JP2003204411A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
- Publication number
- JP2003204411A JP2003204411A JP2002002353A JP2002002353A JP2003204411A JP 2003204411 A JP2003204411 A JP 2003204411A JP 2002002353 A JP2002002353 A JP 2002002353A JP 2002002353 A JP2002002353 A JP 2002002353A JP 2003204411 A JP2003204411 A JP 2003204411A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- correction
- pixel
- document
- image processing
- original
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Facsimiles In General (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 濃度情報が欠落した画素を検出し、異常状態
を修正するよう促すとともに、その修正頻度に応じて一
時的な修正では不十分である場合、その欠落画素の主原
因系を取り除きメンテナンスするよう警告する。 【解決手段】 画像処理装置は、読取装置本体、原稿搬
送装置、欠陥画素検出手段40、I/Fコントローラ4
4、CPU45を有する。画像処理装置は、原稿搬送装
置により搬送された原稿を光源により照射し、照射され
た原稿からの反射光を、CCDによりデジタルデータに
変換し、デジタルデータに変換された原稿の画素のう
ち、濃度情報が欠落した画素を検出し、その欠落画素に
応じた原因系の修正を促すために使用者又は管理者に対
し警告を行う。さらに画素の欠落に対する警告に基づい
て機械の状態を修正した場合に修正履歴を保持し、保持
した修正履歴に基づく修正発生頻度に応じてメンテナン
スを行うよう使用者又は管理者に対し警告を与える。
を修正するよう促すとともに、その修正頻度に応じて一
時的な修正では不十分である場合、その欠落画素の主原
因系を取り除きメンテナンスするよう警告する。 【解決手段】 画像処理装置は、読取装置本体、原稿搬
送装置、欠陥画素検出手段40、I/Fコントローラ4
4、CPU45を有する。画像処理装置は、原稿搬送装
置により搬送された原稿を光源により照射し、照射され
た原稿からの反射光を、CCDによりデジタルデータに
変換し、デジタルデータに変換された原稿の画素のう
ち、濃度情報が欠落した画素を検出し、その欠落画素に
応じた原因系の修正を促すために使用者又は管理者に対
し警告を行う。さらに画素の欠落に対する警告に基づい
て機械の状態を修正した場合に修正履歴を保持し、保持
した修正履歴に基づく修正発生頻度に応じてメンテナン
スを行うよう使用者又は管理者に対し警告を与える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、白黒コピー機、カ
ラーコピー機、ファクシミリ、スキャナ等の画像処理装
置に関し、シートスルードキュメントフィーダ(SD
F)使用時に、ゴミにより発生する黒及び白スジ状の異
常画素の原因系の検出および補正機能を備えた画像処理
装置に関するものである。
ラーコピー機、ファクシミリ、スキャナ等の画像処理装
置に関し、シートスルードキュメントフィーダ(SD
F)使用時に、ゴミにより発生する黒及び白スジ状の異
常画素の原因系の検出および補正機能を備えた画像処理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平11―11280
0号公報に記載の発明では、基準板に付着したゴミ汚れ
やコンタクトガラス面上のゴミ汚れの影響が読み取り画
像に現れないようにした画像処理装置が提供されてい
る。また、特開2000−196881号公報に記載の
発明では、SDFでの読み取り補正の最適化と圧板での
読み取り補正の最適化を独立に行い、コピーの出力画像
も、FAXの2値画像も最適に再現可能な画像処理装置
が提供されている。これらは、読取装置の光路上に付着
してしまった「ごみ」によって生じた読取り画像の画素
情報の欠落を、欠落画素に隣接する正常と思われる画素
データを使って、欠落した画素の情報を補うものであ
る。
0号公報に記載の発明では、基準板に付着したゴミ汚れ
やコンタクトガラス面上のゴミ汚れの影響が読み取り画
像に現れないようにした画像処理装置が提供されてい
る。また、特開2000−196881号公報に記載の
発明では、SDFでの読み取り補正の最適化と圧板での
読み取り補正の最適化を独立に行い、コピーの出力画像
も、FAXの2値画像も最適に再現可能な画像処理装置
が提供されている。これらは、読取装置の光路上に付着
してしまった「ごみ」によって生じた読取り画像の画素
情報の欠落を、欠落画素に隣接する正常と思われる画素
データを使って、欠落した画素の情報を補うものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、どのよ
うに補正手段の補正精度を改善しても、あくまでも周辺
画素から推定される値に置き換えることしかできず、濃
度情報が欠落してしまった画素の情報を原稿が正しく読
取れた場合の画素情報と正確に同じにすることはできな
いため、原稿情報を加工することとなり、異常画像の原
因系を改善したことにはならない。
うに補正手段の補正精度を改善しても、あくまでも周辺
画素から推定される値に置き換えることしかできず、濃
度情報が欠落してしまった画素の情報を原稿が正しく読
取れた場合の画素情報と正確に同じにすることはできな
いため、原稿情報を加工することとなり、異常画像の原
因系を改善したことにはならない。
【0004】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたものであり、異常画素(濃度情報が欠落した画素)
を検出し、異常状態を修正するよう促すとともに、その
補正頻度によって一時的な修正では不十分である場合、
根本的な異常画素の主原因系を取り除き機械本来の状態
にメンテナンスするように促すこと、を目的としてなさ
れたものである。
れたものであり、異常画素(濃度情報が欠落した画素)
を検出し、異常状態を修正するよう促すとともに、その
補正頻度によって一時的な修正では不十分である場合、
根本的な異常画素の主原因系を取り除き機械本来の状態
にメンテナンスするように促すこと、を目的としてなさ
れたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、原稿
を一定の制御によって搬送する原稿搬送手段と、その搬
送された原稿を光源により照射し、該光源により照射さ
れた原稿からの反射光を、固定位置でデジタルデータに
変換する光電変換手段と、画素の濃度情報が欠落した画
素を検出する欠落画素検出手段と、その欠落画素に応じ
た原因系の修正を促すために使用者あるいは管理者に対
して警告を行う警告手段とを有する画像処理装置におい
て、画素の欠落に対する警告に基づいて機械の状態を修
正した場合に修正履歴を保持し、該保持した修正履歴に
基づく修正発生頻度に応じて使用者あるいは管理者に対
して警告を与えることを特徴としたものである。
を一定の制御によって搬送する原稿搬送手段と、その搬
送された原稿を光源により照射し、該光源により照射さ
れた原稿からの反射光を、固定位置でデジタルデータに
変換する光電変換手段と、画素の濃度情報が欠落した画
素を検出する欠落画素検出手段と、その欠落画素に応じ
た原因系の修正を促すために使用者あるいは管理者に対
して警告を行う警告手段とを有する画像処理装置におい
て、画素の欠落に対する警告に基づいて機械の状態を修
正した場合に修正履歴を保持し、該保持した修正履歴に
基づく修正発生頻度に応じて使用者あるいは管理者に対
して警告を与えることを特徴としたものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記修正発生頻度の設定を、使用者あるいは管理者
により変更できるようにしたことを特徴としたものであ
る。
て、前記修正発生頻度の設定を、使用者あるいは管理者
により変更できるようにしたことを特徴としたものであ
る。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において、前記修正発生頻度に応じた使用者あるいは
管理者に対する警告を、音を発生することにより行うこ
とを特徴としたものである。
明において、前記修正発生頻度に応じた使用者あるいは
管理者に対する警告を、音を発生することにより行うこ
とを特徴としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
を添付図面に沿って詳細に説明する。図1は、本発明に
係わる画像読取装置の構成例を説明するための図で、図
中、1は読取装置本体、2は原稿搬送装置、3は原稿読
取台、4は第1の走行体、5は第2の走行体、6はレン
ズ、7は一次元の光電変換素子、8はステッピングモー
タ、9は露光走査光学系、10はSDFユニット、11
は原稿台、12はステッピングモータ、13は原稿、1
4は原稿押さえ板、15はシェーディング補正用白基準
板である。大きな構成としては、読取装置本体1と、原
稿搬送装置2と、原稿読取台3とが設けられており、こ
れによってイメージスキャナを構成している。
を添付図面に沿って詳細に説明する。図1は、本発明に
係わる画像読取装置の構成例を説明するための図で、図
中、1は読取装置本体、2は原稿搬送装置、3は原稿読
取台、4は第1の走行体、5は第2の走行体、6はレン
ズ、7は一次元の光電変換素子、8はステッピングモー
タ、9は露光走査光学系、10はSDFユニット、11
は原稿台、12はステッピングモータ、13は原稿、1
4は原稿押さえ板、15はシェーディング補正用白基準
板である。大きな構成としては、読取装置本体1と、原
稿搬送装置2と、原稿読取台3とが設けられており、こ
れによってイメージスキャナを構成している。
【0009】この場合、読取装置本体1の内部におい
て、キセノンランプや蛍光灯で構成される光源4aとミ
ラー4bとを備えた第1の走行体4と、ミラー5a,5
bを備えた第2の走行体5と、レンズ6と、一次元の光
電変換素子(本例ではCCDを使用する)7と、第1の
走行体4及び第2の走行体5を駆動するステッピングモ
ータ8とからなる露光走査光学系9とが設けられてい
る。なお、この露光走査光学系9の下段の構成について
のここでの説明は省略する。
て、キセノンランプや蛍光灯で構成される光源4aとミ
ラー4bとを備えた第1の走行体4と、ミラー5a,5
bを備えた第2の走行体5と、レンズ6と、一次元の光
電変換素子(本例ではCCDを使用する)7と、第1の
走行体4及び第2の走行体5を駆動するステッピングモ
ータ8とからなる露光走査光学系9とが設けられてい
る。なお、この露光走査光学系9の下段の構成について
のここでの説明は省略する。
【0010】また、原稿搬送装置2には、SDFユニッ
ト10と、原稿台11とが設けられている。このSDF
ユニット10内にはステッピングモータ12が備えられ
ている。さらに、原稿読取台3の上部に原稿押さえ板1
4が回動自在に取り付けられており、原稿13は、その
原稿押さえ板14の下にセットされる。原稿読取台3の
端部には、シェーディング補正用の白基準板15が配置
されている。
ト10と、原稿台11とが設けられている。このSDF
ユニット10内にはステッピングモータ12が備えられ
ている。さらに、原稿読取台3の上部に原稿押さえ板1
4が回動自在に取り付けられており、原稿13は、その
原稿押さえ板14の下にセットされる。原稿読取台3の
端部には、シェーディング補正用の白基準板15が配置
されている。
【0011】図2は、本発明に係わる画像読取装置の全
体制御ブロック図である。また、図3は、ブックモード
時の原稿読取部の構成例を示す図で、図4は、SDFモ
ード時の原稿読取部の構成例を示す図である。図2に示
す画像読取装置は、光源4a、CCD7、ステッピング
モータ8,12、CPU16、光源ドライバ17、CC
D駆動部18、画像処理部19、モータドライバ20,
28、スキャンバッファ25、I/Fコントローラ2
6、バッファコントローラ27、ROM、RAMとを備
える。原稿読み取りモードとしては、図3に示すような
原稿読取台3を用いて画像データの読み取りを行うブッ
クモードと、図4に示すような原稿搬送装置2を用いて
画像データの読み取りを行うSDFモードとがある。
体制御ブロック図である。また、図3は、ブックモード
時の原稿読取部の構成例を示す図で、図4は、SDFモ
ード時の原稿読取部の構成例を示す図である。図2に示
す画像読取装置は、光源4a、CCD7、ステッピング
モータ8,12、CPU16、光源ドライバ17、CC
D駆動部18、画像処理部19、モータドライバ20,
28、スキャンバッファ25、I/Fコントローラ2
6、バッファコントローラ27、ROM、RAMとを備
える。原稿読み取りモードとしては、図3に示すような
原稿読取台3を用いて画像データの読み取りを行うブッ
クモードと、図4に示すような原稿搬送装置2を用いて
画像データの読み取りを行うSDFモードとがある。
【0012】そこで、まず、図3に示すようなブックモ
ードにおける画像データ読み取りの基本動作について述
べる。原稿13を原稿押さえ板14下の原稿読取台3上
にセットした後、CPU16は光源ドライバ17を動作
させて光源4aをオンにする。次に、CCD駆動部18
により駆動されるCCD7で白基準板15を読み取り、
画像処理部19内のA/Dコンバータ(図示せず)でア
ナログデジタル変換を行い、画換データのシェーディン
グ補正用の基準データとして画像処理部19内のRAM
(図示せず)に記憶する。CPU16は、モータドライ
バ(駆動装置)20をドライブして、ステッピングモー
タ8を動作させ、これにより、第1の走行体4は原稿1
3のある方向へ移動する。第1の走行体4が原稿面を一
定速度で走査することにより、その原稿13の画像デー
タがCCD7により光電変換される。
ードにおける画像データ読み取りの基本動作について述
べる。原稿13を原稿押さえ板14下の原稿読取台3上
にセットした後、CPU16は光源ドライバ17を動作
させて光源4aをオンにする。次に、CCD駆動部18
により駆動されるCCD7で白基準板15を読み取り、
画像処理部19内のA/Dコンバータ(図示せず)でア
ナログデジタル変換を行い、画換データのシェーディン
グ補正用の基準データとして画像処理部19内のRAM
(図示せず)に記憶する。CPU16は、モータドライ
バ(駆動装置)20をドライブして、ステッピングモー
タ8を動作させ、これにより、第1の走行体4は原稿1
3のある方向へ移動する。第1の走行体4が原稿面を一
定速度で走査することにより、その原稿13の画像デー
タがCCD7により光電変換される。
【0013】図5は、図2に示した画像処理部19の最
も基本的な構成例を示すブロック図である。図5に示す
画像処理部19は、アナログビデオ処理部21、シェー
ディング補正処理部22、画像データ処理部23、2値
化処理部24、タイミング発生部とを備える。ここで光
電変換されたアナログビデオ信号aは、アナログビデオ
処理部21でデジタル変換の処理まで行われた後、シェ
ーディング補正処理部22、画像データ処理部23によ
り、それぞれシェーディング補正、各種の画像データ処
理を行った後、2値画像を所望とする場合は、2値化処
理部24により2値化データbを作成する。多値データ
を所望する場合は8bitデータとして後段に送る。そ
の後、その2値化データbあるいは多値データbをスキ
ャンバッファ25に順次記憶していく。I/Fコントロ
ーラ26は、スキャンバッファ25内のデータを外部の
ホストコンピュータ(図示せず)等の装置に出力する制
御を行う。バッファコントローラ27は、スキャンバッ
ファ25への画像データの入出力管理を行う。
も基本的な構成例を示すブロック図である。図5に示す
画像処理部19は、アナログビデオ処理部21、シェー
ディング補正処理部22、画像データ処理部23、2値
化処理部24、タイミング発生部とを備える。ここで光
電変換されたアナログビデオ信号aは、アナログビデオ
処理部21でデジタル変換の処理まで行われた後、シェ
ーディング補正処理部22、画像データ処理部23によ
り、それぞれシェーディング補正、各種の画像データ処
理を行った後、2値画像を所望とする場合は、2値化処
理部24により2値化データbを作成する。多値データ
を所望する場合は8bitデータとして後段に送る。そ
の後、その2値化データbあるいは多値データbをスキ
ャンバッファ25に順次記憶していく。I/Fコントロ
ーラ26は、スキャンバッファ25内のデータを外部の
ホストコンピュータ(図示せず)等の装置に出力する制
御を行う。バッファコントローラ27は、スキャンバッ
ファ25への画像データの入出力管理を行う。
【0014】次に、図4に示すようなSDFモードにお
ける画像データ読み取りの基本動作について述べる。こ
の場合にも、まず、白基準板15が読み込まれた後、ス
テッピングモータ12をCPU16がモータドライバ
(駆動装置)28でドライブすることにより、原稿台1
1にセットされた原稿13を、分離ローラ29、搬送ロ
ーラ30で搬送していき、第1の走行体4の所定の読み
取り位置まで搬送する。このとき、原稿13は一定速度
で搬送されていき、第1の走行体4は、停止したままで
原稿面の画像データをCCD7で読み取る。以下、前述
したブックモードと同様の処理を行い、2値化あるいは
多値の画像データは、スキャンバッファ25に記憶さ
れ、I/Fコントローラ26を介してホストコンピュー
タ(図示せず)等に送られる。
ける画像データ読み取りの基本動作について述べる。こ
の場合にも、まず、白基準板15が読み込まれた後、ス
テッピングモータ12をCPU16がモータドライバ
(駆動装置)28でドライブすることにより、原稿台1
1にセットされた原稿13を、分離ローラ29、搬送ロ
ーラ30で搬送していき、第1の走行体4の所定の読み
取り位置まで搬送する。このとき、原稿13は一定速度
で搬送されていき、第1の走行体4は、停止したままで
原稿面の画像データをCCD7で読み取る。以下、前述
したブックモードと同様の処理を行い、2値化あるいは
多値の画像データは、スキャンバッファ25に記憶さ
れ、I/Fコントローラ26を介してホストコンピュー
タ(図示せず)等に送られる。
【0015】図6は、図5に示した画像処理部19をさ
らに詳細に説明するためのブロック図である。図5に示
すアナログビデオ処理部21は、プリアンプ回路31
と、可変増幅回路32を備えている。また、シェーディ
ング補正処理部22は、A/Dコンバータ33、黒演算
回路34、シェーディング補正演算回路35、ラインバ
ッファ36を備えている。
らに詳細に説明するためのブロック図である。図5に示
すアナログビデオ処理部21は、プリアンプ回路31
と、可変増幅回路32を備えている。また、シェーディ
ング補正処理部22は、A/Dコンバータ33、黒演算
回路34、シェーディング補正演算回路35、ラインバ
ッファ36を備えている。
【0016】本例において、光源4aで原稿読取台3上
にある原稿13を照射した反射光を、シェーディング調
整板37を通して、レンズ6によって集光し、CCD7
に結像する。なお、図6では、説明簡単化のために、反
射光を折り返すためのミラーは省略している。シェーデ
ィング調整板37は、CCD7の中央部と端部での反射
光量の差を無くすための光量調整の役割を果たす。これ
は、シェーディング演算処理において、あまりにCCD
中央部と端部で反射光量の差が有りすぎると、多分に歪
を含んだ演算結果しか得られないために、予め反射光量
の差を無くした後にシェーディング演算処理を行うため
のものである。
にある原稿13を照射した反射光を、シェーディング調
整板37を通して、レンズ6によって集光し、CCD7
に結像する。なお、図6では、説明簡単化のために、反
射光を折り返すためのミラーは省略している。シェーデ
ィング調整板37は、CCD7の中央部と端部での反射
光量の差を無くすための光量調整の役割を果たす。これ
は、シェーディング演算処理において、あまりにCCD
中央部と端部で反射光量の差が有りすぎると、多分に歪
を含んだ演算結果しか得られないために、予め反射光量
の差を無くした後にシェーディング演算処理を行うため
のものである。
【0017】図7は、異常画素検出の方法の一例を説明
するための図で、図中、40は欠陥画素検出手段で、該
欠陥画素検出手段40は、2値化手段41、SRAM4
2、欠陥画素保持手段43を有し、44はI/Fコント
ローラ、45はCPUである。原稿を読み取るまえに、
あらかじめ読取り部では、コンタクトガラス上の「ご
み」を検出するために検出用の画像を読取る。検出処理
は検出開始信号がイネーブル信号になったら開始する。
検出するためのデータは、図7に示す欠陥画素検出手段
40に渡され、欠陥画素であるかどうかを検出する。
するための図で、図中、40は欠陥画素検出手段で、該
欠陥画素検出手段40は、2値化手段41、SRAM4
2、欠陥画素保持手段43を有し、44はI/Fコント
ローラ、45はCPUである。原稿を読み取るまえに、
あらかじめ読取り部では、コンタクトガラス上の「ご
み」を検出するために検出用の画像を読取る。検出処理
は検出開始信号がイネーブル信号になったら開始する。
検出するためのデータは、図7に示す欠陥画素検出手段
40に渡され、欠陥画素であるかどうかを検出する。
【0018】欠陥画素検出手段40では、1ラインの読
取った画像データを2値化手段41によって2値化さ
れ、次段の欠陥画素保持手段43において検出結果をS
RAM42に保持する。欠陥画素保持手段43によって
保持されたデータは、RAMのアドレスと画素の位置が
対応しており、そこに書き込まれたデータが「0」の場
合は正常な画素、「1」が書き込まれた画素が欠陥画素
を示す。ここでは、欠陥画素はコンタクトガラス上にあ
る遮蔽物によって、CCDへの反射光の入力を遮る物で
あるとする。あらかじめ検出のしきい値レベルを設定す
る。反射光が遮られ、かつ遮蔽物からの反射が小さい場
合には、欠落画素の濃度は常に高くなるので、2値化処
理によって検出できる。
取った画像データを2値化手段41によって2値化さ
れ、次段の欠陥画素保持手段43において検出結果をS
RAM42に保持する。欠陥画素保持手段43によって
保持されたデータは、RAMのアドレスと画素の位置が
対応しており、そこに書き込まれたデータが「0」の場
合は正常な画素、「1」が書き込まれた画素が欠陥画素
を示す。ここでは、欠陥画素はコンタクトガラス上にあ
る遮蔽物によって、CCDへの反射光の入力を遮る物で
あるとする。あらかじめ検出のしきい値レベルを設定す
る。反射光が遮られ、かつ遮蔽物からの反射が小さい場
合には、欠落画素の濃度は常に高くなるので、2値化処
理によって検出できる。
【0019】次に、CPU45はI/Fコントローラ4
4を介して、先のSRAM42に記録された情報を読取
る。欠落画素の数値をカウントし、あらかじめ定めた一
定値以上の場合、たとえばカウント>5の場合、CPU
45はI/Fコントローラ44を介して制御を行い、読
取装置の光路上の汚れによって、出力データのある位置
において品質が低下していることをSRAM42に記憶
する。(カウントが5以下の場合は、何も行わず通常の
動作を行う。)このように記憶した状態(欠落画素情
報)に対し、別のRAM領域に日時等を関連づけてお
く。次に、利用者又は管理者に対して機械の修正を促す
旨の警告を表示し、異常を伝えて機械の清掃等を行って
正常な状態に戻すようにしたり、実使用上問題ないと判
断して警告を無視した場合、日時、履歴を残していき、
予め設定された期間内において予め設定された値よりも
発生回数が多い場合、機械の限界であることを警告する
ようにする。
4を介して、先のSRAM42に記録された情報を読取
る。欠落画素の数値をカウントし、あらかじめ定めた一
定値以上の場合、たとえばカウント>5の場合、CPU
45はI/Fコントローラ44を介して制御を行い、読
取装置の光路上の汚れによって、出力データのある位置
において品質が低下していることをSRAM42に記憶
する。(カウントが5以下の場合は、何も行わず通常の
動作を行う。)このように記憶した状態(欠落画素情
報)に対し、別のRAM領域に日時等を関連づけてお
く。次に、利用者又は管理者に対して機械の修正を促す
旨の警告を表示し、異常を伝えて機械の清掃等を行って
正常な状態に戻すようにしたり、実使用上問題ないと判
断して警告を無視した場合、日時、履歴を残していき、
予め設定された期間内において予め設定された値よりも
発生回数が多い場合、機械の限界であることを警告する
ようにする。
【0020】使用環境によっては、例えば、発生頻度に
対する警告を嫌ったり、実使用上問題ないのでもっと警
告頻度を緩くしたい場合などは操作部からの設定変更操
作により、CPU45は、I/Fコントローラ44を介
して、SRAM42に格納されている発生確認期間や発
生頻度比較回数の設定を変更することが可能である。
対する警告を嫌ったり、実使用上問題ないのでもっと警
告頻度を緩くしたい場合などは操作部からの設定変更操
作により、CPU45は、I/Fコントローラ44を介
して、SRAM42に格納されている発生確認期間や発
生頻度比較回数の設定を変更することが可能である。
【0021】前述したごとく利用者又は管理者に対して
警告を行う場合、CPU45は、I/Fコントローラ4
4を介して、音源発生装置(図示せず)に音の発生を指
示する制御を行うことも可能である。
警告を行う場合、CPU45は、I/Fコントローラ4
4を介して、音源発生装置(図示せず)に音の発生を指
示する制御を行うことも可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明によると、利用者又は管理者に対
して、機械の異常・劣化状態を修正発生頻度で知らせる
ことにより、機械の限界状態を把握することができ、こ
の把握した機械の状態に応じて根本的なメンテナンス等
を促すことによって、利用者又は管理者は正常な読み取
り画像を得ることができる。
して、機械の異常・劣化状態を修正発生頻度で知らせる
ことにより、機械の限界状態を把握することができ、こ
の把握した機械の状態に応じて根本的なメンテナンス等
を促すことによって、利用者又は管理者は正常な読み取
り画像を得ることができる。
【0023】また、修正発生頻度の設定を変更すること
が出来るために、使用環境や使用者に対する過剰な警告
回数を抑制したり、警告回数が足りない場合、これを促
進することが出来る。
が出来るために、使用環境や使用者に対する過剰な警告
回数を抑制したり、警告回数が足りない場合、これを促
進することが出来る。
【0024】また、利用者又は管理者に対して音による
警告を行うことにより、修正発生頻度に応じた警告を周
知せしめることができ、機械の劣化状態を把握しやすく
なる。
警告を行うことにより、修正発生頻度に応じた警告を周
知せしめることができ、機械の劣化状態を把握しやすく
なる。
【図1】 本発明に係わる画像読取装置の構成例を説明
するための図である。
するための図である。
【図2】 本発明に係わる画像読取装置の全体制御ブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】 ブックモード時の原稿読取部の構成例を示す
図である。
図である。
【図4】 SDFモード時の原稿読取部の構成例を示す
図である。
図である。
【図5】 図2に示した画像処理部の最も基本的な構成
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図6】 図5に示した画像処理部をさらに詳細に説明
するためのブロック図である。
するためのブロック図である。
【図7】 異常画素検出の方法の一例を説明するための
図である。
図である。
1…読取装置本体、2…原稿搬送装置、3…原稿読取
台、4…第1の走行体、4a…光源、4b,5a,5b
…ミラー、5…第2の走行体、6…レンズ、7…一次元
の光電変換素子(CCD)、8,12…ステッピングモ
ータ、9…露光走査光学系、10…SDFユニット、1
1…原稿台、13…原稿、14…原稿押さえ板、15…
シェーディング補正用白基準板、16,45…CPU、
17…光源ドライバ、18…CCD駆動部、19…画像
処理部、20,28…モータドライバ、21…アナログ
ビデオ処理部、22…シェーディング補正処理部、23
…画像データ処理部、24…2値化処理部、25…スキ
ャンバッファ、26,44…I/Fコントローラ、27
…バッファコントローラ、29…分離ローラ、30…搬
送ローラ、31…プリアンプ回路、32…可変増幅回
路、33…A/Dコンバータ、34…黒演算回路、35
…シェーディング補正演算回路、36…ラインバッフ
ァ、40…欠陥画素検出手段、41…2値化手段、42
…SRAM、43…欠陥画素保持手段。
台、4…第1の走行体、4a…光源、4b,5a,5b
…ミラー、5…第2の走行体、6…レンズ、7…一次元
の光電変換素子(CCD)、8,12…ステッピングモ
ータ、9…露光走査光学系、10…SDFユニット、1
1…原稿台、13…原稿、14…原稿押さえ板、15…
シェーディング補正用白基準板、16,45…CPU、
17…光源ドライバ、18…CCD駆動部、19…画像
処理部、20,28…モータドライバ、21…アナログ
ビデオ処理部、22…シェーディング補正処理部、23
…画像データ処理部、24…2値化処理部、25…スキ
ャンバッファ、26,44…I/Fコントローラ、27
…バッファコントローラ、29…分離ローラ、30…搬
送ローラ、31…プリアンプ回路、32…可変増幅回
路、33…A/Dコンバータ、34…黒演算回路、35
…シェーディング補正演算回路、36…ラインバッフ
ァ、40…欠陥画素検出手段、41…2値化手段、42
…SRAM、43…欠陥画素保持手段。
Claims (3)
- 【請求項1】 原稿を一定の制御によって搬送する原稿
搬送手段と、その搬送された原稿を光源により照射し、
該光源により照射された原稿からの反射光を、固定位置
でデジタルデータに変換する光電変換手段と、画素の濃
度情報が欠落した画素を検出する欠落画素検出手段と、
その欠落画素に応じた原因系の修正を促すために使用者
あるいは管理者に対して警告を行う警告手段とを有する
画像処理装置において、画素の欠落に対する警告に基づ
いて機械の状態を修正した場合に修正履歴を保持し、該
保持した修正履歴に基づく修正発生頻度に応じて使用者
あるいは管理者に対して警告を与えることを特徴とする
画像処理装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の画像処理装置におい
て、前記修正発生頻度の設定を、使用者あるいは管理者
により変更できるようにしたことを特徴とする画像処理
装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の画像処理装置
において、前記修正発生頻度に応じた使用者あるいは管
理者に対する警告を、音を発生することにより行うこと
を特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002002353A JP2003204411A (ja) | 2002-01-09 | 2002-01-09 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002002353A JP2003204411A (ja) | 2002-01-09 | 2002-01-09 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003204411A true JP2003204411A (ja) | 2003-07-18 |
Family
ID=27642229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002002353A Pending JP2003204411A (ja) | 2002-01-09 | 2002-01-09 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003204411A (ja) |
-
2002
- 2002-01-09 JP JP2002002353A patent/JP2003204411A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3337993B2 (ja) | シートスルー原稿読取装置 | |
JP2006033797A (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP2011151687A (ja) | 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、及びプログラム | |
JP2012044371A (ja) | 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、及びプログラム | |
JPH09197566A (ja) | 画像読取装置 | |
JP2008187531A (ja) | 画像読取装置及び画像形成装置 | |
JP6645294B2 (ja) | 画像読取装置 | |
JP2001157005A (ja) | 画像読取装置及び画像形成装置 | |
JP2011066762A (ja) | 画像読取装置 | |
JP3417723B2 (ja) | 画像読取装置 | |
JP2003204411A (ja) | 画像処理装置 | |
JP3569059B2 (ja) | 画像読取装置 | |
JP2004222180A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2007166207A (ja) | 原稿読取装置 | |
JP2004266522A (ja) | デジタル画像読取装置 | |
JP2004289648A (ja) | 画像読取り装置および画像処理装置 | |
JP2004297691A (ja) | 画像読取り装置および画像処理装置 | |
JPH07172684A (ja) | 排紙装置 | |
JP2001333253A (ja) | 画像読取装置 | |
JP2002368932A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2006211054A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2005065033A (ja) | 画像読み取り装置、画像形成装置、コンピュータプログラム、記録媒体及び画像読み取り装置の検査方法 | |
JP2003198838A (ja) | 画像処理システム及び画像処理方法 | |
JPH11187207A (ja) | 画像読み取り装置 | |
JP2002335364A (ja) | 画像処理装置 |