JPH04336496A - 線材の防水型引留構造 - Google Patents

線材の防水型引留構造

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JPH04336496A
JPH04336496A JP3137176A JP13717691A JPH04336496A JP H04336496 A JPH04336496 A JP H04336496A JP 3137176 A JP3137176 A JP 3137176A JP 13717691 A JP13717691 A JP 13717691A JP H04336496 A JPH04336496 A JP H04336496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
recess
side wall
wire
elastic body
Prior art date
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Pending
Application number
JP3137176A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kato
康二 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP3137176A priority Critical patent/JPH04336496A/ja
Publication of JPH04336496A publication Critical patent/JPH04336496A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は筐体の側壁を貫通した複
数本の線材を防水処理して引き留めるための引留構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、電気部品、電子部品、光
部品、および、これらの集積部品、複合部品などは、保
護用の筐体内に収納されて取り扱われることが多い。こ
うして収納された各部品は、筐体の側壁を貫通する電線
、光ファイバなどの線材を介して外部の装置と接続する
のが一般であり、その際の線材引留手段として、以下に
述べる先行技術がみられる。 先行技術1:筐体側壁に対する線材の引き留めを機械的
クランプで行ない、側壁、線材相互の防水をシール材で
行なう。より具体的には、線材をプレートで挟み、その
際の摩擦力により線材を引き留め、要所に接着性のシ−
ル材を施す。 先行技術2:防水を主体とした充填材により、側壁、線
材相互の防水、線材の引き留めを兼ねさせる。より具体
的には、図3、図4のようにする。図3の場合は、プリ
ント基板のごとき線材1を有する部品2が収納された筐
体3において、その筐体3の側壁4に形成された個別の
各挿通口5に線材1がそれぞれ引き通され、各挿通口5
と各線材1とがシ−ル材7を介して接着封止されている
。図4の場合は、筐体3の側壁4に、前記と同様の挿通
口5と前記にはない凹所6とが互いに連通して形成され
ており、各挿通口5および凹所6を貫通した各線材1が
、凹所6内に充填された合成樹脂系の接着剤8を介して
止着され、かつ、各線材1と各挿通口5、凹所6との隙
間が接着剤8により封止されている。先行技術3:引き
留めを主体とした充填材により、線材の引き留め、側壁
、線材相互の防水を兼ねさせる。これは、先行技術2と
ほぼ同様の手段で実施される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】先行技術1の場合は、
機械的なクランプで複数本の線材1を引き留めるとき、
各線材1に対する引留力にバラツキが生じ、たとえば、
引張り荷重を受けた際に一部の線材がずれ動くため断線
する虞があり、他にも、クランプを含む全体的な構造が
複雑になる。先行技術2の場合は、線材1と筐体3との
接着性、密着性を重視し、耐環境性への技術的配慮から
、シリコ−ンゴムのごとき低弾性シ−ル材7を用いてお
り、そのために引留力が弱くなる欠点がある。先行技術
3の場合は、引留力を重視する観点から材料強度の高い
接着剤8を用いており、そのために線材1と筐体3との
接着性が低下し、ひび割れが発生しやすく、防水性も十
分でない。
【0004】本発明はかかる技術的課題に鑑み、引留力
、防水性、構造の簡潔性を満足させることのできる線材
の防水型引留構造を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、筐体の側壁を
内外に貫通した複数本の線材が、接着剤を介して該筐体
側壁に止着されている線材の防水型引留構造において、
上記筐体の側壁外面から側壁内面にわたり、板状弾性体
を嵌めこむための凹所と、該凹所よりも小径であって複
数本の線材を一括して引き通すための一括挿通口とが互
いに連通して形成されており、上記凹所内に嵌めこまれ
る板状弾性体が、上記一括挿通口の口径よりも大きい外
径を有するとともに、該板状弾性体の板面には、複数本
の各線材を個別に引き通すための複数の個別挿通口が形
成されており、筐体内にある複数本の各線材が、その筐
体側壁の一括挿通口、凹所を貫通して筐体外に引き出さ
れているとともに、上記板状弾性体の各個別挿通口を個
別に貫通しており、該各線材により貫通された板状弾性
体が上記凹所内に嵌めこまれ、かつ、その凹所内に接着
剤が充填されて、これら板状弾性体、各線材が液密性を
保持して凹所内に止着されていることを特徴として、所
期の目的を達成する。
【0006】
【作用】本発明に係る線材の防水型引留構造は、筐体の
側壁に形成された凹所内において、各線材、板状弾性体
が、接着剤を介して一体に止着かつシールされている。 かかる引留構造において、線材に引張り荷重が加えられ
たとき、線材のみでなく、板状弾性体、接着剤をも含め
た三者の一体化物がその引張り荷重に対抗するので、高
度の線材引き留め機能を確保することができ、かつ、側
壁凹所内の各部にわたる接着剤がこれら各部をシールす
るので、高度の防水機能を確保することができる。
【0007】
【実施例】本発明に係る線材の防水型引留構造例を図示
の実施例に基づいて説明する。図1、図2に例示した実
施例において、電線、光ファイバのごとき線材11を有
する部品12は、電気部品、電子部品、光部品、これら
の集積部品、複合部品のいずれかからなり、筐体13は
、プラスチック、金属、石英、セラミックなどの任意材
料からなり、かかる部品12が筐体13内に収納されて
いる。
【0008】筐体13の一側壁14には、その側壁外面
から側壁内面にわたり、板状弾性体21を嵌めこむため
の凹所15と、該凹所15よりも小径であって複数本の
線材11を一括して引き通すための一括挿通口16とが
互いに連通して形成されている。
【0009】凹所15内に嵌めこまれる板状弾性体21
は、ゴムまたは合成樹脂からなり、その具体的一例とし
て、シリコーンゴムをあげることができる。板状弾性体
21の外径は、上記一括挿通口16の口径よりも大きい
ことが不可欠であるが、上記凹所15との相対関係では
、その凹所内径と同等、その凹所内径よりもわずかに小
さい、その凹所内径よりもわずかに大きいなど、種々の
態様がある。図示例の板状弾性体21は、凹所15と密
に嵌め合うことのできる外径を有している。板状弾性体
21の板面には、複数本の各線材11を個別に引き通す
ための複数の個別挿通口22が形成されている。各個別
挿通口22の内径も、線材11の外径と同等、線材11
の外径よりもわずかに小さい、線材11の外径よりもわ
ずかに大きいなど、種々の態様がある。図示例での各個
別挿通口22は、線材11の外周面に密接する口径を有
している。
【0010】図1、図2に例示した実施例において、側
壁14の凹所15内に充填される接着剤31としては、
熱可塑性、熱硬化性、光硬化性のごとき合成樹脂系のも
のが採用される。接着剤31の一例として、硬化前の粘
度が100,000CPS以下、硬化後の引張強さが2
80〜910kg/cm2 のエポキシ樹脂をあげるこ
とができ、このエポキシ樹脂の場合は、剛性が高いので
望ましい。
【0011】図1、図2に例示した実施例において、防
水処理を兼ねて線材11を筐体13の側壁14に引き留
めるとき、はじめ、筐体13内にある各線材11を側壁
14の一括挿通口16、凹所15に通して筐体13外に
引き出すとともに、引き出された各線材11を板状弾性
体21の各個別挿通口22に通し、つぎに、凹所15内
に板状弾性体21を嵌めこんで接着剤31を充填し、そ
の後、接着剤31の硬化をまって、これら板状弾性体2
1、各線材11を凹所15内に止着させる。かくて、各
線材11が筐体13の側壁14に引き留められるととも
に、その側壁14を開口している一括挿通口16が封鎖
され、凹所15内の隙間がシールされ、さらに、各線材
11と各個別挿通口22との隙間もシールされる。
【0012】
【発明の効果】本発明に係る線材の防水型引留構造は、
つぎのような効果を有する。その一つは、筐体側壁の凹
所内において、各線材、板状弾性体が、接着剤を介して
一体に止着かつシールされているから、線材、板状弾性
体、接着剤を含めた三者の一体化物が、引張り荷重に耐
えることのできる高度の線材引き留め効果を発揮する。 他の一つは、側壁凹所内の各部にわたる接着剤がこれら
各部をシールして、高度の防水効果を発揮する。さらに
、他の一つは、機械的なクランプを要しないのはもちろ
ん、筐体側壁の凹所と一括挿通口、板状弾性体の個別挿
通口に線材を通し、筐体側壁の凹所内に板状弾性体を嵌
めこみ、接着剤を充填するだけであるから、所要の防水
型引留構造を簡易に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る線材の防水型引留構造について、
その一実施例を示した要部断面図である。
【図2】図1に例示した防水型引留構造の要部拡大断面
図である。
【図3】従来技術に係る防水型引留構造の一例について
、その一部を切り欠いて示した平面図である。
【図4】従来技術に係る防水型引留構造の他例について
、その要部を示した断面図である。
【符号の説明】
11  線材 12  部品 13  筐体 14  筐体の側壁 15  側壁の凹所 16  側壁の一括挿通口 21  板状弾性体 22  板状弾性体の個別挿通口 31  接着剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  筐体の側壁を内外に貫通した複数本の
    線材が、接着剤を介して該筐体側壁に止着されている線
    材の防水型引留構造において、上記筐体の側壁外面から
    側壁内面にわたり、板状弾性体を嵌めこむための凹所と
    、該凹所よりも小径であって複数本の線材を一括して引
    き通すための一括挿通口とが互いに連通して形成されて
    おり、上記凹所内に嵌めこまれる板状弾性体が、上記一
    括挿通口の口径よりも大きい外径を有するとともに、該
    板状弾性体の板面には、複数本の各線材を個別に引き通
    すための複数の個別挿通口が形成されており、筐体内に
    ある複数本の各線材が、その筐体側壁の一括挿通口、凹
    所を貫通して筐体外に引き出されているとともに、上記
    板状弾性体の各個別挿通口を個別に貫通しており、該各
    線材により貫通された板状弾性体が上記凹所内に嵌めこ
    まれ、かつ、その凹所内に接着剤が充填されて、これら
    板状弾性体、各線材が液密性を保持して凹所内に止着さ
    れていることを特徴とする線材の防水型引留構造。
JP3137176A 1991-05-13 1991-05-13 線材の防水型引留構造 Pending JPH04336496A (ja)

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