
20 姿勢切換部材
21,22 切換えアーム
21a,22a 連結ピン
23 開口部
23a,23b 摺動面
25 持ち上げ部
60,70 検出アーム
61,71 軸
62,72 検出突起
80,90 位置決め部材
81,91 連結ピン
82,92 位置決め突起
100,110 穴
101,111 貫通穴
120,130 位置決め選択穴
121,131 第1の案内路
122,132 第2の案内路

Claims (5)

  1. 大径のディスクと小径のディスクの双方が導入されるディスク装置において、
    ディスクの導入経路に、ディスクの外周縁に押されてその対向間隔が変化する一対の検出突起と、前記検出突起の間隔を縮める方向へ付勢する付勢手段とが設けられ、前記検出突起よりも導入方向の奥側に、前記検出突起がディスクの外周縁により押されたときにその移動力によって対向間隔が変化するように動作させられる一対の位置決め部材が設けられており、
    シャーシ側には、第1の案内路と、この第1の案内路よりも導入方向奥側に位置する第2の案内路とが、互いに連続して形成され、前記第1の案内路および第2の案内路が、それぞれの前記位置決め部材に対応して一対設けられており、
    小径のディスクによって前記検出突起の間隔が広げられたとき、前記位置決め部材が前記第1の案内路の内部で動作し、大径のディスクによって前記検出突起の間隔が広げられたときには、前記位置決め部材が前記第1の案内路から抜け出て、さらにディスクの外周縁に押されて前記第2の案内路に入り込むように、前記第1の案内路と第2の案内路の案内長が決められており、
    前記小径のディスクは、前記第1の案内路内に位置する前記位置決め部材により、ディスク中心が回転駆動部に設置可能に位置決めされ、前記大径のディスクは、前記第2の案内路内に位置する前記位置決め部材により、ディスク中心が回転駆動部に設置可能に位置決めされることを特徴とするディスク装置。
  2. 前記検出突起の対向間隔が広げられたときに、前記位置決め部材が互いに接近するように動作させられるものであり、
    前記第1の案内路および第2の案内路は、ディスク中心の移動線を挟んで両側にそれぞれ位置し、対を成す第1の案内路と対を成す第2の案内路は、前記移動線から離れる方向へ向けて凹状に形成されている請求項1記載のディスク装置。
  3. 前記検出突起は対を成す検出アームの一端にそれぞれ設けられ、前記位置決め部材は、それぞれ前記検出アームの他端に連結されており、前記位置決め部材に設けられた位置決め突起が前記第1の案内路と前記第2の案内路内を移動でき、ディスクは前記位置決め突起に当たって位置決めされる請求項2記載のディスク装置。
  4. ディスク中心が回転駆動部上に位置決めされた後に、前記検出突起が互いに接近し、このときそれぞれの位置決め部材がディスクの外周縁から離れる請求項1ないし3のいずれかに記載のディスク装置。
  5. 少なくとも一方の位置決め部材により動作させられる検知手段が設けられており、ディスクの中心が回転駆動部上に位置決めされたときに、前記検知手段が動作する請求項1ないし4のいずれかに記載のディスク装置。
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