JP2003216351A - Usbによるカラー画像データ送受信方法及びプリンタ並びにプリンタドライバ - Google Patents

Usbによるカラー画像データ送受信方法及びプリンタ並びにプリンタドライバ

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JP2003216351A
JP2003216351A JP2002013044A JP2002013044A JP2003216351A JP 2003216351 A JP2003216351 A JP 2003216351A JP 2002013044 A JP2002013044 A JP 2002013044A JP 2002013044 A JP2002013044 A JP 2002013044A JP 2003216351 A JP2003216351 A JP 2003216351A
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usb
color
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Izumi Kusutaki
泉 楠滝
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタ等の出力装置のパフォーマンスを向
上させることができるUSBによるカラー画像データ送
受信方法及びプリンタ並びにプリンタドライバを提供す
る。 【解決手段】 USBを介してホスト1からプリンタ2
へ印刷データを送受信する方法において、エンドポイン
トを複数用いて、各エンドポイントを印刷データの各色
に割り当てて、印刷データを色毎に送受信する。また、
プリンタ2には、エンドポイント毎のUSB用DMA1
0が備えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タ等の情報処理装置からプリンタ等の出力装置へのUS
Bによるカラー画像データ送受信方法及びそのプリンタ
並びにプリンタドライバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、情報処理装置からプリンタへのU
SBによる印刷データの送受信を行うための構成及びそ
の動作は、以下の如くである。
【0003】図5は、上述の印刷データの送信を行うホ
スト21及びその印刷データを受信するプリンタ22の
構成を示すブロック図である。
【0004】図5に示すように、ホスト21とプリンタ
22とは、ホスト21のUSBホスト23と、プリンタ
22のUSBデバイス24とを介してUSB接続されて
いる。そして、ホスト21よりUSBを介してカラー印
刷データがプリンタ22に送信され、このカラー印刷デ
ータを受信したプリンタ22においてカラー印刷が行わ
れるようになっている。
【0005】また、ホスト21は、CPU25、RAM
26、及び上記USBホスト23を備えている。CPU
25は、RAM26に記録された印刷データを、インタ
ーフェイスとなる上記USBホスト23を介してプリン
タ22に送信する。
【0006】このUSBホスト23は、クライアントソ
フトウェア27、USBシステムソフトウェア28、及
びUSBバスインターフェイス29を備えている。クラ
イアントソフトウェア27は、例えばプリンタドライバ
である。USBシステムソフトウェア28は、クライア
ントソフトウェア27と、上記USBバスインターフェ
イス29との間で、アプリケーションインターフェイス
となるものである。そして、USBバスインターフェイ
ス29は、ホスト21とプリンタ22との間で物理的な
接続を提供するためのものである。
【0007】一方、プリンタ22は、USBデバイス2
4、USB用DMA30、CPU31、RAM32、R
OM33、プリンタ用DMA34、ヘッド制御部35、
及び印刷ヘッド36を備えている。このプリンタ22は
例えばシリアルプリンタとして構成されている。
【0008】上記USBデバイス24は、ファンクショ
ン37、USB論理デバイス38、及びUSBバスイン
ターフェイス39を備えている。USBデバイス24
は、ホスト21より送信されるデータを、USBバスイ
ンターフェイス39において受信し、USB論理デバイ
ス38、ファンクション37を介して、USB用DMA
30へと送信する。
【0009】USB用DMA30は、受信した印刷デー
タを、CPU31を介さずにRAM32へ直接記録する
ためのものである。
【0010】CPU31は、プリンタ22の制御を行う
ものであり、ROM33に記録されたプログラムを実行
して、印刷ヘッド36に印刷動作を実行させる。
【0011】プリンタ用DMA34は、CPU31を介
さずに印刷を実行するためのものであり、RAM32に
記録された印刷データをヘッド制御部35に送信する。
ヘッド制御部35は受信した印刷データに基づいて印刷
ヘッド36に印刷動作を実行させる。
【0012】次に、プリンタ22における、USB論理
デバイス38からUSB用DMA30へのデータ送信に
ついて、図6のブロック図を参照して説明する。図6に
おいては、図5に示すファンクション37が省略されて
いる。
【0013】図示するように、従来はUSB論理デバイ
ス38において、38aで示されるエンドポイント
「1」のみを使用しており、そのエンドポイント「1」
に対してUSB用DMA30がアクセスするようになっ
ていた。つまり、エンドポイント「1」にY(イエロ
ー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)
の各色のデータが混在しており、USB用DMA30
は、これらデータが混在するエンドポイント「1」に対
してアクセスするようになっていた。
【0014】次に、図7のブロック図を参照して、プリ
ンタ22において、USB用DMA30がRAM32に
データを書き込む構成について説明する。
【0015】図7に示すように、RAM32は、色毎に
データを書き込む領域が区分されている。USB用DM
A30においては、このRAM32のうちのデータを書
き込む領域及びライン数がまず設定される。そして、U
SB用DMA30は、受信したデータを、設定した領域
に、設定したライン数として順に書き込んでいくように
なっている。たとえば、データを受信した順に従って、
まず1ライン目のデータのうち、YデータがY領域に書
き込まれる。次にMデータがM領域に、CデータがC領
域に、KデータがK領域に書き込まれる。そして、2ラ
イン目以降も同様の書き込み動作が行われる。
【0016】上記の構成におけるカラー印刷データの送
受信方法について、図8のフローチャートを参照して説
明する。図8には、データを受信するプリンタ22の動
作のみが示されている。
【0017】ステップS11では、プリンタ22のCP
U31は、色Yのデータのために、USB用DMA30
の設定を準備する。ステップS12では、プリンタ22
は、ホスト21より送信された色Yのデータを受信す
る。ステップS13では、USB用DMA30は、受信
したデータを、プリンタ22のRAM32に備えられた
印刷データ用の領域のうち、Yデータ用の領域に書き込
む。そして、1ライン分のデータ転送が終了するまでス
テップS13を繰り返す。
【0018】次に、ステップS14では、プリンタ22
のCPU31は、色Mのデータのために、USB用DM
A30の設定を準備する。ステップS15では、プリン
タ22は、ホスト21より送信された色Mのデータを受
信する。ステップS16では、USB用DMA30は、
受信したデータを、プリンタ22のRAM32に備えら
れた印刷データ用の領域のうち、Mデータ用の領域に書
き込む。そして、1ライン分のデータ転送が終了するま
でステップS16を繰り返す。
【0019】同様にして、ステップS17では、プリン
タ22のCPU31は、色Cのデータのために、USB
用DMA30の設定を準備する。ステップS18では、
プリンタ22は、ホスト21より送信された色Cのデー
タを受信する。ステップS19では、USB用DMA3
0は、受信したデータを、プリンタ22のRAM32に
備えられた印刷データ用の領域のうち、Cデータ用の領
域に書き込む。そして、1ライン分のデータ転送が終了
するまでステップS19を繰り返す。
【0020】更に、ステップS20では、プリンタ22
のCPU31は、色Kのデータのために、USB用DM
A30の設定を準備する。ステップS21では、プリン
タ22は、ホスト21より送信された色Kのデータを受
信する。ステップS22では、USB用DMA30は、
受信したデータを、プリンタ22のRAM32に備えら
れた印刷データ用の領域のうち、Kデータ用の領域に書
き込む。そして、1ライン分のデータ転送が終了するま
でステップS22を繰り返す。
【0021】以上のデータ転送が終了した後、ステップ
S23では、CPU31は1ページ分の受信が終了した
かどうかを判別する。そして、1ページ分の受信が終了
している場合には、印刷データの送受信は終了する。そ
して、1ページ分の受信が終了していない場合には、ス
テップS11に戻って、次のラインのデータを受信す
る。
【0022】以上のように、従来の送受信方法において
は、例えば1ライン目のデータは、Yデータ→Mデータ
→Cデータ→Kデータといった順で切り換えてホスト2
1より送信され、そのデータがプリンタ22において受
信されるようになっていた。そして、1ページの印刷が
終了するまで、次ライン以降も同様に送受信がなされ
る。
【0023】そして、上述のようにRAM32に記録さ
れた印刷データを用いて、プリンタ22では以下のよう
に印刷が行われる。
【0024】すなわち、まず、シリアルヘッド分以上の
ライン数のデータがRAM32に書き込まれると、プリ
ンタ22は印字動作を開始する。そして、その後は、新
たにシリアルヘッド分以上のライン数のデータがRAM
32に書き込まれると、プリンタ22は印刷し、この操
作を1ページ分繰り返す。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
ては、ホスト21は1ライン毎に切り換えて各色を送信
するので、ホスト21において切り換え処理が煩雑とな
り、高い処理効率を得ることができていないといった課
題があった。
【0026】プリンタ22においても、受信するデータ
は1ライン毎に切り換えて送信されたデータであるの
で、データ受信の度にUSB用DMA30の設定を変更
する必要がある。したがって、その度にCPU31によ
る処理が必要となり、プリンタ22側においても、高い
処理効率を得ることができていないといった課題があっ
た。
【0027】本発明は、上記の課題を解決するために、
プリンタ等の出力装置のパフォーマンスを向上させるこ
とができるUSBによるカラー画像データ送受信方法及
びプリンタ並びにプリンタドライバを提供することを目
的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明が講じた解決手段は、USBを介して情報処
理装置と出力装置との間で画像データを送受信する方法
を前提とする。この送受信方法に対し、エンドポイント
を複数用いて、各エンドポイントを画像データの各色に
割り当てて、画像データを色毎に送受信するようにして
いる。
【0029】ここで言うUSBとは、ホストである情報
処理装置から、クライアントである周辺機器(出力装
置)へのデータ送受信のために定められた規格である。
また、エンドポイントとは、クライアントのUSB論理
デバイスにおける、送受信データを格納するためのFIFO
(First In First Out)バッファである。USBによるデ
ータ転送においては、接続された複数の周辺機器よりク
ライアントを指定するためにUSBアドレスを設定し、
さらにクライアントのデバイスにおけるエンドポイント
を設定して、ホストよりデータが送信される。そこで、
一つのクライアントとの通信において複数のエンドポイ
ントを使い分けて通信すれば、(論理)多重化した通信
となる。
【0030】上記の構成においては、USB論理デバイ
スのエンドポイントを、例えばエンドポイント「0」の
他に4つ用いることができる。そのため、各エンドポイ
ント「1」〜「4」をそれぞれY,M,C,Kの異なる
色に割り当てることができる。そして、ホストである情
報処理装置よりデータを色毎に送信するので、クライア
ントであるプリンタ等の出力装置側においては、エンド
ポイント毎に受信したデータを、色毎に区分されたRA
Mのデータ領域に、RAMへのアクセス位置を切り換え
ることなく書き込むことができる。
【0031】したがって、情報処理装置よりデータを1
ライン毎に送信して出力装置側で1ライン毎にRAM領
域にアクセスする場合と比較して、出力装置側でのアク
セス位置の切換動作を減らして、処理効率を高めること
ができる。
【0032】また情報処理装置側では、色毎に区分され
た記録領域のカラーデータを、1ライン毎に処理する必
要がなくなる。したがって、出力装置側と情報処理装置
側とにおいて、切り換えのための処理を軽減することが
できる。
【0033】また、1ライン毎に区切って、各色を切り
換える必要がなく、1ページ(1画面)まとめて転送設
定が可能となる。
【0034】上記構成に加えて、さらに、出力装置にエ
ンドポイント毎のUSB用DMAが備えられている構成
が望ましい。ここで、DMA(Direct Memory Access)
とは、CPUを介さずにRAMにアクセスするためのも
のである。これを用いてCPUの負担を減らし、処理効
率を高めることができる。
【0035】この構成によれば、エンドポイントを指定
して色毎に送信されるデータを、USB用DMAは、色
毎に区分けされたRAMのデータ領域に、アクセス位置
を切り換えることなくそのまま書き込むことができる。
したがって、出力装置のCPUはUSB用DMAの書き
込み先を切り換える必要がない。よって、出力装置のC
PUの負担を減らすことができる。また、1ライン毎の
割り込み処理を不要にできる。
【0036】また、複数ラインのブロックあるいは1ペ
ージ間、DMAの再設定を行う必要がない。
【0037】また、上記解決手段の出力装置として具体
的にはプリンタが掲げられる。つまり、エンドポイント
を複数用いて、各エンドポイントを印刷データの各色に
割り当てて、印刷データを色毎に送受信するようにする
ものである。
【0038】また、上記の画像データ送受信方法を実行
するプリンタや、情報処理装置に備えられたプリンタド
ライバも本発明の技術的思想の範疇である。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態について、図
1〜図4を参照して説明する。
【0040】図1は、本実施形態における情報処理装置
としてのホスト(例えばパーソナルコンピュータ)1と
出力装置としてのプリンタ2との構成を示すブロック図
である。ホスト1とプリンタ2とは、ホスト1のUSB
ホスト3と、プリンタ2のUSBデバイス4とを介して
USB接続されている。そして、ホスト1よりUSBを
介してカラー印刷データがプリンタ2に送信され、この
カラー印刷データを受信したプリンタ22においてカラ
ー印刷が行われるようになっている。
【0041】また、ホスト1は、CPU5、RAM6、
及びUSBホスト3を備えている。CPU5は、RAM
6に記録された印刷データを、インターフェイスとなる
USBホスト3を介してプリンタ2に送信する。
【0042】USBホスト3は、クライアントソフトウ
ェア7、USBシステムソフトウェア8、及びUSBバ
スインターフェイス9を備えている。本実施形態におけ
るクライアントソフトウェア7は、プリンタドライバで
ある。USBシステムソフトウェア8は、クライアント
ソフトウェア7と、次に説明するUSBバスインターフ
ェイス9との間で、アプリケーションインターフェイス
となるものである。そして、USBバスインターフェイ
ス9は、ホスト1とプリンタ2との間で物理的な接続を
提供するためのものである。
【0043】本形態の特徴の一つとして、カラー印刷デ
ータの送信において、本実施形態のクライアントソフト
ウェア7は、USBシステムソフトウェア8に対して、
色毎に異なるエンドポイントを用いるように指示する。
USBシステムソフトウェア8は、上記の指示に従い、
色毎に異なるエンドポイントを用いてデータを送信す
る。
【0044】プリンタ2は、USBデバイス4、USB
用DMA10、CPU11、RAM12、ROM13、
プリンタ用DMA14、ヘッド制御部15、及び印刷ヘ
ッド16を備えている。
【0045】USBデバイス4は、ファンクション1
7、USB論理デバイス18、及びUSBバスインター
フェイス19を備えている。USBデバイス4は、ホス
ト1より送信されるデータを、USBバスインターフェ
イス19において受信し、USB論理デバイス18、フ
ァンクション17を介して、USB用DMA10へと送
る。
【0046】本実施形態においては、USB論理デバイ
ス18に備えられた複数のエンドポイントのうち、エン
ドポイント「0」の他に、後述するようにエンドポイン
ト「1」〜「4」を用いるようになっている。
【0047】USB用DMA10は、CPU11を介さ
ずに、受信した印刷データをRAM12へと直接に書き
込みするものである。後述するように、本実施形態のU
SB用DMA10は、エンドポイント毎に異なる4つの
DMAを備えている。
【0048】CPU11は、プリンタ2の制御を行うも
のであり、ROM13に記録されたプログラムを実行し
て、印刷ヘッド16に印刷動作を行わせる。
【0049】プリンタ用DMA14は、CPU11を介
さずに印刷動作を実行するためのものであり、RAM1
2に記録された印刷データをヘッド制御部15に送信す
る。ヘッド制御部15は受信した印刷データに基づいて
印刷ヘッド16に印刷動作を実行させる。
【0050】次に、プリンタ2における、USB論理デ
バイス18からUSB用DMA10へのデータ送信につ
いて、図2のブロック図を参照して説明する。なお、図
2においては、図1に示すファンクション17が省略さ
れている。
【0051】図2において、図示しないホスト1より送
信され、USB論理デバイス18に入力される印刷デー
タは、色毎に異なるエンドポイントを用いた送信データ
である。ホスト1においては、上述したように、クライ
アントソフトウェア7の指示により、データ送信におい
て色毎に異なるエンドポイントを用いてデータ送信を行
うようになっている。本実施形態においては、Yデータ
の送信にはエンドポイント「1」が用いられている。そ
して、送信されたデータは、図2に18aとして示すエ
ンドポイント「1」に入力される。同様に、Mデータは
18bのエンドポイント「2」に、Cデータは18cの
エンドポイント「3」に、Kデータは18cのエンドポ
イント「4」にそれぞれ入力されるようになっている。
【0052】そして、図2に示すように、各エンドポイ
ント「1」〜「4」に入力された色毎のデータは、US
B用DMA10内部に備えられた、エンドポイント毎の
個別のDMA10a〜10dにそれぞれ入力されるよう
になっている。
【0053】次に、図3のブロック図を参照して、上記
各DMA10a〜10dが、上述のように入力されたデ
ータをRAM12に書き込む構成について説明する。
【0054】図3に示すように、RAM12は、色毎に
データを書き込む領域が区分されている。その区分され
たそれぞれの領域に対して、エンドポイント毎に分けら
れたDMA10a〜10dよりデータが書き込まれるよ
うになっている。したがって、図1に示したCPU11
がDMAの切り換えを行う必要がないため、CPU11
の負担を減らすことができる。
【0055】次に、上記の構成におけるデータ送受信の
手順について、図4のフローチャートを参照して説明す
る。図4には、送信されたデータを受信するプリンタ2
の動作のみが示されている。
【0056】ステップS1においては、DMA10a〜
10dにおいて書き込みの設定がなされる。この場合、
書き込み領域はそれぞれのDMA10a〜10dにおい
て決まっているため、書き込みのライン数のみがDMA
10a〜10dにおいて設定される。
【0057】ステップS2において、プリンタ2は、色
毎に異なるエンドポイント「1」〜「4」を用いて送信
された印刷データを受信する。
【0058】ステップS3においては、プリンタ2の各
DMA10a〜10dは、図3に示したRAM12の領
域に受信したデータを書き込む。そして、DMA10a
〜10dで設定された転送数分までステップS3を繰り
返す。
【0059】そして、ステップS4では、CPU11は
1ページ分の受信が終了したかどうかを判別する。1ペ
ージ分の受信が終了している場合には、データの送受信
は終了する。そして、1ページ分の受信が終了していな
い場合には、ステップS1に戻って、次の部分のデータ
を受信する。
【0060】以上のように、本実施形態のプリンタ2
は、色毎に分けられてエンドポイントを指定して送信さ
れたデータを受信し、受信したデータを、色毎に区分さ
れたRAM12のデータ領域に、RAM12へのアクセ
ス位置を切り換えることなく書き込むことができる。
【0061】したがって、ホスト1よりデータを1ライ
ン毎に送信してプリンタ2側で1ライン毎にRAM12
にアクセスする場合と比較して、プリンタ2側でのアク
セス位置の切り換えを減らして、処理効率を高めること
ができる。
【0062】また、従来技術において、1ライン毎の処
理でなく、複数ラインのブロックで処理することも可能
であるが、この場合プリンタ側は、1色のブロック単位
のデータ転送が終了してから、次の転送が行われる。従
って、各色のブロック単位の転送が終了するまで待ち状
態となり、一般的ではない。本件では、各色同様に転送
されるので、データ転送している間も転送が終了してい
るラインの処理ができるため、高効率化が図れる。
【0063】以上のように、本実施形態のクライアント
ソフトウェア7は、プリンタドライバであって、カラー
印刷データの送信において、USBシステムソフトウェ
ア8に指示して、色毎に異なるエンドポイントを用いて
データを送信することができる。したがって、上記のプ
リンタ2と組み合わせて、効率的にデータ処理を実行す
ることができる。
【0064】また、本発明はプリンタだけでなく、表示
装置やスキャナーに対しても同様に適用することが可能
である。
【0065】
【発明の効果】以上のように、本発明では、情報処理装
置よりデータを色毎に送信するので、出力装置側におい
ては、エンドポイント毎に受信したデータを、色毎に区
分されたRAMのデータ領域に、RAMへのアクセス位
置を切り換えることなく書き込むことができる。したが
って、情報処理装置よりデータを1ライン毎に送信して
出力装置側で1ライン毎にRAM領域にアクセスする場
合と比較して、出力装置側でのアクセス位置の切換動作
を減らして、処理効率を高め且つパフォーマンスの向上
を図ることができる。
【0066】また情報処理装置側では、色毎に区分され
た記録領域のカラーデータを、1ライン毎に処理する必
要がなくなる。したがって、出力装置側と情報処理装置
側とにおいて、切り換えのための処理を軽減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態におけるホスト及びプリンタの構成を
示すブロック図である。
【図2】USB論理デバイスからUSB用DMAへのデ
ータ送信を説明するためのブロック図である。
【図3】各DMAがRAMにデータを書き込む動作を説
明するためのブロック図である。
【図4】データ送受信の手順を示すフローチャート図で
ある。
【図5】従来例における図1相当図である。
【図6】従来例における図2相当図である。
【図7】従来例における図3相当図である。
【図8】従来例における図4相当図である。
【符号の説明】
1 ホスト(情報処理装置) 2 プリンタ(出力装置) 18a〜18d エンドポイント

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 USB(Universal serial Bus)を介し
    て情報処理装置と出力装置との間で画像データを送受信
    する方法において、 エンドポイントを複数用いて、各エンドポイントを画像
    データの各色に割り当てて、画像データを色毎に送受信
    することを特徴とするUSBによるカラー画像データ送
    受信方法。
  2. 【請求項2】 USB(Universal serial Bus)を介し
    て情報処理装置からプリンタへ画像データを送受信する
    方法において、 エンドポイントを複数用いて、各エンドポイントを画像
    データの各色に割り当てて、画像データを色毎に送受信
    することを特徴とするUSBによるカラー画像データ送
    受信方法。
  3. 【請求項3】 上記請求項2に記載の画像データ送受信
    方法を実行するプリンタ。
  4. 【請求項4】 上記請求項2に記載の画像データ送受信
    方法を実行する情報処理装置に備えられたプリンタドラ
    イバ。
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