JP2003220742A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP2003220742A
JP2003220742A JP2002020638A JP2002020638A JP2003220742A JP 2003220742 A JP2003220742 A JP 2003220742A JP 2002020638 A JP2002020638 A JP 2002020638A JP 2002020638 A JP2002020638 A JP 2002020638A JP 2003220742 A JP2003220742 A JP 2003220742A
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JP2002020638A
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Yasushi Oguri
泰 小栗
Kenji Kobayashi
賢次 小林
Yasuo Kishigami
泰生 岸上
Shuichi Arai
修一 荒井
Hiroyuki Hirabayashi
宏行 平林
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はスリープ機能(節電機能)を有する
プリンタ装置等の印刷装置に関し、特に印刷データを効
率よく処理し、電力消費を減らした印刷装置を提供する
ものである。 【解決手段】 本発明は印刷時刻を指定した印刷データ
をホスト機器から印刷装置に送り、この印刷データの情
報を印刷待ちテーブルに格納する。そして、例えば通常
の印刷ジョブに対する印刷処理を行う際、印刷待ちテー
ブルに記憶した情報に基づき時間指定の印刷データに対
して印刷処理を実行し、節電モードになる回数を減ら
し、電力消費を軽減する。また、節電モードに移行する
までの時間以内に時間指定の印刷ジョブが存在する場
合、当該印刷データの印刷処理も連続して行うことによ
って節電モードになる回数を減らし、電力消費を軽減す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスリープ機能(節電
機能)を有するプリンタ装置等の印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ装置等の印刷装置は、電源投入
後初期設定処理を行い、例えばヒータに通電を行い、熱
ロールを飽和温度(設定温度)まで加熱する(ウォーム
アップ処理を行う)。その後、印刷処理を行い、例えば
温度制御回路によってヒータへの通電、非通電を繰り返
し、飽和温度(設定温度)を維持しつつ記録紙への印刷
処理を実行する。
【0003】このようなヒータ(定着器)の温度制御に
おいて、前の印刷処理が完了した後、指定時間内に次の
印刷データが送られてこない場合、スリープモード(節
電モード)に移行し、ヒータへの通電を制御する。例え
ば、ヒータの温度を飽和温度(設定温度)以下の、例え
ば60%の温度に保ち、電力消費を抑える。
【0004】また、他のスリープ機能(節電機能)とし
て、前の印刷データの入力間隔を監視し、印刷データの
入力間隔が短い時スリープモードの指定時間を長く設定
し、印刷データの入力間隔が長い時スリープモードの指
定時間を短く設定する方式も採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の何れの方式も、スリープモード(節電モード)に入
るまでの時間を指定、又は制御しており、スリープモー
ド(節電モード)の解除は、新たな印刷データの受信に
よって行われる。すなわち、従来のスリープ機能(節電
機能)では、スリープモード(節電モード)に入るまで
の条件について設定するものであり、新たな印刷データ
が供給されるとスリープモード(節電モード)が解除さ
れ、新たな印刷処理を実行する。
【0006】例えば、ある会議に必要な複数の資料a、
b、c、・・・について、アプリケーションを使用して
印刷データを作成し、印刷処理を行う場合を考える。こ
の場合、先ず資料aに対する印刷データを作成し、プリ
ンタ装置に送り印刷処理を行う。次に、資料bに対する
印刷データを作成し、プリンタ装置に送るが、資料bの
印刷データの作成が遅れると、プリンタ装置はスリープ
モード(節電モード)に入ってしまい、次の資料bが供
給されるまで定着器の温度を下げる。その後、次の資料
bが完成しプリンタ装置に供給されると、スリープモー
ド(節電モード)を解除し、ヒータに通電を行い飽和温
度(設定温度)までヒートアップし、資料bの印刷処理
を行う。
【0007】上記処理は、以後資料c、d、・・・につ
いても繰り返され、ヒータへの通電回数が増加し、無駄
な電力消費となる。特に、後者のスリープ機能(節電機
能)を採用すると、スリープモード(節電モード)の指
定時間が短くなり、ヒータへの通電/非通電がより多く
繰り返され、ヒータへの通電回数が更に増し、大きな電
力消費となる。
【0008】本発明はこうした実情に鑑みなされたもの
であり、印刷データを効率よく処理し、電力消費を軽減
する印刷装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は請求項1記載
の発明によれば、節電制御機能、及び時刻指定印刷機能
を備える印刷装置において、時刻を計時する時計手段
と、印刷ジョブに対する印刷処理が終了した後、所定時
間が経過すると節電制御を実行する節電制御手段と、時
刻が指定された印刷ジョブの情報を記憶する記憶手段
と、前記印刷ジョブ、及び前記時刻指定印刷ジョブとの
時間的接近状態を識別する接近状態識別手段とを備え、
該接近状態識別手段が前記所定時間を基準にして前記両
ジョブの接近状態を識別し、両ジョブを連結して印刷処
理する印刷装置を提供することによって達成できる。
【0010】ここで、上記印刷ジョブは印刷時刻の指定
がない所謂一般的な印刷ジョブを意味し、時刻が指定さ
れた印刷ジョブ(時刻指定印刷ジョブ)と区別する。ま
た、時刻指定印刷ジョブの時刻指定情報はホスト機器か
ら供給される印刷データに付加されていてもよく、また
印刷装置のオペレーションパネル等を操作して後に設定
してもよい。
【0011】また、時刻指定印刷ジョブの情報は印刷装
置への入力順に上記記憶手段に記憶され、一般の印刷ジ
ョブに対する印刷処理が終了した後、上記所定時間を基
準にして順次印刷処理される。ここで、上記所定時間
は、例えば印刷装置が節電モード(スリープモード)に
入るまでの時間のみならず、スリープモードが解除され
た際のヒートアップ時間も含まれ、この時間を基準にし
て判断する。
【0012】このように構成することにより、一般の印
刷ジョブに対する印刷処理の終了後、節電モードに入る
前、例えば記憶手段に記憶された時刻指定印刷ジョブの
印刷処理を継続して実行し、節電モードへの移行回数を
減らし、電力消費を軽減することができる。すなわち、
節電モードから印刷モードへのヒートアップに要する電
力消費を無くし、消費電力を抑えることができる。
【0013】請求項2の記載は、上記請求項1記載の発
明において、前記印刷ジョブに対する印刷処理の終了
後、前記記憶手段に時刻指定印刷ジョブが記憶されてい
る時、前記印刷ジョブに連結して前記時刻指定印刷ジョ
ブの全てを印刷処理する構成である。
【0014】この場合、記憶手段に記憶する時刻指定印
刷ジョブの全てに対して印刷処理を行い、節電モードへ
の移行回数を減らし、消費電力を抑える。請求項3の記
載は、上記請求項1記載の発明において、前記印刷ジョ
ブに対する印刷処理の終了後、前記所定時間以内に前記
時刻指定印刷ジョブの印刷時刻が含まれると識別する
時、前記印刷ジョブに対する印刷処理の終了後の節電制
御処理を禁止する構成である。
【0015】このように構成することにより、記憶手段
に記憶される時刻指定印刷ジョブが上記所定時間内に順
次実行され、節電モードへの移行回数を減らし、消費電
力を抑えることができる。請求項4の記載は、上記請求
項1記載の発明において、前記印刷ジョブに対する印刷
処理の終了後、前記所定時間以内に前記時刻指定印刷ジ
ョブの印刷時刻が含まれると識別する時、該含まれる印
刷時刻の時刻指定印刷ジョブの印刷時刻を繰り上げて実
行する構成である。
【0016】このように構成することによっても、節電
モードへの移行回数を減らし、消費電力を抑えることが
できる。請求項5の記載は、上記請求項1記載の発明に
おいて、前記時刻指定印刷ジョブが前記記憶手段に複数
記憶されている時、該複数の時刻指定印刷ジョブが前記
所定時間間隔以内に近接している場合、前記複数の時刻
指定印刷ジョブを連結して印刷処理する構成である。
【0017】本例は上記記憶手段に複数の時刻指定印刷
ジョブが記憶されている場合、接近状態識別手段はこれ
を検出し、この場合には対応する時刻指定印刷ジョブを
連結して連続印刷する。但し、この記載によって上記請
求項1乃至請求項4が複数の時刻指定印刷ジョブを含ま
ないとするものではなく、請求項5及び次の請求項6の
記載は特に複数の時刻指定印刷ジョブ間の関係を請求す
るものである。
【0018】このように構成することによっても、節電
モードへの移行回数を減らし、電力消費を抑えることが
できる。請求項6の記載は、上記請求項1記載の発明に
おいて、前記時刻指定印刷ジョブが前記記憶手段に複数
記憶されている時、該複数の時刻指定印刷ジョブの印刷
順序を印刷指定時刻が早い順に変更する構成である。
【0019】例えば、記憶手段への時刻指定印刷ジョブ
に関する情報の記憶は入力順であり、この順序を印刷時
刻順に変更し、印刷出力する。このように構成すること
により、印刷時刻の指定が早い順に印刷され、ユーザに
とって利用し易い印刷物の出力状態となる。
【0020】請求項7の記載は、上記請求項1記載の発
明において、前記時刻指定は、印刷終了希望時刻であ
り、該印刷終了希望時刻に基づいて該印刷ジョブの印刷
開始時刻を演算する構成である。上記印刷開始時刻の演
算は、印刷データの内容や容量等を考慮して行われ、最
適な印刷開始時刻を設定することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。 <第1の実施形態>図1は本実施形態の印刷装置のシス
テム構成を説明する図である。本例は、印刷装置とし
て、不図示のコンピュータに接続され、コンピュータか
ら出力される印刷データに基づいて印刷処理を行うプリ
ンタ装置に関する。尚、コンピュータ等のホスト機器と
プリンタ装置の接続構成については第3の実施形態にお
いて説明する。
【0022】先ず、同図において、プリンタ装置1は全
体制御部2、受信部3、解析実行部4、印刷行列処理部
5、描画部6、プリンタエンジン制御部7、プリンタエ
ンジン8、ページバッファ9、フレームメモリ10で構
成されている。全体制御部2は上記受信部3、解析実行
部4、印刷行列処理部5、描画部6、プリンタエンジン
制御部7との間で、データの授受を行い、各部の制御を
行う。
【0023】尚、受信部3には不図示のパーソナルコン
ピュータ等のホスト機器から印刷データが供給される。
図2は上記印刷データの例であり、文字コードや印刷制
御データを含む印刷データaと共に、印刷終了希望時間
の情報bが供給される。これら印刷データa及び印刷終
了希望時間の情報bは上記受信部3に入力する。また、
印刷終了希望時間の情報bは、例えばユーザが印刷デー
タaを作成する際、キーボードやマウスを使用して指定
する。
【0024】受信部3は、ホスト機器から入力する印刷
データa、及び印刷終了希望時間の情報bを上記全体制
御部2との情報交換に従って受信する。受信部3はバッ
ファを有し、ホスト機器から供給される印刷データa等
を一旦格納する。解析実行部4は上記受信部3に入力し
た印刷データa及び印刷終了希望時間の情報bを全体制
御部2の制御によって入力し、例えば印刷データa及び
印刷終了希望時間の情報bの解析処理を行い、ページバ
ッファ9に出力する。ページバッファ9は一定容量のメ
モリエリアを有し、解析実行部4から送信される解析済
みの印刷データを記憶する。この時、ページバッファ9
の記憶される印刷データには、ページバッファ9内のア
ドレスを示すデータポインタが付加される。
【0025】また、解析実行部4は上記解析処理によっ
て、印刷データaと共に送信された印刷終了希望時間の
情報bを読み出し、更にページバッファ9内のデータポ
インタの情報を印刷行列処理部5に送信する。印刷行列
処理部5は、解析実行部4から送信された印刷終了希望
時間の情報bと上記データポインタを受け取り、印刷待
ち行列処理を実行する。この印刷待ち行列処理の詳細は
後述するが、その処理の際使用される印刷待ちテーブル
の構成を説明する。
【0026】図3は印刷待ちテーブルの構成を説明する
図である。同図において、印刷待ちテーブル11は、印
刷開始フラグの設定エリア11a、印刷開始時間の記憶
エリア11b、ページバッファ9内のデータポインタの
記憶エリア11cで構成されている。印刷行列処理部5
は解析実行部4から供給される印刷終了希望時間の情報
bを記憶エリア11bに書き込む。また、対応する印刷
データが記憶されたページバッファ9内のデータポイン
タの情報を記憶エリア11cに書き込む。さらに、印刷
開始フラグを設定エリア11aに設定する。尚、初期
時、設定エリア11aに設定する印刷開始フラグはオフ
フラグである。
【0027】描画部6は印刷行列処理部5の指示に従っ
て前述のページバッファ9に記憶したビットマップデー
タを読み出し、描画部6に送る。描画部6はページバッ
ファ9から読み出したビットマップデータをフレームメ
モリ10に送り、フレームメモリ10に展開する。そし
て、例えば1頁分の印刷データの展開が終了すると、印
刷指示をプリンタエンジン制御部7に出力する。
【0028】プリンタエンジン制御部7は描画部6から
の印刷指示に従って、フレームメモリ10からビットマ
ップデータを読み出し、プリンタエンジン8に送る。プ
リンタエンジン8では供給されるビットマップデータに
従って記録紙への印刷処理を実行する。また、プリンタ
エンジン8が印刷処理を行う間、プリンタエンジン制御
部7はプリンタエンジン8を構成する現像器や、転写
器、定着器等にバイアス電圧や駆動信号を送り、プリン
タエンジン8の駆動を制御する。以上の構成において、
以下に本例の処理を説明する。
【0029】図4は本例の処理を説明するフローチャー
トであり、特に印刷待ち行列処理を説明するものであ
り、印刷データを効率よく処理し、本例の目的である電
力消費の低減を図る処理である。前述のように、不図示
のホスト機器から印刷データa、及び印刷終了希望時間
の情報bが入力すると、受信部3に一旦格納された後、
解析実行部4に送られ解析処理が行われる。
【0030】この間、印刷行列処理部5は解析実行部4
から供給される通知を待つ(ステップ(以下、STで示
す)1)。ここで、解析実行部4から通知がない間(S
T1がNO)、一定時間の経過を待って後述する処理を
行う(ST2)。一方、解析実行部4から通知があると
(ST1がYES)、印刷待ち行列への追加処理を実行
する(ST3)。
【0031】図5(a)はこの処理を具体的に説明する
フローチャートである。先ず、解析実行部4から印刷終
了希望時間の情報bと、ページバッファ9内のデータポ
インタの取得処理が行われる(ST3−1)。ここで、
ページバッファ9内のデータポインタは、ページバッフ
ァ9内の印刷データaの格納アドレスを指定するもので
あり、例えば印刷データaが記憶されたアドレスの先頭
位置を示す。
【0032】次に、ページバッファ9内の印刷情報から
印刷のための所要時間を求める(ST3−2)。この処
理は、例えば印刷データaの貢数、複写枚数、用紙サイ
ズ、両面印刷の有無、カラー又はモノクロ印字等の情報
から印刷に必要な時間を求める。
【0033】次に、印刷終了希望時間の情報bと上記計
算によって求めた印刷所要時間から印刷開始時間を求め
る(ST3−3)。すなわち、印刷終了希望時間の情報
bから印刷所要時間を減算して印刷開始時間を求める。
このようにして求めた印刷開始時間は、当該印刷データ
aを印刷終了希望時間までに完了するために必要な時間
となる。
【0034】次に、前述の印刷待ちテーブルに上記計算
によって求めた印刷開始時間、及びデータポインタを追
加する(ST3−4)。具体的には、前述の図3に示す
印刷待ちテーブルの記憶エリア11bに印刷開始時間の
情報を登録し、記憶エリア11cに対応する印刷データ
aが記憶されたページバッファ9のデータポインタの情
報を登録する。また、対応する設定エリア11aには印
刷開始フラグとしてオフフラグを設定する。
【0035】その後、印刷開始時間に到達するか判断す
る(ST3−5)。すなわち、印刷開始時間に達したか
チェックし、印刷開始時間になると(ST3−5がYE
S)、対応する印刷データの印刷開始フラグをオンにす
る(ST3−6)。上記処理によって図3に示す印刷待
ちテーブル11には印刷データaのフラグ情報、印刷開
始時間の情報、データポインタの情報が書き込まれ、順
次印刷データaがページバッファ9に記憶されるに従っ
て、上記印刷待ちテーブル11にも対応するフラグ情
報、印刷開始時間の情報等が書き込まれていく。
【0036】次に、前述の図4に示す処理に戻り、上記
解析実行部4から通知がない場合、印刷行列処理部5は
一定時間の経過を判断し(ST2)、一定時間の経過に
よって印刷待ち行列更新処理を行う(ST2がYES、
ST4)。この処理を具体的に説明するフローチャート
が図5(b)である。
【0037】先ず、上記印刷待ちテーブル11の先頭に
スキャンポインタをセットし(ST4−1)、スキャン
処理を開始する。ここで、印刷待ちテーブル11に前述
のように情報が書き込まれていれば、最初の処理におい
て行列は終了しないと判断でき(ST4−2がNO)、
プリンタ装置の状態をチェックする(ST4−3)。こ
のチェックは、プリンタ装置がレディ状態であるか判断
するものであり、プリンタ装置がレディ状態でなければ
次の処理に移行するが(ST4−3がNO)、レディ状
態である場合(ST4−3がYES)、印刷開始フラグ
をオンに設定する(ST4−4)。
【0038】すなわち、この場合印刷開始時間に関係な
く印刷開始フラグをオンする。例えば、現在時刻が1
3:00であり、テーブルの記憶エリア11bには印刷
開始時間が14:00、14:30、17:00の印刷
データaが登録されている場合、これらの印刷データa
に対応する設定エリア11aの印刷開始フラグを全てオ
ンに設定する。
【0039】次に、印刷開始時間をチェックし(ST4
−5)、印刷開始時間に到達しているときは、開始フラ
グをオンに設定する(ST4−6)。この処理は、例え
ばプリンタ装置がレディ状態になっていない場合有効で
あり(ST4−3がNO)、この場合には、印刷開始時
間に達している印刷データaの印刷処理を行うためであ
る。
【0040】次に、印刷待ちテーブル11の次の行列に
移行し、上記処理を繰り返す(ST4−7)。したがっ
て、上記処理を繰り返すことによって、印刷待ちテーブ
ル11に登録されたフラグがチェックされ、スキャンを
実行した時刻において印刷開始時間に達している場合は
勿論、印刷開始時間に達していない場合でもプリンタ装
置がレディ状態であれば、印刷待ちテーブル11上の印
刷開始フラグは全てオンに設定される。
【0041】その後、図4の処理に戻って、印刷待ちテ
ーブル11のオンフラグが判断され(ST5)、オンフ
ラグが有る場合(ST5がYES)、描画部6に印刷開
始の指示を行う(ST6)。描画部6は印刷開始の指示
があると、オンフラグに設定されているデータポインタ
の情報を記憶エリア11cから読み出し、ページバッフ
ァ9の対応するエリアから印刷データaを読み出し、描
画処理を施してフレームメモリ10に展開する。
【0042】フレームメモリ10は所定量のデータが展
開されると、前述のようにプリンタエンジン制御部7を
介してプリンタエンジン8にデータを出力し、記録紙へ
の印刷処理を行う。尚、上記印刷処理を開始した印刷デ
ータaの情報は、印刷待ちテーブル11から削除される
(ST7)。
【0043】上記処理は前述のように、解析実行部4か
ら通知があった時、又は一定時間間隔で行われ、上記処
理を繰り返すことによってページバッファ9に蓄積され
る印刷データaは印刷待ちテーブル11の情報に従って
順次印刷処理される。特に、本例では印刷待ちテーブル
11に印刷開始時間が設定され、しかもプリンタ装置が
レディ状態になると全ての印刷開始フラグはオンに設定
されるので、効率よく印刷処理を行うことができる。
【0044】すなわち、印刷データに印刷終了希望時間
の情報bを付け加えることにより、印刷終了希望時間ま
での間に他の印刷が入ると一緒に印刷され、実質的にプ
リンタ装置がスリープ状態に設定されている時間を長く
し、電力消費を少なくする。また、スリープ解除に伴う
プリンタ装置のウォームアップ回数も減少し、ウォーム
アップ時の準備回転などによる感光体ドラムの消耗や、
トナー等の消耗も軽減することができる。
【0045】尚、上記実施形態の説明によれば、プリン
タ装置は時計機能を有し、絶対時間による印刷開始時間
の指定を行ったが、プリンタ装置への電源投入からの相
対時間によって制御を行ってもよい。この場合、相対時
間による印刷開始時間の指定となり、この時には印刷待
ちのテーブル11の印刷開始時間を減算し、例えばゼロ
以下になった時印刷開始フラグをオンする構成とする。
【0046】また、相対時間を使用する場合、電源が何
らかの理由で切れると印刷開始時間は信頼できないの
で、電源投入時印刷待ちテーブルに残る印刷データは全
て無条件に印刷を行う構成としてもよい。また、上記実
施形態では、印刷データaと共に印刷終了希望時間の情
報bを入力したが、印刷終了希望時間の情報bに代え
て、直接印刷開始時間を入力してもよく、又他の時間情
報を入力する構成としてもよい。
【0047】また、プリンタ装置がレディ状態の時、印
刷待ちテーブル11に複数の印刷データがある場合、前
述の図5(b)の処理で説明したように印刷待ちテーブ
ル11へのエントリ順に印刷を行う構成としたが、印刷
待ちテーブル11内の印刷開始時間が早い順に印刷を行
うように構成してもよい。
【0048】また、本例に使用するプリンタ装置とホス
ト機器が直接ケーブルで接続されている場合、ホスト機
器はプリンタ装置の状態を取得することができ、本例の
印刷待ち行列処理をホスト機器の制御によって行うこと
も可能である。一方、プリンタ装置とホスト機器がネッ
トワークで接続され、ネットワーク印刷管理ツール等を
使用して一元管理されている場合には、当該ネットワー
ク印刷管理ツールに本例の印刷待ち行列処理を付加する
構成としてもよい。さらに、プリンタ装置をグループ管
理している場合は、例えばレディ状態であるプリンタ装
置にデータ送出を送信することによって、グループ単位
でスリープ時間を長く制御することができる。
【0049】また、上記実施形態の説明では前の印刷ジ
ョブの処理が終了した時、印刷待ちテーブル11に情報
がある印刷データaの印刷処理を実行したが、単にプリ
ンタ装置をスリープモードに移行しない制御を行っても
よい。さらに、上記実施形態でいう節電モードは、定着
ヒータの温度を低く保つだけではなく、その他の電源制
御も含むものである。 <第2の実施形態>次に、本発明の第2の実施形態につ
いて説明する。
【0050】上記第1の実施形態の場合、プリンタ装置
がレディ状態であればフラグはオン設定され、指定時刻
に関係なく印刷処理されるが、指定した時刻にある程度
正確に印刷出力を希望するユーザも存在する。本実施形
態では、このような場合を考慮し、指定時刻に比較的忠
実に印刷処理を実行するものである。
【0051】具体的には、指定される印刷開始時刻が、
現在時刻にスリープ制御時間+アルファ(α)の時間を
加えた範囲内にある時刻データを対象として、印刷開始
フラグをオン設定する。例えば、上記のスリープ制御時
間が30分、即ち30分間新たな印刷データの入力がな
いとヒータの電源をオフに制御し、スリープモードにな
るよう制御されるものとする。これに+アルファ(α)
の時間(例えば10分)、を加えた時間以内に時刻指定
印刷の印刷開始時刻が存在すれば、これらの印刷データ
aの印刷開始フラグをオンに設定する。以下、具体的な
処理を説明する。
【0052】先ず、前述の実施形態と同様、図4に示す
フローチャートに従って不図示のホスト機器から印刷デ
ータa、及び印刷終了希望時間の情報bが入力し、受信
部3に一旦格納した後、解析実行部4に送られ印刷デー
タの解析処理を行う。この間、印刷行列処理部5は解析
実行部4から供給される通知を待ち(ステップ(以下、
STで示す)1)、解析実行部4から通知があると(S
T1がYES)、印刷待ち行列への追加処理を実行する
(ST3)。この処理は前述と同様、図5(a)に示す
処理であり、前述のデータポインタの取得処理(ST3
−1)、印刷所要時間の計算(ST3−2)、印刷開始
時間の計算(ST3−3)、印刷待ちテーブル11への
データポインタ等の追加処理(ST3−4)を順次行
い、印刷開始時間に到達すると印刷開始フラグをオンに
設定する(ST3−5がYES、ST3−6)。
【0053】上記処理によって印刷待ちテーブル11に
は印刷データaのフラグ情報、印刷開始時間の情報、デ
ータポインタの情報が書き込まれ、時間の経過と共に、
印刷開始フラグがオンに設定される。次に、一定時間の
経過を判断し(ST2)、一定時間の経過によって印刷
待ち行列更新処理を行う(ST2がYES、ST4)。
この処理を具体的に説明するフローチャートが図6であ
る。
【0054】本例の場合も、先ず上記印刷待ちテーブル
11の先頭にスキャンポインタをセットし(ST4−
1)、スキャン処理を開始する。そして、行列終了を判
断し(ST4−2がNO)、プリンタ装置の状態をチェ
ックする(ST4−3)。このチェックは、プリンタ装
置がレディ状態であるか判断するものであり、プリンタ
装置がレディ状態でなければ次の処理に移行するが(S
T4−3がNO)、レディ状態である場合(ST4−3
がYES)、現在時刻から所定時間以内に印刷を開始す
る印刷データaが存在するか判断する(ST4−4)。
【0055】この判断は印刷待ちテーブル11の記憶エ
リア11bを参照して行う。例えば、現在時刻が13:
00の場合、13:00から所定時間内に含まれる印刷
データaが存在するか判断する。ここで、例えば所定時
間40分(スリープ移行時間30分+アルファ(α)1
0分)であれば、印刷開始時刻が13:00〜13:4
0に含まれる印刷データaが存在するか判断し、対応す
る設定エリア11aの印刷開始フラグをオンする(ST
4−5)。
【0056】尚、上記判断(ST4−4)において、現
在時刻から所定時間以内に印刷を開始する印刷データa
が存在しない場合、処理(ST4−8)を実行し、次の
行列チェックに移行する。次に、レディ状態ではない場
合を考慮して、前述の印刷開始時間のチェックを行い
(ST4−6)、印刷開始時間に到達しているときは、
開始フラグをオンに設定する(ST4−7)。
【0057】本例は上記処理を繰り返すことにより、現
在時刻から所定時間内に印刷開始時刻が含まれる場合、
対応する印刷データaの印刷開始フラグはオンに設定さ
れる。したがって、その後オンフラグが判断され(ST
5(図4))、オンフラグが設定されている印刷データ
aは印刷処理される(ST6)。
【0058】以上のように、本例によれば現在時刻に対
して所定時間内の印刷データaは印刷実行されるので、
ほぼユーザが希望する時間に印刷出力することができ、
より利便性の優れたシステムとなる。 <第3の実施形態>次に、本発明の第3の実施形態につ
いて説明する。
【0059】プリンタ装置の節電機能に関する発明とし
て、例えば特開平10-175353号に記載されるシステムが
ある。このシステムは、ホスト機器の画面上に印刷関係
画面がオープンされると、プリンタ装置のスリープモー
ドを確認し、プリンタ装置がスリープモードであれば直
ちにスリープモードの解除コマンドを送信し、プリンタ
装置を印刷可能状態に設定する。そして、印刷データが
プリンタ装置に送信され、印刷処理を開始する際には、
プリンタ装置が確実に印刷可能状態に設定される構成で
ある。
【0060】しかしながら、上記の場合、例えばイメー
ジデータやベクトル処理を多用する複雑な印刷データで
あると、ホスト機器に印刷関係画面がオープンしてから
印刷データの送出までに長い時間を費やし、その間プリ
ンタ装置は印刷可能状態に設定され、無駄な電力を消費
することになる。そこで、本発明は以下の構成とし、無
駄な電力消費を無くす。
【0061】図7は本実施形態を説明するシステム構成
図である。同図において、プリンタ装置21は、例えば
LANインターフェース(LAN IF)22を介して
ホスト機器23と接続されている。ホスト機器23はパ
ーソナルコンピュータ等であり、CPU(中央演算処理
部)24、RAM(ランダムアクセスメモリ)25、R
OM(リードオンリーメモリ)26、外部記憶装置2
7、キー入力部28、表示部29、LANインターフェ
ース30で構成され、バス31を介して互いに接続され
ている。
【0062】ここで、CPU24はホスト機器23全体
の制御を行い、RAM25はホスト機器23で処理する
各種データを記憶し、ワークエリアとして機能する。ま
た、本例において、RAM25には後述するレジスタA
〜E、及びダミーポートが生成され、プリンタ装置21
の節電制御に利用される。
【0063】ROM26はシステムプログラムを記憶
し、CPU24はこのプログラムに従ってホスト機器2
3の制御を行う。また、外部記憶装置27はホスト機器
23で動作するアプリケーションプログラムを記憶し、
またワークエリアとして一時的な作業ファイルなどの記
憶も行う。
【0064】キー入力部28はキーボード28aに接続
され、キー入力に対応するキー操作信号を生成し、CP
U24に出力する。また、表示部29はCRTディスプ
レイ29aに接続され、CPU24の制御に従って表示
情報をCRTディスプレイ28aに出力する。
【0065】一方、プリンタ装置21は、プリンタイン
ターフェース(プリンタI/F)21a、印刷部21b
で構成され、プリンタI/F21aは上記LANインタ
ーフェース22の他、CPU32、RAM33、ROM
34、外部記憶装置35、メモリ・IO制御部36、操
作表示部37、エンジンインターフェース38で構成さ
れ、バス39を介して接続されている。
【0066】上記RAM33及び外部記憶装置35はホ
スト機器23から送られたフォームコードや文字コード
等を含む印刷データを一時的に記憶し、又制御中に発生
する各種データを記憶し、更に印刷データが変換された
ドットパターンデータを記憶する。
【0067】メモリ・IO制御部36は、RAM33や
外部記憶装置35の制御や、その他の制御信号の生成や
管理を行う。また、操作表示部37はオペレータによる
操作パネルの制御と表示を行い、CPU32はプリンタ
I/F21aの制御を行う。また、印刷部21bは、エ
ンジン制御部40、トナー・ドラムセット41、プリン
タヘッド制御部42、プリンタヘッド43、転写部4
4、定着部45、排紙部46、駆動負荷部47、環境温
度センサ48の各部で構成されている。
【0068】前述のプリンタI/F21aで生成された
ドットパターンデータ、及び制御信号はエンジンインタ
ーフェース38を介して印刷部21bに送られる。エン
ジン制御部40は転写部44、定着部45、排紙部4
6、駆動負荷部47を駆動制御する。
【0069】また、プリンタヘッド制御部42はプリン
タヘッド43の制御とエンジンインターフェース38を
介して供給されるドットパターンデータをプリンタヘッ
ド43に転送する。尚、環境温度センサ48はプリンタ
装置が設置された環境温度を測定する。この環境温度セ
ンサ48はプリンタ装置21内の温度を検出し、後述す
るようにプリンタ装置21をスリープモードから印刷モ
ードにヒートアップする際の時間計算に使用される。以
上の構成において、図8はホスト機器23の印刷時のシ
ーケンスを示す。
【0070】先ず、所定のアプリケーションを使用して
印刷データの作成を行う。この場合、アプリケーション
は印刷データ生成モジュールによって印刷用データを生
成する(ステップ(以下、STPで示す)1)。次に、
描画モジュールを使用して後述するEMF(Enhanced M
eta File)形式のデータに変換し(STP2)、スプー
ラに送る(STP3)。スプーラに送られた印刷データ
はプリンタ装置21に対応のプリンタドライバ、及びプ
リントプロセッサによって書式変換され、ダミーボード
を介してプリンタ装置21に送られる(STP4、ST
P5)。
【0071】尚、上記スプーラに送られるデータの形式
として、EMF(Enhanced Meta File)形式があり、こ
の形式はサイズが小さくプリンタ装置の種類に依存しな
い。また、上記EMF形式の場合、ページ境界情報がス
プーラへ送られ、スプーラから印刷データが生成されプ
リンターポートに送出される進行状況が、全体の何ペー
ジ目であるか判断できる形式である。
【0072】図9は、プリンタ装置21を節電制御する
為の処理を説明するフローチャートである。先ず、ホス
ト機器23の例えばRAM25内にダミーポートを生成
し、このダミーポートに印刷データの格納が開始された
か判断する(ステップ(以下、Sで示す)1)。このダ
ミーポートは、見かけ上ネットワークに構築されたプリ
ントサーバに印刷データを送信するように見せるための
構成であり、実際にはダミーポートに送られた印刷デー
タは直接プリンタ装置21に送られる。
【0073】次に、ダミーポートへの印刷データの格納
が開始されると(S1がYES)、スプール形式がEM
F形式であるかを判断する(S2)。ここで、EMF形
式であればページ境界の情報がスプーラへ送られ、ホス
ト機器23側で印刷データがプリンタ装置21に送出さ
れる進行状況が分かる。尚、スプール形式がEMF形式
ではない場合(S2がNO)、処理を終了する(S
3)。
【0074】一方、印刷データがEMF形式である場合
(S2がYES)、プリンタ装置21から発行されるプ
リンタ状態通知コマンドによってプリンタ装置21の状
態を判断する(S4)。そして、プリンタ装置21がス
リープ中でない場合、即ちレディ状態や印刷状態である
場合、通常の印刷処理を継続する(S4がNO)。一
方、プリンタ装置21がスリープ中である場合(S4が
YES)、印刷データの全ページ数情報を前述のRAM
25のレジスタAに格納する(S5)。したがって、こ
の処理によりホスト機器23によって作成される印刷デ
ータの全容量の情報がレジスタAに格納される。
【0075】次に、ダミーポートへの単位時間あたりの
ページ出力速度をレジスタBに格納する(S6)。この
出力速度は印刷データの内容によって異なり、例えばイ
メージデータやベクトル処理を多用する場合には出力速
度は遅い。次に、上記レジスタA及びBの値からダミー
ポートへの出力終了時の予測時刻データを計算し、レジ
スタCに格納する(S7)。すなわち、印刷データの全
容量を上記出力速度で割り、得られた時間を更に現在時
刻に加算する。例えば、現在13:00であるとする
と、この時刻に上記計算によって得た時間、例えば5分
を加算する。したがって、この場合、出力終了時の予測
時刻は13:05となる。
【0076】次に、プリンタ装置21に現在の環境温度
取得コマンドを発行し、環境温度をレジスタDに格納す
る(S8)。この処理は、プリンタ装置21内の温度環
境がプリンタ装置21をスリープモードから印刷モード
にヒートアップする際大きな影響を与えるからである。
例えば、プリンタ装置21の内部温度が20°Cの場合
と、40°Cの場合とではヒートアップに要する時間が
大きく異なるためである。
【0077】次に、CPU24はプリンタドライバの環
境温度別スリーブ解析所要時間テーブルを参照し、上記
レジスタDに格納された値からスリーブ解除までの所要
時間を検索し、レジスタEに格納する。ここで、プリン
タドライバには上記テーブルが構築され、環境温度セン
サ48で検出した温度情報から対応するスリーブ解除ま
での所要時間を得る。例えば、上記処理の結果、スリー
ブ解除までの所要時間が2分であるとすれば、この時間
がレジスタEに格納される。
【0078】以上の処理の後、スリープ解除コマンドの
発行を判断する(S10)。このスリープ解除コマンド
はホスト機器23がプリンタ装置21に対してスリープ
モードの解除を指示するコマンドであり、最初の処理
(S10)はNOである。スリープ解除コマンド未発行
の場合(S10がNO)、現在時刻と、前述の出力終了
時の予測時刻からスリープ解除までの所要時間を差し引
いた時刻とを比較する(S11)。この場合、出力終了
時の予測時刻はレジスタC(の値)であり、スリープ解
除までの所要時間がレジスタE(の値)である。例え
ば、上述の例で説明すると、出力終了時の予測時刻が前
述の13:05であり、スリープ解除の所要時間が2分
であるので、この場合レジスタC−Eの時刻は、13:
03である。したがって、上記比較は現在時刻13:0
0とレジスタC−Eの時刻13:03となり、この場合
現在時刻の方が早いので判断(S11)はNOである。
尚、同図に示す不等号は早く時刻が到来する側を大で示
す。
【0079】その後、時間が経過し、例えば13:03
又はこの時刻を越えると、判断(S11)はYESとな
り、ホスト機器23からプリンタ装置21にスリープ解
除コマンドが発行される(S12)。スリープ解除コマ
ンドが発行されると、プリンタ装置21ではヒートアッ
プ処理等の印刷可能状態への移行処理を行う。
【0080】以上のように、本実施形態によればプリン
タ装置に印刷データが入力されていないのにも係わらず
早い時間にスリープ状態が解除され、無駄な電力消費が
行われることを防止する。例えば、上記例で説明する
と、本来必要な2分のスリープ解除所要時間になった
時、スリープ解除コマンドが発行され、印刷データが供
給される時同時にプリンタ装置21が印刷可能状態に設
定され、無駄な電力消費を無くすことができる。
【0081】尚、上記第3の実施形態ではネットワーク
上でホスト機器からプリンタサーバを介さず、直接プリ
ンタポートにデータを送る場合で説明したが、直接プリ
ンタポートにデータを送らず、プリントサーバを介して
送信する構成としてもよい。この場合、ダミーポートを
例えばネットワーク上に設定する。 <第4の実施形態>次に、本発明の第4の実施形態につ
いて説明する。
【0082】本実施形態はエネルギー(エナジー)スタ
ー等にみられるスリープモードによる消費電力削減を更
に進めるものであり、印刷装置の駆動に必要な部分のみ
に電力を供給し、極力電力消費の削減を図るものであ
る。以下、本例の処理を具体的に説明する。 第1実施例 例えば、電子写真方式等のプリンタ装置では、所謂印刷
稼動可能状態とは、現像剤(トナー)が充填され、感光
体ドラム等の消耗品が装着され、パーソナルコンピュー
タ等のホスト機器とケーブル接続が確実に行われ、紙詰
まり等のトラブルもなく、カバーやシェル等がきちんと
閉じられた状態をいう。一方、所謂印刷稼動必要状態と
は、上記状態に加えてホスト機器から印刷データが送信
されてきている状態である。
【0083】したがって、プリンタ装置に電源が投入さ
れ、上記所謂印刷稼動可能状態であっても、印刷物を排
出するまでの全てのトータル電力を供給する必要がある
とは限らない。このことから、本例ではそれぞれの状態
を判断し、必要最低限の電力のみを供給する処理であ
る。
【0084】図10は本例の処理を説明するフローチャ
ートである。先ず、電源投入時、状態判断のみに必要な
最低電力のみを供給する(ステップ(以下、Wで示す)
1、W2)。この時、例えば後述する確認処理に必要な
制御回路への電力供給のみが行われる。
【0085】次に、カバーオープンの判断を行う(W
3)。この処理は不図示のセンサによってカバーの開閉
確認を行うものであり、カバーがオープン状態である時
(W3がYES)、表示パネルに電力を供給し、エラー
表示を行う(W4)。次に、消耗品無しの判断を行う
(W5)。この処理は、例えば現像器内のトナーをトナ
ーセンサで確認し、ドラムユニットの装着をセンサで確
認する処理であり、消耗品が欠乏し、又は必要なユニッ
トが装着されていない時(W5がYES)、表示パネル
に電力を供給し、エラー表示を行う(W4)。
【0086】次に、ケーブルの未接続を判断する(W
6)。この場合も、例えばプリンタ装置がパーソナルコ
ンピュータ等のホスト機器やLANケーブルに接続され
ていない時(W6がYES)、表示パネルに電力を供給
し、エラー表示を行う(W4)。
【0087】さらに、紙無し・ジャム等の判断を行う
(W7)。そして、記録紙が欠乏している時や記録紙が
詰まっている時、給紙カセットの設けられたセンサや搬
送路に設けられた位置センサによって検知し(W7がY
ES)、表示パネルに電力を供給し、エラー表示を行う
(W4)。
【0088】したがって、上記処理によってトラブルが
ある場合のみ表示パネルに電力を供給し、エラー表示を
行う。そして、上記印刷稼動可能状態の確認が行われた
後、印刷データの入力を判断し(W3がNO、W5〜W
7がNO、W8)、印刷データが供給されていない時
(W8がNO)、表示パネルに電力を供給し(W4)、
印刷稼動可能状態(レディ状態)であることを報知す
る。
【0089】その後、ホスト機器から印刷データが供給
されると(W8がYES)、通常電力の供給を行い(W
9)、例えば感光体ドラムの前回転処理やヒータへの通
電処理を行い、更に印刷データの処理回路へ電力を供給
し、印刷を実行する(W10)。
【0090】以上のように処理することによって、プリ
ンタ装置への電源供給は印刷稼動可能状態である場合、
又は印刷稼動必要状態である場合によって分けられ、印
刷データが供給された場合にのみ印刷稼動に必要なトー
タル電力が供給され、この間無駄な電力消費を抑えるこ
とができる。 第2実施例 上記例では、エラーの有無、受信データの有無のみによ
って電力供給を制御していたが、本例では更に印刷稼動
必要状態を細分化し、受信データ無し時は受信待ち用の
みのスタンバイ電力を供給し、受信データが存在する場
合には印刷物排出の有無を判断し、データ処理用のみの
電力供給、又は印刷稼動用のトータル電力供給の制御を
行う。以下、具体的に説明する。
【0091】図11は本例の処理を説明するフローチャ
ートである。先ず、前述の例と同様、電源投入時、状態
判断のみに必要な最低電力のみを供給し、各種確認処理
を行う(W1、W2)。すなわち、カバーオープンの判
断(W3)、消耗品無しの判断(W5)、ケーブルの未
接続の判断(W6)、紙無し・ジャム等の判断を行う
(W7)。そして、何れかに問題があれば表示パネルに
電力を供給し、エラー表示を行う(W4)。
【0092】次に、印刷データの入力を判断し(W3が
NO、W5〜W7がNO、W8)、印刷データが供給さ
れていない場合(W8がNO)、表示パネルに電力を供
給し、印刷スタンバイ電力供給状態であることを報知す
る(W11)。次に、印刷排出頁が有るか判断する(W
12)。ここで、印刷排出頁が無い場合(W12がN
O)、印刷データの処理用電力を供給する(W13)。
例えば、受信バッファに入力した印刷データの解析処理
を行う回路やプログラムの駆動回路に電力供給を行い、
印刷データの処理を可能にする。
【0093】さらに、印刷排出頁が有る場合(W12が
YES)、エンジン稼働電力を供給する(W14)。こ
の場合、例えばフレームメモリから読み出した印刷デー
タを記録紙に印刷する為の電源供給であり、各種ローラ
や印字ヘッドへの電源供給等である。この電源供給によ
って、印刷データに従った印刷処理が実行される(W1
5)。
【0094】以上のように処理することによって、更に
印刷データが供給された後の電源供給が細分化され、更
なる電力供給の削減制御が可能になる。 第3実施例 本例は実際にプリンタ装置を使用する際、以下のような
要素があることを考慮するものである。例えば、 ・電源を投入したからといって必ずすぐに印刷処理を実
行するとは限らない。
【0095】・また、エラー表示をいつまでも表示パネ
ルに表示している必要はない。 ・また、印刷データを受信したとしても、直ちに印刷処
理を行い、機外に排出するとは限らない。 ・さらに、1項分の印刷処理を行い、1枚の記録紙を排
出したとしても、その後すぐに継続して次の印刷出力が
必要であるとは限らない。
【0096】そこで、以下の処理を行う。図12は本例
の処理を説明するフローチャートである。先ず、前述の
例と同様、電源投入時、状態判断のみに必要な最低電力
のみを供給し、各種確認処理を行う(W1、W2)。す
なわち、カバーオープンの判断(W3)、消耗品無しの
判断(W5)、ケーブルの未接続の判断(W6)、紙無
し・ジャム等の判断を行う(W7)。そして、何れかに
問題があれば表示パネルに電力を供給し、エラー表示を
行う(W4)。但し、本例においては表示パネルにエラ
ー表示を行う際、スリープ時間の経過を判断して行う
(W4’)。
【0097】すなわち、本例においては、時間経過に応
じた電力供給削減を行う為、スリープ時間が経過した場
合には、もうそれ以上エラー表示を行う意味がないと判
断し、表示にかかる電力も削減する。したがって、上記
エラー表示を行った後スリープ時間が経過すると表示パ
ネルへの電源供給を停止する(W4”)。尚、上記スリ
ープ時間は、30分程度である。
【0098】次に、印刷稼動可能状態であれば、印刷デ
ータの入力を判断し(W3がNO、W5〜W7がNO、
W8)、印刷データが供給されていない場合(W8がN
O)、表示パネルに電力を供給し、印刷スタンバイ電力
供給状態であることを報知する(W11)。
【0099】一方、スリープ時間内に印刷データが入力
しない場合、その後も継続して受信する印刷データが有
る可能性は少ないと判断する。そして、上記スリープ時
間が経過すると(W11’)、判断用の最低電力と表示
パネルへの電源供給のみを行う(W11”)。この処理
により、印刷スタンバイ電力の供給が無くなり、電源供
給の削減を図ることができる。
【0100】次に、印刷排出頁が有るか判断する(W1
2)。この場合も、印刷排出頁が無いと(W12がN
O)、印刷データの処理用電力を供給するが(W1
3)、スリープ時間の経過、及び継続の印刷データの受
信が有るか判断する(W11’)。尚、この場合継続の
印刷データの受信が有るかの判断を含む理由は、通常印
刷データを受信する場合複数の印刷データを連続して受
信する場合が多いからである。したがって、この場合も
スリープ時間が経過した時、又は印刷データを連続して
受信しない場合(W11’がYES)、印刷データの受
信有無の判断に必要な電力供給のみを行い、上記印刷デ
ータ処理用の電力供給を停止する(W13”)。
【0101】一方、印刷排出頁が有る場合(W12がY
ES)、エンジン稼働電力を供給し(W14)、印刷デ
ータに従った印刷処理を実行する(W15)。以上のよ
うに処理することによって、更に時間経過を組み合わせ
た電力供給の制御を行うことができ、更なる電力供給の
削減制御が可能となる。
【0102】尚、本例は上記第1実施例乃至第3実施例
に限定されるものではなく、例えばオペレータやユーザ
がプリンタ装置の近くにいない時、表示パネルへの電源
供給を停止し、電力の削減を図る構成としてもよい。ま
た、印刷データの内容に応じて処理に必要な電力を更に
細分化し、電源供給の削減を図る構成としてもよく、更
に1日の中での供給電力変化、又は週単位・月単位での
統計処理を行い、電力削減可否の予測によって電源供給
の削減を図る構成としてもよい。
【0103】また、印刷枚数の統計処理を行い、単位時
間当たりの必要予測印刷枚数に応じた印刷速度にコント
ロールすることにより、低速印刷による電力消費削減と
いう構成でもよい。さらに、プリンタ装置からホスト機
器を監視し、印刷データを出力する可能性のあるホスト
機器が存在しない場合、電源供給を例えば最低に下げる
構成としてもよい。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば記
憶手段(印刷待ちテーブル)に記憶された時刻指定印刷
ジョブの印刷処理を継続して実行し、節電モードへの移
行回数を減らし、電力消費を軽減することができる。
【0105】また、節電モードから印刷モードへのヒー
トアップに要する電力消費を無くし、電力消費を抑える
ことができる。さらに、節電モードと印刷モードの切換
回数が減り、感光体ドラム等の消耗を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態を説明するシステム図である。
【図2】印刷終了希望時間の情報を含む印刷データの構
成図である。
【図3】印刷待ちテーブルの構成図である。
【図4】第1、及び第2の実施形態の処理を説明するフ
ローチャートである。
【図5】(a)は印刷待ち行列の追加処理を説明するフ
ローチャートであり、(b)は印刷待ち行列の更新処理
を説明するフローチャートである。
【図6】第2の実施形態の処理における印刷待ち行列の
更新処理を説明するフローチャートである。
【図7】第3の実施形態を説明するシステム図である。
【図8】ホスト機器の印刷時のシーケンスを示す図であ
る。
【図9】第3の実施形態の処理を説明するフローチャー
トである。
【図10】第4の実施形態の中の第1実施例を説明する
フローチャートである。
【図11】第4の実施形態の中の第2実施例を説明する
フローチャートである。
【図12】第4の実施形態の中の第3実施例を説明する
フローチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタ装置 2 全体制御部 3 受信部 4 解析実行部 5 印刷行列処理部 6 描画部 7 プリンタエンジン制御部 8 プリンタエンジン 9 ページバッファ 10 フレームメモリ 11 テーブル 11a (フラグの)記憶エリア 11b (印刷開始時間の)記憶エリア 11c (データポインタの)記憶エリア 21 プリンタ装置 21a プリンタインターフェース(プリンタI/F) 21b 印刷部 22 LANインターフェース(LAN IF) 23 ホスト機器 24 CPU(中央演算処理部) 25 RAM(ランダムアクセスメモリ) 26 ROM(リードオンリーメモリ) 27 外部記憶装置 28 キー入力部 28a キーボード 29 表示部 29a CRTディスプレイ 30 LANインターフェース 31 バス 32 CPU 33 RAM 34 ROM 35 外部記憶装置 36 メモリ・IO制御部 37 操作表示部 38 エンジンインターフェース 39 バス 40 エンジン制御部 41 トナー・ドラムセット 42 プリンタヘッド制御部 43 プリンタヘッド 44 転写部 45 定着部 46 排紙部 47 駆動負荷部 48 環境温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 G03G 21/00 372 (72)発明者 小林 賢次 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 岸上 泰生 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 荒井 修一 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 平林 宏行 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ計算機株式会社東京事業所内 Fターム(参考) 2C061 AQ06 HH11 HK11 HK19 HK21 HN02 HN15 HT03 HT07 HT09 2H027 DA33 DA40 DA50 EE01 EF13 EF16 EJ11 FA25 ZA07 5B021 AA01 CC04 CC05 MM00 5C062 AA02 AA05 AB22 AB42 AB49 AB51 AC36 AF00 BA00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 節電制御機能、及び時刻指定印刷機能を
    備える印刷装置において、 時刻を計時する時計手段と、 印刷ジョブに対する印刷処理が終了した後、所定時間が
    経過すると節電制御を実行する節電制御手段と、 時刻が指定された印刷ジョブの情報を記憶する記憶手段
    と、 前記印刷ジョブ、及び前記時刻指定印刷ジョブとの時間
    的接近状態を識別する接近状態識別手段とを備え、 該接近状態識別手段が、前記所定時間を基準にして前記
    両ジョブの接近状態を識別すると、両ジョブを連結して
    印刷処理することを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷ジョブに対する印刷処理の終了
    後、前記記憶手段に時刻指定印刷ジョブが記憶されてい
    る場合、前記印刷ジョブに連結して前記時刻指定印刷ジ
    ョブの印刷処理を全て実行することを特徴とする請求項
    1記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷ジョブに対する印刷処理の終了
    後、前記所定時間以内に前記時刻指定印刷ジョブの印刷
    時刻が含まれると識別する時、前記印刷ジョブに対する
    印刷処理の終了後の節電制御処理を禁止することを特徴
    とする請求項1記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記印刷ジョブに対する印刷処理の終了
    後、前記所定時間以内に前記時刻指定印刷ジョブの印刷
    時刻が含まれると識別する時、該含まれると識別する時
    刻指定印刷ジョブの印刷時刻を繰り上げて実行すること
    を特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記時刻指定印刷ジョブが前記記憶手段
    に複数記憶されている時、該複数の時刻指定印刷ジョブ
    が前記所定時間間隔以内に近接している場合、前記複数
    の時刻指定印刷ジョブを連結して印刷処理することを特
    徴とする請求項1記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記時刻指定印刷ジョブが前記記憶手段
    に複数記憶されている時、該複数の時刻指定印刷ジョブ
    の印刷順序を印刷指定時刻が早い順に変更することを特
    徴とする請求項1記載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記時刻指定は、印刷終了希望時刻であ
    り、該印刷終了希望時刻に基づいて該印刷ジョブの印刷
    開始時刻を演算することを特徴とする請求項1記載の印
    刷装置。
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