JP2003204850A - 商品陳列台 - Google Patents

商品陳列台

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JP2003204850A JP2002004458A JP2002004458A JP2003204850A JP 2003204850 A JP2003204850 A JP 2003204850A JP 2002004458 A JP2002004458 A JP 2002004458A JP 2002004458 A JP2002004458 A JP 2002004458A JP 2003204850 A JP2003204850 A JP 2003204850A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構造であり、且つひとつ又は複数個の
使用で商品陳列形態が人の目を惹く演出効果を奏する商
品陳列台を提供すること。 【解決手段】 右側板5、左側板6、背面側板7、仕切
り板支持部材21が嵌合する第1穴部15及び補助台3
が嵌合する第2穴部12を備える天板13とからなり、
後方に向けて坂上がり勾配を有する半アーチ状断面の底
なし箱状物である商品陳列基台1と、第2穴部に嵌合す
る三角形断面の底なし横長箱状物である補助台3と、ア
ーチ状の仕切り板22を抜き差し自在、位置設定自在に
取り付けると共に、該補助台3の横溝24に着脱自在に
嵌合する仕切り板支持部材21を備える商品仕切り部2
と、を有する商品陳列台10A。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にスーパー、百
貨店、専門店、コンビニエンスストアー等の店内で商品
を陳列するのに用いられ、その商品陳列形態が人の目を
惹く演出効果を奏する商品陳列台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スーパー、百貨店、専門店等の店
内で商品を陳列する方法は、最も単純なものとして、
(1) 水平の陳列台に仕切りを設け、その仕切りごとに商
品を並べたり、箱等に商品を並べ、この箱等ごと水平の
陳列台に載せたものがある。また、(2) 傾斜している陳
列台に仕切りや雛壇を設け、その仕切りや雛壇ごとに商
品を並べたり、箱等に商品を並べこの箱等ごと傾斜の陳
列台に載せたものがある。また、(3) 水平あるいは直線
傾斜を選択でき、しかも傾斜角も選択できる角度選択型
陳列台に仕切りを設けて、その仕切りごとに商品を並べ
たり、箱等に商品を並べこの箱等ごと角度選択陳列台に
載せたものもある。更に、(4) 上記の(2) 、(3) の直線
傾斜している陳列台の代わりに、仕切り板や雛壇を予め
設けてある商品陳列棚を台に載せ、この仕切り板や雛壇
に直接商品を並べるものもある。
【0003】これらスーパー等の店内での商品陳列方法
は、それにより商品の売れ行きが左右されることが多い
から、上記した方法以外にも工夫を凝らし、様々な方法
が取られる。しかし、その基本とするところは、水平の
陳列台、直線傾斜している陳列台、角度選択型陳列台等
の各種の陳列台に、仕切り板や箱等により商品を仕切り
陳列するか、仕切り板や雛壇を設けてある商品陳列棚を
設置台に載せ、それら仕切り板や雛壇により商品を仕切
り陳列する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記(1) 〜(3) の商品
陳列方法は、水平又は直線傾斜の陳列台であるため、例
えば、ばらもの商品をボリューム感を持たせて陳列させ
るには充分ではない。また、上記(4) の商品陳列棚は、
予め雛壇を作製する必要があり、作製費や保管場所等の
点で問題があった。一方、商品が陳列される陳列台の断
面形状として、凸面やアーチ状面を採用し、且つアーチ
状の仕切り板を併設するという発想は、商品の載置安定
性が悪いこと、アーチ状の仕切り板がアーチ形状が異な
る他の陳列台に転用できない等の理由で、これまでに無
かった。従って、従来の商品陳列方法ではいくら工夫し
ても、変り映えのしない形態となるか、少し変り映えし
たとしても際立った演出効果を奏するまでには至らなか
った。
【0005】従って、本発明の目的は、簡易な構造であ
り、且つひとつ又は複数個の使用で商品陳列形態が人の
目を惹く演出効果を奏する商品陳列台を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者は鋭意検討を行った結果、商品陳列面を半アーチ
断面の凸状とし、これと商品を仕切るアーチ状仕切り板
または三角形断面の底なし横長箱状物の補助台を併用す
れば、陳列商品が所謂上げ底で且つ後方上り坂勾配に沿
った上下方向に変化のある際立った陳列が可能となる等
を見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明(1)は、背面側板及び
仕切り板支持部材が嵌合する第1穴部を備える天板とか
らなり、後方に向けて坂上がり勾配を有する半アーチ状
断面の商品陳列基台と、アーチ状の仕切り板を抜き差し
自在、位置設定自在に取り付けると共に、該天板の第1
穴部に着脱自在に嵌合する仕切り板支持部材を備える商
品仕切り部と、を有する商品陳列台を提供するものであ
る。
【0008】また、本発明(2)は、前記商品陳列基台
が、右側板、左側板、背面側板及び仕切り板支持部材が
嵌合する第1穴部を備える天板とからなり、後方に向け
て坂上がり勾配を有する半アーチ状断面の底なし箱状物
である前記(1)記載の商品陳列台を提供するものであ
る。
【0009】また、本発明(3)は、背面側板及び補助
台が嵌合する第2穴部を備える天板とからなり、後方に
向けて坂上がり勾配を有する半アーチ状断面の商品陳列
基台と、該第2穴部に嵌合する三角形断面の底なし横長
箱状物である補助台と、を有するものであって、該補助
台は、三角形のふたつの斜辺で形成されるふたつの面の
うち、少なくともひとつの面を商品載置面とする商品陳
列台を提供するものである。
【0010】また、本発明(4)は、前記商品陳列基台
が、右側板、左側板、背面側板及び補助台が嵌合する第
2穴部を備える天板とからなり、後方に向けて坂上がり
勾配を有する半アーチ状断面の底なし箱状物である前記
(3)記載の商品陳列台を提供するものである。
【0011】また、本発明(5)は、前記商品陳列基台
の天板に第2穴部を設け、該第2穴部に、三角形断面の
底なし横長箱状物であって、該三角形のふたつの斜辺の
うち、長辺側の面の左右方向に前記仕切り板支持部材が
嵌合する横溝を備える補助台の1個又は複数個を嵌合さ
せてなる前記(1)又は(2)記載の商品陳列台を提供
するものである。
【0012】また、本発明(6)は、前記アーチ状の仕
切り板を支持する仕切り板支持部材を、前記補助台の横
溝に嵌合させてなる前記(5)記載の商品陳列台を提供
するものである。
【0013】また、本発明(7)は、前記商品陳列基台
の後方端に着脱自在に立設される鏡を、更に有する前記
(1)〜(6)の商品陳列台を提供するものである。
【0014】また、本発明(8)は、複数個を横並びで
使用する前記(1)〜(7)記載の商品陳列台を提供す
るものである。
【0015】本発明の商品陳列台は、商品陳列面が半ア
ーチ断面の凸状であり、また、商品を仕切る仕切り板も
アーチ状であるか、あるいは、商品陳列面に載置される
補助台が三角形断面の底なし横長箱状物であるため、陳
列商品を所謂上げ底で且つ後方上り坂勾配に沿った上下
方向に変化のある陳列が可能となり、人の目を惹く際立
った演出が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態におけ
る商品陳列台を図1及び図2に基づいて詳述する。図1
は本発明の第1の実施の形態である商品陳列台を示す斜
視図、図2は第1の実施の形態である商品陳列台の分解
図をそれぞれ示す。なお、図2中、補助台は図1に示す
補助台の台数とは無関係に、その形状を説明するために
前方斜めより見た図と、後方斜めより見た図の双方を示
した。
【0017】本例の商品陳列台10は、商品陳列基台1
と、商品仕切り部2と、3個の補助台3と、ミラー
(鏡)4からなる。商品陳列基台1は、右側板5、左側
板6、背面側板7及び天板13とからなり、後方に向け
て坂上がり勾配を有する半アーチ状断面の底なし箱状物
である。半アーチ状とは、高さがほとんど無い前方端1
01から後方に向けて坂上がり勾配となり、途中やや勾
配が緩やかになり、高さHの後方端102ではほぼ勾配
のないフラットな状態のものである。
【0018】半アーチ状の天板13には、左右方向に延
びる第2横溝(第2穴部)12を前後方向に任意のピッ
チp1で多数形成した横溝列が2列形成されている。第
2横溝12には、補助台3の第1係合片28及び第2係
合片29が嵌合するようになっている。本例では、補助
台3の第1係合片28と第2係合片29間の幅寸法がピ
ッチp1の2倍であり、補助台3の幅寸法Wがピッチp
1の3倍より若干小さめである(図4及び図5参照)。
本発明において、第2穴部としては、特に制限されず、
上記横溝の他、丸穴、楕円穴等が挙げられる。この場
合、補助台3の第1係合片28や第2係合片29の形状
を当該当該第2穴部に嵌合する形状とする。
【0019】また、アーチ状の天板13の後方側には、
第2横溝12とは別に、前後方向に2条の第1横溝15
(第1穴部)が形成されている。第1横溝15には、ア
ーチ状の仕切り板21を支持する仕切り板支持部材21
の係合片23が嵌合するようになっている。従って、第
1横溝15、15間のピッチp2は仕切り板支持部材2
1の1対の係合片23、23間の寸法と同じである(図
3参照)。本発明において、第1穴部としては、特に制
限されず、上記横溝15の他、所定ピッチで形成される
丸穴、角穴等が挙げられる。この場合、仕切り板支持部
材21の係合片23の形状を当該当該第1穴部に嵌合す
る形状とする。また、第1穴部はこれを別途設ける必要
はなく、第2穴部で代用することもできる。
【0020】商品陳列基台1の後方には、任意の構成部
材である矩形状のミラー4が着脱自在に立設される係合
溝71が形成されている。すなわち、係合溝71は背面
側板7の上方部分に形成されている。後方ミラー4の設
置により、該ミラー4の前方に陳列された商品を見る人
の目に写して、奥側に仮想スペースを形成しボリュム感
を出している。また、商品陳列基台1の前方には、左右
方向に1条の突起部14が形成され、陳列商品のズレ落
ちを防止している。本発明においては、左右方向の1条
の突起部14に代えて、左右方向に1条の溝を形成し、
転落防止板を設置するようにしてもよい。
【0021】商品仕切り部2は、アーチ状の仕切り板2
2と、アーチ状の仕切り板22を抜き差し自在、位置設
定自在に支持する仕切り板支持部材21とからなる。す
なわち、仕切り板支持部材21は、係合片23を前後両
端に有する矩形状の本体部21bと、本体部21bの左
端から立設する一対の略半円形断面の挟持片で形成され
る支持部21aとからなる。仕切り板支持部材21は、
本体部21bとその前後両側の係合片23とで略コ字形
状を形成し、一方の係合片23を第2横溝12に嵌め込
み、他方の係合片23を補助台3の三角形のふたつの斜
辺で形成される角部に掛かり止めすることにより、商品
仕切り部2の補助台3の斜面への設置安定性を高めてい
る。
【0022】支持部21aの1対の挟持片で形成される
隙間は、2段階設定されており、外側部がアーチ状の仕
切り板22の厚みと同等程度、内側部がアーチ状の仕切
り板22の厚みよりやや狭く設定され、アーチ状の仕切
り板22の内側部内への差し込み、更に、矩形状の本体
部21bの近傍まで挿入された後は一対の挟持片のバネ
力により強く支持するようになっている。これにより、
アーチ状の仕切り板22は仕切り板支持部材の支持部2
1bに抜き差し自在、位置設定自在に取り付けられる。
位置設定自在とは、手動操作により、アーチ状の仕切り
板22を仕切り板支持部材21に対して、前後方向に動
かし何れの位置でも支持できるようにすると共に、支持
部21aを中心とした所謂シーソー移動により角度調整
自在としたものを言う。
【0023】補助台3は、三角形断面の底なし横長箱状
物であって、該三角形のふたつの斜辺31、32で形成
されるふたつの面33、34のうち、面33が商品載置
面となっている。また、該三角形のふたつの斜辺31、
32のうち、長辺32側の面33の左右方向に仕切り板
支持部材21が嵌合する横溝24を備える。また、補助
台3は三角形の短辺側の面34の下方には第1係合片2
8を有し、箱状物の裏面には第1係合片28とほぼ平行
で且つそれよりやや長い第2係合片29を有する。本発
明において、当該横溝24としては、特に制限されず、
上記横溝24の他、所定ピッチで形成される丸穴、角穴
等の列状の溝が挙げられる。この場合、仕切り板支持部
材21の係合片23の形状を当該横溝に嵌合する形状と
する。
【0024】本例の商品陳列補助台10Aを組み付ける
には、先ず、商品陳列基台1の半アーチ状の天板13上
に、天板13の下方側から順に3台の補助台3を設置す
る。すなわち、補助台3は三角形の短辺31の面34が
前方側となるように置き、補助台3の第1係合片28及
び第2係合片29を天板13の第2横溝12にそれぞれ
嵌め込み固定する。3台の補助台3を下側から隙間のな
いように設置することで、略雛壇形状の陳列台が形成で
きる。この陳列台の略雛壇形状は、上段の補助台3の後
面33が水平面とならず、下り面となる点で、従来には
ない極めて特徴的な陳列形状を実現できる。次いで、中
段の補助台3の左寄りに商品仕切り部2を設置する。こ
の場合、商品仕切り部2は、予め、アーチ状の仕切り板
22を仕切り板支持部材21に組み込んでから補助台3
に設置しても、仕切り板支持部材21を補助台3に設置
してからアーチ状仕切り板22を組み込んでも、いずれ
でもよい。すなわち、例えば、アーチ状仕切り板22の
ほぼ中央を挟持した仕切り板支持部材21の1対の係合
片23のうち、後方の係合片23を中段の補助台3の横
溝24に嵌め込み、前方の係合片23を補助台3の角部
35に係り止めすることで設置される。次いで、矩形状
の鏡4は商品陳列基台1の後方の溝71に嵌め込み固定
される。
【0025】商品陳列台10Aによれば、天板13を半
アーチ断面の凸状とし、更に、これに三角形断面の横長
箱状体の補助台3を3台連ねて載置した形態を採るた
め、陳列商品が所謂上げ底で且つ後方上り坂勾配に沿っ
て、上下方向に凹凸を伴った際立った陳列が可能とな
る。
【0026】本発明において、商品陳列台の形状として
は、特に制限されないが、奥行きの長さ(L)と後方端
における商品陳列基台1の高さ(H)の比L/Hは、3
〜5程度、商品陳列高さの半値高さ(H/2)が商品陳
列基台1の前方端101より、1/6〜1/4にあるよ
うな形態とすることが、商品の陳列安定性を保持しつ
つ、商品の際立った演出を実現できる点で好適である。
【0027】次に、本発明の他の実施の形態における商
品陳列台を図3〜図6に基づいて説明する。図3〜図5
はそれぞれ本発明の他の実施の形態である商品陳列台の
一部を断面で示す側面図、図6は本発明の他の実施の形
態である商品陳列台の斜視図をそれぞれ示す。
【0028】図3の商品陳列台10Bにおいて、図1の
商品陳列台10Aと同一構成要素には同一符号を付して
その説明を省略し、異なる点について主に説明する。す
なわち、商品陳列台10Bにおいて、商品陳列台10A
と異なる点は、補助台3を省略した点、及び仕切り板支
持部材21の嵌め込み部分を第1横溝15とした点にあ
る。また、仕切り板支持部材21の嵌め込み部分を第1
横溝15としたため、アーチ状仕切り板22の挟持位置
は、アーチ状仕切り板22の上方位置としている。これ
により、陳列面の全体、特に上下方向に陳列される商品
を明確に仕切ることができる。商品陳列台10Bによれ
ば、天板13を半アーチ断面の凸状とし、陳列商品が所
謂上げ底で且つ後方上り坂勾配に沿って、上下方向に独
特の陳列が可能となる。
【0029】図4の商品陳列台10Cにおいて、図1の
商品陳列台10Aと同一構成要素には同一符号を付して
その説明を省略し、異なる点について主に説明する。す
なわち、商品陳列台10Cにおいて、商品陳列台10A
と異なる点は、上段の補助台3を省略し、補助台3の合
計使用数を2台とした点及び仕切り板支持部材21の嵌
め込み部分を第1横溝15とした点にある。また、仕切
り板支持部材21の嵌め込み部分を第1横溝15とした
ため、アーチ状仕切り板22の挟持位置は、アーチ状仕
切り板22の上方位置としている。これにより、陳列面
の全体、特に上下方向に陳列される商品を明確に仕切る
ことができる。商品陳列台10Cによれば、天板13を
半アーチ断面の凸状とし、更に、これに三角形断面の横
長箱状体の補助台3を2台連ねて載置した形態を採るた
め、陳列商品が所謂上げ底で且つ後方上り坂勾配に沿っ
て、上下方向に凹凸を伴った際立った陳列が可能とな
る。
【0030】図5の商品陳列台10Dにおいて、図1の
商品陳列台10Aと同一構成要素には同一符号を付して
その説明を省略し、異なる点について主に説明する。す
なわち、商品陳列台10Dにおいて、商品陳列台10A
と異なる点は、3台の補助台3の前後方向の向きを変え
た点、及び仕切り板支持部材21の嵌め込み部分を上段
の補助台3とした点にある。これにより、陳列棚は鋸刃
状の陳列形態を採ることができる。このため、該三角形
のふたつの斜辺31、32で形成されるふたつの面3
3、34のうち、主に面33が商品載置面となってい
る。すなわち、商品陳列台10Dによれば、天板13を
半アーチ断面の凸状とし、更に、これに三角形断面の横
長箱状体の補助台3を3台連ねて、しかも三角形の長辺
で形成される面33を前方に向くように載置した形態を
採るため、陳列商品が所謂上げ底で且つ後方上り坂勾配
に沿って、上下方向に大きな凹凸を伴った際立った陳列
が可能となる。なお、商品陳列台10A〜10Dにおい
て、商品仕切り部2は複数使用するものであってもよ
い。
【0031】図6の商品陳列台10Eにおいて、図1の
商品陳列台10Aと同一構成要素には同一符号を付して
その説明を省略し、異なる点について主に説明する。す
なわち、商品陳列台10Eにおいて、商品陳列台10A
と異なる点は、3台の補助台3の前後方向の向きを変え
た点、及び商品陳列台10Eを2台横方向に並べて使用
する点にある。これにより、陳列棚は鋸刃状の陳列形態
を採ることができる。すなわち、商品陳列台10Eによ
れば、天板13を半アーチ断面の凸状とし、更に、これ
に三角形断面の横長箱状体の補助台3を3台連ねて、し
かも三角形の長辺で形成される面33を前方に向くよう
に載置した形態を採るため、陳列商品が所謂上げ底で且
つ後方上り坂勾配に沿って、上下方向に凹凸を伴った際
立った陳列が可能となる。更に、仕切り板22で区画さ
れる空間を広く採れるため、横長のもの、陳列数量が多
いものなどに好適である。
【0032】商品陳列台10A〜10Eは、これを構成
する商品陳列基台1の右側板5及び左側板6が省略され
た底板なし、両側板なしの態様であっても、商品を載置
できる安定な構造をとることができる。更に、商品陳列
台10A〜10Eは、商品仕切り部2を省略した態様で
あってもよい。この場合、補助台3の仕切り板支持部材
が嵌合する第1穴部はあっても、なくてもよい。更に、
商品陳列台10A〜10Eは、これを複数個を横並び又
は縦並びで使用してもよく、更に、1台の商品陳列台又
は複数個を横並びに並べて使用する商品陳列台におい
て、商品仕切り部2を複数個使用してもよい。また、商
品陳列台10A〜10Eは、通常、スーパー、百貨店、
専門店等の店内で商品を陳列する棚上で使用され、特
に、設置スペースが制約され、陳列の演出が行い難い、
冷ケースにおいて、顕著な効果を奏する。
【0033】本発明において、アーチ状の仕切り板22
とは、仕切り板の下側の辺22aがアーチ状であればよ
く、仕切り板の上側の辺22bはアーチ状であっても、
アーチ状でなくてもよい。仕切り板の上側の辺22bが
アーチ状でない他の例としては、小さい凹凸の連続模様
断面の板材、大小のこぶを任意のピッチで有する板材な
どが挙げられる。これらの態様はいずれも、下側の辺2
2aがアーチ状であると共に、上側の辺22bが特徴的
形状であるため、人目を引く点で好適である。
【0034】
【発明の効果】本発明の商品陳列台は、簡易な構造であ
り、且つひとつ又は複数個の使用で商品陳列形態が人の
目を惹く演出効果を奏する。特に、陳列商品が所謂上げ
底で且つ後方上り坂勾配に沿って、上下方向に大きな凹
凸を伴った陳列が可能となり、これが、アーチ状の仕切
り板の併設により一層際立ったものにしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である商品陳列台を
示す斜視図である。
【図2】第1の実施の形態である商品陳列台の分解図で
ある。
【図3】本発明の他の実施の形態における商品陳列台の
一部を断面で示す側面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態における商品陳列台の
一部を断面で示す側面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態における商品陳列台の
一部を断面で示す側面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態である商品陳列台の斜
視図である。
【符号の説明】
1 商品陳列台 2 商品仕切り部 3 補助台 4 矩形状の鏡 5 右側板 6 左側板 7 背面側板 12 第2横溝(第2穴部) 13 半アーチ状の天板 14 1条の突起部 15 第1横溝(第1穴部) 21 仕切り板支持部材 21a 支持部 21b 矩形状の本体部 22 アーチ状の仕切り板 22a アーチ状の仕切り板の下側の辺 22b アーチ状の仕切り板の上側の辺 23 係合片 28 第1係合片 29 第2係合片 31 三角形の短辺 32 三角形の長辺 71 係合溝 101 商品陳列基台の前方端 102 商品陳列基台の後方端

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面側板及び仕切り板支持部材が嵌合す
    る第1穴部を備える天板とからなり、後方に向けて坂上
    がり勾配を有する半アーチ状断面の商品陳列基台と、ア
    ーチ状の仕切り板を抜き差し自在、位置設定自在に取り
    付けると共に、該天板の第1穴部に着脱自在に嵌合する
    仕切り板支持部材を備える商品仕切り部と、を有するこ
    とを特徴とする商品陳列台。
  2. 【請求項2】 前記商品陳列基台が、右側板、左側板、
    背面側板及び仕切り板支持部材が嵌合する第1穴部を備
    える天板とからなり、後方に向けて坂上がり勾配を有す
    る半アーチ状断面の底なし箱状物であることを特徴とす
    る請求項1記載の商品陳列台。
  3. 【請求項3】 背面側板及び補助台が嵌合する第2穴部
    を備える天板とからなり、後方に向けて坂上がり勾配を
    有する半アーチ状断面の商品陳列基台と、該第2穴部に
    嵌合する三角形断面の底なし横長箱状物である補助台
    と、を有するものであって、該補助台は、三角形のふた
    つの斜辺で形成されるふたつの面のうち、少なくともひ
    とつの面を商品載置面とすることを特徴とする商品陳列
    台。
  4. 【請求項4】 前記商品陳列基台が、右側板、左側板、
    背面側板及び補助台が嵌合する第2穴部を備える天板と
    からなり、後方に向けて坂上がり勾配を有する半アーチ
    状断面の底なし箱状物であることを特徴とする請求項3
    記載の商品陳列台。
  5. 【請求項5】 前記商品陳列基台の天板に第2穴部を設
    け、該第2穴部に、三角形断面の底なし横長箱状物であ
    って、該三角形のふたつの斜辺のうち、長辺側の面の左
    右方向に前記仕切り板支持部材が嵌合する横溝を備える
    補助台の1個又は複数個を嵌合させてなることを特徴と
    する請求項1又は2記載の商品陳列台。
  6. 【請求項6】 前記アーチ状の仕切り板を支持する仕切
    り板支持部材を、前記補助台の横溝に嵌合させてなるこ
    とを特徴とする請求項5記載の商品陳列台。
  7. 【請求項7】 前記商品陳列基台の後方端に着脱自在に
    立設される鏡を、更に有することを特徴とする請求項1
    〜6のいずれか1項記載の商品陳列台。
  8. 【請求項8】 複数個を横並びで使用することを特徴と
    する請求項1〜7のいずれか1項記載の商品陳列台。
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CN114468691A (zh) * 2022-01-13 2022-05-13 深圳市优博讯科技股份有限公司 一种电子设备防盗展示架

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