JP2003225640A - 汚染土壌用固化不溶化剤 - Google Patents

汚染土壌用固化不溶化剤

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Katsuichi Kunimatsu
勝一 国松
Yutaka Matsuda
豊 松田
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Matsuda Giken Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】重金属等の有害物質類によって汚染された土壌
を簡単にかつ的確に処理することを課題とする。 【解決手段】重金属等の有害物質類によって汚染された
土壌にMgOおよび/またはMgO含有材を添加して固
化する。MgOは植物成長に支障のないようなpH範囲
で汚染土壌を固化しかつ固化土中に該有害物質を再溶出
することなく封鎖する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汚染物質によって
汚染された土壌の固化不溶化剤に関するものである。
【0002】
【発明の背景】重金属類は人体に有害な物質であるが、
特に火山国である我が国の土壌には、元来各種鉱物に起
因する重金属類が含まれており、また近年、工業の発展
に併ない工場等から排出される汚染物質による土壌汚染
も顕著になってきている。
【0003】
【従来の技術】従来は、重金属類汚染土壌を搬出して新
しい非汚染土壌と交換する方法、重金属類汚染土壌を高
温処理して溶融し重金属類を封鎖する方法、重金属類汚
染土壌をセメントおよびセメント系固化剤で固化不溶化
して重金属類を封じ込める方法等が採られている(例え
ば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】特開2000−53961号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記土壌交換方法では
搬出した汚染土壌の処分場所あるいは無害化が問題とな
り、また汚染土壌の高温処理方法ではエネルギーコスト
や設備費が莫大になり、またセメントまたはセメント系
固化剤による汚染土壌の固化方法では、固化土が高アル
カリ性になり、該固化土からアルカリが溶出して動植物
に悪影響をもたらし、またアルカリによって汚染物質が
再溶出するおそれがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、MgOおよび/またはM
gO含有材からなる有害物質汚染土壌用固化不溶化剤を
提供するものである。MgO100質量部に対して固化
不溶化助剤を10〜300質量部添加することが好まし
く、また上記土壌用固化不溶化剤100質量部に更に有
機高分子凝集剤を0.1〜5.0質量部添加することが
好ましい。該有害物質としては重金属、シアン、リンお
よび/または窒素および/またはヒ素、含塩素有機化合
物等に適用される。
【0007】
【作用】MgOは低アルカリ性でありかつ汚染物質の溶
出に対する不溶化力に優れている。MgOに助剤を添加
すると、固化土は更に低アルカリ性になったり固化速度
が早くなったり、あるいは固化物の強度が向上したりす
る。また有機高分子凝集剤の添加により固化土の強度が
向上する。本発明を以下に詳細に説明する。
【0008】
【発明の実施の形態】〔MgO〕本発明に使用されるM
gOには、低温焼成品と高温焼成品とがあるが、反応性
の点からみて低温焼成品(軽焼ドロマイト)の使用が望
ましい。また本発明では軽焼ドロマイトやドロマイトプ
ラスターのようなMgOを含むものも使用出来る。軽焼
ドロマイトはドロマイト(炭酸カルシウムと炭酸マグネ
シウムの複塩で理論値として炭酸カルシウム54.27
%、炭酸マグネシウム45.73%の割合で含有)を7
00〜1000℃で焼成し炭酸マグネシウムをMgOと
し、一部の炭酸カルシウムを酸化カルシウムとしたもの
である。ドロマイトプラスターは軽焼ドロマイトを水と
反応消化させた水酸化ドロマイトを微粉砕し整粒したも
のであり、粉末化に問題のある軽焼ドロマイトよりも望
ましいMgO含有材である。上記MgOおよび/または
MgO含有材は、処理対象土壌に対しMgOとして1〜
30(質量/容量)%添加することが好ましい。
【0009】〔固化不溶化助剤〕MgOおよび/または
MgO含有材を土壌と混合して水中に投入した場合、固
化発現に長時間を要したり、強度が空気中より低下する
ことがある。そこで水中でも空気中と同様の固化を可能
するために固化不溶化助剤を添加することが好ましい。
また150%以上の高含水比で泥水状態の汚染土壌の場
合にはフィルタープレス等を使用して機械脱水を行なう
ことが望ましいが、この場合機械脱水を容易ならしめる
ために固化不溶化助剤を添加することが好ましい。
【0010】上記固化不溶化助剤(以下第1助剤とす
る)としては、例えば硫酸アルミニウム、ポリ塩化アル
ミニウム(PAC)等の酸性アルミニウム塩、硫酸第一
鉄、塩化第二鉄等の酸性鉄塩、リン酸あるいは第一リン
酸ソーダ、重過リン酸カルシウム、過リン酸カルシウム
等の酸性リン酸塩類等があり、上記第1助剤は二種以上
混合使用されてもよい。
【0011】MgOおよび/またはMgO含有材のみ、
あるいはMgOおよび/またはMgO含有材と上記固化
不溶化助剤のみでは、土壌の種類によって不溶化のため
に必要な固化強度が効率良く得られなかったり、あるい
は固化強度発現までに長時間を要する場合がある。この
場合には更なる固化不溶化助剤として固化を促進させる
ような薬剤(以下第2助剤とする)を使用することが好
ましい。
【0012】上記第2助剤としては、例えば炭酸カルシ
ウム、硫酸カルシウム、塩化カルシウム等のカルシウム
塩、炭酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩化マグネ
シウム等のマグネシウム塩や高炉スラグ、二酸化ケイ
素、パーライト等があり、上記第2助剤は二種以上混合
使用されてもよい。上記硫酸カルシウムとしては無水ま
たは半水石膏が例示され、特に半水石膏の使用が望まし
く、上記二酸化ケイ素としては含水非結晶型二酸化ケイ
素、無水二酸化ケイ素、シリカヒューム等がある。高炉
スラグはMgOに比べて高アルカリであるが、価格がM
gOに比べて安価であり、長期安定性にも寄与するの
で、MgO100質量部に対して10〜300質量部程
度添加することが好ましい。しかし300質量部を越え
る添加量では十分な固化強度が得られない場合がある。
【0013】更に固化不溶化助剤としては、有害物質を
吸着するような薬剤例えば活性炭、ゼオライト、ケイ藻
土等を使用してもよい(以下第3助剤と云う)。このう
ちゼオライトは特に重金属類に対する吸着効果に優れて
おり、一般にMgO100質量部に対して10〜300
質量部好ましくは10〜100質量部添加することが好
ましい。
【0014】上記第1、第2、第3助剤の種類の選択お
よび添加量は対象土壌の性状、例えば有害物質の種類、
土質、含水比、粒度等によって適当に設定されるべきで
ある。例えば前記機械的脱水を行なう場合には固化不溶
化助剤として第1助剤であるポリ塩化アルミニウムおよ
び/または塩化第二鉄を選択すること好ましく、この場
合には上記固化不溶化助剤はMgO100質量部に対し
て10〜300質量部好ましくは50〜150質量部の
範囲の添加量である。
【0015】また六価クロムを有害物質として含む土壌
の場合には固化不溶化助剤として第1助剤である硫酸第
一鉄が良く、添加量はMgO100質量部に対して10
〜300質量部、好ましくは10〜100質量部とされ
る。硫酸第一鉄の添加量が300質量部を上回ると、M
gOの土壌に対する固化能力が著しく低下する。
【0016】更に50%以下の低含水比の汚染土壌から
50〜150%の中含水比の汚染土壌に対しては、第1
助剤である硫酸アルミニウムが有効であり、特に前記固
化を促進させるような固化不溶化助剤である第2助剤と
併用するとより効果的である。
【0017】更に前記固化を促進させる固化不溶化助剤
である第2助剤は、MgO100質量部に対して10〜
300質量部、好ましくは10〜100質量部添加す
る。これに満たない添加量では該第2助剤の固化促進効
果が充分発揮されず、これを越える添加量ではコスト高
になり、場合によってはMgOの固化不溶化効果を損な
うおそれがある。
【0018】上記固化促進のために添加する第2助剤の
場合、含水比が50〜150%前後の汚染土壌に対して
硫酸カルシウム、二酸化ケイ素、パーライトが有用であ
り、これらを添加することによって、固化強度が増大
し、MgOの不溶化効果が助長される。またこれら第2
助剤は、前記第1助剤である硫酸アルミニウムと併用し
た場合に相乗効果が得られることも少なくない。この場
合第2助剤と硫酸アルミニウムとの混合比は、対象土壌
の性状にもよるが、一般的には第1助剤としての硫酸ア
ルミニウム100質量部に対して上記第2助剤を100
〜200質量部混合する。
【0019】〔有害物質〕本発明において、汚染土壌に
含まれる有害物質には、例えばマンガン、クロム、銅、
鉛、カドミウム、水銀、セレン等の重金属、窒素、リ
ン、ホウ素、ヒ素、シアン、含塩素有機化合物等があ
る。該含塩素有機化合物としては、テトラクロロジベン
ゾパラシオキシン(ダイオキシン)、テトラクロルメタ
ン、トリクロロエチレン、塩素化ジフェニル、塩素化パ
ラフィン等が例示される。
【0020】〔土壌処理〕上記第1、第2、第3助剤は
単独で使用しても、あるいは第1助剤と第2助剤、第1
助剤と第3助剤、第2助剤と第3助剤を組合わせて使用
しても、あるいは3つすべてを組合わせて使用してもよ
い。いづれを選ぶかは、前記したように対象土壌の性
状、有害物質の種類、土質、含水比、粒度等を考慮す
る。一般的に云って上記助剤はMgO100質量部に対
して10〜300質量部の範囲で添加される。このよう
にして配合された本発明の固化不溶化助剤は対象土壌が
高含水であり、フィルタープレス等の機械的脱水固化を
行う場合は汚染土壌1m3 当たりMgOとして10〜2
00kg添加される。また一般土壌の場合は対象土壌1m
3 当たりMgOとして30〜300kg添加される。
【0021】〔有機高分子凝集剤〕処理対象土壌の含水
比が例えば100%以上の場合には、土壌中のフリー水
分を吸収して処理対象土壌の固化強度の向上や土壌用固
化不溶化剤の添加量を減らすために、有機高分子凝集剤
が使用される。上記有機高分子凝集剤としては、例えば
ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリルアミド、アクリル
酸ソーダ−アクリルアミド共重合体、ポリエチレンオキ
サイド等がある。
【0022】〔実施例1・比較例1〕現場から採取した
砂質土(含水比=15.3%、礫・砂分=82%、シル
ト・粘土分=18%、密度=1.81g/cm3 )の重金属
類溶出試験を下記の通り行った。上記重金属類汚染砂質
土1m3 に下記組成の固化剤Aを15(質量/容量)%
添加攪拌混合して固化せしめた。上記固化処理から28
日経過後の固化体の環境庁告示第46号による溶出試験
結果を表1に示す。 固化剤Aの組成 実施例 比較例 軽焼酸化マグネシウム 100質量部 高炉セメントB種 100質量部
【0023】
【表1】
【0024】従来技術であるセメントでは、重金属類複
合汚染土に含まれるすべての重金属類を土壌環境基準以
下に固化・不溶化することは困難である。上記固化体の
28日後の一軸圧縮強度は1,520KN/m2 、pHは1
0.1であった。
【0025】〔実施例2・比較例2〕現場から採取した
砂質土(含水比=21.5%、礫・砂分=73%、シル
ト・粘土分=27%、密度=1.76g/cm3 )の重金属
類溶出試験を下記の通り行った。上記重金属類汚染砂質
土1m3 に下記組成の固化剤Bを15(質量/容量)%
添加攪拌混合して固化せしめた。上記固化処理から28
日後の固化体の環境庁告示第46号による溶出試験結果
を表2に示す。 固化剤Bの組成 実施例 比較例 軽焼酸化マグネシウム 100質量部 − 硫酸第一鉄 50質量部 − 過リン酸石灰 50質量部 − 高炉セメントB種 100質量部
【0026】
【表2】
【0027】表2の結果から、従来技術であるセメント
系固化剤としての高炉セメントB種を添加した比較例で
は、鉛および六価クロムの溶出濃度が土壌環境基準を上
回ったが、MgOを含有する固化剤Bを用いた実施例で
は、土壌環境基準以下に不溶化出来た。上記実施例の固
化体の28日後の一軸圧縮強度は2,050KN/m2 、p
Hは10.3であった。
【0028】〔実施例3・比較例3〕シアンを含むスラ
ッジ(含水比=398%、比重=1.129)の性状
は、表3に示す通りであった。この試料1m3 に下記組
成の固化剤Cを4(質量/容量)%添加し、フィルター
プレス脱水・固化し、7日後に実施した環境庁告示第4
6号による溶出試験結果を表3に示す。 固化剤Cの組成 実施例 比較例 軽焼酸化マグネシウム 100質量部 PAC 50質量部 塩化第二鉄 50質量部 高炉セメントB種 100質量部
【0029】
【表3】
【0030】
【表4】
【0031】MgOを含有する固化剤Cを用いることに
よって、脱水ケーキのシアン溶出濃度を土壌環境基準以
下に出来るが(表3)、従来技術であるセメント系固化
剤としての高炉セメントB種を使用した場合には、脱水
ケーキのシアン溶出濃度を土壌環境基準以下に出来ず、
更に濾水にセメント中に含まれていたと思われる六価ク
ロムが土壌環境基準を越えて溶出した(表4)。
【0032】〔実施例4〕現場から採取したシルト(含
水比=69.6%、砂分=35%、シルト・粘土分=6
5%、密度=1.58g/cm3 )の重金属類溶出試験結果
は表5のようであった。上記重金属類汚染土1m3 に下
記組成の固化剤を15(質量/容量)%添加攪拌混合し
て固化せしめた。上記固化処理から28日後の固化体の
環境庁告示第46号による溶出試験結果を表5に示す。 固化剤Dの組成 軽焼酸化マグネシウム 100質量部 硫酸カルシウム(半水石膏) 20質量部 二酸化ケイ素(ホワイトカーボン) 10質量部
【0033】
【表5】 上記固化体の28日後の一軸圧縮強度は2,500KN/m
2 、pHは9.3であった。
【0034】〔実施例5〕現場から採取した有機質底泥
(含水比=183%、湿潤密度=1.283g/cm 3 、強
熱減量=17.4%)の全リンおよび全窒素の含有量は
表6に示す通りであった。上記有機質底泥1m3 に対し
て下記組成の固化剤Eを4(質量/容量)%添加し、フ
ィルタープレスで脱水・固化し、7日後に実施した環境
庁告示第46号による溶出試験結果を表6に示す。 固化剤Eの組成 軽焼酸化マグネシウム 100質量部 PAC 50質量部 塩化第2鉄 50質量部
【0035】
【表6】 濾水および脱水ケーキからの全リンおよび全窒素の溶出
量は、排水基準を大きく下回った。
【0036】〔実施例6〕トリクロロエチレン(トリク
レン)で汚染された地区の地下GL−5m地点の土壌を
コアーサンプリングしてトリクレン汚染土壌の試料とし
た。該試料の性状は下記の通りである。 含水比114%、砂分49.5%、シルト分26.0
%、粘土24.5%、密度1.413g/cm3 該試料を直ちに水質分析法に従って抽出分析を行い、ト
リクロロエチレン(トリクレン)の含有濃度を測定し
た。該試料1m3 に下記組成の固化剤Fを10(質量/
容量)%の割合で添加混合して固化せしめた。上記固化
処理から28日後の固化体を環境庁告示46号による水
質分析法に従ってトリクロロエチレンを抽出分析した。
結果を表7に示す。 固化剤Fの組成 軽焼酸化マグネシウム 3質量部 硫酸第一鉄 7質量部 水 10質量部
【0037】
【表7】 上記固化体の28日後の強度はコーン指数300KN/
m2 、pH6.9であった。
【0038】処理後の固化体から抽出されたクロロエチ
レンの溶出量は原土に比べて60分の1程度と大巾に減
少した。
【0039】
【発明の効果】本発明においては、重金属類等の有害物
質によって汚染された土壌を植物成長に差支えないpH
範囲でMgOによって固化不溶化し、有害物質を再溶出
することなく固化土内に封鎖することが出来る。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】MgOおよび/またはMgO含有材からな
    ることを特徴とする有害物質汚染土壌用固化不溶化剤
  2. 【請求項2】MgO100質量部に対して固化不溶化助
    剤を10〜300質量部添加したことを特徴とする有害
    物質汚染土壌用固化不溶化剤
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の土壌用固化不溶
    化剤100質量部に更に有機高分子凝集剤を0.1〜
    5.0質量部添加したことを特徴とする有害物質汚染土
    壌用固化不溶化剤
  4. 【請求項4】該有害物質は重金属である請求項1〜3に
    記載の有害物質汚染土壌用固化不溶化剤
  5. 【請求項5】該有害物質はシアンである請求項1〜3に
    記載の有害物質汚染土壌用固化不溶化剤
  6. 【請求項6】該有害物質はリンおよび/または窒素およ
    び/またはヒ素である請求項1〜3に記載の有害物質汚
    染土壌用固化不溶化剤
  7. 【請求項7】該有害物質は含塩素有機化合物である請求
    項1〜3に記載の有害物質汚染土壌用固化不溶化剤
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