JP2001036059A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP2001036059A
JP2001036059A JP11207696A JP20769699A JP2001036059A JP 2001036059 A JP2001036059 A JP 2001036059A JP 11207696 A JP11207696 A JP 11207696A JP 20769699 A JP20769699 A JP 20769699A JP 2001036059 A JP2001036059 A JP 2001036059A
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JP
Japan
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electrode
transistor
mos transistor
voltage
solid
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JP11207696A
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English (en)
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Yoshio Hagiwara
義雄 萩原
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、高輝度域から低輝度域までの幅広い
輝度範囲の被写体を高精細に撮像することができるとと
もに、低輝度域でも各画素が高速に基の状態にリセット
される応答性の良い固体撮像装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】各画素の撮像動作が終了した後、第1MO
SトランジスタT1のゲートに接続されるキャパシタC
1に与える信号φVRBをハイレベルにして、MOSトラ
ンジスタT1に負の電荷が流入しやすい状態にすること
によって、MOSトランジスタT1のドレイン、ゲー
ト、MOSトランジスタT2のゲート、フォトダイオー
ドのアノード、及びキャパシタC2に蓄積された正の電
荷を再結合して速やかにリセットを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固体撮像装置に関す
るものであり、特に複数の画素を配置した固体撮像装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】固体撮像装置は、小型、軽量で低消費電
力であるのみならず、画像歪や焼き付きが無く、振動や
磁界などの環境条件に強い。又、LSI(Large Scale
Integrated circuit)と共通の工程又は類似の工程で製
造できるので、信頼性が高く、量産にも適している。こ
のため、ライン状に画素が配された固体撮像装置がファ
クシミリやフラットベッドスキャナに、マトリクス状に
画素が配された固体撮像装置がビデオカメラやデジタル
カメラなどに幅広く使用されている。ところで、このよ
うな固体撮像装置は光電変換素子で発生した光電荷を読
み出す(取り出す)手段によってCCD型とMOS型に
大きく分けられる。CCD型は光電荷をポテンシャルの
井戸に蓄積しつつ、転送するようになっており、ダイナ
ミックレンジが狭いという欠点がある。一方、MOS型
はフォトダイオードのpn接合容量に蓄積した電荷をM
OSトランジスタを通して読み出すようになっている。
【0003】ここで、従来のMOS型固体撮像装置の1
画素当りの構成を図25に示し説明する。同図におい
て、PDはフォトダイオードであり、そのカソードがM
OSトランジスタT1のゲートとMOSトランジスタT
2のドレインに接続されている。MOSトランジスタT
1のソースはMOSトランジスタT3のドレインに接続
され、MOSトランジスタT3のソースは出力信号線V
outへ接続されている。またMOSトランジスタT1の
ドレインには直流電圧VPDが印加され、MOSトランジ
スタT2のソースとフォトダイオードのアノードには直
流電圧VPSが印加されている。
【0004】フォトダイオードPDに光が入射すると、
光電荷が発生し、その電荷はMOSトランジスタT1の
ゲートに蓄積される。ここで、MOSトランジスタT3
のゲートにパルスφVを与えてMOSトランジスタT3
をONすると、MOSトランジスタT1のゲートの電荷
に比例した電流がMOSトランジスタT1、T3を通っ
て出力信号線Voutへ導出される。このようにして入射
光量に比例した出力電流を読み出すことができる。信号
読み出し後はMOSトランジスタT3をOFFにすると
ともに、MOSトランジスタT2のゲートに信号φRS
を与えてMOSトランジスタT2をONすることでMO
SトランジスタT1のゲート電圧を初期化させることが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のM
OS型の固体撮像装置は各画素においてフォトダイオー
ドで発生しMOSトランジスタのゲートに蓄積された光
電荷をそのまま読み出すものであったからダイナミック
レンジが狭く、そのため露光量を精密に制御しなければ
ならず、しかも露光量を精密に制御しても暗い部分が黒
くつぶれたり、明るい部分が飽和したりしていた。一
方、本出願人は、入射した光量に応じた光電流を発生し
うる感光手段と、光電流を入力するMOSトランジスタ
と、このMOSトランジスタをサブスレッショルド電流
が流れうる状態にバイアスするバイアス手段とを備え、
光電流を対数変換するようにした固体撮像装置を提案し
た(特開平3−192764号公報参照)。
【0006】この固体撮像装置が撮像動作を行った後、
基の状態にリセットする際、各画素は、低輝度域の状態
までは光電流の逆極性となる電流(「リセット電流」と
呼ぶ。)がMOSトランジスタに流入しやすいため、M
OSトランジスタに充電された光電荷が再結合されて高
速でリセットされる。しかしながら、各画素が低輝度域
の状態になると、MOSトランジスタの閾値電圧の影響
を受けて、リセット電流が流入しにくくなる。よって、
MOSトランジスタに充電された光電荷が再結合されに
くくなるため、リセットに時間がかかる。このように低
輝度域では各画素の応答性が悪くなるため、再び撮像動
作を行ったとき、残像が発生しやすくなるという問題が
ある。
【0007】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、高輝度域から低輝度域までの幅広い輝度範囲
の被写体を高精細に撮像することができるとともに、低
輝度域でも各画素が高速に基の状態にリセットされる応
答性の良い固体撮像装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め請求項1に記載の固体撮像装置は、入射した光量に応
じた電気信号を発生する感光素子と該感光素子に第1の
電極が接続された第1のトランジスタを有するとともに
該第1のトランジスタをサブスレッショルド領域で動作
させて前記電気信号を自然対数的に変換する光電変換手
段と、該光電変換手段の出力信号を出力信号線へ導出す
る導出路とを備えた固体撮像装置において、前記第1の
トランジスタの制御電極の電圧を切り換える電圧切換手
段を有し、前記電圧切換手段によって前記第1のトラン
ジスタの制御電極の電圧を切り換えて、前記第1のトラ
ンジスタのポテンシャル状態がリセットされることを特
徴とする。
【0009】又、請求項2に記載の固体撮像装置は、入
射した光量に対して自然対数的に変換した出力信号を発
生する光電変換手段と、該光電変換手段の出力信号を出
力信号線へ導出する導出路とを備えた固体撮像装置にお
いて、前記光電変換手段が、第1電極に直流電圧が印加
された光電変換素子と、第1電極と第2電極と制御電極
とを備え、第1電極が光電変換素子の第2電極に接続さ
れるとともに第2電極に直流電圧が印加され、光電変換
素子からの出力電流が流れ込む第1のトランジスタと、
第1電極と第2電極と制御電極とを備え、第1電極に直
流電圧が印加されるとともに制御電極が前記第1のトラ
ンジスタの第1電極に接続され、第2電極から電気信号
を出力する第2のトランジスタとから構成され、前記第
1のトランジスタの制御電極に一端が接続されるリセッ
ト用キャパシタを有し、前記リセット用キャパシタの他
端に第1の電圧を与えて、前記第1のトランジスタを閾
値以下のサブスレッショルド領域で動作させて撮像を行
い、前記リセット用キャパシタの他端に与える電圧を第
2の電圧に変化して前記第1のトランジスタの制御電極
の電圧を変化することによって、前記光電変換手段によ
って蓄積された光電荷と逆極性の電荷を流入させて、蓄
積された光電荷と再結合させてリセットした後、前記リ
セット用キャパシタの他端に与える電圧をもとの第1の
電圧に戻すことを特徴とする。
【0010】このような固体撮像装置において、請求項
3に記載するように、前記第1のトランジスタの制御電
極と第1電極が接続された構成としても良い。
【0011】請求項4に記載の固体撮像装置は、入射し
た光量に対して自然対数的に変換した出力信号を発生す
る光電変換手段と、該光電変換手段の出力信号を出力信
号線へ導出する導出路とを備えた複数の画素を有する固
体撮像装置において、前記光電変換手段が、第1電極に
直流電圧が印加された光電変換素子と、第1電極と第2
電極と制御電極とを備え、第1電極が光電変換素子の第
2電極に接続されるとともに第2電極に直流電圧が印加
され、光電変換素子からの出力電流が流れ込む第1のト
ランジスタと、第1電極と第2電極と制御電極とを備
え、第1電極に直流電圧が印加されるとともに制御電極
が前記第1のトランジスタの第1電極に接続され、第2
電極から電気信号を出力する第2のトランジスタとから
構成され、前記第1のトランジスタの制御電極に一端が
接続されるリセット用キャパシタを有し、又、前記第1
のトランジスタの制御電極と第1電極との間にスイッチ
が設けられ、前記スイッチをONするとともに前記リセ
ット用キャパシタの他端に第1の電圧を与えて、前記第
1のトランジスタを閾値以下のサブスレッショルド領域
で動作させて撮像を行い、前記リセット用キャパシタの
他端に与える電圧を第2の電圧に変化して前記第1のト
ランジスタの制御電圧を変化することによって、前記光
電変換手段によって蓄積された光電荷と逆極性の電荷を
流入させてリセットした後、前記リセット用キャパシタ
の他端に与える電圧をもとの第1の電圧に戻すことを特
徴とする。
【0012】請求項4のような構成によると、請求項5
に記載するように、前記各画素に設けられた前記スイッ
チをOFFとするとともに、前記第1のトランジスタの
第2電極に印加する直流電圧を変化させて、前記第1の
トランジスタの第2電極より電荷を流入させることによ
って前記各画素の感度のバラツキを検出することができ
る。又、前記スイッチを、請求項6に記載するように、
トランジスタで構成しても構わない。
【0013】請求項7に記載の固体撮像装置は、請求項
4〜請求項6のいずれかに記載の固体撮像装置におい
て、前記画素がマトリクス状に配設されることを特徴と
する。
【0014】請求項8に記載の固体撮像装置は、請求項
1〜請求項7のいずれかに記載の固体撮像装置におい
て、前記光電変換手段から出力される電気信号を積分す
る積分回路を有し、該積分回路で積分した信号を前記導
出路を介して前記出力信号線へ導出することを特徴とす
る。
【0015】このような構成によると、各画素からの出
力信号は積分回路で積分されるので、この出力信号に含
まれる光源の変動成分や高周波のノイズは、積分回路で
吸収され除去される。又、請求項9に記載するように、
前記積分した信号を前記出力信号線へ出力した後に、前
記積分回路の電荷を放出するリセット手段を設けること
によって、各画素が出力を行った後に、初期化すること
ができる。このリセット手段は、請求項10に記載する
ように、第1電極と第2電極と制御電極とを備え、前記
積分回路に第1電極が接続されたトランジスタとするこ
とによって、該トランジスタの制御電極に印加する電圧
のレベルを変化して該トランジスタを導通させて、前記
積分回路に蓄積された電荷を放出することができる。
【0016】請求項11に記載の固体撮像装置は、請求
項4〜請求項7のいずれかに記載の固体撮像装置におい
て、前記各画素が、前記光電変換手段の出力信号を増幅
する増幅用トランジスタを有しており、該増幅用トラン
ジスタの出力信号を前記導出路を介して前記出力信号線
へ出力することを特徴とする。
【0017】このような固体撮像装置によると、増幅用
トランジスタによって、出力信号が増幅されて充分な大
きさとなって出力されるので、感度の良い撮像信号とな
る。このような固体撮像装置において、請求項12に記
載するように、前記出力信号線に接続されたその総数が
全画素数より少ない負荷抵抗又は定電流源を設けても良
い。
【0018】負荷抵抗又は定電流源として請求項13に
記載するように、前記出力信号線に接続された第1電極
と、直流電圧に接続された第2電極と、直流電圧に接続
された制御電極とを有する抵抗用トランジスタとしても
良い。又、増幅用トランジスタをNチャネルのMOSト
ランジスタとする場合、請求項14に記載するように、
前記増幅用トランジスタの第1電極に印加される直流電
圧を、前記抵抗用トランジスタの第2電極に接続される
直流電圧よりも高電位とすればよい。又、増幅用トラン
ジスタをPチャネルのMOSトランジスタとする場合、
請求項15に記載するように、前記増幅用トランジスタ
の第1電極に印加される直流電圧を、前記抵抗用トラン
ジスタの第2電極に接続される直流電圧よりも低電位と
すればよい。更に、導出路としては、請求項16に記載
するように、全画素の中から所定のものを順次選択し、
選択された画素から増幅された信号を出力信号線に導出
するスイッチを含むものを用いても良い。
【0019】請求項17に記載の固体撮像装置は、複数
の画素を有する固体撮像装置において、各画素が、フォ
トダイオードと、該フォトダイオードの一方の電極に第
1電極とゲート電極が接続された第1MOSトランジス
タと、該第1MOSトランジスタの第1電極とゲート電
極とにゲート電極が接続された第2MOSトランジスタ
と、前記第1MOSトランジスタのゲート電極に一端が
接続された第1キャパシタとを有し、前記画素に撮像動
作をさせるときは、前記フォトダイオードから出力され
る電気信号を自然対数的に変換するように、前記第1キ
ャパシタに第1の電圧を与えて、前記第1MOSトラン
ジスタを閾値以下のサブスレッショルド領域で動作さ
せ、前記画素のリセットを行うときは、前記第1キャパ
シタに第2の電圧を与えて前記第1MOSトランジスタ
のポテンシャルを変化させ、前記フォトダイオードから
与えられて蓄積された光電荷を再結合させることを特徴
とする。
【0020】このような固体撮像装置において、請求項
18に記載するように、前記第1MOSトランジスタの
第1電極とゲート電極との間に、前記第1MOSトラン
ジスタの第1電極に第1電極が接続されるとともに、前
記第1MOSトランジスタのゲート電極に第2電極が接
続された第3MOSトランジスタを設けて、前記第3M
OSトランジスタを非導通の状態にするとともに前記第
1キャパシタに第2の電圧を与え、更に、前記第1MO
Sトランジスタの第2電極に印加された電圧を変化させ
て、前記第1MOSトランジスタの第2電極より電荷を
流入することによって、前記第1MOSトランジスタの
閾値のバラツキを検出することができる。
【0021】又、請求項19に記載するように、前記画
素に、第1電極が前記第2MOSトランジスタの第2電
極に接続され、第2電極が出力信号線に接続され、ゲー
ト電極が行選択線に接続された第5MOSトランジスタ
を設けても良い。又、請求項20に記載の固体撮像装置
のように、前記画素に、第1電極に直流電圧が印加さ
れ、ゲート電極が前記第2MOSトランジスタの第2電
極に接続されるとともに、前記第2MOSトランジスタ
の第2電極から出力される出力信号を増幅する第4MO
Sトランジスタを設けても良い。
【0022】請求項21に記載の固体撮像装置は、請求
項20に記載の固体撮像装置において、前記画素が、第
1電極が前記第4MOSトランジスタの第2電極に接続
され、第2電極が出力信号線に接続され、ゲート電極が
行選択線に接続された第5MOSトランジスタを有する
ことを特徴とする。
【0023】請求項22に記載の固体撮像装置は、請求
項20又は請求項21に記載の固体撮像装置において、
前記画素が、前記第2MOSトランジスタの第2電極に
一端が接続される信号線に接続されるとともに、前記第
2MOSトランジスタの第1電極にリセット電圧が与え
られたときに前記第2MOSトランジスタを介してリセ
ットされるキャパシタを有することを特徴とする。
【0024】請求項23に記載の固体撮像装置は、請求
項20又は請求項21に記載の固体撮像装置において、
前記第4MOSトランジスタの第1電極に直流電圧が印
加されるとともに、前記画素が、前記第2MOSトラン
ジスタの第2電極に第1電極が接続され第2電極に直流
電圧が接続された第6MOSトランジスタと、前記第2
MOSトランジスタの第2電極に一端が接続される信号
線に接続されるとともに、前記第6MOSトランジスタ
のゲート電極にリセット電圧が与えられたときに前記第
6MOSトランジスタを介してリセットされるキャパシ
タと、を有することを特徴とする。
【0025】請求項24に記載の固体撮像装置は、請求
項17〜請求項23のいずれかに記載の固体撮像装置に
おいて、前記画素に対し前記出力信号線を介して接続さ
れた負荷抵抗又は定電流源を成すMOSトランジスタを
備えていることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】<画素構成の第1例>以下、本発
明の固体撮像装置の各実施形態を図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施形態である二次元のMOS型
固体撮像装置の一部の構成を概略的に示している。同図
において、G11〜Gmnは行列配置(マトリクス配置)
された画素を示している。2は垂直走査回路であり、行
(ライン)4−1、4−2、・・・、4−nを順次走査
していく。3は水平走査回路であり、画素から出力信号
線6−1、6−2、・・・、6−mに導出された光電変
換信号を画素ごとに水平方向に順次読み出す。5は電源
ラインである。各画素に対し、上記ライン4−1、4−
2・・・、4−nや出力信号線6−1、6−2・・・、
6−m、電源ライン5だけでなく、他のライン(例え
ば、クロックラインやバイアス供給ライン等)も接続さ
れるが、図1ではこれらについて省略し、図2に示す第
1の実施形態において示している。
【0027】出力信号線6−1、6−2、・・・、6−
mごとにNチャネルのMOSトランジスタQ2が図示の
如く1つずつ設けられている。MOSトランジスタQ2
のドレインは出力信号線6−1に接続され、ソースは最
終的な信号線9に接続され、ゲートは水平走査回路3に
接続されている。尚、後述するように各画素内にはスイ
ッチ用のNチャネルの第3MOSトランジスタT3も設
けられている。ここで、MOSトランジスタT3は行の
選択を行うものであり、MOSトランジスタQ2は列の
選択を行うものである。
【0028】<第1の実施形態>図1に示した画素構成
の第1例の各画素に適用される第1の実施形態(図2)
について、図面を参照して説明する。
【0029】図2において、pnフォトダイオードPD
が感光部(光電変換部)を形成している。そのフォトダ
イオードPDのアノードは第1MOSトランジスタT1
のゲート及びドレイン、第2MOSトランジスタT2の
ゲートに接続されている。MOSトランジスタT2のソ
ースは行選択用の第3MOSトランジスタT3のドレイ
ンに接続されている。MOSトランジスタT3のソース
は出力信号線6(この出力信号線6は図1の6−1、6
−2、・・・、6−mに対応する)へ接続されている。
尚、MOSトランジスタT1〜T3は、それぞれ、Nチ
ャネルのMOSトランジスタでバックゲートが接地され
ている。
【0030】又、フォトダイオードPDのカソードには
直流電圧VPDが印加されるようになっている。一方、M
OSトランジスタT1のソースには直流電圧VPSが印加
され、MOSトランジスタT2のソースには他端に直流
電圧VPSが印加されるキャパシタC2の一端が接続され
る。MOSトランジスタT2のドレインには信号φDが
入力され、又、MOSトランジスタT3のゲートには信
号φVが入力される。更に、MOSトランジスタT1,
T2のゲート同士が接続された接続ノードに、他端に信
号φVRBが与えられるキャパシタC1の一端が接続され
る。尚、信号φVRBは2値の電圧信号で、例えばグラン
ドレベルをローレベルとし、又、このローレベルよりも
高い電圧をハイレベルとする。
【0031】(1)各画素への入射光を電気信号に変換
する動作について 図2のような回路構成の画素において、MOSトランジ
スタT1がサブスレッショルド領域で動作するように、
キャパシタC1に与える信号φVRBをローレベルとす
る。このように、信号φVRBをローレベルにすることに
よって、キャパシタC1はMOSトランジスタT1,T
2のゲート、バックゲートにおける絶縁酸化膜で形成さ
れるキャパシタと同様の働きをする。
【0032】このとき、フォトダイオードPDに光が入
射すると光電流が発生し、MOSトランジスタのサブス
レッショルド特性により、光電流を自然対数的に変換し
た値の電圧がMOSトランジスタT1,T2のゲートに
発生する。この電圧により、MOSトランジスタT2に
電流が流れ、キャパシタC2には前記光電流の積分値を
自然対数的に変換した値と同等の電荷が蓄積される。つ
まり、キャパシタC2とMOSトランジスタT2のソー
スとの接続ノードaに、前記光電流の積分値を自然対数
的に変換した値に比例した電圧が生じることになる。た
だし、このとき、MOSトランジスタT3はOFFの状
態である。
【0033】次に、MOSトランジスタT3のゲートに
パルス信号φVを与えて、MOSトランジスタT3をO
Nにすると、キャパシタC2に蓄積された電荷が、出力
電流として出力信号線6に導出される。この出力信号線
6に導出される電流は前記光電流の積分値を自然対数的
に変換した値となる。このようにして入射光量の対数値
に比例した信号(出力電流)を読み出すことができる。
又、信号読み出し後、MOSトランジスタT3をOFF
する。
【0034】(2)各画素のリセット動作について 以下に、図面を参照して、図2のような回路構成の画素
のリセット動作について説明する。図3は、リセット動
作を行うときの画素内の各素子に接続された各信号線に
与える信号のタイミングチャートである。又、図4は、
各画素のリセットを行う際のフォトダイオードPD及び
MOSトランジスタT1のポテンシャルの状態を示す図
である。尚、図4(a)がフォトダイオードPDとMO
SトランジスタT1の構造を表した断面図であるととも
に、図4(b)〜(e)が、この図4(a)の断面図に
応じた各部のポテンシャルを示す図である。尚、図4
(b)〜(e)において、矢印の方向がポテンシャルが
高いことを表す。
【0035】ところで、フォトダイオードPDは、例え
ば、図4(a)のように、P型の半導体基板(以下、
「P型基板」という。)10に、N型ウェル層11を形
成するとともに、そのN型ウェル層11にP型拡散層1
2を設けることによって形成される。又、MOSトラン
ジスタT1は、P型基板10にN型拡散層13,14を
形成し、且つ、そのN型拡散層13,14間のチャンネ
ル上に順次、酸化膜15とポリシリコン層16を形成す
ることによって構成される。ここで、N型ウェル層11
がフォトダイオードPDのカソード側を形成するととも
に、P型拡散層12がアノード側を形成する。又、N型
拡散層13,14が、それぞれMOSトランジスタT1
のドレイン、ソースを形成するとともに、酸化膜15及
びポリシリコン層16がそれぞれゲート絶縁膜とゲート
電極を形成する。尚、ここで、P型基板10において、
N型拡散層13,14の間の領域をゲート下領域という
ことにする。
【0036】(1)で説明したように、MOSトランジ
スタT3のゲートにパルスφVを与えることによって、
図2のような回路構成の各画素から入射光に対して対数
変換された電気信号(出力信号)が出力信号線6に出力
される。このように出力信号が出力されてパルスφVが
ローレベルになると、リセット動作が始まる。このリセ
ット動作について、図3及び図4を参照して説明する。
【0037】まず、パルス信号φVがトランジスタT3
のゲートに与えられて、出力信号が出力された後、リセ
ット動作が始まる。つまり、MOSトランジスタT1の
ソース側より負の電荷が流れ込み、MOSトランジスタ
T1のゲート及びドレイン、MOSトランジスタT2の
ゲート、フォトダイオードPDのアノード、そしてキャ
パシタC1に蓄積された正の電荷が再結合される。よっ
て、図4(b)のように、ある程度まで、MOSトラン
ジスタT1のドレイン及びゲート下領域のポテンシャル
が下がる。
【0038】このように、MOSトランジスタT1のド
レイン及びゲート下領域のポテンシャルが基の状態にリ
セットされようとするが、そのポテンシャルがある値に
なると、そのリセットされる速度が遅くなる。特に、明
るい被写体が急に暗くなった場合にこの傾向が顕著とな
る。よって、次に、キャパシタC1に与える電圧φVRB
を高くして、MOSトランジスタT1のゲート電圧を高
くする。このように、MOSトランジスタT1のゲート
電圧を高くすることによって、MOSトランジスタT1
のポテンシャルが図4(c)のように変化し、ゲート下
領域及びドレインのポテンシャルが高くなる。よって、
MOSトランジスタT1のソースから流入する負の電荷
の量が増加し、MOSトランジスタT1のゲート及びド
レイン、MOSトランジスタT2のゲート、フォトダイ
オードPDのアノード、そしてキャパシタC1に蓄積さ
れた正の電荷が速やかに再結合される。
【0039】よって、図4(d)のように、MOSトラ
ンジスタT1のドレイン及びゲート下領域のポテンシャ
ルが図4(c)の状態と比べて低くなる。図4(d)の
ようにMOSトランジスタT1のポテンシャルが変化す
ると、キャパシタC1に印加する電圧φVRBをローレベ
ルにして、MOSトランジスタT1のゲート電圧を低く
する。よって、MOSトランジスタT1のドレイン及び
ゲート下領域のポテンシャルが、図4(e)のようにな
って、基の状態にリセットされる。このように、MOS
トランジスタT1のポテンシャルの状態を基の状態にリ
セットした後、信号φDの電圧をローレベルにして、キ
ャパシタC2を放電して、接続ノードaの電位を基の状
態にリセットする。その後、信号φDの電圧をハイレベ
ルに戻して撮像動作が行える状態にする。
【0040】このように、感光素子であるフォトダイオ
ードPDに第1電極が接続されたMOSトランジスタT
1の制御電極の電圧を切り換えてリセットを行うことに
より、固体撮像装置の各画素の応答性が改善される。従
って、暗い被写体を撮像する場合や、明るい被写体が急
に暗くなった場合にも残像の発生を防止して良好な撮像
が可能となる。
【0041】尚、各画素からの信号読み出しは電荷結合
素子(CCD)を用いて行うようにしてもかまわない。
この場合、図2のMOSトランジスタT3に相当するポ
テンシャルレベルを可変としたポテンシャルの障壁を設
けることにより、CCDへの電荷読み出しを行えばよ
い。
【0042】<画素構成の第2例>図5は本発明の他の
実施形態である二次元のMOS型固体撮像装置の一部の
構成を概略的に示している。同図において、G11〜Gm
nは行列配置(マトリクス配置)された画素を示してい
る。2は垂直走査回路であり、行(ライン)4−1、4
−2、・・・、4−nを順次走査していく。3は水平走
査回路であり、画素から出力信号線6−1、6−2、・
・・、6−mに導出された光電変換信号を画素ごとに水
平方向に順次読み出す。5は電源ラインである。各画素
に対し、上記ライン4−1、4−2・・・、4−nや出
力信号線6−1、6−2・・・、6−m、電源ライン5
だけでなく、他のライン(例えば、クロックラインやバ
イアス供給ライン等)も接続されるが、図5ではこれら
について省略し、図7以降の各実施形態において示して
いる。
【0043】出力信号線6−1、6−2、・・・、6−
mごとにNチャネルのMOSトランジスタQ1、Q2が
図示の如く1組ずつ設けられている。MOSトランジス
タQ1のゲートは直流電圧線7に接続され、ドレインは
出力信号線6−1に接続され、ソースは直流電圧VPS’
のライン8に接続されている。一方、MOSトランジス
タQ2のドレインは出力信号線6−1に接続され、ソー
スは最終的な信号線9に接続され、ゲートは水平走査回
路3に接続されている。
【0044】画素G11〜Gmnには、後述するように、
それらの画素で発生した光電荷に基づく信号を出力する
NチャネルのMOSトランジスタTaが設けられてい
る。MOSトランジスタTaと上記MOSトランジスタ
Q1との接続関係は図6(a)のようになる。このMO
SトランジスタTaは、第2、第3、第5の実施形態で
は、第4MOSトランジスタT4に、第4、第6の実施
形態では、第2MOSトランジスタT2に相当する。こ
こで、MOSトランジスタQ1のソースに接続される直
流電圧VPS’と、MOSトランジスタTaのドレインに
接続される直流電圧VPD’との関係はVPD’>VPS’で
あり、直流電圧VPS’は例えばグランド電圧(接地)で
ある。この回路構成は上段のMOSトランジスタTaの
ゲートに信号が入力され、下段のMOSトランジスタQ
1のゲートには直流電圧DCが常時印加される。このた
め下段のMOSトランジスタQ1は抵抗又は定電流源と
等価であり、図6(a)の回路はソースフォロワ型の増
幅回路となっている。この場合、MOSトランジスタT
aから増幅出力されるのは電流であると考えてよい。
【0045】MOSトランジスタQ2は水平走査回路3
によって制御され、スイッチ素子として動作する。尚、
後述するように図7以降の各実施形態の画素内にはスイ
ッチ用のNチャネルの第3MOSトランジスタT3も設
けられている。このMOSトランジスタT3も含めて表
わすと、図6(a)の回路は正確には図6(b)のよう
になる。即ち、MOSトランジスタT3がMOSトラン
ジスタQ1とMOSトランジスタTaとの間に挿入され
ている。ここで、MOSトランジスタT3は行の選択を
行うものであり、MOSトランジスタQ2は列の選択を
行うものである。尚、図5および図6に示す構成は以下
に説明する第2の実施形態〜第6の実施形態に共通の構
成である。
【0046】図6のように構成することにより信号を大
きく出力することができる。従って、画素がダイナミッ
クレンジ拡大のために感光素子から発生する光電流を自
然対数的に変換しているような場合は、そのままでは出
力信号が小さいが、本増幅回路により充分大きな信号に
増幅されるため、後続の信号処理回路(図示せず)での
処理が容易になる。また、増幅回路の負荷抵抗部分を構
成するMOSトランジスタQ1を画素内に設けずに、列
方向に配置された複数の画素が接続される出力信号線6
−1、6−2、・・・、6−mごとに設けることによ
り、負荷抵抗又は定電流源の数を低減でき、半導体チッ
プ上で増幅回路が占める面積を少なくできる。
【0047】<第2の実施形態>図5に示した画素構成
の第2例の各画素に適用される第2の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図7は、本実施形態に使
用する固体撮像装置に設けられた画素の構成を示す回路
図である。尚、図2に示す画素と同様の目的で使用され
る素子及び信号線などは、同一の符号を付して、その詳
細な説明は省略する。
【0048】図7に示すように、本実施形態では、図2
に示す画素に、接続ノードaにゲートが接続され接続ノ
ードaの電圧に応じた電流増幅を行う第4MOSトラン
ジスタT4と、接続ノードaの電位の初期化を行う第5
MOSトランジスタT5とが付加された構成となる。M
OSトランジスタT3のソースは出力信号線6(この出
力信号線6は図5の6−1、6−2、・・・、6−mに
対応する)へ接続されている。尚、MOSトランジスタ
T4,T5も、MOSトランジスタT1〜T3と同様
に、NチャネルのMOSトランジスタでバックゲートが
接地されている。
【0049】又、MOSトランジスタT4のドレインに
は直流電圧VPDが印加され、MOSトランジスタT3の
ゲートには信号φVが入力される。又、MOSトランジ
スタT5のソースには直流電圧VRB2が印加されるとと
もに、そのゲートには信号φVRSが入力される。更に、
MOSトランジスタT2のドレインには直流電圧VPDが
印加される。尚、本実施形態において、MOSトランジ
スタT1〜T3及びキャパシタC1,C2は、第1の実
施形態(図2)と同様の動作を行い、入射光に対して対
数変換した電気信号(出力信号)を出力することができ
る。
【0050】(1)各画素への入射光を電気信号に変換
する動作について この実施形態において、信号φVRBの電圧値をローレベ
ルにして、MOSトランジスタT1をサブスレッショル
ド領域で動作させることにより、第1の実施形態と同様
に、フォトダイオードPDが入射光に応じて出力する光
電流に対して自然対数的に変換させた出力信号を出力信
号線6に出力することができる。以下、このように光電
流を自然対数的に変換した出力信号を出力するときの図
7に示す画素内の各素子の動作について説明する。
【0051】フォトダイオードPDに光が入射すると光
電流が発生し、MOSトランジスタのサブスレッショル
ド特性により、前記光電流を自然対数的に変換した値の
電圧がMOSトランジスタT1,T2のゲートに発生す
る。この電圧により、MOSトランジスタT2に電流が
流れ、キャパシタC2には前記光電流の積分値を自然対
数的に変換した値と同等の電荷が蓄積される。つまり、
キャパシタC2とMOSトランジスタT2のソースとの
接続ノードaに、前記光電流の積分値を自然対数的に変
換した値に比例した電圧が生じることになる。ただし、
このとき、MOSトランジスタT3,T5はOFF状態
である。
【0052】次に、MOSトランジスタT3のゲートに
パルス信号φVを与えて、MOSトランジスタT3をO
Nにすると、MOSトランジスタT4のゲートにかかる
電圧に比例した電流がMOSトランジスタT3,T4を
通って出力信号線6に導出される。今、MOSトランジ
スタT4のゲートにかかる電圧は、接続ノードaにかか
る電圧であるので、出力信号線6に導出される電流は前
記光電流の積分値を自然対数的に変換した値となる。こ
のようにして入射光量の対数値に比例した信号(出力電
流)を読み出した後、MOSトランジスタT3をOFF
にする。
【0053】(2)各画素のリセット動作について 以下に、図面を参照して、図7のような回路構成の画素
のリセット動作について説明する。図8は、リセット動
作を行うときの画素内の各素子に接続された各信号線に
与える信号のタイミングチャートである。(1)で説明
したように、MOSトランジスタT3のゲートにパルス
φVを与えることによって、図7のような回路構成の各
画素が入射光に対して対数変換した電気信号(出力信
号)が出力信号線6に出力される。このように出力信号
が出力されてパルスφVがローレベルになると、リセッ
ト動作が始まる。又、本実施形態の画素をリセットする
ときのMOSトランジスタT1のポテンシャルの状態
は、第1の実施形態と同様、図4(b)〜(e)のよう
になる。よって、図4及び図8を参照して、そのリセッ
ト動作について説明する。
【0054】まず、パルス信号φVがMOSトランジス
タT3のゲートに与えられて、出力信号が出力される
と、リセット動作が始まる。そして、第1の実施形態と
同様に、MOSトランジスタT1のソース側より負の電
荷が流れ込み、MOSトランジスタT1のポテンシャル
が図4(b)のような状態になる。
【0055】次に、キャパシタC1に与える電圧φVRB
をハイレベルにして、MOSトランジスタT1のゲート
電圧を高くすることで、図4(c)のように、MOSト
ランジスタT1のゲート下領域及びドレインのポテンシ
ャルを高くする。よって、MOSトランジスタT1のソ
ースから流入する負の電荷の量が増加し、MOSトラン
ジスタT1のゲート及びドレイン、MOSトランジスタ
T2のゲート、フォトダイオードPDのアノード、そし
てキャパシタC1に蓄積された正の電荷が速やかに再結
合される。
【0056】よって、図4(d)のように、MOSトラ
ンジスタT1のドレイン及びゲート下領域のポテンシャ
ルが低くなる。図4(d)のようにMOSトランジスタ
T1のポテンシャルが変化すると、キャパシタC1に印
加する電圧φVRBをローレベルにして、MOSトランジ
スタT1のゲート電圧を低くする。よって、MOSトラ
ンジスタT1のドレイン及びゲート下領域のポテンシャ
ルが、図4(e)のようになって、基の状態にリセット
される。このように、MOSトランジスタT1のポテン
シャルの状態を基の状態にリセットした後、MOSトラ
ンジスタT5のゲートにパルス信号φVRSを与え、MO
SトランジスタT5を介してキャパシタC2を放電し
て、接続ノードaの電位を基の状態にリセットする。
【0057】<第3の実施形態>第3の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図9は、本実施形態に使
用する固体撮像装置に設けられた画素の構成を示す回路
図である。尚、図7に示す画素と同様の目的で使用され
る素子及び信号線などは、同一の符号を付して、その詳
細な説明は省略する。
【0058】図9に示すように、本実施形態では、MO
SトランジスタT2のドレインに信号φDを与えること
によってキャパシタC2及び接続ノードaの電位を初期
化するようにし、それによってMOSトランジスタT5
を削除した構成となっている。その他の構成は第2の実
施形態(図7)と同一である。尚、信号φDのハイレベ
ル期間では、第1の実施形態(図2)と同様にキャパシ
タC2で積分が行なわれ、ローレベル期間では、キャパ
シタC2の電荷がMOSトランジスタT2を通して放電
され、キャパシタC2の電圧及びMOSトランジスタT
4のゲートは略信号φDのローレベル電圧になる(リセ
ット)。本実施形態では、MOSトランジスタT5を省
略できる分、構成がシンプルになる。
【0059】この実施形態において、撮像動作をさせる
ときは、第2の実施形態と同様に、キャパシタC1に与
える信号φVRBをローレベルにして、MOSトランジス
タT1がサブスレッショルド状態で動作するようにす
る。又、信号φDをハイレベルにして、光電流の積分値
を自然対数的に変換した値と同等の電荷をキャパシタC
2に蓄積する。そして、所定のタイミングでMOSトラ
ンジスタT3をONにして、MOSトランジスタT4の
ゲートにかかる電圧に比例した電流をMOSトランジス
タT3,T4を通して出力信号線6に導出する。
【0060】又、各画素をリセットするときは、第1の
実施形態と同様、図3のタイミングで信号を制御する。
即ち、まず、第1の実施形態と同様に、パルス信号φV
が与えられた後、リセット動作が始まる。次に、キャパ
シタC1に与える電圧φVRBを高くして、MOSトラン
ジスタT1のゲート電圧を高くすることによって、MO
SトランジスタT1のソースから流入する負の電荷の量
を増加させる。よって、第1の実施形態と同様に、MO
SトランジスタT1のゲート及びドレイン、MOSトラ
ンジスタT2のゲート、フォトダイオードPDのアノー
ド、そしてキャパシタC1に蓄積された正の電荷が速や
かに再結合される。
【0061】そして、キャパシタC1に印加する電圧φ
VRBを基の状態にして、MOSトランジスタT1のゲー
ト電圧を低くして、MOSトランジスタT1のドレイン
及びゲート下領域のポテンシャルを基の状態にリセット
する。このように、MOSトランジスタT1のポテンシ
ャルの状態を基の状態にリセットした後、信号φDの電
圧をローレベルにして、キャパシタC2を放電して、接
続ノードaの電位を基の状態にリセットする。その後、
信号φDの電圧をハイレベルに戻して撮像動作が行える
状態にする。
【0062】<第4の実施形態>第4の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図10は、本実施形態に
使用する固体撮像装置に設けられた画素の構成を示す回
路図である。尚、図9に示す画素と同様の目的で使用さ
れる素子及び信号線などは、同一の符号を付して、その
詳細な説明は省略する。
【0063】図10に示すように、本実施形態では、M
OSトランジスタT2のドレインに直流電圧VPDが印加
されるとともに、キャパシタC2及びMOSトランジス
タT4を削除した構成となっている。即ち、MOSトラ
ンジスタT2のソースにMOSトランジスタT3のドレ
インが接続される。その他の構成は第3の実施形態(図
9)と同一である。
【0064】このような構成の回路において、撮像動作
をさせるときは、第3の実施形態と同様に、キャパシタ
C1に与える信号φVRBをローレベルにして、MOSト
ランジスタT1がサブスレッショルド状態で動作するよ
うにする。このようにMOSトランジスタT1を動作さ
せることによって、前記光電流に対して自然対数的にに
比例した値のドレイン電流がMOSトランジスタT2を
流れる。
【0065】そして、MOSトランジスタT3のゲート
にパルス信号φVを与えてONとすると、前記光電流に
対して自然対数的に比例した値のドレイン電流が、MO
SトランジスタT3を通して出力信号線6に導出され
る。このとき、MOSトランジスタT2及びMOSトラ
ンジスタQ1(図5)の導通時抵抗とそれらを流れる電
流によって決まるMOSトランジスタQ1のドレイン電
圧が、信号として出力信号線6に現れる。このようにし
て信号が読み出された後、MOSトランジスタT3をO
FFにする。
【0066】又、各画素をリセットする際には、第3の
実施形態と同様に、まず、パルス信号φVが与えられた
後、リセット動作が始まる。次に、キャパシタC1に与
える電圧φVRBを高くして、MOSトランジスタT1の
ゲート電圧を高くすることによって、MOSトランジス
タT1のソースから流入する負の電荷の量を増加させ
る。よって、第1の実施形態と同様に、MOSトランジ
スタT1のゲート及びドレイン、MOSトランジスタT
2のゲート、フォトダイオードPDのアノード、そして
キャパシタC1に蓄積された正の電荷が速やかに再結合
される。
【0067】そして、キャパシタC1に印加する電圧φ
VRBをローレベルにして、MOSトランジスタT1のゲ
ート電圧を低くして、MOSトランジスタT1のドレイ
ン及びゲート下領域のポテンシャルを基の状態にリセッ
トする。このように、MOSトランジスタT1のポテン
シャルの状態を基の状態にリセットして、再び撮像動作
が行える状態にする。
【0068】尚、本実施形態では上記第3の実施形態の
ように、光信号をキャパシタC2で一旦積分するという
ことを行わないので、積分時間が不要となり、又、キャ
パシタC2のリセットも不要であるので、その分信号処
理の高速化が図れる。又、本実施形態では、第3の実施
形態に比し、キャパシタC2及びMOSトランジスタT
4を省略できる分、構成が更にシンプルになり画素サイ
ズを小さくすることができる。
【0069】<第5の実施形態>第5の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図11は、本実施形態に
使用する固体撮像装置に設けられた画素の構成を示す回
路図である。尚、図9に示す画素と同様の目的で使用さ
れる素子及び信号線などは、同一の符号を付して、その
詳細な説明は省略する。
【0070】図11に示すように、本実施形態では、第
3の実施形態(図9)のようにMOSトランジスタT1
のドレインとゲートを接続せずに、第6MOSトランジ
スタT6を介してドレインとゲートを接続するようにし
ている。このMOSトランジスタT6は、ドレインがM
OSトランジスタT1のドレインに接続され、又、ソー
スがMOSトランジスタT1のゲートとキャパシタC1
との接続ノードに接続される。更に、MOSトランジス
タT6のゲートには信号φSが与えられ、又、MOSト
ランジスタT1のソースには信号φVPSが与えられる。
尚、本実施形態においては、信号φVPSは3値的に変化
するものとし、例えば直流電圧VPDと略等しい電圧をハ
イレベル、例えばグランドをローレベルとし、MOSト
ランジスタT1をサブスレッショルド領域で動作させる
ための電圧を両者の中間的な電圧である中間レベルとす
る。中間レベルでは、例えば、直流電圧VPSと略等しい
電圧とする。
【0071】(1)各画素への入射光を電気信号に変換
する動作について このような構成の回路において、撮像動作をさせるとき
は、まず、信号φSをハイレベルにしてMOSトランジ
スタT6を導通状態にするとともに、MOSトランジス
タT1がサブスレッショルド領域で動作するようにバイ
アスするために信号φVPSを中間レベルにし、キャパシ
タC1に与える信号φVRBをローレベルにする。このよ
うに各信号のレベルを設定することによって、本実施形
態における画素の回路構成が第3の実施形態(図9)と
同様の回路構成となる。
【0072】このとき、信号φDをハイレベルにして、
光電流の積分値を自然対数的に変換した値と同等の電荷
をキャパシタC2に蓄積する。そして、所定のタイミン
グでMOSトランジスタT3をONにして、MOSトラ
ンジスタT4のゲートにかかる接続ノードaの電圧に比
例した電流をMOSトランジスタT3,T4を通して出
力信号線6に導出する。このようにして、光電流に対し
て自然対数的に変換した電流信号を出力した後、MOS
トランジスタT3をOFFにする。
【0073】(2)各画素のリセット動作について 又、各画素をリセットする際の動作について、図12の
タイミングチャートと図13のポテンシャルの変遷図を
参照して、以下に説明する。尚、図13において、矢印
の方向がポテンシャルが高いことを示す。まず、パルス
信号φVが与えられた後、リセット動作が始まる。そし
て、信号φSをローレベルにすることによってMOSト
ランジスタT6を非導通にした後、信号φVRBをハイレ
ベルにする。ここで信号φVPSの電圧をローレベルにす
ることによって、MOSトランジスタT1のポテンシャ
ルを図13(a)のような状態にして、負の電荷をソー
スからMOSトランジスタT1に流入させる。
【0074】このMOSトランジスタT1に流入した負
の電荷Eが、図13(a)のように蓄積された後、信号
φVPSをその値が直流電圧VPDに略等しいハイレベルに
する。このとき、MOSトランジスタT1のソースのポ
テンシャルがゲート下領域のポテンシャルより高くなる
ので、蓄積された負の電荷Eの一部がソースより流出さ
れる。よって、図13(b)のように、MOSトランジ
スタT1のドレイン、フォトダイオードPDのアノー
ド、及びMOSトランジスタT2のゲートに負の電荷
E’が蓄積された状態となる。このように負の電荷E’
が蓄積された状態にあるため、MOSトランジスタT2
のゲート電圧が、負の電荷E’によって定まる。又、負
の電荷E’は、MOSトランジスタT1のドレイン・ゲ
ート間における閾値電圧によって決定されるので、MO
SトランジスタT2のゲート電圧はMOSトランジスタ
T1の閾値電圧によって決まる値である。
【0075】この状態を維持したまま、まず、信号φD
をローレベルにして、キャパシタC2を一旦リセットす
る。そして、信号φDをもとのハイレベルに戻し、MO
SトランジスタT2のゲート電圧によってサンプリング
された電流をキャパシタC2に充電する。このようにキ
ャパシタC2を充電することによって接続ノードaに表
れる電圧を、パルス信号φVを与えることで、MOSト
ランジスタT4で電流増幅したのち、出力信号としてM
OSトランジスタT3を介して出力信号線6に出力す
る。
【0076】尚、感度バラツキの検出自体はごく短時間
で行われるので、以上の過程において、バラツキ検出を
行う際にフォトダイオードへ光が入射していても構わな
いが、好ましくは、フォトダイオードには閾値バラツキ
の検出に影響がでるような強い光が照射されないように
保つようにする。暗状態にすることが好ましいが、強い
光が照射されない常光の下であっても良い。このように
すると、フォトダイオードから不必要な電気信号が発生
せずバラツキ検出をより正確に行うことができる。尚、
この点は後述する各実施形態についても当てはまる。
【0077】このように、各画素の感度のバラツキの原
因であるMOSトランジスタT1の閾値電圧に比例した
値となる信号を出力したのち、信号φVPSを中間レベル
にするとともに信号φVRBをローレベルにする。そし
て、信号φSをハイレベルにしてMOSトランジスタT
6を導通させると、まず、第3の実施形態(図9)と同
様に、φVRBをハイレベルにしたのちローレベルにする
ことによって、速やかにMOSトランジスタT1のリセ
ットを行う。そして、信号φDをローレベルにしたのち
ハイレベルにすることによって、キャパシタC2のリセ
ットを行う。
【0078】このように、本実施形態の回路構成をした
画素によると、各画素が撮像動作を行ったのち、各画素
の感度のバラツキの原因となるMOSトランジスタの閾
値電圧に比例した信号を各画素からの出力を補正するた
めの補正データとして検出することができる。更にいえ
ば、予め、後続回路においてメモリに、撮像時に出力さ
れた画像データを画素毎に記憶するとともに、各画素内
のMOSトランジスタの閾値電圧に比例した電流を図5
の信号線9から画素毎にシリアルに出力して、後続回路
における別のメモリに画素毎の補正データとして記憶し
ておく。そして、この画像データを補正データで画素毎
に補正すれば、出力信号から画素のバラツキによる成分
を取り除くことができる。尚、この補正方法の具体例は
後述する図24に示している。
【0079】<第6の実施形態>第6の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図14は、本実施形態に
使用する固体撮像装置に設けられた画素の構成を示す回
路図である。尚、図11に示す画素と同様の目的で使用
される素子及び信号線などは、同一の符号を付して、そ
の詳細な説明は省略する。
【0080】図14に示すように、本実施形態では、M
OSトランジスタT2のドレインに電圧VPDが印加され
るとともに、キャパシタC2及びMOSトランジスタT
4を削除した構成となっている。その他の構成は第5の
実施形態(図11)と同一である。
【0081】このように、本実施形態の構成と第5の実
施形態の構成との関係は、第4の実施形態の構成(図1
0)と第3の実施形態の構成(図9)との関係に対応し
ている。よって、フォトダイオードPD、MOSトラン
ジスタT1,T2,T3,T6及びキャパシタC1が、
第5の実施形態と同様の動作を行うことによって、撮像
動作及びリセット動作が行われる。又、出力信号は、第
4の実施形態と同様に、MOSトランジスタT2から流
れる電流が、出力電流としてMOSトランジスタT3を
介して出力信号線6に出力される。このとき、MOSト
ランジスタT2及びMOSトランジスタQ1(図5)の
導通時抵抗とそれらを流れる電流によって決まるMOS
トランジスタQ1のドレイン電圧が、信号として出力信
号線6に現れる。このようにして信号が読み出された
後、MOSトランジスタT3をOFFにする。
【0082】以上説明した第1〜第6の実施形態は、画
素内の能動素子であるMOSトランジスタT1〜T6を
全てNチャネルのMOSトランジスタで構成している
が、これらのMOSトランジスタT1〜T6を全てPチ
ャネルのMOSトランジスタで構成してもよい。図16
及び図19〜図23には、上記第1〜第6の実施形態を
PチャネルのMOSトランジスタで構成した例である第
7〜第12の実施形態を示している。そのため図15〜
図23では接続の極性や印加電圧の極性が逆になってい
る。例えば、図16(第7の実施形態)において、フォ
トダイオードPDはアノードに直流電圧VPDに接続さ
れ、カソードが第1MOSトランジスタT1のドレイン
に接続され、また第2MOSトランジスタT2のゲート
に接続されている。MOSトランジスタT1のソースに
は直流電圧VPSが印加される。
【0083】ところで、図16のような画素が対数変換
を行うとき、直流電圧VPSと直流電圧VPDは、VPS>V
PD となっており、図2(第1の実施形態)と逆であ
る。また、キャパシタC2の出力電圧は初期値が高い電
圧で、積分によって降下する。また、第3MOSトラン
ジスタT3をONさせるときには、低い電圧をゲートに
印加する。更に、図19以降の実施形態(第8〜第12
の実施形態)において、第5MOSトランジスタT5や
第6MOSトランジスタT6をONさせるときには、低
い電圧をゲートに印加する。以上の通り、Nチャネルの
MOSトランジスタを使った場合に比し、Pチャネルの
MOSトランジスタを用いる場合は、電圧関係や接続関
係が一部異なるが、構成は実質的に同一であり、また基
本的な動作も同一であるので、図16及び図19〜図2
3については図面で示すのみで、その構成や動作につい
ての説明は省略する。
【0084】第7の実施形態の画素を含む固体撮像装置
の全体構成を説明するためのブロック回路構成図を図1
5に示し、第8〜第12の実施形態の画素を含む固体撮
像装置の全体構成を説明するためのブロック回路構成図
を図17に示している。図15及び図17については、
図1及び図5と同一部分(同一の役割部分)に同一の符
号を付して説明を省略する。以下、図17の構成につい
て簡単に説明する。列方向に配列された出力信号線6−
1、6−2、・・・、6−mに対してPチャネルのMO
SトランジスタQ1とPチャネルのMOSトランジスタ
Q2が接続されている。MOSトランジスタQ1のゲー
トは直流電圧線7に接続され、ドレインは出力信号線6
−1に接続され、ソースは直流電圧VPS’のライン8に
接続されている。
【0085】一方、MOSトランジスタQ2のドレイン
は出力信号線6−1に接続され、ソースは最終的な信号
線9に接続され、ゲートは水平走査回路3に接続されて
いる。ここで、MOSトランジスタQ1は画素内のPチ
ャネルのMOSトランジスタTaと共に図18(a)に
示すような増幅回路を構成している。尚、MOSトラン
ジスタTaは、第8、第9、第11の実施形態では第4
MOSトランジスタT4に相当し、又、第10、第12
の実施形態では第2MOSトランジスタT2に相当す
る。
【0086】この場合、MOSトランジスタQ1はMO
SトランジスタTaの負荷抵抗又は定電流源となってい
る。従って、このMOSトランジスタQ1のソースに接
続される直流電圧VPS’と、MOSトランジスタTaの
ドレインに接続される直流電圧VPD’との関係は、VP
D’<VPS’であり、直流電圧VPD’は例えばグランド
電圧(接地)である。MOSトランジスタQ1のドレイ
ンはMOSトランジスタTaに接続され、ゲートには直
流電圧が印加されている。PチャネルのMOSトランジ
スタQ2は水平走査回路3によって制御され、増幅回路
の出力を最終的な信号線9へ導出する。第12〜第20
の実施形態のように、画素内に設けられた第3MOSト
ランジスタT3を考慮すると、図18(a)の回路は図
18(b)のように表わされる。
【0087】<画像データの補正方法>上述した第5、
第6、第11、第12の実施形態のような回路構成の画
素が設けられた固体撮像装置がデジタルカメラなどの画
像入力装置に使用されたときの実施例を、図面を参照し
て説明する。
【0088】図24に示す画像入力装置は、対物レンズ
51と、該対物レンズ51を通して入射される光の光量
に応じて電気信号を出力する固体撮像装置52と、撮像
時の固体撮像装置52の電気信号(以下、「画像デー
タ」と呼ぶ。)が入力されて一時記憶されるメモリ53
と、リセット時の固体撮像装置52の電気信号(以下、
「補正データ」と呼ぶ。)が入力されて一時記憶される
ためのメモリ54と、メモリ53から送出される画像デ
ータからメモリ54から記憶される補正データを補正演
算する補正演算回路55と、補正演算回路55で補正デ
ータ分補正演算された画像データを演算処理して外部に
出力する処理部56とを有する。尚、固体撮像装置52
は、第5、第6、第11、第12の実施形態(図11、
図14、図22、図23)のような回路構成の画素が設
けられた固体撮像装置である。
【0089】このような構成の画像入力装置は、まず、
撮像動作を行って、固体撮像装置52から各画素毎に画
像データがメモリ53に出力される。そして、各画素が
撮像動作を終えて、リセット動作を行ったときに、上記
で説明したように、各画素の感度のバラツキを調べて、
補正データをメモリ54に出力する。そして、メモリ5
3内の各画素の画像データとメモリ54内の各画素の補
正データを、補正演算回路55にこの画像データを各画
素毎に送出する。補正演算回路55では、メモリ53か
ら送出された画像データからこの画像データを出力した
同一画素のメモリ54から送出された補正データが各画
素毎に補正演算される。この補正データが補正演算され
た画像データが処理部56に送出されて、演算処理され
た後、外部に出力される。尚、上記各メモリ53,54
としては、フレームメモリを用いる必要はなく、ライン
メモリであればよいので、固体撮像装置内に組み込むこ
とも容易である。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の固体撮像
装置によれば、各画素のリセットを速やかに行うことが
できるので、撮像時の応答性が良くすることができ、低
輝度の被写体を撮像したときに発生する残像をなくすこ
とができる。又、能動素子をMOSトランジスタで構成
することにより高集積化が容易となり、周辺の処理回路
(A/Dコンバータ、デジタル・システム・プロセッ
サ、メモリ)等とともにワンチップ上に形成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である二次元固体撮像装置
の全体の構成を説明するためのブロック回路図。
【図2】本発明の第1の実施形態の1画素の構成を示す
回路図。
【図3】第1の実施形態で使用する画素の各素子に与え
る信号のタイミングチャート。
【図4】本発明で使用する画素の構成及びポテンシャル
の関係を表した図。
【図5】本発明の一実施形態である二次元固体撮像装置
の全体の構成を説明するためのブロック回路図。
【図6】図5の一部の回路図。
【図7】本発明の第2の実施形態の1画素の構成を示す
回路図。
【図8】第2の実施形態で使用する画素の各素子に与え
る信号のタイミングチャート。
【図9】本発明の第3の実施形態の1画素の構成を示す
回路図。
【図10】本発明の第4の実施形態の1画素の構成を示
す回路図。
【図11】本発明の第5の実施形態の1画素の構成を示
す回路図。
【図12】第5の実施形態で使用する画素の各素子に与
える信号のタイミングチャート。
【図13】バラツキ検出時の画素のポテンシャルの関係
を表した図。
【図14】本発明の第6の実施形態の1画素の構成を示
す回路図。
【図15】画素内の能動素子をPチャネルのMOSトラ
ンジスタで構成した実施形態の場合の本発明の二次元固
体撮像装置の全体の構成を説明するためのブロック回路
図。
【図16】本発明の第7の実施形態の1画素の構成を示
す回路図。
【図17】画素内の能動素子をPチャネルのMOSトラ
ンジスタで構成した実施形態の場合の本発明の二次元固
体撮像装置の全体の構成を説明するためのブロック回路
図。
【図18】図22の一部の回路図。
【図19】本発明の第8の実施形態の1画素の構成を示
す回路図。
【図20】本発明の第9の実施形態の1画素の構成を示
す回路図。
【図21】本発明の第10の実施形態の1画素の構成を
示す回路図。
【図22】本発明の第11の実施形態の1画素の構成を
示す回路図。
【図23】本発明の第12の実施形態の1画素の構成を
示す回路図。
【図24】各実施形態の画素を用いた個体撮像装置を備
えた画像入力装置の内部構造を示すブロック図。
【図25】従来例の1画素の構成を示す回路図。
【符号の説明】
G11〜Gmn 画素 2 垂直走査回路 3 水平走査回路 4−1〜4−n 行選択線 6−1〜6−m 出力信号線 7 直流電圧線 8 ライン 9 信号線 10 P型半導体基板 11 N型ウェル層 12 P型拡散層 13,14 N型拡散層 15 酸化膜 16 ポリシリコン 51 対物レンズ 52 固体撮像装置 53,54 メモリ 55 補正演算回路 56 処理部 PD フォトダイオード T1〜T6 第1〜第6MOSトランジスタ C1,C2 キャパシタ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射した光量に応じた電気信号を発生す
    る感光素子と該感光素子に第1の電極が接続された第1
    のトランジスタを有するとともに該第1のトランジスタ
    をサブスレッショルド領域で動作させて前記電気信号を
    自然対数的に変換する光電変換手段と、該光電変換手段
    の出力信号を出力信号線へ導出する導出路とを備えた固
    体撮像装置において、 前記第1のトランジスタの制御電極の電圧を切り換える
    電圧切換手段を有し、 前記電圧切換手段によって前記第1のトランジスタの制
    御電極の電圧を切り換えて、前記第1のトランジスタの
    ポテンシャル状態がリセットされることを特徴とする固
    体撮像装置。
  2. 【請求項2】 入射した光量に対して自然対数的に変換
    した出力信号を発生する光電変換手段と、該光電変換手
    段の出力信号を出力信号線へ導出する導出路とを備えた
    固体撮像装置において、 前記光電変換手段が、 第1電極に直流電圧が印加された光電変換素子と、 第1電極と第2電極と制御電極とを備え、第1電極が光
    電変換素子の第2電極に接続されるとともに第2電極に
    直流電圧が印加され、光電変換素子からの出力電流が流
    れ込む第1のトランジスタと、 第1電極と第2電極と制御電極とを備え、第1電極に直
    流電圧が印加されるとともに制御電極が前記第1のトラ
    ンジスタの第1電極に接続され、第2電極から電気信号
    を出力する第2のトランジスタとから構成され、 前記第1のトランジスタの制御電極に一端が接続される
    リセット用キャパシタを有し、 前記リセット用キャパシタの他端に第1の電圧を与え
    て、前記第1のトランジスタを閾値以下のサブスレッシ
    ョルド領域で動作させて撮像を行い、 前記リセット用キャパシタの他端に与える電圧を第2の
    電圧に変化して前記第1のトランジスタの制御電極の電
    圧を変化することによって、前記光電変換手段によって
    蓄積された光電荷と逆極性の電荷を流入させて、蓄積さ
    れた光電荷と再結合させてリセットした後、前記リセッ
    ト用キャパシタの他端に与える電圧をもとの第1の電圧
    に戻すことを特徴とする固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のトランジスタの制御電極と第
    1電極が接続されることを特徴とする請求項2に記載の
    固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 入射した光量に対して自然対数的に変換
    した出力信号を発生する光電変換手段と、該光電変換手
    段の出力信号を出力信号線へ導出する導出路とを備えた
    複数の画素を有する固体撮像装置において、 前記光電変換手段が、 第1電極に直流電圧が印加された光電変換素子と、 第1電極と第2電極と制御電極とを備え、第1電極が光
    電変換素子の第2電極に接続されるとともに第2電極に
    直流電圧が印加され、光電変換素子からの出力電流が流
    れ込む第1のトランジスタと、 第1電極と第2電極と制御電極とを備え、第1電極に直
    流電圧が印加されるとともに制御電極が前記第1のトラ
    ンジスタの第1電極に接続され、第2電極から電気信号
    を出力する第2のトランジスタとから構成され、 前記第1のトランジスタの制御電極に一端が接続される
    リセット用キャパシタを有し、又、前記第1のトランジ
    スタの制御電極と第1電極との間にスイッチが設けら
    れ、 前記スイッチをONするとともに前記リセット用キャパ
    シタの他端に第1の電圧を与えて、前記第1のトランジ
    スタを閾値以下のサブスレッショルド領域で動作させて
    撮像を行い、 前記リセット用キャパシタの他端に与える電圧を第2の
    電圧に変化して前記第1のトランジスタの制御電圧を変
    化することによって、前記光電変換手段によって蓄積さ
    れた光電荷と逆極性の電荷を流入させてリセットした
    後、前記リセット用キャパシタの他端に与える電圧をも
    との第1の電圧に戻すことを特徴とする固体撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記各画素に設けられた前記スイッチを
    OFFとするとともに、前記第1のトランジスタの第2
    電極に印加する直流電圧を変化させて、前記第1のトラ
    ンジスタの第2電極より電荷を流入させることによって
    前記各画素の感度のバラツキを検出することを特徴とす
    る請求項4に記載の固体撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記スイッチがトランジスタであること
    を特徴とする請求項4に記載の固体撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記画素が、マトリクス状に配設される
    ことを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれかに記載
    の固体撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記光電変換手段から出力される電気信
    号を積分する積分回路を有し、該積分回路で積分した信
    号を前記導出路を介して前記出力信号線へ導出すること
    を特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の固
    体撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記積分した信号を前記出力信号線へ出
    力した後に、前記積分回路の電荷を放出するリセット手
    段を有することを特徴とする請求項8に記載の固体撮像
    装置。
  10. 【請求項10】 前記リセット手段が、第1電極と第2
    電極と制御電極とを備え、前記積分回路に第1電極が接
    続されたトランジスタで構成され、 該トランジスタの制御電極に印加する電圧のレベルを変
    化して該トランジスタを導通させたとき、前記積分回路
    に蓄積された電荷が放出されることを特徴とする請求項
    9に記載の固体撮像装置。
  11. 【請求項11】 前記各画素が、前記光電変換手段の出
    力信号を増幅する増幅用トランジスタを有しており、該
    増幅用トランジスタの出力信号を前記導出路を介して前
    記出力信号線へ出力することを特徴とする請求項4〜請
    求項7のいずれかに記載の固体撮像装置。
  12. 【請求項12】 前記出力信号線に接続された負荷抵抗
    又は定電流源を有し、前記負荷抵抗又は定電流源の総数
    が全画素数より少ないことを特徴とする請求項11に記
    載の固体撮像装置。
  13. 【請求項13】 前記負荷抵抗又は定電流源は、前記出
    力信号線に接続された第1電極と、直流電圧に接続され
    た第2電極と、直流電圧に接続された制御電極とを有す
    る抵抗用トランジスタであることを特徴とする請求項1
    2に記載の固体撮像装置。
  14. 【請求項14】 前記増幅用トランジスタがNチャネル
    のMOSトランジスタであり、前記増幅用トランジスタ
    の第1電極に印加される直流電圧が、前記抵抗用トラン
    ジスタの第2電極に接続される直流電圧よりも高電位で
    あることを特徴とする請求項13に記載の固体撮像装
    置。
  15. 【請求項15】 前記増幅用トランジスタがPチャネル
    のMOSトランジスタであり、前記増幅用トランジスタ
    の第1電極に印加される直流電圧が、前記抵抗用トラン
    ジスタの第2電極に接続される直流電圧よりも低電位で
    あることを特徴とする請求項13に記載の固体撮像装
    置。
  16. 【請求項16】 前記導出路は、全画素の中から所定の
    ものを順次選択し、選択された画素からの出力信号を出
    力信号線に導出するスイッチを含むことを特徴とする請
    求項4〜請求項7、請求項11〜請求項15のいずれか
    に記載の固体撮像装置。
  17. 【請求項17】 複数の画素を有する固体撮像装置にお
    いて、 各画素が、 フォトダイオードと、 該フォトダイオードの一方の電極に第1電極とゲート電
    極が接続された第1MOSトランジスタと、 該第1MOSトランジスタの第1電極とゲート電極とに
    ゲート電極が接続された第2MOSトランジスタと、 前記第1MOSトランジスタのゲート電極に一端が接続
    された第1キャパシタとを有し、 前記画素に撮像動作をさせるときは、前記フォトダイオ
    ードから出力される電気信号を自然対数的に変換するよ
    うに、前記第1キャパシタに第1の電圧を与えて、前記
    第1MOSトランジスタを閾値以下のサブスレッショル
    ド領域で動作させ、 前記画素のリセットを行うときは、前記第1キャパシタ
    に第2の電圧を与えて前記第1MOSトランジスタのポ
    テンシャルを変化させ、前記フォトダイオードから与え
    られて蓄積された光電荷を再結合させることを特徴とす
    る固体撮像装置。
  18. 【請求項18】 前記第1MOSトランジスタの第1電
    極とゲート電極との間に設けられ、前記第1MOSトラ
    ンジスタの第1電極に第1電極が接続されるとともに、
    前記第1MOSトランジスタのゲート電極に第2電極が
    接続された第3MOSトランジスタを有し、 前記第3MOSトランジスタを非導通の状態にするとと
    もに前記第1キャパシタに第2の電圧を与え、更に、前
    記第1MOSトランジスタの第2電極に印加された電圧
    を変化させて、前記第1MOSトランジスタの第2電極
    より電荷を流入することによって、前記第1MOSトラ
    ンジスタの閾値のバラツキを検出することを特徴とする
    請求項17に記載の固体撮像装置。
  19. 【請求項19】 前記画素が、第1電極が前記第2MO
    Sトランジスタの第2電極に接続され、第2電極が出力
    信号線に接続され、ゲート電極が行選択線に接続された
    第5MOSトランジスタを有することを特徴とする請求
    項17又は請求項18に記載の固体撮像装置。
  20. 【請求項20】 前記画素が、第1電極に直流電圧が印
    加され、ゲート電極が前記第2MOSトランジスタの第
    2電極に接続されるとともに、前記第2MOSトランジ
    スタの第2電極から出力される出力信号を増幅する第4
    MOSトランジスタを有することを特徴とする請求項1
    7又は請求項18に記載の固体撮像装置。
  21. 【請求項21】 前記画素が、第1電極が前記第4MO
    Sトランジスタの第2電極に接続され、第2電極が出力
    信号線に接続され、ゲート電極が行選択線に接続された
    第5MOSトランジスタを有することを特徴とする請求
    項20に記載の固体撮像装置。
  22. 【請求項22】 前記画素が、前記第2MOSトランジ
    スタの第2電極に一端が接続されるとともに、前記第2
    MOSトランジスタの第1電極にリセット電圧が与えら
    れたときに前記第2MOSトランジスタを介してリセッ
    トされる第2キャパシタを有することを特徴とする請求
    項20又は請求項21に記載の固体撮像装置。
  23. 【請求項23】 前記第2MOSトランジスタの第1電
    極に直流電圧が印加されるとともに、前記画素が、前記
    第2MOSトランジスタの第2電極に第1電極が接続さ
    れ第2電極に直流電圧が接続された第6MOSトランジ
    スタと、前記第2MOSトランジスタの第2電極に一端
    が接続される信号線に接続されるとともに、前記第6M
    OSトランジスタのゲート電極にリセット電圧が与えら
    れたときに前記第6MOSトランジスタを介してリセッ
    トされる第2キャパシタと、を有することを特徴とする
    請求項20又は請求項21に記載の固体撮像装置。
  24. 【請求項24】 前記画素に対し前記出力信号線を介し
    て接続された負荷抵抗又は定電流源を成すMOSトラン
    ジスタを備えていることを特徴とする請求項17〜請求
    項23のいずれかに記載の固体撮像装置。
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