JP2003219831A - サツマイモペースト - Google Patents
サツマイモペーストInfo
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- JP2003219831A JP2003219831A JP2002022940A JP2002022940A JP2003219831A JP 2003219831 A JP2003219831 A JP 2003219831A JP 2002022940 A JP2002022940 A JP 2002022940A JP 2002022940 A JP2002022940 A JP 2002022940A JP 2003219831 A JP2003219831 A JP 2003219831A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sweet potato
- weight
- potato paste
- paste
- parts
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- Pending
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- Confectionery (AREA)
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 口溶けが良く、滑らかで、独特な優れた
食感を有する、サツマイモを主原料としたサツマイモペ
ーストおよび該サツマイモペーストを含有するフィリン
グ、タルト、クレープ、ベーカリー製品、菓子類、包み
込み食品または加工食品を提供すること。 【解決手段】 本発明は、デキストリンを配合したサ
ツマイモペーストおよび該サツマイモペーストを含有す
るフィリング、タルト、クレープ、ベーカリー製品、菓
子類、包み込み食品または加工食品である。
食感を有する、サツマイモを主原料としたサツマイモペ
ーストおよび該サツマイモペーストを含有するフィリン
グ、タルト、クレープ、ベーカリー製品、菓子類、包み
込み食品または加工食品を提供すること。 【解決手段】 本発明は、デキストリンを配合したサ
ツマイモペーストおよび該サツマイモペーストを含有す
るフィリング、タルト、クレープ、ベーカリー製品、菓
子類、包み込み食品または加工食品である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサツマイモペースト
に関する。また該サツマイモペーストを含有するフィリ
ング、ベーカリー製品、菓子類、包み込み食品、加工食
品等に関する。
に関する。また該サツマイモペーストを含有するフィリ
ング、ベーカリー製品、菓子類、包み込み食品、加工食
品等に関する。
【0002】
【従来の技術】サツマイモはフィリングとして、菓子
類、ベーカリー製品、包み込み食品、加工食品等に使用
され、その独特な風味、食感から広く人々に親しまれて
きた。一方、消費者の嗜好は変化し、近年は口溶けが良
く、軽い食感が好まれる傾向にある。しかし、サツマイ
モは澱粉を主要成分とした食品であるため、食感が重
く、口溶けも悪くなりやすい。
類、ベーカリー製品、包み込み食品、加工食品等に使用
され、その独特な風味、食感から広く人々に親しまれて
きた。一方、消費者の嗜好は変化し、近年は口溶けが良
く、軽い食感が好まれる傾向にある。しかし、サツマイ
モは澱粉を主要成分とした食品であるため、食感が重
く、口溶けも悪くなりやすい。
【0003】そこで、最近では蒸して裏ごししたサツマ
イモにホイップしたクリームを混合した菓子や、炊き上
げたカスタードクリームにサツマイモのペーストを後混
合したクリームなど消費者の嗜好に適応させたサツマイ
モ食品も見られるようになった。しかし、サツマイモ以
外の副原料を多く配合するため、サツマイモ本来の風味
が弱くなり、製法も煩雑であるため用途は限定されてい
る。
イモにホイップしたクリームを混合した菓子や、炊き上
げたカスタードクリームにサツマイモのペーストを後混
合したクリームなど消費者の嗜好に適応させたサツマイ
モ食品も見られるようになった。しかし、サツマイモ以
外の副原料を多く配合するため、サツマイモ本来の風味
が弱くなり、製法も煩雑であるため用途は限定されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、口溶
けが良く、滑らかで、独特な優れた食感を有するサツマ
イモペーストを提供することにある。また該サツマイモ
ペーストを含有するベーカリー製品、菓子類、包み込み
食品または加工食品を提供することにある。
けが良く、滑らかで、独特な優れた食感を有するサツマ
イモペーストを提供することにある。また該サツマイモ
ペーストを含有するベーカリー製品、菓子類、包み込み
食品または加工食品を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討を
重ねた結果、デキストリンを配合したサツマイモペース
トが、口溶けが良く、滑らかで、独特な優れた食感を有
することを見出し、本発明を完成するに至った。
重ねた結果、デキストリンを配合したサツマイモペース
トが、口溶けが良く、滑らかで、独特な優れた食感を有
することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち本発明は、デキストリンを配合し
たサツマイモペーストを提供するものである。
たサツマイモペーストを提供するものである。
【0007】また本発明は焼成、蒸煮及び/または加熱
処理したサツマイモを主要原料とした前記サツマイモペ
ーストを提供するものである。
処理したサツマイモを主要原料とした前記サツマイモペ
ーストを提供するものである。
【0008】また本発明は、さらに糖類及び/または乳
・乳製品・乳または乳製品を原料とする食品及び/また
は卵を配合した前記サツマイモペーストを提供するもの
である。
・乳製品・乳または乳製品を原料とする食品及び/また
は卵を配合した前記サツマイモペーストを提供するもの
である。
【0009】また本発明は、前記サツマイモペーストを
含有するフィリングを提供するものである。
含有するフィリングを提供するものである。
【0010】また本発明は、前記サツマイモペーストを
含有するベーカリー製品、菓子類、包み込み食品または
加工食品を提供するものである。
含有するベーカリー製品、菓子類、包み込み食品または
加工食品を提供するものである。
【0011】また本発明は、前記サツマイモペーストを
含有するタルトまたはクレープを提供するものである。
含有するタルトまたはクレープを提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のサツマイモペーストはサ
ツマイモを主原料とし、デキストリンを含有することを
特徴とする。サツマイモペーストに使用されるサツマイ
モは特に限定されないが、必要に応じて予め皮を除いた
サツマイモに焼成、蒸煮、加熱等の処理や加熱クッキン
グ処理を施し、これを潰したものを使用することが好ま
しい。焼成、蒸煮の温度と時間はサツマイモの大きさに
よるが、好ましくはサツマイモの中心温度が70℃以
上、さらに好ましくは90〜110℃となるよう加熱す
る。
ツマイモを主原料とし、デキストリンを含有することを
特徴とする。サツマイモペーストに使用されるサツマイ
モは特に限定されないが、必要に応じて予め皮を除いた
サツマイモに焼成、蒸煮、加熱等の処理や加熱クッキン
グ処理を施し、これを潰したものを使用することが好ま
しい。焼成、蒸煮の温度と時間はサツマイモの大きさに
よるが、好ましくはサツマイモの中心温度が70℃以
上、さらに好ましくは90〜110℃となるよう加熱す
る。
【0013】本発明のサツマイモペースト中のサツマイ
モの含有量は、好ましくは10〜95重量%、さらに好
ましくは30〜80重量%、最も好ましくは40〜60
重量%である。
モの含有量は、好ましくは10〜95重量%、さらに好
ましくは30〜80重量%、最も好ましくは40〜60
重量%である。
【0014】本発明のサツマイモペーストに配合される
デキストリンは特に限定されないが、澱粉に水を加えて
加熱した糊液を酸または酵素で分解する湿式分解によっ
て製造したデキストリンが好ましい。さらに固形分中の
グルコースに換算した直接還元糖百分率(DE)が20
以下のものが好ましい。原料となる澱粉は特に指定しな
いが、馬鈴薯澱粉、タピオカ澱粉、ワキシーコーンスタ
ーチ、コーンスターチが好ましい。
デキストリンは特に限定されないが、澱粉に水を加えて
加熱した糊液を酸または酵素で分解する湿式分解によっ
て製造したデキストリンが好ましい。さらに固形分中の
グルコースに換算した直接還元糖百分率(DE)が20
以下のものが好ましい。原料となる澱粉は特に指定しな
いが、馬鈴薯澱粉、タピオカ澱粉、ワキシーコーンスタ
ーチ、コーンスターチが好ましい。
【0015】デキストリンの含有量は、口溶けと食感の
点で0.1〜30重量%が好ましく、0.5〜10重量
%がより好ましく、1〜5重量%がいっそう好ましい。
点で0.1〜30重量%が好ましく、0.5〜10重量
%がより好ましく、1〜5重量%がいっそう好ましい。
【0016】本発明のサツマイモペーストは、さらに糖
類、乳・乳製品・乳または乳製品を原料とする食品、卵
を配合することが好ましく、特にフィリングとして好ま
しく用いることができる。糖類としては上白糖、グラニ
ュー糖、粉糖、ブドウ糖、果糖、庶糖、麦芽糖、乳糖、
酵素糖化水飴、還元澱粉糖化物、異性化液糖、庶糖結合
水飴、オリゴ糖、還元糖ポリデキストロース、還元乳
糖、ソルビトール、トレハロース、キシロース、キシリ
トール、マルチトール、エリスリトール、マンニトー
ル、フラクトオリゴ糖、大豆オリゴ糖、ガラクトオリゴ
糖、乳果オリゴ糖、ラフィノース、ラクチュロース、パ
ラチーノースオリゴ糖、ステビア、アスパルテーム、は
ちみつなどがあげられ、これらの中から選ばれた1種ま
たは2種以上を用いることができる。本発明のサツマイ
モペースト中の糖類の含有量は、好ましくは2〜70重
量%、さらに好ましくは5〜50重量%、最も好ましく
は10〜40重量%である。
類、乳・乳製品・乳または乳製品を原料とする食品、卵
を配合することが好ましく、特にフィリングとして好ま
しく用いることができる。糖類としては上白糖、グラニ
ュー糖、粉糖、ブドウ糖、果糖、庶糖、麦芽糖、乳糖、
酵素糖化水飴、還元澱粉糖化物、異性化液糖、庶糖結合
水飴、オリゴ糖、還元糖ポリデキストロース、還元乳
糖、ソルビトール、トレハロース、キシロース、キシリ
トール、マルチトール、エリスリトール、マンニトー
ル、フラクトオリゴ糖、大豆オリゴ糖、ガラクトオリゴ
糖、乳果オリゴ糖、ラフィノース、ラクチュロース、パ
ラチーノースオリゴ糖、ステビア、アスパルテーム、は
ちみつなどがあげられ、これらの中から選ばれた1種ま
たは2種以上を用いることができる。本発明のサツマイ
モペースト中の糖類の含有量は、好ましくは2〜70重
量%、さらに好ましくは5〜50重量%、最も好ましく
は10〜40重量%である。
【0017】上記乳・乳製品・乳または乳製品を原料と
する食品としては、牛乳、濃縮乳、純生クリーム、ホイ
ップ用クリーム(コンパウンドクリーム)、コーヒー用
クリーム、純植ホイップクリーム、加糖ホイップクリー
ム、脱脂粉乳、全脂粉乳、生クリームパウダー、調整粉
乳、ホエーパウダー、練乳などがあげられ、これらの中
から選ばれた1種または2種以上を用いることができ
る。本発明のサツマイモペースト中の乳・乳製品・乳ま
たは乳製品を原料とする食品の含有量は、好ましくは
0.5〜50重量%、さらに好ましくは3〜30重量
%、最も好ましくは5〜20重量%である。
する食品としては、牛乳、濃縮乳、純生クリーム、ホイ
ップ用クリーム(コンパウンドクリーム)、コーヒー用
クリーム、純植ホイップクリーム、加糖ホイップクリー
ム、脱脂粉乳、全脂粉乳、生クリームパウダー、調整粉
乳、ホエーパウダー、練乳などがあげられ、これらの中
から選ばれた1種または2種以上を用いることができ
る。本発明のサツマイモペースト中の乳・乳製品・乳ま
たは乳製品を原料とする食品の含有量は、好ましくは
0.5〜50重量%、さらに好ましくは3〜30重量
%、最も好ましくは5〜20重量%である。
【0018】上記卵としては、鶏卵由来の全卵、卵黄、
加糖全卵、加糖卵黄、乾燥全卵、乾燥卵黄などがあげら
れ、これらの中から選ばれた1種または2種以上を用い
ることができる。本発明のサツマイモペースト中の卵の
含有量は、好ましくは0.5〜50重量%、さらに好ま
しくは3〜30重量%、最も好ましくは5〜20重量%
である。
加糖全卵、加糖卵黄、乾燥全卵、乾燥卵黄などがあげら
れ、これらの中から選ばれた1種または2種以上を用い
ることができる。本発明のサツマイモペースト中の卵の
含有量は、好ましくは0.5〜50重量%、さらに好ま
しくは3〜30重量%、最も好ましくは5〜20重量%
である。
【0019】本発明のサツマイモペーストには、更に必
要に応じて、バター、マーガリン等の油脂類、コーヒ
ー、紅茶、チョコレート、小麦粉、コーンスターチ等の
澱粉、サツマイモ粉末、洋酒その他食品素材全般、着色
料、香料、調味料、保存料、pH調整剤、増粘剤、水等
の従来スイートポテトに配合されている成分を配合でき
る。
要に応じて、バター、マーガリン等の油脂類、コーヒ
ー、紅茶、チョコレート、小麦粉、コーンスターチ等の
澱粉、サツマイモ粉末、洋酒その他食品素材全般、着色
料、香料、調味料、保存料、pH調整剤、増粘剤、水等
の従来スイートポテトに配合されている成分を配合でき
る。
【0020】本発明のスイートポテトは、食感が滑らか
であり、糖類、乳・乳製品・乳または乳製品を原料とす
る食品、卵等を加えることで、カスタードクリームのよ
うな風味食感を呈する。さらに本発明品はサツマイモに
デキストリン、その他の原料を配合するオールインミッ
クスの製法で容易に製造できる。
であり、糖類、乳・乳製品・乳または乳製品を原料とす
る食品、卵等を加えることで、カスタードクリームのよ
うな風味食感を呈する。さらに本発明品はサツマイモに
デキストリン、その他の原料を配合するオールインミッ
クスの製法で容易に製造できる。
【0021】本発明品のサツマイモペースト及びサツマ
イモペーストを使用したフィリングは、ベーカリー製
品、菓子類、包み込み食品、加工食品等、従来サツマイ
モペーストが使用されている食品に好ましく使用でき
る。特にタルトやクレープへの使用が好ましい。
イモペーストを使用したフィリングは、ベーカリー製
品、菓子類、包み込み食品、加工食品等、従来サツマイ
モペーストが使用されている食品に好ましく使用でき
る。特にタルトやクレープへの使用が好ましい。
【0022】
【実施例】実施例1 タルト菓子
<サツマイモペースト>サツマイモペーストの配合は下
記の通りである。 蒸煮サツマイモ 100重量部 卵黄 40重量部 砂糖 50重量部 マーガリン 10重量部 濃縮乳 40重量部 デキストリン 5重量部 <タルト生地>タルトの配合は下記の通りである。 小麦粉 100重量部 マーガリン 70重量部 砂糖 40重量部 全卵 20重量部
記の通りである。 蒸煮サツマイモ 100重量部 卵黄 40重量部 砂糖 50重量部 マーガリン 10重量部 濃縮乳 40重量部 デキストリン 5重量部 <タルト生地>タルトの配合は下記の通りである。 小麦粉 100重量部 マーガリン 70重量部 砂糖 40重量部 全卵 20重量部
【0023】サツマイモペーストは上記の配合の材料を
混合し、加熱して練り上げた。得られたサツマイモペー
ストのサツマイモの含有量は41重量%、デキストリン
の含有量は2重量%であった。
混合し、加熱して練り上げた。得られたサツマイモペー
ストのサツマイモの含有量は41重量%、デキストリン
の含有量は2重量%であった。
【0024】タルト生地は上記の配合のマーガリン、砂
糖を混合し、さらに全卵を加えて混合、最後に小麦粉を
加えて混合した。
糖を混合し、さらに全卵を加えて混合、最後に小麦粉を
加えて混合した。
【0025】このタルト生地20gを舟形に成形し、上
記サツマイモペースト50gを上部に絞って焼成した。
得られたタルト菓子はサツマイモペーストがカスタード
クリームのように口溶け良く、良好な風味であった。
記サツマイモペースト50gを上部に絞って焼成した。
得られたタルト菓子はサツマイモペーストがカスタード
クリームのように口溶け良く、良好な風味であった。
【0026】実施例2 包み込み食品
<サツマイモペースト>サツマイモペーストの配合は下
記の通りである。 蒸煮サツマイモ 100重量部 卵黄 20重量部 砂糖 35重量部 マーガリン 10重量部 脱脂粉乳 15重量部 デキストリン 6重量部 色素液 0.2重量部 <膜状食品>膜状食品の配合は下記の通りである。 小麦粉 100重量部 全卵 55重量部 砂糖 30重量部 液状油 25重量部 脱脂粉乳 10重量部 食塩 0.5重量部 水 100重量部
記の通りである。 蒸煮サツマイモ 100重量部 卵黄 20重量部 砂糖 35重量部 マーガリン 10重量部 脱脂粉乳 15重量部 デキストリン 6重量部 色素液 0.2重量部 <膜状食品>膜状食品の配合は下記の通りである。 小麦粉 100重量部 全卵 55重量部 砂糖 30重量部 液状油 25重量部 脱脂粉乳 10重量部 食塩 0.5重量部 水 100重量部
【0027】サツマイモペーストは上記の配合の材料を
混合し、加熱して練り上げた。得られたサツマイモペー
ストのサツマイモの含有量は54重量%、デキストリン
の含有量は3重量%であった。
混合し、加熱して練り上げた。得られたサツマイモペー
ストのサツマイモの含有量は54重量%、デキストリン
の含有量は3重量%であった。
【0028】そして図1に示す工程に従って、包み込み
食品を製造した。まず、膜状食品の材料を混合しミキシ
ングを行い、調整したドウを図1のタンク1に入れ、焼
成ドラム2により焼成し、次いでカッター3にて長さ1
0cmの正方形の薄膜状に成形して膜状食品を得た。
食品を製造した。まず、膜状食品の材料を混合しミキシ
ングを行い、調整したドウを図1のタンク1に入れ、焼
成ドラム2により焼成し、次いでカッター3にて長さ1
0cmの正方形の薄膜状に成形して膜状食品を得た。
【0029】一方、得られた上記のサツマイモペースト
をデポジッター4に投入して円柱状bに成形し(直径3
cm、長さ9cm)、膜状食品aの上に乗せ、そして巻
き上げ機5によって巻き上げ、包み込み食品を得た。得
られた包み込み食品はサツマイモペーストがカスタード
クリームのように口溶けが良く、良好な風味であった。
をデポジッター4に投入して円柱状bに成形し(直径3
cm、長さ9cm)、膜状食品aの上に乗せ、そして巻
き上げ機5によって巻き上げ、包み込み食品を得た。得
られた包み込み食品はサツマイモペーストがカスタード
クリームのように口溶けが良く、良好な風味であった。
【0030】比較例1 タルト菓子
<サツマイモペースト>サツマイモペーストの配合は下
記の通りである。 蒸煮サツマイモ 100重量部 卵黄 40重量部 砂糖 50重量部 マーガリン 10重量部 濃縮乳 40重量部 小麦粉 5重量部 <タルト生地>タルトの配合は下記の通りである。 小麦粉 100重量部 マーガリン 70重量部 砂糖 40重量部 全卵 20重量部
記の通りである。 蒸煮サツマイモ 100重量部 卵黄 40重量部 砂糖 50重量部 マーガリン 10重量部 濃縮乳 40重量部 小麦粉 5重量部 <タルト生地>タルトの配合は下記の通りである。 小麦粉 100重量部 マーガリン 70重量部 砂糖 40重量部 全卵 20重量部
【0031】サツマイモペーストは上記の配合の材料を
混合し、加熱して練り上げた。得られたサツマイモペー
ストのサツマイモ含有量は41重量%、デキトリンの含
有量は0重量%であった。
混合し、加熱して練り上げた。得られたサツマイモペー
ストのサツマイモ含有量は41重量%、デキトリンの含
有量は0重量%であった。
【0032】タルト生地は上記の配合のマーガリン、砂
糖を混合し、さらに全卵を加えて混合、最後に小麦粉を
加えて混合した。
糖を混合し、さらに全卵を加えて混合、最後に小麦粉を
加えて混合した。
【0033】このタルト生地20gを舟型に成形し、上
記サツマイモペースト50gを上部に絞って焼成した。
得られたタルト菓子はサツマイモペーストの口溶けが悪
く、重い食感であった。
記サツマイモペースト50gを上部に絞って焼成した。
得られたタルト菓子はサツマイモペーストの口溶けが悪
く、重い食感であった。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、口溶けが良く、滑らか
で、独特な優れた食感を有するサツマイモペーストを提
供することができる。また該サツマイモペーストを含有
するベーカリー製品、菓子類、包み込み食品または加工
食品を提供することができる。
で、独特な優れた食感を有するサツマイモペーストを提
供することができる。また該サツマイモペーストを含有
するベーカリー製品、菓子類、包み込み食品または加工
食品を提供することができる。
【図1】図1は本発明の包み込み食品の一例の概略を示
す工程図である。
す工程図である。
a:膜状食品
b:サツマイモペースト
1:タンク
2:焼成ドラム
3:カッター
4:デポジッター
5:巻き上げ機
6:ベルトコンベア
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 4B014 GE02 GG05 GL11 GP14 GQ15
4B016 LE04 LG06 LK07 LK09 LK14
LK15 LP05 LP06 LP10 LP13
4B032 DB13 DE06 DK35 DP30
Claims (6)
- 【請求項1】デキストリンを配合したサツマイモペース
ト。 - 【請求項2】焼成、蒸煮及び/または加熱処理したサツ
マイモを主要原料とした請求項1記載のサツマイモペー
スト。 - 【請求項3】さらに糖類及び/または乳・乳製品・乳ま
たは乳製品を原料とする食品及び/または卵を配合した
請求項1または2記載のサツマイモペースト。 - 【請求項4】請求項1〜3いずれか1項記載のサツマイ
モペーストを含有するフィリング。 - 【請求項5】請求項1〜3いずれか1項記載のサツマイ
モペーストを含有するベーカリー製品、菓子類、包み込
み食品または加工食品。 - 【請求項6】請求項1〜3いずれか1項記載のサツマイ
モペーストを含有するタルトまたはクレープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002022940A JP2003219831A (ja) | 2002-01-31 | 2002-01-31 | サツマイモペースト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002022940A JP2003219831A (ja) | 2002-01-31 | 2002-01-31 | サツマイモペースト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003219831A true JP2003219831A (ja) | 2003-08-05 |
Family
ID=27745785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002022940A Pending JP2003219831A (ja) | 2002-01-31 | 2002-01-31 | サツマイモペースト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003219831A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012044978A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Yomomi Sakamoto | 「サツマイモモンブラン」「紫サツマイモモンブラン」「カボチャモンブラン」「バナナモンブラン」「ずんだモンブラン」「サツマイモとマロンの混じったモンブラン」および「チョコあんこ団子、チョコあんこまんじゅう」「サツマイモ、紫サツマイモジャム」 |
KR20180044531A (ko) * | 2016-10-24 | 2018-05-03 | 주식회사 전주제과 | 자색고구마 초코파이의 제조방법 |
KR20180057102A (ko) * | 2016-11-21 | 2018-05-30 | 농업회사법인 (주)한길웰바이오 | 황금색을 띄는 앙금의 제조방법과 상기 제조방법으로 제조된 황금색을 띄는 앙금 및 상기 황금색을 띄는 앙금을 포함하는 식품 |
-
2002
- 2002-01-31 JP JP2002022940A patent/JP2003219831A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012044978A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Yomomi Sakamoto | 「サツマイモモンブラン」「紫サツマイモモンブラン」「カボチャモンブラン」「バナナモンブラン」「ずんだモンブラン」「サツマイモとマロンの混じったモンブラン」および「チョコあんこ団子、チョコあんこまんじゅう」「サツマイモ、紫サツマイモジャム」 |
KR20180044531A (ko) * | 2016-10-24 | 2018-05-03 | 주식회사 전주제과 | 자색고구마 초코파이의 제조방법 |
KR101936575B1 (ko) | 2016-10-24 | 2019-01-09 | 주식회사 전주제과 | 자색고구마 초코파이의 제조방법 |
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