JP2003215358A - 光ファイバシート - Google Patents

光ファイバシート

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JP2003215358A JP2002016748A JP2002016748A JP2003215358A JP 2003215358 A JP2003215358 A JP 2003215358A JP 2002016748 A JP2002016748 A JP 2002016748A JP 2002016748 A JP2002016748 A JP 2002016748A JP 2003215358 A JP2003215358 A JP 2003215358A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】可撓性を維持しながら耐湿効果を向上した光フ
ァイバシートを提供する。 【解決手段】耐湿材料からなるシート状の基板及びラミ
ネート材12が貼り合わされて形成された本体部15
と、本体部15の基板及びラミネート材12間に挟み込
まれ、所定の状態に配線された光ファイバ13と、本体
部15の可撓性を維持しつつ本体部15の周縁において
基板の表側面、縁端面28及びラミネート材12の裏側
面を連続して気密状に覆う耐湿材料からなる封止部材2
5とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、光ファイバシー
トに関し、特に、耐湿性能の向上対策に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、光素子や光回路、光学措置を
相互に光学的に接続するために、複数の光ファイバが基
板上に予め所定のパターンで配線された光ファイバシー
トが用いられている。光ファイバが予め所定のパターン
で配線されたものとして、例えば特開2001−141
937号公報に開示されているように、矩形状の基板
と、この基板の周縁に形成された凸状の堰状物と、この
堰状物の内側に樹脂材料を充填して可撓性を有するよう
に形成された樹脂保護層とを有し、この樹脂保護層に光
ファイバを埋め込んで配線したものが知られている。こ
の開示された光ファイバシートでは、光ファイバは上記
堰状物を貫通して引き出されており、この引き出された
光ファイバの折り曲げを防止するための保護ブーツが堰
状物に一体に形成されている。
【0003】一方、シート状の基板上にシート状のラミ
ネート材をラミネートして、このシート状の本体の中で
光ファイバを所定の状態に配線した光ファイバシートが
知られている。このような光ファイバシートでは、本体
の可撓性を維持することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、樹脂保
護層を形成した従来の前者のものでは、堰状物で囲まれ
たところに全体に亘り樹脂材料を充填して樹脂保護層を
形成しているために、この樹脂保護層に可撓性を持たせ
るようにしたとしても、その可撓性は充分なものではな
かった。しかも、特に耐湿効果を向上させるために堰状
物をエポキシ系樹脂で構成すると、光ファイバシートと
しての可撓性を維持することができなくなるという問題
点が生じる。さらに、基板の周縁に堰状物を設けると共
にこの堰状物と一体の保護ブーツを形成して、その後に
樹脂保護層を形成せねばならず、製法が複雑となる。
【0005】一方、シート状の本体を形成した従来の後
者のものでは、本体の周縁、つまり、基板とラミネート
材との貼合せ面の周縁からの湿気の浸入によって、光フ
ァイバの伝送損失が増大するという問題があった。
【0006】そこで、本願発明は、斯かる点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、可撓性を
維持しながら耐湿効果を向上した光ファイバシートを提
供せんとすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本願発明は、本体部の可撓性を維持しつつ少なくと
も第1部材及び第2部材の貼合せ面の周縁部を気密状に
覆う耐湿材料からなる封止部材を備えるようにしたもの
である。
【0008】具体的に、第1の解決手段は、耐湿材料か
らなるシート状の第1部材及び第2部材が互いに貼り合
わされて形成された本体部と、上記本体部の第1部材及
び第2部材間に挟み込まれ、所定の状態に配線された光
ファイバと、上記本体部の可撓性を維持しつつ少なくと
も上記第1部材及び第2部材の貼合せ面の周縁部を気密
状に覆う耐湿材料からなる封止部材とを備えている。
【0009】また、第2の解決手段は、上記第1の解決
手段において、光ファイバは、複数本配線されており、
上記複数の光ファイバは、入力側で所定本数毎に束ねら
れて複数の入力側光ファイバ束を構成する一方、各入力
側光ファイバ束の光ファイバは、出力側に至る途中にお
いて所定の状態に曲げられると共に入力側光ファイバ束
から分離し、出力側で他の光ファイバ束から分離された
光ファイバと共に所定本数毎に束ねられて別の出力側光
ファイバ束を構成している。
【0010】また、第3の解決手段は、上記第1の解決
手段において、光ファイバは、入力側で複数本配線され
ており、上記入力側の各光ファイバは、出力側に至るま
でに所定の状態で周回されると共に、周回する毎に光学
部品に接続されて出力側では上記複数本よりも少ない本
数に構成されている。
【0011】また、第4の解決手段は、上記第1から第
3の何れか1つの解決手段において、封止部材は、第1
部材及び第2部材の貼合せ面の周縁において本体部の表
裏両面ないし端面を連続して覆うように形成されてい
る。
【0012】また、第5の解決手段は、上記第1から第
3の何れか1つの解決手段において、第1部材と第2部
材とは、柔軟性を有する粘着剤によって貼り合わされて
いる。
【0013】また、第6の解決手段は、上記第1から第
3の何れか1つの解決手段において、光ファイバの先端
部は、本体部から封止部材を気密状に貫通して引き出さ
れ、少なくとも上記引き出された光ファイバを被覆する
防湿部材が設けられている。
【0014】すなわち、上記第1の解決手段では、耐湿
材料からなるシート状の第1部材と耐湿材料からなるシ
ート状の第2部材とが互いに貼り合わされて本体部が形
成され、この本体部には、光ファイバが所定の状態に配
線されて挟み込まれている。そして、本体部の可撓性を
維持しつつ少なくとも第1部材及び第2部材の貼合せ面
の周縁部を気密状に覆うように、耐湿材料からなる封止
部材が設けられている。
【0015】従って、光ファイバシートの可撓性を維持
しながら、ハーメチックな構造を実現することができ
る。この結果、貼合せ面の周縁部からの光ファイバへの
湿気の浸入を抑制することができ、光ファイバの伝送損
失が増大するのを抑制することができる。また、耐湿効
果を向上させたシート状の光ファイバシートを簡易な製
法で作製することができる。また、光ファイバシートの
可撓性を維持することができるために、所望の状態でこ
の光ファイバシートを据え付けることができる。
【0016】また、上記第2の解決手段では、上記第1
の解決手段において、光ファイバが第1部材及び第2部
材間に挟み込まれた状態で複数本配線されており、この
複数の光ファイバは、入力側で所定本数毎に束ねられて
複数の入力側光ファイバ束を構成している。一方、各入
力側光ファイバ束の光ファイバは、出力側に至る途中に
おいて所定の状態に曲げられると共に入力側光ファイバ
束から分離し、出力側で他の光ファイバ束から分離され
た光ファイバと共に所定本数毎に束ねられて別の出力側
光ファイバ束を構成している。
【0017】また、上記第3の解決手段では、上記第1
の解決手段において、光ファイバが第1部材及び第2部
材間に挟み込まれた状態で入力側において複数本配線さ
れている。そして、この入力側の各光ファイバは、出力
側に至るまでに所定の状態で周回されると共に、周回す
る毎に光学部品に接続されて出力側では上記複数本より
も少ない本数に構成されている。
【0018】また、上記第4の解決手段では、上記第1
から第3の何れか1つの解決手段において、特に湿気が
浸入し易い貼合せ面の周縁において本体部の表裏両面な
いし端面を連続して封止部材で気密状に覆うようにした
ために、確実に湿気の浸入を防止することができる。
【0019】また、上記第5の解決手段では、上記第1
から第3の何れか1つの解決手段において、第1部材と
第2部材とが柔軟性を有する粘着剤によって貼り合わさ
れ、光ファイバがこの粘着剤によって固定されている。
そして、少なくとも第1部材及び第2部材の貼合せ面の
周縁部を気密状に覆うように、耐湿材料からなる封止部
材が設けられている。したがって、本体部内に湿気が浸
入し難い耐湿構造にすることができ、粘着剤が湿気によ
る影響を受け難くなるために、柔軟性を有する粘着剤を
使用したとしても、粘着剤の劣化を抑制することができ
る。この結果、第1部材と第2部材との剥離の発生を抑
制することができると共に光ファイバの接着の劣化を抑
制することができて、光ファイバシートの耐久性を向上
させることができる。
【0020】また、上記第6の解決手段では、上記第1
から第3の何れか1つの解決手段において、光ファイバ
の先端部が本体部から封止部材を気密状に貫通して引き
出され、少なくとも本体部から引き出された光ファイバ
を被覆する防湿部材を設けるようにしたために、この引
き出された光ファイバへの湿気の浸入をも防止すること
ができる。従って、光ファイバの伝送損失が増大するの
をさらに抑制することができる。さらに、本体部から引
き出された光ファイバの座屈を防止することができる。
【0021】
【発明の実施の形態1】以下、本願発明の実施形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0022】図1は、本願発明の実施形態1に係る光フ
ァイバシート10の一例の平面図を示しており、この光
ファイバシート10は、m個のポート、n個のチャネル
の入力をn個のポート、m個のチャネルの出力へ変換を
行うものである。上記光ファイバシート10は、図1及
び図2に示すように、第1部材である基板11と第2部
材であるラミネート材12とが互いに貼り合わされ、こ
れら基板11とラミネート材12との間で光ファイバ1
3が所定の状態に配線されて構成されている。上記光フ
ァイバシート10では、多数の光ファイバ13がチャネ
ル毎に整理されるために誤配線等を防止することがで
き、光ファイバ13を平面上に配線するために実装する
際の収容容積が小さくなるという利点がある。尚、図1
では、光ファイバ13等を本来破線で描くべきところを
便宜上実線で描いている。
【0023】上記基板11は、耐湿材料からなるシート
状の部材により構成され、その平面形状が矩形状に形成
されている。上記基板11は、耐湿材料として例えばP
ET樹脂(ポリエチレンテレフタレート)が用いられて
おり、シート状に形成されることで可撓性を有してい
る。
【0024】上記基板11の上面には、図2に示すよう
に、全面に粘着剤14が塗布されている。この粘着剤1
4は、柔軟性を有するものが使用されており、例えばシ
リコン系の粘着剤14により構成されている。
【0025】上記ラミネート材12は、耐湿材料からな
るシート状の部材により構成され、その平面形状が矩形
状に形成されている。ラミネート材12の平面形状は上
記基板11の平面形状と略同一に形成されている。上記
ラミネート材12は、例えば4フッ化及び6フッ化ポリ
エチレンの共重合体により構成されており、可撓性を有
している。
【0026】そして、上記基板11とラミネート材12
とが粘着剤14を介して貼り合わされて本体部15が形
成されている。
【0027】上記光ファイバ13は、上記基板11とラ
ミネート材12との間に挟み込まれており、上記粘着剤
14によって基板11に接着されて固定されている。光
ファイバ13は、入力側18において8本毎に互いに密
着するように平面内で束ねられて入力側18の光ファイ
バ束19を構成しており、本体部15にはこの入力側1
8の光ファイバ束19が8本挟み込まれている。つま
り、この光ファイバシート10では、64本の光ファイ
バ13が配線されると共に、8個のチャネル、8個のポ
ートの入力が形成されている。これら64本の光ファイ
バ13は全て同一長さとされている。光ファイバ束19
を構成する各光ファイバ13は、本体部15内の略中央
付近で1本ずつに分離されている。そして、この分離さ
れた光ファイバ13は、他の7つの光ファイバ束19か
ら分離された光ファイバ13と密着するように束ねられ
て配線されることによって出力側20の光ファイバ束2
1を構成している。つまり、8個のチャネル、8個のポ
ートの出力が形成されている。このようにしてm個のポ
ート、n個のチャネルをn個のポート、m個のチャネル
に変換することができるよになっている。尚、入力側1
8及び出力側20の各光ファイバ束19,21の先端に
は、図示省略するがそれぞれ入力端子又は出力端子が設
けられている。
【0028】上記本体部15の周縁部には、上記本体部
15の可撓性を維持しつつ該本体部15の側面の全周に
亘り、上記周縁部を気密状に覆う封止部材25が設けら
れている。この封止部材25は、湿気が浸入し易い基板
11及びラミネート材12の貼合せ面における縁端面に
おいて、湿気の浸入を抑制するためのものである。この
封止部材25を形成する材料として、例えば熱可塑性樹
脂、エポキシ等の耐湿性材料が使用されている。封止部
材25の幅は、本体部15の可撓性を損なわない幅に調
整されている。即ち、柔らかい材料を使用する場合に
は、本体部15の縁端から10mm程度内側まで本体部1
5を覆うように封止部材25を設けることができるが、
これより硬い材料を使用する場合には、封止部材25の
幅をより狭く調整する必要がある。
【0029】上記封止部材25は、図2に示すように、
ラミネート材12の表側面における周縁部、本体部15
の側面、即ち縁端面28、及び基板11の裏側面におけ
る周縁部を連続して気密状に覆うように形成されてい
る。つまり、封止部材25は、本体部15の縁端面28
において、該本体部15の側面の全周に亘り、本体部1
5の側面の全面を覆うように形成されている。封止部材
25には、貫通孔(図示省略)が形成され、この貫通孔
を通して光ファイバ束19が封止部材25の外部に引き
出されている。
【0030】入力側18及び出力側20において、光フ
ァイバ束19,21には、その側面を被覆する防湿部材
としての保護チューブ30が被せられており、光ファイ
バ束19,21は、保護チューブ30が被せられた状態
で封止部材25を気密状に貫通すると共に封止部材25
の外部に引き出されている。この保護チューブ30は、
外部に引き出された光ファイバ13からの湿気の浸入を
防止すると共に、封止部材25の近傍における光ファイ
バ13の折れ曲がりを防止するためのものである。保護
チューブ30として、例えばポリエチレン系樹脂、ビニ
ル系樹脂、ハイトレル(登録商標)等の材料を使用する
ことができる。尚、保護チューブ30は、各光ファイバ
13毎に、別個に光ファイバ13に被せるようにしても
よい。
【0031】続いて、上記光ファイバシート10の作製
方法について説明する。ここでは、封止部材25を例え
ば熱可塑性樹脂で形成する場合の作製方法について説明
する。
【0032】まず、塗布工程において基板11の表側面
の全体に粘着剤14を塗布し、配線工程において、粘着
剤14が塗布された基板11の表側面上に光ファイバ1
3を1本ずつ所定の状態に配線し、所定の圧力で光ファ
イバ13を基板11に押し付けて接着固定する。そし
て、基板11の周縁に位置する光ファイバ束19,21
に保護チューブ30を被せる。
【0033】基板11に対する光ファイバ13の配線
は、例えば図外のX−Yプロッタを用いて行うことがで
きる。すなわち、X−Yプロッタの配線ヘッドを配線パ
ターンに沿って移動させながら、この配線ヘッドを介し
て光ファイバ13を基板11上(粘着剤14層上)に供
給する。そして、この供給された光ファイバ13を所定
の圧力で粘着剤14に押し付けることによって、光ファ
イバ13を基板11上に固定することができる。このよ
うな工程を64本全ての光ファイバ13について繰り返
し行うことにより、光ファイバ13を所定の配線パター
ンに配線することができる。
【0034】そして、貼合工程において、光ファイバ1
3が配線された基板11の表側面にラミネート材12を
貼り合わせ、該ラミネート材12を基板11に接着して
光ファイバ13が挟み込まれた本体部15を形成する。
そして、セット工程において、光ファイバ13が挟み込
まれた本体部15を図外の型の中にセットする。この型
は、所定幅の封止部材25を本体部15の周縁に形成す
るためのものであり、本体部15の周縁部に対応する部
分に凹部(図示省略)が形成されている。そして、注入
工程において、融解した熱可塑性樹脂を本体部15の周
縁部に垂らしていくと、樹脂が本体部15の表裏両面な
いし縁端面28を連続して気密状に覆うように上記凹部
に対応した形状の封止部材25が形成される。そして、
型から取り出すと、光ファイバシート10が完成する。
【0035】以上説明したように、本実施形態1に係る
光ファイバシート10によれば、耐湿材料からなるシー
ト状の基板11と耐湿材料からなるシート状のラミネー
ト材12とが互いに貼り合わされて本体部15が形成さ
れ、この本体部15の基板11とラミネート材12との
間には、光ファイバ13が所定の状態に配線されて挟み
込まれている。そして、本体部15の可撓性を維持しつ
つ該本体部15の周縁部を気密状に覆うように、耐湿材
料からなる封止部材25が設けられている。
【0036】従って、光ファイバシート10の可撓性を
維持しながら、ハーメチックな構造を実現することがで
きる。この結果、基板11及びラミネート材12の貼合
せ面の周縁部からの光ファイバ13への湿気の浸入を抑
制することができ、光ファイバ13の伝送損失が増大す
るのを抑制することができる。また、耐湿効果を向上さ
せたシート状の光ファイバシート10を簡易な製法で作
製することができる。また、光ファイバシート10の可
撓性を維持することができるために、所望の状態でこの
光ファイバシート10を据え付けることができる。
【0037】また、特に湿気が浸入し易い基板11及び
ラミネート材12の貼合せ面の周縁部において、本体部
15周縁の表裏両面ないし縁端面28を連続して封止部
材25で気密状に覆うようにしたために、確実に湿気の
浸入を防止することができる。
【0038】また、基板11とラミネート材12とが柔
軟性を有する粘着剤14によって貼り合わされ、光ファ
イバ13がこの粘着剤14によって固定されている。そ
して、本体部15の周縁を覆うように、耐湿材料からな
る封止部材25が設けられている。したがって、本体部
15内に湿気が浸入し難い耐湿構造にすることができ、
粘着剤14が湿気による影響を受け難くなるために、柔
軟性を有する粘着剤14を使用したとしても、粘着剤1
4の劣化を抑制することができる。この結果、基板11
とラミネート材12との剥離の発生を抑制することがで
きると共に光ファイバ13の接着の劣化を抑制すること
ができて、光ファイバシート10の耐久性を向上させる
ことができる。
【0039】また、光ファイバ束19を、保護チューブ
30が被せられた状態で封止部材25を気密状に貫通さ
せると共に封止部材25の外部に引き出すようにしたた
めに、この引き出された光ファイバ13への湿気の浸入
をも防止することができる。従って、光ファイバ13の
伝送損失が増大するのをさらに抑制することができる。
さらに、封止部材25の近傍における光ファイバ13の
座屈を防止することができる。
【0040】
【発明の実施の形態2】図3に示すように、本願発明の
実施形態2に係る光ファイバシート10は、光信号が入
力されて所定の機能を発揮する光学部品が接続された光
ファイバ13を本体部15に挟み込んだものである。つ
まり、光ファイバ13には光学部品が接続されており、
この光学部品が光ファイバ13と一緒に本体部15に挟
み込まれている。尚、図3では、光ファイバ13等を本
来破線で描くべきところを便宜上実線で描いている。ま
た、実施形態1と同一構成要素には同一の符号を付し、
その説明を省略する。
【0041】基板11とラミネート材12とは、柔軟性
を有する粘着剤14を介して貼り合わされて本体部15
を形成している。本体部15の周縁部には、本体部15
の可撓性を維持しつつ該本体部15の側面の全周に亘
り、上記周縁部を気密状に覆う封止部材25が設けられ
ている。この封止部材25は、湿気が浸入し易い基板1
1及びラミネート材12の貼合せ面における縁端面にお
いて、湿気の浸入を抑制するためのものである。
【0042】上記光ファイバ13は、光学部品としての
ファイバカプラ40及び溶着スリーブ41が接続される
と共に、本体部15の基板11及びラミネート材12間
において複数周回するように配線されている。ファイバ
カプラ40及び溶着スリーブ41は、それぞれ粘着剤1
4によって基板11に接着固定されている。ファイバカ
プラ40は2系統の光信号の入力を合成して1系統の光
信号の出力にするように構成されたものであり、本体部
15の一方の側面寄り(図3における上側)に配置され
ている。この光ファイバカプラ40は、7つ配置されて
おり、これらの各入力端側が同一方向になるように互い
に平行となった状態で配置されている。溶着スリーブ4
1は、光ファイバ13同士を接続するように構成された
ものであり、本体部15の上記一方の側面に対向する他
方の側面寄りに配置されている。
【0043】光ファイバ13の入力側18では、8本の
光ファイバ13が互いに密着した状態で束ねられて光フ
ァイバ束19に形成されている。この光ファイバ束19
には防湿部材としての保護チューブ30が被せられてお
り、光ファイバ束19は、この保護チューブ30が被せ
られた状態で上記封止部材25を気密状に貫通してい
る。
【0044】上記入力側18の各光ファイバ13は、出
力側20に至るまでに所定の状態で周回されると共に、
周回する毎に光学部品40,41に接続されて出力側2
0では1本の光ファイバ13に構成されている。
【0045】つまり、入力側18の光ファイバ束19を
形成する8本の光ファイバ13は、2本ずつ4つにまと
められ、それぞれ第1〜第4のファイバカプラ40にお
ける入力端に接続されている。これら第1〜第4のファ
イバカプラ40の出力端に接続された光ファイバ13
は、それぞれ溶着スリーブ41の第1〜第4の入力端に
接続されている。溶着スリーブ41の第1〜第4の出力
端に接続された光ファイバ13は、2本ずつ2つにまと
められてそれぞれ第5及び第6のファイバカプラ40に
おける入力端に接続されている。これら第5及び第6の
ファイバカプラ40における出力端に接続された光ファ
イバ13は、それぞれ溶着スリーブ41における第5及
び第6の入力端に接続されている。溶着スリーブ41の
第5及び第6の出力端に接続された光ファイバ13が1
つにまとめられて第7のファイバカプラ40における入
力端に接続されている。この第7のファイバカプラ40
の出力端に接続された光ファイバ13は、光ファイバ1
3の出力側20となり、封止部材25を気密状に貫通し
て本体部15から引き出されている。
【0046】出力側20の光ファイバ13には防湿部材
である保護チューブ30が被せられており、この光ファ
イバ13は、保護チューブ30が被せられた状態で封止
部材25を気密状に貫通している。
【0047】また、封止部材25の隅角部には、該封止
部材25を上下に貫通する貫通孔48が形成されてい
る。この貫通孔48は、光ファイバシート10を据え付
ける際にボルト等の締結具を挿入して据付固定するため
のものである。
【0048】したがって、本実施形態2に係る光ファイ
バシート10では、光ファイバ13に接続された光学部
品40,41が光ファイバ13と一緒に本体部15に挟
み込まれているが、上記実施形態1と同様に、光ファイ
バシート10の可撓性を維持しながら、ハーメチックな
構造を実現することができる。この結果、本体部15の
周縁部からの光ファイバ13への湿気の浸入を抑制する
ことができ、光ファイバ13の伝送損失が増大するのを
抑制することができる。また、耐湿効果を向上させたシ
ート状の光ファイバシート10を簡易な製法で作製する
ことができる。また、光ファイバシート10の可撓性を
維持することができるために、所望の状態でこの光ファ
イバシート10を据え付けることができる。
【0049】その他の構成、作用及び効果は実施形態1
と同様である。
【0050】
【発明のその他の実施の形態】上記各実施形態につい
て、基板11とラミネート材12とは、粘着剤14によ
って貼り合わされる構成には限られない。
【0051】また、上記各実施形態について、例えば、
本体部15から引き出された光ファイバ13が極端に短
いような場合には、この光ファイバ13を被覆する保護
チューブ30を省略する構成としてもよい。
【0052】また、上記各実施形態について、封止部材
25を本体部15の周縁に設ける構成に代え、本体部1
5の全体を気密状に覆うように設ける構成であってもよ
い。
【0053】また、上記実施形態1では、融解した熱可
塑性樹脂を型の中で本体部15の周縁に垂らすことによ
って封止部材25を形成するようにしたが、これに代
え、本体部15の周縁部に対応する大きさの枠を例えば
エポキシ系樹脂によって予め2つ成形しておき、本体部
15をこの2つの枠で挟み込んだ状態でプレスすること
により、封止部材25を本体部15の周縁部に形成する
ようにしてもよい。
【0054】また、上記実施形態2では、出力側20の
光ファイバ13が1本のみ引き出される構成としている
が、このような構成に限られるものではない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2及び
3に係る発明によれば、光ファイバシートの可撓性を維
持しながら、ハーメチックな構造を実現することができ
る。この結果、本体部の周縁部からの光ファイバへの湿
気の浸入を抑制することができ、光ファイバの伝送損失
が増大するのを抑制することができる。また、耐湿効果
を向上させたシート状の光ファイバシートを簡易な製法
で作製することができる。また、光ファイバシートの可
撓性を維持することができるために、所望の状態でこの
光ファイバシートを据え付けることができる。
【0056】また、請求項4に係る発明によれば、特に
湿気が浸入し易い貼合せ面の周縁において本体部の表裏
両面ないし端面を連続して封止部材で気密状に覆うよう
にしたために、確実に湿気の浸入を防止することができ
る。
【0057】また、請求項5に係る発明によれば、本体
部内に湿気が浸入し難くい耐湿構造にすることができ、
粘着剤が湿気による影響を受け難くなるために、柔軟性
を有する粘着剤を使用したとしても、粘着剤の劣化を抑
制することができる。この結果、第1部材と第2部材と
の剥離の発生を抑制することができると共に光ファイバ
の接着の劣化を抑制することができて、光ファイバシー
トの耐久性を向上させることができる。
【0058】また、請求項6に係る発明によれば、本体
部から引き出された光ファイバへの湿気の浸入をも防止
することができる。従って、光ファイバの伝送損失が増
大するのをさらに抑制することができる。さらに、本体
部から引き出された光ファイバの座屈を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係る光ファイバシートの全体構成
を示す平面図である。
【図2】図1におけるII−II断面を示す断面図である。
【図3】実施形態2に係る光ファイバシートの全体構成
を示す平面図である。
【符号の説明】
11 基板(第1部材) 12 ラミネート材(第2部材) 13 光ファイバ 14 粘着剤 15 本体部 18 入力側 19 光ファイバ束(入力側光ファイバ束) 20 出力側 21 光ファイバ束(出力側光ファイバ束) 25 封止部材 28 縁端面 30 保護チューブ(防湿部材) 40 ファイバカプラ(光学部品) 41 溶着スリーブ(光学部品)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東久保 隆 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 Fターム(参考) 2H038 CA52 5G363 AA01 BA10 CA05 CB01 DC08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐湿材料からなるシート状の第1部材及
    び第2部材が互いに貼り合わされて形成された本体部
    と、 上記本体部の第1部材及び第2部材間に挟み込まれ、所
    定の状態に配線された光ファイバと、 上記本体部の可撓性を維持しつつ少なくとも上記第1部
    材及び第2部材の貼合せ面の周縁部を気密状に覆う耐湿
    材料からなる封止部材とを備えていることを特徴とする
    光ファイバシート。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 光ファイバは、複数本配線されており、 上記複数の光ファイバは、入力側で所定本数毎に束ねら
    れて複数の入力側光ファイバ束を構成する一方、 各入力側光ファイバ束の光ファイバは、出力側に至る途
    中において所定の状態に曲げられると共に入力側光ファ
    イバ束から分離し、出力側で他の光ファイバ束から分離
    された光ファイバと共に所定本数毎に束ねられて別の出
    力側光ファイバ束を構成していることを特徴とする光フ
    ァイバシート。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 光ファイバは、入力側で複数本配線されており、 上記入力側の各光ファイバは、出力側に至るまでに所定
    の状態で周回されると共に、周回する毎に光学部品に接
    続されて出力側では上記複数本よりも少ない本数に構成
    されていることを特徴とする光ファイバシート。
  4. 【請求項4】 請求項1から3の何れか1項において、 封止部材は、第1部材及び第2部材の貼合せ面の周縁に
    おいて本体部の表裏両面ないし端面を連続して覆うよう
    に形成されていることを特徴とする光ファイバシート。
  5. 【請求項5】 請求項1から3の何れか1項において、 第1部材と第2部材とは、柔軟性を有する粘着剤によっ
    て貼り合わされていることを特徴とする光ファイバシー
    ト。
  6. 【請求項6】 請求項1から3の何れか1項において、 光ファイバの先端部は、本体部から封止部材を気密状に
    貫通して引き出され、 少なくとも上記引き出された光ファイバを被覆する防湿
    部材が設けられていることを特徴とする光ファイバシー
    ト。
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