JP2003219444A - ボタン電話主装置、ボタン電話システム - Google Patents

ボタン電話主装置、ボタン電話システム

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JP2003219444A
JP2003219444A JP2002012209A JP2002012209A JP2003219444A JP 2003219444 A JP2003219444 A JP 2003219444A JP 2002012209 A JP2002012209 A JP 2002012209A JP 2002012209 A JP2002012209 A JP 2002012209A JP 2003219444 A JP2003219444 A JP 2003219444A
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telephone terminal
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voice
button
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Tadanori Murata
忠典 村田
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Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続されたボタン電話端末に内線通話他各種
の機能を提供するボタン電話主装置およびボタン電話シ
ステムにおいて、上記機能の設定状態をボタン電話端末
の利用者に容易に知らせること。 【解決手段】 接続されたボタン電話端末のオフフック
を検出し、検出されたオフフックに係るボタン電話端末
の設定状態を調査し、調査された結果を反映して音また
は声をオフフックに係るボタン電話端末に送出制御す
る。よって、ボタン電話端末の利用者に対し、そのボタ
ン電話端末に何らかの設定がされていることを少なくと
もオフフック時に知らせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接続されたボタン
電話端末に内線通話他各種の機能を提供するボタン電話
主装置およびボタン電話システムに係り、特に、上記機
能の設定状態をボタン電話端末の利用者が知るのに好適
なボタン電話主装置およびボタン電話システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】多数の内線電話端末が接続され得るボタ
ン電話主装置では、電話端末ごとに各種の特殊な機能が
使えるように構成されるのが一般的である。特殊な機能
には、代表的なものとして、例えば、着信呼の指定電話
端末への自動転送、特定の外線(例えば外国への発信)
への発信規制などがある。
【0003】このような特殊な機能は、その機能の利用
状態(または利用可能状態)にするかしないかを電話端
末ごとに設定することができる。このため、電話主装置
では、電話端末ごとの設定を記憶し、その設定に基づい
て各電話端末について通信制御する。電話端末ごとの設
定は、通常、その電話端末からその設定に対応する特殊
なボタン操作(特番操作)を行ない、電話主装置にその
設定を記憶させることによる。
【0004】ボタン電話主装置に接続される電話端末
は、設置利用者により、液晶ディスプレイ、表示ランプ
などの視覚表示部を持つタイプと視覚表示部を持たない
タイプとを選択の上設置することができる。このような
タイプの違いは、ひとつのボタン電話主装置に接続され
る電話端末について混在する場合もあり得る。
【0005】視覚表示部を持つ電話端末の場合には、特
殊な機能を設定した場合に、その旨を視覚表示部に表示
することが可能である。これにより、電話端末の利用者
は、一度設定した特殊な機能の利用状態にその電話端末
があるかないかを容易に確認し、必要に応じてその継続
/解除を行なうことができる。なお、電話端末の視覚表
示部のありなしにかかわらず特殊な機能の設定は、通
常、ボタン電話主装置側が提供する機能動作として行な
うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、視覚表
示部のない電話端末の場合には、一度設定した特殊な機
能の利用状態にその電話端末があるかないかを確認する
ことは容易に行なうことができない。これは、特に、設
定したことを失念している場合や他人によって無断で設
定がなされている場合に問題が生じ得る。例えば、着信
呼の指定電話端末への自動転送の設定がなされている状
態は、受けるべき着信呼がすべて転送されその転送の事
実さえ認識できない事態である。
【0007】また、視覚表示部がある場合であっても、
必ずしも、その表示部を確認することが利用者によって
常になされるとは限らない。そのため、やはり同様に、
利用者が意図しない動作状態に電話端末が長時間置かれ
ることが考えられる。
【0008】本発明は、上記した事情を考慮してなされ
たもので、接続されたボタン電話端末に内線通話他各種
の機能を提供するボタン電話主装置およびボタン電話シ
ステムにおいて、上記機能の設定をボタン電話端末の利
用者に容易に知らせることが可能なボタン電話主装置お
よびボタン電話システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明に係るボタン電話主装置は、ボタン電話端末
を接続し得、前記接続されたボタン電話端末の設定状態
を記憶し、前記記憶された設定状態に基づいて前記接続
されたボタン電話端末への/からの通信を制御する機能
を有するボタン電話主装置であって、前記接続されたボ
タン電話端末のオフフックを検出する手段と、前記検出
されたオフフックに係るボタン電話端末の設定状態を調
査する手段と、前記調査された結果を反映して音または
声を前記オフフックに係るボタン電話端末に送出制御す
る手段とを具備することを特徴とする。
【0010】すなわち、ボタン電話端末がオフフックさ
れ(またはオフフックと同等な状態でもよい。例えば、
スピーカボタンの押下やオンフックダイヤルボタンの押
下など。以下同じ。)受け待ちを解除した状態になる
と、そのボタン電話端末の設定状態が調べられる。そし
て、その調べられた結果を反映して音または声をオフフ
ックに係るボタン電話端末に送出制御する。よって、ボ
タン電話端末の利用者に対し、そのボタン電話端末に何
らかの設定がされていることを少なくともオフフック時
に知らせることができる。
【0011】なお、ボタン電話端末に視覚表示部がある
場合であっても、この装置は聴覚に訴えることが特徴で
あるから、「機能の設定をボタン電話端末の利用者に容
易に知らせる」という効果は発揮される。
【0012】ちなみに、上記の各手段は、例えば、マイ
クロプロセッサや主記憶装置などのハードウエアとこの
ハードウエハ上で動作する制御プログラムなどのソフト
ウエアにより構成することができる。
【0013】実施態様としては、前記送出された音また
は声に続けて内線ダイヤルトーンを前記オフフックに係
るボタン電話端末に送出制御する手段をさらに具備する
としてもよい。調べられた結果を反映して音または声を
送出することに続けて通常のダイヤルトーンを送出する
ことで、そのボタン電話端末が普通に利用可能であるこ
とを示すためである。なお、調べられた結果を反映して
音または声が送出されている時間内においても通常のダ
イヤルトーンが送出されている時間内と同様にそのボタ
ン電話端末が利用可能であるようにしてももちろんよ
い。
【0014】また、実施態様として、前記音または前記
声は、内線ダイヤルトーンとは異なるダイヤルトーンま
たは前記オフフックに係るボタン電話端末の設定状態を
知らせる言葉である。内線ダイヤルトーンとは異なるダ
イヤルトーンであれば、通常とは異なる音であることか
ら何らかの設定が残存していることに気付かせるのに有
用であり、オフフックに係るボタン電話端末の設定状態
を知らせる言葉であれば直接的にその旨を知らせること
ができる。
【0015】また、ここで、前記設定状態を知らせる言
葉には前記設定状態を解除する操作を案内する言葉が含
まれるようにしてもよい。解除方法を知らせることにす
れば利用者に対する利便性をさらに増すことができる。
【0016】また、本発明に係るボタン電話システム
は、ボタン電話端末と、前記ボタン電話端末を接続し
得、前記接続されたボタン電話端末の設定状態を記憶
し、前記記憶された設定状態に基づいて前記接続された
ボタン電話端末への/からの通信を制御する機能を有す
るボタン電話主装置とを備えるボタン電話システムであ
って、前記ボタン電話主装置は、前記接続されたボタン
電話端末のオフフックを検出する手段と、前記検出され
たオフフックに係るボタン電話端末の設定状態を調査す
る手段と、前記調査された結果を反映して音または声を
前記オフフックに係るボタン電話端末に送出制御する手
段とを具備することを特徴とする。
【0017】このボタン電話システムは、上記のボタン
電話主装置にボタン電話端末を接続した構成を有するも
のである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施形態に係るボタン
電話システムの構成を示す図である。同図に示すよう
に、このボタン電話システムは、ボタン電話主装置10
と、ボタン電話端末21a、21b、…と、保守用コン
ピュータ23(ただし保守用コンンピュータ23は接続
任意である。)とを有する。
【0020】ボタン電話主装置10は、内部の構成とし
て、内線インターフェース11a、11b、…、交換回
路部12、局線インターフェース13a、13b、…、
音声(特殊ダイヤルトーン)発生部14、制御部15、
記憶部16、外部コンピュータ用インターフェース1
7、制御信号路18を有する。交換回路部12には、内
線ダイヤルトーン発生部19が備えられる。
【0021】内線インターフェース11a、11b、…
には、それぞれ内線端末としてボタン電話端末21a、
21b、…が接続される。また、局線インターフェース
13a、13b、…は、それぞれ接続線22a、22
b、…を介して公衆回線網に接続される。公衆回線網に
は、アナログ用、ISDN(integrated services digi
tal network)用など、複数の種類があり得る。
【0022】外部コンピュータ用インターフェース17
には、保守用コンピュータ23を接続することができ
る。
【0023】ボタン電話端末21a、21b、…は、操
作ボタン(図示省略)を備え、上記接続により、ボタン
の操作に従った信号をボタン電話主装置10に送出し、
また、ボタン電話主装置10との間で音声信号の送受を
行なう。なお、操作ボタンは、少なくとも番号ボタン
(#と*を含む)であるが、番号ボタン以外に各機能ボ
タンを有するものであってもよい。
【0024】内線インターフェース11a、11b、…
は、ボタン電話端末21a、21b、…に対するボタン
電話主装置10のインターフェースであり、ボタン電話
端末21a、21bからの信号を交換回路部12または
制御部15に導き、交換回路部12からの信号をボタン
電話端末21a、21b、…に導くものである。内線イ
ンターフェース11a、11b、…は、上記のボタン電
話端末21a、21b、…のタイプ(例えば番号ボタン
以外に機能ボタンを有するか否か)によって異なるのが
普通である。
【0025】交換回路部12は、内線インターフェース
11a、11b、…、局線インターフェース13a、1
3b、…のうちのいずれか2つの間に通信路を提供する
ものである。このような通信路は同時に複数確保され得
る。なお、特殊な場合としては、上記のうちの3つの間
に通信路が確立するようにされてもよい(このような機
能は、特殊な機能の一種として制御部15、記憶部16
により提供し得る。)。また、通信路が確保される前に
は、内線ダイヤルトーン発生部19または音声(特殊ダ
イヤルトーン)発生部14の発生する音声信号を内線イ
ンターフェース11a、11b、…を介してボタン電話
端末21a、21b、…に送出する。交換回路部12の
動作制御は制御部15によりなされる。
【0026】局線インターフェース13a、13b、…
は、接続線22a、22b、…を介する公衆回線網との
ボタン電話主装置10のインターフェースであり、公衆
回線網からの信号を交換回路部12または制御部15に
導き、交換回路部12からの信号を接続線22a、22
b、…を介して公衆回線網に導くものである。局線イン
ターフェース13a、13b、…は、接続線22a、2
2b、…が接続される公衆回線網の種類によって異なる
のが普通である。
【0027】音声(特殊ダイヤルトーン)発生部14
は、制御部15の制御の下、音声(特殊ダイヤルトー
ン)を交換回路部12に出力するものである。例えば、
発振器や音声合成ICなどにより構成することができ
る。
【0028】制御部15は、このボタン電話主装置10
の制御全般を担う処理部であり、制御信号のやり取り
を、制御信号路18を介して、内線インターフェース1
1a、11b、…、交換回路部12、局線インターフェ
ース13a、13b、…、音声(特殊ダイヤルトーン)
発生部14との間で行なう。また、外部コンピュータ用
インターフェース17、記憶部16との間では、各種の
データや制御信号をやり取りする。
【0029】記憶部16は、制御部15が行う制御動作
に必要なデータ(ボタン電話端末21a、21b、…に
特殊な機能の設定がされていることを示すフラグを含
む)やプログラム、およびこのボタン電話主装置10の
動作履歴データなどを記憶するものである。例えば、不
揮発性メモリや各種のディスク装置により構成すること
ができる。
【0030】外部コンピュータ用インターフェース17
は、保守用コンピュータ23に対するこのボタン電話主
装置10のインターフェースであり、制御部15との間
でデータのやり取りを行う。
【0031】制御信号路18は、このボタン電話主装置
10内の制御信号を導く線であり、制御部15と、内線
インターフェース11a、11b、…、交換回路部1
2、局線インターフェース13a、13b、…、音声
(特殊ダイヤルトーン)発生部14との間に接続され
る。この実施形態では、バス形式であるがそれぞれ個別
に接続されるようにしてももちろんよい。
【0032】保守用コンピュータ23は、直接的には外
部コンピュータ用インターフェース17に接続され得
る。これにより、例えば、記憶部16に記憶されたデー
タの回収や記憶されたソフトウエアの改版を行なうこと
ができる。このため、ボタン電話主装置10との接続
は、保守時のみ接続するようにしても、常時接続するよ
うにしてもよい。
【0033】次に、ここで、発明の実施形態としての特
徴的な動作を説明する前提として、ボタン電話端末21
a(21b、…)から特殊な機能の設定を行う場合のこ
のボタン電話システムの動作について一通り説明してお
く。
【0034】この場合には、ボタン電話端末21a(2
1b、…)の、各特殊な機能に対応するボタンを利用者
が操作し、その操作情報により内線インターフェース1
1a(11b、…)、制御信号路18を介して制御部1
5を動作させ、記憶部16にボタン電話端末21a(2
1b、…)に所定の機能が設定されたことを必要なデー
タとともに登録(記録)する。
【0035】例えば、ボタン電話端末21a(例えば内
線電話番号200)から、着信呼を自動転送する内線電
話番号として202の設定を行なう場合には、着信呼の
自動転送設定のコマンドとして例えば#901を打ち込
み続けて転送先番号として202を打ち込む操作を行な
う。
【0036】ボタン電話主装置10側では、制御部15
により、設定を行なったボタン電話端末21aが認識さ
れて、記憶部16において、ボタン電話端末21aを特
定する情報とともに着信呼の自動転送の設定がされた旨
のフラグが立てられかつ転送先の内線番号202が登録
される。このようにして記憶部16には、特殊な機能を
実行するのに必要な情報が記録される。
【0037】次に、上記説明のボタン電話システムにお
ける、発明の実施形態として特徴的な動作について、図
2をも参照して説明する。同図は、図1に示したボタン
電話システムの動作のうち、発明の実施形態として特徴
的な、ボタン電話端末21a(21b、…)とボタン電
話主装置10との信号のやり取りを時系列的に説明する
図である。
【0038】まず、図2(a)に示すように、ボタン電
話端末21a(21b、…)が受け待ちの状態になって
いるとする。次に同図(b)に示すように、ハンドセッ
トが持ち上げられオフフック(オフフックについてはす
でに説明したように同等の場合であってもよい。)され
ると、オフフックされたことを示す信号がボタン電話端
末21a(21b、…)からボタン電話主装置10に伝
送される。より具体的には、内線インターフェース11
a(11b、…)を介して、制御信号路18を通り制御
部15に伝わる。
【0039】これにより、次に、制御部15は、記憶部
16にアクセスして、オフフックに係るボタン電話端末
21a(21b、…)の設定を調べる。その結果特殊な
設定がなされている場合には、制御部15は、音声(特
殊ダイヤルトーン)発生部14を制御し、音声(特殊ダ
イヤルトーン)発生部14から交換回路部12、内線イ
ンターフェース11aを介してボタン電話端末21a
(21b、…)に案内音声または特殊ダイヤルトーンを
発信させるようにする(図2(c1))。
【0040】なお、案内音声は、自動転送設定の場合で
あれば、例えば「202番に自動転送が設定されていま
す。」の言葉(声)を繰り返し(一定回数または一定時
間)流すようにすることができる。また、特殊ダイヤル
トーンでは、通常の内線ダイヤルトーンとは明らかに異
なることにより人に対して注意を喚起しすいものとする
ことができる。
【0041】また、案内音声には、設定状態を解除する
操作を案内する言葉を含ませてもよい。例えば、上記の
声に続けて「解除には#×××を押してください。」の
ような言葉を流すものである。これにより、ボタン電話
端末21a(21b、…)の利用者に対する利便性が向
上する。
【0042】ちなみに、この案内音声または特殊ダイヤ
ルトーンが発信されている場合においても、通常と同様
にボタン電話端末21a(21b、…)から発信操作な
どを行なえるように構成してもよいし、案内音声または
特殊ダイヤルトーンの発信を一定回数または一定時間で
止めて通常の内線ダイヤルトーンに戻った状態(後述す
る図2(d)の状態)で初めて通常のボタン操作が有効
になるように構成してもよい。
【0043】制御部15が、記憶部16にアクセスして
オフフックに係るボタン電話端末21a(21b、…)
の設定を調べた結果、特殊な設定がなされていない場合
には、制御部15は次のように動作する。すなわち、制
御部15は、交換回路部12の内線ダイヤルトーン発生
部19を制御して、内線ダイヤルトーン発生部19から
交換回路部12、内線インターフェース11a(11
b、…)を介して通常の内線ダイヤルトーンをボタン電
話端末21a(21b、…)に発信させるようにする
(図2(c2))。
【0044】以上説明した図2(c1)および図2(c
2)のいずれの場合も、オフフックされてから一定時間
が経過した状態では、内線ダイヤルトーンが発信される
状態となって同一となる(図2(d))。これは、案内
音声または特殊ダイヤルトーンが発信された場合でも、
一定内でこの状態を止め通常の内線ダイヤルトーンを発
信するようにこの実施形態では構成したからである。こ
のような一定内での発信状態の復帰は、通常はボタン電
話端末が異常なく利用され得ることをダイヤルトーンに
より示すのが必要であり、案内音声等は飽くまで付加的
なものなので、より好ましいと考えられる。
【0045】次に、上記で説明した、発明の実施形態と
して特徴的な動作を実現するための制御部15における
動作フローについて図3をも参照して説明する。同図
は、発明の実施形態として特徴的な制御部15の動作フ
ローを示す流れ図である。
【0046】まず、ボタン電話端末21a(21b、
…)のオフフックを検出する(ステップ31)。これ
は、ボタン電話端末21a(21b、…)から内線イン
ターフェース11a(11b、…)、制御信号路18を
介する信号により行うことができる。
【0047】次に、オフフックされたボタン電話端末2
1a(21b、…)に特殊な設定がされているかを調べ
判断する(ステップ32)。これは、記憶部16に登録
(記録)されたデータをみることにより行なうことがで
きる。
【0048】ボタン電話端末21a(21b、…)に特
殊な設定がされている場合には、そのボタン電話端末2
1a(21b、…)に案内音声または特殊ダイヤルトー
ンを発信する(ステップ33)。これは、音声(特殊ダ
イヤルトーン)発生部14、交換回路部12、内線イン
ターフェース11a(11b、…)を制御信号路18を
介して制御することにより行うことができる。
【0049】ボタン電話端末21a(21b、…)に案
内音声または特殊ダイヤルトーンを一定回数または一定
時間発信したら、次に、そのボタン電話端末21a(2
1b、…)に通常の内線ダイヤルトーンを発信する(ス
テップ34)。これは、交換回路部12および内線ダイ
ヤルトーン発生部19、内線インターフェース11a
(11b、…)を制御信号路18を介して制御すること
により行うことができる。一定回数または一定時間で通
常の内線ダイヤルトーンに変える理由はすでに説明した
通りである。
【0050】なお、ボタン電話端末21a(21b、
…)に特殊な設定がされていない場合には、上記ステッ
プ32から直接に上記ステップ34に移行する。
【0051】内線ダイヤルトーンが発信されている状態
で、次のボタン操作が検出されると、発明の実施形態と
しての特徴的部分の動作を終了する(ステップ34)。
この後の動作については、そのボタン操作による。すな
わち通常の制御状態である。
【0052】なお、すでに説明したように、ステップ3
3の状態で次のボタン操作を検出した場合も、そのボタ
ン操作を優先してこのフローを終了して抜け出すように
してもよい。
【0053】以上、本発明の一実施形態について述べた
が、特殊な機能が、複数、ボタン電話主装置によって提
供される場合には、そのうちの一部についてのみ上記の
ような動作をさせ、残りの特殊な機能については通常の
動作にするようにしてもよい。特殊な機能によっては、
その設定状態を利用者に音や声で知らせる必要性が低い
場合も考えられるからである。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ボタン電話端末がオフフックされ受け待ちを解除した状
態になると、そのボタン電話端末の設定状態が調べら
れ、その調べられた結果を反映して音または声をオフフ
ックに係るボタン電話端末に送出制御する。よって、ボ
タン電話端末の利用者に対し、そのボタン電話端末に何
らかの設定がされていることを少なくともオフフック時
に知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るボタン電話システム
の構成を示す図。
【図2】図1に示したボタン電話システムの動作のう
ち、発明の実施形態として特徴的な、ボタン電話端末2
1a(21b、…)とボタン電話主装置10との信号の
やり取りを時系列的に説明する図。
【図3】発明の実施形態として特徴的な制御部15の動
作フローを示す流れ図。
【符号の説明】
10…ボタン電話主装置 11a、11b、……内線イ
ンターフェース 12…交換回路部 13a、13b、
……局線インターフェース 14…音声(特殊ダイヤル
トーン)発生部 15…制御部 16…記憶部 17…
外部コンピュータ用インターフェース 18…制御信号
路 21a、21b、……ボタン電話端末 22a、2
2b、……接続線 23…保守用コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 忠典 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 東 芝通信システムエンジニアリング株式会社 内 Fターム(参考) 5K024 AA71 BB03 CC01 CC04 DD02 FF06 GG01 5K049 AA15 BB05 BB12 BB17 FF36 GG00 KK02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボタン電話端末を接続し得、前記接続さ
    れたボタン電話端末の設定状態を記憶し、前記記憶され
    た設定状態に基づいて前記接続されたボタン電話端末へ
    の/からの通信を制御する機能を有するボタン電話主装
    置であって、 前記接続されたボタン電話端末のオフフックを検出する
    手段と、 前記検出されたオフフックに係るボタン電話端末の設定
    状態を調査する手段と、 前記調査された結果を反映して音または声を前記オフフ
    ックに係るボタン電話端末に送出制御する手段とを具備
    することを特徴とするボタン電話主装置。
  2. 【請求項2】 前記送出された音または声に続けて内線
    ダイヤルトーンを前記オフフックに係るボタン電話端末
    に送出制御する手段をさらに具備することを特徴とする
    請求項1記載のボタン電話主装置。
  3. 【請求項3】 前記音または前記声は、内線ダイヤルト
    ーンとは異なるダイヤルトーンまたは前記オフフックに
    係るボタン電話端末の設定状態を知らせる言葉であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のボタン電話主装置。
  4. 【請求項4】 前記設定状態を知らせる言葉には前記設
    定状態を解除する操作を案内する言葉が含まれることを
    特徴とする請求項3記載のボタン電話主装置。
  5. 【請求項5】 ボタン電話端末と、 前記ボタン電話端末を接続し得、前記接続されたボタン
    電話端末の設定状態を記憶し、前記記憶された設定状態
    に基づいて前記接続されたボタン電話端末への/からの
    通信を制御する機能を有するボタン電話主装置とを備え
    るボタン電話システムであって、 前記ボタン電話主装置は、 前記接続されたボタン電話端末のオフフックを検出する
    手段と、 前記検出されたオフフックに係るボタン電話端末の設定
    状態を調査する手段と、 前記調査された結果を反映して音または声を前記オフフ
    ックに係るボタン電話端末に送出制御する手段とを具備
    することを特徴とするボタン電話システム。
JP2002012209A 2002-01-21 2002-01-21 ボタン電話主装置、ボタン電話システム Pending JP2003219444A (ja)

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JP2012529191A (ja) * 2009-06-01 2012-11-15 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 呼の経過の視覚的な表示部を有する端末のためのグラフィカルユーザインタフェース
JP2014236424A (ja) * 2013-06-04 2014-12-15 Necプラットフォームズ株式会社 キーテレホンシステム、サービス機能案内方法およびサービス機能案内プログラム

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