JP2001357460A - レシート集計システム - Google Patents

レシート集計システム

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JP2001357460A
JP2001357460A JP2000181067A JP2000181067A JP2001357460A JP 2001357460 A JP2001357460 A JP 2001357460A JP 2000181067 A JP2000181067 A JP 2000181067A JP 2000181067 A JP2000181067 A JP 2000181067A JP 2001357460 A JP2001357460 A JP 2001357460A
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JP2000181067A
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Kenji Oishi
健二 大石
Kazuo Aoyama
和男 青山
Masaki Sugata
政樹 菅田
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BIG GROUP CO Ltd
Original Assignee
BIG GROUP CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】支払いを済ませた後でレシートのIDを消費者
自身が入力するようにしているので、消費者はカードを
携行する必要がなく、商店、はレジにおいて煩雑で時間
のかかる作業を行う必要がないようにする。 【解決手段】レジスター機器12から送られた販売情報
を格納するホストコンピュータ16と、消費者ID及び
レシートID15を送信するID入力端末機器と、ID
入力端末機器から送られたレシートID15に対応する
販売情報をホストコンピュータ16の記憶手段18から
抽出し、抽出した販売情報に基づいて消費者IDに対応
する特典点数を集計し、特典点数をID入力端末機器に
送信する消費者データサーバ31とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レシート集計シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デパート、スーパーマーケット、
コンビニエンスストア等の商店においては、該商店又は
該商店の所属する商店チェーン、グループ等の商店組織
に所属する他の商店の顧客、すなわち、消費者を会員と
する会員組織を設立し、該会員組織の会員となった消費
者に会員用クレジットカード、会員ポイントカード等の
カードを発券して、クーポン、ボーナスポイント、割引
ポイント等の点数を前記会員の購買額に応じて加算し、
即時に又は所定以上の点数が蓄積された時に、該点数に
応じた価格の割引、プレゼントの贈答等の特典を前記会
員に付与することによって前記消費者の定着及び増加を
図っている。
【0003】この場合、前記消費者は会員組織の会員と
なると、前記商店又は商店組織に所属する商店でサービ
スや商品を購入する毎に点数が加算され、それに応じた
特典が得られるので、経済的な利益と心理的な満足とを
得ることができる。
【0004】一方、前記商店又は商店組織は、前記消費
者を自己の固定客として確保することができる。さら
に、前記カードに記録された前記消費者の個人情報と、
レジにおけるPOS等のレジスター機器に入力された、
販売された商品等の品目、個数、単価、合計金額、販売
日時等の情報とを併せて集計し分析することによって、
固定客である前記消費者の購入傾向、すなわち、消費パ
ターンを一人毎に又は集団としても把握することができ
るので、きめの細かい販売戦略を正確に立案することが
可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記会
員組織の会員となった消費者は、前記商店又は商店組織
に所属する商店でサービスや商品を購入する時は常に前
記カードを携行する必要がある。すなわち、商店のレジ
で前記カードを店員に提示したりレジスター機器に読取
らせることによって前記点数が加算されるのであるか
ら、前記カードを携行しない場合、前記消費者は前記会
員組織の会員であっても、前記点数が加算されないので
特典を受けることができない。
【0006】一方、前記商店は、カードに記録された前
記消費者の個人情報をレジにおいて別途入力したり、レ
ジスター機器に読取らせたりする必要があるので、レジ
における作業が煩雑になり時間がかかってしまう。特
に、消費者の集中する曜日や時間帯に前述されたような
作業を行うと、レジにおける混雑がより悪化してしま
う。
【0007】本発明は、前記問題点を解決して、支払い
を済ませた後でレシートのレシートIDを消費者自身が
入力するようにしているので、消費者はカードを携行す
る必要がなく、商店はレジにおいて煩雑で時間のかかる
作業を行う必要のないレシート集計システムを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のレ
シート集計システムにおいては、商店に配設され、レシ
ートIDが記載されたレシートを発券する発券手段、及
び、販売情報を送信する通信インターフェイスを備えた
レジスター機器と、通信インターフェイス、及び、前記
レジスター機器から送られた販売情報を格納する記憶手
段を備えたホストコンピュータと、通信インターフェイ
ス、並びに、消費者ID及び前記レシートIDを入力す
る入力手段を備え、前記消費者ID及びレシートIDを
送信するID入力端末機器と、通信インターフェイス、
及び、前記ID入力端末機器から送られた前記レシート
IDに対応する販売情報を前記ホストコンピュータの記
憶手段から抽出し、抽出した販売情報に基づいて前記消
費者IDに対応する特典点数を集計する演算手段を備
え、前記特典点数を前記ID入力端末機器に送信する消
費者データサーバとを有する。
【0009】本発明の他のレシート集計システムにおい
ては、前記ID入力端末機器が店舗端末である。
【0010】本発明のさらに他のレシート集計システム
においては、前記ID入力端末機器が消費者端末であ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の実施の形態におけるレシー
ト集計システムの概念図である。
【0013】図において、11はサービスや商品(以下
「商品等」という。)を提供販売する店舗、すなわち、
商店であって、個人、法人、営利企業、公益団体等いか
なるものであってもよい。該商店11は、物品を販売す
る販売店のように商品だけを提供販売するもの、食事等
を提供する飲食店のように商品とサービスとを併せて提
供販売するもの、理髪店のようにサービスだけを提供販
売するもの等、いかなる形態のものであってもよい。さ
らに、前記商店11は、例えば、デパート、スーパーマ
ーケット、コンビニエンスストア等のように、多数の店
舗を集団的に運営するグループ、チェーン、系列等の商
店組織に加盟店、支店等として所属する多数の商店のう
ちの一つの商店であっても、独立に運営されるものであ
ってもよい。なお、前記商店組織も、個人、法人、営利
企業、公益団体等いかなるものであってもよい。
【0014】そして、前記商店11又は商店組織は消費
者を会員とする会員組織を運営する。該会員組織は、有
料であっても無料であっても、入会金を徴収してもしな
くても、入会資格審査があってもなくてもよい。前記会
員組織に入会し、会員となった消費者には消費者IDが
発行される。該消費者IDは、文字、数字、記号等から
成るものであり、各消費者毎に異なるものであるから、
前記消費者IDに基づいて消費者は一人一人識別され得
る。さらに、会員となった消費者は自己の暗号ピン(暗
証番号)を前記会員組織に登録する。前記暗唱ピンは、
消費者を正確に識別するとともに、前記消費者IDの不
正な使用を防止するためのものである。
【0015】前記商店11の店頭には、単数又は複数の
レジスター機器12が配設される。該レジスター機器1
2には、販売された商品等の代金が収納されるととも
に、販売された商品等の品目、個数、単価、合計金額、
販売日時等の情報、すなわち、販売情報が、前記商店1
1の店員によって、又は商品等に添付されたバーコード
等を自動的に読取る手段によって入力される。そして、
前記レジスター機器12は、入力手段やディスプレー等
の表示手段以外にも、通信インターフェイスを備え、後
述されるホストコンピュータ16に専用回線、公衆電話
回線等を介して送受信可能に接続され、オンライン又は
インターネット等のネットワークシステムを経由して、
前記販売情報の一部又は全部を、定期的に又は望ましく
はリアルタイムで前記ホストコンピュータ16に送信す
る。
【0016】さらに、前記レジスター機器12は、前記
販売情報の一部又は全部が記載されたレシート14を発
券する発券手段を備える。前記レシート14は、一般的
には、前記販売情報の他に前記商店11の名称も記載さ
れた紙、プラスチック等の媒体であって領収書として使
用される。なお、前記レシート14は、前記販売情報以
外に、店員のサイン、受領印等が記載されるものであっ
てもよい。
【0017】また、前記レシート14にはレシートID
15が記載される。該レシートID15は、文字、数
字、記号等から成るものであり、各レシート14毎に異
なるものであるから、前記レシートID15に基づいて
レシート14は1枚1枚識別される。さらに、前記レシ
ートID15には商店11を各商店11毎に識別する文
字、数字、記号等も含まれているので、前記レシート1
4を発券した商店11が、どの商店組織に所属するどの
商店11であるかを識別することができる。すなわち、
レシートID15に基づいて、前記レシート14がどこ
の商店11で、何月何日に、何番目に発券されたもので
あるかを特定することができる。
【0018】なお、後述される店舗端末13及び消費者
端末22がバーコードリーダ、OCR等の読取り装置を
備える場合には、前記レシートID15は、機械読取り
可能な文字、数字、記号等から成るか、又は機械読取り
可能な文字、数字、記号等から成る同一のIDが別の場
所に記載されることが望ましい。この場合、前記機械読
取り可能な文字、数字、記号等とは、例えば、バーコー
ドであるが、通常の文字や数字であってもOCR等の装
置で読取り可能に記載されていればよい。
【0019】前記商店11には、ID入力端末機器とし
ての店舗端末13が配設される。該店舗端末13は、後
述されるように、消費者21が自己の消費者ID、暗号
ピン及び受領したレシート14のレシートID15を入
力することができるようになっていて、図示されないキ
ーボード等の入力手段、ディスプレイ、プリンタ等の表
示手段、記憶手段、演算手段、通信インターフェイス等
を備える。なお、前記表示手段によって後述される特典
点数及び利用の形態が表示される。
【0020】また、入力された前記消費者ID、暗号ピ
ン及びレシートID15は、前記店舗端末13と送受信
可能に接続された後述される第2ホストコンピュータ3
5を介して、後述される消費者データサーバ31に送信
される。さらに、前記店舗端末13は、消費者21が利
用する特典点数及び形態を表示するための機能を有す
る。なお、前記レシートID15を入力するためのバー
コードリーダ、OCR等の読取装置を備えることもでき
る。
【0021】前記店舗端末13は独立した装置であって
もよく、また、前記商店11に配設された他の装置、例
えば、金融機関のATM装置、ゲームソフト、音楽ソフ
ト等の書換えや販売を行う装置、鉄道切符、航空券、旅
行予約、映画館等の申込みや発券を行う装置、店内案
内、商品紹介等を行う装置、宅配便、商品遠隔地配送等
の申込みを行う装置、クイズ、アンケート等に応募する
装置、消費者21を会員とする会員組織への入会手続き
を行う装置、割引券の発券を行う装置等の一部であって
もよい。
【0022】そして、ホストコンピュータ16は、前記
商店11毎に又は商店組織毎にそれぞれ設置され、各商
店11又は各商店組織によって運営され、各商店11又
は各商店組織の販売情報のデータ処理を総括的に行う。
前記ホストコンピュータ16は、前記各商店11に配設
された各レジスター機器12に送受信可能に接続され、
演算手段17、記憶手段18、通信インターフェイス等
を備え、前記レジスター機器12から送られた販売情報
を前記記憶手段18に格納する。該記憶手段18に格納
された前記販売情報は、随時読み出されて前記演算手段
17によってデータ処理され、例えば、販売額、販売数
量、在庫状態等の各種データが各商店11毎、各品目
毎、各地域毎等に編集して、各商店11又は前記グルー
プ、チェーン、系列等の商店組織の経営のための基礎情
報として加工される。
【0023】このようなホストコンピュータ16及びレ
ジスター機器12から成るシステムは、POSシステム
と通称されるシステムが一般的であるが、本実施の形態
においては、その他のいかなるシステムであってもよ
い。なお、前記ホストコンピュータ16は、消費者デー
タサーバ31に専用回線、公衆電話回線等を介して送受
信可能に接続され、オンライン又はインターネット等の
ネットワークシステムを経由して、前記販売情報の一部
又は全部を、定期的に又はリアルタイムで前記消費者デ
ータサーバ31に送信する。
【0024】そして、21は前記商店11において商品
等を購入して代金を支払う消費者であって、一般的には
個人であるが、企業、団体等であってもよい。前記消費
者21は、自己の消費者ID、暗号ピン及び受領したレ
シート14のレシートID15を入力することができ
る、ID入力端末機器としての消費者端末22を所有す
ることが望ましいが、所有していなくともよい。なお、
前記消費者端末22は、一般的には、携帯電話、電子手
帳、PAD等の携帯端末、パソコン、家庭用ゲーム機等
の据置型端末等であるが、前記レシートID15を入力
する入力手段、通信インターフェイス等を備えるもので
あれば、いかなるものでもよい。また、前記消費者端末
22は、消費者データサーバ31に有線または無線の公
衆電話回線等を介して送受信可能に接続され、該公衆電
話回線等によって直接又はインターネット等のネットワ
ークシステムを経由して、入力された前記消費者ID、
暗号ピン及びレシートID15を消費者データサーバ3
1に送信する。なお、前記消費者端末22は、後述され
るように消費者21が利用する特典点数及び利用の形態
を表示するための機能を備える。前記特典点数及び利用
の形態は媒体に印刷することによって表示されても、デ
ィスプレー等に表示されてもよい。
【0025】また、前記消費者端末22は、前記レシー
トID15を入力するためのバーコードリーダ、OCR
等の読取装置を備えることもできる。そして、前記消費
者端末22が携帯端末である場合には、前記読取り装置
は着脱自在に取り付けられるものであることが望まし
い。
【0026】また、31は前記消費者ID、レシートI
D15及び販売情報に基づいて前記販売情報を各消費者
21毎に編集するとともに、クーポン、ボーナスポイン
ト、割引ポイント等の特典点数を各消費者21毎に管理
するデータサービス事業者が運営する消費者データサー
バである。前記データサービス事業者は、個人、法人、
営利企業、公益団体等いかなるものであってもよく、前
記商店11又は商店組織と同一の者であってもよい。
【0027】そして、該消費者データサーバ31は、演
算手段33、記憶手段34、通信インターフェイス等を
備え、ホストコンピュータ16、第2ホストコンピュー
タ35及び消費者端末22と送受信可能に接続され、前
記ホストコンピュータ16から送られた販売情報、前記
消費者端末22又は店舗端末13から送られた消費者I
D及びレシートID15等を前記記憶手段34に格納す
る。ここで、該記憶手段34には、消費者IDと暗号ピ
ンとの組合せがあらかじめ格納されていて、前記消費者
端末22又は店舗端末13から送られた情報に含まれる
前記組合せは、前記記憶手段34にあらかじめ格納され
た前記組合せと照合され、同定された前記組合せを含む
情報だけが受け取られる。
【0028】なお、前記消費者データサーバ31は独立
した装置であってもよく、また、前記データサービス事
業者が商店11又は商店組織と同一の者である場合等に
は、前記ホストコンピュータ16の一部であってもよ
い。
【0029】そして、前記記憶手段34に格納された前
記販売情報、消費者ID及びレシートID15は、随時
読み出されて前記演算手段33によってデータ処理さ
れ、各レシート14に記載された、例えば、販売された
商品等の品目、個数、単価、合計金額、販売日時等の各
種データが各消費者21毎に集計されて編集される。さ
らに、前記各種データに応じて、前記特典点数が各消費
者21毎に付与され管理される。
【0030】なお、前記消費者データサーバ31は、前
記各消費者21毎に集計されて編集された各種データに
基づいて分析を行い、前記消費者21の購入傾向、すな
わち、消費パターンを、各消費者21毎に又は年齢、性
別、職業、居住地域等によってグループ分けしてグルー
プ毎に把握するようにしてもよく、また、把握した消費
パターンに基づいて将来の消費パターンを予測するよう
にしてもよい。さらに、前記各消費者21毎に編集され
た各種データ、各消費者21毎に又はグループ毎に把握
した消費パターン等を前記ホストコンピュータ16に送
信するようにすることもできる。
【0031】ここで、前記特典点数は、通常、前記各レ
シート14に記載された合計金額に応じて付与される
が、例えば、所定金額以下の場合には点数を付与しなか
ったり、特定の品目に対しては高い点数を付与したり、
売出期間中は高い点数を付与したりするなどし、金額、
商品等の品目、販売日時、販売地域等に応じて点数の付
与に重み付けをしてもよい。さらに、街頭、店頭等で配
布されるチラシを持参した場合、所定期間内に所定回数
以上商品等を購入した場合、福引きに当選した場合等、
所定の条件に合致した場合に所定の点数を付与するよう
にしてもよい。このような前記特典点数の付与の基準、
方法等は、前記商店11又は商店組織が適宜決定し、デ
ータサービス事業者は前記決定に従って消費者データサ
ーバ31を運営する。
【0032】さらに、前記特典点数はレシート14毎に
加算されて集計されるが、消費者21が前記特典点数を
利用した場合、すなわち、前記特典点数に応じて価格の
割引を受けたり、サービス、商品、贈答品、賞品等を受
領したりしたような場合には、集計された特典点数から
利用した特典点数が減算される。なお、前記特典点数の
利用の形態は、前述された価格の割引やサービス、商
品、贈答品、賞品等の受領以外に、特典点数に応じた額
の現金、クーポン券、商品券、金券等の受領であっても
よく、いかなる形態であってもよい。
【0033】また、前記特典点数は、通常、前記商店1
1又は商店組織のそれぞれの内部でしか通用しない、す
なわち、各商店11又は各商店組織毎に独自のものであ
るが、複数の商店11又は商店組織で通用するもの、す
なわち、複数の商店11又は商店組織に共通のものであ
ってもよい。この場合には、複数の商店11又は商店組
織の間で、あらかじめ前記特典点数に関する契約が締結
され、前記消費者データサーバ31は、前記複数の商店
11又は商店組織に設置された複数のホストコピュータ
16と送受信可能に接続されることが望ましい。
【0034】ここで、前記消費者21、前記商店11又
は商店組織、決済サービス機関、及び金融機関との間
で、あらかじめネット決済システムに関する契約が締結
され、前記決済サービス機関の図示されないコンピュー
タに前記消費者21のバーチャル口座や電子財布(バー
チャルウォレット)が開設されている場合には、前記消
費者21が前記バーチャル口座や電子財布を介して前記
特典点数を利用できるようにしてもよい(特願平11−
347651号参照)。このようなネット決済システム
は、電子決済システムの一種であり、取引者同士がイン
ターネットを経由して、サービス等に対する代金の支払
い及び受取りを実際の金銭のやり取りをせずに、銀行、
信用金庫等の金融機関に開設した口座を介して電子的に
行うことのできるシステムである。なお、インターネッ
ト以外のネットワークシステムが利用可能であれば、必
ずしもインターネットを経由しなくてもよい。この場
合、前記特典点数は、各消費者21のバーチャル口座や
電子財布にあたかも現金を入金するように加算され、現
金を引き出すように減算される。そして、前記バーチャ
ル口座や電子財布内の残高は、随時、前記金融機関に開
設された消費者21の口座に移管することができる。
【0035】前記消費者データサーバ31は、消費者2
1からの要求に応じて、又は定期的かつ自動的に、各消
費者21の前記特典点数の集計状況を、前記消費者端末
22又は店舗端末13に送信することによって消費者2
1に通知する。さらに、前記消費者データサーバ31
は、消費者端末22又は店舗端末13を介して、前記消
費者21が自己の特典点数の一部又は全部を利用するこ
とができるようにする。この場合、前記消費者21が、
消費者端末22又は店舗端末13に自己の消費者ID、
暗号ピン、利用したい特典点数及び利用の形態を入力す
ると、入力された情報は消費者データサーバ31に送信
される。そして、消費者データサーバ31は前記情報を
受け取ると、該情報に対する許可を消費者端末22又は
店舗端末13に折り返し送信し、利用する特典点数及び
利用の形態を表示させる。
【0036】ここで、前記消費者端末22又は店舗端末
13は、利用する特典点数及び利用の形態をディスプレ
ー等に表示するようにしてもよく、紙等の媒体に印刷す
るようにしてもよいが、前記消費者端末22が携帯端末
である場合は、ディスプレー等に表示するようにし、据
置型端末である場合には、媒体に印刷するようにするの
が望ましい。さらに、前記消費者端末22が携帯端末で
ある場合は、商店11に配設されたレジスター機器12
又は店舗端末13と前記消費者端末22とをコネクタ等
によって直接に、又は無線や赤外線等の通信手段によっ
て間接に接続して、利用する特典点数及び形態をレジス
ター機器12又は店舗端末13に表示させるようにする
こともできる。
【0037】そして、第2ホストコンピュータ35は、
前記商店11毎に又は商店組織毎にそれぞれ設置され、
各商店11又は各商店組織によって運営される。前記第
2ホストコンピュータ35は、各商店11に配設された
店舗端末13及び消費者データサーバ31に送受信可能
に接続され、演算手段36、記憶手段37、通信インタ
ーフェイス等を備え、前記店舗端末13から送られた前
記消費者ID、暗号ピン及びレシートID15を前記記
憶手段37に格納する。該記憶手段37に格納された前
記消費者ID、暗号ピン及びレシートID15は、随時
読み出されて前記演算手段36によってデータ処理さ
れ、消費者データサーバ31に送信される。また、該消
費者データサーバ31が、前記店舗端末13から消費者
ID、暗号ピン、利用したい特典点数及び利用の形態等
の情報を受け取り、該情報に対する許可を前記店舗端末
13に折り返し送信する場合の送受信も、前記第2ホス
トコンピュータ35を介して行われる。
【0038】なお、第2ホストコンピュータ35は、前
記商店11に配設された他の装置、例えば、金融機関の
ATM装置、ゲームソフト、音楽ソフト等の書換えや販
売を行う装置、鉄道切符、航空券、旅行予約、映画館等
の申込みや発券を行う装置、店内案内、商品紹介等を行
う装置、宅配便、商品遠隔地配送等の申込みを行う装
置、クイズ、アンケート等に応募する装置、消費者21
を会員とする会員組織への入会手続きを行う装置、割引
券の発券を行う装置等と送受信可能に接続されていても
よい。さらに、前記第2ホストコンピュータ35は、独
立した装置であってもよく、また、前記ホストコンピュ
ータ16の一部であってもよい。
【0039】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。
【0040】まず、消費者21は、あらかじめ商店11
又は該商店11の所属する商店組織の運営する消費者2
1を会員とする会員組織に入会し、消費者IDを受け取
り、暗号ピンを登録する。そして、前記消費者21は商
店11において商品等を購入し、代金を支払い、レジス
ター機器12の発券したレシート14を受け取る。な
お、かかる支払いは、現金やクレジットカードなどのカ
ードによる旧来のものであっても、前述されたネット決
済システムによるものであってもよい。
【0041】ここで、前記レシート14に対応する販売
情報は、前記レジスター機器12からホストコンピュー
タ16に送信される。
【0042】次に、前記消費者21はレシート14のレ
シートID15を自己の消費者ID及び暗号ピンととも
に入力する。この場合、消費者端末22を所有しない消
費者21は店舗端末13から入力し、消費者端末22を
所有する消費者21は前記店舗端末13から入力するか
自己の消費者端末22から入力するかを選択する。
【0043】そして、前記消費者21が、店舗端末13
の入力手段から前記消費者ID、暗号ピン及びレシート
ID15を入力すると、前記消費者ID、暗号ピン及び
レシートID15は第2ホストコンピュータ35を介し
て消費者データサーバ31に送信される。一方、前記消
費者21が、自己の消費者端末22の入力手段から前記
消費者ID、暗号ピン及びレシートID15を入力する
と、該消費者ID、暗号ピン及びレシートID15は前
記消費者データサーバ32に直接送信される。なお、前
記消費者ID、暗号ピン及びレシートID15の入力
は、前記消費者21がレシート14を受け取った直後に
行われても、時間をおいて後刻又は後日に行われてもよ
い。
【0044】続いて、前記消費者データサーバ31は、
送信された消費者ID、暗号ピン及びレシートID15
の中の消費者IDと暗号ピンとの組合せがあらかじめ記
憶手段34に格納されたものであると、前記消費者ID
及びレシートID15を受け取り、前記ホストコンピュ
ータ16にアクセスし、記憶手段18に格納されている
販売情報を前記レシートID15に基づいて検索し、レ
シート14に対応する販売情報を抽出する。そして、該
販売情報に基づいて前記消費者21に特典点数を加算す
る。
【0045】次に、前記消費者21は、店舗端末13若
しくは自己の消費者端末22から前記消費者データサー
バ31にアクセスして、又は前記消費者データサーバ3
1からの通知によって、自己の特典点数の集計状況を知
ることができる。そして、前記特典点数を利用する場
合、店舗端末13又は消費者端末22に自己の消費者I
D、暗号ピン、利用したい特典点数及び利用の形態を入
力すると、入力された情報は前記消費者データサーバ3
1に送信される。
【0046】そして、消費者データサーバ31は前記情
報を受け取ると、該情報に対する許可を前記消費者端末
22又は店舗端末13に折り返し送信して、利用する特
典点数及び利用の形態を表示させる。
【0047】なお、利用する特典点数及び利用の形態は
媒体に印刷することによって表示されるようにするのが
通常であるが、いかなる表示の仕方であってもよい。ま
た、前記消費者端末22に入力した場合であって、該消
費者端末22が携帯端末である場合には、該携帯端末の
ディスプレーに表示されるようにすることが媒体が不要
となり望ましい。
【0048】そして、前記消費者21は、表示された特
典点数及び利用の形態を商店11において提示したり、
商店11又は商店組織に送付することによって、自己の
希望する利用の形態で特典点数を利用することができ
る。
【0049】このように、前記構成のレシート集計シス
テムにおいては、消費者21が支払いを済ませてから、
自身で自己の消費者端末22又は店舗端末13からレシ
ートID15を入力することによって特典点数が集計さ
れるので、消費者21はカードを携行する必要がなく、
また、時間のある時に随時入力して自己の特典点数を増
やすことができる。
【0050】さらに、前記消費者21は、自身でレシー
トID15を入力することによって、自己の特典点数を
増やすことができるので、前記レシートID15の入力
を一種のゲームとして楽しむことができる。
【0051】一方、商店11はレジにおいて煩雑で時間
のかかる作業を行う必要もなく、かつ、自動的に特典点
数の集計が行われるので、省力化が可能となる。
【0052】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0053】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、レシート集計システムにおいては、商店に配設さ
れ、レシートIDが記載されたレシートを発券する発券
手段、及び、販売情報を送信する通信インターフェイス
を備えるレジスター機器と、通信インターフェイス、及
び、前記レジスター機器から送られた販売情報を格納す
る記憶手段を備えたホストコンピュータと、通信インタ
ーフェイス、並びに、消費者ID及び前記レシートID
を入力する入力手段を備え、前記消費者ID及びレシー
トIDを送信するID入力端末機器と、通信インターフ
ェイス、及び、前記ID入力端末機器から送られた前記
レシートIDに対応する販売情報を前記ホストコンピュ
ータの記憶手段から抽出し、抽出した販売情報に基づい
て前記消費者IDに対応する特典点数を集計する演算手
段を備え、前記特典点数を前記ID入力端末機器に送信
する消費者データサーバとを有する。
【0054】この場合、消費者が支払いを済ませてか
ら、自身でID入力端末機器からレシートIDを入力す
ることによって特典点数が集計されるので、消費者はカ
ードを携行する必要がなく、時間のある時に随時入力し
て自己の特典点数を増やすことができる。
【0055】さらに、前記消費者は、自身でレシートI
Dを入力することによって、自己の特典点数を増やすこ
とができるので、レシートIDの入力を一種のゲームと
して楽しむことができる。
【0056】一方、前記商店はレジにおいて煩雑で時間
のかかる作業を行う必要もなく、かつ、自動的に特典点
数の集計が行われるので、省力化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるレシート集計シス
テムの概念図である。
【符号の説明】
11 商店 12 レジスター機器 13 店舗端末 14 レシート 15 レシートID 16 ホストコンピュータ 18 記憶手段 22 消費者端末 31 消費者データサーバ 33 演算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅田 政樹 島根県松江市御手船場町553−6 株式会 社ビーアイジーグループ内 Fターム(参考) 3E042 AA01 CC01 CC06 CC09 CD04 EA07 5B049 BB11 DD02 EE02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)商店に配設され、レシートIDが
    記載されたレシートを発券する発券手段、及び、販売情
    報を送信する通信インターフェイスを備えたレジスター
    機器と、(b)通信インターフェイス、及び、前記レジ
    スター機器から送られた販売情報を格納する記憶手段を
    備えたホストコンピュータと、(c)通信インターフェ
    イス、並びに、消費者ID及び前記レシートIDを入力
    する入力手段を備え、前記消費者ID及びレシートID
    を送信するID入力端末機器と、(d)通信インターフ
    ェイス、及び、前記ID入力端末機器から送られた前記
    レシートIDに対応する販売情報を前記ホストコンピュ
    ータの記憶手段から抽出し、抽出した販売情報に基づい
    て前記消費者IDに対応する特典点数を集計する演算手
    段を備え、前記特典点数を前記ID入力端末機器に送信
    する消費者データサーバとを有することを特徴とするレ
    シート集計システム。
  2. 【請求項2】 前記ID入力端末機器が店舗端末である
    請求項1に記載のレシート集計システム。
  3. 【請求項3】 前記ID入力端末機器が消費者端末であ
    る請求項1に記載のレシート集計システム。
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