JP2003219277A - 固体撮像装置およびその駆動方法 - Google Patents

固体撮像装置およびその駆動方法

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JP2003219277A JP2002008944A JP2002008944A JP2003219277A JP 2003219277 A JP2003219277 A JP 2003219277A JP 2002008944 A JP2002008944 A JP 2002008944A JP 2002008944 A JP2002008944 A JP 2002008944A JP 2003219277 A JP2003219277 A JP 2003219277A
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    • H04N25/77Pixel circuitry, e.g. memories, A/D converters, pixel amplifiers, shared circuits or shared components

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光電変換素子の飽和電荷量が小さい場合に
も、出力を1系統とした簡易な構成で良好な広ダイナミ
ックレンジの撮影を行う。 【解決手段】 V選択手段106によって撮像画素部1
04のシャッタ行220と選択行230を順次シフトさ
せていく。そして、シャッタ行220となった画素12
0では、FD部124のリセットの後に光電変換素子
(フォトダイオード122)の信号電荷をFD部124
に転送する。この後、選択行230となった画素120
では、FD部124のリセットよりも前に光電変換素子
122の信号電荷をFD部124に転送する。この結
果、暗いところは敏感で明るいところは鈍感なニーポイ
ントを持った信号を出力することができ、光電変換素子
122の飽和電荷量が小さい場合にも、また、出力を1
系統とした簡易な構成で良好な広ダイナミックレンジの
撮影を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にCMOS型イ
メージセンサに適用される固体撮像装置およびその駆動
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CMOS型イメージセンサで
は、半導体チップ上に2次元マトリクス状に多数の画素
を配置して撮像画素部を構成しており、各画素毎に受光
量に応じた信号電荷を生成するフォトダイオード等の光
電変換素子と、この光電変換素子によって生成された信
号電荷を電気信号に変換して所定のタイミングで読み出
すための複数のMOSトランジスタで構成されるゲート
回路とを設けたものである。また、このような撮像画素
部の周辺には、各画素からの信号に対してCDS(相関
二重サンプリング)等の信号処理を行う信号処理回路
と、各画素のゲート回路を駆動して各画素の信号を所定
の順序で読み出すための垂直/水平スキャナ回路や、電
子シャッタを切るためのシャッタスキャナ回路が設けら
れている。
【0003】図11は、従来のCMOS型イメージセン
サにおける画素列選択動作を示す説明図である。図示の
ように、撮像画素部10には2次元マトリクス状に多数
の画素12が配置されており、各画素12の信号電荷を
リセットする電子シャッタ行14と、画素信号の読み出
しを行う選択行16が所定の行数だけ間隔を開けて選択
され、矢印A方向に順次シフトされる。そして、電子シ
ャッタ行14の各画素12では、各画素12のフォトダ
イオードに蓄積されている光電子(電荷)を捨てる動作
が行われる。また、選択行16の各画素12では、各画
素12のフォトダイオードに蓄積されている光電子を電
気信号に変換し、出力信号線を介して信号処理回路に出
力する動作が行われる。これにより、各画素12の出力
信号は、各画素12が電子シャッタ行14で選択されて
から、選択行16で選択されるまでの期間に、フォトダ
イオードに蓄積された光電子量に対応するレベルの信号
となる。したがって、電子シャッタ行14と選択行16
の間隔をいろいろ変えることにより、光電子の蓄積時間
を変えて感度を調節することができる。これが従来の電
子シャッタ機能である。
【0004】しかし、このような方法では、画像に明る
いところと暗いところが共存するときに、明るいところ
に合わせるようにシャッタ時間を調節すると、暗いとこ
ろの感度が足りなくなり、暗いところに合わせるように
シャッタ時間を調節すると、明るいところのフォトダイ
オードが飽和して真っ白に飛んでしまう、つまり、ダイ
ナミックレンジが狭いという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、最近は、ダイ
ナミックレンジを拡大する方法の1つとして、例えば特
開2001−177775号公報に開示されるものがあ
る。これは、上述のような選択行において、フォトダイ
オードの信号を複数回に分けて読み出すものである。し
かしながら、この方法では、近年の撮像素子における微
細化や低電圧化に伴ってフォトダイオードの飽和電子数
が小さくなると、1回の転送でFD(フローティングデ
ィフュージョン)部の十分な電位を満たすことがなくな
るので、その場合は、複数回の読み出し動作を実行して
も2回目以降は十分な信号が出なくなり、ダイナミック
レンジが増加しない。また、1つの選択行で、続けて2
回以上の読出し動作を行わなければならないので、画素
列シフトの高速化が難しい。
【0006】また、画素毎の固定パターンノイズを取る
ために、リセット時の信号レベルと光電子蓄積時の信号
レベルとの差を取るCDS(相関二重サンプリング)処
理を行う場合は、1つの選択行で2つのの画素信号の読
み出しを行うために、2回のリセット動作と2回の光電
子蓄積動作を行うことが必要となり、リセットレベルと
光電子蓄積レベルの合計4回の検出を行わなければなら
ない。また、複数回に分けて読み出した複数の画素信号
を合成する方法であるため、後段に合成回路が必要とな
り、回路が大型化したり、合成部分のばらつきや画素列
ごとに設けられた合成回路同士のばらつきが発生したり
する問題がある。
【0007】また、本件出願人は、これらの問題を解決
すべく、さまざまな撮影条件に柔軟に対応して常に良好
な広ダイナミックレンジの撮影を行うことができる固体
撮像装置および駆動方法を提案している(例えば特願2
001−201601号、特願2001−276529
号、特願2001−286457号参照、以下、これら
を先行出願という)。しかし、これらの提案に係る固体
撮像装置では、出力が2系統になり、やはり回路が大型
化するという課題がある。
【0008】そこで本発明の目的は、出力を1系統とし
た簡易な構成で良好な広ダイナミックレンジの撮影を行
うことができる固体撮像装置およびその駆動方法を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像装置
は、前記目的を達成するため、複数の画素がマトリクス
状に配列された撮像画素部と、前記撮像画素部の水平方
向の各画素行を垂直方向に選択する垂直選択手段と、前
記垂直選択手段によって選択された画素行の各画素を画
素駆動配線を介して駆動する画素駆動手段と、前記各画
素の信号を出力信号線を介して入力し、所定の信号処理
を行う信号処理手段とを有し、前記撮像画素部の各画素
は、光電変換素子と、前記光電変換素子が変換して蓄積
した信号電荷をフローティングディフュージョン部に転
送する転送手段と、前記フローティングディフュージョ
ン部の電位をリセットするリセット手段と、前記フロー
ティングディフュージョン部の電位に対応する出力信号
を出力する増幅手段とを備えた固体撮像素子であって、
前記垂直選択手段は、前記撮像画素部の少なくとも2つ
の画素行をシャッタ行と選択行として選択し、順次シフ
トさせていく機能を備え、前記画素駆動手段は、前記垂
直選択手段によって選択されたシャッタ行では前記フロ
ーティングディフュージョン部のリセットの後に、前記
光電変換素子の信号電荷をフローティングディフュージ
ョン部に転送する動作を行い、前記垂直選択手段によっ
て選択された選択行では前記フローティングディフュー
ジョン部のリセットをせずに、または、前記フローティ
ングディフュージョン部のリセット前に、前記光電変換
素子の信号電荷をフローティングディフュージョン部に
転送し、この転送後の出力信号を前記信号処理手段に出
力させる機能をを備えたことを特徴とする。
【0010】また本発明の駆動方法は、複数の画素がマ
トリクス状に配列された撮像画素部と、前記撮像画素部
の水平方向の各画素行を垂直方向に選択する垂直選択手
段と、前記垂直選択手段によって選択された画素行の各
画素を画素駆動配線を介して駆動する画素駆動手段と、
前記各画素の信号を出力信号線を介して入力し、所定の
信号処理を行う信号処理手段とを有し、前記撮像画素部
の各画素が、光電変換素子と、前記光電変換素子が変換
して蓄積した信号電荷をフローティングディフュージョ
ン部に転送する転送手段と、前記フローティングディフ
ュージョン部の電位をリセットするリセット手段と、前
記フローティングディフュージョン部の電位に対応する
出力信号を出力する増幅手段とを備えた固体撮像装置の
駆動方法であって、前記垂直選択手段では、前記撮像画
素部の少なくとも2つの画素行をシャッタ行と選択行と
して選択し、順次シフトさせていき、前記画素駆動手段
では、前記垂直選択手段によって選択されたシャッタ行
では前記フローティングディフュージョン部のリセット
の後に、前記光電変換素子の信号電荷をフローティング
ディフュージョン部に転送する動作を行い、前記垂直選
択手段によって選択された選択行では前記フローティン
グディフュージョン部のリセットをせずに、または、前
記フローティングディフュージョン部のリセット前に、
前記光電変換素子の信号電荷をフローティングディフュ
ージョン部に転送し、この転送後の出力信号を前記信号
処理手段に出力させるようにしたことを特徴とする。
【0011】本発明の固体撮像素子では、垂直選択手段
によってシャッタ行と選択行を順次シフトさせていき、
シャッタ行ではフローティングディフュージョン部のリ
セットの後に光電変換素子の信号電荷をフローティング
ディフュージョン部に転送し、選択行では少なくともフ
ローティングディフュージョン部のリセットよりも前に
光電変換素子の信号電荷をフローティングディフュージ
ョン部に転送するようにしたことから、暗いところは敏
感で明るいところは鈍感なニーポイントを持った信号を
出力することができる。したがって、光電変換素子の飽
和電荷量が小さい場合にも、広ダイナミックレンジ化を
図ることができ、また、出力を1系統とした簡易な構成
で良好な広ダイナミックレンジの撮影を行うことができ
る。
【0012】また、本発明の固体撮像装置の駆動方法で
も同様に、垂直選択手段によってシャッタ行と選択行を
順次シフトさせていき、シャッタ行ではフローティング
ディフュージョン部のリセットの後に光電変換素子の信
号電荷をフローティングディフュージョン部に転送し、
選択行では少なくともフローティングディフュージョン
部のリセットよりも前に光電変換素子の信号電荷をフロ
ーティングディフュージョン部に転送するようにしたこ
とから、暗いところは敏感で明るいところは鈍感なニー
ポイントを持った信号を出力することができる。したが
って、光電変換素子の飽和電荷量が小さい場合にも、広
ダイナミックレンジ化を図ることができ、また、出力を
1系統とした簡易な構成で良好な広ダイナミックレンジ
の撮影を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明による固体撮像素子
およびその駆動方法の実施の形態例について説明する。
なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の好適な具
体例であり、技術的に好ましい種々の限定が付されてい
るが、本発明の範囲は、以下の説明において、特に本発
明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限定
されないものとする。本実施の形態では、シャッタ行で
FDリセット→電荷転送の順に駆動し、選択行で電荷転
送→CDS取り込み→FDリセット→CDS取り込みの
順に駆動することで、暗いところは敏感で明るいところ
は鈍感な、いわゆるニーポイントを持った1系統の出力
による広ダイナミックレンジ化を達成するものである。
これにより、CDS回路を2組用意する必要が無く、こ
れまでのニーポイント出力の技術が使えるようになる。
以下、本発明の具体的実施例について説明する。
【0014】図1は、本発明の実施の形態による固体撮
像装置を示す構成図、図2は図1に示した固体撮像装置
を構成する1つの画素周辺を示す回路図、図3は図1に
示した固体撮像装置の画素列選択動作を示す説明図、図
4は図1に示した固体撮像装置の動作を示すタイミング
チャートである。本実施の形態による固体撮像装置10
2は、具体的にはCMOS型イメージセンサであり、半
導体基板上に形成された撮像画素部104、V選択手段
106、H選択手段108、タイミングジェネレータ1
10(TG)、S/H・CDS部112、定電流部11
4Aなどを含んでいる。撮像画素部104には、多数の
画素がマトリクス状に配列され、各画素が光を検出して
生成した電気信号が、タイミングジェネレータ110か
らのタイミングパルスにもとづきV選択手段106およ
びH選択手段108により順次選択され、水平信号線1
16から出力部118を通じて出力される構成となって
いる。
【0015】図2に示したように、画素120は、光電
変換素子としてのフォトダイオード122、転送される
電荷量に応じた電位変動を得るためのフローティングデ
ィフュージョン部124(FD部124)、転送パルス
が供給されたときフォトダイオード122をFD部12
4に接続する転送ゲート126、リセットパルスが供給
されたときFD部124を電源Vddに接続するリセッ
トゲート128、FD部124の電位変動に応じた電圧
を出力する増幅トランジスタ130を含んで構成されて
いる。
【0016】フォトダイオード122は、アノードがグ
ランドに接続され、カソードは、転送ゲート126を構
成するN型のMOSFET(MOS電界効果トランジス
タ)のソースに接続されている。同MOSFETのドレ
インはFD部124に接続され、またゲートにはV選択
手段106より転送パルス132が供給される。リセッ
トゲート128もN型のMOSFETにより構成され、
そのソースはFD部124に、ドレインは電源Vddに
それぞれ接続され、ゲートにはV選択手段106よりリ
セットパルス134が供給される。
【0017】増幅トランジスタ130を構成するN型の
MOSFETのゲートはFD部124に接続され、ドレ
インは電源Vddに接続されている。増幅トランジスタ
130と垂直信号線136との間には、N型のMOSF
ETから成る選択トランジスタ138が介在し、そのゲ
ートにはV選択手段106から選択パルス140が供給
される。そして、増幅トランジスタ130のソースは選
択トランジスタ138のドレインに接続され、選択トラ
ンジスタ138のソースは垂直信号線136に接続され
ている。
【0018】垂直信号線136は、マトリクス状に配列
された画素120の各列ごとに設けられ、同一の列に属
する画素120の選択トランジスタ138のソースはす
べて対応する垂直信号線136に接続されている。垂直
信号線136の一端は、撮像画素部104の外に配置さ
れた定電流部114Aにおいて定電流源114に接続さ
れ、この定電流源114により垂直信号線136に一定
の電流が流されている。垂直信号線136の他端は、撮
像画素部104の外に配置されたS/H・CDS部11
2に接続されている。
【0019】S/H・CDS部112には、各垂直信号
線136ごとにS/H・CDS回路146が設けられて
いる。各S/H・CDS回路146にはタイミングジェ
ネレータ110から第1および第2のサンプリングパル
ス148、150が供給されており、S/H・CDS回
路146は、これらのサンプリングパルスにもとづき、
増幅トランジスタ130が垂直信号線136に出力し
た、フォトダイオード122からの信号電荷によりFD
部124から得られる電圧(光検出電圧)、およびリセ
ット時のFD部124から得られる電圧(オフセット電
圧)をそれぞれ保持するとともに、2つの電圧の差に対
応する電圧を出力する。なお、S/H・CDS回路14
6にオフセット電圧を保持させる場合は第1および第2
のサンプリングパルス148、150が同時に供給さ
れ、光検出電圧を保持させる場合は第2のサンプリング
パルス150のみが供給される。
【0020】各垂直信号線136ごとのS/H・CDS
回路146の出力信号は、タイミングジェネレータ11
0からのタイミング信号にもとづいて動作するH選択手
段108により順次選択されて水平信号線116に出力
され、出力部118を通じて出力される。出力部118
は詳しくは増幅回路、AGC回路、A/D変換器などに
より構成されている。
【0021】以上のような構成は本質的に従来と同様の
ものであり、本発明の特徴は以下に説明する駆動タイミ
ングにある。本実施の形態の固体撮像装置では、図3に
示すように、撮像画素部104には2次元マトリクス状
に多数の画素120が配置されており、各画素120の
信号電荷をリセットする第1シャッタ行210および第
2シャッタ行220と画素信号の読み出しを行う選択行
230が所定の行数だけ間隔を開けて選択され、矢印A
方向に順次シフトされる。
【0022】そして、第1シャッタ行210の各画素1
20では、各画素120のフォトダイオード122に蓄
積されている光電子を捨てるリセット動作は行う。な
お、ここではフォトダイオード(光電変換素子)122
だけをリセットしているが、フォトダイオード122に
加えてFD部124をリセットするようにしても構わな
い。FD部124をリセットする場合以外のフォトダイ
オード122のリセット方法としては、基板に電圧を印
加してフォトダイオード122の電荷を基板に排出させ
る、もしくは、FD部124とは別に電荷排出部を設け
ることが考えられる。また、第2シャッタ行220の各
画素120では、FD部124のリセット動作を行い、
その後、フォトダイオード122に蓄積された光電子を
FD部124に転送する。また、選択行230の各画素
120では、各画素120のフォトダイオード122に
蓄積されている光電子をFD部124に転送し、このF
D部124に転送された光電子を増幅トランジスタ13
0および選択トランジスタ138によって垂直信号線1
36に読み出す動作を行う。この後、各画素120のF
D部124をリセットし、その信号を同時に垂直信号線
136に読み出す動作を行う。また、以上のシャッタ行
210、220および選択行230以外の画素行では何
も動作を行わないことになる。
【0023】次に、このような動作を図4に基づき説明
する。なお、この図4では、1行期間のうち画素を駆動
するところを取り出して示しており、実際にはt0の画
素を駆動しない期間が大部分を占めるものである。ま
ず、画素120に第1シャッタ行210が来ると、t9
でFD部124がリセットされ、t11でフォトダイオ
ード122の光電子がFD部124に転送される。よっ
て、ここでは一旦フォトダイオード122が空になる
が、ここからまたフォトダイオード122への光電子の
蓄積が始まる。次に、第2シャッタ行220が来ると、
画素120は、t8で選択トランジスタ138がONし
て垂直信号線136の電位が第2シャッタ行220のF
D電位に追随するようになる。次に、t9でFD部12
4をリセットして、t11でフォトダイオード122の
光電子をFD部124に転送する。これにより、フォト
ダイオード122には新たに光電子が蓄積され始める。
また、t13で、選択トランジスタ138をOFFす
る。
【0024】次に、選択行230が来ると、画素120
は、t1〜t7の期間に駆動される。ここで画素120
は、t1で選択トランジスタ138がONして垂直信号
線136の電位が選択行230のFD電位に追随するよ
うになる。次に、t3でフォトダイオード122の光電
子をFD部124に転送する。そして、t5でFD部1
24をリセットする。S/H・CDS回路146は、t
4とt6の垂直信号線136の電位を取り込み、この2
つの電位の差を保持する。この後、t7で、選択トラン
ジスタ138をOFFする。S/H・CDS回路146
の出力は、H選択手段108によって順番に水平信号線
116に読み出され、出力部118を通して出力され
る。
【0025】このような動作で特徴となるのは以下の点
である。 (1)第2シャッタ行220ではリセットパルスの後に
転送パルスが入る。 (2)選択行230ではリセットパルスより前に転送パ
ルスが入る。 このような動作により、上述した先行出願と異なり1系
統の出力で信号処理を行うことができ、また、上述した
特開2001−177775号の従来技術と違って、フ
ォトダイオードの飽和信号量が小さい場合にも広ダイナ
ミックレンジ化を達成することが可能となる。
【0026】以下、その理由について説明する。図5
は、フォトダイオードからドレインまでの画素120の
断面構造とポテンシャルを示す説明図であり、図5
(A)が断面構造、図5(B)〜(E)がポテンシャル
を示している。なお、図5(B)〜(E)において、縦
軸は下方向にプラスのポテンシャルを示しており、左側
の番号は、図4に示す各タイミングの番号を示してい
る。また、図6は、本例の固体撮像素子における出力特
性を示す説明図であり、縦軸はFD電荷量、横軸は入射
光量を示している。図5(A)において、Si基板16
0に形成されたPwell領域162に、p+領域とn
領域からなるフォトダイオード122、FD部124、
およびドレイン部164が配置され、Si基板160上
にゲート絶縁膜166を介して転送ゲート電極168、
リセットゲート電極170が配置されている。
【0027】次に、図5(B)〜(E)によるポテンシ
ャル遷移図および図6の出力特性図を用いて本例の詳細
な作用について説明する。ここでは一例として、第1シ
ャッタ行210から第2シャッタ行220までの間隔を
400行、第2シャッタ行220から選択行230まで
の間隔を5行とする。まず、画素120に第1シャッタ
行210が来たとき、フォトダイオード122がリセッ
トされ、ここから光電子の蓄積が開始される。次いで、
画素120に第2シャッタ行220が来たとき、FD部
124をリセットした後、t11(図5(B))で40
0行分のフォトダイオード122の信号1がFD部12
4に転送される。この信号1は、蓄積時間が長いので、
図6のaに示すように、光量に対して敏感であるが、フ
ォトダイオード122の飽和レベルで決まる値ですぐに
飽和する信号である。
【0028】次に、t12(図5(C))は、転送ゲー
トが閉まり、フォトダイオード122に光電子蓄積が始
まったところである。ここで、その画素120に選択行
230が来たときに、フォトダイオード122には5行
分の信号2が溜まっており、t2の時点では、図5
(D)に示すようなポテンシャルとなる。そして、この
信号2をt3(図5(E))でFD部124に転送す
る。この信号2は、蓄積期間が短いので、信号1より8
0倍光量に鈍感な信号であり、入射光量との関係では図
6のbに示すような信号となる。ここで、さらに強い光
では、信号2はフォトダイオード122を溢れ、FD部
124に流れ込んだものを含むので、信号1と異なり、
フォトダイオード122の飽和で上限が決まるわけでは
ない。
【0029】また、t3で、信号1と信号2の和がFD
部124に溜められる。これを読み出すことで、図6の
cに示すように、光量の小さいところでは急で、大きい
ところでは変化の小さい信号を読み出すことができる。
なお、上限は、FD部124の飽和レベルで決まる。こ
のようにして、暗いところは敏感で、明るいところは鈍
感な、いわゆるニーポイントNPを持った信号を出力す
ることができ、フォトダイオード122の飽和レベルが
小さい場合にも、広ダイナミックレンジ化を図ることが
できる。なお、図5のポテンシャル図からも特開200
1−17775号に示された従来技術との違いは明らか
である。
【0030】なお、以上のような実施例において、第1
シャッタ行を単純に使わないような構成とすることもで
きる。その場合は、信号1が前の選択行から第2シャッ
タ行までの光信号になる。これは図11に示す従来例の
電子シャッタ動作に似ているが、図11に示す従来例で
は、選択行でFD部をリセットした後にフォトダイオー
ドの電荷を転送して、電子シャッタ行から選択行までの
光信号を検出していたのに対し、本例で第1シャッタ行
を使わない場合は、前の選択行から第2シャッタ行まで
の光電子と、第2シャッタ行から選択行までの光信号の
和を検出するので、図11の電子シャッタ動作と異な
り、広ダイナミックレンジ化を実現できる。
【0031】また、駆動パルスの入れ方は種々の変形が
可能である。例えば、図4では、第1シャッタ行と第2
シャッタ行を同じ期間に駆動した。この方法では、駆動
時間の短縮ができ、駆動パルスを作ったり、各行に入れ
るための設計が簡単になる。しかし、この代わりに、第
1シャッタ行と第2シャッタ行を別の期間にしても良
い。例えば、第1シャッタ行と第2シャッタ行の駆動期
間をずらしたり、第1シャッタ行も、その期間で選択ゲ
ートを開けるようにしても良い。また、その他にも上記
と同じ結果を得るための駆動パルスの入れ方は種々採用
できるものである。また、本例ではCDS回路を用いて
いる。これは、画素毎の増幅トランジスタのしきい値の
ばらつきによる固定パターンノイズをキャンセルするた
めのものであるが、固定パターンノイズが小さい場合は
必須ではない。そこで、この場合は、選択行は転送パル
スの後の信号のみを読み出せばよく、リセットパルスは
必ずしも必要ない。
【0032】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。この第2実施例において回路構成および駆動パルス
は、上述した実施例(すなわち第1実施例)の図1、図
2、図4で説明したものと共通である。そして、この第
2実施例が第1実施例と異なる1つの点は、電子シャッ
タ行(すなわち第2シャッタ行)が選択行の直前の行を
常に選択することである。つまり、図7に示すように、
本例では、第2シャッタ行220と選択行230が連続
する画素行となっている。また、CDS回路の信号取り
込みタイミングが異なる。図4を参照して説明すると、
CDS回路の信号取り込みは、第2シャッタ行の出力が
垂直信号線に出ているt10のタイミングと、次の行に
進んで選択行の出力が垂直信号線に出ているt4のタイ
ミングで行う。CDS回路はこの差を出力する。
【0033】このような動作では、CDS回路にはFD
部のリセットレベルが先に入り、それからFDに転送さ
れた光電子のレベルが入る。したがって、この差はFD
部に転送された電子の純増分であり、リセットノイズが
無いものとなる。つまり、第1実施例では、先に光電子
のレベルが入って、それをリセットしたレベルが後に入
るので、その差を取ってもリセットのばらつき(リセッ
トノイズ)が載っていたが、この第2実施例では、この
ようなリセットノイズの影響をなくすことができ、画質
を向上することができる。
【0034】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。図8は本発明による固体撮像装置の他の例を示す構
成図である。図8に示す固体撮像装置34は、その駆動
モードを制御するための外部信号を受信する通信部54
を設けたものである。このような通信部54を用いて上
述した第1、第2実施例の動作を実現する駆動モードを
選択することが可能である。なお、図8では、S/H・
CDS回路146や出力部118をまとめてCDS・A
GC部260とし、その信号を合成する信号合成・A/
D部262、その合成信号をデジタル出力として出力す
るバスライン264等を表しているが、本質的には図1
に示す固体撮像装置2と同様であるため説明は省略す
る。
【0035】また、上述した各実施例で説明したS/H
・CDS回路146については、従来より用いられてい
る各種の形態のもの用いることが可能である。例えば、
図9及び図10はS/H・CDS回路146の具体例を
示す回路図である。図9は図2に示す画素120にS/
H・CDS回路146が接続された状態をを示してい
る。このS/H・CDS回路146は、トランジスタ3
56、358、コンデンサ360、362、ならびに水
平選択トランジスタ364を含んで構成されている。ト
ランジスタ356のドレインは垂直信号線136に、ソ
ースはコンデンサ360の一端にそれぞれ接続されてお
り、トランジスタ356のゲートにはタイミングジェネ
レータ110より第2のサンプリングパルス150が供
給される。
【0036】また、トランジスタ358のドレインはバ
イアス電圧源Vbに、ソースはコンデンサ360の他端
にそれぞれ接続されており、ゲートにはタイミングジェ
ネレータ110より第1のサンプリングパルス148が
供給される。コンデンサ360の上記他端とグランドと
の間にはコンデンサ362が接続され、コンデンサ36
0の上記他端にはさらに水平選択トランジスタ364の
ドレインが接続されている。水平選択トランジスタ36
4のソースは水平信号線116に接続されており、ゲー
トにはH選択手段108より選択パルスが供給される。
【0037】一方、図10に示すS/H・CDS回路1
46は、差動増幅回路355、トランジスタ356A、
356B、コンデンサ362A、362B、ならびに水
平選択トランジスタ364を含んで構成されている。ト
ランジスタ356A、356Bのドレインは垂直信号線
136に接続されている。また、トランジスタ356
A、356Bのソースは差動増幅回路355の入力端
子、およびコンデンサ362A、362Bの一端に接続
されており、トランジスタ356A、356Bのゲート
にはタイミングジェネレータ110よりサンプリングパ
ルス148、150が供給される。また、差動増幅回路
355の出力端子は、水平選択トランジスタ364のド
レインに接続され、水平選択トランジスタ364のソー
スは水平信号線116に接続されており、ゲートにはH
選択手段108より選択パルスが供給される。
【0038】なお、これらのS/H・CDS回路は、そ
れぞれ公知であり、またこれ以外の構成を有するS/H
・CDS回路を用いることも可能であるので詳細な説明
は省略する。本発明では、このような各種のS/H・C
DS回路を用いた固体撮像装置に広く適用できるもので
ある。
【0039】以上のような本発明の各実施例によれば、
次のような効果を得ることが可能である。 (1)飽和電荷量の小さなフォトダイオードを用いて、
ダイナミックレンジの広い固体撮像装置を得ることがで
きる。 (2)ニーポイントを持った信号を出力し、ニーポイン
ト前後の感度比はシャッタ行の位置から明確に計算でき
る。 (3)2つのシャッタ行の位置を調節することで、ニー
ポイント前後の感度は独立に可変である。
【0040】(4)雑音の少ない埋め込みフォトダイオ
ードを用いることができるので、S/Nの良い固体撮像
素子を構成できる。 (5)画素に新たな構成要素を加えないでよいので、画
素が大きくならず、小型化を維持できる。 (6)従来の電子シャッタよりも読出し期間を多く取る
必要が無く、高速駆動を実現できる。 (7)複数回の動作で読み出した信号を後段で合成する
回路を設ける必要は無く、回路が大型化しない。その分
の回路のばらつきに起因する固定パターンノイズも発生
しない。
【0041】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれらの実施の形態例に限定されるもの
ではなく、種々の変形か可能である。たとえば、上述し
た各実施の形態例では、電子がキャリアであるとした
が、各ゲートなどを構成するMOSFETとしてP型の
MOSFETを用い、正孔をキャリアとした場合にも、
基本的な動作は変わらず、同様の作用効果が得られる。
また、ここでは光電変換素子としてフォトダイオードを
用いたが、フォトゲートなど、他の光電変換素子を用い
ることも無論可能である。また、上述の例では、各画素
列ごとにCDS回路を設けたが、この代わりに、転送後
とリセット後の信号を両方出力して外部でCDS処理を
行うようにしても良く、CDS処理の方法は本発明の本
質に影響しないものである。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の固体撮像素
子によれば、シャッタ行と選択行を順次シフトさせてい
き、シャッタ行ではフローティングディフュージョン部
のリセットの後に光電変換素子の信号電荷をフローティ
ングディフュージョン部に転送し、選択行では少なくと
もフローティングディフュージョン部のリセットよりも
前に光電変換素子の信号電荷をフローティングディフュ
ージョン部に転送するようにしたことから、暗いところ
は敏感で明るいところは鈍感なニーポイントを持った信
号を出力することができるので、光電変換素子の飽和電
荷量が小さい場合にも、また、出力を1系統とした簡易
な構成で良好な広ダイナミックレンジの撮影を行うこと
ができる効果がある。
【0043】また、本発明の固体撮像装置の駆動方法に
よれば、シャッタ行と選択行を順次シフトさせていき、
シャッタ行ではフローティングディフュージョン部のリ
セットの後に光電変換素子の信号電荷をフローティング
ディフュージョン部に転送し、選択行では少なくともフ
ローティングディフュージョン部のリセットよりも前に
光電変換素子の信号電荷をフローティングディフュージ
ョン部に転送するようにしたことから、暗いところは敏
感で明るいところは鈍感なニーポイントを持った信号を
出力することができるので、光電変換素子の飽和電荷量
が小さい場合にも、また、出力を1系統とした簡易な構
成で良好な広ダイナミックレンジの撮影を行うことがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2実施例による固体撮像装置
の全体を示す構成図である。
【図2】図1に示す固体撮像装置の画素周辺を示す回路
図である。
【図3】図1に示す固体撮像装置における電子シャッタ
行と選択行との関係を示す説明図である。
【図4】図2に示す画素に係わる動作を示すタイミング
チャートである。
【図5】本発明の第1実施例におけるフォトダイオード
とFD部とのポテンシャルの遷移を示す説明図である。
【図6】本発明の第1実施例における出力特性を示す説
明図である。
【図7】本発明の第2実施例における電子シャッタ行と
選択行との関係を示す説明図である。
【図8】本発明の第3実施例における固体撮像装置の全
体を示す構成図である。
【図9】S/H・CDS回路の一例を示す回路図であ
る。
【図10】S/H・CDS回路の他の例を示す回路図で
ある。
【図11】従来の固体撮像装置における電子シャッタ行
と選択行との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
2、34……固体撮像装置、146……S/H・CDS
回路、110……タイミングジェネレータ、106……
V選択手段、112……S/H・CDS部、108……
H選択手段、116……水平信号線、118……出力
部、104……撮像画素部、210……第1シャッタ
行、220……第2シャッタ行、230……選択行、1
20……画素、136……垂直信号線。
【手続補正書】
【提出日】平成15年3月18日(2003.3.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】そして、第1シャッタ行210の各画素1
20では、各画素120のフォトダイオード122に蓄
積されている光電子を捨てるリセット動作は行う。な
お、ここではフォトダイオード(光電変換素子)122
だけをリセットしているが、フォトダイオード122に
加えてFD部124をリセットするようにしても構わな
い。FD部124をリセットする場合以外のフォトダイ
オード122のリセット方法としては、基板に電圧を印
加してフォトダイオード122の電荷を基板に排出させ
る、もしくは、FD部124とは別に電荷排出部を設け
ることが考えられる。また、第2シャッタ行220の各
画素120では、FD部124のリセット動作を行い、
その後、フォトダイオード122に蓄積された光電子を
FD部124に転送する。また、選択行230の各画素
120では、各画素120のフォトダイオード122に
蓄積されている光電子をFD部124に転送し、このF
D部124に転送された光電子を増幅トランジスタ13
0および選択トランジスタ138によって垂直信号線1
36に読み出す動作を行う。この後、各画素120のF
D部124をリセットし、その信号を同に垂直信号線
136に読み出す動作を行う。また、以上のシャッタ行
210、220および選択行230以外の画素行では何
も動作を行わないことになる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素がマトリクス状に配列された
    撮像画素部と、前記撮像画素部の水平方向の各画素行を
    垂直方向に選択する垂直選択手段と、前記垂直選択手段
    によって選択された画素行の各画素を画素駆動配線を介
    して駆動する画素駆動手段と、前記各画素の信号を出力
    信号線を介して入力し、所定の信号処理を行う信号処理
    手段とを有し、 前記撮像画素部の各画素が、光電変換素子と、前記光電
    変換素子が変換して蓄積した信号電荷をフローティング
    ディフュージョン部に転送する転送手段と、前記フロー
    ティングディフュージョン部の電位をリセットするリセ
    ット手段と、前記フローティングディフュージョン部の
    電位に対応する出力信号を出力する増幅手段とを備えた
    固体撮像装置であって、 前記垂直選択手段は、前記撮像画素部の少なくとも2つ
    の画素行をシャッタ行と選択行として選択し、順次シフ
    トさせていく機能を備え、 前記画素駆動手段は、前記垂直選択手段によって選択さ
    れたシャッタ行では前記フローティングディフュージョ
    ン部のリセットの後に、前記光電変換素子の信号電荷を
    フローティングディフュージョン部に転送する動作を行
    い、前記垂直選択手段によって選択された選択行では前
    記フローティングディフュージョン部のリセットをせず
    に、または、前記フローティングディフュージョン部の
    リセット前に、前記光電変換素子の信号電荷をフローテ
    ィングディフュージョン部に転送し、この転送後の出力
    信号を前記信号処理手段に出力させる機能をを備えた、 ことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記信号処理手段はCDS回路を有し、
    前記画素駆動手段は、前記選択行で光電変換素子からフ
    ローティングディフュージョン部への信号電荷転送後に
    フローティングディフュージョン部のリセットを行い、
    前記CDS回路は、前記選択行における光電変換素子か
    らフローティングディフュージョン部への信号電荷転送
    後の出力信号レベルとフローティングディフュージョン
    部のリセット後の出力信号レベルとの差を取ることを特
    徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記信号処理手段はCDS回路を有し、
    前記垂直選択手段は、連続する2つの画素行をシャッタ
    行と選択行として選択し、前記CDS回路は、前記シャ
    ッタ行におけるフローティングディフュージョン部のリ
    セット後の出力信号レベルと、このシャッタ行が次に選
    択行となった際の光電変換素子からフローティングディ
    フュージョン部への信号電荷転送後の出力信号レベルと
    の差を取ることを特徴とする請求項1記載の固体撮像装
    置。
  4. 【請求項4】 前記垂直選択手段は、前記シャッタ行の
    前に先行するシャッタ行を選択して順次シフトさせてい
    く機能を備え、この先行するシャッタ行では前記光電変
    換素子のリセットを行うことを特徴とする請求項1記載
    の固体撮像装置。
  5. 【請求項5】 複数の画素がマトリクス状に配列された
    撮像画素部と、前記撮像画素部の水平方向の各画素行を
    垂直方向に選択する垂直選択手段と、前記垂直選択手段
    によって選択された画素行の各画素を画素駆動配線を介
    して駆動する画素駆動手段と、前記各画素の信号を出力
    信号線を介して入力し、所定の信号処理を行う信号処理
    手段とを有し、 前記撮像画素部の各画素が、光電変換素子と、前記光電
    変換素子が変換して蓄積した信号電荷をフローティング
    ディフュージョン部に転送する転送手段と、前記フロー
    ティングディフュージョン部の電位をリセットするリセ
    ット手段と、前記フローティングディフュージョン部の
    電位に対応する出力信号を出力する増幅手段とを備えた
    固体撮像装置の駆動方法であって、 前記垂直選択手段では、前記撮像画素部の少なくとも2
    つの画素行をシャッタ行と選択行として選択し、順次シ
    フトさせていき、 前記画素駆動手段では、前記垂直選択手段によって選択
    されたシャッタ行では前記フローティングディフュージ
    ョン部のリセットの後に、前記光電変換素子の信号電荷
    をフローティングディフュージョン部に転送する動作を
    行い、前記垂直選択手段によって選択された選択行では
    前記フローティングディフュージョン部のリセットをせ
    ずに、または、前記フローティングディフュージョン部
    のリセット前に、前記光電変換素子の信号電荷をフロー
    ティングディフュージョン部に転送し、この転送後の出
    力信号を前記信号処理手段に出力させるようにした、 ことを特徴とする固体撮像装置の駆動方法。
  6. 【請求項6】 前記信号処理手段にCDS回路を設け、
    前記画素駆動手段では、前記選択行で光電変換素子から
    フローティングディフュージョン部への信号電荷転送後
    にフローティングディフュージョン部のリセットを行
    い、前記CDS回路では、前記選択行における光電変換
    素子からフローティングディフュージョン部への信号電
    荷転送後の出力信号レベルとフローティングディフュー
    ジョン部のリセット後の出力信号レベルとの差を取るこ
    とを特徴とする請求項5記載の固体撮像装置の駆動方
    法。
  7. 【請求項7】 前記信号処理手段にCDS回路を設け、
    前記垂直選択手段では、連続する2つの画素行をシャッ
    タ行と選択行として選択し、前記CDS回路では、前記
    シャッタ行におけるフローティングディフュージョン部
    のリセット後の出力信号レベルと、このシャッタ行が次
    に選択行となった際の光電変換素子からフローティング
    ディフュージョン部への信号電荷転送後の出力信号レベ
    ルとの差を取ることを特徴とする請求項5記載の固体撮
    像装置の駆動方法。
  8. 【請求項8】 前記垂直選択手段では、前記シャッタ行
    の前に先行するシャッタ行を選択して順次シフトさせて
    いく機能を備え、この先行するシャッタ行では前記光電
    変換素子のリセットを行うことを特徴とする請求項5記
    載の固体撮像装置の駆動方法。
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