JP2003207804A - 液晶用マトリクス基板の製造方法 - Google Patents

液晶用マトリクス基板の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】フォトマスクの使用枚数をより減少させる。 【解決手段】ハーフトーン露光を行い、更に現像を行う
ことにより、不均一な厚みのレジストパターン12Pを
形成する。レジストパターン12Pをマスクとしてドラ
イエッチングを行い、各コンタクトホール12c,12
dを形成し、画素電極領域を区画する区画領域で溌水性
透明樹脂層10の表面が露出した孔12eを形成し、画
素電極領域で感光性アクリル系樹脂膜11の表面をレジ
ストパターン12Pにより覆う。酸化インジウム錫(I
TO)等の塗布型透明導電材13をスピンコート等によ
り塗布する。このとき、塗布型透明導電材13は、区画
領域の溌水性透明樹脂層10表面で撥ね返されるので、
区画領域を除く他の部位に付着して塗布される。塗布型
透明導電材13を焼成すると、画素電極領域に付着した
塗布型透明導電材13が画素電極となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に用
いられる液晶用マトリクス基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の様に、液晶表示装置としては、T
FTと略称される薄膜トランジスタをスイッチング素子
として用いたアクティブマトリクス型液晶表示装置があ
る。このアクティブマトリクス型液晶表示装置では、多
数のTFTを透明なガラス基板上に形成した液晶マトリ
クス基板を用いる。この液晶マトリクス基板は、フォト
リソグラフィのプロセスによる微細なパターニングを繰
り返すことにより製造されるため、その製造工程に多数
枚のフォトマスクを必要とする。その一方では、液晶表
示装置の生産性及び製造歩留まりの向上、あるいはコス
トの低減を図るために、フォトマスクの枚数の低減、つ
まりはフォトリソグラフィのプロセスの簡略化が望まれ
ている。
【0003】ところで、アクティブマトリクス型液晶表
示装置の低消費電力化及び高輝度化を図るには、液晶セ
ルの光透過率を改善せねばならず、液晶マトリクス基板
の開口率を向上させることが必要である。この開口率を
向上させる方法としては、液晶セルに電界を与える画素
電極を平坦な保護膜上に形成すると共に、走査用のゲー
ト電極もしくは薄膜トランジスタを画素電極に立体的に
オーバラップさせるという方法が知られており、この方
法により80%を超える高開口率を実現することができ
る。
【0004】この様な高開口率の液晶マトリクス基板
は、走査用のゲート電極と画像データ転送用のソース電
極とが交差するG−S交差領域、薄膜トランジスタ領
域、画素電極領域、及び周辺回路の端子領域等を含んで
おり、図9乃至図14に示す様な製造工程により製造さ
れる。
【0005】まず、図9(a)に示す様に、ガラス基板
21上にゲート電極膜22を成膜する。ゲート電極膜2
2は、スパッタリング法等によって生成されるものであ
って、クロム(Cr)、アルミニウム(Al)、タンタ
ル(Ta)等の金属膜である。このゲート電極膜22上
に、フォトレジストを均一に塗布し、1枚目のフォトマ
スクを用いて、図9(b)に示す様なレジストパターン
23を形成する。そして、このレジストパターン23を
マスクとして用いてエッチングを行い、図9(c)に示
す様にゲート電極膜22をパターニングする。
【0006】次に、図10(d)に示す様にゲート絶縁
膜24、第1半導体層25、及び第2半導体層26の3
層をプラズマCVD法やスパッタリング法により連続的
に積層して成膜する。ゲート絶縁膜24は、例えば窒化
シリコン(SiNx)膜である。第1半導体層25は、
アモルファス−シリコン(a−Si)膜である。第2半
導体層26は、n型不純物を高濃度にドープしたシリコ
ン(n+ −Si)膜である。
【0007】次に、フォトレジストを全体に塗布し、2
枚目のフォトマスクを用いて、図10(e)に示す様な
レジストパターン27を形成する。このレジストパター
ン27は、薄膜トランジスタ領域のみに形成され、G−
S交差領域及び端子領域には形成されない。このレジス
トパターン27をマスクとして用いてエッチングを行
い、図10(f)に示す様に第1半導体層25及び第2
半導体層26を島状にパターニングする。
【0008】次に、レジストパターン27を除去し、図
11(g)に示す様にソースドレイン電極膜28を成膜
する。ソースドレイン電極膜28は、スパッタリング法
等によって生成されるものであって、クロム、アルミニ
ウム、タンタル等の金属膜である。この後、ソースドレ
イン電極膜28上に、フォトレジストを均一に塗布し、
3枚目のフォトマスクを用いて、図11(h)に示す様
なレジストパターン29を形成する。このレジストパタ
ーン29は、チャネル領域を除く薄膜トランジスタ領
域、及びG−S交差領域に形成される。このレジストパ
ターン29をマスクとして用いてエッチングを行い、図
11(i)に示す様に薄膜トランジスタ領域内のチャネ
ル領域でソースドレイン電極膜28及び第2半導体層2
6を除去し、ソース電極とドレイン電極を分離する。更
に、チャネル領域で第1半導体層25を半ばエッチング
して、チャネル領域の厚みを調整する。
【0009】次に、図12(j)に示す様にレジストパ
ターン29を除去する。そして、図12(k)に示す様
にパッシベーション膜30をCVD法及びスパッタリン
グ法等により全面に形成する。パッシベーション膜30
は、例えば窒化シリコン(SiNx)等の保護膜であ
る。更に、図12(l)に示す様に感光性アクリル系樹
脂膜31を塗布して、その表面を平坦化する。
【0010】次に、4枚目のフォトマスクを用いて、図
13(m)に示す様に感光性アクリル系樹脂膜31をパ
ターニングする。このパターニングにより、感光性アク
リル系樹脂膜31にパッシベーション膜30に達する各
貫通孔を形成する。この感光性アクリル系樹脂膜31を
マスクとして用いてエッチングを行い、図13(n)に
示す様に感光性アクリル系樹脂膜31の表面から薄膜ト
ランジスタのドレイン電極に達するコンタクトホール3
1aを形成すると共に、感光性アクリル系樹脂膜31の
表面から端子領域のゲート電極22に達するコンタクト
ホール31bを形成する。尚、ここでは図示されていな
いものの、感光性アクリル系樹脂膜31の表面から薄膜
トランジスタのソース電極に達するコンタクトホール
(図示せず)も同時に形成する。
【0011】次に、図13(o)に示す様に透明導電膜
32をスパッタリング法等によって全面に形成する。透
明導電膜32は、酸化インジウム錫(ITO)や酸化錫
(SnO2 )等である。5枚目のフォトマスクを用い
て、透明導電膜32をパターニングし、図14(p)に
示す様な画素電極33を形成する。この画素電極33
は、感光性アクリル樹脂膜31を介してゲート電極膜2
2もしくは薄膜トランジスタ領域と立体的にオーバラッ
プしているので、この液晶マトリクス基板34の開口率
を高くすることができる。
【0012】尚、レジストパターン27により第1半導
体層25及び第2半導体層26を島状にパターニングす
るに際し、レジストパターン27を薄膜トランジスタ領
域だけではなく、G−S交差領域にも形成し、第1半導
体層25及び第2半導体層26がG−S交差領域に残存
する構造にしても、同様の特性を有する液晶マトリクス
基板を得ることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の製造工程においては、図9(b)、図10(e)、
図11(h)、図13(m)、及び図14(p)の各工
程でそれぞれのフォトマスクを用いており、合計で5枚
のフォトマスクを必要とし、このフォトマスクの枚数の
多さがプロセス時間の長期化や製造歩留まりの低下の原
因になっていた。
【0014】このため、例えば特開平5−303111
号公報に記載の技術では、ゲート電極の下地層及び画素
電極となるITO透明電極を基板上に形成し、下地層に
電界メッキを施してゲート電極を形成し、これによりフ
ォトプロセスを用いることなくゲート電極のパターニン
グを行ない、フォトマスクの枚数を低減している。しか
しながら、それでも、5枚のフォトマスクを必要とし、
プロセス時間や製造歩留まりを改善することができなか
った。また、ゲート電極と画素電極が同一の層に形成さ
れるため、これらを立体的にオーバラップさせることが
できず、開口率の向上を望めなかった。更に、ゲート電
極を電界メッキにより作成する場合は、電位降下により
膜厚が不均一になり易く、特に大型の基板では膜厚の均
一性、つまりゲート電極の厚みの均一性を保つことがで
きなかった。
【0015】また、特開平2000−206571号公
報に記載の技術では、1枚のフォトマスクを用いて、厚
みが不均一なレジストパターンを形成し、図10(e)
〜図11(i)に相当する各工程を該1枚のフォトマス
クにより行うことを可能にしている。この厚みが不均一
なレジストパターンは、例えば特開昭61−18113
0号公報等に開示されている様に、該レジストパターン
に対する露光量を不均一にすることにより形成すること
ができる。
【0016】あるいは、特開2000−206571号
公報に記載の技術では、1枚のフォトマスクを用いて、
厚みが不均一なレジストパターンを形成し、その上で、
2段階のエッチングを行っており、フォトマスクの使用
枚数を1枚だけ減少させている。同様の技術は、C.W.Ki
m et al.によるSid2000Digest 第1006〜1009頁の「ANov
el Four-Mask-Count Process Architecture for TFT-LC
D」や、月刊FPDintelligence の1995年5 月項の第31頁
〜第35頁に記載の「三国電子 IPS TFT-LCDを2PEPで製造
するプロセスを考案−TFT チャネル部分をハーフトーン
露光」に報告されている。
【0017】しかしながら、これらの技術においては、
フォトマスクの使用枚数を1枚だけ減少させるに過ぎな
い。また、IPS(In Plane Switching)モードのアク
ティブマトリクス型液晶表示装置の製造工程への適用を
主に説明しているだけであって、ゲート電極もしくは薄
膜トランジスタと画素電極を立体的にオーバラップさ
せ、開口率を高めた液晶マトリクス基板の製造工程への
適用の可能性については言及していない。
【0018】そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑
みてなされたものであり、ゲート電極もしくは薄膜トラ
ンジスタと画素電極を立体的にオーバラップさせた液晶
マトリクス基板の製造工程への適用が可能であって、フ
ォトマスクの使用枚数をより減少させることが可能な液
晶用マトリクス基板の製造方法を提供することを目的と
する。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、複数の液晶セルを駆動するためのマトリ
クス回路を電気絶縁性基板上に形成する液晶マトリクス
基板の製造方法において、電気絶縁性基板上のマトリク
ス回路に溌水性透明樹脂層を積層する透明樹脂層積層工
程と、溌水性透明樹脂層に電気絶縁膜を積層する電気絶
縁膜形成工程と、電気絶縁膜にレジストを塗布し、この
後に露光量を調整したハーフトーン露光により、各液晶
セルの画素電極領域のレジストを該画素電極領域内のコ
ンタクトホール領域を除く範囲で硬化させ、各液晶セル
の画素電極領域を区画する区画領域のレジストを半ば硬
化させ、各コンタクトホール領域のレジストを未硬化に
するレジスト形成工程と、レジスト、電気絶縁膜、及び
溌水性透明樹脂層のパターニングにより、各コンタクト
ホール領域でレジスト、電気絶縁膜、及び溌水性透明樹
脂層を消失させて、マトリクス回路に達する各コンタク
トホールを電気絶縁膜に形成し、各液晶セルの画素電極
領域を区画する区画領域でレジスト及び電気絶縁膜を消
失させて、該区画領域で溌水性透明樹脂層を露出させる
パターニング工程と、残存したレジストを除去し、パタ
ーニングされた電気絶縁膜に導電剤を塗布して、画素電
極領域に画素電極を形成する画素電極形成工程とを含ん
でいる。
【0020】この様な本発明の製造方法によれば、ハー
フトーン露光をレジストに施してから、レジスト、電気
絶縁膜、及び溌水性透明樹脂層をパターニングしてい
る。これにより、各コンタクトホール領域でレジスト、
電気絶縁膜、及び溌水性透明樹脂層が消失して、マトリ
クス回路に達する各コンタクトホールが電気絶縁膜及び
溌水性透明樹脂層に形成され、各液晶セルの画素電極領
域を区画する区画領域でレジスト及び電気絶縁膜が消失
して、溌水性透明樹脂層が露出する。そして、レジスト
を除去した上で、電気絶縁膜に導電剤を塗布している。
このとき、区画領域の溌水性透明樹脂層表面で導電剤が
撥ね返されて、ここに塗布されず、導電剤が画素電極領
域に塗布されて画素電極となり、かつ導電剤がコンタク
トホール領域に充填される。これにより、画素電極が形
成され、コンタクトホールが充填される。従って、1枚
のフォトマスクを用いるだけで、画素電極の形成、コン
タクトホールの形成、コンタクトホールの充填を行うこ
とができる。
【0021】また、本発明においては、マトリクス回路
は、複数の薄膜トランジスタを含むTFTアクティブマ
トリクス回路であり、TFTアクティブマトリクス回路
の製造工程は、電気絶縁性基板上にゲート電極膜を成膜
してパターニングするゲート電極膜パターニング工程
と、ゲート絶縁膜、各薄膜トランジスタのチャネル領域
となる第1半導体層、オーミックコンタクト層となる第
2半導体層、ソースドレイン電極となる金属層を順次積
層する積層工程と、露光量を調整したハーフトーン露光
及びパターニングにより、第1及び第2半導体層を島状
に形成し、ソースドレイン電極を形成し、チャネル領域
を形成する分離パターニング工程と、パッシベーション
膜を成膜するパッシベーション工程とを含んでいる。
【0022】この様なTFTアクティブマトリクス回路
の製造工程においては、ゲート電極膜のパターニングの
ために1枚のフォトマスクを用い、第1及び第2半導体
層、ソースドレイン電極、チャネル領域の形成のために
1枚のフォトマスクを用いている。更に、先に述べた様
に画素電極の形成、コンタクトホールの形成、コンタク
トホールの充填のために1枚のフォトマスクを用いてい
る。従って、このTFTアクティブマトリクス回路を含
む液晶マトリクス基板を製造するには、合計で3枚のフ
ォトマスクを用いるだけで済む。
【0023】更に、本発明においては、溌水性透明樹脂
層を溌水性フッ素系樹脂により形成し、電気絶縁膜をア
クリル系樹脂により形成し、画素電極となる導電剤を塗
布型透明導電材料としている。
【0024】この様な材料の設定により、区画領域の溌
水性透明樹脂層表面で導電剤が撥ね返されて、ここに塗
布されず、導電剤が画素電極領域のアクリル系樹脂に塗
布されて画素電極となり、かつ導電剤がコンタクトホー
ル領域に充填される。これにより、フォトマスクが節減
され、画素電極及びコンタクトホールを高精度で形成す
ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。
【0026】図1乃至図6は、本発明の液晶用マトリク
ス基板の製造方法の一実施形態を示している。尚、ここ
に示す液晶用マトリクス基板は、走査用のゲート電極と
画像データ転送用のソース電極とが交差するG−S交差
領域、薄膜トランジスタ領域、液晶セルに電界を与える
画素電極の領域、及び周辺回路の端子領域等を含んでい
る。
【0027】まず、図1(a)に示す様に、ガラス基板
1上にゲート電極膜2を成膜する。ゲート電極膜2は、
スパッタリング法等によって生成されるものであって、
クロム(Cr)、アルミニウム(Al)、タンタル(T
a)等の金属膜である。このゲート電極膜2上に、フォ
トレジストを均一に塗布し、1枚目のフォトマスクを用
いて、図1(b)に示す様なレジストパターン3を形成
する。そして、このレジストパターン3を用いてエッチ
ングを行い、図1(c)に示す様にゲート電極膜2をパ
ターニングする。
【0028】次に、図2(d)に示す様にゲート絶縁膜
4、第1半導体層5、及び第2半導体層6の3層をプラ
ズマCVD法やスパッタリング法により連続的に積層し
て成膜し、更にソースドレイン電極膜7をプラズマCV
D法やスパッタリング法により積層して成膜する。ゲー
ト絶縁膜4は、例えば窒化シリコン(SiNx)膜であ
る。第1半導体層5は、アモルファス−シリコン(a−
Si)膜である。第2半導体層6は、n型不純物を高濃
度にドープしたシリコン(n+ −Si)膜である。ソー
スドレイン電極膜7は、クロム、アルミニウム、タンタ
ル等の金属膜である。
【0029】次に、フォトレジストを全体に1回塗布
し、2枚目のフォトマスクとして、スリット等により露
光量を調整したマスクを用いて、ハーフトーン露光を行
い、更に現像を行うことにより、図2(e)に示す様な
不均一な厚みを有するレジストパターン8を形成する。
レジストパターン8は、端子領域に形成されず、G−S
交差領域及び薄膜トランジスタ領域に形成されており、
薄膜トランジスタ領域内のチャネル領域5aでのみ薄く
されて、薄肉部8aとなっている。そして、このレジス
トパターン8を用いてエッチングを行い、図2(f)に
示す様にレジストパターン8に覆われていない領域で、
ゲート絶縁膜4、第1及び第2半導体層5,6という3
つの層と、該領域のソースドレイン電極膜7を除去す
る。
【0030】次に、図3(g)に示す様にレジストパタ
ーン8全体の厚みをアッシングにより減少させて、図2
(f)に示すレジストパターン8の薄肉部8aを除去
し、薄膜トランジスタ領域内のチャネル領域5aでソー
スドレイン電極膜7を露出させる。そして、このレジス
トパターン8をマスクとして用いてエッチングを行い、
図3(h)に示す様に薄膜トランジスタ領域内のチャネ
ル領域でソースドレイン電極膜7及び第2半導体層6を
除去し、ソース電極とドレイン電極を分離する。更に、
チャネル領域で第1半導体層5を半ばエッチングして、
チャネル領域の厚みを調整する。
【0031】次に、図3(i)に示す様にレジストパタ
ーン8を除去し、図4(j)に示す様にパッシベーショ
ン膜9をCVD法及びスパッタリング法等により全面に
形成する。パッシベーション膜9は、例えば窒化シリコ
ン(SiNx)等の保護膜である。更に、図4(k)に
示す様に溌水性を有する樹脂材料、例えばフッ素系溌水
性樹脂材料を塗布して溌水性透明樹脂層10を形成し、
その上に感光性を有する電気絶縁性樹脂材料、例えば感
光性アクリル系樹脂を塗布して、感光性アクリル系樹脂
膜11を形成し、その表面を平坦化して、この感光性ア
クリル系樹脂膜11を80〜100℃でプリベークして
から、図4(l)に示す様にレジスト層12を塗布す
る。
【0032】次に、3枚目のフォトマスクとして、スリ
ット等により露光量を調整したマスクを用いて、ハーフ
トーン露光を行い、更に現像を行うことにより、図5
(m)に示す様にレジスト層12をパターニングして、
不均一な厚みのレジストパターン12Pを形成する。こ
のハーフトーン露光により、各コンタクトホール領域で
レジスト層12が硬化せず、コンタクトホール領域を除
く画素電極領域でレジスト層12が硬化し、画素電極領
域を区画する区画領域でレジスト層12が半ば硬化す
る。そして、現像により、各コンタクトホール領域で消
失し、コンタクトホール領域を除く画素電極領域で十分
な厚みとなり、画素電極領域を区画する区画領域で薄肉
となるレジストパターン12Pが形成される。
【0033】次に、レジストパターン12Pをマスクと
してドライエッチングを行う。これにより、図5(n)
に示す様に画素電極領域内の一方のコンタクトホール領
域では、感光性アクリル系樹脂膜11、溌水性透明樹脂
層10、及びパッシベーション膜9が除去されて、薄膜
トランジスタのドレイン電極に達するコンタクトホール
12cが形成され、また他方のコンタクトホール領域で
は、感光性アクリル系樹脂膜11、溌水性透明樹脂層1
0、パッシベーション膜9、及びゲート絶縁膜4が除去
されてゲート電極膜2に達するコンタクトホール12d
が形成される。尚、ここでは図示されていないものの、
感光性アクリル系樹脂膜11、溌水性透明樹脂層10、
及びパッシベーション膜9を貫通して薄膜トランジスタ
のソース電極に達するコンタクトホール(図示せず)も
同時に形成される。
【0034】同時に、画素電極領域を区画する区画領域
では、薄肉のレジストパターン12P及び感光性アクリ
ル系樹脂膜11が除去されて、孔12eが形成され、溌
水性透明樹脂層10の表面が露出する。画素電極領域で
は、レジストパターン12Pが残存し、このレジストパ
ターン12Pにより感光性アクリル系樹脂膜11の表面
が覆われる。
【0035】次に、図6(o)に示す様にレジストパタ
ーン12Pを全て除去する。最後に、図6(p)に示す
様に酸化インジウム錫(ITO)等の塗布型透明導電材
13をスピンコート等により塗布する。このとき、塗布
型透明導電材13は、区画領域の溌水性透明樹脂層10
表面で撥ね返されるので、区画領域を除く他の部位に付
着して塗布される。従って、塗布型透明導電材13は、
画素電極領域の感光性アクリル系樹脂膜11表面に付着
し、各コンタクトホール12c,12dに充填される。
更に、塗布型透明導電材13を200〜250℃で焼成
すると、画素電極領域に付着した塗布型透明導電材13
が画素電極となり、各コンタクトホール12c,12d
に充填された塗布型透明導電材13が導電パターンとな
る。
【0036】こうして製造された図6(p)に示す液晶
用マトリクス基板14は、ゲート電極膜もしくは薄膜ト
ランジスタと画素電極が立体的にオーバラップしてお
り、開口率が高いものとなる。
【0037】また、本実施形態の製造工程においては、
図1(b)、図2(e)、及び図5(m)の3つの工程
でそれぞれのフォトマスクを使用しているので、合計3
枚のフォトマスクを用いて、液晶用マトリクス基板を製
造することができる。図7は、本実施形態の製造工程に
おける3枚のフォトマスクの役目と、従来の製造工程に
おける5枚のフォトマスクの役目とを対比して示す図表
である。図7の図表から明らかな様に本実施形態の製造
工程においては、ハーフトーン露光を行う2枚目と3枚
目のフォトマスクを適用したことにより、フォトマスク
の枚数を減少させている。
【0038】従って、本実施形態によれば、ゲート電極
膜もしくは薄膜トランジスタと画素電極を立体的にオー
バラップさせて、開口率を高くした液晶マトリクス基板
を製造することができ、かつフォトマスクの枚数をより
少なくすることができる。
【0039】また、画素電極を酸化インジウム錫(IT
O)等の塗布型透明導電材を塗布して形成するので、画
素電極をプラズマCVD法やスパッタリング法等の真空
成膜法により形成するよりも、製造コストを低く抑える
ことができる。
【0040】図8は、本実施形態におけるハーフトーン
露光を行うフォトマスクの構造、このフォトマスク透過
光量、このフォトマスクにより形成されるレジストの厚
みを例示している。このフォトマスク15は、光を10
0%透過する透過部15A、光を遮断する遮光部15
B、及び光の透過率を適宜に設定されて、光を半ば透過
するメッシュ部15Cを有している。
【0041】一般のフォトマスクは、透過部15A及び
遮光部15Bのみを有している。これに対して、フォト
マスク15は、更にメッシュ部15Cを有している。こ
のメッシュ部15Cは、例えば使用される光の分解能よ
りも小さな間隔のメッシュパターンやスリットパターン
からなる。例えば、フォトマスク15をポジ型のレジス
トに用いた場合は、透過部15Aに対応するレジスト部
分の厚みが零となり、つまり該レジスト部分が消失し、
遮光部15Bに対応するレジスト部分の厚みが最大とな
り、メッシュ部15Cに対応するレジスト部分の厚みが
該メッシュ部15Cの透過光量に比例することになる。
【0042】また、撥水性の樹脂を用いるという方法
は、例えばカラーフィルターの製造に関連して、特開平
8−179113号公報や特開平8−292313号公
報に開示されている。
【0043】本実施形態では、溌水性透明樹脂層とハー
フトーン露光を行うマスクを組み合わせて、画素電極を
生成している。この様な画素電極の形成は、単純マトリ
クス型液晶表示装置のマトリクス基板にも適用すること
ができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、ハー
フトーン露光をレジストに施してから、レジスト、電気
絶縁膜、及び溌水性透明樹脂層をパターニングしてい
る。これにより、各コンタクトホール領域でレジスト、
電気絶縁膜、及び溌水性透明樹脂層が消失して、マトリ
クス回路に達する各コンタクトホールが電気絶縁膜及び
溌水性透明樹脂層に形成され、各液晶セルの画素電極領
域を区画する区画領域でレジスト及び電気絶縁膜が消失
して、溌水性透明樹脂層が露出する。そして、レジスト
を除去した上で、電気絶縁膜に導電剤を塗布している。
このとき、区画領域の溌水性透明樹脂層表面で導電剤が
撥ね返されて、ここに塗布されず、導電剤が画素電極領
域に塗布されて画素電極となり、かつ導電剤がコンタク
トホール領域に充填される。これにより、画素電極が形
成され、コンタクトホールが充填される。従って、1枚
のフォトマスクを用いるだけで、画素電極の形成、コン
タクトホールの形成、コンタクトホールの充填を行うこ
とができる。
【0045】また、本発明によれば、ゲート電極膜のパ
ターニングのために1枚のフォトマスクを用い、第1及
び第2半導体層、ソースドレイン電極、チャネル領域の
形成のために1枚のフォトマスクを用いている。更に、
先に述べた様に画素電極の形成、コンタクトホールの形
成、コンタクトホールの充填のために1枚のフォトマス
クを用いている。従って、このTFTアクティブマトリ
クス回路を含む液晶マトリクス基板を製造するには、合
計で3枚のフォトマスクを用いるだけで済む。
【0046】更に、本発明によれば、溌水性透明樹脂層
を溌水性フッ素系樹脂により形成し、電気絶縁膜をアク
リル系樹脂により形成し、画素電極となる導電剤を塗布
型透明導電材料としている。この様な材料の設定によ
り、区画領域の溌水性透明樹脂層表面で導電剤が撥ね返
されて、ここに塗布されず、導電剤が画素電極領域のア
クリル系樹脂に塗布されて画素電極となり、かつ導電剤
がコンタクトホール領域に充填される。これにより、フ
ォトマスクが節減され、画素電極及びコンタクトホール
を高精度で形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)は、本発明の液晶用マトリクス
基板の製造方法の一実施形態における各工程を示す図で
ある。
【図2】(d)〜(f)は、図1に引き続く各工程を示
す図である。
【図3】(g)〜(i)は、図2に引き続く各工程を示
す図である。
【図4】(j)〜(l)は、図3に引き続く各工程を示
す図である。
【図5】(m)及び(n)は、図4に引き続く各工程を
示す図である。
【図6】(o)及び(p)は、図5に引き続く各工程を
示す図である。
【図7】本実施形態の製造工程における3枚のフォトマ
スクの役目と、従来の製造工程における5枚のフォトマ
スクの役目とを対比して示す図表である。
【図8】本実施形態におけるハーフトーン露光を行うフ
ォトマスクの構造、フォトマスクの透過光量、フォトマ
スクにより形成されるレジストの厚みを例示する図であ
る。
【図9】(a)〜(c)は、液晶用マトリクス基板の従
来の製造方法における各工程を示す図である。
【図10】(d)〜(f)は、図9に引き続く各工程を
示す図である。
【図11】(g)〜(i)は、図10に引き続く各工程
を示す図である。
【図12】(j)〜(l)は、図11に引き続く各工程
を示す図である。
【図13】(m)〜(o)は、図12に引き続く各工程
を示す図である。
【図14】(p)は、図13に引き続く工程を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 ゲート電極膜 3,8 レジストパターン 4 ゲート絶縁膜 5 第1半導体層 6 第2半導体層 7 ソースドレイン電極膜 9 パッシベーション膜 10 溌水性透明樹脂層 11 感光性アクリル系樹脂膜 12 レジスト層 13 塗布型透明導電材 14 液晶用マトリクス基板
フロントページの続き (72)発明者 吉良 徹 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H090 HA04 HA05 HB13X HC11 HD05 HD07 LA01 LA04 2H092 HA03 HA28 KB15 MA10 MA16 NA27 2H097 AA20 BB01 FA02 FA10 JA03 JA04 LA12 5F110 AA16 BB01 BB02 CC07 DD02 EE03 EE04 EE44 FF03 FF28 FF30 GG02 GG15 GG43 GG45 HK03 HK04 HK09 HK16 HK21 HK33 HK35 HL07 HL21 HL22 NN02 NN03 NN22 NN24 NN27 NN28 NN34 NN35 NN36 NN40 NN72 QQ02 QQ09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の液晶セルを駆動するためのマトリ
    クス回路を電気絶縁性基板上に形成する液晶マトリクス
    基板の製造方法において、 電気絶縁性基板上のマトリクス回路に溌水性透明樹脂層
    を積層する透明樹脂層積層工程と、 溌水性透明樹脂層に電気絶縁膜を積層する電気絶縁膜形
    成工程と、 電気絶縁膜にレジストを塗布し、この後に露光量を調整
    したハーフトーン露光により、各液晶セルの画素電極領
    域のレジストを該画素電極領域内のコンタクトホール領
    域を除く範囲で硬化させ、各液晶セルの画素電極領域を
    区画する区画領域のレジストを半ば硬化させ、各コンタ
    クトホール領域のレジストを未硬化にするレジスト形成
    工程と、 レジスト、電気絶縁膜、及び溌水性透明樹脂層のパター
    ニングにより、各コンタクトホール領域でレジスト、電
    気絶縁膜、及び溌水性透明樹脂層を消失させて、マトリ
    クス回路に達する各コンタクトホールを電気絶縁膜に形
    成し、各液晶セルの画素電極領域を区画する区画領域で
    レジスト及び電気絶縁膜を消失させて、該区画領域で溌
    水性透明樹脂層を露出させるパターニング工程と、 残存したレジストを除去し、パターニングされた電気絶
    縁膜に導電剤を塗布して、画素電極領域に画素電極を形
    成する画素電極形成工程とを含むことを特徴とする液晶
    用マトリクス基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 マトリクス回路は、複数の薄膜トランジ
    スタを含むTFTアクティブマトリクス回路であり、 TFTアクティブマトリクス回路の製造工程は、 電気絶縁性基板上にゲート電極膜を成膜してパターニン
    グするゲート電極膜パターニング工程と、 ゲート絶縁膜、各薄膜トランジスタのチャネル領域とな
    る第1半導体層、オーミックコンタクト層となる第2半
    導体層、ソースドレイン電極となる金属層を順次積層す
    る積層工程と、 露光量を調整したハーフトーン露光及びパターニングに
    より、第1及び第2半導体層を島状に形成し、ソースド
    レイン電極を形成し、チャネル領域を形成する分離パタ
    ーニング工程と、 パッシベーション膜を成膜するパッシベーション工程と
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の液晶用マトリ
    クス基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 溌水性透明樹脂層を溌水性フッ素系樹脂
    により形成し、電気絶縁膜をアクリル系樹脂により形成
    し、画素電極となる導電剤を塗布型透明導電材料とした
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の液晶用マトリ
    クス基板の製造方法。
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