JP3984058B2 - 頭皮洗浄器、頭皮洗浄器システムおよびシャワー一体型ノズルヘッド - Google Patents

頭皮洗浄器、頭皮洗浄器システムおよびシャワー一体型ノズルヘッド Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、頭皮洗浄器、頭皮洗浄器システムおよびシャワー一体型ノズルヘッドに関し、より詳細には、脈動水流と通常のシャワー水流(脈動しない水流)の両方の使用が可能な頭皮洗浄器、頭皮洗浄器システムおよびシャワー一体型ノズルヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の頭皮洗浄器は、頭皮洗浄に使用する1回分の洗浄用水をタンクに貯水し、ポンプでタンクの洗浄用水を取り込んで加圧すると共に脈動を与えて脈動水流としてノズルヘッドへ送水し、ノズルヘッドから洗浄用水を吐出する構成である。このとき、洗浄効率の向上やマッサージ効果を高める目的で洗浄用水を加圧し、脈動を与えている。具体的には、特開平11−196925号公報「頭部・顔部洗浄装置」に開示されているように、洗浄効果や使用感が優れた範囲でピーク水圧および間欠パルス数を調整することにより、常に優れた洗浄効果および使用感(マッサージ感)を得ることができるようにしている。
【0003】
図8は、従来のタンク式の頭皮洗浄器の一例を示す。頭皮洗浄器800を使用する場合、使用者はタンク801に水を入れた後、頭皮の洗浄を開始する必要がある。このタンクの容量は、頭皮洗浄に最適な1回分の量となるように製造されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の頭皮洗浄器によれば、タンクに1回分の洗浄用水を貯めて使用する構成であるため、使用する度にタンクに洗浄用水を入れることが面倒であり、自動給水構造をもった頭皮洗浄器が望まれていた。
【0005】
また、従来の頭皮洗浄器では、脈動水流を吐出することで十分な洗浄効果や使用感が得られるようにしているが、実際に、頭皮洗浄器を使用する状況では、シャワー水流で洗髪した後、継続して頭皮の洗浄を行う場合が多く、通常のシャワー水流と脈動水流を直ぐに切り替えて使用したいという要望や、既存のシャワー設備に取り付けて使用したいという要望があった。
【0006】
この発明は上記に鑑みてなされたものであって、使用する度にタンクに洗浄用水を入れる面倒をなくすとともに、シャワー水流と脈動水流を選択的に使用できるようにすることを目的とする。
【0007】
また、この発明は上記に鑑みてなされたものであって、使用する度にタンクに洗浄用水を入れる面倒をなくすとともに、既存のシャワー設備に取り付けて使用可能な頭皮洗浄器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る頭皮洗浄器は、脈動した水流を洗浄用水として吐出するノズルヘッドと、脈動していない水流を洗浄用水として吐出するシャワーヘッドと、洗浄用水を貯水するタンクと、水道または給湯器等の外部設備から洗浄用水を取り込む洗浄用水取込部と、前記洗浄用水取込部で取り込まれた洗浄用水を前記タンクまたは前記シャワーヘッドへ切り替えて給水する給水切替手段と、前記タンクから洗浄用水を取り込んで加圧すると共に脈動を与えて脈動水流として前記ノズルヘッドへ送水するポンプと、前記ポンプを駆動して前記洗浄用水の吐出制御を行う吐出制御手段と、前記ノズルヘッドを使用するか、前記シャワーヘッドを使用するか、または両方を同時に使用するかを選択する選択手段と、前記選択手段の選択に基づいて、前記給水切替手段を制御して給水先を選択すると共に、前記吐出制御手段へ吐出制御の有無を通知する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、脈動した水流を吐出するノズルヘッドと普通のシャワー水流(脈動していない水流)吐出するシャワーヘッドとの2つのヘッドを有しており、ノズルヘッドを使用するか、シャワーヘッドを使用するか、または両方を同時に使用するかを選択することができる。選択手段を介して選択すると、制御手段が、給水切替手段を制御して給水先を選択すると同時に吐出制御手段へ吐出制御の有無を通知し、ノズルヘッドまたは両方が選択されていると、吐出制御手段がポンプを駆動してノズルヘッドから脈動水流を吐出する。一方、シャワーヘッドまたは両方が選択されていると、給水切替手段がシャワーヘッドに切り替えられてシャワーヘッドからシャワー水流が吐出する。
【0010】
また、請求項2に係る頭皮洗浄器システムは、給水設備に組み込んで使用する頭皮洗浄器システムであって、水道または給湯器等の外部設備から洗浄用水を取り込む洗浄用水取込部と、前記洗浄用水取込部で取り込まれた洗浄用水を第1流路または第2流路の何れか一方、または両方へ選択的に給水する給水切替手段と、前記第1流路の途中に配置され、洗浄用水を取り込んで加圧すると共に脈動を与えて脈動水流として送水するポンプと、前記ポンプを駆動して前記洗浄用水の吐出制御を行う吐出制御手段と、前記第1流路の吐出口および第2流路の吐出口の両方が配設されたシャワー一体型ノズルヘッドと、脈動水流を使用するか、脈動しない水流を使用するか、または両方を同時に使用するかを選択する選択手段と、前記選択手段の選択に基づいて、前記給水切替手段を制御して給水先を選択すると共に、前記吐出制御手段へ吐出制御の有無を通知する制御手段と、を備え、前記シャワー一体型ノズルヘッド、第1流路の一部、第2流路の一部および選択手段を除く他の部分を建物の給湯設備や水道設備等の給水設備に組み込んだことを特徴とする。
【0011】
また、請求項3に係る頭皮洗浄器は、既存のシャワー設備に取り付けて使用する頭皮洗浄器であって、既存のシャワー設備の給水口に取り付けられ、該給水口から洗浄用水を取り込んで内部に貯めるカバー筐体と、脈動水流を導水する第1のホースと第2のホースを有する2層ホースと、前記カバー筐体の内部に貯められた洗浄用水を取り込んで脈動水流を前記第1のホースに送出する脈動水流ユニットと、前記2層ホースに取り付けられ、前記第1のホースで導水された脈動水流を吐出する第1の吐出口と第2のホースで導水された水流を吐出する第2の吐出口とが設けられたシャワー一体型ノズルヘッドと、を備え、前記カバー筐体は、前記給水口から洗浄用水を取り込む取込口と、内部の洗浄用水を前記第2のホースへ送出する送出口とを有し、前脈動水流ユニットは、洗浄用水を取り込む取込口と、前記第1のホースへ脈動水流を送出する送出口とを有し、前記脈動水流ユニットを前記カバー筐体内部に収納したことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る頭皮洗浄器、頭皮洗浄器システムおよびシャワー一体型ノズルヘッドの好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下に述べるのは、一例であり、特に限定するものではない。
【0014】
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における頭皮洗浄器100の外観図を示し、図2は、実施の形態1の頭皮洗浄器100の概略構成図を示す。実施の形態1における頭皮洗浄器100は、脈動した水流を洗浄用水として吐出するノズルヘッド101と、脈動していない水流を洗浄用水として吐出するシャワーヘッド102と、洗浄用水を貯水するタンク105と、水道または給湯器等の外部設備から洗浄用水を取り込む洗浄用水取込部104と、洗浄用水取込部104で取り込まれた洗浄用水をタンク105またはシャワーヘッド102へ切り替えて給水する給水切替手段としての弁106と、タンク105から洗浄用水を取り込んで加圧すると共に脈動を与えて脈動水流としてノズルヘッド101へ送水するポンプ107と、ポンプ107を駆動して洗浄用水の吐出制御を行う吐出制御部108と、ノズルヘッド101を使用するか、シャワーヘッド102を使用するか、または両方を同時に使用するかを選択する選択手段としての切替スイッチ103と、切替スイッチ103の選択に基づいて、弁106を制御して給水先を選択すると共に、吐出制御部108へ吐出制御の有無を通知する制御手段としての給止水制御部111と、を備えている。なお、110は水量センサを示し、給止水制御部111は、水量センサ110の信号を入力して、タンク105の水量が所定以下であればタンク105へ自動給水を行うと共に、水量が所定以上になったら給止する。
【0015】
以上の構成において、その動作を説明する。例えば、シャワーヘッド102を使用する場合、切替スイッチ103をシャワー(すなわち、通常のシャワー水流)に切り替えると、給止水制御部111が切替スイッチ103の選択状態に従って、弁106の状態をシャワーヘッド102へ水が供給される状態に切り替える。同時に吐出制御部108へ吐出制御なしを通知する。吐出制御部108は吐出制御なしの通知を受けると、特に動作せずに待機状態となる。一方、シャワーヘッド102からは弁106の開放によってシャワー水流が出る。なお、頭皮洗浄器100に対する水の供給は、前述したように洗浄用水取込部104を介して行われる。この洗浄用水取込部104は、図1に示すように、通常のシャワーと蛇口の切替タイプの水道設備に接続されており、ここでシャワーを選択すると頭皮洗浄器100に水が供給される。同様に頭皮洗浄器100に供給する水量も蛇口の栓で調整可能である。
【0016】
つぎに、ノズルヘッド101を使用する場合、切替スイッチ103を脈動(すなわち、脈動水流)に切り替えると、給止水制御部111が切替スイッチ103の選択状態に従って、弁106の状態をタンク105へ水が供給される状態に切り替える。同時に吐出制御部108へ吐出制御有りを通知する。吐出制御部108は吐出制御有りの通知を受けると、ポンプ107の吐出制御を開始し、ポンプ107から脈動水流がノズルヘッド101へ供給され、ノズルヘッド101から脈動水流が吐出する。このノズルヘッド101からの脈動水流の吐出は、所定時間で停止するようにしても良く、つぎに、シャワーヘッド102が選択されるまで継続するようにしても良く、または水の供給が止まったら自動停止するようにしても良い。
【0017】
両方を使用する場合には、切替スイッチ103を両方に切り替えると、給止水制御部111は、弁106をシャワーヘッド102側へ切り替えて、シャワーヘッド102に水を供給し、同時に吐出制御部108へ吐出制御有りを通知する。これによって吐出制御部108は吐出制御を開始するが、この場合、弁106から水が供給されないので、タンク105の貯水を使い切ったら吐出制御を停止する。タンク105の容量が1回分の水量であれば、自動的に停止しても十分に利便性が高いといえる。
【0018】
前述したように実施の形態1によれば、使用する度にタンクに洗浄用水を入れる面倒をなくすとともに、シャワー水流と脈動水流を選択的に使用できる。また、洗髪後に頭皮の洗浄を行うような場合に、簡単にシャワー水流から脈動水流に変えて頭皮の洗浄が行えるので便利である。
【0019】
(実施の形態2)
図3は、実施の形態2における頭皮洗浄器システム200の概略構成図を示し、図4は、操作パネルの説明図を示し、図5は、シャワー一体型ノズルヘッド300の構成を示す説明図である。頭皮洗浄器システム200は、給湯設備から洗浄用水を取り込む洗浄用水取込部201と、洗浄用水取込部201で取り込まれた洗浄用水を第1流路202または第2流路203の何れか一方、または両方へ選択的に給水する給水切替弁204と、第1流路202の途中に配置され、洗浄用水を取り込んで加圧すると共に脈動を与えて脈動水流として送水するポンプ205と、ポンプ205を駆動して洗浄用水の吐出制御を行う制御部206と、第1流路202の吐出口および第2流路203の吐出口の両方が配設されたシャワー一体型ノズルヘッド300と、脈動水流を使用するか、脈動しない水流を使用するか、または両方を同時に使用するかを選択する選択手段としての操作パネル207と、装置各部へ電源を供給する電源208と、を備えている。
【0020】
なお、実施の形態2では、制御部206が本発明の制御手段の役割も担い、操作パネル207での選択に基づいて、給水切替弁204を制御して給水先を選択すると共に、吐出制御手段(ここでは、制御部206と同じ)へ吐出制御の有無を通知する。この吐出制御の有無の通知は、実際には制御部206で動作するプログラム間でのやり取りとなる。
【0021】
また、図示のごとく、シャワー一体型ノズルヘッド300、第1流路202の一部(ノズルヘッド300側)、第2流路203の一部(ノズルヘッド300側)および操作パネル207を除く他の部分は、建物の給湯設備に組み込まれている。すなわち、頭皮洗浄器システム200は、ビルトイン型の頭皮洗浄器システムである。
【0022】
操作パネル207は、図4に示すように、「シャワー」、「シャワー+脈動ジェット水流」、「脈動ジェット水流」の3つが表示されており、何れかを押下することで、該当する表示内容が選択される。また、本実施の形態では、蛇口209の切替部210と連動させて「シャワー」、「シャワー+脈動ジェット水流」、「脈動ジェット水流」を選択できる構成としている。
【0023】
シャワー一体型ノズルヘッド300は、図5に示すように、脈動水流を導水する複数の第1のホース301を第2のホース302の内部に収納した2層ホース303に取り付けられ、複数の第1のホース301で導水された脈動水流を吐出する第1の吐出口304と第2のホース302で導水された水流を吐出する第2の吐出口305とを有している。ここでは、第1のホース301が第1の流路202に相当し、第2のホース302が第2の流路203に相当する。
【0024】
以上の構成において、その動作を説明する。操作パネル207で「シャワー」を選択すると、制御部206は、切替弁204を制御して第2の流路203へ洗浄用水が供給される状態に切り替える。同時に吐出制御なしを制御部206内の該当する吐出制御プログラムに通知する。吐出制御なしの場合には、ポンプ205を停止状態とする。一方、第2の流路203に供給された洗浄用水は、第2の流路203(および第2のホース302)を通過してシャワー一体型ノズルヘッド300の第2の吐出口305からシャワー水流として送出される。
【0025】
つぎに、操作パネル207で「脈動ジェット水流」を選択すると、制御部206は、切替弁204を制御して第1の流路202へ洗浄用水が供給される状態に切り替える。同時に吐出制御有りを制御部206内の該当する吐出制御プログラムに通知する。吐出制御有りの場合には、ポンプ205の吐出制御を開始して、第1の流路202に供給された洗浄用水をポンプ205で加圧すると共に脈動を与えて脈動水流として下流側の第1の流路202に送水する。ポンプ205から送出された脈動水流(洗浄用水)は、第1の流路202(および第1のホース301)を通過してシャワー一体型ノズルヘッド300の第1の吐出口304から脈動水流として送出される。
【0026】
「シャワー+脈動ジェット水流」が選択された場合には、上記「シャワー」の動作と「脈動ジェット水流」の動作が一緒に実行される。すなわち、切替弁204からは第1の流路202および第2の流路203の両方に洗浄用水が供給され、最終的には、シャワー一体型ノズルヘッド300の第1の吐出口304および第2の吐出口305からそれぞれ脈動水流またはシャワー水流が送出される。
【0027】
前述したように実施の形態2では、給湯設備に組み込まれているので、使用する度にタンクに洗浄用水を入れる面倒をなくすことができる。また、2つの流路を設け、それぞれの流路の吐出口を有するシャワー一体型ノズルヘッドを用いるため、シャワー水流と脈動水流を選択的に使用することができる。また、両方を同時に吐出させることもできる。
【0028】
(実施の形態3)
図6は、実施の形態3における頭皮洗浄器400の取付状態を示し、図7は、実施の形態3における頭皮洗浄器400の概略構成を示している。実施の形態3び頭皮洗浄器400は、図示のごとく、既存のシャワー設備に取り付けて使用する頭皮洗浄器であって、図6(a)に示すように、既存のシャワー設備の給水口501から従来のシャワーヘッド502を取り外し、給水口501に頭皮洗浄器400を取り付ける構成である。このとき、頭皮洗浄器400には、図6(b)に示すように、実施の形態3のシャワー一体型ノズルヘッド300が取り付けられる。
【0029】
頭皮洗浄器400は、図6(c)および図7に示すように、給水口501から洗浄用水を取り込んで内部に貯めるカバー筐体401と、脈動水流を導水する第1のホース301を第2のホース302の内部に収納した2層ホース303(実施の形態2の2層ホース303と同一)と、カバー筐体401の内部に貯められた洗浄用水を取り込んで脈動水流を第1のホース301に送出する脈動水流ユニット(TS)402と、2層ホース303に取り付けられ、前記第1のホースで導水された脈動水流を吐出する第1の吐出口と第2のホースで導水された水流を吐出する第2の吐出口とが設けられたシャワー一体型ノズルヘッド300と、を備えている。
【0030】
また、カバー筐体401は、給水口501から洗浄用水を取り込む取込口403と、内部の洗浄用水を第2のホース302へ送出する送出口404とを有している。また、脈動水流ユニット402には、洗浄用水を取り込む取込口405と、第1のホース301へ脈動水流を送出する送出口406とを有している。
【0031】
脈動水流ユニット402の内部には、取込口405から洗浄用水を取り込んで加圧すると共に脈動を与えて脈動水流として送水するポンプ407と、ポンプ407から送出された洗浄用水を送出口406まで導水する配管408と、ポンプ407を駆動して洗浄用水の吐出制御を行う制御部409と、各部に電源を供給するバッテリ410と、が配設されている。
【0032】
実施の形態3によれば、既存のシャワー設備に取り付けることができるので、使用する度にタンクに洗浄用水を入れる面倒をなくすことができる。また、2つの流路を設け、それぞれの流路の吐出口を有するシャワー一体型ノズルヘッドを用いるため、シャワー水流と脈動水流を同時に吐出させることができる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の頭皮洗浄器(請求項1)によれば、水道または給湯器等の外部設備から洗浄用水を取り込むと共に、脈動した水流を吐出するノズルヘッドと普通のシャワー水流(脈動していない水流)を吐出するシャワーヘッドとの2つのヘッドを有しており、ノズルヘッドを使用するか、シャワーヘッドを使用するか、または両方を同時に使用するかを選択することができるので、使用する度にタンクに洗浄用水を入れる面倒をなくすとともに、シャワー水流と脈動水流を選択的に使用することができる。また同時に2つ水流を別々の人が使用することもできる。
【0034】
また、本発明の頭皮洗浄器システム(請求項2)によれば、給水設備に組み込んで使用する頭皮洗浄器システムであるため、使用する度にタンクに洗浄用水を入れる面倒をなくすことができる。また、シャワー水流用流路と脈動水流用の流路の2系統の流路も設け、これらを選択して使用すると共に、2系統の流路の吐出口を1つのノズルヘッド(シャワー一体型ノズルヘッド)に設けたので、1本のノズルヘッドでシャワー水流と脈動水流を選択的に使用することができる。
【0035】
また、本発明の頭皮洗浄器(請求項3)によれば、既存のシャワー設備の給水口に取り付けられ、該給水口から洗浄用水を取り込んで内部に貯めるカバー筐体と、脈動水流を導水する第1のホースと第2のホースを有する2層ホースと、カバー筐体の内部に貯められた洗浄用水を取り込んで脈動水流を第1のホースに送出する脈動水流ユニットと、2層ホースに取り付けられ、第1のホースで導水された脈動水流を吐出する第1の吐出口と第2のホースで導水された水流を吐出する第2の吐出口とが設けられたシャワー一体型ノズルヘッドとを備え、カバー筐体が給水口から洗浄用水を取り込む取込口と内部の洗浄用水を第2のホースへ送出する送出口とを有し、脈動水流ユニットが洗浄用水を取り込む取込口と第1のホースへ脈動水流を送出する送出口とを有し、脈動水流ユニットをカバー筐体内部に収納する構成であるため、使用する度にタンクに洗浄用水を入れる面倒をなくすとともに、既存のシャワー設備に取り付けて使用可能な頭皮洗浄器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における頭皮洗浄器の外観図である。
【図2】実施の形態1における頭皮洗浄器の概略構成図である。
【図3】実施の形態2における頭皮洗浄器システムの概略構成図である。
【図4】操作パネルの説明図である。
【図5】シャワー一体型ノズルヘッドの構成を示す説明図である。
【図6】実施の形態3における頭皮洗浄器の取付状態を示す説明図である。
【図7】実施の形態3における頭皮洗浄器の概略構成図である。
【図8】従来のタンク式の頭皮洗浄器の例を示す説明図である。
【符号の説明】
100 頭皮洗浄器
101 ノズルヘッド
102 シャワーヘッド
103 切替スイッチ
104 洗浄用水取込部
105 タンク
106 弁(給水切替手段)
107 ポンプ
108 吐出制御部
111 給止水制御
200 頭皮洗浄器システム
201 洗浄用水取込部
202 第1流路
203 第2流路
204 給水切替弁
205 ポンプ
206 制御部
207 操作パネル
300 シャワー一体型ノズルヘッド
301 第1のホース
302 第2のホース
303 2層ホース
304 第1の吐出口
305 第2の吐出口
400 頭皮洗浄器
501 既存のシャワー設備の給水口
401 カバー筐体
402 脈動水流ユニット
403、405 取込口
404、406 送出口

Claims (3)

  1. 脈動した水流を洗浄用水として吐出するノズルヘッドと、
    脈動していない水流を洗浄用水として吐出するシャワーヘッドと、
    洗浄用水を貯水するタンクと、
    水道または給湯器等の外部設備から洗浄用水を取り込む洗浄用水取込部と、
    前記洗浄用水取込部で取り込まれた洗浄用水を前記タンクまたは前記シャワーヘッドへ切り替えて給水する給水切替手段と、
    前記タンクから洗浄用水を取り込んで加圧すると共に脈動を与えて脈動水流として前記ノズルヘッドへ送水するポンプと、
    前記ポンプを駆動して前記洗浄用水の吐出制御を行う吐出制御手段と、
    前記ノズルヘッドを使用するか、前記シャワーヘッドを使用するか、または両方を同時に使用するかを選択する選択手段と、
    前記選択手段の選択に基づいて、前記給水切替手段を制御して給水先を選択すると共に、前記吐出制御手段へ吐出制御の有無を通知する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする頭皮洗浄器。
  2. 給水設備に組み込んで使用する頭皮洗浄器システムであって、
    水道または給湯器等の外部設備から洗浄用水を取り込む洗浄用水取込部と、
    前記洗浄用水取込部で取り込まれた洗浄用水を第1流路または第2流路の何れか一方、または両方へ選択的に給水する給水切替手段と、
    前記第1流路の途中に配置され、洗浄用水を取り込んで加圧すると共に脈動を与えて脈動水流として送水するポンプと、
    前記ポンプを駆動して前記洗浄用水の吐出制御を行う吐出制御手段と、
    前記第1流路の吐出口および第2流路の吐出口の両方が配設されたシャワー一体型ノズルヘッドと、
    脈動水流を使用するか、脈動しない水流を使用するか、または両方を同時に使用するかを選択する選択手段と、
    前記選択手段の選択に基づいて、前記給水切替手段を制御して給水先を選択すると共に、前記吐出制御手段へ吐出制御の有無を通知する制御手段と、を備え、
    前記シャワー一体型ノズルヘッド、第1流路の一部、第2流路の一部および選択手段を除く他の部分を建物の給湯設備や水道設備等の給水設備に組み込んだことを特徴とする頭皮洗浄器システム。
  3. 既存のシャワー設備に取り付けて使用する頭皮洗浄器であって、
    既存のシャワー設備の給水口に取り付けられ、該給水口から洗浄用水を取り込んで内部に貯めるカバー筐体と、
    脈動水流を導水する第1のホースと第2のホースを有する2層ホースと、
    前記カバー筐体の内部に貯められた洗浄用水を取り込んで脈動水流を前記第1のホースに送出する脈動水流ユニットと、
    前記2層ホースに取り付けられ、前記第1のホースで導水された脈動水流を吐出する第1の吐出口と第2のホースで導水された水流を吐出する第2の吐出口とが設けられたシャワー一体型ノズルヘッドと、
    を備え、
    前記カバー筐体は、前記給水口から洗浄用水を取り込む取込口と、内部の洗浄用水を前記第2のホースへ送出する送出口とを有し、
    前脈動水流ユニットは、洗浄用水を取り込む取込口と、前記第1のホースへ脈動水流を送出する送出口とを有し、
    前記脈動水流ユニットを前記カバー筐体内部に収納したことを特徴とする頭皮洗浄器。
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