JP2003204318A - 伝送システム - Google Patents

伝送システム

Info

Publication number
JP2003204318A
JP2003204318A JP2002000533A JP2002000533A JP2003204318A JP 2003204318 A JP2003204318 A JP 2003204318A JP 2002000533 A JP2002000533 A JP 2002000533A JP 2002000533 A JP2002000533 A JP 2002000533A JP 2003204318 A JP2003204318 A JP 2003204318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
synchronization
unit
synchronization pattern
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002000533A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3891841B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Shimono
裕行 下野
Kunimitsu Itashiki
国光 板敷
Teruhiko Suzuki
輝彦 鈴木
Shuji Miyake
周治 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2002000533A priority Critical patent/JP3891841B2/ja
Priority to US10/294,123 priority patent/US7174484B2/en
Publication of JP2003204318A publication Critical patent/JP2003204318A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3891841B2 publication Critical patent/JP3891841B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/04Speed or phase control by synchronisation signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/14Channel dividing arrangements, i.e. in which a single bit stream is divided between several baseband channels and reassembled at the receiver

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキュー変動による伝送劣化を改善して、伝
送品質の向上を図る。 【解決手段】 シリアル/パラレル変換部11は、シリ
アルデータをパラレルデータに変換する。同期パターン
挿入部12は、同期パターンを発生し、パラレルデータ
に同期パターンを挿入して、同期パターン挿入データを
生成する。データ乗り換え部21は、伝送遅延差が生じ
ている、複数の同期パターン挿入データの1つから、基
準クロックを抽出し、基準クロックに対して、全データ
を乗り換えて、乗り換えデータを生成する。同期確立検
出部22は、同期パターンに対応するパルス信号の生成
及び乗り換えデータの同期確立の検出を行う。位相調整
部23は、パルス信号にもとづいて伝送遅延差を検出
し、位相調整を行って伝送遅延差をなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は伝送システムに関
し、特に並列伝送を行う伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、分散コンピューティングなどのコ
ンピュータシステム、または通信システムなどでは、大
容量高速化が求められており、データ伝送としては並列
伝送(複数の信号線を用いての信号伝送)が一般に行わ
れている。並列伝送システムに対する、伝送品質を左右
する要因のひとつに、スキュー(skew:伝送遅延の
差)がある。
【0003】このスキューが大きい場合、正常な信号処
理が行えなくなってくるため、何らかのタイミング調整
が必要であるが、従来のシステムでは、遅延回路を用い
て、スキューの調整を行い、データの並びをそろえてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年の高速ディジタル
システムでは、信号の立ち上がり時間は大幅に短くな
り、伝送速度の値が大きくなるにつれ、立ち上がり及び
立ち下がりのわずかな変化が大きな意味を持つようにな
ってきている。このため、信号波形におけるわずかなス
キューの振る舞いが、セット・アップやホールド・タイ
ムに大きく悪影響を与えることになり、システム性能に
劣化をもたらしてしまう。
【0005】したがって、従来技術として、上記のよう
な単純な遅延回路だけでは、スキューを完全に調整する
ことが困難になってきており、スキュー変動による伝送
劣化を効率よく抑制する技術の必要性が高まっている。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、スキュー変動による伝送劣化を改善して、伝
送品質の向上を図った伝送システムを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、図1に示すような、並列伝送を行う伝送
システム1において、シリアルデータをパラレルデータ
に変換するシリアル/パラレル変換部11と、同期パタ
ーンを発生し、パラレルデータに同期パターンを挿入し
て、同期パターン挿入データを生成する同期パターン挿
入部12と、から構成される送信装置10と、伝送遅延
差が生じている、複数の同期パターン挿入データの1つ
から、基準クロックを抽出し、基準クロックに対して、
全データを乗り換えて、乗り換えデータを生成するデー
タ乗り換え部21と、同期パターンに対応するパルス信
号の生成及び乗り換えデータの同期確立の検出を行う同
期確立検出部22と、パルス信号にもとづいて伝送遅延
差を検出し、位相調整を行って伝送遅延差をなくす位相
調整部23と、から構成される受信装置20と、を有す
ることを特徴とする伝送システム1が提供される。
【0008】ここで、シリアル/パラレル変換部11
は、シリアルデータをパラレルデータに変換する。同期
パターン挿入部12は、同期パターンを発生し、パラレ
ルデータに同期パターンを挿入して、同期パターン挿入
データを生成する。データ乗り換え部21は、伝送遅延
差が生じている、複数の同期パターン挿入データの1つ
から、基準クロックを抽出し、基準クロックに対して、
全データを乗り換えて、乗り換えデータを生成する。同
期確立検出部22は、同期パターンに対応するパルス信
号の生成及び乗り換えデータの同期確立の検出を行う。
位相調整部23は、パルス信号にもとづいて伝送遅延差
を検出し、位相調整を行って伝送遅延差をなくす。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の伝送システムの原
理図である。伝送システム1は、送信装置10と受信装
置20から構成され、並列伝送を行うシステムである。
【0010】送信装置10に対し、シリアル/パラレル
変換部(以下、S/P変換部)11は、シリアルデータ
をパラレルデータに変換する。同期パターン挿入部12
は、同期パターン(あらかじめ設定した固定値からなる
固定パターン)を発生し、パラレルデータに同期パター
ンを挿入して、同期パターン挿入データを生成する。
【0011】受信装置20に対し、データ乗り換え部2
1は、伝送遅延差が生じている(スキューが生じてい
る)、複数の同期パターン挿入データを受信し、この同
期パターン挿入データの中の1つから、基準クロックを
抽出し、その基準クロックに対して、全データを乗り換
えて、乗り換えデータを生成する。
【0012】同期確立検出部22は、同期パターンに対
応するパルス信号の生成及び乗り換えデータの同期確立
の検出を行う。位相調整部23は、パルス信号にもとづ
いて伝送遅延差(スキュー)を検出し、位相調整を行っ
て伝送遅延差をなくす。
【0013】次に本発明の伝送システム1の構成及び動
作について詳しく説明する(第1の実施の形態とす
る)。最初、図2〜図4を用いて送信装置10の構成及
び動作について説明する。図2は送信装置10の構成を
示す図である。送信装置10は、S/P変換部11と同
期パターン挿入部12を有し、同期パターン挿入部12
は、同期パターン発生部12a、セレクタ12b、フリ
ップフロップ(FF)12cから構成される。
【0014】図3はS/P変換のタイムチャートを示す
図である。S/P変換部11は、1:NのS/P変換を
行い、高速シリアルデータDaを受信して、N本のパラ
レルデータDbを生成する。
【0015】図4は同期パターン挿入データを生成する
際のタイムチャートを示す図である。パラレルデータD
bのそれぞれのデータに対して、4クロック分(4ビッ
ト分)の同期パターンを挿入(上書き)する場合のタイ
ムチャートを示している。なお、図2のセレクタ12b
は、入力するセレクト信号Dcが“H”の場合には、同
期パターンを選択出力し、“L”の場合には、パラレル
データDbを選択出力するものとする。
【0016】図4では、パラレルデータDbのA1〜A
4、B1〜B4、C1〜C4、…、N1〜N4に対し
て、セレクト信号Dcが“H”となり、同期パターンの
データda1〜da4、db1〜db4、dc1〜dc
4、…、dn1〜dn4が挿入されて、同期パターン挿
入データDdが生成されている。
【0017】また、図2から、同期パターン挿入データ
Ddは、クロックck0の変化エッジでデータを保持す
るフリップフロップ12cを通じて送信装置10から送
出される。
【0018】次に図5〜図7を用いて受信装置20の構
成及び動作について説明する。図5は受信装置20の構
成を示す図である。受信装置20は、データ乗り換え部
21と同期確立検出部22と位相調整部23を有し、デ
ータ乗り換え部21は、DCR(Digital Clock Recove
ry)21a−1〜21a−nとビット乗り換え部21b
から構成される。
【0019】図6はデータ乗り換えのタイムチャートを
示す図である。送信装置10から送信されたデータは、
受信装置20の到達時には伝送遅延差が発生しており
(このときのデータを同期パターン挿入データDeとす
る)、図に示すようなずれが生じているものとする。ま
た、図中の上向き矢印は、各データのクロック成分を示
している。
【0020】図5のDCR21a−1〜21a−nは、
同期パターン挿入データDeのそれぞれからクロック成
分を抽出し、データと共にビット乗り換え部21bへ送
信する。ビット乗り換え部21bは、抽出されたクロッ
クの1つを基準クロックとし、この基準クロックを用い
て、全データに対してビット単位の乗り換えを行って
(1つの基準クロックにすべてのデータを同期させ
る)、乗り換えデータDfを生成する。図6では、同期
パターン挿入データDeの中のデータDe−Aのクロッ
ク成分を、基準クロックとしている。
【0021】図7はデータの位相合わせのタイムチャー
トを示す図である。同期確立検出部22は、乗り換えデ
ータDfの同期を確立して(同期確立検出部22内部に
は、同期保護段が設けられており、あらかじめ設定して
ある保護段数を満たした場合に同期が確立したと認識す
る)、同期確立データDg(図的には乗り換えデータD
fと同じ形)を出力する。
【0022】また、図5の同期確立検出部22では、同
期確立データDgの各データの同期パターンに対応する
パルス信号Dhが生成されている。パルス信号Dhは、
同期パターンの存在区間を示す信号であり、例えば図で
は、同期パターンデータda1〜da4、db1〜db
4、dc1〜dc4、…、dn1〜dn4の区間が
“H”となり、それ以外では“L”となる信号で表され
ている。パルス信号Dhのそれぞれの信号を、パルスD
h−a、Dh−b、Dh−c、…、Dh−nとする。
【0023】図5の位相調整部23は、パルスDh−
a、Dh−b、Dh−c、…、Dh−nから、同期確立
データDgの伝送遅延差を認識できるので、例えば、パ
ルス信号Dh−aを基準にして、他の同期確立データの
位相を合わせ、伝送遅延差をなくした位相調整信号Di
を生成する。
【0024】以上説明したように、本発明の伝送システ
ム1は、送信装置10側では、パラレルデータに同期パ
ターンを挿入して、同期パターン挿入データを生成す
る。受信装置20側では、基準クロックによるデータ乗
り換えを行って、乗り換えデータを生成し、同期パター
ンに対応するパルス信号を生成して、パルス信号にもと
づき位相調整を行う構成とした。これにより、スキュー
変動による伝送劣化を改善して、伝送品質の向上を図る
ことが可能になる。
【0025】次に第2の実施の形態について説明する。
図8は第2の実施の形態の伝送システムの構成を示す図
である。第2の実施の形態である伝送システム1aに対
し、送信装置10aは、アラーム情報収集部13を含
む。その他の構成は第1の実施の形態と同じである。
【0026】アラーム情報収集部13は、送信側でのア
ラーム情報を収集する。そして、異常状態が発生し、そ
の後に異常状態から復帰したことを、アラーム情報によ
り認識した場合は、その旨を知らせるための異常状態復
帰通知信号を同期パターン挿入部12へ送信する。
【0027】同期パターン挿入部12では、異常状態復
帰通知信号を受信すると、異常状態復帰直後の一定時間
内だけ、同期パターンを正常時よりも高密度に挿入す
る。例えば、正常時には100クロックおきに同期パタ
ーンを挿入していた場合、異常状態復帰直後の一定時間
内では、20クロックおきに同期パターンを挿入するよ
うにする。このような制御を行うことで、第2の実施の
形態では、受信装置20側での同期確立検出部22にお
いて、同期外れから同期確立までの時間を短くでき、異
常状態復帰直後には同期を早く確立させることが可能に
なる(位相調整部23での位相合わせ時間も短くな
る)。
【0028】次に第3の実施の形態について説明する。
図9は第3の実施の形態の伝送システムの構成を示す図
である。第3の実施の形態である伝送システム1bに対
し、送信装置10bは、初期状態検出部14を含む。そ
の他の構成は第1の実施の形態と同じである。
【0029】初期状態検出部14は、運用開始時の初期
状態を検出する。そして、初期状態が検出された場合
は、その旨を知らせるための初期状態検出信号を同期パ
ターン挿入部12へ送信する。
【0030】同期パターン挿入部12では、初期状態検
出信号を受信すると、初期状態直後の一定時間内だけ、
同期パターンを正常時よりも高密度に挿入する。このよ
うな制御を行うことで、第3の実施の形態では、受信装
置20側での同期確立検出部22において、同期外れか
ら同期確立までの時間を短くでき、初期状態直後には同
期を早く確立させることが可能になる。
【0031】次に第4の実施の形態について説明する。
図10は第4の実施の形態の伝送システムの構成を示す
図である。第4の実施の形態である伝送システム1cに
対し、受信装置20c内部の同期確立検出部22は、同
期確立または同期外れの状態を示す同期状態通知信号を
送信装置10c内部の同期パターン挿入部12へ送信す
る。そして、同期パターン挿入部12は、受信した同期
状態通知信号にもとづき、同期パターンの挿入密度を変
化させる。
【0032】具体的には、同期パターン挿入部12は、
同期状態通知信号により、同期確立を認識した場合に
は、同期パターンを低密度に挿入し(例えば、20クロ
ックおきから100クロックおきに同期パターンを挿
入)、同期外れを認識した場合には、同期パターンを高
密度に挿入する(例えば、100クロックおきから20
クロックおきに同期パターンを挿入)。
【0033】このように、第4の実施の形態では、同期
確立時には低密度、同期外れの時は高密度に同期パター
ンを挿入することで、より柔軟性が高い位相調整制御を
行うことが可能になる。
【0034】次に第5の実施の形態について説明する。
図11は第5の実施の形態の伝送システムの構成を示す
図である。第5の実施の形態である伝送システム1dに
対し、受信装置20d内部の同期確立検出部22は、同
期確立または同期外れの状態を示す同期状態通知信号
を、送信装置10d内部の同期パターン挿入部12と、
位相調整部23へ送信する。
【0035】同期パターン挿入部12及び位相調整部2
3は、受信した同期状態通知信号により、同期が確立さ
れたことを認識すると、同期パターン挿入部12(同期
パターン発生部12d)では同期パターンの挿入を停止
し、位相調整部23では位相調整制御を停止する。
【0036】このように、第5の実施の形態では、伝送
路間で一度同期が確立して、受信側で位相調整が行われ
た後には、同期パターン挿入部12及び位相調整部23
での制御動作を停止する。これにより、消費電力を抑制
することが可能になる。
【0037】次に本発明を応用した伝送システムについ
て説明する。図12は伝送システムの構成を示す図であ
る。伝送システム1−1は、送信装置100と受信装置
200から構成される。
【0038】送信装置100に対し、S/P変換部10
1は、シリアルデータをパラレルデータに変換する。誤
り訂正演算部102は、パラレルデータに対して、誤り
訂正演算(FEC:Forward Error Collection)を施
す。同期パターン挿入部103は、誤り訂正の演算結果
と、同期パターンとをパラレルデータに挿入して、同期
パターン挿入データを生成する。
【0039】受信装置200に対して、データ乗り換え
部201は、伝送遅延差が生じている、複数の同期パタ
ーン挿入データの1つから基準クロックを抽出し、その
基準クロックに対して、全データを乗り換えて、乗り換
えデータを生成する。
【0040】検出タイミング信号生成部202は、同期
パターンを検出するための検出タイミング信号を発生す
る。同期保護カウンタ203−1〜203−mは、同期
パターンと検出タイミング信号との位相が、設定回数連
続して一致した場合には、同期確立と認識して、同期フ
ラグをイネーブルにする。
【0041】セレクタ204は、同期フラグをイネーブ
ルにした同期保護カウンタの組み合わせからデータ選択
信号を生成する。シフトレジスタ205−1〜205−
nは、乗り換えデータの位相をシフトして複数のシフト
データを出力する。
【0042】再生部206は、データ選択信号にもとづ
いて、シフトデータの中から、互いに伝送遅延差のない
データを選択し、選択したデータに対して、誤り訂正演
算を施して誤り検出・訂正を行い、元のパラレルデータ
を再生する。
【0043】次に伝送システム1−1を、2パラレルデ
ータを対象にした3ビット以上の誤りを訂正できるシス
テムとして動作について詳しく説明する。最初、図13
〜図15を用いて送信装置100の動作について説明す
る。
【0044】図13は送信装置100の構成を示す図で
あり(図12で示した構成要素と同じ)、図14、図1
5は同期パターン挿入データを生成する際のタイムチャ
ートを示す図である。図のA1、B1、C1及びA2、
B2、C2は、データのビットを表す。
【0045】図13のS/P変換部101は、1:2の
S/P変換を行い、シリアルデータから2本のパラレル
データ(A)、(B)を生成する。また、誤り訂正演算
部102は、パラレルデータ(A)の誤り訂正の演算範
囲をA1、B1、C1の3ビットとし、パラレルデータ
(B)の誤り訂正の演算範囲をA2、B2、C2の3ビ
ットとする。
【0046】そして、この範囲で誤り訂正演算を行い、
誤り訂正の演算結果をD1、D2として、図14、図1
5に示す位置に付加する(ただし、ビットを付加する
分、クロック速度を上げる等の処理は必要である)。
【0047】さらに、図13の同期パターン挿入部10
3は、1つの演算範囲の中に1ビットだけ、同期パター
ンを挿入する。この場合、同期パターンを3つの演算範
囲に渡って、“1”、“0”、“1”を順に挿入してい
く(ここの例では、B1とB2に上書きする)。このよ
うな処理が行われて、同期パターン挿入データ(C)、
(D)が生成され、送信装置100から出力される。
【0048】なお、同期パターンを挿入する場合、ビッ
トずれを起す範囲より、同期パターン挿入間隔が小さい
と、誤同期の可能性が高くなるため、同期パターンの挿
入間隔は、ビットずれを起す範囲より大きくすることが
必要である(ここの例では“101”を挿入する際に、
最初の“1”から最後の“1”まで9クロック要してい
る)。
【0049】次に図16〜図22を用いて受信装置20
0の動作について説明する。図16は受信装置200の
構成を示す図であり(図12で示した構成要素と同
じ)、図17、図18は同期パターン挿入データと検出
タイミング信号を示すタイムチャートである。
【0050】送信装置100から送信されたデータは、
受信装置200の到達時には伝送遅延差が発生してビッ
トずれを起している。データ乗り換え部201は、これ
らのデータを受信して、第1の実施の形態で上述したよ
うな乗り換え処理を行って、乗り換えデータ(E)、
(F)を生成する。
【0051】一方、図16の検出タイミング信号生成部
202では、同期パターンを検出するための検出タイミ
ング信号を出力する。この場合、必要な検出タイミング
信号の本数は、パラレル数×(演算範囲ビット数+演算
範囲結果付加ビット数)の算出式から求める。ここで
は、2×(3+1)=8となり、8本の検出タイミング
信号を出力することになる。
【0052】図17、図18では、乗り換えデータ
(E)の同期パターン“101”を検出するために、検
出タイミング信号(G)〜(J)が出力し、乗り換えデ
ータ(F)の同期パターン“101”を検出するため
に、検出タイミング信号(K)〜(N)が出力する。
【0053】なお、ここでは検出タイミング信号(H)
が、乗り換えデータ(E)の同期パターン“101”の
位相と一致し、検出タイミング信号(M)が乗り換えデ
ータ(F)の同期パターン“101”の位相と一致して
いる。
【0054】図19、図20は同期保護カウンタによる
同期確立状態を示すタイムチャートである。図中の
(O)〜(V)は同期保護カウンタ203−1〜203
−8それぞれの同期確立状態を示すものである。タイミ
ング関係がわかりやすいように、検出タイミング信号
(G)〜(N)も合わせて示す。
【0055】同期保護カウンタ203−1〜203−8
は、検出タイミング信号毎に設置され、図16に示すよ
うに、乗り換えデータ(E)は、同期保護カウンタ20
3−1〜203−4に入力し、検出タイミング信号
(G)〜(J)のそれぞれは、同期保護カウンタ203
−1〜203−4に1:1に対応して入力する。
【0056】また、乗り換えデータ(F)は、同期保護
カウンタ203−5〜203−8に入力し、検出タイミ
ング信号(K)〜(N)のそれぞれは、同期保護カウン
タ203−5〜203−8に1:1に対応して入力す
る。
【0057】同期保護カウンタ203−1〜203−8
はそれぞれ、乗り換えデータ(E)、(F)中の同期パ
ターンと検出タイミング信号との位相が、設定回数連続
して一致するか否かを検出する。そして、同期確立を検
出した場合には、その旨を示す同期フラグをイネーブル
にする(“H”にする)。なお、ここでは2回連続して
一致した場合に、同期確立とみなすことにする。
【0058】上述したように、検出タイミング信号
(H)が乗り換えデータ(E)の“101”の位相と一
致し、検出タイミング信号(M)が乗り換えデータ
(F)の“101”の位相と一致している。
【0059】したがって、これらが2回連続して位相が
一致したときには、同期保護カウンタ203−2(乗り
換えデータ(E)と検出タイミング信号(H)が入力)
及び同期保護カウンタ203−7(乗り換えデータ
(F)と検出タイミング信号(M)が入力)により、同
期確立が検出されて、同期フラグがイネーブルになる。
【0060】図19、図20に示すように、同期保護カ
ウンタ203−2、203−7は、同期確立の検出時、
それぞれの同期フラグFL2、FL7を“H”に設定し
ている。
【0061】図21、図22はシフトデータからパラレ
ルデータ再生までのタイムチャートを示す図である。図
16のシフトレジスタ205−1、205−2は、誤り
訂正演算範囲+演算結果挿入ビット数分のシフトデータ
を出力する。ここの例では、3+1=4により、それぞ
れ4つのシフトデータを出力する。
【0062】したがって、シフトレジスタ205−1
は、乗り換えデータ(E)を受信して、乗り換えデータ
(E)の位相をシフトし、図21、図22に示すような
1ビットづつシフトした1段目〜4段目の4つのシフト
データを出力する。
【0063】シフトレジスタ205−2は、乗り換えデ
ータ(F)を受信して、乗り換えデータ(F)の位相を
シフトし、図21、図22に示すような1ビットづつシ
フトした1段目〜4段目の4つのシフトデータを出力す
る。
【0064】一方、図16のセレクタ204は、同期保
護カウンタ203−2からのフラグFL2と、同期保護
カウンタ203−7からのフラグFL7とから、データ
選択信号を生成する。データ選択信号は、再生部206
において、シフトデータの中から、互いに伝送遅延差の
ないデータを選択するための信号である。
【0065】再生部206の内部では、このデータ選択
信号にもとづき、受信したシフトデータの中からどのデ
ータを選択するかを決める。ここの例では、シフトレジ
スタ205−1の4段目からの出力シフトデータと、シ
フトレジスタ205−2の3段目からの出力シフトデー
タを選択する。この2つのデータは、互いに伝送遅延差
のない乗り換えデータ(W)、(X)である。
【0066】その後、再生部206は、乗り換えデータ
(W)、(X)に対して、D1、D2により、その前方
にあるA1〜C1、A2〜C2(D1、D2の演算範囲
であったデータ)のビット誤りを検出・訂正し(例え
ば、A1〜C1まで誤り訂正演算を行い、結果をD1と
比較することで、同期パターン“1”の部分の誤りを検
出し、B1に訂正する)、図21、図22に示すような
パラレルデータ(Y)、(Z)を再生する。
【0067】以上説明したように、本発明によれば、ス
キュー変動による伝送劣化を改善して、伝送品質の向上
を図ることができる。また、ユニット間のデータの配線
遅延を考慮せずにすむので、柔軟度の高いユニットの実
装設計やバックボードの配線設計を行うことが可能にな
る。
【0068】なお、上記で説明した伝送システム1−1
に対して、第2の実施の形態で上述したアラーム情報収
集部13や、第3の実施の形態で上述した初期状態検出
部14を、送信装置100に設けて、同期パターン挿入
部103に対して、同期パターンの挿入密度を変化させ
ることもできる(異常状態復帰直後または初期状態直後
の一定時間内では同期パターンを高密度に挿入させ
る)。
【0069】また、伝送システム1−1に対して、第4
の実施の形態で上述したような動作を行うために、同期
保護カウンタ203からの同期フラグ(またはセレクタ
204からのデータ選択信号)を同期状態通知信号とし
て、同期パターン挿入部103へ送信し、同期パターン
挿入部103がこの通知信号から、同期確立を認識した
場合には、同期パターンを低密度に挿入し、同期外れを
認識した場合には、同期パターンを高密度に挿入するこ
ともできる。
【0070】さらに、伝送システム1−1に対して、第
5の実施の形態で上述したような動作を行うために、同
期保護カウンタ203からの同期フラグ(またはセレク
タ204からのデータ選択信号)を同期状態通知信号と
して、同期パターン挿入部103や検出タイミング信号
生成部202へ送信し、この通知信号から同期確立が認
識された場合には、同期パターン挿入部103、検出タ
イミング信号生成部202及び同期保護カウンタ203
の制御動作を停止して消費電力を低減することもでき
る。
【0071】(付記1) 並列伝送を行う伝送システム
において、シリアルデータをパラレルデータに変換する
シリアル/パラレル変換部と、同期パターンを発生し、
前記パラレルデータに前記同期パターンを挿入して、同
期パターン挿入データを生成する同期パターン挿入部
と、から構成される送信装置と、伝送遅延差が生じてい
る、複数の前記同期パターン挿入データの1つから、基
準クロックを抽出し、前記基準クロックに対して、全デ
ータを乗り換えて、乗り換えデータを生成するデータ乗
り換え部と、前記同期パターンに対応するパルス信号の
生成及び前記乗り換えデータの同期確立の検出を行う同
期確立検出部と、前記パルス信号にもとづいて前記伝送
遅延差を検出し、位相調整を行って前記伝送遅延差をな
くす位相調整部と、から構成される受信装置と、を有す
ることを特徴とする伝送システム。
【0072】(付記2) 送信側でのアラーム情報を収
集するアラーム情報収集部をさらに有し、前記アラーム
情報から異常状態の復帰が認識された場合は、前記同期
パターン挿入部は、異常状態復帰直後の一定時間内で
は、前記同期パターンを高密度に挿入することを特徴と
する付記1記載の伝送システム。
【0073】(付記3) 運用開始時の初期状態を検出
する初期状態検出部をさらに有し、前記初期状態が検出
された場合、前記同期パターン挿入部は、初期状態直後
の一定時間内に、前記同期パターンを高密度に挿入する
ことを特徴とする付記1記載の伝送システム。
【0074】(付記4) 前記同期確立検出部は、同期
確立または同期外れの状態を示す同期状態通知信号を出
力し、前記同期パターン挿入部は、前記同期状態通知信
号により、同期確立を認識した場合、前記同期パターン
を低密度に挿入し、同期外れを認識した場合、前記同期
パターンを高密度に挿入することを特徴とする付記1記
載の伝送システム。
【0075】(付記5) 前記同期確立検出部は、同期
外れまたは同期確立の状態を示す同期状態通知信号を出
力し、前記同期パターン挿入部及び前記位相調整部は、
前記同期状態通知信号により、同期確立を認識した場合
には、制御動作を停止することを特徴とする付記1記載
の伝送システム。
【0076】(付記6) 並列データの送信を行う送信
装置において、シリアルデータをパラレルデータに変換
するシリアル/パラレル変換部と、同期パターンを発生
し、前記パラレルデータに前記同期パターンを挿入し
て、同期パターン挿入データを生成する同期パターン挿
入部と、を有することを特徴とする送信装置。
【0077】(付記7) 並列データの受信を行う受信
装置において、同期パターンが挿入され、伝送遅延差が
生じている、複数の同期パターン挿入データの1つか
ら、基準クロックを抽出し、前記基準クロックに対し
て、全データを乗り換えて、乗り換えデータを生成する
データ乗り換え部と、前記同期パターンに対応するパル
ス信号の生成及び前記乗り換えデータの同期確立の検出
を行う同期確立検出部と、前記パルス信号にもとづいて
伝送遅延差を検出し、位相調整を行って前記伝送遅延差
をなくす位相調整部と、を有することを特徴とする受信
装置。
【0078】(付記8) 並列伝送を行う伝送システム
において、シリアルデータをパラレルデータに変換する
シリアル/パラレル変換部と、前記パラレルデータに対
して、誤り訂正演算を施す誤り訂正演算部と、誤り訂正
演算結果と同期パターンとを前記パラレルデータに挿入
して、同期パターン挿入データを生成する同期パターン
挿入部と、から構成される送信装置と、伝送遅延差が生
じている、複数の前記同期パターン挿入データの1つか
ら、基準クロックを抽出し、前記基準クロックに対し
て、全データを乗り換えて、乗り換えデータを生成する
データ乗り換え部と、前記同期パターンを検出するため
の検出タイミング信号を発生する検出タイミング信号生
成部と、前記同期パターンと前記検出タイミング信号と
の位相が、設定回数連続して一致した場合には、同期確
立と認識して、同期フラグをイネーブルにする同期保護
カウンタと、前記同期フラグをイネーブルにした同期保
護カウンタの組み合わせからデータ選択信号を生成する
セレクタと、前記乗り換えデータの位相をシフトして複
数のシフトデータを出力するシフトレジスタと、前記デ
ータ選択信号にもとづいて、前記シフトデータの中か
ら、互いに伝送遅延差のないデータを選択し、誤り訂正
演算を施して誤り検出・訂正を行い、前記パラレルデー
タを再生する再生部と、から構成される受信装置と、を
有することを特徴とする伝送システム。
【0079】(付記9) 送信側でのアラーム情報を収
集するアラーム情報収集部をさらに有し、前記アラーム
情報から異常状態の復帰が認識された場合は、前記同期
パターン挿入部は、異常状態復帰直後の一定時間内で
は、前記同期パターンを高密度に挿入することを特徴と
する付記8記載の伝送システム。
【0080】(付記10) 運用開始時の初期状態を検
出する初期状態検出部をさらに有し、前記初期状態が検
出された場合、前記同期パターン挿入部は、初期状態直
後の一定時間内に、前記同期パターンを高密度に挿入す
ることを特徴とする付記8記載の伝送システム。
【0081】(付記11) 前記同期パターン挿入部
は、同期確立を認識した場合には、前記同期パターンを
低密度に挿入し、同期外れを認識した場合には、前記同
期パターンを高密度に挿入することを特徴とする付記8
記載の伝送システム。
【0082】(付記12) 前記同期パターン挿入部、
前記同期保護カウンタ及び検出タイミング信号生成部
は、同期確立を認識した場合には、制御動作を停止する
ことを特徴とする付記8記載の伝送システム。
【0083】(付記13) 並列データの送信を行う送
信装置において、シリアルデータをパラレルデータに変
換するシリアル/パラレル変換部と、前記パラレルデー
タに対して、誤り訂正演算を施す誤り訂正演算部と、誤
り訂正演算結果と同期パターンとを前記パラレルデータ
に挿入して、同期パターン挿入データを生成する同期パ
ターン挿入部と、を有することを特徴とする送信装置。
【0084】(付記14) 並列データの受信を行う受
信装置において、誤り訂正演算結果と同期パターンとが
挿入され、伝送遅延差が生じている、複数の前記同期パ
ターン挿入データの1つから、基準クロックを抽出し、
前記基準クロックに対して、全データを乗り換えて、乗
り換えデータを生成するデータ乗り換え部と、前記同期
パターンを検出するための検出タイミング信号を発生す
る検出タイミング信号生成部と、前記同期パターンと前
記検出タイミング信号との位相が、設定回数連続して一
致した場合には、同期確立と認識して、同期フラグをイ
ネーブルにする同期保護カウンタと、前記同期フラグを
イネーブルにした前記同期保護カウンタの組み合わせか
らデータ選択信号を生成するセレクタと、前記乗り換え
データの位相をシフトして複数のシフトデータを出力す
るシフトレジスタと、前記データ選択信号にもとづい
て、前記シフトデータの中から、互いに伝送遅延差のな
いデータを選択し、誤り訂正演算を施して誤り検出・訂
正を行い、前記パラレルデータを再生する再生部と、を
有することを特徴とする受信装置。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の伝送シス
テムは、送信装置側では、パラレルデータに同期パター
ンを挿入して、同期パターン挿入データを生成する。受
信装置側では、複数の同期パターン挿入データの1つか
ら基準クロックを抽出して、全データを乗り換え、乗り
換えデータを生成して同期を確立し、同期パターンに対
応するパルス信号を生成して、パルス信号にもとづき位
相調整を行う構成とした。これにより、スキュー変動に
よる伝送劣化を改善して、伝送品質の向上を図ることが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の伝送システムの原理図である。
【図2】送信装置の構成を示す図である。
【図3】S/P変換のタイムチャートを示す図である。
【図4】同期パターン挿入データを生成する際のタイム
チャートを示す図である。
【図5】受信装置の構成を示す図である。
【図6】データ乗り換えのタイムチャートを示す図であ
る。
【図7】データの位相合わせのタイムチャートを示す図
である。
【図8】第2の実施の形態の伝送システムの構成を示す
図である。
【図9】第3の実施の形態の伝送システムの構成を示す
図である。
【図10】第4の実施の形態の伝送システムの構成を示
す図である。
【図11】第5の実施の形態の伝送システムの構成を示
す図である。
【図12】伝送システムの構成を示す図である。
【図13】送信装置の構成を示す図である。
【図14】同期パターン挿入データを生成する際のタイ
ムチャートを示す図である。
【図15】同期パターン挿入データを生成する際のタイ
ムチャートを示す図である。
【図16】受信装置の構成を示す図である。
【図17】同期パターン挿入データと検出タイミング信
号を示すタイムチャートである。
【図18】同期パターン挿入データと検出タイミング信
号を示すタイムチャートである。
【図19】同期保護カウンタによる同期確立状態を示す
タイムチャートである。
【図20】同期保護カウンタによる同期確立状態を示す
タイムチャートである。
【図21】シフトデータからパラレルデータ再生までの
タイムチャートを示す図である。
【図22】シフトデータからパラレルデータ再生までの
タイムチャートを示す図である。
【符号の説明】
1 伝送システム 10 送信装置 11 S/P変換部 12 同期パターン挿入部 20 受信装置 21 データ乗り換え部 22 同期確立検出部 23 位相調整部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板敷 国光 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3番9 号 富士通ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 鈴木 輝彦 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 三宅 周治 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3番9 号 富士通ディジタル・テクノロジ株式会 社内 Fターム(参考) 5K014 AA01 EA07 FA10 5K047 AA08 BB04 GG11 GG16 GG45 HH01 HH03 HH12 HH43 LL05 LL15 MM14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列伝送を行う伝送システムにおいて、 シリアルデータをパラレルデータに変換するシリアル/
    パラレル変換部と、同期パターンを発生し、前記パラレ
    ルデータに前記同期パターンを挿入して、同期パターン
    挿入データを生成する同期パターン挿入部と、から構成
    される送信装置と、 伝送遅延差が生じている、複数の前記同期パターン挿入
    データの1つから、基準クロックを抽出し、前記基準ク
    ロックに対して、全データを乗り換えて、乗り換えデー
    タを生成するデータ乗り換え部と、前記同期パターンに
    対応するパルス信号の生成及び前記乗り換えデータの同
    期確立の検出を行う同期確立検出部と、前記パルス信号
    にもとづいて前記伝送遅延差を検出し、位相調整を行っ
    て前記伝送遅延差をなくす位相調整部と、から構成され
    る受信装置と、 を有することを特徴とする伝送システム。
  2. 【請求項2】 送信側でのアラーム情報を収集するアラ
    ーム情報収集部をさらに有し、前記アラーム情報から異
    常状態の復帰が認識された場合は、前記同期パターン挿
    入部は、異常状態復帰直後の一定時間内では、前記同期
    パターンを高密度に挿入することを特徴とする請求項1
    記載の伝送システム。
  3. 【請求項3】 運用開始時の初期状態を検出する初期状
    態検出部をさらに有し、前記初期状態が検出された場
    合、前記同期パターン挿入部は、初期状態直後の一定時
    間内に、前記同期パターンを高密度に挿入することを特
    徴とする請求項1記載の伝送システム。
  4. 【請求項4】 前記同期確立検出部は、同期確立または
    同期外れの状態を示す同期状態通知信号を出力し、前記
    同期パターン挿入部は、前記同期状態通知信号により、
    同期確立を認識した場合、前記同期パターンを低密度に
    挿入し、同期外れを認識した場合、前記同期パターンを
    高密度に挿入することを特徴とする請求項1記載の伝送
    システム。
  5. 【請求項5】 並列伝送を行う伝送システムにおいて、 シリアルデータをパラレルデータに変換するシリアル/
    パラレル変換部と、前記パラレルデータに対して、誤り
    訂正演算を施す誤り訂正演算部と、誤り訂正演算結果と
    同期パターンとを前記パラレルデータに挿入して、同期
    パターン挿入データを生成する同期パターン挿入部と、
    から構成される送信装置と、 伝送遅延差が生じている、複数の前記同期パターン挿入
    データの1つから、基準クロックを抽出し、前記基準ク
    ロックに対して、全データを乗り換えて、乗り換えデー
    タを生成するデータ乗り換え部と、前記同期パターンを
    検出するための検出タイミング信号を発生する検出タイ
    ミング信号生成部と、前記同期パターンと前記検出タイ
    ミング信号との位相が、設定回数連続して一致した場合
    には、同期確立と認識して、同期フラグをイネーブルに
    する同期保護カウンタと、前記同期フラグをイネーブル
    にした同期保護カウンタの組み合わせからデータ選択信
    号を生成するセレクタと、前記乗り換えデータの位相を
    シフトして複数のシフトデータを出力するシフトレジス
    タと、前記データ選択信号にもとづいて、前記シフトデ
    ータの中から、互いに伝送遅延差のないデータを選択
    し、誤り訂正演算を施して誤り検出・訂正を行い、前記
    パラレルデータを再生する再生部と、から構成される受
    信装置と、 を有することを特徴とする伝送システム。
JP2002000533A 2002-01-07 2002-01-07 伝送システム Expired - Fee Related JP3891841B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002000533A JP3891841B2 (ja) 2002-01-07 2002-01-07 伝送システム
US10/294,123 US7174484B2 (en) 2002-01-07 2002-11-14 Data transmission system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002000533A JP3891841B2 (ja) 2002-01-07 2002-01-07 伝送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003204318A true JP2003204318A (ja) 2003-07-18
JP3891841B2 JP3891841B2 (ja) 2007-03-14

Family

ID=19190506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002000533A Expired - Fee Related JP3891841B2 (ja) 2002-01-07 2002-01-07 伝送システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7174484B2 (ja)
JP (1) JP3891841B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006324818A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Toshiba Corp 受信装置
JP2011103595A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Anritsu Corp デスキュー回路及びエラー測定装置
JP2012019271A (ja) * 2010-07-06 2012-01-26 Anritsu Corp 先頭レーン検出回路及び方法並びにデスキュー回路及び方法
WO2012127575A1 (ja) * 2011-03-18 2012-09-27 富士通株式会社 伝送遅延差補正方法,通信装置および通信システム
JP2013131843A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Anritsu Corp 異常レーン検出回路及び方法並びにデスキュー回路及び方法
JP6360578B1 (ja) * 2017-03-15 2018-07-18 アンリツ株式会社 デスキュー回路及びデスキュー方法

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7315584B1 (en) * 2003-12-17 2008-01-01 Nortel Networks Limited Coherent receiver
US7363395B2 (en) * 2003-12-31 2008-04-22 Intel Corporation Intermediate device capable of communicating using different communication protocols
US7436919B2 (en) * 2005-04-01 2008-10-14 Freescale Semiconductor, Inc. Methods and apparatus for bit synchronizing data transferred across a multi-pin asynchronous serial interface
US7498965B2 (en) * 2005-09-15 2009-03-03 Analog Devices, Inc. High speed transmission system
CN101436917B (zh) * 2007-11-12 2012-06-27 华为技术有限公司 用于以太网无源光网络的数据编译码方法及装置
WO2012038546A1 (en) * 2010-09-23 2012-03-29 St-Ericsson Sa Multi-lane data transmission de-skew
CN103503391B (zh) * 2011-03-09 2016-02-10 美国亚德诺半导体公司 用于对串行数据传输进行偏斜校正的设备和方法
US8526554B2 (en) * 2011-03-09 2013-09-03 Analog Devices, Inc. Apparatus and method for deskewing serial data transmissions
US8520787B2 (en) * 2011-03-09 2013-08-27 Analog Devices, Inc. Apparatus and method for deskewing serial data transmissions
CN103095517B (zh) * 2011-11-04 2016-12-07 华为技术有限公司 流媒体传输质量评估和信息获取方法及相关设备和系统
CN102970109B (zh) * 2012-11-16 2016-06-22 中兴通讯股份有限公司 一种高速多通道的数据传输方法、相关装置和系统
KR101671018B1 (ko) * 2015-04-22 2016-10-31 (주)이즈미디어 스큐 자동 보정 방법 및 장치
US10019385B2 (en) * 2016-06-29 2018-07-10 Intel Corporation Method and apparatus of real-time retimer delay measurement
US10838799B2 (en) * 2018-08-20 2020-11-17 Micron Technology, Inc. Parallel error calculation
CN111224649B (zh) * 2020-01-17 2021-06-18 深圳市紫光同创电子有限公司 高速接口的固定延时电路
US11349704B2 (en) * 2020-06-17 2022-05-31 Credo Technology Group Limited Physical layer interface with redundant data paths
US11646959B2 (en) * 2020-07-20 2023-05-09 Credo Technology Group Limited Active ethernet cable with broadcasting and multiplexing for data path redundancy

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3708783A (en) * 1971-06-18 1973-01-02 Ampex Interchannel time displacement correction method and apparatus
US4357702A (en) * 1980-11-28 1982-11-02 C.N.R., Inc. Error correcting apparatus
FR2563398B1 (fr) * 1984-04-20 1986-06-13 Bojarski Alain Procede et dispositif de recuperation du verrouillage de trame pour un mot de verrouillage de trame a bits repartis dans la trame
US5408368A (en) * 1992-02-28 1995-04-18 Ampex Corporation Digital servo track format
JP2694807B2 (ja) * 1993-12-16 1997-12-24 日本電気株式会社 データ伝送方式
JP3758953B2 (ja) * 2000-07-21 2006-03-22 富士通株式会社 スキュー補正装置
US6901550B2 (en) * 2001-10-17 2005-05-31 Actelis Networks Inc. Two-dimensional interleaving in a modem pool environment

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006324818A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Toshiba Corp 受信装置
JP4643359B2 (ja) * 2005-05-17 2011-03-02 株式会社東芝 受信装置
JP2011103595A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Anritsu Corp デスキュー回路及びエラー測定装置
JP2012019271A (ja) * 2010-07-06 2012-01-26 Anritsu Corp 先頭レーン検出回路及び方法並びにデスキュー回路及び方法
WO2012127575A1 (ja) * 2011-03-18 2012-09-27 富士通株式会社 伝送遅延差補正方法,通信装置および通信システム
JP5633636B2 (ja) * 2011-03-18 2014-12-03 富士通株式会社 伝送遅延差補正方法,通信装置および通信システム
JP2013131843A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Anritsu Corp 異常レーン検出回路及び方法並びにデスキュー回路及び方法
JP6360578B1 (ja) * 2017-03-15 2018-07-18 アンリツ株式会社 デスキュー回路及びデスキュー方法

Also Published As

Publication number Publication date
US7174484B2 (en) 2007-02-06
US20030131301A1 (en) 2003-07-10
JP3891841B2 (ja) 2007-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003204318A (ja) 伝送システム
US6792003B1 (en) Method and apparatus for transporting and aligning data across multiple serial data streams
JPS5940747A (ja) 直列デ−タ通信リンク用のインタ−フエイス
US20070127612A1 (en) Apparatus and method for retiming data using phase-interpolated clock signal
US6970115B1 (en) Cycle slip framing system and method for selectively increasing a frame clock cycle to maintain related bits within the same parallel-output frame of a deserializer
JP3355261B2 (ja) ビット同期回路及びビット同期方法
JP2010098561A (ja) 直列信号の受信装置、直列伝送システムおよび直列伝送方法
US5430773A (en) Data sampling apparatus, and resultant digital data transmission system
JP2001352318A (ja) 送信回路とその方法、受信回路とその方法およびデータ通信装置
JP3125348B2 (ja) パラレルビット同期方式
JP3157029B2 (ja) データ受信装置
JP3388191B2 (ja) 冗長系無瞬断切替装置
JP2001060977A (ja) 伝送システム
JPH0669937A (ja) ループ型伝送路における遅延時間差補正方法および装置
JPH0514328A (ja) リタイミング方式
JP2000092255A (ja) 画像データ送受信処理方法及びその装置
JP3110387B2 (ja) マルチフレーム同期検出装置
JP2001086106A (ja) データ伝送装置及び伝送システム
JP2658927B2 (ja) 多重伝送方法およびその装置
JP3070546B2 (ja) 警報転送回路
JP2655624B2 (ja) フレ−ム同期検出回路
JP3582996B2 (ja) パラレル伝送システム
JP2730519B2 (ja) スタッフ同期回路
JP3838301B2 (ja) ディジタル信号受信回路
JP2008003913A (ja) シリアル通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091215

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111215

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111215

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131215

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees