JP2003212349A - 非接触icタグ、貨物管理システム、貨物管理方法、貨物管理プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

非接触icタグ、貨物管理システム、貨物管理方法、貨物管理プログラムおよび記録媒体

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JP2003212349A JP2002011697A JP2002011697A JP2003212349A JP 2003212349 A JP2003212349 A JP 2003212349A JP 2002011697 A JP2002011697 A JP 2002011697A JP 2002011697 A JP2002011697 A JP 2002011697A JP 2003212349 A JP2003212349 A JP 2003212349A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストの低減を図りつつ、運送業務を円滑
に、かつ迅速に行なう。 【解決手段】 ICタグ読み取り装置2−1〜2−n
は、非接触ICタグ1からタグIDを読み取り、該タグ
IDと自身の事業者IDとを、データセンタ3へ送信す
る。データセンタ3は、ICタグ読み取り装置2−1〜
2−nからのタグIDと業者IDとに従って、データベ
ース4から対応する復号鍵を検索し、該復号鍵をICタ
グ読み取り装置2−1〜2−nに返信する。ICタグ読
み取り装置2−1〜2−nは、該データセンタ3から返
信されてくる復号鍵により非接触ICタグ1に暗号化さ
れて記憶されている、自身の運送情報のみを復号化して
表示する。各集配センタでは、該運送情報に従って、貨
物の荷卸、仕分け、荷積み、配送が行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触ICタグ、
貨物管理システム、貨物管理方法、貨物管理プログラム
および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、貨物輸送においては、一般の宅配
便のように、一運送業者が荷送人から荷受人の運送を行
なうのではなく、中間に複数の運送業者が介在する。こ
のため、荷札の記載も宅配便等とは異なり、中間に介在
する運送業者の荷札が貼付される。各運送業者の運送集
配センタでは、貨物の収集、仕分け、トラックへの荷積
み、次の運送集配センタまたは顧客への配送などの業務
が行なわれる。このとき、各運送集配センタでは、作業
者が目視により荷札を確認して仕分け、荷積み、配送な
どを行なう。
【0003】このような荷札を用いた業務では、作業者
の負担が大きく、配送ミスが生じたり、仕分けに時間が
かかったりするなどの問題があった。また、荷札として
は、中間に介在する運送業者に関する情報も記載される
ため、他業者に情報が見られてしまう。また、荷札のコ
ストは、5〜10円/枚程度ではあるが、業界全体でみ
ると、億単位の貨物が扱われており、運送全体にかかる
コストとしては膨大な額となることは明白である。
【0004】そこで、荷札に荷物を識別するためのバー
コードを貼付し、該バーコードと荷物の属性(荷送人情
報、荷受人情報、品目、価格、顧客情報など)とをコン
ピュータ上で管理することで、自動仕分けを実現する技
術が実用化されている。このように、バーコードを導入
することにより、作業者の負担を低減し、配送ミスの防
止、仕分け時間の短縮化を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、貨物輸
送においては、前述したように、中間に複数の運送業者
が介在し、それぞれの業者毎に管理システムが存在す
る。このため、それぞれの業者毎にバーコードを貼付す
る必要があり、コストの面では、荷札と同様の問題があ
った。また、バーコードを用いた場合には、バーコード
面に対して所定の距離範囲内でレーザ光を照射し、その
反射光を読み取る必要があり、読み取り機器の設置や読
み取り方法において物理的な制限があった。
【0006】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、コストの低減を図りつつ、運送業務を円滑に、
かつ迅速に行なうことができる非接触ICタグ、貨物管
理システム、貨物管理方法、貨物管理プログラムおよび
記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、ICチップと、少
なくとも前記ICチップと外部機器との間で通信を行な
うためのアンテナとを具備し、複数の運送業者により運
送される貨物に貼付される非接触ICタグであって、前
記複数の運送業者の各々に対する運送情報を暗号化して
記憶する記憶手段と、前記外部機器からの要求に基づい
て、前記外部機器に送信すべき運送情報を前記記憶手段
から読み出す制御手段と、前記制御手段により読み出さ
れた前記運送情報を外部機器へ送信する送信手段とを具
備することを特徴とする。
【0008】また、上述した問題点を解決するために、
請求項2記載の発明では、ICチップと、少なくとも前
記ICチップと外部機器との間で通信を行なうためのア
ンテナとを具備し、複数の運送業者により運送される貨
物に貼付され、前記複数の運送業者の各々に対する運送
情報をそれぞれの暗号鍵により暗号化して記憶する非接
触ICタグと、前記暗号鍵に対応する復号鍵を記憶し、
復号鍵要求があると、対応する復号鍵を送信する復号鍵
管理手段と、前記非接触ICタグから運送情報を読み出
し、該運送情報に対する暗号鍵に対する復号鍵を前記復
号鍵管理手段から取得し、該復号鍵により暗号化された
運送情報を復号し、復号した運送情報を提示する読み取
り手段とを具備することを特徴とする。
【0009】また、請求項3記載の発明では、請求項2
記載の貨物管理システムにおいて、前記非接触ICタグ
は、タグ自身を識別するためのタグ識別情報を記憶し、
前記読み取り手段は、自身が属する運送業者を識別する
業者識別情報を記憶し、前記復号鍵管理手段は、前記タ
グ識別情報と前記業者識別情報とに基づいて、前記読み
取り手段へ送信すべき復号鍵を特定することを特徴とす
る。
【0010】また、上述した問題点を解決するために、
請求項4記載の発明では、ICチップと、少なくとも前
記ICチップと外部機器との間で通信を行なうためのア
ンテナを具備し、前記複数の運送業者の各々に対する運
送情報をそれぞれの暗号鍵により暗号化して記憶する非
接触ICタグを、複数の運送業者により運送される貨物
に貼付し、前記非接触ICタグから暗号化された運送情
報を読み出し、該暗号化された運送情報に対する暗号鍵
に対する復号鍵により暗号化された運送情報を復号し、
該復号化した運送情報に基づいて、貨物の荷卸、仕分
け、荷積み、配送を行なうことを特徴とする。
【0011】また、請求項5記載の発明では、請求項4
記載の貨物管理方法において、前記復号鍵は、前記非接
触ICタグを識別するためのタグ識別情報と、運送業者
を識別する業者識別情報とに基づいて管理されることを
特徴とする。
【0012】また、上述した問題点を解決するために、
請求項6記載の発明では、ICチップと、少なくとも前
記ICチップと外部機器との間で通信を行なうためのア
ンテナを具備し、前記複数の運送業者の各々に対する運
送情報をそれぞれの暗号鍵により暗号化して記憶し、複
数の運送業者により運送される貨物に貼付された非接触
ICタグから暗号化された運送情報を読み出すステップ
と、前記読み出した運送情報に対する暗号鍵に対する復
号鍵を取得するステップと、前記取得した復号鍵により
暗号化された運送情報を復号するステップと、前記復号
した運送情報を提示するステップとをコンピュータに実
行させることを特徴とする。
【0013】また、上述した問題点を解決するために、
請求項7記載の発明では、ICチップと、少なくとも前
記ICチップと外部機器との間で通信を行なうためのア
ンテナを具備し、前記複数の運送業者の各々に対する運
送情報をそれぞれの暗号鍵により暗号化して記憶し、複
数の運送業者により運送される貨物に貼付された非接触
ICタグから暗号化された運送情報を読み出すステップ
と、前記読み出した運送情報に対する暗号鍵に対する復
号鍵を取得するステップと、前記取得した復号鍵により
暗号化された運送情報を復号するステップと、前記復号
した運送情報を提示するステップとをコンピュータに実
行させるプログラムを記録したことを特徴とする。
【0014】この発明では、ICチップと、少なくとも
前記ICチップと外部機器との間で通信を行なうための
アンテナとを具備し、複数の運送業者の各々に対する運
送情報をそれぞれの暗号鍵により暗号化して記憶する非
接触ICタグを、複数の運送業者により運送される貨物
に貼付し、読み取り手段により、前記非接触ICタグか
ら運送情報を読み出し、該運送情報に対する暗号鍵に対
する復号鍵を復号鍵管理手段から取得し、該復号鍵によ
り暗号化された運送情報を復号し、復号した運送情報を
提示する。したがって、コストの低減を図りつつ、運送
業務を円滑に、かつ迅速に行なうことが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。
【0016】A.実施形態の構成 図1は、本発明の実施形態による貨物管理システムの構
成を示すブロック図である。図1において、非接触IC
タグ1は、データを保存することができるICチップを
内蔵し、無線により電力供給やデータ伝送を行なう。デ
ータとしては、運送業者毎に、運送業務で必要とされる
運送情報(後述)が暗号化されて記憶されていととも
に、タグ自身を識別するためのタグIDが記憶されてい
る。該非接触ICタグ1は、1つ1つの荷物に貼付され
ている。
【0017】ICタグ読み取り装置2−1〜2−nは、
各運送業者の運送集配センタに複数台設置されており、
非接触ICタグ1へ電力を供給するとともに、非接触I
Cタグ1に記憶されている運送情報を読み取るようにな
っている。より具体的には、ICタグ読み取り装置2−
1〜2−nは、非接触ICタグ1からICタグを識別す
るためのタグIDを読み取り、該タグIDと自身の事業
者IDとを、後述するデータセンタ3へ送信し、該デー
タセンタ3から返信されてくる復号鍵により非接触IC
タグ1に暗号化されて記憶されている、自身の運送情報
を復号化して表示するようになっている。事業者ID
は、運送業者毎にセキュリティ管理されており、予めI
Cタグ読み取り装置2−1〜2−nに設定されている。
ゆえに、他の運送業者に関する運送情報は読み出せない
ようになっている。
【0018】データセンタ3は、ICタグ読み取り装置
2−1〜2−nからのタグIDと業者IDとに従って、
データベース4から対応する復号鍵を検索し、該復号鍵
をICタグ読み取り装置2−1〜2−nに返信するよう
になっている。データベース4には、タグIDと業者I
Dとに対応づけて、非接触ICタグ1に暗号化されて記
憶されている各運送業者に関する運送情報を復号するた
めの復号鍵を記憶している。
【0019】上記IC読み取り装置2−1〜2−nとデ
ータセンタ3とは、インターネットやLANなどのネッ
トワーク5により接続されている。
【0020】次に、図2は、上述した非接触ICタグ1
の略構成を示すブロック図である。図において、非接触
ICタグ1は、ICチップ10とアンテナ11とから構
成されている。ICチップ10は、プログラムを記憶す
るROM101、各運送業者に関する運送情報などを記
憶するRAM102、無線電波から電力を発生して各部
に供給する電源供給部103、ICタグ読み取り装置2
−1〜2−nとの間で情報を送受信するための通信部1
04、および全体を制御する制御部105から構成され
ている。アンテナ11は、無指向性であり、ICタグ読
み取り装置2−1〜2−nとの間で電波により情報(タ
グIDの要求、運送情報)を送受信する。
【0021】次に、図3は、非接触ICタグ1に記憶さ
れている情報を示す概念図である。非接触ICタグ1に
は、タグを識別するための非接触ICタグ1毎に設定さ
れたタグID、運送業者毎に設定された暗号鍵により暗
号化された、運送業者毎の運送情報が記憶されている。
図示の例では、航空輸送(国際部分)に関する運送情報
20−1、陸送部分に関する運送情報20−2、および
その他(顧客部分)に関する運送情報20−3が、各
々、暗号鍵a,b,cにより暗号化されて記憶されてい
る。暗号鍵a,b,cには、各々、復号鍵A,B,Cが
対応しており、該復号鍵A,B,Cにより暗号化された
運送情報20−1,20−2,20−3を復号(解読)
することが可能である。該復号鍵A,B,Cは、前述し
たデータセンタ3のデータベース4に保存されている。
【0022】次に、図4は、上述したICタグ読み取り
装置2−i(i=1〜n)の実施例を示す模式図であ
る。ICタグ読み取り装置2−i(i=1〜n)として
は、ハンディターミナルと呼ばれるような、作業者が手
に持って取り扱える機器を用いることが考えられる。デ
ータセンタ3との通信は、ICタグ読み取り装置2−i
(i=1〜n)から、直接、無線または有線により(無
線の方が利便性が高い)、ネットワーク5を介して行っ
てもよいし、ネットワーク5に接続された端末(パーソ
ナルコンピュータなど)30を介して行ってもよい。端
末30を介して行なう場合、ICタグ読み取り装置2−
i(i=1〜n)と端末30とは無線により通信するこ
とが好ましい。
【0023】次に、図5は、ICタグ読み取り装置2−
i(i=1〜n)の略構成を示すブロック図である。I
Cタグ読み取り装置2−i(i=1〜n)は、プログラ
ムを記憶するROM401、各種データを(一時)記憶
するRAM402、業者IDなどを入力するキー入力部
403、非接触ICタグ1やネットワーク5との通信を
行なう通信部(アンテナ405を含む)404、運送情
報21−1〜21−3やタグID20、その他の入力デ
ータなどを表示する表示部406、および全体を制御す
る制御部407から構成されている。
【0024】B.実施形態の動作 次に、上述した実施形態の動作について説明する。ここ
で、図6および図7は、本実施形態の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【0025】B−1.全体動作 まず、海外の代理店において、乱数などを用いて暗号鍵
a,b,cおよび復号鍵A,B,Cを生成し、該暗号鍵
a,b,cにより各運送業者の運送情報を暗号化し、各
運送業者の運送情報20−1〜20−2として、非接触
タグ1に記憶させる。復号鍵A,B,Cは、データセン
タ3に送信され、データベース4に記憶される。なお、
暗号鍵a,b,cおよび復号鍵A,B,Cは、データセ
ンタ3で生成されてもよく、この場合、代理店(の端
末)からの要求に応じて、データセンタ3から送信して
日接触ICタグ1に記憶すればよい。また、代理店で
は、非接触ICタグ1を識別するためのタグID20を
非接触ICタグ1に記憶する。該非接触ICタグ1は、
貨物に貼付される。該貨物は、航空機により国内へ輸送
される。
【0026】国内では、各運送集配センタにおいて、ま
ず、作業者が、ICタグ読み取り装置2−i(i=1〜
n)に対して所定の操作を行なうことで、ICタグ読み
取り装置2−iから貨物に貼付されている非接触ICタ
グ1にタグIDを要求する(ステップS1)。
【0027】非接触ICタグ1では、電源供給部103
により、このときの要求信号により電力が生成され、各
部へ供給される。次いで、タグID要求に従って、RA
M102に記憶されている自身のタグIDを送信する
(ステップS10)。
【0028】ICタグ読み取り装置2−iでは、タグI
Dを受信したか否かを判断しており(ステップS2)、
非接触ICタグ1からタグIDを受信すると、該タグI
Dおよび事業者IDとともに、データセンタ3に対し
て、復号鍵を要求する(ステップS3)。
【0029】データセンタ3では、復号鍵が要求された
か否かを判断しており(ステップS20)、復号鍵が要
求されると、タグIDおよび事業者IDに従って、デー
タベース4から対応する復号鍵を検索し(ステップS2
1)、該復号鍵をICタグ読み取り装置2−iに返信す
る(ステップS22)。
【0030】ICタグ読み取り装置2−iでは、復号鍵
を受信したか否かを判断しており(ステップS4)、デ
ータセンタ3から復号鍵を受信すると、非接触ICタグ
1に対して、事業者IDとともに、運送情報を要求す
る。
【0031】非接触ICタグ1では、タグIDの送信
後、運送情報が要求されたか否かを判断しており(ステ
ップS11)、上記ICタグ読み取り装置2−iから運
送情報の要求信号を受信すると、事業者IDに従って、
その運送業者の暗号化された運送情報を送信する(ステ
ップS12)。
【0032】ICタグ読み取り装置2−iでは、運送情
報の要求後、運送情報を受信したか否かを判断しており
(ステップS6)、非接触ICタグ1から暗号化された
運送情報を受信すると、受信していた復号鍵を用いて、
運送情報を復号する(ステップS7)。そして、復号化
された運送情報、すなわち自身の運送情報を表示部40
6で表示する(ステップS8)。
【0033】B−2.具体例 次に、本実施形態の動作をより具体的に説明する。ここ
で、図8は、本実施形態の動作を説明するための概念図
である。まず、非接触ICタグが貼付された貨物は、航
空機により国内に輸送されてくる(SS1)。輸入上屋
では、まず、ICタグ読み取り装置2−iを用いて、デ
ータセンタ3に対して、復号鍵を要求する(SS2)。
データセンタ3からは、航空輸送に関する運送情報21
−1に対応する復号鍵AがICタグ読み取り装置2−i
へ送信される(SS3)。そして、ICタグ読み取り装
置2−iでは、非接触ICタグ1から航空輸送に関する
運送情報21−1のみが読み出され、復号鍵Aにより復
号化されて表示される。輸入上屋では、上記運送情報2
1−1に従って、貨物の仕分け、荷積みが行なわれ、陸
送拠点へ配送される(SS4)。
【0034】陸送拠点では、まず、ICタグ読み取り装
置2−iを用いて、データセンタ3に対して、復号鍵を
要求する(SS5)。データセンタ3からは、陸送輸送
に関する運送情報21−2に対応する復号鍵BがICタ
グ読み取り装置2−iへ送信される(SS6)。そし
て、ICタグ読み取り装置2−iでは、非接触ICタグ
1から陸送輸送に関する運送情報21−2のみが読み出
され、復号鍵Bにより復号化されて表示される。陸送拠
点では、上記運送情報21−2に従って、貨物の仕分け
が行なわれる(SS7)。
【0035】さらに、陸送拠点では、ICタグ読み取り
装置2−iを用いて、データセンタ3に対して復号鍵を
要求し(SS8)、データセンタ3から復号鍵Cを受信
する(SS9)。そして、非接触ICタグ1から読み出
された、顧客部分に関する運送情報21−3のみが復号
化されて表示される。陸送拠点では、上記運送情報21
−3に従って、貨物の荷積みが行なわれた後、顧客へ向
けて配送される(SS10)。
【0036】上記貨物は、配送作業員により、運送情報
21−3に従って顧客まで配送される(SS11)。顧
客への手渡しにおいては、再び、配送作業員により、I
Cタグ読み取り装置2−iを用いて、データセンタ3に
対して復号鍵を要求し(SS12)、データセンタ3か
ら復号鍵Cを受信する(SS13)。そして、非接触I
Cタグ1から読み出された、顧客部分に関する運送情報
21−3のみが復号化されて表示される。配送作業者
は、運送情報21−3に従って、貨物が間違っていない
か、顧客が間違っていないかなどを確認するとともに、
配送終了をデータセンタ3へ通知する(SS14)。
【0037】上述した実施形態では、貨物に非接触IC
タグを貼付し、該非接触ICタグに記憶されている自身
の運送情報を読み出し、該運送情報に従って、貨物の荷
卸、仕分け、荷積み、配送を行なうことで、コストの低
減を図りつつ、運送業務を円滑に、かつ迅速に行なうこ
とが可能となる。また、運送情報を暗号化することで、
運送業者間での運送情報の漏洩を防止することが可能と
なる。
【0038】また、本発明の副次効果として、事前に貨
物1つ1つに対する運送情報を非接触ICタグで管理す
ることで、該当貨物がどの業者、どのトラックに積載さ
れるかを判断することができるので、図9に示すよう
に、トラック毎に仕分けすることができ、トラック積載
時の作業効率を向上させることが可能となる。
【0039】なお、上述した実施形態において、ICタ
グ読み取り装置2−1〜2−n、データセンタ3の機能
は、それぞれのROMなどの記憶部に記憶されたプログ
ラムを実行することで実現するようになっている。記憶
部は、図示したROM以外にも、ハードディスク装置や
光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性メ
モリやRAM(Random Access Memory)のような揮発性
のメモリ、あるいはこれらの組み合わせにより構成され
るものとする。また、上記記憶部とは、インターネット
等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプロ
グラムが送信された場合のサーバやクライアントとなる
コンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)の
ように、一定時間プログラムを保持しているものも含
む。
【0040】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワークや電話回線等の通信回線のように
情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、
上記プログラムは、上述した処理の一部を実現するため
のものであってもよい。さらに、上述した処理をICタ
グ読み取り装置2−1〜2−n、データセンタ3に既に
記録されているプログラムとの組み合わせで実現できる
もの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっ
てもよい。
【0041】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成は、上記実施形態に限
られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計等も含まれる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ICチップと、少なくとも前記ICチップと外部機器と
の間で通信を行なうためのアンテナとを具備し、複数の
運送業者の各々に対する運送情報をそれぞれの暗号鍵に
より暗号化して記憶する非接触ICタグを、複数の運送
業者により運送される貨物に貼付し、読み取り手段によ
り、前記非接触ICタグから運送情報を読み出し、該運
送情報に対する暗号鍵に対する復号鍵を復号鍵管理手段
から取得し、該復号鍵により暗号化された運送情報を復
号し、復号した運送情報を提示するようにしたので、コ
ストの低減を図りつつ、運送業務を円滑に、かつ迅速に
行なうことができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態による貨物管理システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】 非接触ICタグ1の略構成を示すブロック図
である。
【図3】 非接触ICタグ1に記憶されている情報を示
す概念図である。
【図4】 ICタグ読み取り装置2−i(i=1〜n)
の実施例を示す模式図である。
【図5】 ICタグ読み取り装置2−i(i=1〜n)
の略構成を示すブロック図である。
【図6】 本実施形態の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図7】 本実施形態の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図8】 本実施形態の動作を説明するための概念図で
ある。
【図9】 本発明の副次効果を説明するための概念図で
ある。
【符号の説明】
1 非接触ICタグ 2−1〜2−n ICタグ読み取り装置(読み取り手
段) 3 データセンタ 4 データベース(復号鍵管理手段) 5 ネットワーク 10 ICチップ 11 アンテナ 101 ROM 102 RAM(記憶手段) 103 電源供給部 104 通信部(送信手段) 105 制御部(制御手段) 20 タグID 21−1〜21−3 運送情報 a,b,c 暗号鍵 A,B,C 復号鍵
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06K 17/00 T 19/00 19/00 H 19/07 Q 19/10 R // H04L 9/08 H04L 9/00 601B

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICチップと、少なくとも前記ICチッ
    プと外部機器との間で通信を行なうためのアンテナとを
    具備し、複数の運送業者により運送される貨物に貼付さ
    れる非接触ICタグであって、 前記複数の運送業者の各々に対する運送情報を暗号化し
    て記憶する記憶手段と、 前記外部機器からの要求に基づいて、前記外部機器に送
    信すべき運送情報を前記記憶手段から読み出す制御手段
    と、 前記制御手段により読み出された前記運送情報を外部機
    器へ送信する送信手段とを具備することを特徴とする非
    接触ICタグ。
  2. 【請求項2】 ICチップと、少なくとも前記ICチッ
    プと外部機器との間で通信を行なうためのアンテナとを
    具備し、複数の運送業者により運送される貨物に貼付さ
    れ、前記複数の運送業者の各々に対する運送情報をそれ
    ぞれの暗号鍵により暗号化して記憶する非接触ICタグ
    と、 前記暗号鍵に対応する復号鍵を記憶し、復号鍵要求があ
    ると、対応する復号鍵を送信する復号鍵管理手段と、 前記非接触ICタグから運送情報を読み出し、該運送情
    報に対する暗号鍵に対する復号鍵を前記復号鍵管理手段
    から取得し、該復号鍵により暗号化された運送情報を復
    号し、復号した運送情報を提示する読み取り手段とを具
    備することを特徴とする貨物管理システム。
  3. 【請求項3】 前記非接触ICタグは、タグ自身を識別
    するためのタグ識別情報を記憶し、 前記読み取り手段は、自身が属する運送業者を識別する
    業者識別情報を記憶し、 前記復号鍵管理手段は、前記タグ識別情報と前記業者識
    別情報とに基づいて、前記読み取り手段へ送信すべき復
    号鍵を特定することを特徴とする請求項2記載の貨物管
    理システム。
  4. 【請求項4】 ICチップと、少なくとも前記ICチッ
    プと外部機器との間で通信を行なうためのアンテナを具
    備し、前記複数の運送業者の各々に対する運送情報をそ
    れぞれの暗号鍵により暗号化して記憶する非接触ICタ
    グを、複数の運送業者により運送される貨物に貼付し、 前記非接触ICタグから暗号化された運送情報を読み出
    し、該暗号化された運送情報に対する暗号鍵に対する復
    号鍵により暗号化された運送情報を復号し、該復号化し
    た運送情報に基づいて、貨物の荷卸、仕分け、荷積み、
    配送を行なうことを特徴とする貨物管理方法。
  5. 【請求項5】 前記復号鍵は、前記非接触ICタグを識
    別するためのタグ識別情報と、運送業者を識別する業者
    識別情報とに基づいて管理されることを特徴とする請求
    項4記載の貨物管理方法。
  6. 【請求項6】 ICチップと、少なくとも前記ICチッ
    プと外部機器との間で通信を行なうためのアンテナを具
    備し、前記複数の運送業者の各々に対する運送情報をそ
    れぞれの暗号鍵により暗号化して記憶し、複数の運送業
    者により運送される貨物に貼付された非接触ICタグか
    ら暗号化された運送情報を読み出すステップと、 前記読み出した運送情報に対する暗号鍵に対する復号鍵
    を取得するステップと、 前記取得した復号鍵により暗号化された運送情報を復号
    するステップと、 前記復号した運送情報を提示するステップとをコンピュ
    ータに実行させることを特徴とする貨物管理プログラ
    ム。
  7. 【請求項7】 ICチップと、少なくとも前記ICチッ
    プと外部機器との間で通信を行なうためのアンテナを具
    備し、前記複数の運送業者の各々に対する運送情報をそ
    れぞれの暗号鍵により暗号化して記憶し、複数の運送業
    者により運送される貨物に貼付された非接触ICタグか
    ら暗号化された運送情報を読み出すステップと、 前記読み出した運送情報に対する暗号鍵に対する復号鍵
    を取得するステップと、 前記取得した復号鍵により暗号化された運送情報を復号
    するステップと、 前記復号した運送情報を提示するステップとをコンピュ
    ータに実行させるプログラムを記録したことを特徴とす
    る記録媒体。
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