JPH09238961A - 口腔洗浄器 - Google Patents

口腔洗浄器

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JPH09238961A
JPH09238961A JP5436096A JP5436096A JPH09238961A JP H09238961 A JPH09238961 A JP H09238961A JP 5436096 A JP5436096 A JP 5436096A JP 5436096 A JP5436096 A JP 5436096A JP H09238961 A JPH09238961 A JP H09238961A
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JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
liquid
oral cavity
tip
support member
Prior art date
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Pending
Application number
JP5436096A
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English (en)
Inventor
Nobuko Yokota
宣子 横田
Takahiro Miyata
隆弘 宮田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルから噴出される液体を口腔内の目的の
部位に安定して噴出させ、効率良く口腔内の洗浄を行う
ことができる口腔洗浄器の提供。 【解決手段】 基端の液体導入口2aから先端の液体噴出
口2bに至る液体流路2cを有したノズル2 と、ノズル2 の
基端を支持し液体噴出口2bから液体が噴出するよう液体
導入口2aに液体を送出する洗浄器本体1 とを備えた口腔
洗浄器において、前記ノズル2 に、大略筒状をなし口腔
内に当接してノズル2 の先端位置を安定させる支持部材
9 を設けた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、口腔内の食べかす
等をノズルから噴出される液体により除去することによ
り口腔内を洗浄する口腔洗浄器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の口腔洗浄器として、例え
ば図12に示すように、タンク51とポンプ装置52とから
なる洗浄器本体53と、ポンプ装置52の端部に設けられた
ノズル54とで構成されたものがある。このものは、ポン
プ装置52の側面にスライド自在に設けた操作スイッチ55
を操作することにより、タンク51内の水をポンプ装置52
で加圧してノズル54に送出し、ノズル54の先端からジェ
ット水流を噴出するように構成されており、ノズル54か
ら噴出されるジェット水流によって口腔内の洗浄を行う
というものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の口腔洗浄器は、ノズル54から噴出されるジェット水
流により食べかす等を除去するという効果は得られる
が、ノズル54は樹脂成形品のものが多いため、ジェット
噴出圧でノズル54の先端が振動してしまい、口腔内の目
的の部位にノズル54の先端を当てがうときに安定しにく
く、目的以外の部位(例えば喉等の粘膜部位等)にジェ
ット水流が当たることがあった。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、ノズルから噴出さ
れる液体を口腔内の目的の部位に安定して噴出させ、効
率良く口腔内の洗浄を行うことができる口腔洗浄器を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の口腔洗浄器は、基端の液体導入口か
ら先端の液体噴出口に至る液体流路を有したノズルと、
ノズルの基端を支持し液体噴出口から液体が噴出するよ
う液体導入口に液体を送出する洗浄器本体とを備えた口
腔洗浄器において、前記ノズルに、口腔内に当接してノ
ズルの先端位置を安定させる支持部材を設けた構成とし
ている。
【0006】また、請求項2記載の口腔洗浄器は、請求
項1記載のものにおいて、支持部材を、ノズルの先端に
着脱自在に取り付けられるよう大略筒状に形成された弾
性部材とした構成としている。
【0007】また、請求項3記載の口腔洗浄器は、請求
項2記載のものにおいて、支持部材の先端の環状端面
に、径方向の溝部を形成した構成としている。
【0008】また、請求項4記載の口腔洗浄器は、請求
項1記載のものにおいて、ノズルの先端側を屈曲状と
し、前記支持部材をノズルの側面に設けた構成としてい
る。
【0009】また、請求項5記載の口腔洗浄器は、請求
項1乃至4の何れかに記載のものにおいて、前記洗浄器
本体のノズル支持部に、ノズルの先端に負荷が加わった
とき液体を液体導入口に送出させ無負荷のとき液体の送
出を停止させるようにノズルの基端にて作動するスイッ
チを設けた構成としている。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
乃至図4に基づいて説明する。
【0011】この口腔洗浄器は、洗浄器本体1 と、これ
に着脱自在となるノズル2 とから構成され、ノズル2 か
ら水等の液体が噴出するようになっている。
【0012】洗浄器本体1 は、ポンプ装置3 と液体を貯
蔵するタンク4 とを備えており、ポンプ装置3 の外郭で
あるケーシング5 の上部にノズル支持部6 とタンク4 に
液体を注入させるための蓋7 とを設け、ケーシング5 の
側面にスライド式の操作スイッチ8 を設けている。ポン
プ装置3 は、タンク4 から導入される液体を間欠的に脈
動する高圧流(ジェット流)にしてノズル2 の液体導入
口2aに送出するように駆動するものである。
【0013】ノズル2 は、樹脂にて成形され、長尺で先
端側が大略くの字状に屈曲した形状となっており、基端
に液体導入口2aを有し、先端に液体噴出口2bを有し、液
体導入口2bから液体噴出口2aに至るまでを液体流路2cと
している。ノズル2 の先端には、大略筒状をなし側面視
で台形となっている支持部材9 が着脱自在に取り付けら
れ、支持部材9 の孔部9aはノズル2 の液体噴出口2bと連
通するようになっている。支持部材9 は、ノズル2 の先
端への取り付けを圧入により行われるように、ゴム等の
弾性部材から形成される。
【0014】このように構成された口腔洗浄器は、操作
スイッチ8 によりポンプ装置3 を駆動すると、ノズル2
の先端から支持部材9 の孔部9aを介して液体がジェット
流となって噴出するのであるが、支持部材9 は弾性を有
しているため、より安定して口腔内に当接させることが
でき、液体を口腔内の目的の部位に安定して噴出させる
ことができる。
【0015】図4は人間の口腔内の歯Aと歯茎Bとを示
し、斜線で示した部位は歯肉歯間乳頭部Cを示してい
る。この歯肉歯間乳頭部Cは、隣接する歯Aと歯茎Bと
の境目であり、食べかすや歯垢が溜まりやすく歯周病が
発症しやすい部位であるが、図4(b)に示すように支
持部材9 を当接すると、歯間の食べかすや歯垢を除去す
るとともに歯肉歯間乳頭部Cのマッサージを行うことが
できる。
【0016】以上より、この口腔洗浄器は、支持部材9
を口腔内に当接することによりノズル2 の先端位置を安
定させることができるので、ノズル2 から噴出される液
体を口腔内の目的の部位に安定して噴出させ、効率良く
口腔内の洗浄を行うことができ、また、効果的に歯茎B
のマッサージを行うことができる、という効果を奏す
る。
【0017】また、この口腔洗浄器は、支持部材9 が弾
性を有するので、支持部材9 をより安定して口腔内に当
接させることができる、という効果を奏する。
【0018】また、この口腔洗浄器は、支持部材9 がノ
ズル2 に着脱自在となるので、支持部材9 の交換を容易
に行わしめることができ、例えば支持部材9 を一定期間
毎に交換することにより、支持部材9 が劣化して汚れが
付着しやすくなったり口腔内の細菌等により汚染された
りするのを予防することができる、という効果を奏す
る。
【0019】なお、この口腔洗浄器は、図2(b)に示
すように支持部材9 の先端の環状端面9bを平坦面とした
が、図5に示すように環状端面9bに径方向の溝部9cを形
成してもよい。この場合、支持部材9 を口腔内に当接し
てノズル2 から噴出される液体が過剰圧力となったと
き、噴出される液体の一部が溝部9cから径方向に逃げる
ので、ノズル2 が洗浄器本体から離脱することを防止す
ることができる。
【0020】また、この口腔洗浄器は、支持部材9 をノ
ズル2 の先端に圧入により取り付けるようにしたが、支
持部材9 の孔部9bとノズル2 の先端側の側面とに凹部又
は凸部を形成して嵌合により取り付けたり、支持部材9
の孔部とノズル2 の先端側の側面とにねじを切って螺合
により取り付けてもよい。
【0021】次に、本発明の第2の実施の形態を図6乃
至図8に基づいて説明する。なお、先の実施の形態と実
質的に同様な機能を有する部材については、同一の符号
を付して説明を省略する。
【0022】ここでは、ノズル2 の先端側の側面に支持
部材10を設けている。支持部材10は、ノズル2 に着脱自
在となるようにゴム等の弾性部材にて形成されており、
基端側にノズル2 に取り付けるための孔又は溝(図示せ
ず)が形成され、一端がノズル2 の屈曲側に向くように
してノズル2 に取り付けられている。
【0023】このように構成された口腔洗浄器を使用す
る場合、図8に示すように支持部材10の一端を歯に当接
させると、液体噴出口2bから噴出される液体を口腔内の
目的の部位に安定して噴出させることができる。図8中
のDは唇を示す。
【0024】以上より、この口腔洗浄器は、先の実施の
形態と同様の効果を奏する。なお、この口腔洗浄器は、
支持部材10がノズル2 に着脱自在となるように構成した
が、図9に示すように支持部材10とノズル2 とを樹脂に
て一体に成形してもよい。
【0025】また、この口腔洗浄器は、図10に示すよ
うに先の実施の形態で採用した支持部材9 をノズル2 の
先端に取り付けて使用してもよい。
【0026】次に、本発明の第3の実施の形態を図11
に基づいて説明する。なお、先の実施の形態と実質的に
同様な機能を有する部材については、同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0027】ここでは、洗浄器本体のノズル支持部6 に
ノズル2 からの負荷により作動するスイッチ11を設け、
ノズル2 の先端に第1の実施の形態で説明した支持部材
9 を取り付けている。ノズル支持部6 は、ノズル2 の先
端に矢印L方向の負荷が加わったときノズル2 の基端が
矢印M方向に動作するようにノズル2 を支持しており、
スイッチ11は、ノズル2 の基端が一定量動作したとき液
体を液体導入口2aに送出させ(オン状態)、ノズル2 の
基端が元に戻ったとき液体の送出を停止させる(オフ状
態)ように作動するように構成されている。
【0028】このように構成された口腔洗浄器を使用す
る場合、ノズル2 の先端に取り付けた支持部材9 を口腔
内に押し付けることによって行われる。すなわち、支持
部材9 を口腔内の目的の部位に押しつけると、支持部材
9 を介してノズル2 の先端に負荷が加わり、ノズル2 の
基端がスイッチ11をオン状態に作動させるので、液体が
口腔内に噴出するのである。液体の噴出を停止する場
合、支持部材9 の口腔内への押し付けをやめると、ノズ
ル2 の先端が無負荷状態となりノズル2 の基端が元の位
置に戻るので、スイッチ11がオフ状態となり、液体の噴
出が停止される。
【0029】以上より、この口腔洗浄器は、先の実施の
形態と同様の効果を奏することに加え、ノズル2 の先端
を口腔内の目的の部位に押し付けたときノズル2 から液
体が噴出するので、液体が目的の部位以外に噴出するの
を防止して液体の無駄遣いをなくすることができ、ま
た、洗面台周り等への液体の飛散を防止することができ
る。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の口腔洗浄器は、支持部材
を口腔内に当接することによりノズルの先端位置を安定
させることができるので、ノズルから噴出される液体を
口腔内の目的の部位に安定して噴出させ、効率良く口腔
内の洗浄を行うことができ、また、効果的に歯茎のマッ
サージを行うことができる。
【0031】請求項2記載の口腔洗浄器は、請求項1記
載の効果に加え、支持部材が弾性を有するので支持部材
をより安定して口腔内に当接させることができ、また、
支持部材がノズルに着脱自在となるので支持部材の交換
を容易に行わしめることができる。
【0032】請求項3記載の口腔洗浄器は、請求項2記
載の効果に加え、支持部材を口腔内に当接したときノズ
ルから噴出される液体が過剰圧力となっても噴出される
液体の一部が溝部から径方向に逃げるので、ノズルが洗
浄器本体から離脱することを防止することができる。
【0033】請求項4記載の口腔洗浄器は、請求項1記
載の効果に加え、先端側が屈曲状としたノズルの側面に
支持部材を設けたので、使用者に楽な姿勢で使用せしめ
ることができる。
【0034】請求項5記載の口腔洗浄器は、請求項1乃
至4の何れかに記載の効果に加え、ノズルの先端を口腔
内の目的の部位に押し付けたときノズルから液体が噴出
するので、液体が目的の部位以外に噴出するのを防止し
て液体の無駄遣いをなくすることができ、また、洗面台
周り等への液体の飛散を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す側面図であ
る。
【図2】その支持部材をノズルに取り付けた状態を示す
ものであり、(a)は要部側面図、(b)は要部斜視図
である。
【図3】その支持部材の破断断面図である。
【図4】その使用状態説明図であり、(a)は口腔内の
一部分を示し、(b)支持部材を口腔内に当接した状態
を示す。
【図5】その一変形例を示す支持部材の斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す側面図であ
る。
【図7】その要部側面図である。
【図8】その支持部材を口腔内に当接した状態を示す使
用状態説明図である。
【図9】その一変形例を示す要部側面図である。
【図10】その別の変形例を示す側面図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態を示す要部側面図
である。
【図12】一従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 洗浄器本体 2 ノズル 2a 液体導入口 2b 液体噴出口 2c 液体流路 6 ノズル支持部 9,10 支持部材 9b 環状端面 9c 溝部 11 スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端の液体導入口から先端の液体噴出口
    に至る液体流路を有したノズルと、ノズルの基端を支持
    し液体噴出口から液体が噴出するよう液体導入口に液体
    を送出する洗浄器本体とを備えた口腔洗浄器において、
    前記ノズルに、口腔内に当接してノズルの先端位置を安
    定させる支持部材を設けたことを特徴とする口腔洗浄
    器。
  2. 【請求項2】 前記支持部材は、ノズルの先端に着脱自
    在に取り付けられるよう大略筒状に形成された弾性部材
    としたことを特徴とする請求項1記載の口腔洗浄器。
  3. 【請求項3】 前記支持部材は、先端の環状端面に径方
    向の溝部を形成したことを特徴とする請求項2記載の口
    腔洗浄器。
  4. 【請求項4】 前記ノズルの先端側を屈曲状とし、前記
    支持部材をノズルの側面に設けたことを特徴とする請求
    項1記載の口腔洗浄器。
  5. 【請求項5】 前記洗浄器本体のノズル支持部に、ノズ
    ルの先端に負荷が加わったとき液体を液体導入口に送出
    させ無負荷のとき液体の送出を停止させるようにノズル
    の基端にて作動するスイッチを設けたことを特徴とする
    請求項1乃至4の何れかに記載の口腔洗浄器。
JP5436096A 1996-03-12 1996-03-12 口腔洗浄器 Pending JPH09238961A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006206135A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Yoshino Kogyosho Co Ltd ノズル付き容器
JP2007167088A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Sunstar Inc 口腔洗浄器
GB2445177A (en) * 2006-12-22 2008-07-02 Thomas Alfred Langdale Hand-held oral irrigator
JP2010536454A (ja) * 2007-08-24 2010-12-02 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 液滴スプレーの歯クリーニングシステム用の位置決め/誘導先端部アセンブリ
JP2016214854A (ja) * 2015-05-15 2016-12-22 ダイソン・テクノロジー・リミテッド 清掃機器
CN113730006A (zh) * 2021-08-10 2021-12-03 范细妹 一种口腔医疗用高性能口腔冲洗器

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