JP2003228329A - マトリクス駆動型ディスプレイ - Google Patents

マトリクス駆動型ディスプレイ

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JP2003228329A
JP2003228329A JP2002024452A JP2002024452A JP2003228329A JP 2003228329 A JP2003228329 A JP 2003228329A JP 2002024452 A JP2002024452 A JP 2002024452A JP 2002024452 A JP2002024452 A JP 2002024452A JP 2003228329 A JP2003228329 A JP 2003228329A
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Yukio Mori
幸夫 森
Masutaka Inoue
益孝 井上
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茂雄 木下
Haruhiko Murata
治彦 村田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機ELディスプレイの焼き付きを防止す
る。 【解決手段】 本発明に係る有機ELディスプレイにお
いて、駆動回路は、使用状態にて、表示パネルを構成す
る各画素に対する入力データを加算器4によって画素毎
に積算し、最小値検出回路7によって積算値の最小値を
検出し、減算器5によって各画素の積算値から前記最小
値を減算して積算差分データを算出する。その後の非使
用状態にて、最大値検出回路8によって積算差分データ
の最大値を検出し、減算器5によって前記最大値から各
画素の積算差分データを減算して補正データを算出し、
該補正データの大きさに比例する時間だけ各画素へ一定
の輝度データを供給して、各画素を発光させることによ
り、各画素の表示素子の発光特性を揃える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機エレクトロル
ミネッセンスディスプレイの如く、複数の画素をマトリ
クス状に配列して構成される表示パネルを具えたマトリ
クス駆動型ディスプレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、有機エレクトロルミネッセンスデ
ィスプレイ(以下、有機ELディスプレイという)の開発
が進んでおり、例えば携帯電話機に有機ELディスプレ
イを採用することが検討されている。図8に示す如く、
有機ELディスプレイ(1)においては、ガラス基板(11)
上に、有機発光層(14)の両側に有機正孔輸送層(15)及び
有機電子輸送層(16)を配置して有機層(13)を形成すると
共に、該有機層(13)の両側に陽極(12)及び陰極(17)を配
置して、有機ELパネルが構成されており、陽極(12)と
陰極(17)の間に所定の電圧を印加することによって、有
機発光層(14)を発光させる。
【0003】陽極(12)は透明なITO(indium tin oxid
e)を材料とし、陰極(17)は例えばAl−Li合金を材料
として、それぞれストライプ状に形成され、互いに交叉
する方向にマトリクス配置されている。例えば、陽極(1
2)はデータ電極、陰極(17)は走査電極として用いられ、
水平方向に伸びる1本の走査電極が選ばれた状態で、垂
直方向に伸びる各データ電極に、入力データに応じた電
圧を印加することによって、該走査電極と各データ電極
の交叉点で有機層(13)を発光させて、1ライン分の表示
を行なう。そして、走査電極を順次垂直方向へ切り替え
ることによって垂直方向に走査し、1フィールド分の表
示を行なう。
【0004】この様な有機ELディスプレイの駆動方式
としては、上述の如く走査電極とデータ電極を用いて時
分割駆動するパッシブマトリクス駆動型の他に、各画素
の発光を1垂直走査期間に亘って維持するアクティブマ
トリクス駆動型が知られている。
【0005】アクティブマトリクス駆動型の有機ELデ
ィスプレイにおいては、図9に示す如く、各画素(52)
に、有機層の一部によって構成される有機EL素子(50)
と、有機EL素子(50)に対する通電を制御する駆動用ト
ランジスタTR2と、走査電極による走査電圧SCAN
の印加に応じて導通状態となる書込み用トランジスタT
R1と、該書込み用トランジスタTR1が導通状態とな
ることによってデータ電極からのデータ電圧DATAが
印加されて電荷を蓄積する容量素子Cとが配備され、該
容量素子Cの出力電圧が駆動用トランジスタTR2のゲ
ートに印加されている。
【0006】先ず、各走査電極に順次電圧を印加し、同
一走査電極に繋がっている複数の第1トランジスタTR
1を導通状態にし、この走査に同期して各データ電極に
データ電圧(入力信号)を印加する。このとき、第1トラ
ンジスタTR1が導通状態であるので、該データ電圧は
容量素子Cに蓄積される。次に、この容量素子Cに蓄積
されたデータ電圧の電荷量によって第2トランジスタT
R2の動作状態が決まる。例えば、第2トランジスタT
R2がオンになったときは、該第2トランジスタTR2
を経て有機EL素子(50)にデータ電圧に応じた大きさの
電流が供給される。この結果、データ電圧に応じた明る
さで該有機EL素子(50)が点灯する。この点灯状態は、
1垂直走査期間(1フィールド期間)に亘って保持される
ことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、有機ELデ
ィスプレイにおいては、有機EL素子の発光特性が発光
時間の経過に伴って劣化し、同じ入力電流によって得ら
れる輝度が低下することになる。従って、例えば画面の
一定位置に常にアイコンを表示する場合等、特定の画素
の発光頻度が高い場合、これらの画素は他の画素に比べ
て発光特性が著しく劣化することになり、所謂“焼き付
き”が発生する問題がある。
【0008】そこで本発明の目的は、有機ELディスプ
レイ等のマトリクス駆動型ディスプレイにおいて、“焼
き付き”の問題を解消することである。
【0009】
【課題を解決する為の手段】本発明に係るマトリクス駆
動型ディスプレイは、有機EL素子等の表示素子を具え
た画素をマトリクス状に配列して構成される表示パネル
と、入力データに応じて表示パネルを駆動する駆動回路
とを具えている。ここで、駆動回路は、表示パネルが駆
動される使用状態にて、表示パネルを構成する各画素に
対する入力データを一定周期で画素毎に積算し、その後
の非使用状態にて、全画素についての積算値(総発光量)
を同一値に揃えるために補うべき補正データを作成し、
該補正データに基づいて各画素を発光させることによ
り、各画素の表示素子の発光特性を揃えることを特徴と
する。
【0010】具体的構成において、駆動回路は、表示パ
ネルを構成する各画素に対する入力データを一定周期で
画素毎に積算する積算手段と、全画素についての積算値
の中の最大値を検出する最大値検出手段と、前記最大値
から各画素の積算値を減算して補正データを算出する減
算手段と、前記補正データの大きさに比例する時間だけ
各画素へ一定の輝度データを供給するデータ供給手段と
を具えている。或いは、駆動回路は、表示パネルを構成
する各画素に対する入力データを一定周期で画素毎に積
算する積算手段と、全画素についての積算値の中の最小
値を検出する最小値検出手段と、各画素の積算値から前
記最小値を減算して積算差分データを算出する第1減算
手段と、全画素についての積算差分データの中の最大値
を検出する最大値検出手段と、前記最大値から各画素の
積算差分データを減算して補正データを算出する第2減
算手段と、前記補正データの大きさに比例する時間だけ
各画素へ一定の輝度データを供給するデータ供給手段と
を具えている。
【0011】上記本発明のマトリクス駆動型ディスプレ
イにおいては、発光頻度が高く発光量の多い画素につい
ては、入力データの積算値が他の画素の積算値よりも大
きくなり、これによって、補正データが他の画素の補正
データよりも小さくなる。これに対し、発光頻度の低く
発光量の少ない画素については、入力データの積算値が
他の画素の積算値よりも小さくなり、これによって、補
正データが他の画素の補正データよりも大きくなる。そ
こで、非使用状態において、前記補正データの大きさに
基づいて各画素を発光させる。例えば、補正データの大
きさに比例する時間だけ各画素へ一定の輝度データを供
給する。これによって、使用状態と非使用状態に亘る各
画素の総発光量が均等化され、各画素の表示素子の発光
特性が揃うことになる。
【0012】又、本発明に係るマトリクス駆動型ディス
プレイの駆動回路は、表示パネルを構成する各画素に対
する入力データを一定周期で画素毎に積算しつつ、積算
値のより小さな画素については、積算値のより大きな画
素よりも、入力データがより小さくなる様に各画素に対
する入力データを補正して、補正された入力データによ
って各画素を発光させることにより、表示素子の劣化に
伴う輝度のばらつきを補正することを特徴とする。
【0013】具体的構成において、駆動回路は、表示パ
ネルを構成する各画素に対する入力データを一定周期で
画素毎に積算する積算手段と、積算値のより大きな画素
についてはより大きく、積算値のより小さな画素につい
てはより小さな補正係数(1以下)を導出する補正係数導
出手段と、各画素に対する入力データに各画素について
の補正係数を乗算して、入力データを補正する入力デー
タ補正手段とを具えている。
【0014】上記本発明のマトリクス駆動型ディスプレ
イにおいては、発光頻度の低い画素については、入力デ
ータの積算値が他の画素の積算値よりも小さくなり、こ
れに伴って入力データがより小さくなる様に補正され
る。この結果、発光特性の劣化が進んでいない画素に
は、本来の入力データよりも小さな入力データが供給さ
れて、発光特性の劣化に伴う輝度のばらつきが補正され
る。
【0015】
【発明の効果】本発明に係るマトリクス駆動型ディスプ
レイによれば、“焼き付き”の問題を解消することが出
来る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を携帯電話機に装備
すべき有機ELディスプレイに実施した形態につき、図
面に沿って具体的に説明する。
【0017】第1実施例 本実施例の有機ELディスプレイは、図1に示す駆動回
路を具えている。該駆動回路は、入力データに所定の映
像信号処理を施して有機ELパネルへ供給する映像信号
処理回路(3)を具え、該映像信号処理回路(3)の入力端
には、切り換えスイッチ(2)が接続されている。有機E
Lパネルを駆動する使用状態においては、切り換えスイ
ッチ(2)はa端子側へ切り換えられて、画像表示のため
の入力データが映像信号処理回路(3)へ供給される。こ
れに対し、有機ELパネルを駆動しない非使用状態に
は、切り換えスイッチ(2)はb端子側へ切り換えられ
て、後述の補正データが映像信号処理回路(3)へ供給さ
れる。
【0018】使用状態において、画素毎の入力データ
は、加算器(4)を経てメモリー(6)に書き込まれ、該メ
モリー(6)から読み出されたデータが加算器(4)へ供給
されることによって、一定周期で繰り返し積算される。
これによって、メモリー(6)には、図3(a)に示す如く
画素毎の入力データの積算値が格納される。メモリー
(6)は図1に示すオーバーフロー検出/最小値検出回路
(7)によって監視されており、メモリー(6)がオーバー
フローしたとき、積算値の最小値が検出され、検出され
た最小値がセレクター(9)を経て減算器(5)へ供給され
る。これによって各画素の積算値から最小値が減算さ
れ、その減算結果(以下、積算差分データという)により
メモリー(6)が更新される。この結果、メモリー(6)に
は、図3(b)に示す如く、画素毎の積算差分データが格
納されることになる。この様に、メモリー(6)を更新し
つつ積算差分データを格納することによって、メモリー
(6)の必要容量を小さくすることが出来る。
【0019】その後の非使用状態においては、図1に示
す切り換えスイッチ(2)がb側に切り換えられる。又、
最大値検出回路(8)によって、メモリー(6)に格納され
ている積算差分データの中の最大値が検出され、検出さ
れた最大値がセレクター(9)を経て減算器(5)へ供給さ
れる。これによって、図3(c)の如く、最大値から各画
素の積算差分データが減算されて、画素毎の補正データ
が作成される。該補正データは、各画素の総発光量を揃
えるために補うべき補正発光量を表わしている。画素毎
の補正データは図1に示す加算器(4)を経てメモリー
(6)へ供給され、メモリー(6)に書き込まれる。尚、図
3(b)に示す画素毎の積算差分データを作成することな
く、図3(a)に示す画素毎の入力データの積算値から直
接、図3(c)に示す画素毎の補正データを作成すること
も可能である。
【0020】又、図1に示すセレクター(9)には、後述
する所定の定数aが供給されており、該定数aがセレク
ター(9)を経て減算器(5)へ供給されることによって、
各画素の補正データから定数aが減算され、その結果が
メモリー(6)に書き込まれる。そして、メモリー(6)か
ら読み出された減算結果が2値化回路(10)へ供給され、
データの有無に応じて画素毎に2値化される。更に、2
値化データが1の画素については、全ビットが“1”の
輝度データが作成されると共に、2値化データが0の画
素については、全ビットが“0”の輝度データが作成さ
れて、全画素についての輝度データが切り換えスイッチ
(2)のb端子へ供給される。
【0021】上述の定数aの減算、2値化、輝度データ
の作成及び供給が、全ての2値化データが0となるまで
繰り返される。これによって、前記補正データの大きさ
に比例する時間だけ各画素へ最大の輝度データが供給さ
れて、各画素が、使用状態における発光量に相当する発
光量だけ発光することになる。
【0022】図2は、上述の駆動回路を携帯電話機に装
備した場合の動作を表わしている。先ずステップS1に
て、携帯電話機のディスプレイに画像が表示される通常
使用中であるかどうかが判断され、ここでイエスと判断
されたときは、ステップS2にて、各画素について入力
データの積算を行ない、ステップS3にて積算結果をメ
モリーに書き込む。続いて、ステップS4にてメモリー
がオーバーフローしたかどうかを判断し、ノーと判断さ
れたときは、ステップS2に戻って、データ積算及びメ
モリー書込みを一定周期で繰り返す。
【0023】その後、メモリーがオーバーフローして、
ステップS4にてイエスと判断されたときは、ステップ
S5に移行し、全画素の積算値の中から最小値を検出す
る。ステップS6では、各画素の積算値から前記最小値
を減算して、その減算結果(積算差分データ)によりメモ
リーを更新した後、ステップS2に戻り、ステップS2
〜S6を繰り返す。
【0024】一方、携帯電話機のディスプレイに画像を
表示しない非使用状態、例えば充電時においては、ステ
ップS1にてノーと判断されて、ステップS7に移行
し、各画素の発光量のばらつきを補正するための処理が
実行される。即ち、ステップS7では、メモリーに格納
されている積算差分データの中の最大値を検出し、ステ
ップS8では、該最大値から各画素の積算差分データを
減算して、画素毎の補正データを作成する。次に、ステ
ップS9にて、各画素の補正データから定数aを減算
し、その結果をメモリーに書き込む。
【0025】尚、上記の定数aは下記数1によって算出
される。
【数1】a=(補正時の白100%の輝度/使用時の白100
%の輝度)×白100%のデータ ここで、例えば補正時の白100%の輝度を使用時の白100
%の輝度の2倍とすることによって、補正時間を使用時
間の2分の1に短縮することが出来る。
【0026】続いて、ステップS10にて減算結果をメ
モリーに書き込んだ後、ステップS11では、各画素の
減算結果がデータの有無(零でない値かどうか)に応じて
2値化される。そして、ステップS12にて、全画素の
2値化データが0であるかどうかが判断され、ノーと判
断されたときは、ステップS13に移行して、2値化デ
ータが1の画素については、全ビットが“1”の輝度デ
ータを作成すると共に、2値化データが0の画素につい
ては、全ビットが“0”の輝度データを作成して、有機
ELパネルへ出力する。その後、ステップS9に戻っ
て、上述の定数aの減算、2値化、輝度データの作成及
び供給が一定周期Tで繰り返され、これによって全ての
2値化データが0となり、ステップS12にてイエスと
判断されたとき、発光量の補正が終了したものとして、
充電が開始される。
【0027】上記実施例の有機ELディスプレイによれ
ば、使用状態において発光量の多い画素については、入
力データの積算値が他の画素の積算値よりも大きくな
り、これによって、補正データが他の画素の補正データ
よりも小さくなる。これに対し、発光量の少ない画素に
ついては、入力データの積算値が他の画素の積算値より
も小さくなり、これによって、補正データが他の画素の
補正データよりも大きくなる。従って、非使用状態にお
いては、前記ステップS9〜S13の繰り返しによっ
て、補正データの大きさに比例する時間だけ各画素へ0
若しくは最大の輝度データが供給されて、使用状態と非
使用状態に亘る各画素の総発光量が均等化される。この
結果、各画素の表示素子の発光特性が揃うことになり、
有機ELパネルの焼き付きが防止される。
【0028】尚、上記実施例の有機ELディスプレイを
具えた携帯電話機においては、充電時に発光量の補正が
行なわれるので、発光量の補正に伴う電力消費は問題と
ならない。又、折り畳み式携帯電話機においては、携帯
電話機を折り畳んだ状態で発光量の補正を行なうことと
すれば、有機ELディスプレイに無意味な画像が表示さ
れる不具合は問題にならない。この場合、他の補正方法
として、携帯電話機を折り畳んだときに内蔵バッテリー
の電力によって補正する方法や、該補正で総発光量を均
等化しきれなかったときにはその未補正分を充電時に補
正する方法を採用することも可能である。
【0029】第2実施例 本実施例の有機ELディスプレイは、図4に示す駆動回
路を具えている。該駆動回路は、入力データに所定の映
像信号処理を施して有機ELパネルへ供給する映像信号
処理回路(3)を具え、該映像信号処理回路(3)の入力端
には、第1乗算器(21)が接続されている。
【0030】各画素に対する入力データは、第1乗算器
(21)の一方の入力端子に供給されると同時に、第2乗算
器(22)の一方の入力端子に供給される。又、総使用時間
カウント回路(23)によって有機ELディスプレイの出荷
時からの総使用時間がカウントされており、その結果が
補正係数回路(24)へ供給されることによって、総使用時
間に応じて補正係数が導出される。ここで補正係数は、
例えば図6に示す様に、総使用時間の増大につれて値が
1から徐々に低下するものであって、有機EL素子の発
光時間の経過に伴う劣化度が徐々に軽微となることを考
慮したものである。
【0031】図4の如く補正係数は第2乗算器(22)の他
方の入力端子へ供給され、入力データに乗算されて、こ
れによって補正された入力データが、加算器(25)を経て
メモリー(26)へ供給される。そして、メモリー(26)から
読み出された入力データが加算器(25)へ供給されること
によって、入力データが画素毎に一定周期で積算され、
その結果がメモリー(26)に書き込まれる。
【0032】その後、メモリー(26)から読み出された全
画素についての積算値は最大値検出回路(27)へ供給され
て、積算値の最大値が検出され、その結果が減算器(28)
へ供給されて、該最大値から各画素の積算値が減算さ
れ、画素毎の補正データが作成される。該補正データ
は、総発光量の多い画素ほど、小さな値となる。
【0033】画素毎の補正データは補正係数テーブル回
路(29)へ入力され、補正係数テーブル(ルックアップテ
ーブル)から、補正データに応じた補正係数が出力され
る。ここで補正係数テーブルは、例えば図7に示す如き
入力−出力関係を有しており、入力(補正データ)が大き
くなるにつれて、値が1から徐々に減少する補正係数を
出力するものである。従って、該補正係数は、総発光量
の多い画素ほど、1に近い大きな値となり、総発光量の
少ない画素ほど、1から低下した小さな値となる。
【0034】画素毎の補正係数は、第1乗算器(21)の他
方の入力端子へ供給されて、画素毎の入力データに乗算
される。これによって、総発光量が少なく発光特性の劣
化が進んでいない画素については、入力データが小さく
なる様に補正されて、この補正された入力データが有機
ELパネルへ供給され、画像が表示されることになる。
【0035】図5は、上述の駆動回路を携帯電話機に装
備した場合の動作を表わしている。ステップS20によ
って出荷時からの有機ELパネルの総使用時間をカウン
トしており、ステップS21では、前記総使用時間に応
じた補正係数を導出し、該補正係数を各画素の入力デー
タに乗算し、入力データを補正する。続いて、補正され
た入力データを画素毎に一定周期で積算し、その結果を
メモリーに書き込む動作を繰り返す。
【0036】又、ステップS24では、前記一定周期で
メモリーに書き込まれた全画素についての積算値の中か
ら最大値を検出し、ステップS25では、検出された最
大値から各画素の積算値を減算し、画素毎の補正データ
を作成する。次にステップS26では、補正係数テーブ
ルを参照することによって、各画素の補正データに応じ
た補正係数を導出する。その後、ステップS27にて、
各画素の補正係数を各画素の入力データに乗算して、そ
の結果を有機ELパネルへ出力し、ステップS21に戻
る。尚、上述の補正処理は、RGBの各画素毎に行な
う。
【0037】上記実施例の有機ELディスプレイによれ
ば、総発光量が多く劣化の程度が高い画素については、
本来の入力データが僅かに減少する方向に補正され、総
発光量が少なく劣化の程度が低い画素については、本来
の入力データが大きく減少する方向に補正され、該補正
入力データによって有機ELパネルが駆動される。この
結果、各画素の表示素子の劣化の程度に応じて、該劣化
に伴う輝度のばらつきが補正されることになり、有機E
Lパネルの焼き付きが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る有機ELディスプレイにおける駆
動回路の第1実施例の構成を表わすブロック図である。
【図2】第1実施例における補正処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図3】該補正処理における入力データの処理を説明す
る図である。
【図4】本発明に係る有機ELディスプレイにおける駆
動回路の第2実施例の構成を表わすブロック図である。
【図5】第2実施例における補正処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図6】該補正処理における総使用時間による補正を説
明するグラフである。
【図7】該補正処理における補正テーブルによる補正を
説明するグラフである。
【図8】有機ELディスプレイのパネル構造を説明する
図である。
【図9】有機ELパネルを構成する各画素の回路構成を
表わす図である。
【符号の説明】
(1) 有機ELディスプレイ (2) 切り換えスイッチ (3) 映像信号処理回路 (4) 加算器 (5) 減算器 (6) メモリー (7) オーバーフロー検出/最小値検出回路 (8) 最大値検出回路 (9) セレクター (10) 2値化回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 33/14 H05B 33/14 A (72)発明者 井上 益孝 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 木下 茂雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 村田 治彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3K007 AB17 DB03 GA04 5C080 AA06 BB05 DD05 DD29 EE17 EE27 EE29 FF11 GG12 HH09 JJ02 JJ03 JJ05 JJ06 JJ07 KK07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示素子を具えた画素をマトリクス状に
    配列して構成される表示パネルと、入力データに応じて
    表示パネルを駆動する駆動回路とを具えたマトリクス駆
    動型ディスプレイにおいて、駆動回路は、表示パネルが
    駆動される使用状態にて、表示パネルを構成する各画素
    に対する入力データを一定周期で画素毎に積算し、その
    後の非使用状態にて、全画素についての積算値を同一値
    に揃えるために補うべき補正データを作成し、該補正デ
    ータに基づいて各画素を発光させることにより、各画素
    の表示素子の発光特性を揃えることを特徴とするマトリ
    クス駆動型ディスプレイ。
  2. 【請求項2】 駆動回路は、表示パネルを構成する各画
    素に対する入力データを一定周期で画素毎に積算する積
    算手段と、全画素についての積算値の中の最大値を検出
    する最大値検出手段と、前記最大値から各画素の積算値
    を減算して補正データを算出する減算手段とを具えてい
    る請求項1に記載のマトリクス駆動型ディスプレイ。
  3. 【請求項3】 駆動回路は、表示パネルを構成する各画
    素に対する入力データを一定周期で画素毎に積算する積
    算手段と、全画素についての積算値の中の最小値を検出
    する最小値検出手段と、各画素の積算値から前記最小値
    を減算して積算差分データを算出する第1減算手段と、
    全画素についての積算差分データの中の最大値を検出す
    る最大値検出手段と、前記最大値から各画素の積算差分
    データを減算して補正データを算出する第2減算手段と
    を具えている請求項1に記載のマトリクス駆動型ディス
    プレイ。
  4. 【請求項4】 前記補正データの大きさに比例する時間
    だけ各画素へ一定の輝度データを供給するデータ供給手
    段を具えている請求項1乃至請求項3の何れかに記載の
    マトリクス駆動型ディスプレイ。
  5. 【請求項5】 表示素子を具えた画素をマトリクス状に
    配列して構成される表示パネルと、入力データに応じて
    表示パネルを駆動する駆動回路とを具えたマトリクス駆
    動型ディスプレイにおいて、駆動回路は、表示パネルを
    構成する各画素に対する入力データを一定周期で画素毎
    に積算しつつ、積算値のより小さな画素については、積
    算値のより大きな画素よりも、入力データがより小さく
    なる様に各画素に対する入力データを補正し、補正され
    た入力データによって各画素を発光させることにより、
    表示素子の劣化に伴う輝度のばらつきを補正することを
    特徴とするマトリクス駆動型ディスプレイ。
  6. 【請求項6】 駆動回路は、表示パネルを構成する各画
    素に対する入力データを一定周期で画素毎に積算する積
    算手段と、積算値のより大きな画素についてはより大き
    く、積算値のより小さな画素についてはより小さな補正
    係数を導出する補正係数導出手段と、各画素に対する入
    力データに各画素についての補正係数を乗算して、入力
    データを補正する入力データ補正手段とを具えている請
    求項5に記載のマトリクス駆動型ディスプレイ。
  7. 【請求項7】 表示素子は、有機エレクトロルミネッセ
    ンス素子である請求項1乃至請求項6の何れかに記載の
    マトリクス駆動型ディスプレイ。
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