JP2003210237A - 頭皮洗浄器 - Google Patents

頭皮洗浄器

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JP2003210237A
JP2003210237A JP2002010760A JP2002010760A JP2003210237A JP 2003210237 A JP2003210237 A JP 2003210237A JP 2002010760 A JP2002010760 A JP 2002010760A JP 2002010760 A JP2002010760 A JP 2002010760A JP 2003210237 A JP2003210237 A JP 2003210237A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルヘッドと頭皮との間隔を洗浄力やマッ
サージ感が得られる適当な間隔に維持することが容易
で、かつ、突起部で頭髪を掻き分けながら適度に頭皮を
マッサージできること。 【解決手段】 吐出制御手段は、ポンプ手段を制御し
て、水圧が2.9〜7.8×105Pa、脈動パルスが
1200〜3000回/分の洗浄用水を吐出し、ノズル
ヘッド5は、洗浄用水を吐出する方向に一様な長さの複
数の突起部11を有し、かつ、突起部11の長さが、2
5mm以上、200mm以下であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、頭皮洗浄器に関
し、より詳細には、突起部のあるノズルヘッドを用いて
頭髪を掻き分けながら頭皮を洗浄する頭皮洗浄器に関す
る。また、応用分野として、頭部の他に顔部、身体等の
洗浄器が挙げられる。
【0002】
【従来の技術】従来から、洗浄効率の向上やマッサージ
効果等の利便性や快適性を求めた頭皮洗浄器がある。特
開平11−196925号公報「頭部・顔部洗浄装置」
によれば、洗浄効果や使用感が優れた範囲でピーク水圧
および間欠パルス数を調整できるため、常に優れた洗浄
効果および使用感(マッサージ感)を得ることができる
という方法が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、洗浄用
水が断続的に加圧され、脈動して吐出される場合、ノズ
ルヘッドが頭皮から遠いと水圧が弱くなり、近すぎると
脈動を感じにくくなり、適切なマッサージ感を得るに
は、ノズルヘッドと頭皮との間隔を適当に維持して使用
する必要があるため、この間隔の維持が容易でないとい
う問題点があった。
【0004】この発明は上記に鑑みてなされたものであ
って、ノズルヘッドと頭皮との間隔を洗浄力やマッサー
ジ感が得られる適当な間隔に維持することが容易で、か
つ、突起部で頭髪を掻き分けながら適度に頭皮をマッサ
ージできることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明に係る頭皮洗浄器は、外部か
ら給水された洗浄用水を一時的に貯水するタンクと、タ
ンクから洗浄用水を導水する少なくとも一つの流路と、
少なくとも一つの流路で導水された洗浄用水を吐出する
ノズルヘッドと、流路に導水された洗浄用水を加圧する
と共に脈動を与えて脈動水流としてノズルヘッドへ送水
するポンプ手段と、ポンプ手段を駆動して洗浄用水の吐
出制御を行う吐出制御手段と、を有する頭皮洗浄器にお
いて、吐出制御手段は、ポンプ手段を制御して、水圧が
2.9〜7.8×105Pa、脈動パルスが1200〜
3000回/分の洗浄用水を吐出し、ノズルヘッドは、
洗浄用水を吐出する方向に一様な長さの複数の突起部を
有し、かつ、突起部の長さが、25mm以上、200m
m以下であることを特徴とする。
【0006】この発明によれば、吐出制御手段が、ポン
プ手段を制御して、水圧が2.9〜7.8×105
a、脈動パルスが1200〜3000回/分の洗浄用水
を吐出し、ノズルヘッドが、洗浄用水を吐出する方向に
一様な長さの複数の突起部を有し、かつ、突起部の長さ
が、25mm以上、200mm以下であることにより、
頭皮を洗浄するのに最適な水圧および脈動パルスで頭皮
を洗浄でき、かつ、突起部によってノズルヘッドと頭皮
との間隔を洗浄力やマッサージ感が得られる適当な間隔
に維持することが容易である。
【0007】また、請求項2に記載の発明に係る頭皮洗
浄器は、外部から給水された洗浄用水を一時的に貯水す
るタンクと、タンクから洗浄用水を導水する少なくとも
一つの流路と、少なくとも一つの流路で導水された洗浄
用水を吐出するノズルヘッドと、流路に導水された洗浄
用水を加圧すると共に脈動を与えて脈動水流としてノズ
ルヘッドへ送水するポンプ手段と、ポンプ手段を駆動し
て洗浄用水の吐出制御を行う吐出制御手段と、を有する
頭皮洗浄器において、ノズルヘッドは、洗浄用水を吐出
する方向に一様な長さの複数の突起部を有し、吐出制御
手段は、予め突起部の長さに応じて設定されている適正
値に基づいて、洗浄用水の水圧および脈動パルスを制御
することを特徴とする。
【0008】この発明によれば、ノズルヘッドが、洗浄
用水を吐出する方向に一様な長さの複数の突起部を有
し、吐出制御手段が、予め突起部の長さに応じて設定さ
れている適正値に基づいて、洗浄用水の水圧および脈動
パルスを制御することにより、頭皮を洗浄するのに最適
な水圧および脈動パルスで頭皮を洗浄できる。
【0009】また、請求項3に記載の発明に係る頭皮洗
浄器は、請求項2に記載の頭皮洗浄器において、突起部
の長さは、25mm以上、200mm以下であることを
特徴とする。
【0010】この発明によれば、突起部の長さが、25
mm以上、200mm以下であることにより、ノズルヘ
ッドと頭皮との間隔を最も洗浄力やマッサージ感が得ら
れる間隔にすることができる。
【0011】また、請求項4に記載の発明に係る頭皮洗
浄器は、請求項2または3に記載の頭皮洗浄器におい
て、ノズルヘッドは、交換可能であることを特徴とす
る。
【0012】この発明によれば、ノズルヘッドが、交換
可能であることにより、ユーザの嗜好または洗浄の目的
に合わせて、突起部の長短および数を調整したノズルヘ
ッドを選択できる。
【0013】また、請求項5に記載の発明に係る頭皮洗
浄器は、請求項4に記載の頭皮洗浄器において、さら
に、突起部の長さを検出する検出手段を備え、吐出制御
手段は、検出手段で検出した突起部の長さに基づいて、
洗浄用水の水圧および脈動パルスを変更することを特徴
とする。
【0014】この発明によれば、吐出制御手段が、検出
手段で検出した突起部の長さに基づいて、洗浄用水の水
圧および脈動パルスを変更することにより、頭皮を洗浄
するのに最適な水圧および脈動パルスで頭皮を洗浄でき
る。
【0015】また、請求項6に記載の発明に係る頭皮洗
浄器は、請求項4に記載の頭皮洗浄器において、さら
に、突起部の長さを入力する入力手段を備え、吐出制御
手段は、入力手段で入力された長さに基づいて洗浄用水
の水圧および脈動パルスを変更することを特徴とする。
【0016】この発明によれば、吐出制御手段が、入力
手段で入力された長さに基づいて洗浄用水の水圧および
脈動パルスを変更することにより、頭皮を洗浄するのに
最適な水圧および脈動パルスで頭皮を洗浄できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明に係る頭皮洗浄装置の好適な実施の形態を詳細に説明
する。なお、以下に述べるのは、一例であり、特に限定
するものではない。
【0018】(実施の形態1)図1は、実施の形態1に
おける頭皮洗浄器の概略構成図である。実施の形態1に
おける頭皮洗浄器は、外部から給水された洗浄用水を一
時的に貯水するタンク1と、タンク1から洗浄用水を導
水する連結部2と、連結部2から導水された洗浄用水を
加圧して送出するポンプ3と、送出された洗浄用水を導
水するホース4と、ホース4に導水された洗浄用水を吐
出するノズルヘッド5と、ポンプ3を駆動するバッテリ
6と、ポンプ3の駆動を制御する吐出制御部7と、から
構成される。ここで、吐出制御部7が、本発明の吐出制
御手段に相当し、ノズルヘッド5が、本発明のノズルヘ
ッドに相当する。
【0019】以上の構成において、その動作を説明す
る。本発明の頭皮洗浄器を用いて頭皮を洗浄するとき、
ユーザは、図示しない電源スイッチを操作して電源投入
する。電源が投入されると、バッテリ6からポンプ3へ
電源が供給され、吐出制御部7が、ポンプ3の駆動を制
御し、吐出制御を行う。ポンプ3は、連結部2を介して
タンク1から給水された洗浄用水を加圧し、ホース4を
介してノズルヘッド5へ洗浄用水を送出する。ノズルヘ
ッド5は、洗浄用水を脈動のある脈動水流として吐出
し、ユーザは、該脈動水流によって頭皮を洗浄する。こ
こで、吐出する水圧は、2.9〜7.8×105Pa、
脈動パルスは、1200〜3000回/分である。この
数値は、予め、吐出制御部7内部に適正値として設定さ
れている。
【0020】図2は、実施の形態1における頭皮洗浄器
のノズルヘッド5の概略構成図である。本実施の形態に
おける頭皮洗浄器のノズルヘッド5は、頭皮洗浄時にユ
ーザが把持する把持部8と、洗浄用水を吐出するノズル
9と、髪を掻き分け、洗浄面(頭皮10)を洗浄する一
様な(同じ)長さの複数の突起部11と、を備えてい
る。ここで、A=25mmであり、B=200mmであ
る。また、突起部11が、本発明の突起部に相当する。
この突起部11は、ノズル9から吐出される洗浄用水の
マッサージ感を損なわない範囲でブラシ等を用いても良
い。
【0021】図3は、ノズルからの距離と洗浄力および
マッサージ感の関係を表した図である。なお、図3にお
いて「○」は、「効果有り(良好)」を表し、「×」
は、「効果が弱い」を表す。吐出する水圧が、2.9〜
7.8×105Pa、脈動パルスが、1200〜300
0回/分である場合、図3に示した効果を鑑みた結果、
ノズルヘッド5に備えられた突起部11の長さが、25
mm以上、200mm以下とすることが最も洗浄力およ
びマッサージ感の効果が大きくなる。
【0022】以上の構成において、その動作を説明す
る。吐出制御部7の吐出制御によって、ポンプ3から送
出された洗浄用水が、ホース4によって導水され、ノズ
ル9から吐出される。ユーザは、把持部8を把持し、頭
皮10に突起部11を当て、頭髪を掻き分けながら適度
に頭皮10をマッサージして、ノズル9から吐出される
脈動のある脈動水流によって、頭皮10を洗浄する。
【0023】このとき、複数の突起部11の長さが、一
様で、25mm以上、200mm以下であるので、突起
部11を当てて、頭皮10を洗浄したとき、頭皮10と
ノズル9との間隔は、25mm以上、200mm以下に
維持される。このため、ノズル9と頭皮10との間隔を
洗浄力やマッサージ感が得られる適当な間隔に維持する
ことが容易となる。
【0024】前述したように、実施の形態1によれば、
吐出制御部7が、ポンプ3を制御して、水圧が2.9〜
7.8×105Pa、脈動パルスが1200〜3000
回/分の洗浄用水を吐出し、ノズルヘッド5が、洗浄用
水を吐出する方向に一様な長さの複数の突起部11を有
し、かつ、突起部11の長さが、25mm以上、200
mm以下であるため、頭皮10を洗浄するのに最適な水
圧および脈動パルスで頭皮を洗浄できる。また、突起部
11によってノズルヘッド5と頭皮10との間隔を洗浄
力やマッサージ感が得られる適当な間隔に維持すること
が容易で、かつ、突起部11で頭髪を掻き分けながら適
度に頭皮10をマッサージできる。
【0025】また、突起部11の長さが、25mm以
上、200mm以下であるため、ノズルヘッド5と頭皮
10との間隔を最も洗浄力やマッサージ感が得られる間
隔にすることができる。
【0026】(実施の形態2)実施の形態2における頭
皮洗浄器は、実施の形態1における頭皮洗浄器とほぼ同
じ構成であるので、ここでは、異なる部分を述べる。
【0027】図4は、突起部を短くしたノズルヘッド1
3を表した図であり、図5は、突起部を長くしたノズル
ヘッド16を表した図である。実施の形態2におけるノ
ズルヘッド13および16は、ホース4の先端にあるノ
ズルヘッド取付部12へ交換して取り付けることが可能
である。
【0028】ノズルヘッド13は、洗浄用水を吐出する
ノズル14と、洗浄用水を吐出する方向に長さ30mm
の多数(例えば、30本程度)の突起部15と、を備え
ている。短い頭髪の頭皮を洗浄する場合には、多数の短
い突起部15で頭髪を掻き分けることにより、より効果
的に短い頭髪の頭皮を洗浄することができる。
【0029】また、ノズルヘッド16は、洗浄用水を吐
出するノズル17と、洗浄用水を吐出する方向に長さ1
50mmの少数(例えば、10本程度)の突起部18
と、を備えている。長い頭髪の頭皮を洗浄する場合に
は、少数の長い突起部15で頭髪を掻き分けることによ
り、より効果的に長い頭髪の頭皮を洗浄することができ
る。
【0030】前述したように、実施の形態2によれば、
ノズルヘッド13および16が、交換可能であるため、
ユーザの嗜好または洗浄の目的に合わせて、突起部の長
短および数を調整したノズルヘッド13および16を選
択できる。
【0031】(実施の形態3)実施の形態3における頭
皮洗浄器は、実施の形態1における頭皮洗浄器とほぼ同
じ構成であるので、ここでは、異なる部分を述べる。
【0032】図6は、ノズルヘッド20およびその種類
を判別するセンサ23および24を備えたノズルヘッド
取付部19を表した図である。ノズルヘッド20は、ノ
ズルヘッドの種類を示す検出ピン21と、ノズルヘッド
20をノズルヘッド取付部19へ取り付ける挿入部22
と、を備えている。
【0033】図7は、ノズルヘッド取付部19の正面図
である。ノズルヘッド取付部19は、ノズルヘッドの種
類を検出するセンサ23および24と、挿入部22を挿
入して連結する挿入口25と、を備えている。ここで、
センサ23および24は、本発明の検出手段に相当す
る。また、検出ピン21は、導体である。
【0034】以上の構成において、その動作を説明す
る。ノズルヘッド20が、ノズルヘッド取付部19へ取
り付けられると、ノズルヘッド20の種類(突起部の長
さ)によって、検出ピン21が、センサ23または24
へ挿入される。検出ピン21が挿入されたセンサ23ま
たは24では、導体である検出ピン21によって、電気
的に導通してスイッチがONの状態となる。
【0035】次いで、吐出制御部7が、センサ23また
は24の電気的な導通を検知することにより、ノズルヘ
ッド20の種類を識別する。吐出制御部7は、ノズルヘ
ッド20の種類から突起部の長さを検出し、検出した突
起部の長さに基づいて、洗浄用水によるマッサージ感が
最適となる距離を決定する。さらに、吐出制御部7は、
決定した距離に基づき、吐出制御を行う。
【0036】例えば、図4に示したような洗浄用水を吐
出する方向に長さ30mmの多数(例えば、30本程
度)の突起部を備えたノズルヘッドの場合、吐出する水
圧を2.9〜5.0×105Pa、脈動パルスを120
0〜2500回/分とする。また、図5に示したような
洗浄用水を吐出する方向に長さ150mmの少数(例え
ば、10本程度)の突起部を備えたノズルヘッドの場
合、吐出する水圧を5.0〜7.8×105Pa、脈動
パルスを2000〜3000回/分とする。
【0037】前述したように、実施の形態3によれば、
吐出制御部7が、センサ23または24で検出した突起
部の長さに基づいて、洗浄用水の水圧および脈動パルス
を変更するため、ノズルヘッド20を交換した場合で
も、自動的に最適な吐出制御を行って、最適な水圧およ
び脈動パルスで頭皮を洗浄できる。また、ノズルと頭皮
との間隔を洗浄力やマッサージ感が得られる適当な間隔
に維持することが容易で、かつ、突起部で頭髪を掻き分
けながら適度に頭皮をマッサージできる。
【0038】(実施の形態4)実施の形態4における頭
皮洗浄器は、実施の形態1における頭皮洗浄器とほぼ同
じ構成であるので、ここでは、異なる部分を述べる。
【0039】図8は、洗浄用水によるマッサージ感が最
適となる距離を予め設定されたTYPE1の長さに切り
替えた切替スイッチ26を表した図である。実施の形態
4における頭皮洗浄器は、本体の筐体上に切替スイッチ
26を備えている。ここで、切替スイッチ26は、本発
明の入力手段に相当する。また、図4のような短い突起
部を備えたノズルヘッドを「TYPE1」とし、図5の
ような長い突起部を備えたノズルヘッドを「TYPE
2」とする。
【0040】以上の構成において、その動作を説明す
る。ユーザは、ノズルヘッドをTYPE1のノズルヘッ
ドへ交換したとき、切替スイッチ26を回し、「TYP
E1」へ切り替える。これにより、切替スイッチ26
は、洗浄用水によるマッサージ感が最適となる距離を図
4のような短い突起部を備えたノズルヘッドに適した長
さへ切り替える。
【0041】吐出制御部7は、切替スイッチ26が切り
替えた短い距離に基づいて、吐出制御する。例えば、図
4に示したような洗浄用水を吐出する方向に長さ30m
mの多数(例えば、30本程度)の突起部を備えたノズ
ルヘッドの場合、吐出する水圧を2.9〜5.0×10
5Pa、脈動パルスを1200〜2500回/分とす
る。このため、ノズルヘッドと頭皮との間隔を洗浄力や
マッサージ感が得られる短い間隔に維持することが容易
である。
【0042】図9は、洗浄用水によるマッサージ感が最
適となる距離を予め設定されたTYPE2の長さに切り
替えた切替スイッチ26を表した図である。ユーザは、
ノズルヘッドをTYPE2のノズルヘッドへ交換したと
き、同時に切替スイッチ26を回し、「TYPE2」へ
切り替える。これにより、切替スイッチ26は、洗浄用
水によるマッサージ感が最適となる距離を図5のような
長い突起部を備えたノズルヘッドに適した長さへ切り替
える。
【0043】吐出制御部7は、切替スイッチ26が切り
替えた長い距離に基づいて、吐出制御する。例えば、図
5に示したような洗浄用水を吐出する方向に長さ150
mmの少数(例えば、10本程度)の突起部を備えたノ
ズルヘッドの場合、吐出する水圧を5.0〜7.8×1
5Pa、脈動パルスを2000〜3000回/分とす
る。このため、ノズルヘッドと頭皮との間隔を洗浄力や
マッサージ感が得られる長い間隔に維持することが容易
である。
【0044】前述したように、実施の形態4によれば、
切替スイッチ26で入力された長さに基づいて洗浄用水
の水圧および脈動パルスを変更するため、ノズルヘッド
を交換した場合でも、最適な吐出制御を行って、最適な
水圧および脈動パルスで頭皮を洗浄できる。また、ノズ
ルと頭皮との間隔を洗浄力やマッサージ感が得られる適
当な間隔に維持することが容易で、かつ、突起部で頭髪
を掻き分けながら適度に頭皮をマッサージできる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、吐出制御手段が、ポンプ手段を制御し
て、水圧が2.9〜7.8×105Pa、脈動パルスが
1200〜3000回/分の洗浄用水を吐出し、ノズル
ヘッドが、洗浄用水を吐出する方向に一様な長さの複数
の突起部を有し、かつ、突起部の長さが、25mm以
上、200mm以下であるため、頭皮を洗浄するのに最
適な水圧および脈動パルスで頭皮を洗浄できる。突起部
によってノズルヘッドと頭皮との間隔を洗浄力やマッサ
ージ感が得られる適当な間隔に維持することが容易で、
かつ、突起部で頭髪を掻き分けながら適度に頭皮をマッ
サージできる。
【0046】また、請求項2に記載の発明によれば、ノ
ズルヘッドが、洗浄用水を吐出する方向に一様な長さの
複数の突起部を有し、吐出制御手段が、予め突起部の長
さに応じて設定されている適正値に基づいて、洗浄用水
の水圧および脈動パルスを制御するため、突起部によっ
てノズルヘッドと頭皮との間隔を洗浄力やマッサージ感
が得られる適当な間隔に維持することが容易で、かつ、
突起部で頭髪を掻き分けながら適度に頭皮をマッサージ
できる。さらに、頭皮を洗浄するのに最適な水圧および
脈動パルスで頭皮を洗浄できる。
【0047】また、請求項3に記載の発明によれば、突
起部の長さが、25mm以上、200mm以下であるた
め、ノズルヘッドと頭皮との間隔を最も洗浄力やマッサ
ージ感が得るのが容易な間隔にすることができる。
【0048】また、請求項4に記載の発明によれば、ノ
ズルヘッドが、交換可能であるため、ユーザの嗜好また
は洗浄の目的に合わせて、突起部の長短および数を調整
したノズルヘッドを選択できる。
【0049】また、請求項5に記載の発明によれば、吐
出制御手段が、検出手段で検出した突起部の長さに基づ
いて、洗浄用水の水圧および脈動パルスを変更するた
め、ノズルヘッドを交換した場合でも、自動的に最適な
吐出制御を行って、請求項4に記載の発明よりも、さら
に最適な水圧および脈動パルスで頭皮を洗浄できる。ま
た、ノズルと頭皮との間隔を洗浄力やマッサージ感が得
られる適当な間隔に維持することが容易で、かつ、突起
部で頭髪を掻き分けながら適度に頭皮をマッサージでき
る。
【0050】また、請求項6に記載の発明によれば、吐
出制御手段が、入力手段で入力された長さに基づいて洗
浄用水の水圧および脈動パルスを変更するため、ノズル
ヘッドを交換した場合でも、最適な吐出制御を行って、
請求項4に記載の発明よりも、さらに最適な水圧および
脈動パルスで頭皮を洗浄できる。また、ノズルと頭皮と
の間隔を洗浄力やマッサージ感が得られる適当な間隔に
維持することが容易で、かつ、突起部で頭髪を掻き分け
ながら適度に頭皮をマッサージできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における頭皮洗浄器の概略構成図
である。
【図2】実施の形態1における頭皮洗浄器のノズルヘッ
ドの概略構成図である。
【図3】ノズルからの距離における洗浄力およびマッサ
ージ感の関係を表した図である。
【図4】突起部を短くしたノズルヘッドを表した図であ
る。
【図5】突起部を長くしたノズルヘッドを表した図であ
る。
【図6】ノズルヘッドおよびその種類を判別するセンサ
を備えたノズルヘッド取付部を表した図である。
【図7】ノズルヘッド取付部の正面図である。
【図8】洗浄用水によるマッサージ感が最適となる距離
を予め設定されたTYPE1の長さに切り替えた切替ス
イッチを表した図である。
【図9】洗浄用水によるマッサージ感が最適となる距離
を予め設定されたTYPE2の長さに切り替えた切替ス
イッチを表した図である。
【符号の説明】
1 タンク 3 ポンプ 4 ホース 5、13、16、20 ノズルヘッド 7 吐出制御部 9、14、17 ノズル 11、15、18 突起部 12、19 ノズルヘッド取付部 21 検出ピン 23、24 センサ 26 切替スイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から給水された洗浄用水を一時的に
    貯水するタンクと、前記タンクから前記洗浄用水を導水
    する少なくとも一つの流路と、前記少なくとも一つの流
    路で導水された前記洗浄用水を吐出するノズルヘッド
    と、前記流路に導水された前記洗浄用水を加圧すると共
    に脈動を与えて脈動水流として前記ノズルヘッドへ送水
    するポンプ手段と、前記ポンプ手段を駆動して前記洗浄
    用水の吐出制御を行う吐出制御手段と、を有する頭皮洗
    浄器において、 前記吐出制御手段は、前記ポンプ手段を制御して、水圧
    が2.9〜7.8×105Pa、脈動パルスが1200
    〜3000回/分の洗浄用水を吐出し、 前記ノズルヘッドは、前記洗浄用水を吐出する方向に一
    様な長さの複数の突起部を有し、かつ、前記突起部の長
    さが、25mm以上、200mm以下であることを特徴
    とする頭皮洗浄器。
  2. 【請求項2】 外部から給水された洗浄用水を一時的に
    貯水するタンクと、前記タンクから前記洗浄用水を導水
    する少なくとも一つの流路と、前記少なくとも一つの流
    路で導水された前記洗浄用水を吐出するノズルヘッド
    と、前記流路に導水された前記洗浄用水を加圧すると共
    に脈動を与えて脈動水流として前記ノズルヘッドへ送水
    するポンプ手段と、前記ポンプ手段を駆動して前記洗浄
    用水の吐出制御を行う吐出制御手段と、を有する頭皮洗
    浄器において、 前記ノズルヘッドは、前記洗浄用水を吐出する方向に一
    様な長さの複数の突起部を有し、 前記吐出制御手段は、予め前記突起部の長さに応じて設
    定されている適正値に基づいて、前記洗浄用水の水圧お
    よび脈動パルスを制御することを特徴とする頭皮洗浄
    器。
  3. 【請求項3】 前記突起部の長さは、25mm以上、2
    00mm以下であることを特徴とする請求項2に記載の
    頭皮洗浄器。
  4. 【請求項4】 前記ノズルヘッドは、交換可能であるこ
    とを特徴とする請求項2または3に記載の頭皮洗浄器。
  5. 【請求項5】 さらに、前記突起部の長さを検出する検
    出手段を備え、 前記吐出制御手段は、前記検出手段で検出した前記突起
    部の長さに基づいて、前記洗浄用水の水圧および脈動パ
    ルスを変更することを特徴とする請求項4に記載の頭皮
    洗浄器。
  6. 【請求項6】 さらに、前記突起部の長さを入力する入
    力手段を備え、 前記吐出制御手段は、前記入力手段で入力された長さに
    基づいて前記洗浄用水の水圧および脈動パルスを変更す
    ることを特徴とする請求項4に記載の頭皮洗浄器。
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