JP2003227614A - 電子レンジの制御方法 - Google Patents

電子レンジの制御方法

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JP2003227614A JP2002237138A JP2002237138A JP2003227614A JP 2003227614 A JP2003227614 A JP 2003227614A JP 2002237138 A JP2002237138 A JP 2002237138A JP 2002237138 A JP2002237138 A JP 2002237138A JP 2003227614 A JP2003227614 A JP 2003227614A
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    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
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    • H05B6/64Heating using microwaves
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    • H05B6/64Heating using microwaves
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 茶碗飯の調理の際、炊飯の水が煮えこぼれな
いようにする電子レンジの制御方法を提供する。 【解決手段】 調理物を内部に収容する調理室、空気を
循環させる冷却ファン、高周波を発生させるマグネトロ
ン及び調理室の湿度を感知する湿度センサーを有する電
子レンジの制御方法において、調理指令を設定する段階
と、前記調理指令に応じてマグネトロンの出力を制御す
ることにより、調理用水が煮えこぼれることを防止しな
がら第1調理を行う段階と、前記第1調理を行うのにか
かる時間に応じて第2調理時間を設定する段階と、調理
物を蒸らしながら前記第2調理時間の間に第2調理を行
う段階とを含んでなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は茶碗飯を炊事するこ
とができる電子レンジの制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子レンジは、マグネトロンか
ら基本波2450MHzの高周波を調理室に放射して、
調理物に含有された水分の分子配列を繰り返し変換させ
ることで、分子間の摩擦熱により、調理物を調理する機
器である。また、最近では、消費者の多様な要求に応ず
るため、一部の電子レンジは、調理物から発生する水蒸
気を湿度センサーで検知して調理物を自動に調理するよ
うにした湿度センサーを備えている。前記のような従来
の電子レンジは、炊事が可能であるように、別の調理メ
ニューを持っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
電子レンジの炊事調理メニューは少なくとも2人分ない
し四人分以上の炊事を基準とした調理プログラムであ
る。すなわち、従来の電子レンジは一人分の炊事のた
め、マグネトロンの出力を制御することができない。し
たがって、一人分の炊事を行うと、炊飯の水が煮えこぼ
れる問題点がある。その結果、炊事が効率よくなく、ご
飯が十分に煮えなくて蒸れない。したがって、本発明は
このような従来の問題点を解決するためになされたもの
で、その目的は、茶碗飯の調理の際、炊飯の水が煮えこ
ぼれないようにする電子レンジの制御方法を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、調理物を内部に収容する調理室、空気を
循環させる冷却ファン、高周波を発生させるマグネトロ
ン及び調理室の湿度を感知する湿度センサーを有する電
子レンジの制御方法において、調理指令を設定する段階
と、前記調理指令に応じてマグネトロンの出力を制御す
ることにより、調理用水が煮えこぼれることを防止しな
がら第1調理を行う段階と、前記第1調理を行うのにか
かる時間に応じて第2調理時間を設定する段階と、調理
物を蒸らしながら前記第2調理時間の間に第2調理を行
う段階とを含んでなる電子レンジの制御方法を提供す
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に基づい
て詳細に説明する。図1に示すように、本発明の一実施
形態による電子レンジは、外形をなし、内部に調理室1
2及び電装品室11が区画されるように設けられた本体
10と、この本体10にヒンジ(図示せず)で結合さ
れ、調理室12を開閉するドア13と、本体10の前面
に設けられる、多数の操作ボタン(図示せず)を有する
コントロールパネル14と、調理室12の状態を感知す
るための湿度センサー17とを含む。
【0006】調理室12は前方が開放され、その底部に
はターンテーブル方式の調理トレー12aが設けられ、
調理トレー12aの下部には、調理トレー12aを回転
させるためのモータ(図示せず)が取り付けられる。そ
して、調理室12の一側壁15の前方には、電装品室1
1に連通され、外部空気が流入されるようにする流入口
15aが形成され、調理室12の他側壁16の後方に
は、調理室12内の空気が外部へ排出されるようにする
排気口16aが形成されている。
【0007】電装品室11には、高周波を発振するマグ
ネトロン11aと、外部空気を吸入して電装品室を冷却
させるための冷却ファン11bと、電装品室11の空気
を流入口15a側に案内する案内ダクト11cとが設け
られている。冷却ファン11bはマグネトロン11aと
電装品室11の後壁面との間に配設され、電装品室11
の後壁面には、外部空気が流入されるようにする吸入口
11dが穿孔されている。
【0008】そして、湿度センサー17は、調理室12
内の空気の排気流路上に位置するように、排気口16a
に隣接した調理室12の他側壁16に設けられる。した
がって、湿度センサー17は排気口16aを介して排出
される調理室12の空気の湿度を感知するもので、コン
トロールパネル14に内装された後述の制御部に電気的
に接続されている。図2は図1に示す電子レンジを説明
するブロック図である。
【0009】同図に示すように、本発明による電子レン
ジは、全動作を制御する制御部30を含んでおり、使用
者から作動命令を受けるため、コントロールパネル14
に設けられた入力部14aが制御部30に接続される。
湿度を感知するための前記湿度センサー17と、調理ト
レー12aの下部に設けられ、調理物の重量を感知する
重量センサー12cと、調理物又は調理室12の温度を
検出する温度センサー18とが制御部30に接続され
る。また、本発明による電子レンジは、データを格納す
る格納部20を含み、この格納部20は制御部30に電
気的に接続される。また、マグネトロン11aを駆動す
るマグネトロン駆動部41と、冷却ファン11bを駆動
するファン駆動部42と、調理トレー12aを回転させ
るモータ12bを駆動するモータ駆動部43と、コント
ロールパネル14に設けられ、情報を表示する表示部1
4bを駆動する表示駆動部44とが制御部30に電気的
に接続される。
【0010】前記格納部20には、調理物の種類及び量
によって前もって設定される各種の因子及び調理動作中
に発生する各種データが格納される。このように構成さ
れた本発明による電子レンジは、調理トレー12aに調
理物を載置し、コントロールパネル14の入力部14a
を操作して作動させると、マグネトロン11aから発振
された高周波が調理室12に放射して調理物を調理す
る。
【0011】また、電子レンジの調理動作の際、冷却フ
ァン11bの駆動により、外部空気は吸入口11dを通
して電装品室11に吸入されて電装品室を冷却させ、案
内ダクト11c及び流入口15aを通して調理室12に
供給される。次いで、調理室12の空気は、図1に矢印
で示すように、調理物から発生した水蒸気とともに排気
口16aを通して外部に排出されるので、調理室12の
匂い及び水蒸気が除去される。この際、調理室12の空
気は湿度センサー17と接触しながら外部へ排出される
ため、湿度センサー17では排出空気中に含まれた水蒸
気を感知し、その電気的信号を制御部30に伝達する。
【0012】そして、制御部30では、湿度センサー1
7から伝達される電気的信号(重量センサー12c及び
温度センサー18の出力信号を含む)に基づき、マグネ
トロン11a、モータ12b及び冷却ファン11bを駆
動して調理物を自動に調理する。以下、前述した本発明
による電子レンジの茶碗飯の炊事に際して、マグネトロ
ンの出力調節方法について説明する。
【0013】図3A及び図3Bは本発明による出力制御
概念を説明するグラフである。調理初期には、マグネト
ロンの出力を最大出力にして、炊飯の水が沸くまで、前
もって設定された期間中に調理を行う。そして、設定時
間が経過すると、マグネトロンの出力を低め、炊飯の水
が沸くまで調理を行う、炊飯の水が沸くと、そのときま
での時間を第1炊事時間(T1)と設定し、その時間
と、前もって設定された因子とにより、第2炊事時間
(T2)を算出する。
【0014】第2炊事時間(T2)は蒸らし時間を示
す。前もって設定された時間中にはマグネトロンを設定
蒸らし出力で作動させ、第2炊事時間(T2)が経過す
ると、調理を終了する。図4ないし図7は本発明による
電子レンジの調理制御方法を説明するための流れ図であ
る。以下、図1ないし図3Aを参照しながら電子レンジ
の制御方法を説明する。
【0015】まず、調理室12の調理トレー12aに調
理物を載置する。そして、ドア13を閉じた後、コント
ロールパネル14に設けられた入力部14aの操作ボタ
ンを操作して調理の設定を行う(S100)。次いで、
制御部30は、入力部14aを通して入力された情報に
よって茶碗飯の炊飯であるかを判断する。(S20
0)。ここで、茶碗飯の炊飯であると判断されると、制
御部30は入力部14aを介した調理開始の命令が入力
されるかを判断する(S300)。
【0016】段階S300で、調理開始命令が入力され
ると判断されると、制御部30は初期化段階を行う(S
400)。前記段階S400で、初期化段階を行うた
め、制御部30はファン駆動部42を制御して、冷却フ
ァン11bを初期化時間(ΔTR)の間に作動させる。
この際、制御部30はマグネトロン11aは作動させな
い。
【0017】段階S400で、初期化時間(ΔTR)の
初期化段階が終了すると、制御部30は第1炊事段階を
行う(S500)。第1炊事段階を行った後、制御部3
0は第1炊事にかかった時間(T1)と、調理種類によ
って設定され格納部20に格納された因子とによって、
第2炊事時間(T2)を設定する。そして、制御部30
は前記第2炊事時間(T2)の間に第2炊事を行う(S
600)。第2炊事が終了すると、制御部30はマグネ
トロン駆動部41を制御してマグネトロン11aの作動
を停止させ、ファン駆動部42を制御して冷却ファン1
1bの作動を停止させることで、調理を終了する(S7
00)。
【0018】図4の初期化段階(S400)を図5に示
し、これを図1ないし図3Aを参照しながら詳細に説明
する。制御部30は電源が印加された後に基準時間が経
過したかを判断する(S410)。基準時間が経過した
ら、制御部30は第1初期化段階を実行して、前もって
設定された第1初期化時間の間に冷却ファン11bのみ
を駆動させる(S420)。しかし、段階S410で基
準時間が経過していないと、制御部30は第2初期化段
階を実行して、前記第1初期化時間より長い時間の間に
初期化段階を行う(S430)。
【0019】図4の第1炊事段階を図6に示し、図1な
いし図3Aを参照しながら詳細に説明する。第1炊事段
階を行うため、制御部30はマグネトロン11aの出力
を最大出力に設定する(S510)。そして、制御部3
0はマグネトロン駆動部41を制御して、マグネトロン
11aを最大出力で作動させる。
【0020】マグネトロン11aから調理室12に高周
波が放射され、高周波に照射された調理物は水分の急速
な分子変換による摩擦熱により調理される。また、冷却
ファン11bの駆動により、外部空気が吸入孔11dを
通して電装品室11に吸入され、マグネトロン11a及
び高圧トランス(図示せず)などを冷却させ、案内ダク
ト11c及び流入口15aを通して調理室12に供給さ
れる。次いで、調理室に流入された空気は調理動作中に
発生した水蒸気とともに排気口16aを通して外部へ排
出される。
【0021】図6に示すように、制御部30は炊飯の水
が沸いたかを湿度センサー17により判断する(S52
0)。この際、炊飯の水が沸いていないと、制御部30
は図4の設定段階S100で設定された指令が水に浸か
ったお米の炊事であるかを判断する(S530)。前記
設定された指令が水に浸かったお米の炊事であると、制
御部30は前もって設定された第1基準時間(A)が経
過したかを判断する(S540)。前もって設定された
基準時間(A)が経過したら、制御部30はマグネトロ
ン駆動部41を制御してマグネトロン11aの出力を低
めることで、炊飯の水が煮えこぼれないようにする(S
550)。
【0022】一方、前記段階S530で、前記指令が水
に浸かったお米の調理でないと判断されると、制御部3
0は前もって設定された第2基準時間(B)が経過した
かを判断する(S530a)。前もって設定された第2
時間(B)が経過したら、制御部30はマグネトロン駆
動部41を制御してマグネトロン11aの出力を低める
ことで、炊飯の水が煮えこぼれないようにする(S55
0)。
【0023】前記段階S550の後、制御部30は湿度
センサー17により炊飯の水が沸いたかを判断する(S
560)。前記段階で、炊飯の水が沸いたと判断される
と、制御部30は炊飯の水が沸くまでに経過した時間を
前記第1炊事時間(T1)として設定する(S57
0)。制御部30は前記第1炊事時間(T1)に基づい
て第2炊事時間(T2)を設定する(S580)。すな
わち、制御部30は設定時間に前記第1炊事時間(T
1)を合わせるか、又は前記第1炊事時間(T1)に調
理物の種類に相応する前もって設定された因子を掛ける
ことにより、第2炊事時間(T2)を設定することにな
る。
【0024】一方、前記段階S520で、湿度センサー
17により炊飯の水が沸いたと判断されると、制御部3
0は炊飯の水が沸くまでに経過した時間が前もって設定
された基準炊事時間を超えるかを判断する(S520
a)。前記経過時間が前もって設定された基準炊事時間
を超えていないと、制御部30は前記第2炊事時間(T
2)を設定最小時間と設定し(S520b)、第1炊事
段階の初期段階に復帰する。前記経過した時間が前記前
もって設定された基準炊事時間を超えると、制御部30
は段階S570に進行するように制御する。
【0025】図4の第2炊事段階(S600)を図7に
示し、これを図1ないし図3Aを参照しながら詳細に説
明する。制御部30は、調理物を蒸らすための前もって
設定された出力でマグネトロン11aを駆動する(S6
10)。この際、制御部30は前記第2炊事時間(T
2)が経過したかを判断する(S620)。前記第2炊
事時間(T2)が経過したら、制御部30はマグネトロ
ン駆動部41を制御してマグネトロン11aの動作を停
止させ、ファン駆動部42を制御して冷却ファン11b
の動作を停止させることで、炊事動作を終了し(S63
0)、前記第2炊事段階の初期段階に復帰する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による電子
レンジの制御方法は、茶碗飯の炊事に際して、炊飯の水
が沸く前に電子レンジの出力を低めることにより、炊飯
の水が煮えこぼれることを防止することができる。本発
明は、一人分のご飯であるか又は数人分のご飯であるか
にかかわらず、ご飯を全体として均等に炊事することが
できる。すなわち、本発明の方法を適用すると、炊飯の
水が茶碗から煮えこぼれないように、炊事時間とマグネ
トロンの出力を制御するので、一人分の茶碗飯であって
も均等に蒸らすことができる。また、本発明は容器に入
っているか入っていない一人分又は数人分のスープ、コ
ーヒー及びそのほかの飲食物にも適用することができ
る。
【0027】本発明を用いるシステムとしては、本発明
の処理及びデータ構造が格納及び分配できる磁気ディス
ク、光ディスク、RAM、ROMなどの永久記憶装置又
は取外し可能な装置が含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電子レンジの構造を説明する平
断面図である。
【図2】 図1の電子レンジの構成を説明するブロック
図である。
【図3A】 本発明による図1及び図2の電子レンジの
出力制御を説明するグラフである。
【図3B】 本発明による図1及び図2の電子レンジの
調理物の温度制御を説明するグラフである。
【図4】 本発明のほかの実施形態による図1及び図2
の電子レンジの制御方法を説明する流れ図である。
【図5】 本発明による図4の方法の初期段階を説明す
る詳細流れ図である。
【図6】 本発明による図4の方法の第1炊事段階を説
明する詳細流れ図である。
【図7】 本発明による図4の方法の第2炊事段階を説
明する詳細流れ図である。
【符号の説明】
11…電装品室 11a…マグネトロン 11b…冷却ファン 11c…案内ダクト 11d…吸入口 12…調理室 12a…調理トレー 12b…モータ 12c…重量センサー 13…ドア 14…コントロールパネル 14a…入力部 14b…表示部 15a…流入口 16a…排気口 17…湿度センサー 30…制御部 41…マグネトロン駆動部 42…ファン駆動部 43…モータ駆動部 44…表示駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 6/68 H05B 6/68 320G 320R 320V (72)発明者 ▲チョ▼ 永元 大韓民国京畿道水原市八達區靈通洞(番地 なし) 碧山アパート332−801 (72)発明者 金 泰壽 大韓民国漢城市瑞草區方背3洞988−1 新東亞アパート2−1310 Fターム(参考) 3K086 AA01 BA08 BB08 CA07 CB01 CC02 CD07 CD09 DA02 3L086 AA03 CA07 CA11 CB13 CC04 CC07 CC08 DA29

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理物を内部に収容する調理室、空気を
    循環させる冷却ファン及び高周波を発生させるマグネト
    ロンを有する電子レンジの制御方法において、 調理指令を設定する段階と、 前記調理指令に応じてマグネトロンの出力を制御するこ
    とにより、調理用水が煮えこぼれることを防止しながら
    第1調理を行う段階と、 前記第1調理を行うのにかかる時間に応じて第2調理時
    間を設定する段階と、 調理物を蒸らしながら前記第2調理時間の間に第2調理
    を行う段階とを含んでなることを特徴とする電子レンジ
    の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記方法は、前記第1調理前の電力供給
    時間に相応する初期化時間の間に冷却ファンのみを作動
    させるため、初期化動作を行う段階をさらに含むことを
    特徴とする請求項1記載の電子レンジの制御方法。
  3. 【請求項3】 前記初期化動作を行う段階は、 前記電力供給時間を決定する段階と、 前記電力供給時間が基準時間より短いか同一であると、
    第1初期化時間の間に冷却ファンのみを作動させるた
    め、第1初期化動作を行う段階と、 前記電力供給時間が前記基準時間より長いと、前記第1
    初期化時間より短い第2初期化時間の間に冷却ファンの
    みを作動させるため、第2初期化動作を行う段階とを含
    むことを特徴とする請求項2記載の電子レンジの制御方
    法。
  4. 【請求項4】 前記電子レンジは前記調理室の湿度を感
    知する湿度センサーをさらに含み、 前記第1調理を行う段階は、 前記マグネトロンを最大出力で作動させる段階と、 前記最大出力でのマグネトロンの作動時間が所定時間を
    超えるかを判断する段階と、 前記作動時間が前記所定時間を超えると、調理用水が煮
    えこぼれることを防止するため、前記マグネトロンの出
    力を前記最大出力より低く制御する段階と、 前記湿度センサーにより調理用水が沸いたことを感知す
    る段階と、 前記湿度センサーにより調理用水が沸いたことが感知さ
    れると、調理用水が沸くまでに経過した時間に基づいて
    第2調理時間を決定する段階とを含むことを特徴とする
    請求項1記載の電子レンジの制御方法。
  5. 【請求項5】 前記出力を低く制御する段階は、 前記マグネトロンの作動時間が第1基準時間を超えると
    ともに前記調理指令の設定が水に浸かったお米を調理す
    るための指令であると、前記マグネトロンの出力を前記
    最大出力より低く制御する段階と、 前記マグネトロンの作動時間が前記第1基準時間より長
    い第2基準時間を超えるとともに前記調理指令の設定が
    水に浸かったお米を調理するための指令でないと、前記
    マグネトロンの出力を前記最大出力より低く制御する段
    階とを含むことを特徴とする請求項4記載の電子レンジ
    の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記第2調理時間は、前記第1調理を行
    うのにかかる時間に調理物の種類に相応する設定因子を
    掛けることにより得られることを特徴とする請求項4記
    載の電子レンジの制御方法。
  7. 【請求項7】 前記第2調理時間は、前記第1調理を行
    うのにかかる時間と所定時間を合わせることにより得ら
    れることを特徴とする請求項4記載の電子レンジの制御
    方法。
  8. 【請求項8】 前記第2調理時間の決定段階は、 前記第1調理で前記マグネトロンが前記最大出力で作動
    した後、前記湿度センサーにより調理用水が沸いたこと
    が感知されると、設定基準時間を決定する段階と、 前記設定基準時間が経過すると、前記第2調理時間を設
    定最小時間として設定する段階とを含むことを特徴とす
    る請求項4記載の電子レンジの制御方法。
  9. 【請求項9】 前記第2調理を行う段階は、 前記マグネトロンの出力を、調理物を蒸らすための設定
    出力に設定する段階と、 前記第2調理時間が経過したかを判断する段階と、 前記第2調理時間が経過すると、前記マグネトロン及び
    冷却ファンの作動を停止させる段階とを含むことを特徴
    とする請求項1記載の電子レンジの制御方法。
  10. 【請求項10】 前記第2調理時間の設定段階は、前記
    設定基準時間が経過すると、前記第1調理を行うのにか
    かる時間に設定因子を掛けること、又は前記第1調理を
    行うのにかかる時間と所定時間を合わせることによりな
    されることを特徴とする請求項8記載の電子レンジの制
    御方法。
  11. 【請求項11】 冷却ファンと調理用マグネトロンを有
    する電子レンジの制御方法を実行するための作動指令が
    コード化された、コンピュータにより作動するコンピュ
    ータの読み取り可能な媒体において、前記方法は、 調理指令を設定する段階と、 前記調理指令に応じてマグネトロンの出力を制御するこ
    とにより、調理用水が煮えこぼれることを防止しながら
    第1調理を行う段階と、 前記第1調理を行うのにかかる時間に応じて第2調理時
    間を設定する段階と、 調理物を蒸らしながら前記第2調理時間の間に第2調理
    を行う段階とを含んでなることを特徴とするコンピュー
    タの読み取り可能な媒体。
  12. 【請求項12】 前記方法は、前記第1調理前の電力供
    給時間に相応する初期化時間の間に冷却ファンのみを作
    動させるため、初期化動作を行う段階をさらに含むこと
    を特徴とする請求項11記載のコンピュータの読み取り
    可能な媒体。
  13. 【請求項13】 前記初期化動作を行う段階は、 前記電力供給時間を決定する段階と、 前記電力供給時間が基準時間より短いか同一であると、
    第1初期化時間の間に冷却ファンのみを作動させるた
    め、第1初期化動作を行う段階と、 前記電力供給時間が前記基準時間より長いと、前記第1
    初期化時間より短い第2初期化時間の間に冷却ファンの
    みを作動させるため、第2初期化動作を行う段階とを含
    むことを特徴とする請求項12記載のコンピュータの読
    み取り可能な媒体。
  14. 【請求項14】 前記第1調理を行う段階は、 前記マグネトロンを最大出力で作動させる段階と、 前記最大出力でのマグネトロンの作動時間が所定時間を
    超えるかを判断する段階と、 前記作動時間が前記所定時間を超えると、調理用水が煮
    えこぼれることを防止するため、前記マグネトロンの出
    力を前記最大出力より低く制御する段階と、 前記湿度センサーにより調理用水が沸いたことを感知す
    る段階と、 前記湿度センサーにより調理用水が沸いたことが感知さ
    れると、調理用水が沸くまでに経過した時間に基づいて
    第2調理時間を決定する段階とを含むことを特徴とする
    請求項11記載のコンピュータの読み取り可能な媒体。
  15. 【請求項15】 前記出力を低く制御する段階は、 前記マグネトロンの作動時間が第1基準時間を超えると
    ともに前記調理指令の設定が水に浸かったお米を調理す
    るための指令であると、前記マグネトロンの出力を前記
    最大出力より低く制御する段階と、 前記マグネトロンの作動時間が前記第1基準時間より長
    い第2基準時間を超えるとともに前記調理指令の設定が
    水に浸かったお米を調理するための指令でないと、前記
    マグネトロンの出力を前記最大出力より低く制御する段
    階とを含むことを特徴とする請求項14記載のコンピュ
    ータの読み取り可能な媒体。
  16. 【請求項16】 前記第2調理時間は、前記第1調理を
    行うのにかかる時間に調理物の種類に相応する設定因子
    を掛けることにより得られることを特徴とする請求項1
    4記載のコンピュータの読み取り可能な媒体。
  17. 【請求項17】 前記第2調理時間は、前記第1調理を
    行うのにかかる時間と所定時間を合わせることにより得
    られることを特徴とする請求項14記載のコンピュータ
    の読み取り可能な媒体。
  18. 【請求項18】 前記第2調理時間の決定段階は、 前記第1調理で前記マグネトロンが前記最大出力で作動
    した後、前記湿度センサーにより調理用水が沸いたこと
    が感知されると、設定基準時間を決定する段階と、 前記設定基準時間が経過すると、前記第2調理時間を設
    定最小時間として設定する段階とを含むことを特徴とす
    る請求項14記載のコンピュータの読み取り可能な媒
    体。
  19. 【請求項19】 前記第2調理を行う段階は、 前記マグネトロンの出力を、調理物を蒸らすための設定
    出力に設定する段階と、 前記第2調理時間が経過したかを判断する段階と、 前記第2調理時間が経過すると、前記マグネトロン及び
    冷却ファンの作動を停止させる段階とを含むことを特徴
    とする請求項11記載のコンピュータの読み取り可能な
    媒体。
  20. 【請求項20】 前記第2調理時間の設定段階は、前記
    設定基準時間が経過すると、前記第1調理を行うのにか
    かる時間に設定因子を掛けること、又は前記第1調理を
    行うのにかかる時間と所定時間を合わせることによりな
    されることを特徴とする請求項18記載のコンピュータ
    の読み取り可能な媒体。
  21. 【請求項21】 調理物を内部に収容する調理室と、 空気を調理室内に循環させる冷却ファンと、 高周波を発生させて調理物を調理するマグネトロンと、 調理室内の湿度を感知する湿度センサーと、 電子レンジの調理動作を制御することで、前記マグネト
    ロンの出力を制御して調理用水が煮えこぼれないように
    しながら第1調理動作を行うとともに、前記第1調理動
    作と前記湿度センサーで感知された湿度に基づいて設定
    された時間の間に設定出力で調理物を蒸らすための第2
    調理動作を行う制御部とを含むことを特徴とする電子レ
    ンジ。
  22. 【請求項22】 調理物を内部に収容する調理室、空気
    を循環させる冷却ファン、高周波を発生させるマグネト
    ロン及び調理室内の湿度を感知する湿度センサーを有す
    る電子レンジの制御方法において、 調理指令を設定する段階と、 前記調理指令に相応する所定時間の間に前記マグネトロ
    ンを最大出力で作動させるとともに、前記所定時間が経
    過すると調理用水が煮えこぼれないようにするため前記
    マグネトロンの出力を第1出力に低めることで、第1調
    理時間の間に第1調理を行う段階と、 前記湿度センサーにより調理用水が沸いたことが感知さ
    れると、前記第1調理時間を決定する段階と、 調理物を蒸らすためにマグネトロンの出力を第2出力に
    低めるとともに、前記マグネトロンを前記第1調理時間
    に基づいて設定された第2調理時間の間に第2出力で作
    動させることで、第2調理を行う段階とを含むことを特
    徴とする電子レンジの制御方法。
  23. 【請求項23】 前記第1調理時間を決定する段階は、
    前記第1調理時間を前記湿度センサーにより調理用水が
    沸いたことが感知されるまでに経過した時間として設定
    することからなることを特徴とする請求項22記載の電
    子レンジの制御方法。
  24. 【請求項24】 前記第2出力は前記第1出力より低い
    ことを特徴とする請求項23記載の電子レンジの制御方
    法。
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