JP2003216857A - ポイントサービスシステム - Google Patents

ポイントサービスシステム

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JP2003216857A
JP2003216857A JP2002017001A JP2002017001A JP2003216857A JP 2003216857 A JP2003216857 A JP 2003216857A JP 2002017001 A JP2002017001 A JP 2002017001A JP 2002017001 A JP2002017001 A JP 2002017001A JP 2003216857 A JP2003216857 A JP 2003216857A
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JP2002017001A
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Michihiro Kimura
道宏 木村
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IT CO Ltd
Original Assignee
IT CO Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポイントサービスの導入を容易に行うことが
できると共に、その管理・運用に手間がかからないよう
なポイントサービスシステムを提供することである。 【解決手段】 商品の販売情報やサービス利用情報を取
得するデータ取得手段と、データ取得手段で取得した商
品の販売情報やサービス利用情報に基づいてポイントを
算出し、算出したポイント情報を含んだ2次元コードを
生成するコード生成手段と、コード生成手段で生成した
2次元コードを印刷・出力するコード出力手段と、コー
ド出力手段で出力された2次元コードを取得するコード
取得手段と、コード取得手段で取得した2次元コードに
含まれるポイント情報に基づいてポイントの換算を行う
ポイント処理手段と、コード取得手段で取得した2次元
コードに含まれている商品の販売情報やサービス利用情
報並びにポイント情報を管理・分析するデータ処理手段
と、を具備するポイントサービスシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポイントサービス
システムに関する。詳しくは、ポイントサービスの導入
を容易に行うことができると共に、その管理・運用に手
間がかからないようなポイントサービスシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術において、顧客サービスの一環
として小売業や外食産業などで提供されているポイント
サービスがある。一般的なポイントサービスでは、ま
ず、顧客が店舗(販売店)などで予め入会受付等による
登録を行い、店舗などのサービス提供側は登録された顧
客に対してカード(磁気カードなど)を発行する。顧
客は、商品購入やサービス利用時にこのカードを店舗な
どに持参して提示すると、購入金額や利用料金に対する
一定割合の金額をポイントとして換算して還元されるこ
とになる。このポイントは、サービス提供側の顧客管理
システムなどに記憶・蓄積したり、発行したカードに対
して(磁気的に)書き込む、スタンプを押印する、シー
ルを貼付するなどの方法によって管理・蓄積(累計)さ
れる。そして、一定のポイントが蓄積されると、この
カードを提示することでポイントに応じた料金の割引き
を行ったり、商品券やクーポンを発行するなどのサービ
ス還元が顧客に対して行われる。
【0003】一方、販売店やサービス提供側では、ポイ
ント蓄積による各種インセンティブ提供で顧客囲い込む
ことで売り上げ向上につながると共に、入会時の顧客の
登録情報と販売情報等とを関連付けし、統計・分析を行
って、マーケティング材料として利用したり、ダイレク
トメールなどによる顧客コミュニケーション強化、他業
態への販促利用などを行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなポイントサービスを行うためには、まず、顧客が店
舗に出向くなどして入会手続を行い、個人情報等を予め
登録しなければならないので手間がかかるという問題が
ある。
【0005】また、ポイントサービスを利用する店舗ご
とに入会手続を行ってカードを発行してもらい、ポイン
トを得る場合、店舗でカードを提示しなければならない
ため、カードを忘れた場合にポイントをもらうことがで
きない場合が多い。そのため、様々な業種の店舗で行わ
れているポイントサービスを利用している場合、多くの
カードを携帯しなければならないので不便であるという
問題がある。
【0006】一方、ポイントサービスを提供する側で
は、ポイントサービスシステムの導入に際して、カード
(磁気カードなど)を発行したり、顧客の個人情報や販
売情報/利用情報等を記録・蓄積したり、これらの情報
を分析する顧客管理や販売管理のシステムを導入しなけ
ればならないため、設備投資の負担が大きいという問題
がある。
【0007】また、複数の店舗で運用している場合は、
POS端末を導入し、データベースなどとのオンライン
化が不可欠であり、システムは大規模化になりコストも
高い。更に、データベース構築と管理、入会時の個人情
報等の登録、(磁気)カードなどを発行、顧客DBの変
更・削除などのメンテナンス、顧客DBへのポイントデ
ータ蓄積、ポイントデータ収集など、管理・運用に手間
がかかる。
【0008】例えば、顧客に対して商品に貼付してある
ポイントシールを集めて送付してもらうという方法でポ
イントサービスを行っている場合、期間が過ぎるとその
ポイントが使えなかったり、顧客が途中でやめてしまっ
たり、その期間のみ利用する顧客などのポイント情報や
個人情報(データ)まで管理しなければならないなど、
ポイント発行や管理・運用に無駄が多くなるなどの不都
合があり、手軽に導入することができないという問題を
有している。
【0009】このような導入や運用管理の問題があるた
め、手軽にポイントサービスシステムを導入することが
できないという問題がある。また、既に顧客管理や販売
管理システムを導入している場合には、システムの変更
などが容易にできないという別の問題もある。
【0010】従って、ポイントサービスの導入を容易に
行うことができると共に、その管理・運用に手間がかか
らないようなポイントサービスシステムを提供すること
に解決しなければならない課題を有する。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係るポイントサービスシステムは次のよう
な構成にすることである。
【0012】(1)商品の販売情報やサービス利用情報
を取得するデータ取得手段と、該データ取得手段で取得
した商品の販売情報やサービス利用情報に基づいてポイ
ントを算出し、該算出したポイント情報を含んだ2次元
コードを生成するコード生成手段と、該コード生成手段
で生成した2次元コードを印刷・出力するコード出力手
段と、該コード出力手段で出力された2次元コードを取
得するコード取得手段と、該コード取得手段で取得した
2次元コードに含まれるポイント情報に基づいてポイン
トの換算を行うポイント処理手段と、前記コード取得手
段で取得した2次元コードに含まれている商品の販売情
報やサービス利用情報並びにポイント情報を管理・分析
するデータ処理手段と、を具備していることを特徴とす
るポイントサービスシステム。 (2)前記コード出力手段は、前記コード生成手段で生
成した2次元コードを貼付可能な状態に印刷して出力す
ることを特徴とする(1)に記載のポイントサービスシ
ステム。 (3)前記コード出力手段は、前記コード生成手段で生
成した2次元コードをレシートに印刷して出力すること
を特徴とする(1)に記載のポイントサービスシステ
ム。 (4)前記コード取得手段は、携帯通信機器に接続可能
であることを特徴とする(1)に記載のポイントサービ
スシステム。
【0013】このようなポイントサービスシステムによ
り、レジスタなどで入力される商品の販売情報やサービ
ス利用情報(例えば、金額や利用料金など)を取得し、
取得した商品の販売情報やサービス利用情報に基づきポ
イントを算出し、商品の販売情報やサービス利用情報
と、ポイント情報を2次元コードとして生成し、シール
又はレシートに印刷(出力)し、所定数の2次元コード
が収集されると顧客情報と共に回収し、回収した2次元
コードに含まれるポイント情報に基づいてポイント換算
を行ってサービス還元し、回収した2次元コードと顧客
情報に含まれる各種情報(商品の販売情報、サービス利
用情報、ポイント情報、個人情報)をデータ処理手段で
管理・分析することができるので、ポイントシートの配
布、ポイントの発行、発行したポイントの処理(回
収)、顧客情報や販売情報/利用情報の回収、顧客情報
や販売情報/利用情報の管理・分析などのデータ処理、
サービス還元などポイントサービスにおけるそれぞれの
過程を分離(独立)して行うことが可能となる。
【0014】2次元コードを取得するためのコード取得
手段(例えば、コードリーダなど)携帯通信機器に接続
することで、顧客側からデジタルデータとして2次元コ
ードを送出することができるので、ポイントサービスの
運用・管理を全てデジタルデータで行うことが可能とな
る。
【0015】また、ポイントサービスを享受する顧客側
では、事前登録が不要となり、会員証などの提示を行う
ことなくポイントを受け取ることが可能となる。更に、
携帯通信機器を用いることによって受け取ったポイント
をデジタルデータとして登録できるのでポイント収集・
管理の手間が軽減できる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るポイントサー
ビスシステムの実施の形態を図面を参照して説明する。
但し、図面は専ら解説のためのものであって、本発明の
技術的範囲を限定するものではない。
【0017】図1に示すポイントサービスシステムは、
ポイントサービス提供部100と、ポイントサービスを
享受するための顧客の機器などからなるユーザ部200
と、発行したポイントや顧客データの処理を行うデータ
処理部300と、に大別される。
【0018】ポイントサービス提供部100は、商品や
サービスを提供する各店舗に設置され、シート発行部1
10と、ポイント発行部120などから構成される。
【0019】シート発行部110は、顧客がポイント
(2次元コード)を管理するためのポイントシート13
0を提供(頒布)するWebサイト111、情報端末機
器112、店舗112などであり、Webサイト111
は、顧客の持つPC(パーソナルコンピュータ)などの
端末機器210からインターネットなどを介してアクセ
ス(接続)があると、ポイントシート130を印刷可能
なデータとして送出する(ダウンロードさせる)。
【0020】また、情報端末機器112は、コンビニエ
ンスストアなどの店舗や駅などに設置され、タッチパネ
ルなどで簡単に情報を検索してすることができる、いわ
ゆるキオスク端末機(マルチメディア端末機)のような
機器であり、顧客の操作によりその場でポイントシート
130を印刷し、提供(配布)している。
【0021】また、店舗113などに印刷された所定の
ポイントシート130を配置し、顧客が自由に持ち帰り
できるようにして提供するようにしてもよい。
【0022】なお、Webサイト111からポイントシ
ート130(のデータ)をダウンロードする前、又は情
報端末機器112でポイントシート130を印刷する前
に個人情報(住所、氏名、年齢、性別、職業、電話番号
・・・など)を入力し、個人情報と共に印刷できるよう
にしてもよい。
【0023】ポイントシート130は、図2に示すよう
に、シール131又はレシート132に印刷された2次
元コードを貼付するために所定数に分割されたポイント
貼付欄130a(図では40分割)と、顧客の個人情報
(住所、氏名、年齢、性別、職業、電話番号・・・)な
どポイントサービス提供側が必要とする情報を記入する
ための個人情報記入欄130bが設けられている。な
お、個人情報記入欄130bに記入された情報をデータ
入力するための手間を軽減するため、予めOCR(Op
tical Character Reader)など
で読み取り可能な状態の記入欄を設けてもよい。
【0024】また、情報端末機器112や顧客が自らの
所有するPC(パーソナルコンピュータ)などの端末機
器210によってポイントシート130を印刷する場
合、印刷前やダウンロードの前に上述したポイントサー
ビス提供側が必要とする個人情報などを入力し、これら
の情報をコード化して個人ID130cとして生成し、
ポイントシート130の印刷時にバーコードや2次元コ
ードとして個人情報記載欄130bなどに印刷すること
で、個人情報の記入やデータ入力の手間を簡素化させる
ことも可能である。
【0025】ポイント生成・処理部120は、レジスタ
121と、2次元コード生成・処理部122と、コード
リーダ123などから構成される。
【0026】レジスタ121は、POS(Point
Of Sales)システムなどの既存システム320
と接続されているPOSレジスタやその他専用レジスタ
などであり、顧客が購入/利用した商品やサービスの金
額を入力すると料金計算を行い、予め設定された初期値
や設定情報(店名、レジ番号、日時、気温・・・など)
に基づいて販売情報/利用情報(商品コード、商品名、
数量・・・など)と共に料金を記録したり、レシート
(領収書)などを印刷・発行する。
【0027】2次元コード生成・処理部122は、図3
に示すように、データ入力部122a、コード生成部1
22b、コード取得部122c、ポイント処理部123
c、コード出力部124cなどを具備しており、レジス
タ121に内蔵する、又外付けすることが可能な機器で
ある。なお、以下に述べる機能と同等の機能を有するも
のであれば、図3以外の構成でもよいことは勿論のこと
である。
【0028】データ入力部122aは、レジスタ121
で入力された商品やサービスの金額や販売情報/利用情
報などを取得し、コード生成部122bに送る機能を備
える。コード生成部122bは、データ入力部122a
で取得した金額や販売情報/利用情報などに基づいて所
定のポイントを算出し、算出したポイントや販売情報/
利用情報を2次元コードデータとして生成してコード出
力部122cへ送る機能を備える。
【0029】コード出力部122cは、コード生成部1
22bで生成された2次元コードデータ(発行前)及び
コード取得部122dで取得した2次元コードデータ
(発行後)をデータとして出力したり、レシート132
やシール131に印刷して出力する機能を備える。コー
ド取得部122dは、ポイントシート130Aに貼付さ
れた2次元コードをコードリーダ123で読み取り、ポ
イント処理部122eやデータ処理部300に送る機能
を備える。
【0030】ポイント処理部122eは、コード取得部
122dで取得した2次元コードデータをチェックし、
ポイント情報を抽出してポイント換算(累計など)を行
うと共に、処理結果をコード出力部122cにフィード
バックしたり、データ処理部300に送る機能を備え
る。
【0031】コードリーダ123は、2次元コードやバ
ーコード(1次元コード)などを光学的に読み取ること
ができる機器であり、シートを一度に読み取ることがで
きる機器でもよく、センサ(コード読み取り部)を手動
で移動させてコードを読み取る機器(ハンディ・タイ
プ)でもよい。また、シートに貼付されているコードを
一度に読み取ることができる機器の場合、コピー機のよ
うにシートを固定してセンサ(コード読み取り部)が動
くもの、センサ(コード読み取り部)が固定されてシー
トが動いていくもの、どちらでもよい。
【0032】ここで、シール131やレシート132に
印刷される2次元コードについて説明する。
【0033】2次元コード(two dimensio
n code)は、数字や文字などの情報を2次元で表
現しているコードであり、例えば、方形の中に白と黒な
どの色で区別した四角など図形で柄を表現したマトリッ
クス方式コードと、従来からあるバーコードを立体的に
組み合わせたスタック(多段)式コードがある。
【0034】スタック式の2次元コードは、1次元のバ
ーコードを縦に細かく積み重ねたものであり、スーパー
コード、PDF417、CODE−49、CODE−1
6Kなどがあり、マトリックス式の2次元コードは、情
報(データ)を白黒のます目(セル)等の図形で縦横の
モザイク状の柄などに表現したCPコード、データマト
リックスコード(データコード)、マキシコード、QR
コードなどがある。なお、これ以外の2次元コードであ
ってもよいことは勿論のことである。
【0035】2次元コード(特にマトリックス方式コー
ド)は、専用ソフトで情報を暗号化して柄を作るため、
専用のソフトを使わないと解読できないので、1次元バ
ーコードのように専門知識があれば解読されるような危
険性がないといった利点があり、さらに、マトリックス
方式コードの2次元コードは面全体の柄で把握するた
め、1次元バーコードのように大きさや読み取る方向に
制限されず、情報量も1次元バーコードの約10倍ほど
に増えるので、数字情報以外に、文字情報などもコード
化できるなど、メリットが多くある。なお、本実施例で
は、CPコードなどのマトリックス式の2次元コードを
使用した場合について説明する。
【0036】ユーザ部200は、ポイントシート130
を入手(取得)し、ポイントサービス提供部100のポ
イント発行部120で発行されるポイントを収集し、所
定のポイントが累積されると所定のサービス還元を享受
するための手段として、端末機器210や携帯通信機器
220などを有する。
【0037】端末機器210は、ウェブサイト111に
アクセスしてポイントシート130のデータを取得(ダ
ウンロード)して印刷可能なPC(パーソナルコンピュ
ータ)などの機器であり、携帯通信機器220は、2次
元コードなどのデータを表示する表示部を備え、ネット
ワーク400と接続してデータ通信可能な携帯電話機や
PDA(Personal Digital Assi
stance)などの機器であり、更に、コードリーダ
221と接続することでバーコードや2次元コードを読
み取ることも可能である。
【0038】コードリーダ221は、上述したコードリ
ーダ123と同様、2次元コードやバーコード(1次元
コード)などを光学的に読み取ることができる機器であ
り、シートを一度に読み取ることができる機器でもよ
く、センサ(コード読み取り部)を手動で移動させてコ
ードを読み取る機器(ハンディ・タイプ)でもよい。ま
た、シートに貼付されているコードを一度に読み取るこ
とができる機器の場合、コピー機のようにシートを固定
してセンサ(コード読み取り部)が動くもの、センサ
(コード読み取り部)が固定されてシートが動いていく
もの、どちらでもよい。
【0039】また、端末機器210や携帯通信機器22
0を有していない顧客の場合は、直接店舗113に出向
いたり、情報端末機器112を利用してポイントシート
130を入手することが可能であり、収集したポイント
(2次元コード)を貼付したポイントシート130Aを
所定の店舗に持参(送付)して提出することによりサー
ビス還元を享受することができる。なお、端末機器21
0や携帯通信機器220を利用するか否かは顧客の選択
で任意に行うことができる。
【0040】データ処理部300は、2次元コードデー
タ処理部310、コードリーダ311などを備え、販売
管理/顧客管理システム(POSシステムなど)の既存
システム320と連携して運用することが可能である。
【0041】2次元コードデータ処理部310は、ポイ
ント発行部120を介して取得、又は、ポイントシート
130Aを回収してコードリーダ311で読み取ること
で取得した2次元コードデータからポイント情報や顧客
の個人情報、販売情報/利用情報などを抽出し、記録/
蓄積したり、分析する機能などを備える。また、POS
システムなど既存システム320にこれらのデータを送
出する機能を付加することも可能である。
【0042】既存システム320は、POS(Poin
t Of Sales)システムなどのように店舗で商
品を販売するごとに商品の販売情報やサービス利用状況
を記録し、集計結果を在庫管理やマーケティング材料と
して用いる既存の販売管理システム・顧客管理システム
システムなどであり、2次元コードデータ処理部310
からのデータと連携した分析・活用ができる。更に、経
理システムなどを連携させ、クレジット決済や税額の自
動算出なども一元的に管理するなど機能を拡張すること
も可能である。また、店舗で販売している商品の情報を
あらかじめホストコンピュータに記録しておくと、販売
時にバーコード情報を元に商品情報を検索し、レシート
に購入商品を正確に記録できる機能を備えている。
【0043】続いて、このような構成からなるポイント
サービスシステムの具体的な動作について説明する。
【0044】[1]ポイントシート(台紙)の配布 ポイントサービスを利用する顧客は、まず、ポイントサ
ービス提供側で提供されるポイントシート130(図2
参照)を入手する。ポイントシート130の提供方法と
しては、図4に示すように、顧客が自らの所有するP
C(パーソナルコンピュータ)などの端末機器210に
よって所定のウェブサイト111にアクセスすることに
よりポイントシートのデータをダウンロードし、プリン
タで印刷することによりポイントシート130を提供す
る。店舗113などに設置されたキオスク端末などの
情報端末機器112を操作してポイントシート130を
印刷して提供する。店舗113内に予め印刷された専
用のポイントシート130を配置する。などの方法があ
り、これらを適宜組み合わせて提供することも可能であ
る。顧客はこれらの方法で提供されるポイントシート1
30を任意に選択して取得することができる。
【0045】また、PCなどの端末機器210や店舗に
設置された情報端末機器112でポイントシート130
を印刷して提供する際には、顧客の個人情報(住所、氏
名、年齢、性別、職業、電話番号・・・)などポイント
サービス提供側が必要とする情報を予め入力してもら
い、これらの情報を合わせて印刷するようにしてもよ
い。
【0046】更に、入力された顧客の個人情報をバーコ
ード(1次元コード)や2次元コード化して個人ID1
13として生成し、ポイントシート130の印刷時に個
人情報記載欄112などにあわせて印刷することで、個
人情報の記入やデータ入力の手間を簡素化させることも
可能である。
【0047】[2]ポイントの発行 次に、ポイントの発行について図5、6を参照しながら
説明する。
【0048】ポイントの発行は、顧客がポイントサービ
スを提供している店舗(ポイント発行部120)など
で、商品を購入したり、サービスを利用した場合、その
料金を精算するときに行われ、レジスタ121で金額を
入力すると、入力された金額、販売情報や利用情報、顧
客の個人情報などに応じたポイントを算出し、販売情報
や利用情報などのデータと共に2次元コードデータとし
て生成し、レシートに印刷する、若しくは、ポイントシ
ールとして印刷して顧客に渡すことによりポイントの発
行が行われる。
【0049】レジスタ121(やPOSシステム32
0)には、図5に示すように、予め初期値や設定値など
がセットされる(している)。例えば、初期値として
は、企業名、部門(店舗)名、ショップ名、レジ番号・
・・などがあり、設定値としては、日付、気温、天候・
・・などがあり、これらの販売情報や利用情報は、ポイ
ントサービス提供側で任意に設定できることは勿論のこ
とである。
【0050】そして、レジスタ121に商品購入/サー
ビス利用の料金を入力すると、レシート(シール)番
号、商品コード、商品名、数量、単価、金額、値引き・
・・などの売上情報が計算され、上述した初期値、設定
値などが関連付けされたデータ、即ち、販売情報や利用
情報として記録されるともに、2次元コード生成・処理
部122に送られる(レジスタ121がPOSレジスタ
の場合はPOSシステム320にも送られる)。
【0051】続いて、2次元コード生成・処理部122
では、データ入力部122aを介してレジスタ121か
らの販売情報/利用情報(や顧客の個人情報)などを取
得し、コード生成部122bに送り、コード生成部12
2bは、販売情報/利用情報(や顧客の個人情報)など
に基づいて所定のポイントを算出し、算出したポイント
と販売情報/利用情報とを2次元コードデータとして生
成してコード出力部122cへ送る。なお、ポイント情
報としては、発行するポイント番号、ポイント数などの
情報や当たりポイントや分割発行するなどの付加情報な
どが含まれる。
【0052】そして、コード出力部122cによって、
生成された2次元コードデータをレシート132やシー
ル131に印刷して出力する。
【0053】図6は、シール131又はレシート132
に印刷される2次元コードの一例であり、ポイントシー
ト130に貼付しやすいようにシール131で印刷する
場合、図6(a)ように、ポイント及び販売情報・利用
情報を方形の中に白と黒などの色で区別された四角の柄
模様であらわした2次元コード131aを印刷する。ま
た、2次元コード131aの下に店舗・企業名131b
や還元するポイント数131cを印刷して目視で確認で
きるようにしてもよい。
【0054】また、レシート132として印刷する場
合、図6(b)のように、従来のレシートの何も印刷さ
れていない領域(図では右上)にポイント及び販売情報
・利用情報を方形の中に白と黒などの色で区別されたの
四角の柄模様であらわした2次元コード132aを印刷
し、上述と同様に店舗・企業名132bや還元するポイ
ント数132cを印刷して目視で確認できるようする。
【0055】なお、2次元コードは上述した色や形に限
定されるものではないことは勿論のことであり、印刷さ
れる2次元コードやレシート、シール自体にはコピー防
止などのセキュリティ処理を施すようにして、偽造防止
などを行うようにしてもよい。
【0056】[3]ポイントの管理 続いて、発行されたポイントを収集してサービス還元さ
れるまでの過程を図7を参照しながら説明する。
【0057】顧客は、店舗で発行されたシール131又
はレシート132に印刷された2次元コード、即ち、ポ
イントを予め入手しているたポイントシート130(台
紙)に貼付してゆく。そして、所定数のポイントを収集
したら、2次元コードが貼付されたポイントシート13
0Aをポイントサービス提供している所定の店舗などに
提示する。なお、店舗113内に予め印刷された専用の
ポイントシート130を利用している場合は、所定の個
人情報記入欄112に住所、氏名、年齢、性別、職業、
電話番号・・・)などの個人情報を記入して提示する。
【0058】[4]ポイントのチェック ポイントサービス提供側の各店舗などでは、レジスタ1
21などに接続されたコードリーダ123で顧客から提
示されたポイントシート130Aに貼付された2次元コ
ードを読み取り、2次元コード生成・処理部122でポ
イント処理を行う。
【0059】2次元コード生成・処理部122は、コー
ドリーダ123で読み取った2次元コードデータをコー
ド取得部122dを介して、ポイント処理部122eへ
送る。ポイント処理部122eは、コード取得部122
dからの2次元コードデータをチェックし、ポイント情
報を抽出してポイント換算(累計など)を行うなどのポ
イント処理を行い、予め設定したポイント数に応じたサ
ービス還元を行う。
【0060】または、コードリーダ123で読み取った
2次元コードデータをデータ処理部300に送って上述
同様のポイント処理を行い、そのポイント処理結果をポ
イント発行部120に返送することで、各店舗のポイン
ト発行部120の処理を軽減することができる。
【0061】また、別の方法として、ポイントシート1
30Aを回収し、貼付された2次元コードの数や2次元
コードの下に印刷されている店舗名やポイント数などを
目視確認で簡易的にチェックして所定のサービス還元を
行い、後に回収したポイントシート130Aに貼付して
ある2次元コードをコードリーダ123でまとめて読み
取り、読み取った2次元コードデータをデータ処理部3
00へ送るようにしてもよい。
【0062】更に、別の方法としては、上述と同様に、
ポイントシート130Aを回収し、貼付された2次元コ
ードの数や2次元コードの下に印刷されている店舗名や
ポイント数などを目視確認で簡易的にチェックして所定
サービスの還元を行う。そして、回収したポイントシー
ト130A自体をデータ処理部300へ送り、データ処
理部300側(のコードリーダ311)でポイントシー
ト130Aに貼付されている2次元コードをまとめて読
み取るようにしてもよい。
【0063】[5]サービス還元 ポイントシート130Aのチェックが完了すると、ポイ
ント数に基づいて所定のサービス還元が行われる。例え
ば、値引きサービスや、当たりポイントによるサービ
ス、試供品・景品プレゼントサービスなどのサービス還
元を行う。
【0064】値引きサービスは、予め設定したポイント
数に達した時点で、そのポイントに応じた割引率、金額
の値引きサービスを行うサービスであり、来店して商品
購入/サービス利用する時点で値引きサービスが適用す
る、一定のポイント数に達した時点で次回以降に値引き
サービスが適用する、その場サービスを利用しない場合
のポイントチケットの配布を行うなど、様々な形態で行
われる。
【0065】当たりポイントによるサービスは、ポイン
ト発行時に当りポイントを任意に発行し、当たりポイン
トには特別ポイントを加算したり、印刷時に文字や色な
どで確認できるように印刷し、上述した値引きサービス
と同様のサービス還元などをを行う。当たりポイントの
設定は任意で可能であることはもちろんである。
【0066】これらのサービス還元については、ポイン
ト数や当たりポイントなどを業種や店舗ごとに適宜設定
することにより様々な還元サービスを実施することが可
能である。
【0067】[6]顧客情報、販売情報/サービス利用
情報のデータ処理 続いて、ポイントシート130Aに貼付された2次元コ
ードから顧客情報や販売情報/利用情報などをデータ処
理する過程を図8を参照しながら説明する。
【0068】データ処理部300の2次元コードデータ
処理部310によって、各店舗などで回収されたポイン
トシート130Aをコードリーダ311で読み取り、読
み取った2次元コードデータから、ポイント情報や顧客
の個人情報(住所、氏名、年齢、性別、職業、電話番号
・・・)や販売情報/利用情報(企業名、部門(店舗)
名、ショップ名、レジ番号、日付、気温、天候・・・)
などを抽出し、これらの情報を記録/蓄積したり、分析
等を行い、マーケティング材料として用いる。
【0069】また、各店舗などに設置されたコードリー
ダ123でポイントシート130Aを読み取っている場
合、レジスタ121や2次元コード生成・処理部122
を介して送られてくる2次元コードデータから、上述と
同様のポイント情報や顧客の個人情報(住所、氏名、年
齢、性別、職業、電話番号・・・)や販売情報/利用情
報(企業名、部門(店舗)名、ショップ名、レジ番号、
日付、気温、天候・・・)などを抽出し、これらの情報
を記録/蓄積したり、分析等を行い、マーケティング材
料として用いる。
【0070】更に、読み取った2次元データをPOSシ
ステムなどの既存システム320に送って、これらの既
存のシステム320でポイント情報や顧客の個人情報、
販売情報/利用情報などを記録/蓄積したり、分析を行
うことも可能であり、また、これらの既存システム32
0でポイント処理を行うようにしてその処理結果をPO
Sレジスタ121にフィードバックすることで各店舗の
ポイント発行部120や2次元コードデータ処理部31
0の処理負荷を軽減することも可能である。
【0071】一方、別の方法としては、店舗では、ポイ
ントシート130Aの回収のみを行い、貼付された2次
元コードの数や2次元コードの下に印刷されている店舗
名やポイント数などを目視確認で簡易的なチェックによ
り所定サービスの還元を行うだけで、回収したポイント
シート130Aをデータ処理代行センタ500に送り、
ポイントシート130Aに貼付された2次元コードの読
み取り(データ入力)/蓄積/分析などを行い、その処
理結果である顧客データや販売データ/利用データやそ
れを分析した分析データや加工データなどの処理データ
510として受取り、2次元コードデータ処理部310
や既存システム320で利用するというようなことも可
能である。
【0072】続いて、発行されたポイントを携帯電話機
などの携帯通信機器220で管理する場合の実施例を図
9を参照しながら説明する。なお、上述の説明と重複す
る箇所はその説明を省略する。
【0073】まず、顧客がポイントサービスを提供して
いる店舗(サービス提供システム100)などで商品購
入/サービス利用を行い、料金精算するとき、POSレ
ジスタや専用のレジスタ121(ポイント発行部12
0)に金額を入力すると、入力された金額に応じた一定
割合の金額をポイントに換算し、販売情報や利用情報な
どのデータと共に2次元コードデータが生成され、レシ
ート132、又は、ポイントシール132に2次元コー
ドが印刷・出力され、顧客に渡すことによりポイントの
発行が行われる。(図5、図6参照)。
【0074】顧客は、携帯通信機器221や端末機器2
10にコードリーダ222を接続し、このコードリーダ
222でレシート132やポイントシール132に印刷
されている2次元コードを読み取り、読み取った2次元
コードデータをインターネットなどのネットワーク40
0を介してポイントデータ処理システム300Aへ送る
ことによりポイントの登録(ポイントデータ処理システ
ム300Aへの記録/蓄積)を行う。
【0075】ポイントデータ処理システム300Aは、
2次元コードデータからポイント情報や顧客の個人情報
(住所、氏名、年齢、性別、職業、電話番号・・・)や
販売情報/利用情報(企業名、部門(店舗)名、ショッ
プ名、レジ番号、日付、気温、天候・・・)などを抽出
し、これらの情報を記録/蓄積したり、分析等を行う2
次元コードデータ処理サーバ310Aを備えており、抽
出したポイント情報と顧客の個人情報とに基づいて、ポ
イント数(点数など)を累計を行う。
【0076】そして、顧客に対して所定のポイントが累
積されるとポイントデータ処理システム300Aが携帯
通信機器220に自動通知する、又は、顧客側で携帯情
報端末機器220でポイントを登録する時、任意でポイ
ントデータ処理システム300Aにアクセスした時に累
積ポイントの通知(確認)する。
【0077】このような方法で所定のポイントが累積さ
れていることを確認すると、そのポイント情報をデータ
として携帯通信機器220にダウンロードし、所定の店
舗に持参して携帯通信機器220の表示部に表示させ
る。
【0078】携帯通信機器220の表示部には累計され
たポイント情報や個人情報を含んだコード、若しくは、
累計されたポイント情報や個人情報を特定できるコード
が2次元コード、又は、バーコード(1次元)で表示さ
れ、この表示されたコードを店舗などに設置してあるコ
ードリーダ123で読み取り、2次元コード生成・処理
部122(又はポイントデータ処理システム300A)に
送ってポイント処理が行われる(図3参照)。
【0079】そして、2次元コード生成・処理部122
(又はポイントデータ処理システム300A)で上述同様
に所定のポイント処理が行われ、店舗側のチェック・確
認が完了すると、上述と同様に値引きサービスや、当た
りポイントによるサービス、試供品・景品プレゼントサ
ービスなどの所定のサービス還元を行う。なお、表示部
に表示するデータは、テキストデータとし、目視で確認
するようにしてもよい。
【0080】サービス還元については、ポイント数や当
たりポイントなどを店舗ごとに適宜設定することによ
り、上述同様に様々なサービス還元を実施することが可
能である。
【0081】なお、所定のポイント数となったことを確
認すると、顧客側でサービスを受けるか否かを携帯通信
機器220で選択・通知するようにして、サービスを受
ける場合は割引チケットや景品等を送付し、サービスを
受けない場合は、更にポイントを貯めるようにするとい
うようなことも可能である。
【0082】また、ポイントデータ処理システム300
Aでは、上述したと同様に2次元コードデータ処理サー
バ310Aによって、携帯通信機器220からネットワ
ーク400を介して(その都度、又はまとめて)送られ
てくる2次元コードデータから、ポイント情報や顧客の
個人情報(住所、氏名、年齢、性別、職業、電話番号・
・・)や販売情報/利用情報(企業名、部門(店舗)
名、ショップ名、レジ番号、日付、気温、天候・・・)
などを抽出し、これらの情報を記録/蓄積したり、分析
等を行い、マーケティング材料として用いたり、更に、
読み取った2次元データをPOSシステムなどの既存シ
ステム320などに送り、処理することも可能である
(図8参照)。
【0083】また、2次元コードデータをデータ処理代
行センタ500に送り、読み取り(データ入力)/蓄積
/分析などを行い、その処理結果である顧客データや販
売データ/利用データやそれを分析した分析データや加
工データなどの処理データ510として受取り、2次元
コードデータ処理部310や既存システム320で利用
するというようなことも可能である(図8参照)。
【0084】
【発明の効果】以上説明したポイントサービスシステム
において、ポイントサービスを提供する側とポイントサ
ービスを享受する顧客側でそれぞれ以下のようなメリッ
トがある。
【0085】ポイントサービスを提供する側では、ポイ
ントシートの配布、ポイントの発行、発行したポイント
の処理、顧客情報や販売情報/利用情報の回収、顧客情
報や販売情報/利用情報のデータ処理、サービス還元を
分離(独立)して行うことができるので、ポイントサー
ビスシステムを新規導入する場合、POSシステムなど
の既存システムを有している場合にかかわらず、ポイン
トサービス提供側のニーズに応じて極めて柔軟にポイン
トサービスを導入することが可能である。
【0086】例えば、ポイントシートの配布とポイント
発行、ポイントシートの回収のみ行い、顧客情報や販売
情報/利用情報の蓄積や管理/分析などのデータ処理を
アウトソーシングすることも可能となり、大規模なシス
テムを用いなくてもポイントサービスの導入ができる。
また、期間限定のキャンペーンなど単発又は断続的(散
発的)にポイントサービスを実施するような場合におい
ても容易、且つ、低コストで導入できるようになる。
【0087】また、顧客自身が持参したポイントシー
ト、又は顧客自身が登録したポイント情報だけを管理す
ればよいので、事前登録にかかる手間がなくなると共
に、サービス還元するまでの間さまざまなデータ(顧客
情報、ポイント発行に関するデータ、販売情報/利用情
報など)を管理しなくてもよくなり、システム規模が小
さく、オンライン化も不要となるので導入・運用・管理
のコストが低減される。従って、中小規模の店舗でもポ
イントサービスを容易に導入することができる。また、
顧客自身が持参・登録した情報(2次元コード)である
のでロイヤルカスタマのみ選別できるなどのメリットも
ある。
【0088】また、顧客側の携帯電話機などに2次元コ
ードを取得するためのコードリーダなどを接続すること
で、ポイントサービスを全てデジタルデータで行うこと
も可能であり、データ処理上述のポイントシートによる
サービスと併用して様々な形態のポイントサービスを提
供することができる。
【0089】ポイントサービスを享受する顧客側におい
ては、従来のようにポイントシートによってポイント収
集する、携帯電話機などの機器によってポイント登録す
るなど、顧客個人に適したポイントの収集法を選択する
ことができる。
【0090】また、ポイントシートを利用する場合は、
ポイントシートを入手するだけで事前登録不要であり、
会員証などを提示しなくても自動的に店舗でシール又は
レシートによりポイントが2次元コードで印刷されて提
供されるので、会員証を持ち歩く必要がなくなる。
【0091】携帯電話機などの携帯通信機器を用いる場
合は、必要なときにポイント(2次元コードデータ)を
登録し、所定のポイントが収集されると携帯電話機に呼
出して累計されたポイントを表示部に2次元コードなど
で表示し、提示することによりサービス還元を享受でき
るのでポイント管理の手間が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るポイントサービスシステムの構成
の一例を略示的に示した構成図である。
【図2】本発明に係るポイントサービスシステムにおい
て使用するポイントシートの一例を示した説明図であ
る。
【図3】本発明に係るポイントサービスシステムにおけ
る2次元コード生成・処理部に関連する箇所の構成を略
示的に示した構成図である。
【図4】本発明に係るポイントサービスシステムにおけ
るポイントシートの発行形態を示した説明図である。
【図5】本発明に係るポイントサービスシステムにおけ
るポイント発行の過程を示した説明図である。
【図6】本発明に係るポイントサービスシステムにおい
て発行される2次元コードが印刷されたレシート及びポ
イントシールの一例を示した説明図である。
【図7】本発明に係るポイントサービスシステムにおけ
るサービス還元の過程を示した説明図である。
【図8】本発明に係るポイントサービスシステムにおい
て収集した2次元コードデータの処理過程を示した説明
図である。
【図9】本発明に係るポイントサービスシステムにおい
て、ポイントをデータとして管理してサービス還元を行
う場合の過程を示した説明図である。
【符号の説明】
100;ポイントサービス提供部、110;シート発行
部、111;ウェブサイト、112;情報端末機器、1
13;店舗、120;ポイント発行部、121;レジス
タ(POS/専用レジ)、122;2次元コード生成・
処理部、122a;データ入力部、122b;2次元コ
ード生成部、122c;コード出力部、122d;コー
ド取得部、122e;ポイント処理部、123;コード
リーダ、130;ポイントシート(台紙)、130A;
ポイントシート(2次元コード貼付済)、130a;ポ
イント貼付欄、130b;個人情報記入欄、130c;
個人ID、131;シール、131A;シール台紙、1
31a;2次元コード、131b;店舗企業名、131
c;ポイント数、132;レシート、132A;レシー
ト台紙、132a;2次元コード、132b;店舗名、
132c;ポイント数、200;ユーザ部、210;端
末機器(PC等)、220;携帯通信機器(携帯電話機
/PDA)、221;コードリーダ、300;データ処
理部、310;2次元コードデータ処理部、311;コ
ードリーダ、320;既存システム(POSシステムな
ど)、300A;データ処理システム、310A;2次
元コードデータ処理サーバ、400;ネットワーク(イ
ンターネット)、500;データ処理代行システム、5
10;処理データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07G 1/06 G07G 1/06 B 1/12 321 1/12 321L

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品の販売情報やサービス利用情報を取得
    するデータ取得手段と、 該データ取得手段で取得した商品の販売情報やサービス
    利用情報に基づいてポイントを算出し、該算出したポイ
    ント情報を含んだ2次元コードを生成するコード生成手
    段と、 該コード生成手段で生成した2次元コードを印刷・出力
    するコード出力手段と、 該コード出力手段で出力された2次元コードを取得する
    コード取得手段と、 該コード取得手段で取得した2次元コードに含まれるポ
    イント情報に基づいてポイントの換算を行うポイント処
    理手段と、 前記コード取得手段で取得した2次元コードに含まれて
    いる商品の販売情報やサービス利用情報並びにポイント
    情報を管理・分析するデータ処理手段と、を具備してい
    ることを特徴とするポイントサービスシステム。
  2. 【請求項2】前記コード出力手段は、前記コード生成手
    段で生成した2次元コードを貼付可能な状態に印刷して
    出力することを特徴とする請求項1に記載のポイントサ
    ービスシステム。
  3. 【請求項3】前記コード出力手段は、前記コード生成手
    段で生成した2次元コードをレシートに印刷して出力す
    ることを特徴とする請求項1に記載のポイントサービス
    システム。
  4. 【請求項4】前記コード取得手段は、携帯通信機器に接
    続可能であることを特徴とする請求項1に記載のポイン
    トサービスシステム。
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