JP4643359B2 - 受信装置 - Google Patents

受信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4643359B2
JP4643359B2 JP2005144655A JP2005144655A JP4643359B2 JP 4643359 B2 JP4643359 B2 JP 4643359B2 JP 2005144655 A JP2005144655 A JP 2005144655A JP 2005144655 A JP2005144655 A JP 2005144655A JP 4643359 B2 JP4643359 B2 JP 4643359B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timing adjustment
symbols
deskew
buffer
write
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005144655A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006324818A (ja
Inventor
健 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2005144655A priority Critical patent/JP4643359B2/ja
Priority to US11/436,300 priority patent/US7599459B2/en
Publication of JP2006324818A publication Critical patent/JP2006324818A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4643359B2 publication Critical patent/JP4643359B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/38Synchronous or start-stop systems, e.g. for Baudot code
    • H04L25/40Transmitting circuits; Receiving circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

本発明は、複数の伝送路に接続する受信装置に関する。
従来から、エラスティックバッファ(Elastic Buffer)による同期化は、シリアル通信で広く使用されている。この同期化では、送信装置と受信装置の2系統のクロック間のマージン(margin)やジッタ(Jitter)をシンボルの補完/削除によって補っている。
複数伝送路を持つ通信でエラスティックバッファが使用される場合(例えば、特許文献1参照。)、通常は全ての伝送路において同一時間にエラスティックバッファのシンボルの補完/削除が発生することを目標としている。しかし、伝送されるシリアルデータがCLK情報を持たない通信の場合、受信装置で伝送路毎に受信クロック生成する。しかし、全ての伝送路の受信クロックを完全に同一にすることは困難である。つまり、各伝送路における受信クロックにはジッタが存在し、エラスティックバッファは伝送路毎にシンボルを補完/削除する。伝送路間では、エラスティックバッファでのシンボルの補完/削除により、スキュー(Skew)が生じる可能性があった。
米国特許第5,323,426号明細書
本発明の目的とするところは、複数の伝送路からデータを受信し、伝送路間に生じるスキューを補正可能である受信装置を提供することにある。
本願発明の一態様によれば、複数の伝送路それぞれから複数のデータブロックを有するデータ列を受信する受信装置において、送信シンボル数で連なる複数のタイミング調整用シンボルを伝送路間で同一サイクルに読み出すべきデータブロック同士のマーカとしてデータブロック間に挿入したデータ列それぞれを書き込み送信シンボル数を増減したエラスティックシンボル数のタイミング調整用シンボルが連なるデータ列を読み出しクロックに同期して読み出す複数のエラスティックバッファと、データ列を書き込みタイミング調整用シンボルのデスキューシンボル数をエラスティックシンボル数から増減して送信シンボル数に等しくしタイミング調整用シンボルをマーカとして読み出しクロックに同期して伝送路間のデータブロックを同一サイクルに読み出すデスキュー回路を有することを特徴とする受信装置が提供される。
以上説明したように、本発明の一態様に係る受信装置によれば、複数の伝送路からデータを受信し、伝送路間に生じるスキューを補正可能である受信装置を提供できる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下では本発明の実施形態を図面に基づいて説明するが、図解のためだけであり、本発明はそれらの図面に限定されるものではない。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。また、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。
図1に示すように、伝送システム1は、受信装置2と、送信装置3と、受信装置2と送信装置3とを接続する複数の伝送路L0乃至L3を有している。
送信装置3は、送信クロック生成回路PLLtと、送信アナログ回路AnalogTを有している。
受信装置2は、受信アナログ回路AnalogRと、読み出しクロック生成回路PLLrと、エラスティックバッファEB0乃至EB3と、デスキュー回路5を有している。
送信クロック生成回路PLLtは、送信クロックCLKtを生成する。
送信アナログ回路AnalogTは、第1データ列DataTを入力し、第1データ列DataTを複数のデータブロックに分割する。送信アナログ回路AnalogTは、分割したデータブロックを伝送路L0乃至L3の数と同数の4つの第2データ列D20乃至D23に分割方式でパラレルに並べ分割する。なお、伝送路L0乃至L3の数は4つに限られず、複数であればいくつでもよい。また、第2データ列D20乃至D23から第1データ列DataTを復元できる分割方法であればどんな分割方法であってもよい。送信アナログ回路AnalogTは、全ての第2データ列D20乃至D23に、タイミング調整用シンボル(Timing Control Symbol)を挿入する。なお、タイミング調整用シンボルの挿入方法は、挿入された第2データ列D20乃至D23から、挿入されていない第2データ列D20乃至D23を復元でき、さらには、タイミング調整用シンボルの挿入方法と分割方法に基づいて分割された第2データ列D20乃至D23から第1データ列DataTを復元できる挿入方法であればどんな挿入方法であってもよい。送信アナログ回路AnalogTは、送信クロックCLKtに同期させて第2データ列D20乃至D23を伝送路L0乃至L3毎に送信する。なお、伝送路L0乃至L3のそれぞれでは、第2データ列D20乃至D23は、シリアルデータとして伝送される。
受信アナログ回路AnalogRは、データ列D20乃至D23のデータブロックとタイミング調整用シンボルを第2データ列D20乃至D23での順番に伝送路L0乃至L3毎に受信し、データ列D30乃至D33として送信する。なお、伝送路L0乃至L3のそれぞれに対応するデータ列D30乃至D33は、シリアル−パラレル変換を経て、パラレルデータとして送信される。受信アナログ回路AnalogRは、伝送路L0乃至L3毎のデータブロックとタイミング調整用シンボルの少なくとも1つに基づいて伝送路L0乃至L3毎に複数の書き込みクロックCLKt0乃至CLKt3を生成する。
読み出しクロック生成回路PLLrは、送信クロックCLKtと概ね等しい読み出しクロックCLKrを生成する。
エラスティックバッファEB0乃至EB3は、伝送路L0乃至L3と同数存在する。エラスティックバッファEB0乃至EB3は、データ列D30乃至D33を受信する。エラスティックバッファEB0乃至EB3は、書き込みクロックCLKt0乃至CLKt3に同期して第2データ列D20乃至D23での順番にデータブロックと送信シンボル数から1つ増減したエラスティックシンボル数のタイミング調整用シンボルTCを書き込む。エラスティックバッファEB0乃至EB3は、読み出しクロックCLKrに同期して第2データ列D20乃至D23での順番にデータブロックとタイミング調整用シンボルを読み出す。
デスキュー回路5は、タイミング調整用シンボルのデスキューシンボル数を、エラスティックシンボル数から1つ増減して送信シンボル数に等しくする。このことにより、送信前の第2データ列D20乃至D23が復元できる。さらに、第2データ列D20乃至D23の分割方法とタイミング調整用シンボルの挿入方法に基づいて、分割方法の逆の第2データ列D20乃至D23の統合を行い、挿入方法の逆のタイミング調整用シンボルの削除を行うことにより、第2データ列D20乃至D23から第1データ列DataTを復元できる。デスキュー回路5が生成する第3データ列DataRがこの復元された第1データ列DataTである。
また、図2に示すように、デスキュー回路5は、複数のデスキューバッファBufA0乃至BufA3、BufB0乃至BufB3と、複数のライトポインタWritePointer0乃至WritePointer3と、リードポインタRead Pointerと、複数の書き込みセレクタSelectorW0乃至SelectorW3と、複数の読み出しセレクタSelectorR0乃至SelectorR3と、制御回路Control logicを有している。複数のデスキューバッファBufA0乃至BufA3とBufB0乃至BufB3は、伝送路L0乃至L3の数と同数の2面構成のファーストインファーストアウト(FIFO)型のバッファのユニット0乃至3を構成している。
デスキューバッファBufA0乃至BufA3、BufB0乃至BufB3は、タイミング調整用シンボルTCとデータブロックを書き込む。
ライトポインタWritePointer0乃至WritePointer3は、デスキューバッファBufA0乃至BufA3、BufB0乃至BufB3の書き込み位置を指定する。エラスティックシンボル数が送信シンボル数より大きい場合は、複数のタイミング調整用シンボルTCを1つの書き込み位置に書き込む。エラスティックシンボル数が送信シンボル数より小さい場合は、1つのタイミング調整用シンボルTCを複数の書き込み位置に書き込む。
書き込みセレクタSelectorW0乃至SelectorW3は、タイミング調整用シンボルTCとデータブロックを書き込むデスキューバッファBufA0乃至BufA3とデスキューバッファBufB0乃至BufB3の一方を選択する。
読み出しセレクタSelectorR0乃至SelectorR3は、タイミング調整用シンボルTCとデータブロックを読み出すデスキューバッファBufA0乃至BufA3とデスキューバッファBufB0乃至BufB3の一方を選択する。
リードポインタRead Pointerは、デスキューバッファBufA0乃至BufA3とデスキューバッファBufB0乃至BufB3の読み出し位置を指定する。
例えば、書き込みセレクタSelectorW0乃至SelectorW3にデスキューバッファBufA0乃至BufA3が選択されたとすると、デスキューバッファBufA0乃至BufA3は、ライトポインタWritePointer0乃至WritePointer3に指定された書き込み位置にタイミング調整用シンボルTCとデータブロックを書き込む。
書き込みセレクタSelectorW0乃至SelectorW3は、タイミング調整用シンボルTCが書き込まれる直前に、デスキューバッファBufB0乃至BufB3を選択する。
読み出しセレクタSelectorR0乃至SelectorR3に選択されたデスキューバッファBufA0乃至BufA3は、リードポインタRead Pointerに指定された読み出し位置にタイミング調整用シンボルTCとデータブロックを読み出す。
読み出しセレクタSelectorR0乃至SelectorR3は、タイミング調整用シンボルTCが書き込まれる直前の直前書き込み位置である場合に、複数のデスキューバッファBufB0乃至BufB3をいっせいに選択する。
デスキューバッファBufB0乃至BufB3は、タイミング調整用シンボルTCを書き込む。
デスキューバッファBufB0乃至BufB3は、タイミング調整用シンボルTC0乃至TC3が書き込まれた後に、タイミング調整用シンボルTCを読み出す。
エラスティックバッファEB0乃至EB3が、エラスティックシンボル数を送信シンボル数から1つ減らすと、制御回路control logicは、伝送路L0乃至L3毎にステータスフラグをたてる。全て伝送路L0乃至L3にステータスフラグがたつと、全てのデスキューバッファBufA0乃至BufA3、または、全てのデスキューバッファBufB0乃至BufB3は、タイミング調整用シンボルTCを読み飛ばす。なお、制御回路control logicは、ライトポインタWritePointer0乃至WritePointer3、リードポインタRead Pointer、書き込みセレクタSelectorW0乃至SelectorW3と、読み出しセレクタSelectorR0乃至SelectorR3の制御を行ってもよい。
以上のように、複数伝送路L0乃至L3を持つシリアル通信において、エラスティックバッファEB0乃至EB3において、タイミング調整用シンボルTCを用いてデータブロックの同期化を行うと、送信系統と受信系統の2系統のクロックCLKtとCLKr間のマージンやジッタをタイミング調整用シンボルTCの補完/削除によって補うので、伝送路L0乃至L3間にスキュー(skew)が生じる場合がある。
以下では、エラスティックバッファEB0乃至EB3により伝送路L0乃至L3間にスキューが発生することを説明する。図3に示すように、送信側からエラスティックバッファEB0乃至EB3へ、データ列D30乃至D33が送信される。また、送信側からエラスティックバッファEB0乃至EB3へ、データ列D30乃至D33それぞれに同期したクロックCLKt0乃至CLKt3が送信される。なお、クロックCLKt0乃至CLKt3は、受信アナログ回路AnalogRが受信したデータ列D20乃至D23に同期するように生成されたクロック信号である。データ列D30乃至D33は、送信される順番に、データブロック1stと2nd、タイミング調整用シンボルTC0とTC1、データブロック3thを有している。このように、全ての伝送路L0乃至L3に等しい個数の2つのタイミング調整用シンボルTC0、TC1が送られてくる。データ列D30乃至D33は、クロックCLKt0乃至CLKt3に同期して、エラスティックバッファEB0乃至EB3に書き込まれる。書き込まれたデータ列D30乃至D33は、データ列D40乃至D43として、クロックCLKrに同期して、エラスティックバッファEB0乃至EB3から読み出される。クロックCLKt0乃至CLKt3と、クロックCLKrの周波数が多少ずれている場合を考える。
伝送路L1とL3は、クロックCLKt1、CLKt3の周波数が、クロックCLKrの周波数より低い場合である。エラスティックバッファEB1とEB3はアンダーフローの状態になる。このアンダーフローの状態を解消するために、エラスティックバッファEB1とEB3は、読み出し時に、タイミング調整用シンボルEXTを補完する。
伝送路L0は、クロックCLKt0の周波数が、クロックCLKrの周波数より高い場合である。エラスティックバッファEB0はオーバーフローの状態になる。このオーバーフローの状態を解消するために、エラスティックバッファEB0は、読み出し時に、タイミング調整用シンボルTC1を削除する。
伝送路L2は、クロックCLKt2の周波数が、クロックCLKrの周波数に一致している場合である。エラスティックバッファEB2はオーバーフローの状態にもアンダーフローの状態にもならない。エラスティックバッファEB2は、読み出し時に、タイミング調整用シンボルTCを補完/削除する必要はない。
そして、データ列D40乃至D43に注目すると、本来同一サイクルに出力されることを期待されているデータブロック3thの読み出される時刻が、伝送路L0乃至L3毎にばらばらになってしまっており、スキューが発生している。このように複数伝送路L0乃至L3のシリアル通信では、データブロック3thの読み出される時刻のずれ(スキュー)をデスキュー(De-skew)するデスキュー回路5が必要になる。
図4に示すように、デスキュー回路5は、伝送路L0乃至L3間に生じるスキューを解消することができ、エラスティックバッファEB0乃至EB3を使用した複数伝送路L0乃至L3によるシリアル通信を実現することができる。
図1の送信装置3から4つのタイミング調整用シンボルTC0、TC1、TC2、TC3が送信されているとする。タイミング調整用シンボルTC0、TC1、TC2、TC3を使用して、エラスティックバッファEB0乃至EB3が、書き込みと読み出しのタイミング調整を行い、出力されたデータ列D40乃至D43が図4に示されている。データ列D40乃至D43にはスキューがあり、同一時刻に読み出されるデータ列D40乃至D43毎のデータブロックは、連続しておらず、伝送路L0乃至L3毎にデータブロックの位置がずれている。例えば、データブロック252乃至255は、図1の送信装置3から同一サイクルに送信されている。しかし、図4のデータ列D40乃至D43のデータブロック252乃至255は、同一サイクルにデスキュー回路5に受信されない。同様に、データブロック0乃至3は、図1の送信装置3から同一サイクルに送信されている。しかし、図4のデータ列D40乃至D43のデータブロック0乃至3は、同一サイクルにデスキュー回路5に受信されない。
また、エラスティックバッファEB0乃至EB3で、伝送路L0乃至L3毎にタイミング調整用シンボルTC0、TC1、TC2、TC3の補完/削除が行われている。このため、タイミング調整用シンボルTC0等の数も伝送路L0乃至L3毎に異なっている。データ列D40は、3つのタイミング調整用シンボルTC0、TC1、TC2を有している。データ列D41は、5つのタイミング調整用シンボルTC0、TC1、TC2、TC3、TC4を有している。データ列D42は、3つのタイミング調整用シンボルTC0、TC1、TC2を有している。データ列D43は、4つのタイミング調整用シンボルTC0、TC1、TC2、TC3を有している。そして、この個数の相違によってもタイミング調整用シンボルTC0等の後に続くデータ列にスキューを生じさせている。したがって、タイミング調整用シンボルTC0等の前後でスキューの状況は異なっている。
一方、デスキュー回路5から出力されるデータ列D50乃至D53は、同数で4つのタイミング調整用シンボルTC0、TC1、TC2、TC3を有している。また、データブロック252乃至255の終了位置や、データブロック0乃至3の開始時期が全伝送路L0乃至L3で揃っている。なお、伝送路L0乃至L3における通信方式によって、送信装置3が送信するタイミング調整用シンボルTC0等の形式や数が定義される必要がある
以下では、デスキュー回路の機能の詳細を具体的に説明する。まず、アドレスポインター制御について説明する。アドレスポインター制御では、タイミング調整用シンボル数調整処理とリードポインタ読み出し終了位置検出処理の2つの制御を行う。次に、バッファ切り替え制御について説明する。バッファ切り替え制御では、ライトポインタWrite Pointer0乃至3による書き込み側の切り替えタイミング制御と、リードポインタRead Pointerによる読み出し側の切り替えタイミング制御の2つの制御を行う。
(タイミング調整用シンボル数調整処理)
複数伝送路L0乃至L3において、エラスティックバッファEB0乃至EB3から出力されるタイミング調整用シンボルTC0等のエラスティックシンボル数は、送信装置3が送信しているタイミング調整用シンボルTC0等の送信シンボル数に対して±1の幅を持つ。例えば、図4に示すように、送信装置3が送信時に全伝送路L0乃至L3に対して、4つのタイミング調整用シンボルTC0、TC1、TC2、TC3を送信した場合、エラスティックバッファEB1によってタイミング調整用シンボルTC4が追加された伝送路L1では5シンボルとなり、エラスティックバッファEB0、EB2によってタイミング調整用シンボルTC3が削除された伝送路L0、L2では3シンボルとなり、追加/削除が発生しなかった伝送路L3では4シンボルとなる。
バッファBufA0乃至BufA3またはBufB0乃至BufB3に書き込む際に、このエラスティックシンボル数を伝送路L0乃至L3間で揃える。全ての伝送路L0乃至L3で送信装置3が送信してきた送信シンボル数の4シンボル分を書き込む事が出来るように、エラスティックシンボル数を調整する。
例えば、送信装置3が送信時に全伝送路L0乃至L3に対して、4つのタイミング調整用シンボルTC0、TC1、TC2、TC3を送信し、エラスティックバッファEB1によってタイミング調整用シンボルTC4が追加され、エラスティックシンボル数が5つになっている場合、図5のデータ列(Elastic Buffer Data)D41に示すように、エキストラシンボル(Extra Symbol)としてタイミング調整用シンボルTC4が補完されている。タイミング調整用シンボルTC4が補完された際に、エラスティックバッファEB1は、補完した旨のエラスティックバッファステイタス信号(Elastic Buffer Status)S1をデスキュー回路5の制御回路Control logicへ出力する。制御回路Control logicは、バッファBufA1に書き込むタイミング調整用シンボルのデスキューシンボル数を4に揃えるために、ライトポインタWrite Pointer1のインクリメントを1サイクル(cycle)期間停止させる。
まず、第1サイクルで、データ列D41はデータブロックDTnであり、ライトポインタWrite Pointer1はアドレスNを出力する。
第2サイクルで、バッファBufA1は、アドレスNにデータブロックDTnを書き込む。また、第2サイクルで、エラスティックバッファEB1は、補完した旨のエラスティックバッファステイタス信号S1を制御回路Control logicへ出力する。さらに、第2サイクルで、データ列D41はタイミング調整用シンボルTC0であり、ライトポインタWrite Pointer1はアドレスN+1を出力する。
第3サイクルで、バッファBufA1は、アドレスN+1にタイミング調整用シンボルTC0を書き込む。また、データ列D41はタイミング調整用シンボルTC1である。ライトポインタWrite Pointer1は、エラスティックバッファステイタス信号S1により、アドレスN+1をインクリメントせずに出力する。第3サイクルで出力されるアドレスは前回の第2サイクルで出力されるアドレスと同じである。
第4サイクルで、バッファBufA1は、アドレスN+1にタイミング調整用シンボルTC1を書き込む。また、データ列D41はタイミング調整用シンボルTC2であり、ライトポインタWrite Pointer1はアドレスN+2を出力する。バッファBufA1のアドレスN+1では、タイミング調整用シンボルTC1が上書きされ、タイミング調整用シンボルTC0が消去される。
第5サイクルで、バッファBufA1は、アドレスN+2にタイミング調整用シンボルTC2を書き込む。また、データ列D41はタイミング調整用シンボルTC3であり、ライトポインタWrite Pointer1はアドレスN+3を出力する。
第6サイクルで、バッファBufA1は、アドレスN+3にタイミング調整用シンボルTC3を書き込む。また、データ列D41はタイミング調整用シンボルTC4であり、ライトポインタWrite Pointer1はアドレスN+4を出力する。
第7サイクルで、バッファBufA1は、アドレスN+4にタイミング調整用シンボルTC4を書き込む。また、データ列D41はデータブロックDTmであり、ライトポインタWrite Pointer1はアドレスN+5を出力する。第8サイクルで、バッファBufA1は、アドレスN+5にデータブロックDTmを書き込む。
以上のように、タイミング調整用シンボルTC1乃至TC4がバッファBufA1に書き込まれるが、タイミング調整用シンボルTC0はバッファBufA1に書き込まれない。結果としてタイミング調整用シンボルのデスキューシンボル数は合計4シンボルになっている。なお、説明を明確にするために、バッファBufA1とBufB1の切り替えは省略している。
次に、送信装置3が送信時に全伝送路L0乃至L3に対して、4つのタイミング調整用シンボルTC0、TC1、TC2、TC3を送信し、エラスティックバッファEB0によってタイミング調整用シンボルTC3が削除され、エラスティックシンボル数が3つになっている場合について説明する。図6のデータ列(Elastic Buffer Data)D40に示すように、タイミング調整用シンボルTC3が削除されている。
タイミング調整用シンボルTC3が削除された際に、エラスティックバッファEB0は、削除した旨のエラスティックバッファステイタス信号(Elastic Buffer Status)S0をデスキュー回路5の制御回路Control logicへ出力する。制御回路Control logicは、バッファBufA0に書き込むタイミング調整用シンボルのデスキューシンボル数を4に揃えるために、ライトポインタWrite Pointer0のインクリメントを1サイクル(cycle)期間でプラス1(+1)とプラス2(+2)させる。
まず、第1サイクルで、データ列D40はデータブロックDTnであり、ライトポインタWrite Pointer1はアドレスNを出力する。
第2サイクルで、バッファBufA0は、アドレスNにデータブロックDTnを書き込む。また、第2サイクルで、エラスティックバッファEB0は、削除した旨のエラスティックバッファステイタス信号S0を制御回路Control logicへ出力する。さらに、第2サイクルで、データ列D40はタイミング調整用シンボルTC0であり、ライトポインタWrite Pointer0はアドレスN+1を出力する。
第3サイクルで、バッファBufA0は、アドレスN+1にタイミング調整用シンボルTC0を書き込む。また、データ列D40はタイミング調整用シンボルTC1である。ライトポインタWrite Pointer0は、エラスティックバッファステイタス信号S0により、アドレスN+1をプラス1と更にプラス1して、アドレスN+2とN+3を出力する。
第4サイクルで、バッファBufA0は、アドレスN+2にタイミング調整用シンボルTC1を書き込み、さらに、アドレスN+3にタイミング調整用シンボルTC1を書き込む。また、データ列D40はタイミング調整用シンボルTC2であり、ライトポインタWrite Pointer0はアドレスN+4を出力する。
第5サイクルで、バッファBufA0は、アドレスN+4にタイミング調整用シンボルTC2を書き込む。また、データ列D40はデータブロックDTmであり、ライトポインタWrite Pointer0はアドレスN+5を出力する。第6サイクルで、バッファBufA0は、アドレスN+5にデータブロックDTmを書き込む。
以上のように、タイミング調整用シンボルTC1がバッファBufA0のアドレスN+2とN+3の2箇所に同一サイクルに書き込まれている。結果としてタイミング調整用シンボルのデスキューシンボル数は合計4シンボルになっている。なお、説明を明確にするために、バッファBufA0とBufB0の切り替えは省略している。
また、送信装置3が送信時に全伝送路L0乃至L3に対して、4つのタイミング調整用シンボルTC0、TC1、TC2、TC3を送信し、エラスティックバッファEB0によってタイミング調整用シンボルTC0等が補完も削除もされない場合は、エラスティックバッファステイタス信号S0乃至S3は発生せず、デスキュー回路5においても、タイミング調整用シンボルTC0等は補完や削除されない。
(リードポインタ読み出し終了位置検出処理)
図7に示すように、例えば、エラスティックバッファEB0から出力されたデータ列D40をバッファBufA0に書き込み中に、書き込みセレクタSelector W0が、バッファの切り替えタイミングで、もう一方のバッファBufB0を選択し、その選択後はバッファBufB0にデータ書き込みが行われる。その際、制御回路Control logicが、切り替え直前のバッファBufA0への書き込みの最後のアドレスいわゆる直前書き込み位置を記憶しておく。この直前書き込み位置は、バッファBufA0からのデータ読み出しの時に、リードポインタRead Pointerが読み出すアドレスの最後を示すことになる。このことにより、リードポインタRead Pointer の読み出し位置が、直前書き込み位置に一致した時に、読み出しセレクタSelector R0が、バッファの切り替えが可能なタイミングになり、もう一方のバッファBufB0を選択可能になる。バッファBufB0は読み出しが可能になる。
具体的に、データ列D40のデータブロックWはバッファBufA0のアドレス1に書き込まれ、データブロックXはバッファBufA0のアドレス2に書き込まれ、データブロックYはバッファBufA0のアドレス3に書き込まれ、データブロックZはバッファBufA0のアドレス4に書き込まれる。書き込みセレクタSelector W0が、タイミング調整用シンボルTC0により、バッファの切り替えタイミングになり、もう一方のバッファBufB0を選択する。データ列D40のタイミング調整用シンボルTC0はバッファBufB0のアドレス1に書き込まれ、データ列D40のタイミング調整用シンボルTC1はバッファBufB0のアドレス2に書き込まれ、データ列D40のタイミング調整用シンボルTC2はバッファBufB0のアドレス3に書き込まれ、以下同様に、データ列D40のタイミング調整用シンボルTC3とデータブロックaとbは、バッファBufB0のアドレス4乃至6に書き込まれる。制御回路Control logicが、切り替え直前のバッファBufA0への書き込みの最後のアドレス4の丸1の付された直前書き込み位置1を記憶しておく。
出力データ列D50のデータブロックWはバッファBufA0のアドレス1から読み出され、データブロックXはバッファBufA0のアドレス2から読み出され、データブロックYはバッファBufA0のアドレス3から読み出され、データブロックZはバッファBufA0のアドレス4から読み出される。リードポインタRead Pointer の読み出し位置が、直前書き込み位置(1)に一致した時に、読み出しセレクタSelector R0が、もう一方のバッファBufB0を選択する。データ列D50のタイミング調整用シンボルTC0はバッファBufB0のアドレス1から読み出され、データ列D50のタイミング調整用シンボルTC1はバッファBufB0のアドレス2から読み出され、以下同様に、データ列D50のタイミング調整用シンボルTC2、TC3とデータブロックaとbは、バッファBufB0のアドレス3乃至6から読み出される。
(書き込み側の切り替えタイミング制御)
デスキュー回路5のバッファBufA0乃至A3とBufB0乃至B3の切り替え制御について説明する。この制御には、ライトポインタWrite Pointer0乃至3による書き込み側の切り替えタイミング制御と、リードポインタRead Pointerによる読み出し側切り替えタイミング制御の2つが存在する。まず、書き込み側の切り替えタイミング制御について説明する。
書き込み側のバッファ切り替えが発生するタイミングは、書き込みセレクタSelectorW0乃至W3が、エラスティックバッファEB0乃至EB3の出力のデータ列D40乃至D43内にタイミング調整用シンボルTC0等を検出した時である。これは伝送路L0乃至L3毎に独立して制御される。
図8では、バッファ切り替えタイミングで問題になる例を示している。伝送路L0では、第2サイクル目でタイミング調節用シンボルTC0を検出して、書き込みがバッファBufB0からBufA0に切り替わる。その後、第6サイクル目の星印のタイミングで再度タイミング調節用シンボルTC0を検出する。この時、伝送路L1ではまだデータブロックDTzを書き込んだところであり、最初のタイミング調節用シンボルTC0を検出していないために、書き込みがバッファBufB1からBufA1に切り替わっていない。また、全てのデータ列D40乃至D43のデータブロックDTzは同一サイクルに読み出す必要があるので、いま、伝送路L1でデータブロックDTzが書き込まれたところであるので、リーダポインタRead PointerはまだバッファBufB0乃至B3のアドレス1を出力して、バッファBufB0乃至B3はアドレス1を読み出している。すなわち、データブロックDtyが今読み出されたところであり、バッファBufB0乃至B3のアドレス2のデータブロックDTzまだ読み出されていない状態にある。
この状態で、第6サイクル目の星印のタイミングで再度タイミング調節用シンボルTC0を検出したことにより、書き込みがバッファBufA0からBufB0に切り替えてしまうと、バッファBufB0のアドレス1がタイミング調節用シンボルTC0で上書きされ、バッファBufB0のアドレス2がタイミング調節用シンボルTC1で上書きされ、バッファBufB0のアドレス2のデータブロックDTzが消去されてしまう。このように、バッファBufB0のアドレス2のデータブロックDTzは、消去されて読み出されない場合がある。
これは、切り替えタイミングとなるタイミング調節用シンボルTC0の検出のたびに書き込みのためのバッファを切り替えたことによると考えられる。そこで、以下の2つのケースは例外とし、書き込みのためのバッファの切り替えは行わない。
(ケース1)タイミング調整用シンボルTC0乃至TC3を連続して繰り返し受信する場合
通信方式によって伝送路L0乃至L3間に許容されるスキューの大きさは定まっている。例えば、タイミング調整用シンボルTC0等の送信シンボル数が4シンボルであり、許容される伝送路L0乃至L3間のスキューの大きさが図8に示すように5サイクルの通信方式であるとする。タイミング調整用シンボルTC0乃至TC3を連続して2回繰り返して受信した場合に、タイミング調整用シンボルTC0を検出するたびに書き込むバッファBufA0乃至A3とBufB0乃至B3を切り替えてしまうと、スキューの大きさが送信シンボル数に相当するサイクル数4より大きくなると、一部のデータブロックが読み出されないうちに上書きされてしまう。
そこで、この現象を避けるために、タイミング調整用シンボルTC0乃至TC3を連続して繰り返し受信する場合は、タイミング調整用シンボルTC0再度受信しても、書き込むバッファBufA0乃至A3とBufB0乃至B3を切り替えない。
(ケース2)タイミング調整用シンボルTC0乃至TC3の後一定サイクル数以内に再度タイミング調整用シンボルTC0乃至TC3を受信する場合
(ケース1)と同じ理由から、タイミング調整用シンボルTC0乃至TC3の後、一定サイクル数以内に再度タイミング調整用シンボルTC0乃至TC3を受信する場合も書き込むバッファBufA0乃至A3とBufB0乃至B3の切り替えを行わない。一定サイクル以内の一定サイクルとは、(通信方式で許容されている伝送路L0乃至L3間のスキューの大きさに相当するサイクル数)と(通信方式で規定されているタイミング調整用シンボルTC0乃至TC3分のサイクル数)の和のサイクル数が最も妥当である。
(読み出し側の切り替えタイミング制御)
読み出すバッファBufA0乃至A3とBufB0乃至B3が切り替わるタイミングは、面すなわちバッファBufA0乃至A3の全て、あるいはバッファBufB0乃至B3の全てのバッファ内のデータを全て読み出した時となる。読み出しは全ての伝送路L0乃至L3に対して共通の動作を同一サイクルに行う。そこで、リードポインタRead Pointerは1つでよい。
図7において、バッファ内データを全て読み出した時とは、直前書き込み位置(1)のバッファBufA0のアドレス4のデータブロックZを読み出した丸2のタイミング(2)である。
リードポインタRead Pointerはバッファ切り替えの後、全てのバッファBufB0乃至B3において、タイミング調整用シンボルTC0乃至TC3が書き込まれる。タイミング調整用シンボルTC0乃至TC3が書き込まれたタイミングが図7の丸3のタイミング(3)である。タイミング調整用シンボルTC0乃至TC3が書き込まれた事を確認した後、リードポインタRead Pointerはインクリメントを開始し、全てのバッファBufB0乃至B3からタイミング調整用シンボルTC0乃至TC3やデータブロックa、bが読み出される。
(読み出し時のタイミング調整用シンボルTC0等のデスキューシンボル数の調整)
エラスティックバッファEB0乃至EB3によってタイミング調整用シンボルTC0乃至TC3の削除が行われると、図6で述べたようにライトポインタWrite Pointer0乃至3は1サイクルにプラス1(+1)とプラス2(+2)のインクリメントを行い、タイミング調整用シンボルを追加し、デスキューシンボル数を送信シンボル数に一致させる。しかし、ライトポインタWrite Pointer0乃至3は1サイクルにプラス1(+1)とプラス2(+2)のインクリメントを行っているので、バッファBufA0乃至A3とBufB0乃至B3はオーバーフローする方向に進む事になる。一方、リードポインタRead Pointerは全ての伝送路L0乃至L3で共通に使用される事から、一部の伝送路L0乃至L3のみエラスティックバッファEB0乃至EB3によってタイミング調整用シンボルTC3が削除されても、リードポインタRead Pointerを調整することは出来ない。
そこで、制御回路Control logicが、伝送路L0乃至L3毎にタイミング調整用シンボルの削除が行われたかのステータスフラグを持つ。そして、それぞれの伝送路L0乃至L3においてタイミング調整用シンボルTC3の削除が行われた事を、エラスティックバッファステイタス信号S0乃至S3に基づいて検出する。タイミング調整用シンボルTC3の削除が行われたことが検出されたら、検出された伝送路L0乃至L3毎にタイミング調整用シンボルTC3が削除されたことを示すステータスフラグをたてる。そして、全ての伝送路L0乃至L3にタイミング調整用シンボルTC3が削除されたことを示すステータスフラグがたてば、全ての伝送路L0乃至L3にタイミング調整用シンボルTC3の削除が行われた事を検出することができる。この全ての伝送路L0乃至L3にタイミング調整用シンボルTC3が削除されたことを示すステータスフラグがたった場合に、バッファBufA0乃至A3とBufB0乃至B3からタイミング調整用シンボルTC0乃至TC3を読み出す際に、リードポインタRead Pointerをプラス2(+2)インクリメントする。結果として、デスキューシンボル数は、送信シンボル数より1シンボル少なくなり3シンボルになる。このことによりオーバーフローを抑制することができる。
実施例1の伝送システムによれば、複数伝送路L0乃至L3でのシリアル通信において、各伝送路L0乃至L3のエラスティックバッファEB0乃至EB3でどのような処理がされた場合でも(補完または削除)、その処理によるスキューを吸収し、複数伝送路L0乃至L3でのシリアル通信方式の伝送が可能になる。したがって、伝送路数の増加に容易に対応可能である。
また、通信方式によってエラスティックバッファEB0乃至EB3のタイミングコントロールに使用する送信シンボル数や、伝送路L0乃至L3間に許容されるスキューの大きさが変わっても、バッファBufA0乃至A3とBufB0乃至B3の段数と、ライトポインタWrite Pointer0乃至3とリードポインタRead Pointer0乃至3のビット数を調節することで容易に対応することができる。
実施例1は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、実施例1によって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。本発明は、その技術的思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。すなわち、本発明の特許請求の範囲を逸脱しない範囲で、変更・改良や一部転用などが可能であり、これらすべて本発明の請求範囲内に包含されるものである。
実施例1に係る伝送システムと受信装置の構成図である。 実施例1に係る受信装置が有するデスキュー回路の構成図である。 実施例1に係る受信装置が有するエラスティックバッファの機能を説明するための図である。 実施例1に係る受信装置が有するデスキュー回路の機能を説明するための図である。 デスキュー回路でのタイミングコントロールシンボル数の削減処理を説明するための図である。 デスキュー回路でのタイミングコントロールシンボル数の追加処理を説明するための図である。 デスキュー回路のリードポインターとセレクターによるバッファの切り換えのタイミングとバッファの読み出し位置の指定方法を説明するための図である。 デスキュー回路で、タイミングコントロールシンボルを連続して受信した場合の書き込み処理と読み込み処理を説明するための図である。
符号の説明
1 伝送システム
2 受信装置
3 送信装置
5 デスキュー回路
AnalogT、AnalogR アナログ回路
EB0乃至EB3 エラスティックバッファ
PLLt、PLLr フェイズロックトループ回路
WritePointer0乃至WritePointer3 ライトポインター
SelectorW0乃至SelectorW3、SelectorR0乃至SelectorR3 セレクター
BufA0乃至BufA3、BufB0乃至BufB3
ReadPointer リードポインター
Control logic 制御回路

Claims (4)

  1. 複数の伝送路それぞれから複数のデータブロックを有するデータ列を受信する受信装置において、
    送信シンボル数で連なる複数のタイミング調整用シンボルを、前記伝送路間で同一サイクルに読み出すべきデータブロック同士のマーカとして前記データブロック間に挿入した前記データ列それぞれを書き込み、前記送信シンボル数を増減したエラスティックシンボル数の前記タイミング調整用シンボルが連なる前記データ列を読み出しクロックに同期して読み出す複数のエラスティックバッファと、
    前記データ列を書き込み、前記タイミング調整用シンボルのデスキューシンボル数を前記エラスティックシンボル数から増減して送信シンボル数に等しくし、前記タイミング調整用シンボルを前記マーカとして前記読み出しクロックに同期して前記伝送路間の前記データブロックを前記同一サイクルに読み出すデスキュー回路を有することを特徴とする受信装置。
  2. 前記デスキュー回路は、
    前記タイミング調整用シンボルと前記データブロックを書き込む複数の第1デスキューバッファと、
    前記第1デスキューバッファの書き込み位置を指定する複数のライトポインタを有し、
    前記エラスティックシンボル数が、前記送信シンボル数より大きい場合は、複数の前記タイミング調整用シンボルTCを1つの前記書き込み位置に書き込み、
    前記エラスティックシンボル数が、前記送信シンボル数より小さい場合は、1つの前記タイミング調整用シンボルを複数の前記書き込み位置に書き込むことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記デスキュー回路は、
    複数の第1デスキューバッファと、
    複数の第2デスキューバッファと、
    前記タイミング調整用シンボルと前記データブロックを書き込む前記第1デスキューバッファと前記第2デスキューバッファの一方を選択する書き込みセレクタと、
    前記タイミング調整用シンボルと前記データブロックを読み出す前記第1デスキューバッファと前記第2デスキューバッファの一方を選択する読み出しセレクタと、
    前記第1デスキューバッファと前記第2デスキューバッファの書き込み位置を指定するライトポインタと、
    前記第1デスキューバッファと前記第2デスキューバッファの読み出し位置を指定するリードポインタを有し、
    前記書き込みセレクタに選択された前記第1デスキューバッファは、前記ライトポインタに指定された前記書き込み位置に前記タイミング調整用シンボルと前記データブロックを書き込み、
    前記書き込みセレクタは、前記タイミング調整用シンボルが書き込まれる直前に、前記第2デスキューバッファを選択し、
    前記読み出しセレクタに選択された前記第1デスキューバッファは、前記リードポインタに指定された読み出し位置に前記タイミング調整用シンボルと前記データブロックを読み出し、
    前記リードセレクタは、前記タイミング調整用シンボルが書き込まれる直前の直前書き込み位置である場合に、複数の前記第2デスキューバッファをいっせいに選択し、
    前記第2デスキューバッファは、タイミング調整用シンボルを書き込み、
    第2デスキューバッファは、前記タイミング調整用シンボルが書き込まれた後に、前記タイミング調整用シンボルを読み出すことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記受信装置は、さらに、制御回路を有し、
    前記エラスティックバッファが、エラスティックシンボル数を前記送信シンボル数から1つ減らすと、制御回路は、前記伝送路毎にステータスフラグをたて、
    全て伝送路に前記ステータスフラグがたつと、全ての前記第1デスキューバッファは、前記タイミング調整用シンボルを読み飛ばすことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の受信装置。

JP2005144655A 2005-05-17 2005-05-17 受信装置 Expired - Fee Related JP4643359B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005144655A JP4643359B2 (ja) 2005-05-17 2005-05-17 受信装置
US11/436,300 US7599459B2 (en) 2005-05-17 2006-05-17 Receiving apparatus, data transmission system and receiving method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005144655A JP4643359B2 (ja) 2005-05-17 2005-05-17 受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006324818A JP2006324818A (ja) 2006-11-30
JP4643359B2 true JP4643359B2 (ja) 2011-03-02

Family

ID=37524103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005144655A Expired - Fee Related JP4643359B2 (ja) 2005-05-17 2005-05-17 受信装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7599459B2 (ja)
JP (1) JP4643359B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8194662B2 (en) * 2006-06-08 2012-06-05 Ilnickl Slawomir K Inspection of data
US20080147916A1 (en) * 2006-12-19 2008-06-19 Via Technologies, Inc. Data synchronization method of data buffer device
US8161210B1 (en) 2008-11-03 2012-04-17 Integrated Device Technology Inc. Multi-queue system and method for deskewing symbols in data streams
US8285884B1 (en) * 2008-11-03 2012-10-09 Integrated Device Technology Inc. Data aggregation system and method for deskewing data at selectable data rates
US8806093B2 (en) * 2010-04-01 2014-08-12 Intel Corporation Method, apparatus, and system for enabling a deterministic interface
US8488729B1 (en) * 2010-09-10 2013-07-16 Altera Corporation Deskew across high speed data lanes
JP5545146B2 (ja) * 2010-09-15 2014-07-09 株式会社リコー シリアル通信システム
JP4961494B1 (ja) * 2010-12-22 2012-06-27 株式会社日立製作所 データ伝送システムおよびデータ伝送装置
JP5849757B2 (ja) 2012-02-17 2016-02-03 セイコーエプソン株式会社 レシーバー回路、通信システム及び電子機器
US9600431B2 (en) 2012-10-22 2017-03-21 Intel Corporation High performance interconnect physical layer
US9213355B2 (en) 2012-11-06 2015-12-15 Advanced Micro Devices, Inc. Selective insertion of clock mismatch compensation symbols in signal transmissions based on a receiver's compensation capability
US8879680B2 (en) * 2012-11-06 2014-11-04 Ati Technologies Ulc Adaptive clock mismatch compensation symbol insertion in signal transmissions
CN109547031A (zh) * 2017-09-21 2019-03-29 瑞鼎科技股份有限公司 应用于具有嵌入式时钟的数字通讯系统的侦错电路

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62291230A (ja) * 1986-05-29 1987-12-18 ノ−ザン・テレコム・リミテツド 同期デ−タ信号生成のために非同期デ−タ信号を同期化する方法及び装置
JPH03212036A (ja) * 1990-01-17 1991-09-17 Mitsubishi Electric Corp スタッフ同期化装置
JPH07226730A (ja) * 1993-12-16 1995-08-22 Nec Corp データ伝送方式
JP2000059457A (ja) * 1998-08-07 2000-02-25 Nec Corp 並列伝送方法及びシステム
JP2003204318A (ja) * 2002-01-07 2003-07-18 Fujitsu Ltd 伝送システム
JP2004193817A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Hitachi Ltd スキュー調整方式

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5323426A (en) * 1992-02-21 1994-06-21 Apple Computer, Inc. Elasticity buffer for data/clock synchronization
US6735240B1 (en) * 2000-11-21 2004-05-11 Qualcomm, Incorporated System and method of deskew buffering signals
US6766464B2 (en) * 2001-02-13 2004-07-20 Sun Microsystems, Inc. Method and apparatus for deskewing multiple incoming signals
US6757348B1 (en) * 2001-08-28 2004-06-29 Crossroads Systems, Inc. High-speed coordinated multi-channel elastic buffer
US7242736B2 (en) * 2003-05-15 2007-07-10 Sun Microsystems, Inc. Data transfer
JP3808863B2 (ja) 2003-11-21 2006-08-16 株式会社東芝 複数のデータ伝送路を持つシリアルデータ通信方式
US7093061B2 (en) * 2004-02-19 2006-08-15 Avago Technologies Fiber Ip (Singapore) Pte. Ltd. FIFO module, deskew circuit and rate matching circuit having the same
JP4456432B2 (ja) * 2004-08-02 2010-04-28 富士通株式会社 基準信号を用いて同期伝送を行う装置および方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62291230A (ja) * 1986-05-29 1987-12-18 ノ−ザン・テレコム・リミテツド 同期デ−タ信号生成のために非同期デ−タ信号を同期化する方法及び装置
JPH03212036A (ja) * 1990-01-17 1991-09-17 Mitsubishi Electric Corp スタッフ同期化装置
JPH07226730A (ja) * 1993-12-16 1995-08-22 Nec Corp データ伝送方式
JP2000059457A (ja) * 1998-08-07 2000-02-25 Nec Corp 並列伝送方法及びシステム
JP2003204318A (ja) * 2002-01-07 2003-07-18 Fujitsu Ltd 伝送システム
JP2004193817A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Hitachi Ltd スキュー調整方式

Also Published As

Publication number Publication date
US7599459B2 (en) 2009-10-06
JP2006324818A (ja) 2006-11-30
US20060280274A1 (en) 2006-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4643359B2 (ja) 受信装置
US6757348B1 (en) High-speed coordinated multi-channel elastic buffer
US6366530B1 (en) Synchronizing data operations across a synchronization boundary between different clock domains using two-hot encoding
US7369068B2 (en) Method of recovering digital data from a clocked serial input signal and clocked data recovery circuit
US10038450B1 (en) Circuits for and methods of transmitting data in an integrated circuit
US20090323728A1 (en) Asynchronous data fifo that provides uninterrupted data flow
JP3808863B2 (ja) 複数のデータ伝送路を持つシリアルデータ通信方式
US7804721B2 (en) Enqueue event first-in, first-out buffer (FIFO)
US7145831B2 (en) Data synchronization arrangement
EP1575206B1 (en) Data synchronization arrangement
JP4917901B2 (ja) 受信装置
US7027547B1 (en) Method and apparatus for matching transmission rates across a single channel
EP3748638A1 (en) Semiconductor device, semiconductor system, and method of operating the semiconductor device
US8718215B2 (en) Method and apparatus for deskewing data transmissions
US7620138B2 (en) Apparatus for receiving parallel data and method thereof
US10680963B2 (en) Circuit and method for credit-based flow control
US10873441B2 (en) Method for synchronizing digital data sent in series
JP3031249B2 (ja) 並列データ位相同期回路
US6055588A (en) Single stage FIFO memory with a circuit enabling memory to be read from and written to during a single cycle from a single clock
US6647444B2 (en) Data synchronization interface
EP1639601B1 (en) Asynchronous jitter reduction technique
EP1365555A1 (en) Circular buffer for delay compensation in parallel transmission
US7752506B1 (en) FIFO memory error circuit and method
EP1665030B1 (en) Circuit for addressing a memory
US20030140157A1 (en) Removing data from contiguous data flows

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080418

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101102

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101202

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees