JPH07231903A - 歯洗浄器 - Google Patents

歯洗浄器

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JPH07231903A
JPH07231903A JP6025679A JP2567994A JPH07231903A JP H07231903 A JPH07231903 A JP H07231903A JP 6025679 A JP6025679 A JP 6025679A JP 2567994 A JP2567994 A JP 2567994A JP H07231903 A JPH07231903 A JP H07231903A
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JP
Japan
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ion water
water
nozzle
ionized water
tooth
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6025679A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuko Yokota
宣子 横田
Tomohiro Kunida
智裕 国田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯垢除去及び虫歯予防効果を大きくする。 【構成】 イオン水供給手段2により水を電解して酸性
イオン水とアルカリイオン水とを生成してノズル4に供
給する。イオン水切替手段12により酸性イオン水とア
ルカリイオン水とをこの順序で切り替えてノズル4から
順次噴出させる。ノズル4から最初に噴出する酸性イオ
ン水によって、歯垢の分解、及び虫歯菌等の細菌の殺菌
が十分に行なわれると同時に、歯肉が十分にひきしめら
れる。その後、アルカリイオン水による仕上げにより、
歯のエナメル質を溶かす作用のある酸性イオン水をアル
カリイオン水によって中和でき、歯のエナメル質を保護
しつつ、歯肉を活性化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、口腔衛生用具として用
いられる歯洗浄器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の歯洗浄器1″としては、例えば図
4に示すように、水タンク30とポンプ装置40とジェ
ット噴出部14とで構成され、スイッチSWを操作して
ポンプ装置40を作動させることにより、水タンク30
内の水はポンプ装置40により加圧されてジェット噴出
部14におけるノズル4の先端部のジェット噴出孔15
から噴出され、ジェット噴出孔15から噴出するジェッ
ト水流によって歯の洗浄を行なうものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のよう
に水道水をそのままジェット水流としてジェット噴出孔
15から外部に噴出させるものにあっては、ジェット水
流による食べカス除去効果は得られるが、歯垢の除去効
果や虫歯等の細菌の殺菌効果が小さく、虫歯を十分に予
防できないという問題がある。
【0004】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、酸性イオン水によ
り歯垢の分解、虫歯菌等の細菌の殺菌を効果的に行なう
ことができると共に、アルカリイオン水による仕上げで
歯のエナメル質の脱灰抑制を施し、歯垢除去及び虫歯予
防効果を大きくすることができる歯洗浄器を提供するに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、水を電解して酸性イオン水とアルカリイ
オン水とを生成してノズル4に供給するイオン水供給手
段2と、酸性イオン水とアルカリイオン水とをこの順序
で切り替えてノズル4から順次噴出させるイオン水切替
手段12とを備えていることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、イオン水供給手段2によって
酸性イオン水とアルカリイオン水とを生成すると共に、
イオン水切替手段12によって酸性イオン水とアルカリ
イオン水とをこの順序で切り替えてノズル4から順次噴
出させるようにしたから、ノズル4から最初に噴出する
酸性イオン水によって、歯垢の分解、及び虫歯菌等の細
菌の殺菌が十分に行なわれると同時に、歯肉がひきしめ
られる。そして、一定時間経過後にノズル4から噴出す
るアルカリイオン水によって、歯のエナメル質を溶かす
作用のある酸性イオン水をアルカリイオン水によって中
和でき、歯のエナメル質を保護しつつ、歯肉を活性化で
きるものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例に用いられる歯洗浄器1は、イオン水供
給手段2と、ノズル4を備えたジェット噴出部14とで
構成され、上記イオン水供給手段2はアルカリイオン整
水ブロックAとポンプ機構ブロックBとで構成されてお
り、夫々の電源はポンプ機構ブロックBのメインスイッ
チSWに連動している。尚、ジェット噴出部14の構成
は従来と同様であり、ノズル14の先端部にはジェット
噴出孔15が設けられている。図中、17はジェット噴
出部14の載置部、100は電動歯ブラシである。
【0008】アルカリイオン整水ブロックA中には、水
道蛇口11に接続される水道水取り入れ口50を備えた
電解槽5が収納されている。この電解槽5の電極室6
は、例えば図2に示すように、電解隔膜25で2室2
1,22に仕切られており、両室21,22に電極6
a,6bが設置されており、この電極6a,6bに電圧
を印加することによって水道水が電気分解され、一方の
室21又は22に酸性イオン水、他方の室22又は21
にアルカリイオン水が夫々生成されるものである。この
電解槽5の上部には両室21,22に個別に連通する2
つのイオン水取り出し部7,9が設けられており、第1
の室21側のイオン水取り出し部9はポンプ給水ホース
10を介してポンプ機構ブロックB内のポンプ機構3に
接続され、第2の室22側のイオン水取り出し部7は廃
水ホース8に接続されている。
【0009】また、上記電解槽5には、イオン水切替手
段12である電極切替スイッチ12aが取付けられてい
る。電極切替スイッチ12aは外部から手動操作される
ものであって、この電極切替スイッチ12aの切り替え
操作により、電解槽5は第1の電極6aを陽極側、第2
の電極6bを陰極側に設定する酸性イオン水供給モード
又は、第1の電極6aを陰極側、第2の電極6bを陽極
側に設定するアルカリイオン水供給モードのいずれか一
方に設定されるものである。さらに電解槽5には、タイ
マー13が取付けられており、このタイマー13によっ
て一定時間経過後は電極切替スイッチ12aが酸性イオ
ン水モードからアルカリイオン水供給モードに自動的に
切り替え可能となっている。
【0010】次に、歯を洗浄するにあたっては、ポンプ
機構ブロックBのメインスイッチSWを操作してアルカ
リイオン整水ブロックAとポンプ給水ホース10とを夫
々作動させると共に、電極切替スイッチ12aを酸性イ
オン水供給モードに設定する。これにより、第1の室2
1内の電極6aは陽極側となり、第2の室22内の電極
6bが陰極側となり、第1の室21内においては陰イオ
ンを多く含んだ酸性イオン水が生成され、第2の室22
内においては陽イオンを多く含んだアルカリイオン水が
生成されるようになる。従って、第1の室21内の酸性
イオン水はイオン水取り出し部9からポンプ給水ホース
10を経てポンプ機構ブロックBに流出する一方で、第
2の室22内のアルカリイオン水はイオン水取り出し部
7から廃水ホース8を経て廃出されるので、ポンプ機構
ブロックBには酸性イオン水だけが供給され、ジェット
噴出部14のノズル4の先端部のジェット噴出孔15か
らは酸性イオン水だけが噴出するようになり、ジェット
噴出孔15からの酸性イオン水を歯に向けて噴出させる
ことによって、食べカスの除去はもとより、歯垢の分
解、及び虫歯菌等の細菌の殺菌が十分に行なわれると同
時に、歯肉がひきしめられる。
【0011】そして、一定時間経過後は、電極切替スイ
ッチ12aを外部から手動操作してアルカリイオン水供
給モードに切り替える。これにより、電解槽5内の電極
6a,6bの陽極側と陰極側とが夫々逆転して、第1の
室21内では陽イオンを多く含んだアルカリイオン水が
生成され、一方、第2の室22では陰イオンを多く含ん
だ酸性イオン水が生成されるようになり、アルカリイオ
ン水はポンプ給水ホース10からポンプ機構ブロックB
に供給される一方で、酸性イオン水は廃水ホース8を経
て廃出される。従って、ポンプ機構ブロックBには酸性
イオン水に代わってアルカリイオン水が供給されるよう
になるので、ジェット噴出孔15からのアルカリイオン
水を歯に向けて噴出させることで、歯のエナメル質を溶
かす作用のある酸性イオン水をアルカリイオン水によっ
て中和でき、歯のエナメル質を保護できる。
【0012】このように、歯のジェット洗浄を行なうに
あたり、酸性イオン水とアルカリイオン水とを順次噴出
させることによって食べカス除去効果が得られるに止ま
らず、酸性イオン水を最初に一定時間噴出させること
で、歯垢の除去効果、虫歯菌等の細菌の殺菌効果、歯肉
の活性効果が得られ、その後、アルカリイオン水により
仕上げを行なうことにより、歯のエナメル質の脱灰抑制
を施すことができ、結果として、歯垢除去及び虫歯予防
効果を大きくすることができるという作用効果が得られ
る。
【0013】また、本実施例では、アルカリイオン整水
ブロックAにタイマー13を設け、電極切替スイッチ1
2aを一定時間後に自動的に切り替え可能としたから、
タイマー13をセットしておくだけで、酸性イオン水か
らアルカリイオン水の切り替え時に電極切替スイッチ1
2aの切り替え操作を行なう必要がなくなり、操作のし
忘れを防止でき、アルカリイオン水による酸性イオン水
の中和ができなくなるという不具合を無くすことができ
る。また、1つの電解槽5から酸性イオン水とアルカリ
イオン水との2種類のイオン水を選択的に取り出すこと
ができるので、電解槽5の数の増加を防止でき、歯洗浄
器1のコンパクト化と低コスト化とを図ることができる
という利点もある。
【0014】本発明の他の実施例として、図3に示すよ
うに、水タンク20とジェット噴出部14との間に電解
槽5とポンプ機構3を内蔵したハウジング80を配置し
て歯洗浄器1′を構成するようにしてもよい。また、ノ
ズル4の先端部のジェット噴出孔15にブラシ16を取
付け、ジェット噴出孔15から噴出するイオン水をブラ
シ16の表面から噴出させるようにしてもよい。他の構
成は上記実施例の図1と同様である。このように構成す
ることで、上記実施例と同様、電極切替スイッチ12a
の切り替えにより、或いはタイマー13による自動切り
替えにより、最初に酸性イオン水、続いてアルカリイオ
ン水を順次噴出させることができるので、上記実施例と
同様に、歯垢の除去及び虫歯予防効果を大きくすること
ができるという作用効果が得られる。また本実施例で
は、ブラシ16の表面からイオン水を噴出させるように
したから、イオン水による歯のジェット洗浄を行なわな
くても、イオン水によるブラッシングが行なえるように
なり、歯磨きと同時に歯垢の除去効果や殺菌効果が得ら
れるようになる。しかも、電解槽5とポンプ機構3とを
1つのハウジング80内に収納したことによって、携帯
性に優れたコンパクトな歯洗浄器1′を提供できるとい
う利点がある。
【0015】
【発明の効果】上述のように本発明は、水を電解して酸
性イオン水とアルカリイオン水とを生成してノズルに供
給するイオン水供給手段と、酸性イオン水とアルカリイ
オン水とをこの順序で切り替えてノズルから順次噴出さ
せるイオン水切替手段とを備えているから、ノズルから
最初に噴出する酸性イオン水によって歯垢の除去効果、
虫歯菌等の細菌の殺菌効果が得られ、その後のアルカリ
イオン水による仕上げにより、歯垢除去及び虫歯予防効
果の大きい歯洗浄器を提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部破断した概略構成図で
ある。
【図2】同上の電極室の概略図である。
【図3】本発明の他の実施例の一部破断した概略構成図
である。
【図4】従来の歯洗浄器の正面図である。
【符号の説明】
1 歯洗浄器 2 イオン水供給手段 4 ノズル 12 イオン水切替手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のよう
に水道水をそのままジェット水流としてジェット噴出孔
15から外部に噴出させるものにあっては、ジェット水
流による食べカス除去効果は得られるが、歯垢の除去効
果や虫歯等の細菌の殺菌効果が小さく、虫歯を十分に
予防できないという問題がある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を電解して酸性イオン水とアルカリイ
    オン水とを生成してノズルに供給するイオン水供給手段
    と、酸性イオン水とアルカリイオン水とをこの順序で切
    り替えてノズルから順次噴出させるイオン水切替手段と
    を備えていることを特徴とする歯洗浄器。
JP6025679A 1994-02-23 1994-02-23 歯洗浄器 Withdrawn JPH07231903A (ja)

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JP6025679A JPH07231903A (ja) 1994-02-23 1994-02-23 歯洗浄器

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JP6025679A JPH07231903A (ja) 1994-02-23 1994-02-23 歯洗浄器

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JPH07231903A true JPH07231903A (ja) 1995-09-05

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ID=12172478

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JP6025679A Withdrawn JPH07231903A (ja) 1994-02-23 1994-02-23 歯洗浄器

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JP (1) JPH07231903A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07299126A (ja) * 1994-03-09 1995-11-14 Hoshizaki Electric Co Ltd 洗浄殺菌方法
KR100931011B1 (ko) * 2009-07-09 2009-12-10 주식회사 신원종합상사 전해수를 사용한 오랄 케어 장치
JP2010046359A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Panasonic Electric Works Co Ltd 口腔洗浄装置
US7804073B2 (en) 2003-12-08 2010-09-28 Hitachi High-Technologies Corporation Liquid metal ion gun
JP2015150291A (ja) * 2014-02-17 2015-08-24 学校法人昭和大学 歯科用超音波洗浄装置、及びその使用方法
US20190125908A1 (en) * 2017-11-02 2019-05-02 Spraying Systems Co. System and method for improved cleaning and sanitizing of surfaces using electrolyzed solutions

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010508