JP2003218354A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2003218354A JP2002009896A JP2002009896A JP2003218354A JP 2003218354 A JP2003218354 A JP 2003218354A JP 2002009896 A JP2002009896 A JP 2002009896A JP 2002009896 A JP2002009896 A JP 2002009896A JP 2003218354 A JP2003218354 A JP 2003218354A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】IGBT動作時およびダイオード順動作時のオ
ン電圧が低く、また、ダイオード逆動作時の逆回復電流
が小さく、ソフトリカバリー特性となる半導体装置およ
びその製造方法を提供すること。 【解決手段】半導体基板100の表面層にpベース領域
2を形成し、このpベース領域2の表面層にn+ エミッ
タ領域3を形成し、この半導体基板100の外周部と裏
面側に、pベース領域2を取り囲むようにp+ コレクタ
領域5(側面に形成されるp+ 領域15と裏面側に複数
個のp+ コレクタ領域19)が形成され、p+ コレクタ
領域19が形成されない箇所での、n- ドリフト領域1
とAlのコレクタ電極9の接合箇所とでショットキー接
合20を形成する。この裏面のコレクタ領域部21をp
+ コレクタ領域19とショットキー接合20で構成され
たMPS構造とし、裏面のp+ コレクタ領域19の厚さ
を1μm程度とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力変換装置な
どに用いられる逆阻止型IGBTなどの半導体装置およ
びその製造方法に関する。ここでIGBTは絶縁ゲート
型バイポーラトランジスタのことである。
【0002】
【従来の技術】図11で示されるプレーナゲート型NP
T(ノンパンチスルー)−IGBTは、n形FZ(フロ
ーティングゾーン)ウェハにpベース領域52、端部耐
圧構造の1構成要素のチャネルストッパーであるp+
域60、ゲート酸化膜56、ゲート電極54、n+ エミ
ッタ領域53およびエミッタ電極58等の表面構造を形
成した後に、裏面を所定の厚さに削り、1μm程度の厚
さのp+ コレクタ領域55およびコレクタ電極59を形
成して製造される。裏面のp+ コレクタ領域55を形成
するためのp形不純物の活性化処理温度は、表面に形成
済みのアルミニウムのエミッタ電極58が溶融しないよ
うに低温度で行う必要がある。また各耐圧クラスに応じ
て図示しない適切なエッジターミネーション構造(端部
耐圧構造)が外周部に付加される。ここでは、p+ 領域
60間の1セル(pベース領域52)のみを図示してあ
るが、通常は複数のセル構造(pベース領域52)がp
+ 領域60間に存在する。
【0003】コレクタ電極59に正電圧を印加した状態
で、ゲート電極に正電圧を印加すると、ゲート電極下の
pベース領域52にチャネルが形成されてn- ドリフト
領域51中を電子電流が流れる。電子がp+ コレクタ領
域55に到達するとホールがn- ドリフト領域51に注
入され、n- ドリフト領域51は高注入状態となり、伝
導度変調を起こして、抵抗が激減する。このため低オン
電圧が実現される。
【0004】コレクタ電極59に正電圧を印加(順バイ
アス)し、ゲート電極54に電圧を印加しない状態で
は、空乏領域がpベース領域52とn- ドリフト領域5
1のpn接合からn- ドリフト領域51側に伸びる。ま
た、空乏層はシリコン表面に形成される耐圧構造部で終
端されるので、順方向電圧を確実に阻止できる。一方、
コレクタ電極59に負電圧を印加(逆バイアス)する
と、空乏領域がp + コレクタ領域55とn- ドリフト領
域51のpn接合から伸びるが、このpn接合は、デバ
イスの側面に露出しており、空乏領域はむき出しのデバ
イス側面に沿っても形成されるため、発生電流(もれ電
流)が極めて大きくなり、逆耐圧が低下する。
【0005】またデバイス側面はパッシベーション処理
していないために、長期間デバイスを使用すると逆方向
耐圧が変化するといった信頼性上の問題が存在する。従
って図11のような、従来のIGBTでは十分な逆方向
耐圧が保証できない。つぎに、この逆方向耐圧を保証す
る従来の逆阻止型IGBTについて説明する。図12で
示されるプレーナゲート構造の逆阻止型IGBTは、エ
ピタキシャル成長基板(エピタキシャルウエハ)を用い
て製作されたものである。数百μmの厚みを有する高濃
度p形基板65上にn- エピタキシャル領域61aを成
長させ、活性領域を囲むように選択的に深いp+ 領域8
5(分離拡散領域:側面のp+コレクタ領域となる)を
形成し、pベース領域62、ゲート酸化膜66、ゲート
電極64、n+ エミッタ領域63およびエミッタ電極6
8等の表面構造を形成し、電子線等のライフタイムキラ
ーを導入して製造される。デバイス側面が高濃度のp+
領域85と基板65(裏面のp+ コレクタ領域となる)
で囲まれているので、逆電圧を印加した際にも空乏領域
がデバイス側面に現れることはないため、十分な逆耐圧
を得ることが可能となる。
【0006】この逆阻止形IGBTを図13のように逆
並列に接続すると、双方向の電流を制御でき、双方向の
印加電圧にも耐えられる、双方向デバイスとして機能す
る。尚、図中、T1、T2は主端子、G1、G2はゲー
ト端子、E1、E2はエミッタ端子である。双方向デバ
イスを交流−交流変換器に応用すると、直接変換が可能
になり、従来のコンバータ+コンデンサ+インバータで
構成される変換回路と比べて装置のサイズが縮小化さ
れ、コストダウンが可能になる。また双方向デバイスを
構成する逆阻止型IGBTは、IGBTとしての機能は
勿論のこと、正のゲート電圧を印加しているときは、後
述するようにダイオード(還流ダイオード)としての機
能も有する。
【0007】図14に示されるプレーナゲート構造の逆
阻止型IGBTは、FZ基板(FZウエハ)を用いて製
作されたものである。n形FZウェハの表面および裏面
から深いp+ 領域95(分離拡散領域:側面のp+ コレ
クタ領域となる)を形成し、同時に裏面から深いp+
域を拡散形成し裏面のp+ コレクタ領域75とし、その
後表面にpベース領域72、ゲート酸化膜76、ゲート
電極74、n+ エミッタ領域73およびエミッタ電極7
8等の表面構造を形成する。この素子に、電子線等のラ
イフタイムキラーを導入しても、十分な逆方向耐圧を確
保できる。
【0008】これらの逆阻止型IGBTにおいて、エピ
タキシャルウエハを用いて裏面のp + コレクタ領域65
を形成する場合も、FZウエハを用いて裏面のp+ コレ
クタ領域75を熱拡散で形成する場合も、裏面のp+
レクタ領域65、75の厚みは数十μmから数百μmと
なる。このように裏面のp+ コレクタ領域65、75が
厚くなると、オン電流を流したとき、裏面のコレクタ領
域内での電圧降下が大きくなるため、この電圧降下を低
く抑えるために、裏面のp+ コレクタ領域65、75の
不純物ピーク濃度を1018cm-3を超える濃度にして、
裏面のp+ コレクタ領域65、75内での電圧降下を極
力小さくする必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、裏面のp+
レクタ領域65、75の不純物濃度が高くなると、n-
ドリフト領域61、71への正孔のキャリア注入量が多
くなり、この正孔を中和するように電子密度も増加す
る。この電子密度は、図15の実線Aで示すように、裏
面のp+ コレクタ領域65、75とn- ドリフト領域6
1、71のpn接合付近のn- ドリフト領域で大きくな
り、この箇所に過剰キャリアが蓄積する。これはダイオ
ード動作時(FWD動作時)のアノード側(IGBTの
コレクタ側)偏重のキャリア分布となることを意味す
る。このようなアノード側(コレクタ側)偏重のキャリ
ア分布をしていると、IGBT動作時のターンオフ時に
は、空乏領域はn- ドリフト領域71とpベース領域7
2の表面pn接合から伸びて蓄積キャリアを掃き出して
いくので、コレクタ側のキャリアは空乏領域が十分伸び
た段階、すなわち高電圧が印加された状態で掃き出され
る。従ってコレクタ側の蓄積キャリアはエミッタ側のキ
ャリアと比べてより大きなターンオフ損失を発生する。
このためコレクタ側偏重のキャリア分布を有する従来の
逆阻止型IGBTは、ターンオフ損失が大きい。
【0010】また、ダイオード動作時の逆回復過程で
は、アノード側(IGBTのコレクタ側)から伸びる空
乏領域によって蓄積過剰キャリアが掃き出されるため、
アノード側のキャリア量が多いと逆回復ピーク電流が大
きくなり、ハードリカバリーになる。つまり、この逆阻
止型IGBTは、ゲート電極に正電圧を印加し続ける
と、印加している期間は、p+ コレクタ領域65、75
がアノードで、n+ エミッタ領域63、73がカソード
のダイオード(還流ダイオード)として働く。前記のよ
うに、n- ドリフト領域61、71のコレクタ領域側に
過剰キャリアが蓄積していると、このダイオードの逆回
復動作で、大きな逆回復電流が流れる。
【0011】この逆回復電流の大きさは、前記したよう
に、n- ドリフト領域61、71のコレクタ側での過剰
キャリアの蓄積量が大きい程大きく、また、逆回復電流
が大きい程、ハードリカバリー波形になる傾向が強い。
逆回復電流の波形がハードリカバリーとなると、飛躍逆
電圧が高くなり、この飛躍逆電圧が高く成りすぎると、
素子の逆電圧定格を超えてしまい、素子を破壊する。
【0012】この発明の目的は、前記の課題を解決し
て、IGBT動作時およびダイオード順動作時のオン電
圧が低く、また、ダイオード逆動作時の逆回復電流が小
さく、ソフトリカバリー特性となる半導体装置およびそ
の製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、第1導電形半導体基板の第1主面の表面層に選択
的に形成される第2導電形ベース領域と、該ベース領域
の表面層に選択的に形成される第1導電形エミッタ領域
と、前記半導体基板と前記エミッタ領域に挟まれた前記
ベース領域上にゲート絶縁膜を介して形成されるゲート
電極と、前記ベース領域を取り囲むように、前記半導体
基板の第1主面から第2主面に亘って形成された第2導
電形領域と、前記エミッタ領域上と前記ベース領域上に
選択的に形成されるエミッタ電極と、前記第1導電型半
導体基板の第2主面上に形成されるコレクタ電極とを有
する半導体装置において、前記半導体基板の第2主面側
に第2導電形コレクタ領域を選択的に形成し、該コレク
タ領域の厚みが、0.1μm〜2μmとし、該コレクタ
領域が形成されない箇所の前記コレクタ電極と前記半導
体基板とをショットキー接合とする構成とする。
【0014】第1導電形半導体基板の第1主面の表面層
に選択的に形成される第2導電形ベース領域と、該ベー
ス領域の表面からベース領域を貫通して前記半導体基板
内に到達するように形成されたトレンチ溝と、該トレン
チ溝にゲート絶縁膜を介して形成されるゲート電極と、
前記ベース領域の表面層に、前記トレンチ溝と接して、
選択的に形成される第1導電形エミッタ領域と、前記ベ
ース領域を取り囲むように、前記半導体基板の第1主面
から第2主面に亘って形成された第2導電形領域とを有
する半導体装置において、前記半導体基板の第2主面側
に第2導電形コレクタ領域を選択的に形成し、該コレク
タ領域の厚みが、0.1μm〜2μmとし、該コレクタ
領域が形成されない箇所の前記コレクタ電極と前記半導
体基板とをショットキー接合とする構成とする。
【0015】第1導電形半導体基板の第1主面の表面層
に選択的に第2導電形ベース領域を形成し、該ベース領
域の表面層に選択的に第1導電形エミッタ領域を形成
し、前記半導体基板と前記エミッタ領域に挟まれた前記
ベース領域上にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成
し、前記ベース領域を取り囲むように、前記半導体基板
の第1主面から第2主面に亘って形成された第2導電形
領域とを有する半導体装置において、前記ベース領域の
側面を取り囲むコレクタ領域となる第2導電形領域を、
前記ベース領域より深い深さで半導体基板の第1主面側
から形成する工程と、該半導体基板の第2主面側を、前
記第2導電形領域が露出するまで削除する工程と、該第
2導電形領域が露出した第2主面の表面層に0.1μm
〜2μmの深さで、第2導電形コレクタ領域を選択的に
形成する工程とを有する製造方法とする。
【0016】第1導電形半導体基板の第1主面の表面層
に選択的に第2導電形ベース領域を形成し、該ベース領
域の表面から該ベース領域を貫通して、前記半導体基板
内に到達するトレンチ溝を形成し、該トレンチ溝にゲー
ト絶縁膜を介してゲート電極を形成し、前記ベース領域
の表面層に前記トレンチ溝と接して、第1導電形エミッ
タ領域を選択的に形成し、前記ベース領域を取り囲むよ
うに、前記半導体基板に形成された第2導電形領域を有
する半導体装置において、前記ベース領域の側面を取り
囲むコレクタ領域となる第2導電形領域を、前記ベース
領域より深い深さで半導体基板の第1主面側から形成す
る工程と、該半導体基板の第2主面側を、前記第2導電
形領域が露出するまで削除する工程と、該第2導電形領
域が露出した第2主面の表面層に0.1μm〜2μmの
深さで、第2導電形コレクタ領域を選択的に形成する工
程とを有する製造方法とする。
【0017】前記コレクタ領域が、第2導電形不純物を
イオン注入し、300℃〜500℃で熱処理されて形成
されるとよい。前記コレクタ領域が、第2導電形不純物
をイオン注入し、レーザーアニール処理で形成されると
よい。前記コレクタ領域の活性化した第2導電形不純物
のピーク濃度が1×1016cm-3以上で、1×1018
-3以下であるとよい。
【0018】前記の製造方法において、第1主面側に形
成された前記エミッタ領域の表面から、前記第2主面側
に形成された前記コレクタ領域の表面までの距離が50
μm〜200μmとするとよい。前記のように、裏面に
形成されたコレクタ領域が、従来の逆阻止型IGBTの
コレクタ領域に対して厚みを薄くすることで、低濃度に
しても、オン電圧の上昇は抑制される。また、定常オン
状態におけるエミッタ注入効率が低いため、IGBT動
作時においてコレクタ側のキャリア濃度が制限されて、
キャリア分布が改善されてターンオフ損失が低減され
る。また、ダイオード動作時においても、アノード側の
キャリア濃度が制限され、逆回復ピーク電流が低減され
るのでソフトリカバリー特性が得られる。
【0019】また、従来型構造と同様に、デバイス側面
が高濃度p+ 領域で囲まれているので、逆電圧を印加し
た際にも空乏領域がデバイス側面に現れることはなく、
十分な逆耐圧を得ることが可能である。また、コレクタ
領域を形成する温度を低温度で行うことで、表面に形成
済みのエミッタ電極が溶融しないようにできる。
【0020】また、コレクタ領域を複数個の独立した第
2導電型領域とショットキー接合で形成することで、さ
らに前記の特性を改善できる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の第1実施例の
半導体装置の要部断面図である。半導体基板100の表
面層にpベース領域2を形成し、このpベース領域2の
表面層にn+エミッタ領域3を形成する。この半導体基
板100の外周部と裏面側に、pベース領域2を取り囲
むようにp+ コレクタ領域5(側面に形成されるp+
域15と裏面の複数個のp+ コレクタ領域19)が形成
される。
【0022】裏面のp+ コレクタ領域19が形成されな
い箇所での、n- ドリフト領域1とAlのコレクタ電極
9の接合箇所とでショットキー接合20を形成する。こ
の裏面のコレクタ領域部21はp+ コレクタ領域19と
ショットキー接合20で構成されたMPS(Merge
d Pin Schottky)構造とする。裏面のp
+ コレクタ領域19の厚さは1μm程度である。半導体
基板で前記pベース領域2とp+ コレクタ領域5が形成
されない箇所がn- ドリフト領域1である。このn-
リフト領域1とn+ エミッタ領域3に挟まれたpベース
領域2上にゲート酸化膜6を介してゲート電極4が形成
される。層間絶縁膜7でゲート電極と絶縁されてエミッ
タ電極8が形成され、p+ コレクタ領域5上にコレクタ
電極9が形成される。尚、p+ 領域15に取り囲まれる
領域には、前記pベース領域2が複数個形成され、それ
ぞれのpベース領域2内にn+ エミッタ領域3が形成さ
れるが、図1では、模式的に1個のpベース領域2を示
した。つぎに、図1の半導体装置の具体的な製造方法に
ついて説明する。
【0023】図2から図8は、この発明の第2実施例の
半導体装置の製造方法であり、工程順に示した要部製造
工程断面図である。この半導体装置は600V耐圧の逆
阻止型IGBTの例である。厚さ525μmで不純物濃
度が1.5×1014cm-3のFZウェハ101の表面
に、厚さ1.6μmの初期酸化膜11を形成し、後工程
でpベース領域2が形成される箇所の周辺部に幅100
μmの開口部12を選択的にエッチングして形成する
(図2)。 つぎに、表面にボロンソースを塗布して熱
処理することで、ボロンのデポジションを行い、ボロン
デポジション領域13を形成する(図3)。
【0024】つぎに、ボロンガラスエッチングを行いボ
ロン含有の酸化膜を除去した後、1200℃以上の温度
において酸素雰囲気中で深さ120μmまでボロンを拡
散し、p+ コレクタ領域5の一部となるp+ 領域15を
形成する。このとき、酸化膜14も形成される(図
4)。つぎに、pベース領域2、ゲート酸化膜6、ゲー
ト電極4、n+ エミッタ領域3、およびエミッタ電極8
等を通常のプレーナゲート型IGBTと同様の方法で形
成する(図5)。高速化を図るために、ライフタイムキ
ラーとして電子線照射やヘリウム照射を行うこともあ
る。
【0025】つぎに、裏面を削り、FZウェハ101の
厚さを100μm程度(IGBTの耐圧が1200V程
度の場合は180μm程度)にし、削り面16にはp+
領域15を露出させる(図6)。つぎに、裏面にレジス
ト18を塗布し、パターニングを行い一部のレジスト1
8のみを残す(図7)。
【0026】つぎに、レジスト18をマスクとして、裏
面に1×1013cm-2のボロンをイオン注入して、レジ
スト18の剥離後350℃で1時間のアニールを行い、
ピーク濃度が1×1017cm-3の複数個に独立したp+
コレクタ領域19を形成する。最後にAlでコレクタ電
極9を形成すると、p+ コレクタ領域19が形成されな
い箇所(この箇所もコレクタ領域である)は、半導体基
板(n- ドリフト領域1)とコレクタ電極9が直接接触
して、ショットキー接合20が形成される。その後、切
断箇所17で切断してMPS構造の逆阻止IGBTが出
来上がる(図8)。
【0027】尚、前記のアニール温度が300℃未満で
は、不純物イオンの活性化率か低下し、所望のピーク濃
度が得られない。一方、500℃を超えるとエミッタ電
極材料であるAl−Si合金中のシリコンがエミッタ電
極8とn+ エミッタ領域3の界面に析出して、n+ エミ
ッタ領域3とエミッタ電極8とのコンタクト抵抗が増大
するために、アニール温度は300℃以上で、500℃
以下が望ましい。
【0028】また、前記の裏面のp+ コレクタ領域5a
のピーク濃度が1×1016cm-3未満では、注入効率が
低下して、オン電圧が上昇する。また、逆電圧印加時に
+コレクタ領域5aが完全に空乏化して逆耐圧が低下
する。一方、1×1018cm -3を超えると逆回復電流が
増大するので、ピーク濃度は1×1016cm-3以上で1
×1018cm-3以下が望ましい。
【0029】また、裏面のp+ コレクタ領域19の厚さ
が0.1μm未満では、空乏層がコレクタ電極9に達し
やすくなり、逆耐圧が確保出来なくなる。一方、2μm
を超えるとボロンイオン注入時の必要エネルギーが1M
eVを超えて、特殊なイオン注入装置が必要となるた
め、コレクタ領域19の厚みは0.1μm以上で、2μ
m以下が望ましい。
【0030】また、この発明が有効なのは、シリコン厚
が50μm以上で200μm以下である。シリコン厚が
50μm未満では、薄すぎてハンドリング(ウエハの取
扱いでウエハが割れるおそれあり)が困難となり、20
0μmを超えると、表面からのp+ 領域15の形成に長
時間かかり、製造コストが上昇するため、前記の範囲が
有効である。
【0031】また、裏面ボロンイオン注入後に、エネル
ギーが500mJから3Jのエキシマレーザーをパルス
的に照射してp+ コレクタ領域19を活性化することも
できる。このエネルギーが500mJ未満では、ボロン
等の不純物が必要量活性化しない。一方、3Jを超える
とエミッタ電極を形成している金属が溶融する恐れがあ
る。
【0032】前記したように、IGBTの厚みを100
μm程度とし、裏面のp+ コレクタ領域19の厚みとピ
ーク濃度を所定の値にして、コレクタ領域部21をMP
S構造とすることで、第1実施例より、コレクタ領域部
21による注入効率が低く、IGBT動作時において、
オン電圧−ターンオフ損失のトレードオフが改善され、
ダイオード動作時においては、逆回復ピーク電流が低減
されるのでソフトリカバリー特性が得られる。
【0033】また、MPS構造のダイオードに逆バイア
スを印加した時と同様に、このMPS構造の逆阻止IG
BTにおいても、逆バイアスを印加した時には、ショッ
トキー部の金属側にも負電荷が発生してp+ 層の総不純
物量が少ないにもかかわらず、完全空乏化(パンチスル
ー)が起こらずに、十分な逆耐圧を得ることができる。
【0034】図9は、本発明の裏面MPS構造低注入型
600V逆阻止IGBTの、FWD特性を示す図であ
る。FWD特性とは逆阻止IGBTをダイオード動作さ
せて用いたときの特性である。順耐圧、逆耐圧は共に7
10Vであり、逆耐圧の低下無しに、逆回復ピーク電流
を低減させることができる。
【0035】図10は、本発明の裏面MPS構造低注入
型600V逆阻止IGBTのターンオフ損失とオン電圧
のトレードオフ特性を示す図である。MPS構造によ
り、トレードオフの改善を図ることができる。尚、前記
の表面構造においては、前記の実施例のようなプレーナ
―ゲートの代わりに、トレンチゲートを採用することも
可能である。
【0036】
【発明の効果】この発明によると、半導体基板の厚みが
50から200μmで、コレクタ領域を0.1〜2μm
と薄く、コレクタ領域のピーク濃度を1×1016cm-3
〜1×1018cm-3とすることで、IGBT動作時およ
びダイオード順動作時の過剰キャリアの蓄積量を抑制し
ながら、オン電圧を低減し、IGBTのオン電圧とター
ンオフ損失のトレードオフを改善でき、また、ダイオー
ド逆動作時の逆回復電流を低減し、ソフトリカバリー特
性を得ることができる。
【0037】また、イオン注入し、300℃から500
℃の低温アニール処理(レーザーアニールなど)をする
ことで、0.1μmから2μmの薄いコレクタ領域をエ
ミッタ電極を溶融させずに形成することができる。ま
た、pベース領域の側面が高濃度p+ 領域で囲まれてい
るので、逆電圧を印加した際にも空乏領域がシリコン側
面に現れることはなく、十分な逆耐圧を得ることができ
る。
【0038】また、裏面構造をMPS構造とすること
で、コレクタ領域部からの注入効率を低くすることがで
きて、IGBT動作時においてオン電圧−ターンオフ損
失トレードオフを改善できる。また、ダイオード動作時
においては逆回復ピーク電流が低減されるのでソフトリ
カバリー特性とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の半導体装置の要部断面
【図2】この発明の第2実施例の半導体装置の要部製造
工程断面図
【図3】図2に続く、この発明の第2実施例の半導体装
置の要部製造工程断面図
【図4】図3に続く、この発明の第2実施例の半導体装
置の要部製造工程断面図
【図5】図4に続く、この発明の第2実施例の半導体装
置の要部製造工程断面図
【図6】図5に続く、この発明の第2実施例の半導体装
置の要部製造工程断面図
【図7】図6に続く、この発明の第6実施例の半導体装
置の要部製造工程断面図
【図8】図7に続く、この発明の第6実施例の半導体装
置の要部製造工程断面図
【図9】本発明の裏面MPS構造低注入型600V逆阻
止IGBTの、FWD特性を示す図
【図10】本発明の裏面MPS構造低注入型600V逆
阻止IGBTのターンオフ損失とオン電圧のトレードオ
フ特性を示す図
【図11】従来のプレーナゲート型IGBTの要部断面
【図12】エピタキシャル基板を使用した従来の逆阻止
型IGBTの要部断面図
【図13】双方向IGBTの等価回路図
【図14】FZ基板を使用し、熱拡散で形成した従来の
逆阻止型IGBTの要部断面図
【図15】キャリア分布図
【符号の説明】
1 n- ドリフト領域 2 pベース領域 3 n+ エミッタ領域 4、24 ゲート電極 5 p+ コレクタ領域 6、26 ゲート酸化膜 7 層間絶縁膜 8 エミッタ電極 9 コレクタ電極 11 初期酸化膜 12 開口部 13 ボロンデポジション領域 14 酸化膜 15 p+ 領域(側面のp+ コレクタ領域) 16 削り面 17 切断箇所 18 レジスト 19 p+ コレクタ領域(裏面側に形成され複数個独
立している) 20 ショットキー接合 21 コレクタ領域部(19と20) 100、200 半導体基板 101 FZウエハ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電形半導体基板の第1主面の表面層
    に選択的に形成される第2導電形ベース領域と、該ベー
    ス領域の表面層に選択的に形成される第1導電形エミッ
    タ領域と、前記半導体基板と前記エミッタ領域に挟まれ
    た前記ベース領域上にゲート絶縁膜を介して形成される
    ゲート電極と、前記ベース領域を取り囲むように、前記
    半導体基板の第1主面から第2主面に亘って形成された
    第2導電形領域と、前記エミッタ領域上と前記ベース領
    域上に選択的に形成されるエミッタ電極と、前記第1導
    電型半導体基板の第2主面上に形成されるコレクタ電極
    とを有する半導体装置において、 前記半導体基板の第2主面側に第2導電形コレクタ領域
    を選択的に形成し、該コレクタ領域の厚みが、0.1μ
    m〜2μmとし、該コレクタ領域が形成されない箇所の
    前記コレクタ電極と前記半導体基板とをショットキー接
    合とすることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】第1導電形半導体基板の第1主面の表面層
    に選択的に形成される第2導電形ベース領域と、該ベー
    ス領域の表面からベース領域を貫通して前記半導体基板
    内に到達するように形成されたトレンチ溝と、該トレン
    チ溝にゲート絶縁膜を介して形成されるゲート電極と、
    前記ベース領域の表面層に、前記トレンチ溝と接して、
    選択的に形成される第1導電形エミッタ領域と、前記ベ
    ース領域を取り囲むように、前記半導体基板の第1主面
    から第2主面に亘って形成された第2導電形領域とを有
    する半導体装置において、 前記半導体基板の第2主面側に第2導電形コレクタ領域
    を選択的に形成し、該コレクタ領域の厚みが、0.1μ
    m〜2μmとし、該コレクタ領域が形成されない箇所の
    前記コレクタ電極と前記半導体基板とをショットキー接
    合とすることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】第1導電形半導体基板の第1主面の表面層
    に選択的に第2導電形ベース領域を形成し、該ベース領
    域の表面層に選択的に第1導電形エミッタ領域を形成
    し、前記半導体基板と前記エミッタ領域に挟まれた前記
    ベース領域上にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成
    し、前記ベース領域を取り囲むように、前記半導体基板
    の第1主面から第2主面に亘って形成された第2導電形
    領域とを有する半導体装置において、 前記ベース領域の側面を取り囲むコレクタ領域となる第
    2導電形領域を、前記ベース領域より深い深さで半導体
    基板の第1主面側から形成する工程と、該半導体基板の
    第2主面側を、前記第2導電形領域が露出するまで削除
    する工程と、該第2導電形領域が露出した第2主面の表
    面層に0.1μm〜2μmの深さで、第2導電形コレク
    タ領域を選択的に形成する工程とを有することを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】第1導電形半導体基板の第1主面の表面層
    に選択的に第2導電形ベース領域を形成し、該ベース領
    域の表面から該ベース領域を貫通して、前記半導体基板
    内に到達するトレンチ溝を形成し、該トレンチ溝にゲー
    ト絶縁膜を介してゲート電極を形成し、前記ベース領域
    の表面層に前記トレンチ溝と接して、第1導電形エミッ
    タ領域を選択的に形成し、前記ベース領域を取り囲むよ
    うに、前記半導体基板に形成された第2導電形領域を有
    する半導体装置において、 前記ベース領域の側面を取り囲むコレクタ領域となる第
    2導電形領域を、前記ベース領域より深い深さで半導体
    基板の第1主面側から形成する工程と、該半導体基板の
    第2主面側を、前記第2導電形領域が露出するまで削除
    する工程と、該第2導電形領域が露出した第2主面の表
    面層に0.1μm〜2μmの深さで、第2導電形コレク
    タ領域を選択的に形成する工程とを有することを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】前記コレクタ領域が、第2導電形不純物を
    イオン注入し、300℃〜500℃で熱処理されて形成
    されることを特徴とする請求項3または4に記載の半導
    体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】前記コレクタ領域が、第2導電形不純物を
    イオン注入し、レーザーアニール処理で形成されること
    を特徴とする請求項3または4に記載の半導体装置の製
    造方法。
  7. 【請求項7】前記コレクタ領域の活性化した第2導電形
    不純物のピーク濃度が1×1016cm-3以上で、1×1
    18cm-3以下であることを特徴とする請求項3ないし
    6のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記第1主面側に形成された前記エミッタ
    領域の表面から、前記第2主面側に形成された前記コレ
    クタ領域の表面までの距離が50μm〜200μmとす
    ることを特徴とする請求項3〜7のいずれか一項に記載
    の半導体装置の製造方法。
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