JP2016192731A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モデム部及び画像処理部に電力が供給される待機状態からモデム部及び画像処理部への電力供給が停止されるオフモード状態に移行した後、操作部のキー操作によりオフモード状態から復帰する場合に、モデム部及び画像処理部に電力が供給される待機状態よりも省電力な状態に移行することができる、画像処理装置を提供する。
【解決手段】オフモード状態において、電源キーが操作されると、モデム部への電力の供給が停止されたまま、画像処理部に電力が供給される。これにより、電力消費状態は、オフモード状態から、モデム部及び画像処理部の両方に電力が供給される第1待機状態ではなく、モデム部に電力が供給されずに画像処理部に電力が供給される第2待機状態に移行する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電話回線に接続され、データの通信を行う画像処理装置に関する。
従来、特許文献1のように、モデム部や、画像形成部、画像読取部といった画像処理部を有するファクシミリ装置等の画像処理装置がある。モデム部は、回線接続端子に電話回線が接続され、回線接続端子間の電圧を検出する電圧検出回路と、電話回線を介して外部に電話やファックスの画像データ等の信号を送受信する回線信号送受信回路と、を有する。この種の画像処理装置では、省エネモード時に、画像処理部、及び、モデム部内の各種回路への電力供給を停止させることで省電力が達成される。
特開2014−36379号公報
回線接続端子に電話回線が接続されていない場合、モデム部は、電話回線を介して信号を受信しない。その為、省エネモードとしてモデム部全体に電力供給すると無駄となる為、モデム部全体に対して電力供給を停止するオフモードがある。所定のタイミングでモデム部の電圧検出回路が回線接続端子間の電圧を検出しない場合、画像処理装置は、モデム部全体に電力供給され画像形成命令等の各種命令を待っている待機モードからオフモードへ移行する。
しかし、画像処理装置がオフモードにある時、オンキーといった操作部の入力に応じて復帰した際、回線接続端子に電話回線が接続されていないにもかかわらず、モデム部全体に電源供給されている待機モードに移行すると、モデム部に無駄な電源供給されることになるという問題があった。
本発明の目的は、一度、回線接続端子に電話回線が接続されていないと判断されてオフモード状態へ移行した場合、操作部のキー操作に応じて復帰した際は、モデム部に電力が供給されない待機状態へ移行することによって、モデム部に電力が供給される待機状態へ移行する場合に比べて省電力となる、画像処理装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る画像処理装置は、電話回線網と接続可能な2つの端子を有する回線接続端子と、前記各端子と一対の接続線を介して接続され、前記一対の接続線間の電圧を検出する電圧検出回路を有し、前記回線接続端子を介して前記電話回線網との間で信号の送受信を行うモデム部と、前記モデム部によって送受信される信号を画像処理する画像処理部と、制御部と、操作部と、前記モデム部と前記画像処理部とに電力を供給する電源部と、を備え、前記制御部は、前記電源部から前記モデム部と前記画像処理部とへ電力供給させ、命令に応じて前記画像処理部に前記信号の画像処理を指示する第1命令待機処理と、前記第1命令待機処理後、前記電圧検出回路が前記電圧を検出しない場合、前記電源部から前記モデム部と前記画像処理部とへの電力供給を停止させるオフモード移行処理と、前記オフモード移行処理後、前記操作部のキー操作の有無を検出するキー操作検出処理と、前記キー操作検出処理によってキー操作の有を検出した際、前記電源部から前記モデム部への電力供給を停止させた状態で、前記電源部からの電力を前記画像処理部に電力供給させ、命令に応じて前記画像処理部に前記信号の画像処理の実行を指示する第2命令待機処理とを有する。
この構成によれば、第1命令待機処理により、画像処理装置の電力消費状態は、モデム部及び画像処理部に電力が供給される待機状態になる。第1命令待機処理後、電圧検出回路が電圧を検出しない場合、モデム部及び画像処理部への電力供給が停止される。これにより、画像処理装置の電力消費状態は、待機状態から待機状態よりも低消費電力であるオフモード状態に移行する。
オフモード状態において、操作部のキー操作が検出されると、第2命令待機処理により、電源部からモデム部への電力供給が停止されたまま、画像処理部に電力が供給される。これにより、画像処理装置の電力消費状態は、オフモード状態からモデム部に電力が供給されない待機状態に移行する。よって、オフモード状態からモデム部に電力が供給される待機状態に移行する場合よりも省電力となる。
本発明によれば、一度、回線接続端子に電話回線が接続されていないと判断されてオフモード状態へ移行した場合、操作部のキー操作に応じて復帰した際は、モデム部に電力が供給されない待機状態へ移行することによって、モデム部に電力が供給される待機状態へ移行する場合に比べて省電力となる。
本発明の一実施形態に係るMFPの電気的構成の要部を示すブロック図である。 MFPの電力消費状態の遷移を示す状態遷移図である。 状態遷移処理の流れを示すフローチャートである。 第1通常処理の流れを示すフローチャートである。 第1スリープ処理の流れを示すフローチャートである。 オフモード処理の流れを示すフローチャートである。 第2通常処理の流れを示すフローチャートである。 第2スリープ処理の流れを示すフローチャートである。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<MFPの構成>
MFP1(画像処理装置の一例)は、図1に示されるように、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能を有する複合機である。具体的には、MFP1は、各種機能を実現するために、画像形成部11(画像処理部の一例)、画像読取部12(画像処理部の一例)、表示部13、操作部14、モデム部15、ネットワーク通信部16及び低圧電源17(電源部の一例)を備えている。
画像形成部11は、画像形成ジョブについての画像形成を実行し、画像形成ジョブに係る画像をシートに形成する。画像形成の方式は、電子写真方式であってもよいし、インクジェット方式であってもよい。
画像読取部12は、イメージセンサ及びAFE(Analog Front End)などを備えている。画像読取部12では、イメージセンサにより原稿の画像が読み取られて、イメージセンサからアナログ画像信号が出力され、AFEによりそのアナログ画像信号がデジタル画像データに変換される。
表示部13は、例えば、液晶表示器からなる。
操作部14は、各種の指示を入力するために操作される操作ボタン(例えば、電源キー、スタートキー、OKキー、テンキー、カーソルキー)などを備えている。
モデム部15は、モジュラジャック21(回線接続端子の一例)を介して、電話回線網22に接続される。モジュラジャック21は、モジュラケーブル23の一端が接続される端子であり、第1接点24(端子の一例)及び第2接点25(端子の一例)を有している。モジュラケーブル23の一端がモジュラジャック21に接続されると、モジュラケーブル23の2つの局線のうちの一方が第1接点24に接続され、他方が第2接点25に接続される。モジュラケーブル23の他端は、電話回線網22に接続されている。
モデム部15は、DAA(Direct Access Arrangement)31及びモデム32を内蔵している。DAA31は、電圧検出回路33を備えている。電圧検出回路33は、一対の第1接続線35及び第2接続線36を介して、モジュラジャック21の第1接点24及び第2接点25に接続されている。電話回線網22を構成する電話回線には、48V程度の直流電圧が印加されている。電圧検出回路33は、電話回線から第1接続線35及び第2接続線36に入力される回線電圧(直流電圧)を検出する。DAAは、電話回線網22への回線信号の送出及び電話回線網22からの受信などを制御する回線信号送受信回路34を更に備えている。モデム32は、デジタル信号を電話回線網22に送出するアナログ信号に変調し、電話回線網22から受信されるアナログ信号をデジタル信号に復調する機能を有している。
ネットワーク通信部16は、PC(Personal Computer)などの外部端末2とのLAN(Local Area Network)を経由したネットワーク通信のための回路などを備えている。
低圧電源17は、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14、モデム部15及びネットワーク通信部16などの各部に供給される動作電圧を発生させる電源である。低圧電源17は、動作状態で、商用交流電源から電圧(例えば、100V)の供給を受け、その電圧を動作電圧用の所定電圧(例えば、24V)に変換する。なお、表示部13、操作部14及びネットワーク通信部16の動作電力は、低圧電源17から直接供給されてもよいし、後述のASIC41を経由して供給されてもよい。
低圧電源17の動作/停止は、操作部14に設けられている電源キー(電源ボタン)の押操作により交互に切り替わる。すなわち、低圧電源17が停止状態で電源キーが押操作されると、低圧電源17が動作状態になり、低圧電源17が動作状態で電源キーが押操作されると、低圧電源17が停止状態になる。
以下では、低圧電源17の動作状態を「電源オンの状態」といい、低圧電源17の停止状態を「電源オフの状態」という。
MFP1は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)41、ROM42及びRAM43を備えている。
ASIC41(制御部の一例)は、CPU44を内蔵している。ASIC41には、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14、モデム部15、ネットワーク通信部16及び低圧電源17が電気的に接続されている。ASIC41の動作電圧は、低圧電源17から供給される。CPU44は、ROM42に記憶されているプログラムを実行し、操作部14やモデム部15などからASIC41に入力される信号などに基づいて、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、モデム部15及びネットワーク通信部16を制御する。CPU44による制御(プログラム)の実行時、RAM43は、CPU44によって、ワークエリアとして使用される。RAM43には、NVRAM(Non Volatile RAM)などの不揮発性メモリが含まれていてもよい。
<状態遷移>
MFP1では、図2に示されるように、モデム部15への電話回線網22の接続の有無、画像形成部11に対する画像形成の実行命令の有無、画像読取部12に対する画像読取の実行命令の有無、操作部14の操作の有無等に応じて、電力消費状態が遷移する。
電源オフの状態から電源キーが押操作(オン)されると、MFP1の電力消費状態が第1待機状態となる。第1待機状態では、低圧電源17から画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14、モデム部15及びネットワーク通信部16に動作電力が供給される。第1待機状態は、操作部14のキー操作による画像形成又は画像読取の実行命令待ち、モデム部15又はネットワーク通信部16による画像形成に係るデータの受信待ちの状態である。画像形成部11に動作電力が供給されているので、画像形成の実行命令又は画像形成に係るデータの受信があると、第1待機状態から画像形成部11による画像形成の実行状態に直ちに移行する。また、画像読取部12に動作電力が供給されているので、画像読取部12による画像読取の実行命令があると、第1待機状態から画像読取部12による画像読取の実行状態に直ちに移行する。画像形成又は画像読取の実行終了後は、電力消費状態が第1待機状態となる。
なお、以下では、低圧電源17から画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14、モデム部15及びネットワーク通信部16等の各部への動作電力の供給及び動作電力が供給されている状態を「オン」と表現し、各部への動作電力の供給の停止及び動作電力の供給が停止されている状態を「オフ」と表現する。
第1待機状態において、画像形成若しくは画像読取の実行命令又は画像形成に係るデータの受信がなく、所定時間T1が経過すると、電力消費状態が第1待機状態から第1スリープ状態に移行する。第1スリープ状態では、画像形成部11、画像読取部12及び表示部13がオフにされ、操作部14、モデム部15及びネットワーク通信部16がオンにされる。したがって、第1スリープ状態は、第1待機状態よりも消費電力が低い。第1スリープ状態において、画像形成若しくは画像読取の実行命令又は画像形成に係るデータの受信があると、電力消費状態が第1スリープ状態から第1待機状態に戻り、画像形成部11、画像読取部12及び表示部13がオンされる。そして、第1待機状態から画像形成又は画像読取の実行状態に移行する。
第1スリープ状態において、画像形成若しくは画像読取の実行命令又は画像形成に係るデータの受信がなく、所定時間T2が経過し、その時点でモデム部15が電話回線網22(電話回線)と接続されていない場合、電力消費状態が第1スリープ状態からオフモード状態に移行する。オフモード状態では、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、モデム部15及びネットワーク通信部16がオフにされ、操作部14がオンにされる。したがって、オフモード状態は、第1スリープ状態よりも消費電力が更に低く、消費電力が最も低い状態である。
オフモード状態で所定時間T3が経過すると、電力消費状態がオフモード状態から第1一時復帰モード状態に移行する。第1一時復帰モード状態では、モデム部15の電圧検出回路33がオンされる。そして、電圧検出回路33により検出される電圧値が0である場合、つまりモデム部15が電話回線網22と接続されていない場合は、電圧検出回路33がオフされて、電力消費状態が第1一時復帰モード状態からオフモードに戻る。一方、電圧検出回路33により検出される電圧値が0でない場合、つまりモデム部15が電話回線網22と接続されている場合は、電力消費状態が第1一時復帰モード状態から第1待機状態に移行する。
オフモード状態において、電源キーが押操作(オン)されると、電力消費状態がオフモード状態から第2待機状態に移行する。第2待機状態では、モデム部15がオフにされ、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14及びネットワーク通信部16がオンにされる。したがって、第2待機状態は、モデム部15による消費電力分、第1待機状態よりも消費電力が低い。画像形成部11及び画像読取部12に動作電力が供給されているので、画像形成若しくは画像読取の実行命令又は画像形成に係るデータの受信があると、第2待機状態から画像形成部11による画像形成又は画像読取部12による画像読取の実行状態に直ちに移行する。画像形成又は画像読取の実行終了後は、電力消費状態が第2待機状態となる。
また、第2待機状態では、電話回線が非接続である旨の警告が表示部13の画面に表示される。これにより、ユーザは、電話回線が非接続であることを認識することができる。例えば、操作部14に含まれるOKキーが押操作されると、電話回線を接続したか否かをユーザに問い合わせるメッセージ及び「YES/NO」のボタンが表示部13の画面に表示される。そして、ユーザによりモジュラジャック21にモジュラケーブル23が接続された後、操作部14に含まれるカーソルキーの押操作により「YES」のボタンが選択されて、OKボタンが押操作されると、モデム部15がオンにされて、電力消費状態が第2待機状態から第1待機状態に移行する。そのため、ユーザがファクシミリ機能を直ちに使用することができる。
第2待機状態において、画像形成若しくは画像読取の実行命令又は画像形成に係るデータの受信がなく、所定時間T4が経過すると、電力消費状態が第2待機状態から第2スリープ状態に移行する。第2スリープ状態では、画像形成部11、画像読取部12、表示部13及びモデム部15がオフにされ、操作部14及びネットワーク通信部16がオンにされる。したがって、第2スリープ状態は、第2待機状態よりも消費電力が低く、モデム部15による消費電力分、第1スリープ状態よりも消費電力が低い。第2スリープ状態において、画像形成若しくは画像読取の実行命令又は画像形成に係るデータの受信があると、電力消費状態が第2スリープ状態から第2待機状態に戻り、画像形成部11、画像読取部12及び表示部13がオンされる。そして、第2待機状態から画像形成又は画像読取の実行状態に移行する。
第2スリープ状態において、画像形成若しくは画像読取の実行命令又は画像形成に係るデータの受信がなく、所定時間T5が経過すると、第2スリープ状態から第2一時復帰モード状態に移行する。第2一時復帰モード状態では、モデム部15の電圧検出回路33がオンされる。そして、電圧検出回路33により検出される電圧値が0である場合、つまりモデム部15が電話回線網22と接続されていない場合は、電圧検出回路33がオフされて、電力消費状態が第2一時復帰モード状態から第2スリープ状態に戻る。一方、電圧検出回路33により検出される電圧値が0でない場合、つまりモデム部15が電話回線網22と接続されている場合は、電力消費状態が第2一時復帰モード状態から第1スリープ状態に移行する。
電力消費状態を遷移させるため、CPU44により、次に説明する状態遷移処理が実行される。
<状態遷移処理>
状態遷移処理では、CPU44は、RAM43に設定されているフラグ(FLAG)の状態が1であるか否かを判断する(S1)。電源オフによりRAM43がクリアされるので、電源オフの状態から電源キーが押操作(オン)された直後は、フラグの状態が0である。
フラグの状態が1でない場合(S1:NO)、つまりフラグの状態が0である場合、CPU44は、フラグの状態を0に保持したまま(S2)、第1通常処理を実行する(S3)。
*第1通常処理
第1通常処理では、図4に示されるように、CPU44は、表示部13及び操作部14をオンにし(S31)、画像形成部11及び画像読取部12をオンにし(S32)、ネットワーク通信部16をオンにする(S33)。また、CPU44は、モデム部15をオンにする(S34)。これにより、MFP1の電力消費状態は、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14、モデム部15及びネットワーク通信部16の全てがオンにされた第1待機状態となる。
第1待機状態の開始とともに、CPU44は、所定時間T1の計測を開始する(S35)。
所定時間T1の計測中、CPU44は、操作部14のキー操作による画像形成又は画像読取の実行命令、及び、モデム部15又はネットワーク通信部16による画像形成に係る信号(データ)の受信の有無を判断する(S36)。なお、以下では、操作部14のキー操作による画像形成又は画像読取の実行命令を、単に「処理命令」といい、モデム部15又はネットワーク通信部16による画像形成に係るデータの受信を、単に「データ受信」という。
所定時間T1の計測中に処理命令又はデータ受信があった場合には(S36:YES)、CPU44は、所定時間T1の計測を終了し、処理命令又はデータ受信に応じて、画像形成部11又は画像読取部12を制御して、画像形成又は画像読取を実行する(S37)。なお、操作部14のキー操作によりコピーの実行が指示された場合には、画像読取部12による画像読取の実行に続き、画像形成部11による画像形成が実行される。画像形成又は画像読取の実行後、CPU44は、所定時間T1の計測を新たに開始する(S35)。
所定時間T1の計測中に処理命令又はデータ受信がなく(S36:NO)、第1待機状態の開始時又は処理命令若しくはデータ受信時から所定時間T1が経過すると(S38:YES)、CPU44は、第1通常処理を終了する。
*第1スリープ処理
図3に示されるように、第1通常処理の終了後、CPU44は、第1スリープ処理を実行する(S4)。
第1スリープ処理では、図5に示されるように、CPU44は、表示部13をオフにし(S41)、画像形成部11及び画像読取部12をオフにする(S42)。これにより、MFP1の電力消費状態は、画像形成部11、画像読取部12及び表示部13がオフにされ、操作部14、モデム部15及びネットワーク通信部16がオンにされた第1スリープ状態となる。
第1スリープ状態の開始とともに、CPU44は、所定時間T2の計測を開始する(S43)。
そして、CPU44は、処理命令及びデータ受信の有無を判断する(S44)。
処理命令及びデータ受信がない場合(S44:NO)、CPU44は、所定時間T2の計測を続け、第1スリープ状態の開始から所定時間T2が経過したか否かを判断する(S45)。
処理命令及びデータ受信がなく(S44:NO)、第1スリープ状態の開始から所定時間T2が経過すると(S45:YES)、CPU44は、第1スリープ処理を終了する。
第1スリープ状態の開始から所定時間T2が経過する前に、処理命令又はデータ受信があった場合、CPU44は、フラグの状態が0であることを確認し(図3のS1:NO)、フラグの状態を0に保持したまま(S2)、第1通常処理を実行する(S3)。そのため、MFP1の電力消費状態は、第1スリープ状態から第1待機状態に移行する。そして、第1通常処理において、CPU44は、処理命令又はデータ受信があったと判断し(S36:YES)、その処理命令又はデータ受信に応じた画像形成又は画像読取を実行させる(S37)。
*オフモード状態移行判断
図3に示されるように、第1スリープ処理の終了後、CPU44は、モデム部15の電圧検出回路33により検出される電圧値を取得する(S5)。
電圧値の取得後、CPU44は、その電圧値から回線電圧の有無を判断する(S6)。具体的には、CPU44は、電圧検出回路33により検出される電圧値が0でない場合、回線電圧有りと判断する(S6:YES)。言い換えれば、CPU44は、電圧検出回路33により回線電圧が検出されている場合、回線電圧有りと判断する。一方、CPU44は、電圧検出回路33により検出される電圧値が0である場合、回線電圧無しと判断する(S6:NO)。
CPU44は、回線電圧有りと判断した場合(S6:YES)、第1スリープ処理を実行する(S4)。これにより、MFP1の電力消費状態は、第1スリープ状態に維持される。
CPU44は、回線電圧無しと判断した場合(S6:NO)、フラグの状態を1にする(S7)。
その後、CPU44は、オフモード処理を実行し(S8)、状態遷移処理を終了する。
*オフモード処理
オフモード処理では、図6に示されるように、CPU44は、ネットワーク通信部16をオフにし(S801)、モデム部15をオフにする(S802)。これにより、MFP1の電力消費状態は、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、モデム部15及びネットワーク通信部16がオフにされ、操作部14がオンにされたオフモード状態となる。
オフモード状態の開始とともに、CPU44は、所定時間T3の計測を開始する(S803)。
そして、CPU44は、操作部14の電源キーが押操作(オン)されたか否かを判断する(S804)。
電源キーがオンされない場合(S804:NO)、CPU44は、所定時間T3の計測を続け、その計測開始から所定時間T3が経過したか否かを判断する(S805)。
電源キーがオンされることなく(S804:NO)、所定時間T3が経過すると(S805:YES)、CPU44は、モデム部15の電圧検出回路33をオンにする(S806)。これにより、MFP1の電力消費状態は、オフモード状態から第1一時復帰モード状態に移行する。
第1一時復帰モード状態において、CPU44は、モデム部15の電圧検出回路33により検出される電圧値を取得する(S807)。
電圧値の取得後、CPU44は、その電圧値から回線電圧の有無を判断する(S808)。回線電圧の有無の判断については、前述したとおりである。
CPU44は、回線電圧無しと判断した場合(S808:NO)、電圧検出回路33をオフにする(S809)。これにより、MFP1の電力消費状態は、第1一時復帰モード状態からオフモード状態に戻る。
オフモード状態に戻ると、CPU44は、所定時間T3の計測を新たに開始する(S803)。
一方、CPU44は、回線電圧有りと判断した場合(S808:YES)、フラグの状態を0にリセットして(S810)、オフモード処理を終了する。この場合、フラグが0の状態で、図3に示される状態遷移処理が新たに開始されることになる。
また、オフモード状態において、操作部14の電源キーがオンされた場合(S804:YES)、CPU44は、フラグの状態を0にリセットせずに、オフモード処理を終了する。オフモード処理の開始前にフラグの状態が1にされているので、この場合、フラグが1の状態で、図3に示される状態遷移処理が新たに開始されることになる。
*フラグ=0でのオフモード処理の終了
オフモード状態で回線電圧有りと判断されて、フラグが0の状態でオフモード処理が終了し、図3に示される状態遷移処理が新たに開始される場合、フラグの状態が1であるか否かの判断が否定され(S1:NO)、フラグの状態が0に保持されたまま(S2)、第1通常処理が実行される(S3)。そのため、MFP1の電力消費状態は、オフモード状態から第1待機状態に移行する。
*フラグ=1でのオフモード処理の終了
オフモード状態で電源キーが操作されて、フラグが1の状態でオフモード処理が終了し、図3に示される状態遷移処理が新たに開始される場合、フラグの状態が1であるか否かの判断が肯定される(S1:YES)。この場合、CPU44により、第2通常処理が実行される(S9)。
*第2通常処理
第2通常処理では、図7に示されるように、CPU44は、表示部13及び操作部14をオンにし(S91)、画像形成部11及び画像読取部12をオンにし(S92)、ネットワーク通信部16をオンにする(S93)。第2通常処理では、CPU44は、モデム部15をオンにしない。これにより、MFP1の電力消費状態は、モデム部15がオフにされ、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14及びネットワーク通信部16がオンにされた第2待機状態となる。
そして、CPU44は、表示部13を制御して、電話回線が非接続である旨の警告を表示部13の画面に表示させる(S94)。
また、第2待機状態の開始とともに、CPU44は、所定時間T4の計測を開始する(S95)。
所定時間T4の計測中、CPU44は、処理命令及びデータ受信の有無を判断する(S96)。
所定時間T4の計測中に処理命令又はデータ受信があった場合(S96:YES)、CPU44は、所定時間T4の計測を終了し、その処理命令又はデータ受信に応じて、画像形成部11又は画像読取部12を制御して、画像形成又は画像読取を実行させる(S97)。画像形成又は画像読取の実行後、CPU44は、所定時間T4の計測を新たに開始する(S95)。
所定時間T4の計測中に処理命令及びデータ受信がない場合(S96:NO)、CPU44は、ユーザがモジュラジャック21にモジュラケーブル23を接続したことの指示を操作部14から入力したか否かを判断する(S98)。例えば、電話回線が非接続である旨の警告が表示部13の画面に表示されている状態で、操作部14に含まれるOKキーが押操作されると、CPU44は、表示部13を制御して、電話回線を接続したか否かをユーザに問い合わせるメッセージ及び「YES/NO」のボタンが表示部13の画面に表示させる。そして、操作部14に含まれるカーソルキーの押操作により「YES」のボタンが選択されて、OKボタンが押操作されると、CPU44は、モジュラジャック21にモジュラケーブル23を接続したことの指示があったと判断する。
接続の指示があった場合(S98:YES)、CPU44は、フラグの状態を0にリセットして(図3のS2)、第1通常処理を実行する(S3)。そのため、MFP1の電力消費状態は、第2待機状態から第1待機状態に移行する。
一方、接続の指示がなく(S98:NO)、第2待機状態の開始時又は処理命令若しくはデータ受信時から所定時間T4が経過すると(S99:YES)、CPU44は、第2通常処理を終了する。
*第2スリープ処理
図3に示されるように、第2通常処理の終了後、CPU44は、第2スリープ処理を実行する(S10)。
第2スリープ処理では、図8に示されるように、CPU44は、表示部13をオフにし(S101)、画像形成部11及び画像読取部12をオフにする(S102)。これにより、MFP1の電力消費状態は、画像形成部11、画像読取部12、表示部13及びモデム部15がオフにされ、操作部14及びネットワーク通信部16がオンにされた第2スリープ状態となる。
第2スリープ状態の開始とともに、CPU44は、所定時間T5の計測を開始する(S103)。
そして、CPU44は、処理命令及びデータ受信の有無を判断する(S104)。
処理命令及びデータ受信がない場合(S104:NO)、CPU44は、所定時間T5の計測を続け、第2スリープ状態の開始から所定時間T5が経過したか否かを判断する(S105)。
第2スリープ状態の開始から所定時間T5が経過する前に、処理命令又はデータ受信があった場合、CPU44は、フラグの状態が1であることを確認し(図3のS1:YES)、第2通常処理を実行する(S3)。そのため、MFP1の電力消費状態は、第2スリープ状態から第2待機状態に移行する。そして、第2通常処理において、CPU44は、処理命令又はデータ受信があったと判断し(図7のS96:YES)、その処理命令又はデータ受信に応じた画像形成又は画像読取を実行させる(S97)。
処理命令及びデータ受信がなく(S104:NO)、第2スリープ状態の開始から所定時間T5が経過すると(S105:YES)、CPU44は、モデム部15の電圧検出回路33をオンにする(S106)。これにより、MFP1の電力消費状態は、第2スリープ状態から第2一時復帰モード状態に移行する。
第2一時復帰モード状態において、CPU44は、モデム部15の電圧検出回路33により検出される電圧値を取得する(S107)。
電圧値の取得後、CPU44は、その電圧値から回線電圧の有無を判断する(S108)。回線電圧の有無の判断については、前述したとおりである。
CPU44は、回線電圧無しと判断した場合(S108:NO)、電圧検出回路33をオフにする(S109)。これにより、MFP1の電力消費状態は、第2一時復帰モード状態から第2スリープ状態に戻る。
第2スリープ状態に戻ると、CPU44は、所定時間T5の計測を新たに開始する(S103)。
一方、CPU44は、回線電圧有りと判断した場合(S108:YES)、第1スリープ処理を実行する(図3のS4)。第1スリープ処理の実行により、MFP1の電力消費状態は、第2一時復帰モード状態から第1スリープ状態に移行する。
<作用効果>
以上のように、MFP1の電力消費状態が第1待機状態から第1スリープ状態に移行し、処理命令及びデータ受信がなく、第1スリープ状態の開始から所定時間T2が経過し、その時点でモデム部15が電話回線網22(電話回線)と接続されていない場合、電力消費状態が第1スリープ状態からオフモード状態に移行する。オフモード状態では、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、モデム部15及びネットワーク通信部16がオフにされ、消費電力が最も低く抑えられる。
オフモード状態において、電源キーが押操作(オン)されると、モデム部15がオフのまま、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14及びネットワーク通信部16がオンにされることにより、電力消費状態がオフモード状態から第2待機状態に移行する。第1待機状態では、画像形成部11、画像読取部12、表示部13、操作部14、モデム部15及びネットワーク通信部16がオンにされる。したがって、オフモード状態から第2待機状態に移行することによって、オフモード状態からモデム部15がオンにされる第1待機状態に移行する場合に比べて、モデム部15の消費電力分、省電力とすることができる。
オフモード状態では、所定時間T3が経過する毎に、低圧電源17から電圧検出回路33に動作電力が供給される。これにより、電力消費状態がオフモード状態から第1一時復帰モード状態に移行する。そして、電圧検出回路33によって回線電圧が検出された場合、電力消費状態が第1一時復帰モード状態から第1待機状態に移行する。その結果、モデム部15が電話回線網22と接続された場合に、その接続が所定時間T3以内に判明し、その接続が判明した時点で、電力消費状態を第1待機状態にすることができる。
第1待機状態及び第2待機状態の違いは、モデム部15がオンであるか否かの違いである。そのため、MFP1の外見上からは、電力消費状態が第1待機状態であるか第2状態であるか、つまりモデム部15を使用可能(ファクシミリ機能を使用可能)であるか否かを判別することができない。第2待機状態では、電話回線が非接続である旨の警告が表示部13の画面に表示される。これにより、ユーザは、モジュラジャック21にモジュラケーブル23が接続されていないこと(電話回線が非接続であること)を認識することができる。
そして、表示部13の画面に表示された警告を見たユーザがモジュラジャック21にモジュラケーブル23を接続し、ユーザが接続したことを操作部14から指示した場合、モデム部15がオンにされて、電力消費状態が第2待機状態から第1待機状態に移行する。そのため、ユーザがファクシミリ機能を直ちに使用することができる。
第2待機状態において、第2待機状態の開始時又は処理命令若しくはデータ受信時から所定時間T4が経過すると、電力消費状態が第2待機状態から第2スリープ状態に移行する。第2スリープ状態では、表示部13がオフにされるので、ユーザは、モジュラジャック21にモジュラケーブル23を接続しても、ファクシミリ機能を使用可能であるか否かを認識できない(電話回線が非接続である旨の警告等が表示部13の画面に表示されない)。
そのため、第2スリープ状態の開始から所定時間T5毎に、低圧電源17から電圧検出回路33に動作電力が供給される。これにより、電力消費状態が第2スリープ状態から第2一時復帰モード状態に移行する。そして、電圧検出回路33によって回線電圧が検出された場合、電力消費状態が第2一時復帰モード状態から第1スリープ状態に移行し、モデム部15がオンになる。したがって、ユーザがファクシミリ機能を使用することができる。
<変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
前述の実施形態では、CPU44が各処理を実行する場合について説明した。しかしながら、ASIC41が複数のCPUを備え、複数のCPUが協働して各処理を実行してもよい。
また、画像処理装置の一例として、MFP1を取り上げたが、画像形成処理は、ファクシミリ機能を有する装置であれば、例えば、ファクシミリ機能を有する単機能のファクシミリ装置であってもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 MFP
11 画像形成部
12 画像読取部
14 操作部
15 モデム部
17 電源部
21 モジュラジャック
22 電話回線網
24 第1接点
25 第2接点
35 第1接続線
36 第2接続線

Claims (6)

  1. 電話回線網と接続可能な2つの端子を有する回線接続端子と、
    前記各端子と一対の接続線を介して接続され、前記一対の接続線間の電圧を検出する電圧検出回路を有し、前記回線接続端子を介して前記電話回線網との間で信号の送受信を行うモデム部と、
    前記モデム部によって送受信される信号を画像処理する画像処理部と、
    制御部と、
    操作部と、
    前記モデム部と前記画像処理部とに電力を供給する電源部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記電源部から前記モデム部と前記画像処理部とへ電力供給させ、命令に応じて前記画像処理部に前記信号の画像処理を指示する第1命令待機処理と、
    前記第1命令待機処理後、前記電圧検出回路が前記電圧を検出しない場合、前記電源部から前記モデム部と前記画像処理部とへの電力供給を停止させるオフモード移行処理と、
    前記オフモード移行処理後、前記操作部のキー操作の有無を検出するキー操作検出処理と、
    前記キー操作検出処理によってキー操作の有を検出した際、前記電源部から前記モデム部への電力供給を停止させた状態で、前記電源部からの電力を前記画像処理部に電力供給させ、命令に応じて前記画像処理部に前記信号の画像処理の実行を指示する第2命令待機処理と、
    を有する画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理装置であって、
    前記制御部は、
    更に、
    前記オフモード移行処理後、所定時間経過する毎に、前記電源部から前記電圧検出回路へ電力供給させ、前記電圧検出回路が前記電圧を検出した場合、前記第1命令待機処理を実行するように指示する、一時復帰処理、
    を有する画像処理装置。
  3. 請求項2記載の画像処理装置であって、
    更に、
    表示部、を備え、
    前記第1命令待機処理は、更に、前記電源部から前記表示部へ電力供給させ、
    前記オフモード移行処理は、更に、前記電源部から前記表示部への電力供給を停止させ、
    前記第2命令待機処理は、更に、前記電源部から前記表示部へ電力供給させ、警告を前記表示部に表示させる、
    画像処理装置。
  4. 請求項3記載の画像処理装置であって、
    更に、
    第2命令待機処理中に、前記操作部が指示を受け付けたことを検出した場合、前記第2命令待機処理の実行を停止し、前記電源部から前記モデム部へ電力供給させて、前記第1命令待機処理を実行する、
    画像処理装置。
  5. 請求項4記載の画像処理装置であって、
    前記モデム部は、前記電圧検出回路と、前記回線接続端子を介して前記電話回線網との間で信号の送受信を行う回線信号送受信回路と、を有し、
    前記制御部は、
    更に、
    前記第1命令待機処理開始時又は前記命令があった時から所定時間経過しても前記命令が無い場合、前記電源部から前記画像処理部と前記表示部と前記電圧検出回路とへの電力供給を停止させ、前記回線信号送受信回路に受信機能のみを有効とする指示を前記モデム部に行う第1スリープモード移行処理と、
    前記電源部から前記画像処理部と前記表示部と前記モデム部への電力供給を停止させる第2スリープモード移行処理と、
    を有し、
    前記オフモード移行処理は、前記第1スリープモード移行処理から所定時間経過時に前記電源部から前記電圧検出回路へ電力供給させ、前記電圧検出回路が前記電圧を検出しない場合に前記電源部から前記モデム部と前記画像処理部への電力供給を停止させ、
    前記第2スリープモード移行処理は、前記第2命令待機処理開始時又は前記命令があった時から所定時間経過しても前記命令が無い場合に実行する、
    画像処理装置。
  6. 請求項5記載の画像処理装置であって、
    前記第2スリープモード移行処理は、前記第2スリープモード移行処理を開始してから所定期間毎に、前記電源部から前記電圧検出回路へ電力供給させ、前記電圧検出回路が前記電圧を検出した場合は、前記電源部から前記モデム部へ電力供給させて、前記第1スリープモード移行処理を実行する、
    画像処理装置。
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