JPH0669937A - ループ型伝送路における遅延時間差補正方法および装置 - Google Patents

ループ型伝送路における遅延時間差補正方法および装置

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JPH0669937A
JPH0669937A JP22369992A JP22369992A JPH0669937A JP H0669937 A JPH0669937 A JP H0669937A JP 22369992 A JP22369992 A JP 22369992A JP 22369992 A JP22369992 A JP 22369992A JP H0669937 A JPH0669937 A JP H0669937A
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JP
Japan
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data signal
delay
difference
system data
delay time
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Pending
Application number
JP22369992A
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English (en)
Inventor
Kinji Itsugaya
欣司 五ケ谷
Hiromasa Yoshida
洋昌 吉田
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NIPPON DENKI TRANSMISSION ENG
NIPPON DENKI TRANSMISSION ENG KK
NEC Corp
Original Assignee
NIPPON DENKI TRANSMISSION ENG
NIPPON DENKI TRANSMISSION ENG KK
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】二重化されたループ型伝送路の同報通信システ
ムの各子局において、0系,1系間あるいは子局間の遅
延量の差を自動的に検出しこれを吸収したタイミングで
受信データを一斉に出力することにより、各子局毎に行
う遅延量の測定と調整の手間を省く。 【構成】0系伝送路あるいは1系伝送路からの選択され
たデータ信号201を書込み、読出クロック208によ
り読出し、遅延量を補正されたデータ信号202を出力
する遅延時間補正回路221と、0系データ信号204
と1系データ信号205との遅延量の差を検出しこれを
1/2にした値の信号を出力する遅延量検出回路222
と、あらかじめ固定のカウント値(例えば伝送路1周分
の遅延量の1/2を示すカウント値)を保持し、これに
遅延差抽出回路の出力値を加減算するメモリ223と、
書込クロック203をメモリ223の出力するカウント
値の分だけ遅延させ読出クロック208を出力する読出
クロック発生回路224とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ループ型伝送路におけ
る遅延時間差補正方法および装置に関し、特に双方向性
のループ型伝送路を用い一つの親局から複数の子局に対
し一斉にデータ伝送を行う同報通信システムなどに用い
られ、各子局において出力するデータ信号の同報性を確
保するために、冗長関係にある互に逆方向の伝送路間に
おける遅延時間差および各子局間の遅延時間差をなくす
ために用いられる遅延時間差補正方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、相対遅延量が問題となるような同
報通信システムにおいて、互いに逆方向にデータが送信
される二重化された冗長系を持つループ型伝送路のRA
S動作(系切替/バイパス/ループバック)による相対
遅延量の発生および各子局間の伝送路長の相違による相
対遅延量の発生に対しては、あらかじめ各伝送路の絶対
遅延量を測定しこの測定値に基づく固定的な遅延調整器
を挿入することにより各子局間の相対遅延量が0となる
ように調整している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来例にお
いては、遅延量の調整をあらかじめ各子局で測定した絶
対遅延量にもとづいて固定的に調整しているので、シス
テムの設置時および子局などの新設または移設時などに
この測定と調整がその都度必要となる問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のループ型伝送路
における遅延時間差補正方法は、双方向性のループ型伝
送路の一方の伝送路から受信された0系データ信号と反
対方向の伝送路から受信された1系データ信号のうち選
択された一方のデータ信号を書込クロックを用いてメモ
リに書込み前記0系データ信号と前記1系信号とのデー
タフレームビット列の遅延時間の差分より決定される時
間だけ前記書込クロックより遅延した読出クロックによ
り前記データ信号を読出し出力する。
【0005】また、その装置は、双方向性のループ型伝
送路の一方の伝送路から受信された0系データ信号と他
方の伝送路から受信されたれた1系データ信号のうち選
択された一方のデータ信号をこのデータ信号に同期した
書込クロックで逐次書込み読出クロックにより逐次読出
し出力する遅延時間補正回路と、前記0系データ信号と
前記1系データ信号とのフレームビット列の遅延差分の
1/2の値を示す信号を出力する遅延差抽出回路と、あ
らかじめメモリされた所定の遅延量を示す値に前記遅延
差抽出回路の出力値を加減算しこの結果値を示す信号を
出力するメモリと、前記書込クロックより前記メモリの
出力値が示す遅延量だけタイミングの遅れた前記読出ク
ロックを発生する読出クロック発生回路とを備えてい
る。
【0006】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を用いて
説明する。図1は実施例の遅延時間差補正装置を用いた
同報通信システムのブロック図、図2は図1における伝
送路遅延時間のタイミングチャート、図3は本実施例の
遅延時間差補正装置のブロック図を示す。
【0007】図1は双方向のループ型伝送路により接続
された親局1と3つの子局A2〜C4とから構成される
同報通信システムの例を示す。送信端末5からの送信デ
ータは親局1から固有のフレームビットを付加され、子
局A2〜C4に対し互に逆方向の0系伝送路及び1系伝
送路に0系データ信号101,1系データ信号102と
してそれぞれ送出される。子局A2〜C4は送受信装置
と本発明の遅延時間差補正装置より構成され、親局1よ
りの0系あるいは1系データ信号を受信し、遅延差補正
してデータ信号202〜402を受信端末6〜8に送出
している。この時、各子局の遅延時間差補正装置21〜
42は受信されるデータからフレームビット列を検出し
て、その差分を取ることによりそれぞれの系での遅延量
を認識し、各受信端末6〜8に対し同じ読みだし位相の
データ信号202〜402を送出する。
【0008】この関係を示したものが図2である。各子
局A2〜C4で受信するそれぞれの系の位相関係を比較
すると、子局A2では0系データ信号の位相の方が1系
データ信号の位相よりも遅延量が少なく(Ta1<Ta
2)、逆に子局C4では1系データ信号の遅延量の方が
少ない(Tc1<Tc2)。その為RAS動作により系
切替が行なわれると、各子局間での相対遅延量が変化す
る。例えば通信が行なわれている系が0系の時は子局A
2が子局C4よりも先に(Ta1<Tc1)データを受
信していたものが1系に替わるとまったく逆転してしま
い(Ta2<Tc2)このためシステムが正常に動作し
なくなる。
【0009】ここで各子局は受信したデータを一旦保持
し、一定時間後同時に出力することにより相対遅延量を
0にするが、この場合親局の送信するデータ信号のヘッ
ドビットの送信時点を基準位相とすれば、各子局はこの
時点からループ型伝送路の1周分の遅延量以上の時間を
置いた時点で同時に受信したデータ信号を読み出し出力
することが条件となる。
【0010】図2は、親局1のフレーム基準位相時点P
1から伝送路1周分遅延時間Y後の時点P2を読出クロ
ック位相とした例を示したもので、各子局においてこの
時点P2を得るための方法を以下に説明する。例えば子
局Aにおいては0系,1系のデータ信号のフレーム位相
の差Ta2−Ta1を抽出し、この1/2の遅延量Ta
/2を求め、固定の遅延量α(α=Y/2)に対してこ
の遅延量Ta/2を加減算し、(この場合先行する0系
データ信号を出力する時は加算,また後行の1系のデー
タ信号を出力する時は減算となる)この遅延量を出力す
る0系あるいは1系の絶対遅延量Ta1あるいはTa2
後の時点、即ち書込クロック位相P3あるいはP4の時
点に加えることにより読出クロック位相P2の時点を得
ることができる。この方法によれば子局B,Cも同様に
共通のP2点を得ることができるのでこのタイミングの
読出クロックを用いることにより各子局はデータ信号を
相対遅延量なしに同時に出力することができる。
【0011】次に図3を参照して本実施例の動作を説明
する。各子局は同じ構成であるので子局Aの遅延時間差
補正装置22について説明する。遅延時間差補正装置2
2は、送受信装置21側から0系データ信号と1系デー
タ信号のうち選択された一方のデータ信号201と、こ
の入力データ信号のフレームのヘッドビットを抽出した
書込クロック203と、0系あるいは1系を選択したこ
とを示す選択信号207と、0系データ信号204と1
系データ信号205と、クロック206とを入力し、入
力データ信号201に遅延補正を加えたデータ信号20
2を受信端末23へ出力する。
【0012】遅延時間補正回路221はファーストイン
ファーストアウト(FIFO)形のメモリで構成され、
データ信号201を書込クロック203により逐次書き
込み一定時間後の読出クロック208により逐次読出さ
れデータ信号202を出力する。読出クロック208は
先の図2により説明したように親局からの伝送路遅延量
の変動に関係なく常に各子局が同タイミングで発生され
るものである。遅延差抽出回路222,メモリ223,
読出クロック発生回路224および断検出回路225は
この読出クロック208を発生する回路である。
【0013】遅延差抽出回路222は位相比較およびカ
ウンタ回路などから構成され、0系データ信号204と
1系データ信号205とを入力し、この両信号のフレー
ムビットの位相差を検出し、この検出出力をカウンタ値
に変換しこれを1/2にした値の信号を出力する。選択
信号207はデータ信号201が0系か1系かを示す選
択信号で出力信号に正負情報を与える。メモリ223は
あらかじめ固定の遅延量,この場合伝送路1周分の遅延
量の1/2のカウント値を保持している。この保持して
いるカウント値に遅延差抽出回路222からの出力信号
のカウント値を加減算する。
【0014】読出クロック発生回路224は書込クロッ
ク203とメモリ223の出力信号とを入力し書込クロ
ック203をメモリ223の出力信号の示すカウント値
だけ遅延させた読出クロック208を出力する。断検出
回路225は0系データ信号204と1系データ信号2
05とを監視しこの断信号を出力する。
【0015】尚メモリ223は遅延差抽出回路222か
らの入力信号がない時、あるいは断検出回路225から
の断信号と選択信号207とから選択していない系の入
力断があった時は保持値をそのまま出力する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、各子局に
おいて親局からの伝送路遅延量を自動的に検出し0系,
1系間あるいは各子局間におけるこの遅延量の差を吸収
した時点で一斉に受信したデータを出力し同報性を確保
しているので、各子局毎に人手で伝送路遅延量の測定あ
るいは調整を行う必要がなくこの手間が省けるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の遅延時間差補正装置を用い
た同報システムのブロック図である。
【図2】図1における遅延時間差補正装置の動作を説明
するタイミングチャートである。
【図3】図1における遅延時間差補正装置のブロック図
である。
【符号の説明】
1 親局 2 子局A 3 子局B 4 子局C 5 送信端末 6〜8 受信端末 21,31,41 送受信装置 22,32,42 遅延時間差補正装置 221 遅延時間補正回路 222 遅延差抽出回路 223 メモリ 224 読出クロック発生回路 225 断検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 洋昌 東京都港区三田一丁目4番28号日本電気ト ランスミッションエンジニアリング株式会 社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 双方向性のループ型伝送路の一方の伝送
    路から受信された0系データ信号と反対方向の伝送路か
    ら受信された1系データ信号のうち選択された一方のデ
    ータ信号を書込クロックを用いてメモリに書込み前記0
    系データ信号と前記1系信号とのデータフレームビット
    列の遅延時間の差分より決定される時間だけ前記書込ク
    ロックより遅延した読出クロックにより前記データ信号
    を読出し出力することを特徴とするループ型伝送路にお
    ける遅延時間差補正方法。
  2. 【請求項2】 双方向性のループ型伝送路の一方の伝送
    路から受信された0系データ信号と他方の伝送路から受
    信されたれた1系データ信号のうち選択された一方のデ
    ータ信号をこのデータ信号に同期した書込クロックで逐
    次書込み読出クロックにより逐次読出し出力する遅延時
    間補正回路と、前記0系データ信号と前記1系データ信
    号とのフレームビット列の遅延差分の1/2の値を示す
    信号を出力する遅延差抽出回路と、あらかじめメモリさ
    れた所定の遅延量を示す値に前記遅延差抽出回路の出力
    値を加減算しこの結果値を示す信号を出力するメモリ
    と、前記書込クロックより前記メモリの出力値が示す遅
    延量だけタイミングの遅れた前記読出クロックを発生す
    る読出クロック発生回路とを備えることを特徴とするル
    ープ型伝送路受信装置における遅延時間差補正装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリのあらかじめメモリされた所
    定の遅延量は前記0系データ信号あるいは前記1系デー
    タ信号が前記ループ型伝送路を半周伝搬した時の遅延時
    間と等しいかあるいはこれ以上に設定することを特徴と
    する請求項2記載のループ型伝送路における遅延時間差
    補正装置。
JP22369992A 1992-08-24 1992-08-24 ループ型伝送路における遅延時間差補正方法および装置 Pending JPH0669937A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6919948B2 (en) 2001-08-31 2005-07-19 Seiko Epson Corporation Liquid crystal panel, manufacturing method therefor, and electronic equipment
JP2010098476A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Yamaha Corp ネットワークシステム及び音響信号処理装置
JP2013048477A (ja) * 2012-10-30 2013-03-07 Mitsubishi Electric Corp 同期システム、タイムマスタ装置、タイムスレーブ装置及び同期方法
US9166816B2 (en) 2008-10-15 2015-10-20 Yamaha Corporation Network system and audio signal processor
JP2022029510A (ja) * 2020-08-05 2022-02-18 株式会社明電舎 電力変換装置の光通信システムおよび光通信方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991221