JP2003205702A - 空気入りタイヤ、空気入りタイヤ用リムホイール、及びタイヤ・リム組立体 - Google Patents

空気入りタイヤ、空気入りタイヤ用リムホイール、及びタイヤ・リム組立体

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JP2003205702A
JP2003205702A JP2002322835A JP2002322835A JP2003205702A JP 2003205702 A JP2003205702 A JP 2003205702A JP 2002322835 A JP2002322835 A JP 2002322835A JP 2002322835 A JP2002322835 A JP 2002322835A JP 2003205702 A JP2003205702 A JP 2003205702A
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tire
bead
rubber
circumferential reinforcing
pneumatic tire
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JP2002322835A
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English (en)
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Hiroki Sawada
浩樹 沢田
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Bridgestone Corp
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動乗り心地の向上、及び転がり抵抗の低減
を図り、かつ横剛性を確保することのできる空気入りタ
イヤを提供すること。 【解決手段】 タイヤビード幅をRW、タイヤ最大幅を
SW、ビードヒールから周方向補強材までのタイヤ半径
方向距離をH0、ビードヒールから計測するタイヤ断面
高さをH1、ビードヒールから計測するタイヤ最大幅部
までのタイヤ断面高さをSWH、としたときに、0.3
≦RW/SW≦0.75、0.3≦H0/H1≦0.7、
0.3≦SWH/H1≦0.7、0.7≦H0/SWH≦
1.2を満足し、ビードフィラー30と周方向補強材3
4との間にサイドゴム24を配置する。これにより、タ
イヤの縦剛性が低下して振動乗り心地が向上すると共に
転がり抵抗が低下し、横剛性が確保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気入りタイヤ、
空気入りタイヤ用リムホイール、及びタイヤ・リム組立
体に係り、特に、振動乗り心地性性が良く、転がり抵抗
が低く、かつ横剛性が確保された空気入りタイヤ、該空
気入りタイヤを装着する空気入りタイヤ用リムホイー
ル、及び振動乗り心地性が良く、転がり抵抗が低く、か
つ横剛性が確保されたタイヤ・リム組立体を提供するこ
とが目的である。
【0002】
【従来の技術】昨今のタイヤに対して要求されるタイヤ
性能として、振動乗り心地性を向上することが求められ
ている。
【0003】従来、振動乗り心地性を改良するために、
トレッドゴムや、タイヤサイド部の断面形状等の改良が
行われてきた(例えば、特許文献1〜3参照)。
【0004】
【特許文献1】PCT WO 02/09955 A1
【特許文献2】特表2002−514539号
【特許文献3】DT 2357265 A1(ドイツ)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の改良で
は、JATMA等の規格に規定されたリムに装着するこ
とを前提としているため、断面形状については小さな変
更しか出来ず、性能の大幅な向上は望めなかった。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、現行の規格に
とらわれないリムを用いることにより、振動乗り心地性
の向上、及び転がり抵抗の低減を図り、かつ操縦安定性
を確保することのできる空気入りタイヤ、その空気入り
タイヤを装着する空気入りタイヤ用リムホイール、及び
振動乗り心地性の向上、及び転がり抵抗の低減を図り、
かつ操縦安定性を確保することのできるタイヤ・リム組
立体を提供することが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者が振動乗り心地
性を改良するために研究を行った結果、以下のような事
実が判明した。
【0008】先ず、タイヤの断面形状を従来タイヤに対
して大幅に変更すること、具体的には、タイヤビード幅
をタイヤ最大幅に対して極端に狭くすることによってサ
イド部の縦剛性を大幅に低減でき、これによって、振動
乗り心地性を向上でき、また、転がり抵抗も低減できる
ことを見出した。
【0009】しかし、タイヤビード幅をタイヤ最大幅に
対して極端に狭くするのみでは、タイヤの横剛性も大幅
に低下し、操縦安定性が低下する問題があった。そこ
で、さらに研究を行った結果、サイド部に周方向に延び
る高弾性の部材を設けることによって、縦剛性を殆ど変
えることなく横剛性を確保し、操縦安定性を確保できる
ことを見出した。
【0010】請求項1に記載の発明は、上記事実に鑑み
て成されたものであって、左右一対のビード部に設けら
れたビードコアと、一方のビード部から他方のビード部
に延び、端部分が前記ビードコアに係止されるカーカス
プライと、前記ビードコアからタイヤ径方向外側へ延び
るビードフィラーと、前記カーカスプライのタイヤ径方
向外側に配置された補強層と、前記補強層のタイヤ径方
向外側に配置されトレッド部を構成するトレッドゴム
と、前記カーカスプライのタイヤ軸方向外側に配置され
サイド部を構成するサイドゴムと、前記サイド部の内部
に前記ビードフィラーとはタイヤ径方向に離間して設け
られ、タイヤ周方向に連続する環状の周方向補強材と、
を備え、タイヤビード幅をRW、タイヤ最大幅をSW、
ビードヒールから前記周方向補強材までのタイヤ半径方
向距離をH0、ビードヒールから計測するタイヤ断面高
さをH1、ビードヒールから計測するタイヤ最大幅部ま
でのタイヤ断面高さをSWH、としたときに、0.3≦
RW/SW≦0.75、0.3≦H0/H1≦0.7、
0.3≦SWH/H1≦0.7、0.7≦H0/SWH≦
1.2、を満足し、前記ビードフィラーと前記周方向補
強材との間に前記サイドゴム、または前記サイドゴムと
略同等の硬度を有する補助ゴムが配置されている、こと
を特徴としている。
【0011】次に、請求項1に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0012】先ず、タイヤ最大幅SWとタイヤビード幅
RWとの関係が0.3≦RW/SW≦0.75、ビード
ヒールから計測するタイヤ最大幅部までのタイヤ断面高
さSWHとビードヒールから計測するタイヤ断面高さH
1との関係が0.3≦SWH/H1≦0.7を満たす略三
角形断面の空気入りタイヤの場合、縦剛性及び横剛性が
共に低下するが、これだけではサイド部の横剛性が縦剛
性に比較して大きく低下するために、操縦安定性が大き
く低下するのが一般的である。
【0013】一方で、サイド部の主に縦剛性が低下する
と、荷重時にはサイド部の変形が主体となり、トレッド
ゴムの変形が相対的に小さくなり、トレッドゴムの変形
が主体である通常タイヤの転がり抵抗が小さくなるのが
一般的である。
【0014】請求項1に記載の空気入りタイヤでは、サ
イド部にタイヤ周方向に連続する環状の周方向補強材を
埋設したので、タイヤの縦剛性を殆ど変化させずに、サ
イド部の周方向剛性を向上させることによってタイヤの
横剛性を向上できる。
【0015】このため、縦剛性の低下により振動乗り心
地性が向上すると共に転がり抵抗が減少し、横剛性の向
上により操縦安定性を確保できる。
【0016】また、ビードフィラーと周方向補強材との
間にサイドゴム、またはサイドゴムと略同等の硬度を有
する補助ゴムが配置されているので、ビードフィラーと
周方向補強材とを連続させた場合に比較して縦剛性を適
度に低下でき、乗心地性が向上する。
【0017】ここで、サイドゴムと略同等の硬度を有す
る補助ゴムとは、サイドゴムとの硬度差が±10度以内
のゴムのことを意味する。
【0018】本発明において、ゴム硬度測定は、JIS
K 6253に従い「デュロメータ硬さ」方法を用い
た。
【0019】なお、RW/SWが0.3未満になると、
横剛性が小さくなり過ぎるので、サイド部に周方向補強
材を配置しても横剛性を向上することが出来ないため、
操縦安定性が低下したままとなる。また、タイヤビード
幅RWに対してリム幅が狭過ぎるため、空気入りタイヤ
をリムに組み付ける事が非常に困難となり、リム組み作
業性が悪化してしまう。
【0020】なお、タイヤビード幅RWとは、一方のビ
ード部のビードヒールから他方のビード部のビードヒー
ルまでのタイヤ軸方向に沿って計測した寸法であり、リ
ム幅に相当する寸法である。
【0021】一方、RW/SWが0.75を越えると、
リム幅が広くなり、通常形状タイヤに近づくので、形状
効果によるタイヤ上下剛性を小さくする効果が減り、タ
イヤサイド部剛性向上によるタイヤ上下剛性が大きくな
る効果が増すために、結果としてタイヤ上下剛性は大き
くなってしまい、転がり抵抗と乗心地性が悪化する。
【0022】次に、H0/H1が0.3未満になると、周
方向補強材の位置がビード部に近過ぎてしまい、周方向
補強材を追加しない従来構造タイヤに近い性能となる。
外側の結果、タイヤ横剛性が僅かしか向上せずに、操縦
安定性を向上させるまでには至らない。
【0023】一方、H0/H1が0.7を越えると、周方
向補強材の位置があまりにも接地面(トレッド部)に近
いので、タイヤ上下剛性が大きくなってしまう。その結
果、転がり抵抗と乗心地性が悪化する。
【0024】次に、SWH/H1が0.3未満になる
と、タイヤ最大幅部の位置がビード部に近過ぎてしま
い、ビード部〜タイヤ最大幅部間のタイヤラインにおい
て、少なくとも1箇所曲率半径が非常に小さくなる。結
果として、その曲率半径が非常に小さくなる部分で故障
が発生し易くなり、タイヤ耐久性が悪化してしまう。
【0025】一方、SWH/H1が0.7を越えると、
タイヤ最大幅部の位置があまりにも接地面(トレッド
部)に近いのでタイヤショルダー部がせり出した形状に
なってしまい、ワンダリング性を悪化させ易く、操縦安
定性を低下させてしまう。また、トレッド幅が広い形状
となり、ロスの大きい部材であるトレッド部が大きくな
り、転がり抵抗性能を悪化させる。
【0026】次に、H0/SWHが0.7未満になる
と、周方向補強材の位置がビード部に近過ぎてしまい、
周方向補強材を追加しない従来構造タイヤに近い性能と
なる。外側の結果、タイヤ横剛性が僅かしか向上せず
に、操縦安定性を向上させるまでには至らない。
【0027】一方、H0/SWHが1.2を越えると、
周方向補強材の位置があまりにも接地面(トレッド部)
に近いので、タイヤ上下剛性が大きくなってしまう。そ
の結果、転がり抵抗と乗心地性が悪化する。
【0028】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の空気入りタイヤにおいて、前記周方向補強材のタイヤ
径方向内側には、前記周方向補強材から前記ビードコア
へ向けて延び、前記サイドゴム、または前記補助ゴムよ
りも硬度の高いゴムからなる第1のフィラーが設けられ
ている、ことを特徴としている。
【0029】次に請求項2に記載の空気入りタイヤの作
用を説明する。
【0030】タイヤの横剛性を確保するために周方向補
強材の剛性は非常に高くする必要があり、このため、周
方向補強材と周方向補強材のタイヤ径方向内側のサイド
ゴム(または補助ゴム)との剛性差が大きくなる。
【0031】剛性差が大きい部位では、歪みにより境界
面からセパレーションを生ずる確率が高くなる。
【0032】請求項2に記載の空気入りタイヤでは、剛
性の高い周方向補強材と剛性の低いサイドゴム(または
補助ゴム)との間に両者の中間の剛性を有する第1のフ
ィラーが設けられるので、周方向補強材からサイドゴム
(または補助ゴム)に向けて剛性の変化が緩やかにな
り、上記セパレーションの発生を抑えることが出来る。
【0033】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の空気入りタイヤにおいて、前記周方向
補強材のタイヤ径方向外側には、前記周方向補強材から
トレッド側へ向けて延び、前記サイドゴムよりも硬度の
高いゴムからなる第2のフィラーが設けられている、こ
とを特徴としている。
【0034】次に請求項3に記載の空気入りタイヤの作
用を説明する。
【0035】周方向補強材を設けると、周方向補強材と
トレッド側のサイド部との間で剛性差が大きくなる。
【0036】剛性差が大きい部位では、歪みにより境界
面からセパレーションを生ずる確率が高くなる。
【0037】請求項3に記載の空気入りタイヤでは、剛
性の高い周方向補強材と剛性の低いトレッド側のサイド
ゴムとの間に両者の中間の剛性を有する第2のフィラー
が設けられるので、周方向補強材から周方向補強材のト
レッド側のサイドゴムに向けて剛性の変化が緩やかにな
り、上記セパレーションの発生を抑えることが出来る。
【0038】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記周方向補強材の引張り剛性をE0とした時に、E0
200kNを満足する、ことを特徴としている。
【0039】次に、請求項4に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0040】周方向補強材の引張り剛性E0が200k
N未満になると、周方向補強材を設けない場合に比較し
て、サイド部の周方向剛性が僅かしか向上しないので、
タイヤの横剛性を大きく向上させることが出来なくな
る。
【0041】したがって、周方向補強材の引張り剛性E
0を200kN以上とすることが好ましい。
【0042】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の空気入りタイヤにおいて、E0≧500kNを満足す
る、ことを特徴としている。
【0043】次に、請求項5に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0044】周方向補強材の引張り剛性E0を500k
N以上とすることにより、サイド部の周方向剛性をより
大きくすることが出来、タイヤの横剛性をより大きくす
ることが出来る。
【0045】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
0.45≦H0/H1≦0.6を満足する、ことを特徴と
している。
【0046】次に、請求項6に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0047】タイヤ半径方向距離H0とタイヤ断面高さ
1との関係を0.45≦H0/H1≦0.6とすること
により、タイヤの転がり抵抗とタイヤの横剛性とを高次
元でバランスさせることができる。
【0048】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請
求項6の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
0.45≦SWH/H1≦0.6を満足する、ことを特
徴としている。
【0049】次に、請求項7に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0050】ビードヒールから計測するタイヤ断面高さ
1とビードヒールから計測するタイヤ最大幅部までの
タイヤ断面高さをSWHとの関係を0.45≦SWH/
1≦0.6とすることにより、車両の操縦安定性とタ
イヤ耐久性を高次元で両立させることができる。
【0051】請求項8に記載の空気入りタイヤ用リムホ
イールは、リム幅が、請求項1乃至請求項7の何れか1
項に記載の空気入りタイヤのタイヤビード幅と同一寸法
に設定されていることを特徴としている。
【0052】次に、請求項8に記載の空気入りタイヤ用
リムホイールの作用を説明する。
【0053】請求項8に記載の空気入りタイヤ用リムホ
イールは、リム幅が、請求項1乃至請求項7の何れか1
項に記載の空気入りタイヤのタイヤビード幅と同一寸法
に設定されているので、該空気入りタイヤを最適に保持
することができる。
【0054】請求項9に記載のタイヤ・リム組立体は、
請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の空気入りタ
イヤを請求項8に記載のタイヤ用リムホイールに装着し
たタイヤ・リム組立体において、内圧をPとしたとき
に、50kPa≦P≦150kPaを満足する、ことを
特徴としている。
【0055】次に、請求項9に記載のタイヤ・リム組立
体の作用を説明する。
【0056】内圧が50kPa未満の場合、横剛性が低
下し、またRR(ラジアルランナウト)が悪化してしま
うため、結果的にタイヤ耐久性が低下してしまう。
【0057】内圧が150kPaを越えると、上下剛性
が通常タイヤレベルとなり、乗心地性が改良されない。
【0058】したがって、内圧Pは、50kPa≦P≦
150kPaを満足することが好ましい。
【0059】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]本発明の空気
入りタイヤの第1の実施形態を図1にしたがって説明す
る。
【0060】図1に示すように、本実施形態のタイヤ・
リム組立体10は、乗用車用の空気入りタイヤ12を、
リム幅の狭い専用のリムホイール14に装着したもので
ある。
【0061】空気入りタイヤ12は、一対のビード部1
6をトロイド状に跨がるカーカス18を備えている。
【0062】カーカス18のタイヤ径方向外側には、本
実施形態では、第1ベルトプライ20A及び第2ベルト
プライ20Bの2枚のベルトプライからなるベルト20
が配設されている。
【0063】ベルト20のタイヤ径方向外側には、トレ
ッド部21を形成するトレッドゴム22が配設されてい
る。
【0064】また、カーカス18のタイヤ軸方向外側に
は、サイド部23を形成するサイドゴム24が配設され
ている。
【0065】本実施形態のカーカス18は、複数本のコ
ードを互いに平行に並べてゴムコーティングした1枚の
カーカスプライ26から構成されている。
【0066】ビード部16のビードコア28には、カー
カスプライ26の端部分がタイヤ径方向外側へ巻き上げ
られている。
【0067】ここで、カーカスプライ26の一方のビー
ドコア28から他方のビードコア28へ至る部分を本体
部26A、ビードコア28からタイヤ径方向外側へ延び
る巻上部分を巻上部26Bとする。
【0068】カーカスプライ26の本体部26Aと巻上
部26Bとの間には、ビードコア28からタイヤ径方向
外側へ延びる高硬度のゴムからなるビードフィラー30
が配設されている。
【0069】本実施形態の空気入りタイヤ12は、タイ
ヤビード幅RWがタイヤ最大幅SWに対して極端に狭
く、サイド部23のタイヤ径方向中間部分が最もタイヤ
幅方向に突出している。
【0070】そして、タイヤ最大幅SWとタイヤビード
幅RWとの関係が0.2≦RW/SW≦0.5を満足す
るように回転軸に沿って見たときの断面形状が設定され
ている。
【0071】左右のサイド部23には、周方向に連続し
た環状の周方向補強材34がサイドゴム24中のカーカ
スプライ26の外側に埋設されている。
【0072】なお、ビードフィラー30と周方向補強材
34との間にはサイドゴム24が配置されており、ビー
ドフィラー30と周方向補強材34とは離間している。
【0073】周方向補強材34は、引張り剛性が200
kN以上必要であり、好ましくは500kN以上であ
る。なお、この値は乗用車用タイヤの値であり、その他
のタイヤの場合は、サイズに応じて適宜変更される。
【0074】周方向補強材34としては、例えば、鋼線
を用いることができるが、引張り剛性が上記の値を満足
していれば他の材料、例えば、鋼以外の金属、芳香族ポ
リアミド繊維等の高弾性繊維、及び、各種高弾性樹脂等
であっても良い。
【0075】本実施形態の周方向補強材34は、断面が
円形の鋼線(1本当たりの引張剛性E0:160kN)
を9周巻回して環状に形成したものである。
【0076】なお、周方向補強材34の断面形状は、円
形が好ましいが、他の形状でも良い。
【0077】また、本実施形態の周方向補強材34は、
一本の鋼線を環状に形成したものであるが、一本の鋼線
を複数回巻回して環状に形成したものであっても良く、
複数本の鋼線を束ねたり縒り合わせることにより環状に
形成したものであっても良い。
【0078】タイヤ最大幅SWとタイヤビード幅RW
は、0.2≦RW/SW≦0.5を満足することが必要
である。
【0079】また、ビードヒール16Aから計測するタ
イヤ断面高さH1、ビードヒール16Aから周方向補強
材34までのタイヤ半径方向距離H0との関係は、0.
2≦H0/H1≦0.7を満足する必要がある。なお、
0.45≦H0/H1≦0.6を満足することが好まし
い。
【0080】なお、リムホイール14のリム幅と空気入
りタイヤ12のタイヤビード幅RWとは同一寸法であ
る。
【0081】ビードヒール16Aから計測するタイヤ最
大幅部までのタイヤ断面高さSWHとビードヒール16
Aから計測するタイヤ断面高さH1との関係は、0.3
≦SWH/H1≦0.7を満足する必要がある。
【0082】ビードヒール16Aから周方向補強材34
までのタイヤ半径方向距離H0とビードヒール16Aか
ら計測するタイヤ最大幅部までのタイヤ断面高さSWH
との関係は、0.7≦H0/SWH≦1.2を満足する
必要がある。
【0083】さらに、ビードヒールから計測するタイヤ
断面高さをH1とビードヒールから計測するタイヤ最大
幅部までのタイヤ断面高さをSWHとの関係は、0.3
≦SWH/H1≦0.7を満足する必要があ。なお、
0.45≦SWH/H1≦0.6を満足することが更に
好ましい。 (作用)次に、本実施形態の空気入りタイヤ12の作用
を説明する。
【0084】本実施形態の空気入りタイヤ12では、タ
イヤビード幅RWをタイヤ最大幅SWに対して最適に狭
くし、かつサイドゴム24の最適な部位に環状の周方向
補強材34を埋設し、さらにビードフィラー30と周方
向補強材34との間にサイドゴム24を配置したので、
縦剛性を低下させると共に転がり抵抗を小さくすること
ができ、しかも十分な横剛性を確保できる。
【0085】したがって、転がり抵抗、振動乗り心地
性、及び操縦安定性を擁立することができる。
【0086】また、本実施形態の空気入りタイヤ12を
装着するリムホイール14は、通常の空気入りタイヤを
装着するリムホイールに比較してリム幅が極端に狭いた
め、材料使用量が少なくて済み、リムホイール14を大
幅に軽量化することができる。
【0087】このため、車両から見た場合に、バネ下荷
重が大幅に軽量化され、これによっても振動乗り心地性
を向上させることができる。
【0088】なお、RW/SWが0.3未満になると、
周方向補強材34を配置しても空気入りタイヤ12の横
剛性の低下を防止することが出来なくなる。
【0089】一方、RW/SWが0.75を越えると、
空気入りタイヤ12の転がり抵抗が悪化する。
【0090】H0/H1が0.3未満になると、空気入り
タイヤ12の横剛性を向上させることが出来なくなる。
【0091】一方、H0/H1が0.7を越えると、空気
入りタイヤ12の転がり抵抗が増大してしまう。
【0092】次に、SWH/H1が0.3未満になる
と、タイヤ最大幅部の位置がビード部16に近過ぎてし
まい、ビード部16〜タイヤ最大幅部間のタイヤライン
において、少なくとも1箇所曲率半径が非常に小さくな
る。結果として、その曲率半径が非常に小さくなる部分
で故障が発生し易くなり、タイヤ耐久性が悪化してしま
う。 一方、SWH/H1が0.7を越えると、タイヤ
最大幅部の位置があまりにも接地面(トレッド部21)
に近いので、タイヤ最大幅部の位置があまりにも接地面
(トレッド部21)に近いのでタイヤショルダー部がせ
り出した形状になってしまい、ワンダリング性を悪化さ
せ易く、操縦安定性を低下させてしまう。また、トレッ
ド幅が広い形状となり、ロスの大きい部材であるトレッ
ド部21が大きくなり、転がり抵抗性能を悪化させる。
【0093】次に、H0/SWHが0.7未満になる
と、周方向補強材34の位置がビード部16に近過ぎて
しまい、周方向補強材34を追加しない従来構造タイヤ
に近い性能となる。外側の結果、タイヤ横剛性が僅かし
か向上せずに、操縦安定性を向上させるまでには至らな
い。
【0094】一方、H0/SWHが1.2を越えると、
周方向補強材34の位置があまりにも接地面(トレッド
部21)に近いので、タイヤ上下剛性が大きくなってし
まう。その結果、転がり抵抗と乗心地性が悪化する。
【0095】周方向補強材34の引張り剛性E0が20
0kN未満になると、空気入りタイヤ12の横剛性を確
保できなくなる。
【0096】なお、本実施形態では、サイド部23に一
個の周方向補強材34を設けているが、径の異なる複数
の周方向補強材34をサイド部23に設けても良い。 [第2の実施形態]本発明の空気入りタイヤの第2の実
施形態を図2にしたがって説明する。なお、第1の実施
形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略す
る。
【0097】図2に示すように、本実施形態の空気入り
タイヤ12では、周方向補強材34のタイヤ径方向内側
に第1のフィラー42が設けられ、周方向補強材34の
タイヤ径方向外側に第2のフィラー44が設けられてい
る。
【0098】また、ビードフィラー30と第1のフィラ
ー42との間には補助ゴム46が配置されている。
【0099】ここで、第1のフィラー42は、サイドゴ
ム24よりも硬度が高いゴムから形成されている。第1
のフィラー42は、カーカスプライ26の本体部26A
と巻上部26Bとの間に配置されており、一端が周方向
補強材34に接続され、ビードコア28に向うにしたが
って厚さが漸減している。
【0100】第2のフィラー44は、サイドゴム24よ
りも硬度が高いゴムから形成されている。第2のフィラ
ー44は、カーカスプライ26の本体部26Aに沿って
配置されており、一端が周方向補強材34に接続され、
トレッド部21に向うにしたがって厚さが漸減してい
る。
【0101】補助ゴム46は、サイドゴム24と略同等
の硬度に設定されていることが好ましく、その硬度は、
サイドゴム24の硬度に対して±10%以内が好まし
い。
【0102】補助ゴム46は、補助ゴム46は、カーカ
スプライ26の本体部26Aと巻上部26Bとの間に配
置されており、ビードコア28、及びトレッド部21に
向うにしたがって厚さが漸減していると共に、第1のフ
ィラー42、及び第2のフィラー44に対して一部が重
なっている。 (作用)本実施形態の空気入りタイヤ12では、ビード
フィラー30と周方向補強材34との間に、サイドゴム
24と略同等の硬度を有した比較的柔軟な補助ゴム46
を配置したので、第1の実施形態の空気入りタイヤ10
と同様に、縦剛性を低下させると共に転がり抵抗を小さ
くすることができ、しかも十分な横剛性を確保できる。
【0103】また、剛性の高い周方向補強材34と剛性
の低い補助ゴム46との間に両者の中間の剛性を有する
第1のフィラー42が設けられるので、周方向補強材3
4から補助ゴム46に向けて剛性の変化が緩やかにな
り、部材間の界面からのセパレーションの発生を抑える
ことが出来る。
【0104】さらに、周方向補強材34のトレッド部2
1側に、周方向補強材34とサイドゴム24との中間の
剛性を有する第2のフィラー44が設けられるので、周
方向補強材34からトレッド部21に向けて剛性の変化
が緩やかになり、部材間の界面からのセパレーションの
発生を抑えることが出来る。
【0105】なお、本実施形態の空気入りタイヤ12で
は、ビードフィラー30と周方向補強材34との間に、
サイドゴム24と略同等の硬度を有した比較的柔軟な補
助ゴム46を配置したが、サイドゴム24を配置しても
良い。 (試験例1)本発明の効果を確かめるために、従来例の
タイヤ、比較例のタイヤ、及び本発明の適用された実施
例のタイヤを用意し、タイヤの横剛性、タイヤの縦剛
性、及び転がり抵抗の比較を行った。
【0106】実施例のタイヤ1〜8は、サイドゴム中に
周方向補強材を設けた実施形態で説明したタイヤであ
る。なお、実施例のタイヤは、リム幅を狭くした専用の
リムに装着した。
【0107】比較例1のタイヤは、図3に示すように、
実施例のタイヤから周方向補強材を取り除いた構造のタ
イヤである。
【0108】比較例2〜6のタイヤは、実施例のタイヤ
と同様に周方向補強材を設けたタイヤであるが、周方向
補強材の位置や引張り剛性等が本発明の規定範囲から外
れているものである。
【0109】従来例のタイヤは、図4に示すように、通
常の断面形状のラジアルタイヤである。なお、従来例の
タイヤは、実施例のタイヤとタイヤ構成部材は同一のも
のを使用しており、周方向補強材が設けられていない
点、断面形状が異なる点のみが異なる(なお、図4中に
おいて、実施例と同一構成には同一符号を付してい
る。)次に、タイヤの試験方法を説明する。 周方向補強材の引張剛性E0:JIS G 3510ま
たは、JIS L 1017に従い引張試験を行い、得
られた荷重〜歪曲線の原点近くでの傾き(=荷重/歪
み)の最大値とする。 タイヤの横剛性:横方向変位(mm)に対し、発生する横
力(kg)の比を横剛性(kg/mm)とした。なお、
評価は従来例のタイヤの横剛性を100とする指数で表
しており、数値が大きいほど横剛性が大きいことを表し
ている。
【0110】転がり抵抗:一般的な転がり抵抗試験によ
って得た。なお、評価は従来例のタイヤを100とする
指数で表しており、数値が小さいほど転がり抵抗が小さ
いことを表している。
【0111】縦剛性:垂直荷重0kg時を初期状態(縦
たわみ量=0mm)とし、垂直荷重:FZ(kg)と縦
たわみ量:Z(mm)の関係を得る。この時得られたZ
(mm)〜FZ(kg)曲線のFZ=570kg時の傾き
を縦剛性とした(図5参照)。
【0112】各タイヤともに、タイヤサイズは225/
55R17、内圧200kPa、負荷荷重570kgで
ある。
【0113】評価は従来例のタイヤの縦剛性を100と
する指数で表しており、数値が小さいほど縦剛性が小さ
く、振動乗り心地性が良いことを表している。
【0114】結果は以下の表1〜3に記載した通りであ
る。
【0115】
【表1】
【0116】
【表2】
【0117】
【表3】 試験の結果から、本発明の適用された実施例のタイヤ
は、縦剛性、転がり抵抗、及び横剛性を両立できている
ことが分かる。 (試験例2)内圧の影響を確かめるために実施例3の内
圧を種々変更し、試験例1と同様の試験を実施した。
【0118】結果は以下の表4に記載した通りである。
【0119】
【表4】 試験の結果、内圧が高過ぎると本発明の構造のメリット
が薄れ、縦剛性が従来例に近づくことが分かる。 (試験例3)図2に示す構造の空気入りタイヤにおい
て、ビードフィラー、補助ゴム、第1のフィラー、及び
第2のフィラーの各硬度の関係を種々変更し、試験例1
と同様の試験を実施した。
【0120】結果は以下の表5に記載した通りである。
【0121】
【表5】 表中の「高」、「低」は相対的な硬度を表している。サ
イドゴムよりも硬い場合は「高」、サイドゴムよりも軟
らかい場合に「低」と表示している。
【0122】
【発明の効果】以上説明したように本発明の空気入りタ
イヤは上記の構成としたので、リムに装着して用いるこ
とにより、振動乗り心地性、転がり抵抗、及び操縦安定
性にかかわる横剛性を両立できる、という優れた効果を
有する。
【0123】本発明の空気入りタイヤ用リムは上記の構
成としたので、請求項1乃至請求項7の何れか1項に記
載の空気入りタイヤを最適に装着でき、該空気入りタイ
ヤの性能を十分に発揮できる、という優れた効果を有す
る。
【0124】また、本発明のタイヤ・リム組立体は上記
の構成としたので、振動乗り心地性、転がり抵抗、及び
操縦安定性にかかわる横剛性を両立できる、という優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るタイヤ・リムホ
イール組立体の断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係るタイヤ・リムホ
イール組立体の断面図である。
【図3】比較例に係るタイヤ・リムホイール組立体の断
面図である。
【図4】従来例に係るタイヤ・リムホイール組立体の断
面図である。
【図5】タイヤの縦剛性の値を得る方法を説明するグラ
フである。
【符号の説明】
10 タイヤ・リム組立体 12 空気入りタイヤ 14 リムホイール(空気入りタイヤ用リムホイー
ル) 16 ビード部 20 ベルト(補強層) 21 トレッド部 22 トレッドゴム 23 サイド部 24 サイドゴム 26 カーカスプライ 28 ビードコア 30 ビードフィラー 34 周方向補強材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対のビード部に設けられたビード
    コアと、 一方のビード部から他方のビード部に延び、端部分が前
    記ビードコアに係止されるカーカスプライと、 前記ビードコアからタイヤ径方向外側へ延びるビードフ
    ィラーと、 前記カーカスプライのタイヤ径方向外側に配置された補
    強層と、 前記補強層のタイヤ径方向外側に配置されトレッド部を
    構成するトレッドゴムと、 前記カーカスプライのタイヤ軸方向外側に配置されサイ
    ド部を構成するサイドゴムと、 前記サイド部の内部に前記ビードフィラーとはタイヤ径
    方向に離間して設けられ、タイヤ周方向に連続する環状
    の周方向補強材と、 を備え、 タイヤビード幅をRW、タイヤ最大幅をSW、ビードヒ
    ールから前記周方向補強材までのタイヤ半径方向距離を
    0、ビードヒールから計測するタイヤ断面高さをH1
    ビードヒールから計測するタイヤ最大幅部までのタイヤ
    断面高さをSWH、としたときに、 0.3≦RW/SW≦0.75、 0.3≦H0/H1≦0.7、 0.3≦SWH/H1≦0.7、 0.7≦H0/SWH≦1.2、 を満足し、 前記ビードフィラーと前記周方向補強材との間に前記サ
    イドゴム、または前記サイドゴムと略同等の硬度を有す
    る補助ゴムが配置されている、ことを特徴とする空気入
    りタイヤ。
  2. 【請求項2】 前記周方向補強材のタイヤ径方向内側に
    は、前記周方向補強材から前記ビードコアへ向けて延
    び、前記サイドゴム、または前記補助ゴムよりも硬度の
    高いゴムからなる第1のフィラーが設けられている、こ
    とを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】 前記周方向補強材のタイヤ径方向外側に
    は、前記周方向補強材からトレッド側へ向けて延び、前
    記サイドゴムよりも硬度の高いゴムからなる第2のフィ
    ラーが設けられている、ことを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 前記周方向補強材の引張り剛性をE0
    した時に、E0≧200kNを満足する、ことを特徴と
    する請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の空気入
    りタイヤ。
  5. 【請求項5】 E0≧500kNを満足する、ことを特
    徴とする請求項4に記載の空気入りタイヤ。
  6. 【請求項6】 0.45≦H0/H1≦0.6を満足す
    る、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1
    項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 【請求項7】 0.45≦SWH/H1≦0.6を満足
    する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか
    1項に記載の空気入りタイヤ。
  8. 【請求項8】 リム幅が、請求項1乃至請求項7の何れ
    か1項に記載の空気入りタイヤのタイヤビード幅RWと
    同一寸法に設定されていることを特徴とする空気入りタ
    イヤ用リムホイール。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項7の何れか1項に記
    載の空気入りタイヤを請求項8に記載のタイヤ用リムホ
    イールに装着したタイヤ・リム組立体において、 内圧をPとしたときに、50kPa≦P≦150kPa
    を満足する、ことを特徴とするタイヤ・リム組立体。
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