JP2003225700A - 廃スラッジの再利用システム - Google Patents
廃スラッジの再利用システムInfo
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Abstract
ッジから残留液体分(有機溶媒)と微細固体分とを分離
抽出して、廃スラッジの微細固体分を有効に再利用可能
とし、また、廃スラッジの残留液体分についても、新た
なスラリーの作成の際のクーラント成分として再利用可
能とすることにより、コスト低減を図り、しかも、産業
廃棄物が全く生じないことから、環境問題の一助ともな
る廃スラッジの再利用システムを提供する。 【解決手段】スラリー廃液再生処理において生じる廃ス
ラッジから、残留液体分を気化せしめ微細固体分を乾燥
粉末化する蒸留乾燥工程を有し、該乾燥粉末化された廃
スラッジの微細固体分を再利用するようにした。
Description
生処理において生じる廃スラッジを再利用するためのシ
ステムに関する。
リコン半導体結晶等を切断する手段としてワイヤソー装
置が知られている。図7はワイヤソー装置45の一例を
示す概略説明図である。このワイヤソー装置45におい
ては、互いに同一構成のメインローラと呼ばれる3本
(又は4本)の樹脂ローラ10A,10B,10Cがそ
れらの軸を互いに平行して配置され、該ローラ10A〜
10C表面に一定ピッチで形成されたリング状溝14
a,14b,14cにワイヤ12が巻回されている。駆
動モータ16に接続された駆動ローラ10Cからの回転
をワイヤ12を介して、従動ローラ10A,10Bに伝
える構造となっている。
を介してワイヤ巻取りドラム22に巻回されている。同
様に、ワイヤ12の終端側は、張力調節機構30を介し
てワイヤ巻取りドラム32に巻回されている。24及び
34はトルクモータである。ワーク40は、例えば半導
体インゴットであり、そのオリエンテーションフラット
面が昇降可能なワークホルダ42に接着されている。
を回転させると、ワイヤ12がその線方向に走行し、こ
れとともに砥粒を含む加工液がワイヤ12に流し当てら
れる。この状態でワーク40を下降させ、ワイヤ12に
接触させると、ラッピング作用によりワーク40が切断
され、多数枚のウェーハが同時に切断形成されるように
なっている。
ベースとしたオイル(油性クーラント)とSiC等の砥
粒を混合した油性スラリー、或いは、油性スラリーには
被切断物の洗浄や油性スラリー廃液の処理等に不都合が
あることから、その代替として水溶性クーラントと砥粒
との混合物である水溶性スラリーが用いられている。
切断加工に利用された後、スラリー廃液となるが、この
使用後のスラリー廃液は排水処理が困難であり、運用コ
ストが高くなる等の問題点があるため、スラリー廃液を
有効に再利用することにより、排水処理施設への負荷軽
減によるコストの低減、さらには砥粒及びクーラント成
分の再利用により切断コスト全般の低減に寄与できるよ
うにしたスラリー廃液再生処理が知られており、例え
ば、特開平9−225937号公報や、ラップ加工装置
用のものでは、例えば、特公平7−41535号公報等
がある。
を示す概念説明図である。図6において、P1は新品砥
粒、Q2は新品クーラントであり、これらを混合してス
ラリー10が作成される。スラリー10はワイヤソー装
置45での切断加工に利用され、スラリー廃液2が排出
される。
理50により再生する。即ち、液体サイクロンや遠心分
離機等により、スラリー廃液2から有効砥粒Pに分級す
ると共に、クーラント成分Qを抽出し再生クーラントQ
1を作成する。そして、この有効砥粒P及び再生クーラ
ントQ1は、夫々、新品砥粒P1及び新品クーラントQ
2に添加されて、再び、新たなスラリー10の作成の際
に再利用されるようになる。
50では、有効砥粒径未満の微細砥粒、半導体単結晶イ
ンゴットの切屑及びこれに付着した水溶性クーラント成
分等は、廃スラッジ(不要スラッジ)Lであり、産業廃
棄物として廃棄されている。少量の廃スラッジLであっ
ても、長期間の操業では蓄積されて膨大な量となる。
分が数〜数十wt%含まれているが、この水溶性クーラ
ント成分は常温で蒸発しないように、高沸点、低蒸発量
の有機溶媒(例えば、プロピレングリコール、ポリエチ
レングリコール及びその誘導体等)が使用されている。
そのため、廃スラッジは、産業廃棄物として、還元焙焼
にてクーラント成分を燃焼し、燃焼に伴う排ガス中の有
害物質などはスクラバ等の排ガス処理装置で処理し、灰
分については埋立廃棄されている。
めのコストやエネルギー消費もさることながら、燃焼に
伴う排気ガスとして二酸化炭素を排出し、地球温暖化等
の環境問題の一因ともなり問題視される。
半導体単結晶インゴットの切屑等であり、その成分は、
炭化珪素(SiC)、珪素(Si)、ニ酸化珪素(Si
O2)、酸化アルミニウム(Al2O3)、酸化ジルコニ
ウム(ZrO2)等を含むものである。これら成分を有
効に再利用することができれば、産業廃棄物が全く生じ
ないようにすることができる。
成分として、プロピレングリコール、ポリエチレングリ
コール及びその誘導体等の有機溶媒も含まれているた
め、そのままでは再利用には不向きであるという難点が
あり、しかも、前述したようなスラリー廃液再生処理で
用いられている液体サイクロンや遠心分離機等では、有
効砥粒径未満の微細砥粒(廃スラッジ)から有機溶媒を
分離することはできないという問題がある。
に鑑みてなされたものであり、スラリー廃液の再生処理
において生じる廃スラッジから残留液体分(有機溶媒)
と微細固体分とを分離抽出して、廃スラッジの微細固体
分を有効に再利用可能とし、また、廃スラッジの残留液
体分についても、新たなスラリーの作成の際のクーラン
ト成分として再利用可能とすることにより、コスト低減
を図り、しかも、産業廃棄物が全く生じないことから、
環境問題の一助ともなる廃スラッジの再利用システムを
提供することを目的とする。
に、本発明の廃スラッジの再利用システムは、スラリー
廃液再生処理において生じる廃スラッジ(e)から、残
留液体分を気化せしめ微細固体分を乾燥粉末化する蒸留
乾燥工程(f)を有し、該乾燥粉末化された廃スラッジ
の微細固体分を再利用すること(g)を特徴とする。
(蒸発)せしめて、廃スラッジから残留液体分であるプ
ロピレングリコール、ポリエチレングリコール及びその
誘導体等の有機溶媒を抽出(分離)するようにし、これ
に伴って、廃スラッジの微細固体分を乾燥粉末化するも
のである。そして、乾燥粉末化された微細固体分の成分
は、高品質な炭化珪素(SiC)、珪素(Si)、ニ酸
化珪素(SiO2)、酸化アルミニウム(Al2O3)、
酸化ジルコニウム(ZrO2)等であるから、これら微
細固体分を種々の用途に再利用可能となっている。
を冷却して液化することにより、廃スラッジの残留液体
分からクーラント成分を抽出して再利用すること(h)
ができる。廃スラッジの残留液体分は、本来、スラリー
のクーラント成分であることから、調整して再生クーラ
ントとすれば、新たなスラリー作成の際に再利用可能で
ある。
分は、新たなスラリーの作成の際に、新品クーラント成
分と混合して再利用することが好ましい。更に言えば、
通常のクーラント成分には15wt%の割合で水分が含
まれており、ワイヤソー装置で使用するスラリーは、通
常の室内湿度で使用する場合、繰り返し使用しても水分
の割合は変化しないで一定になるように調整されてい
る。しかし、廃スラッジの残留液体分を気化(蒸発)せ
しめて、廃スラッジからクーラント成分を抽出する時
に、大気中に含まれる水分がクーラント成分に吸収さ
れ、クーラント成分の水分の割合がおよそ19wt%に
上昇する。従って、新品クーラント成分に対して、廃ス
ラッジから抽出したクーラント成分を混合する割合は、
20wt%以下とすることが好ましい。
1wt%以下となるように、廃スラッジの微細固体分を
乾燥粉末化することが好ましい。乾燥粉末化された廃ス
ラッジの微細固体分に、プロピレングリコール、ポリエ
チレングリコール及びその誘導体等の有機溶媒である残
留液体分が1wt%を超えて残存していると、微細固体
分の再利用に際して種々の不都合を生じる場合があるか
らである。
熱する振動乾燥手段を用いて処理されることが好適であ
る。廃スラッジは、有効砥粒径未満の微細砥粒等(微細
固体分)を含むものであり、振動により粉粒体を流動化
して攪拌粉砕しつつ、加熱して乾燥することで、微細砥
粒が塊にならずに乾燥粉末化されるようになる。
理において生じる廃スラッジを投入する投入口と、乾燥
粉末化した微細固体分を排出する排出口と、気化した残
留液体分を排気する排気口とが形成された筒状容器本体
と、該筒状容器本体の内部を加熱するための加熱手段
と、該筒状容器本体を弾性的に支持する弾性支持手段
と、該筒状容器本体を振動せしめる振動発生手段とを備
えた振動乾燥装置を有することが好ましい。このような
振動乾燥装置としては、従来公知のものを利用すればよ
く、例えば、特公昭55−32415号公報、特公昭5
5−37944号公報、特公昭60−13743号公
報、特開平11−248349号公報、特開平11−1
53384号公報等がある。
用されたスラリー廃液であることが好ましい。ワイヤソ
ー装置では比較的大量の切削屑が生じるため、廃スラッ
ジも多く発生するからである。ワイヤソー装置で切断さ
れる被加工物としては、太陽電池用インゴットやMOS
用シリコン単結晶インゴット等が挙げられる。
ー装置で切断された被加工物成分と、ワイヤソー装置で
利用された遊離砥粒成分とを含むことが好ましい。
ックス、酸化物結晶及び/又は化合物半導体結晶があ
る。なお、酸化物結晶としては、ガドリニウム・ガリウ
ム・ガーネット(Gd3Ga5O12)、タンタル酸リチウ
ム(LiTaO3)、ニオブ酸リチウム(LiNb
O3)、モリブデン酸鉛単結晶(PbMoO4)、二酸化
テルル単結晶(TeO2)、ゲルマニウム酸ビスマス単
結晶(Bi12GeO20)等がある。
素、珪素、ニ酸化珪素、酸化アルミニウム及び/又は酸
化ジルコニウムがある。
は、鋳型の塗型剤の骨材として再利用することができ
る。乾燥粉末化された廃スラッジの固体分は、純度の高
い微細砥粒であり、非常に良質な骨材として利用でき
る。
分を鋳型の塗型剤の骨材として再利用することが好まし
い。この場合、乾燥粉末化した廃スラッジの微細固体分
を骨材として、アルコール類又は水溶性分散剤に分散
し、鋳物用塗型剤に再利用することが好適である。アル
コール類としては、例えば、メチルアルコール、エチル
アルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルア
ルコール、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコー
ル、sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアル
コール等が挙げられる。
記廃スラッジの再利用システムから得られる乾燥粉末化
された廃スラッジの微細固体分を必須成分として含有す
ることを特徴とする。本発明システムによって、乾燥粉
末化された廃スラッジの微細固体分は、炭化珪素、珪
素、ニ酸化珪素、酸化アルミニウム及び/又は酸化ジル
コニウム等からなる良質な微粉末であり、塗型剤用骨材
として有効利用できる。
図面に基づいて説明するが、本発明の技術思想から逸脱
しない限り、この実施の形態について種々の変形が可能
であることはいうまでもない。なお、図面において、同
一の符号は同一の手段、工程乃至部材を示している。
ムの構成の一例を示す概略説明図、図2は本発明システ
ムにおける工程の一例を示すフローチャートである。図
1及び図2に基づいて、本発明システムの構成及び工程
について以下に説明する。
品クーラントであり、まず最初に、新品砥粒P1と新品
クーラントQ2とからスラリー10が作成される。スラ
リー10はワイヤソー装置45での脆性材料の切断加工
に利用されて、スラリー廃液2が排出される。このスラ
リー廃液2はスラリー廃液再生処理50により再生され
る。
廃液2から有効砥粒Pを分級すると共に、クーラント成
分Qを抽出し再生クーラントQ1を作成する。そして、
この有効砥粒P及び再生クーラントQ1は、夫々、新品
砥粒P1及び新品クーラントQ2に添加されて、再び、
新たなスラリー10の作成の際に再利用されるようにな
っている。
は、廃スラッジLが廃棄物として排出されている(e)
〔図1及び図2〕。この廃スラッジLは、プロピレング
リコール、ポリエチレングリコール及びその誘導体等の
有機溶媒を残留液体分として含むものである。振動乾燥
手段60では、この廃スラッジLから、残留液体分(ク
ーラント成分Q3)を気化(蒸発)せしめて抽出すると
共に、廃スラッジLの微細固体分P3を乾燥粉末化する
〔図2(f)〕。
分P3は、砥粒屑及び半導体結晶等の脆性材料の切屑か
らなり、その主成分は、炭化珪素(SiC)、珪素(S
i)、ニ酸化珪素(SiO2)、酸化アルミニウム(A
l2O3)、酸化ジルコニウム(ZrO2)等である。廃
スラッジLに含まれていた有機溶媒は、クーラント成分
Q3として抽出されているので、廃スラッジLの微細固
体分P3の純度は高く、しかも微細砥粒であることか
ら、非常にきめの細かい粉粒体となっている。従って、
この乾燥粉末化された廃スラッジLの微細固体分P3
は、塗型剤等の高品質な骨材として再利用することがで
きるものである〔図2(g)〕。
再生クーラントQ1として再生される。この再生クーラ
ントQ1も新品クーラントQ2に添加され、再び、新た
なスラリー10の作成の際に利用されることとなる〔図
2(h)〕。
乾燥手段の一例を示す概略説明図である。上述した蒸留
乾燥工程(f)で用いられる振動乾燥手段60につい
て、以下に説明する。
り、振動乾燥手段60は、振動乾燥装置62とこれに付
随する設備から構成され、振動乾燥装置62の操作盤8
2、振動乾燥装置62に熱媒体を供給するボイラ80、
振動乾燥装置62から排気される蒸気を冷却するコンデ
ンサ84、コンデンサ84からの排出される液体を貯留
する受水槽86、各装置内を減圧状態に保つ真空ポンプ
88等から構成されている。
Lのクーラント成分Q3を蒸留するために、いわゆる減
圧蒸留法の原理が採用されている。減圧下としたのは、
クーラント成分Q3が常圧では気化する以前に熱分解を
起こす場合があるからである。
理において生じる廃スラッジを投入する投入口66と、
乾燥後の廃スラッジを排出する排出口68と、廃スラッ
ジから蒸発する気体を排気する排気口70とが形成され
た筒状容器本体64を有しており、この筒状容器本体6
4の内部に廃スラッジLが収容されることとなる。
に、筒状容器本体64を被覆するように加熱手段65が
設けられており、ボイラ80からの高熱媒体(高温加圧
蒸気)を加熱手段65に流通させることにより、筒状容
器本体64の内部を加熱するようになっている。これに
より、筒状容器本体64の内部に収容された廃スラッジ
Lが熱せられることとなる。
性支持手段72が設けられている。弾性支持手段72と
しては、通例、スプリング(バネ)が用いられる。さら
に、該筒状容器本体64を振動せしめるための振動発生
手段74を備えている。振動発生手段74としては、振
動モータ等がある。
体64の内部に廃スラッジLを収容した状態で、操作盤
82からの運転開始指示により運転を開始し、振動発生
手段74からの振動を弾性支持手段72を介して筒状容
器本体64に伝え、筒状容器本体64の内部の廃スラッ
ジLを振動運動せしめ、且つ、ボイラ80からの高熱媒
体が筒状容器本体64を被覆する加熱手段65を流通し
て、筒状容器本体64の内部の廃スラッジLを加熱する
こととなる。
燥装置62によって振動されつつ加熱されることによ
り、その残留液体分が蒸発(気化)されると共に、微細
固体分は振動運動により粉砕されつつ乾燥し、乾燥粉末
となる。
気)は、排気口70から排気されてコンデンサ84に給
送される。コンデンサ84には、冷却水が内部を流通し
ており、蒸気(蒸発した廃スラッジLの残留液体分)は
コンデンサ84により冷却されて液体化される。そし
て、コンデンサ84により液体化した廃スラッジLの残
留液体分(クーラント成分Q3)は、受水槽86に貯留
されることとなる。このクーラント成分Q3は、再生ク
ーラントQ1として再生され、新品クーラントQ2に添
加されて、新たなスラリー10の作成の際に再利用され
る。
固体分P3は、排出口68から、排出され、純度の高い
高品質な骨材等として、再利用に供されることとなる。
のミル用ボール(不図示)等を内包しておくことで、廃
スラッジLが塊にならないで、より細かく粉砕できるよ
うになるので適宜必要に応じて用いるようにすればよ
い。
来公知のものを利用すればよく、例えば、特公昭55−
32415号公報、特公昭55−37944号公報、特
公昭60−13743号公報、特開平11−24834
9号公報、特開平11−153384号公報等がある。
具体的には、例えば、VH25型振動乾燥機〔中央化工
機(株)製〕等が好適に利用できる。
のできるスラリー廃液再生処理の構成の一例を示す概略
説明図であり、図5は本発明システムで用いることので
きるスラリー廃液再生処理における工程の一例を示すフ
ローチャートである。
では、特開平9−225937号公報に記載された水溶
性スラリー廃液の再利用システムを例にとって説明する
が、本発明システムの処理対象である廃スラッジ(不要
スラッジ)を廃棄物として排出するものであれば、特に
限定されない。例えば、特公平7−41535号公報に
記載されたラップ加工装置の砥粒液再生・循環装置にお
いても、廃スラッジ(微細砥粒、研磨粉等)は廃棄物と
なっており、これら廃スラッジを本発明システムの処理
対象とすることもできる。
理である。2aは水溶性スラリー廃液で、使用砥粒の粒
度は、#600〜#2000程度のものが利用でき、例
えば、GC#1000〔信濃電気製錬(株)製〕を用い
ることができる。使用砥粒の粒度が細かいほど、より木
目の細かい廃スラッジLが生じることとなるので、高精
度な塗型剤用骨材を得ることができるようになる。
スラリータンクに貯蔵されている。水溶性クーラントを
ベースとした水溶性スラリーは、前述したようなワイヤ
ソー装置45による切断作業時に被加工物を安定に切断
するため、砥粒を分散させ、その要求品質上、その粘度
は50〜200mPa・sとされ、一般に用いられる切
削用クーラントの粘度と比較しても、高い値となるよう
に調整されている。
による切断加工に適用すると、被切断物の切屑がさらに
混入するため、水溶性スラリー廃液2aの状態では、さ
らに高い粘度となっている。そのために、一般に用いら
れる液体サイクロンや遠心分離機やフィルターシステム
等によって、水溶性スラリー廃液2aをそのまま固液に
分離することは不可能である。
1/2〜1倍程度の容量の水又は極性溶媒(メチルアル
コール等)等の希釈液Wを加えて希釈することにより、
水溶性スラリー廃液2aの粘度を30mPa・s以下、
好ましくは20〜30mPa・sに落としている。
下させる工程(a)(図5)がまず実施される。なお、
水溶性スラリー廃液2aを低粘度化する手段としては、
上記した希釈手段の他に水溶性スラリー廃液2a又は希
釈された水溶性スラリー廃液2aを、例えば、40℃以
上に加温することによって行なうこともできる。
aに対しては、液体サイクロンや遠心分離機等による質
量差式の固液分離が可能となる。上述したごとく、低粘
度化を図る為の希釈液には、水又は極性溶媒(メチルア
ルコール等)等を用いるが、再度蒸留操作等により濃縮
する必要がある為、可燃性の問題を考慮し、有機溶剤の
使用を避け、水による希釈とするのが好ましい。
水溶性スラリー廃液2aは、次に有効砥粒PとSS分
(SUSPENDED SOLID:浮遊固体分)及び液
体分(水溶性クーラント成分+水)からなる廃液N1と
に分級される。即ち、有効砥粒Pと浮遊固体分及び液体
分からなる廃液N1とに分級する工程(b)(図5)が
次に実施される。
の分級機4、例えば、液体サイクロンが好適に用いられ
る。液体サイクロンは、上部排出口から所定粒径より小
さい砥粒、例えば15μm未満の砥粒を懸濁状態で含ん
だ砥粒液が排出され、下部排出口からは所定粒径より大
きい粒子、例えば15μm以上の砥粒を懸濁状態で含ん
だ砥粒液が排出される。
SRSシステム〔日立造船メタルワークス(株)製〕が
好適である。一般に用いられている遠心分離機による分
離(分級)であると、有効砥粒径未満の微細砥粒等が含
まれて分離(分級)されるので分級された回収砥粒が再
利用に適さない。
操作によれば、分級された回収砥粒には、再利用可能な
有効砥粒径を有する有効砥粒Pのみが含まれ、再利用で
きない有効砥粒径未満の微細砥粒は含まれないという利
点がある。なお、有効砥粒Pは、上記説明の水溶性スラ
リー廃液2aの場合、所定粒径(例えば15μm)以上
の再利用可能な砥粒をいう。粒径が所定粒径に満たない
微細砥粒は再利用に適さないものである。
遊固体分)及び液体分からなる廃液N1に対して、次に
凝集分離操作及び濃縮操作、遠心分離機による固液分離
操作が行なわれ、水溶性クーラント成分Qが抽出され
る。SS(浮遊固体分)分は廃棄物(廃スラッジ)Lと
して処理される。即ち、水溶性クーラント成分Q及び浮
遊固体分及び液体分からなる廃液N1から、水溶性クー
ラント成分Qを抽出し、浮遊固体分を廃スラッジLとし
て廃棄する工程(c)(図5)がさらに実施される。次
いで、工程(d)(図5)において、回収した有効砥粒
Pと抽出したクーラント成分Qの再利用が行われるよう
になっている。
0から生じる廃スラッジLについて、減圧蒸留法の原理
を採用した振動乾燥手段60により、廃スラッジLの残
留液体分を気化せしめて、微細固体分を乾燥粉末化し、
乾燥粉末化された微細固体分P3の再利用を図り、ま
た、気化した残留液体分については冷却して液化し、ク
ーラント成分Q3を再利用することができるようにな
る。
で用いるスラリーの場合を説明したが、ラップ装置、或
いはポリシング装置で用いられるスラリーの場合でも同
様に処理が可能である。また、スラリーとしては、主に
水溶性スラリーの場合を説明したが、油性スラリーの場
合であっても、油性クーラント成分中の有機溶媒が減圧
蒸留法の原理により抽出できるものであれば、本発明シ
ステムを利用可能である。
に説明するが、これらは例示的に示されるもので限定的
に解釈されるべきでないことはいうまでもない。
機(株)製〕と、その付属設備のボイラ、コンデンサ、
レシーバタンク(受水槽)、水封式真空ポンプを用い
た。横型円筒容器(筒状容器本体)を被覆しているジャ
ケット部材(加熱手段)にはボイラからの水蒸気の温度
を133℃として供給した。また、コンデンサには冷却
水の温度を15℃として供給し、水封式真空ポンプには
水封水の流量を3L/分として供給し、水封式真空ポン
プの真空度を40Torrとした。また、振動モータ
(振動発生手段)の振動数を1200rpmとし、振動
幅を4mmとした。
分85wt%)を振動乾燥機の最大収容容積の50wt
%まで投入し、振動乾燥機の振動モータの電源を入れ、
横型円筒容器の振動を開始させた。また、振動乾燥機の
ジャケット部にボイラからの水蒸気を供給して、横型円
筒容器の加熱を開始させた。さらに、横型円筒容器の内
部の圧力を水封式真空ポンプで減圧し、抽出ガスをコン
デンサで凝縮液化させ、凝縮液はレシーバタンクに貯留
した。
は、容器内の圧力が水封式真空ポンプの設定圧力に達し
た時点で、振動乾燥機の加温と減圧の操作を止めて横型
円筒容器内圧力を大気に解放した。振動乾燥機を停止
し、製品温度が常温に達した時点で、排出口を解放し製
品を取り出した。また、レシーバタンク内に貯留された
抽出液も取り出した。 3.結果 製品としてのシリコン廃スラッジの微細固体分は、乾燥
粉末化され、その残留液体分は1wt%以下となってお
り、塗型剤等の骨材として十分な品質であることが確認
された。また、抽出液としてのシリコン廃スラッジの残
留液体分は、クーラント成分であり、再生クーラントと
して再利用可能であることが確認された。
ラリー廃液の再生処理において生じる廃スラッジから残
留液体分(有機溶媒)と微細固体分とを分離抽出して、
廃スラッジの微細固体分を有効に再利用可能とし、ま
た、廃スラッジの残留液体分についても、新たなスラリ
ーの作成の際のクーラント成分として再利用可能とする
ことにより、コスト低減を図り、しかも、産業廃棄物が
全く生じないことから、環境問題の一助ともなる廃スラ
ッジの再利用システムを提供することができるという大
きな効果が達成される。
の一例を示す概略説明図である。
ローチャートである。
を示す概略説明図である。
ー廃液再生処理の構成の一例を示す概略説明図である。
ー廃液再生処理における工程の一例を示すフローチャー
トである。
明図である。
る。
級機、6:蒸留法、8:遠心分離機、10:スラリー、
10A,10B:従動ローラ、10C:駆動ローラ、1
2:ワイヤ、14a,14b,14c:リング状溝、1
6:駆動モータ、20,30:張力調節機構、22,3
2:ワイヤ巻取りドラム、24,34:トルクモータ、
40:ワーク、42:ワークホルダ、45:ワイヤソー
装置、50:スラリー廃液再生処理、60:振動乾燥手
段、62:振動乾燥装置、64:筒状容器本体、65:
加熱手段、66:投入口、68:排出口、70:排気
口、72:弾性支持手段、74:振動発生手段、80:
ボイラ、82:操作盤、84:コンデンサ、86:受水
槽、88:真空ポンプ、D:無機系分散剤、L:廃スラ
ッジ、N1,N2,N3:廃液、P:有効砥粒、P1:
新品砥粒、P3:微細固体分、Q,Q3:クーラント成
分、Q1:再生クーラント、Q2:新品クーラント、
W:希釈液。
Claims (13)
- 【請求項1】 スラリー廃液再生処理において生じる廃
スラッジ(e)から、残留液体分を気化せしめ微細固体
分を乾燥粉末化する蒸留乾燥工程(f)を有し、該乾燥
粉末化された廃スラッジの微細固体分を再利用すること
(g)を特徴とする廃スラッジの再利用システム。 - 【請求項2】 前記気化せしめた廃スラッジの残留液体
分を冷却して液化することにより、廃スラッジの残留液
体分からクーラント成分を抽出して再利用すること
(h)を特徴とする請求項1記載の廃スラッジの再利用
システム。 - 【請求項3】 前記廃スラッジから抽出したクーラント
成分は、新たなスラリーの作成の際に、新品クーラント
成分と混合して再利用することを特徴とする請求項2記
載の廃スラッジの再利用システム。 - 【請求項4】 前記蒸留乾燥工程(f)は、残留液体分
が1wt%以下となるように、廃スラッジの微細固体分
を乾燥粉末化することを特徴とする請求項1〜3のいず
れか1項記載の廃スラッジの再利用システム。 - 【請求項5】 前記蒸留乾燥工程(f)は、振動しつつ
加熱する振動乾燥手段を用いて処理されることを特徴と
する請求項1〜4のいずれか1項記載の廃スラッジの再
利用システム。 - 【請求項6】 前記振動乾燥手段は、スラリー廃液再生
処理において生じる廃スラッジを投入する投入口と、乾
燥粉末化した微細固体分を排出する排出口と、気化した
残留液体分を排気する排気口とが形成された筒状容器本
体と、該筒状容器本体の内部を加熱するための加熱手段
と、該筒状容器本体を弾性的に支持する弾性支持手段
と、該筒状容器本体を振動せしめる振動発生手段とを備
えた振動乾燥装置を有することを特徴とする請求項5記
載の廃スラッジの再利用システム。 - 【請求項7】 前記スラリー廃液は、ワイヤソー装置で
使用されたスラリー廃液であることを特徴とする請求項
1〜6のいずれか1項記載の廃スラッジの再利用システ
ム。 - 【請求項8】 前記廃スラッジの微細固体分は、ワイヤ
ソー装置で切断された被加工物成分と、ワイヤソー装置
で利用された遊離砥粒成分とを含むことを特徴とする請
求項1〜7のいずれか1項記載の廃スラッジの再利用シ
ステム。 - 【請求項9】 前記被加工物成分は、珪素、セラミック
ス、酸化物結晶及び/又は化合物半導体結晶であること
を特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の廃スラ
ッジの再利用システム。 - 【請求項10】 前記遊離砥粒成分は、炭化珪素、珪
素、ニ酸化珪素、酸化アルミニウム及び/又は酸化ジル
コニウムであることを特徴とする請求項1〜9のいずれ
か1項記載の廃スラッジの再利用システム。 - 【請求項11】 前記乾燥粉末化した廃スラッジの微細
固体分を鋳型の塗型剤の骨材として再利用することを特
徴とする請求項1〜10のいずれか1項記載の廃スラッ
ジの再利用システム。 - 【請求項12】 前記乾燥粉末化した廃スラッジの微細
固体分を骨材として、アルコール類又は水溶性分散剤に
分散し、鋳物用塗型剤に再利用することを特徴とする請
求項1〜11のいずれか1項記載の廃スラッジの再利用
システム。 - 【請求項13】 請求項1〜12のいずれか1項記載の
廃スラッジの再利用システムから得られる乾燥粉末化さ
れた廃スラッジの微細固体分を必須成分として含有する
ことを特徴とする塗型剤用骨材。
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- 2002-01-31 JP JP2002024506A patent/JP3768891B2/ja not_active Expired - Lifetime
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