JP2003203407A - 光磁気記録再生装置 - Google Patents

光磁気記録再生装置

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JP2003203407A
JP2003203407A JP2001402010A JP2001402010A JP2003203407A JP 2003203407 A JP2003203407 A JP 2003203407A JP 2001402010 A JP2001402010 A JP 2001402010A JP 2001402010 A JP2001402010 A JP 2001402010A JP 2003203407 A JP2003203407 A JP 2003203407A
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magneto
optical recording
beam splitter
reflected light
recording medium
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Yoshihiro Nakao
▲吉▼宏 中尾
Haruhiko Izumi
晴彦 和泉
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ記録時にはレーザ光の往路効率を向上
してレーザ光源の発光量を低減でき、データ再生時には
キャリア出力ノイズ比C/Nを増加改善できる光磁気記
録再生装置を提供する。 【解決手段】 レーザ光源LD、コリメートレンズC
L、対物レンズOB、光磁気記録媒体DISK、サーボ
信号検出部11、再生信号検出部13、信号分離用偏光
ビームスプリッタPBS2、データ記録用偏光ビームス
プリッタPBS3、データ再生用偏光ビームスプリッタ
PBS4を備え、データ記録用偏光ビームスプリッタP
BS3とデータ再生用偏光ビームスプリッタPBS4
は、回転可能なPBSホルダ14の上に配置され、再生
時と記録時とにおいて、その位置を相互に変更できるも
のとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気記録再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の光磁気記録装置の主要部
を示す概略図である。光磁気記録装置は、レーザ光源L
D、コリメートレンズCL、偏光ビームスプリッタ(以
下、PBSという)1、対物レンズOBを搭載したアク
チュエータACT、信号分離用偏光ビームスプリッタ
(以下、信号分離用PBSという)2、サーボ信号検出
部11、再生信号検出部13により主要部を構成され、
動作時はこれに光磁気記録媒体DISKが装着される。
レーザ光源LDは、消費電力、形状、波長等の観点から
通常レーザダイオードが利用される。コリメートレンズ
CLは、レーザ光源LDから放出されたレーザ光を平行
光に変換する。PBS1は、レーザ光を透過して、対物
レンズOBに導光すると共に、対物レンズOBからの反
射光を信号分離用PBS2へ反射することにより、レー
ザ光による光路の往路、復路の分離をする。アクチュエ
ータACTは、搭載されている対物レンズOBの働きに
より光磁気記録媒体DISK上への集光を行い、光磁気
記録媒体DISK上へのデータの記録、あるいはデータ
の読取を行う。信号分離用PBS2は、PBS1からの
反射光を透過、あるいは反射することにより、反射光を
再生信号用反射光12、あるいはサーボ信号用反射光1
0に分離して、サーボ信号検出部11および再生信号検
出部13へ導光する。サーボ信号検出部11は、サーボ
信号用反射光10を検出し電気信号に変換し、再生信号
検出部13は、再生信号用反射光12を検出し電気信号
に変換する。
【0003】データ記録時には、レーザ光源LD、コリ
メートレンズCL、PBS1、対物レンズOBにより、
記録用の光路が形成され、レーザ光を光磁気記録媒体D
ISKに導光してデータの記録が行われる。この際、光
磁気記録媒体DISKに対する焦点合わせ、面内位置合
わせ、即ち、フォーカシングおよびトラッキングをする
ために、光磁気記録媒体DISKからの反射光が、PB
S1、信号分離用PBS2を介してサーボ信号用反射光
10としてサーボ信号検出部11に導光される。
【0004】データ再生時には、レーザ光源LD、コリ
メートレンズCL、PBS1、対物レンズOB、光磁気
記録媒体DISK、PBS1、信号分離用PBS2の経
路により、再生用の光路が形成され、光磁気記録媒体D
ISKからの反射光が信号分離用PBS2によりサーボ
信号用反射光10および再生信号用反射光12に分離し
て導光され、サーボ信号用反射光10をサーボ信号検出
部11により、再生信号用反射光12を再生信号検出部
13により各々検出して、データの再生が行われる。な
お、サーボ信号用反射光10、サーボ信号検出部11の
作用は、データ記録時と同様である。
【0005】再生信号検出部13は、光磁気記録媒体D
ISKからの再生信号用反射光12をP偏光成分および
S偏光成分に分離し、各偏光成分を図示しない2個のフ
ォトディテクタ(PD)により電気信号として検出し、
その差動をとることで電気的な再生信号を生成してい
る。また、光学系における相互の位置関係は、記録時、
再生時に関係なく固定され動作中に変更されることは無
い。
【0006】従来の光磁気記録再生装置においては、記
録時に光磁気記録媒体DISK上での光強度を確保する
ためにPBS1の透過率を大きくする必要があった。し
かし、PBS1のP偏光透過率Tpを大きくすると、
「P偏光反射率Rp=1−P偏光透過率Tp」という関
係があるからP偏光反射率Rpが小さくなり、レーザ光
による光路の往路、復路の分離をするPBS1からのP
偏光反射光は小さくなり、結果として再生信号用反射光
12が小さくなる。再生信号用反射光12が小さくなる
と、再生信号用反射光12におけるキャリア出力(C)
対ノイズ(N)の比、キャリア出力ノイズ比C/Nは次
に説明するように小さくなる。
【0007】再生信号検出部13における図示しない2
個のフォトディテクタ(PD)、則ち2分割再生用PD
における各受光量Pa、Pbは次式(数1)により示さ
れる。
【0008】
【数1】
【0009】キャリア出力Cは、2分割再生用PDにお
ける各受光量Pa、Pbの差に比例することから、式
(数1)より、次式(数2)が得られる。つまり、キャ
リア出力Cは、P偏光反射率Rpの平方根に比例する。
【0010】
【数2】
【0011】他方、光磁気記録媒体DISKにおける媒
体ノイズNdおよびレーザ光源LDにおける光源ノイズ
Nldは、光量変動性ノイズ、偏光性ノイズにより構成
されるが、キャリア出力Cと同様に2分割再生用PDに
おける各受光量Pa、Pbの差に比例することから、次
式(数3)が得られる。つまり、媒体ノイズNdおよび
光源ノイズNldは、P偏光反射率Rpの平方根に比例
する。
【0012】
【数3】
【0013】また、再生信号検出部13のフォトディテ
クタ(PD)におけるショットノイズNsは、受光電流
の平方根に比例することから次式(数4)が得られる。
つまり、ショットノイズNsは、P偏光反射率Rpの平
方根に比例する。
【0014】
【数4】
【0015】また、回路ノイズNcは、発光量、受光量
の光量に関係なく一定である。光磁気記録再生装置全体
のノイズNは、媒体ノイズNd、光源ノイズNld、シ
ョットノイズNsおよび回路ノイズNcの4つのノイズ
の2乗和で表される。媒体ノイズNd、光源ノイズNl
d、ショットノイズNsは、P偏光反射率Rpの平方根
に比例する値、回路ノイズNcは固定値であり、また、
キャリア出力Cは、P偏光反射率Rpの平方根に比例す
ることから、P偏光反射率Rpが小さくなり、反射光量
が小さくなった場合、再生信号におけるキャリア出力C
の低下に対し光磁気記録再生装置全体のノイズNの低下
は小さく、結果としてキャリア出力ノイズ比C/Nは低
下することになる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の光磁気記録再生
装置においては、記録時に光磁気記録媒体DISK上で
の光強度を確保するためにPBS1の透過率を大きくし
た場合に、PBS1からのP偏光反射光が小さくなり、
再生信号用反射光12の低下、つまりキャリア出力Cの
低下を生じる。再生信号用反射光12におけるキャリア
出力Cの低下に対して光磁気記録再生装置全体のノイズ
Nの低下は小さいことから、キャリア出力ノイズ比C/
Nが低下するという問題があった。
【0017】本発明は斯かる事情に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、データ記録時において
用いる偏光ビームスプリッタとデータ再生時において用
いる偏光ビームスプリッタとを変更して、記録時には、
P偏光透過率の高い偏光ビームスプリッタを使用し、再
生時には、P偏光透過率の低い偏光ビームスプリッタを
使用することにより、データ記録時においては、ビーム
光即ちレーザ光の往路効率(=光磁気記録媒体上の集光
点における光量/レーザ光源における発光量)を向上し
てレーザ光源の発光量を低減でき、データ再生時におい
ては、キャリア出力ノイズ比C/Nを増加改善できる光
磁気記録再生装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】第1発明乃至第5発明に
係る光磁気記録再生装置は、光磁気記録媒体へ照射する
ビーム光を生成するための光源と、前記光磁気記録媒体
と前記光源との間に形成される光路と、前記光磁気記録
媒体からの反射光を前記ビーム光の焦点合わせと位置決
めのためにサーボ信号として検出するサーボ信号検出部
と、前記光磁気記録媒体からの反射光を再生信号として
検出する再生信号検出部とを備えたことを共通の特徴と
する。
【0019】第1発明に係る光磁気記録再生装置は、さ
らに、前記光磁気記録媒体からの反射光を再生信号用反
射光とサーボ信号用反射光とに分離する分離用偏光ビー
ムスプリッタと、データ記録時に前記光路上に配置され
て前記光磁気記録媒体からの反射光を前記分離用偏光ビ
ームスプリッタへ導光する記録用偏光ビームスプリッタ
と、データ再生時に前記光路上に配置されて前記光磁気
記録媒体からの反射光を前記分離用偏光ビームスプリッ
タへ導光する再生用偏光ビームスプリッタと、前記記録
用偏光ビームスプリッタおよび再生用偏光ビームスプリ
ッタの位置を変更するビームスプリッタ位置変更手段と
を備えたことを特徴とする。
【0020】第2発明に係る光磁気記録再生装置は、さ
らに、データ記録時に前記光路上に配置されて前記光磁
気記録媒体からの反射光をサーボ信号用反射光として導
光する記録用偏光ビームスプリッタと、データ再生時に
前記光路上に配置されて前記光磁気記録媒体からの反射
光を前記記録用偏光ビームスプリッタへ導光する再生用
偏光ビームスプリッタと、前記記録用偏光ビームスプリ
ッタおよび再生用偏光ビームスプリッタの位置を変更す
るビームスプリッタ位置変更手段とを備えたことを特徴
とする。
【0021】第3発明に係る光磁気記録再生装置は、第
2発明において、データ記録時に前記記録用偏光ビーム
スプリッタから導光された前記反射光をサーボ信号用反
射光として前記サーボ信号検出部へ導光する反射鏡を備
えたことを特徴とする。
【0022】第4発明に係る光磁気記録再生装置は、さ
らに、データ記録時に前記光路上に配置されて前記光磁
気記録媒体からの反射光をサーボ信号用反射光として導
光する記録用偏光ビームスプリッタと、データ再生時に
前記光路上に配置されて前記光磁気記録媒体からの反射
光を再生信号用反射光として導光する再生用偏光ビーム
スプリッタと、データ再生時に前記光磁気記録媒体から
の反射光を前記データ再生用偏光ビームスプリッタを介
して前記記録用偏光ビームスプリッタへ導光する反射用
偏光ビームスプリッタと、前記記録用偏光ビームスプリ
ッタ、再生用偏光ビームスプリッタおよび反射用偏光ビ
ームスプリッタの位置を変更するビームスプリッタ位置
変更手段とを備えたことを特徴とする。
【0023】第5発明に係る光磁気記録再生装置は、さ
らに、前記光路上に配置されて前記光磁気記録媒体から
の反射光をサーボ信号用反射光として導光する記録用偏
光ビームスプリッタと、データ再生時に前記光路上に配
置されて前記光磁気記録媒体からの反射光を再生信号用
反射光として導光する再生用偏光ビームスプリッタと、
前記再生用偏光ビームスプリッタの位置を変更するビー
ムスプリッタ位置変更手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0024】第6発明乃至第8発明に係る光磁気記録再
生装置は、データ記録時にビーム光を光磁気記録媒体へ
導光するデータ記録用偏光ビームスプリッタと、データ
再生時に前記光磁気記録媒体からの反射光を再生信号検
出部へ導光するデータ再生用偏光ビームスプリッタと、
前記ビーム光の焦点合わせと位置決めのために前記光磁
気記録媒体からの反射光を検出するサーボ信号検出部と
を備えたことを共通の特徴とする。
【0025】第6発明に係る光磁気記録再生装置は、さ
らに、前記光磁気記録媒体からの反射光を前記再生信号
検出部と前記サーボ信号検出部とへ分離して導光する信
号分離用偏光ビームスプリッタを備え、データ記録時に
は、前記データ記録用偏光ビームスプリッタは、前記光
磁気記録媒体からの反射光を前記信号分離用偏光ビーム
スプリッタへ導光するように配置され、データ再生時に
は、前記データ再生用偏光ビームスプリッタは、前記光
磁気記録媒体からの反射光を前記信号分離用偏光ビーム
スプリッタへ導光するように配置されたことを特徴とす
る。
【0026】第7発明に係る光磁気記録再生装置は、さ
らに、データ記録時には、前記データ記録用偏光ビーム
スプリッタは、前記光磁気記録媒体からの反射光を前記
サーボ信号検出部へ導光するように配置され、データ再
生時には、前記データ記録用偏光ビームスプリッタは、
前記データ再生用偏光ビームスプリッタを介して前記光
磁気記録媒体からの反射光を導光するように配置され、
該導光された前記光磁気記録媒体からの反射光を分離し
て前記再生信号検出部および前記サーボ信号検出部へ導
光する構成とされたことを特徴とする。
【0027】第8発明に係る光磁気記録再生装置は、さ
らに、データ記録時には、前記データ記録用偏光ビーム
スプリッタは、前記光磁気記録媒体からの反射光を前記
サーボ信号検出部へ導光するように配置され、データ再
生時には、前記データ再生用偏光ビームスプリッタは、
前記光磁気記録媒体からの反射光を前記再生信号検出部
へ導光するように配置され、前記データ記録用偏光ビー
ムスプリッタは、前記データ再生用偏光ビームスプリッ
タを介して前記光磁気記録媒体からの反射光を導光され
るように配置され、導光された前記光磁気記録媒体から
の反射光を前記サーボ信号検出部へ導光する構成とした
ことを特徴とする。
【0028】第9発明に係る光磁気記録再生装置は、第
1発明乃至第8発明のいずれかにおいて、前記データ記
録用偏光ビームスプリッタの透過率は、前記データ再生
用偏光ビームスプリッタの透過率より高くされたことを
特徴とする。
【0029】第1発明乃至第9発明においては、データ
記録用偏光ビームスプリッタと、データ再生用偏光ビー
ムスプリッタとを備え、データ記録時に使用する偏光ビ
ームスプリッタと、データ再生時に使用する偏光ビーム
スプリッタとを変更することとしたので、記録時には、
P偏光透過率の高い偏光ビームスプリッタを、再生時に
は、P偏光透過率の低い偏光ビームスプリッタを用いる
ことが可能となり、データ記録時においては、ビーム光
即ちレーザ光の往路効率(=光磁気記録媒体上の集光点
における光量/レーザ光源における発光量)を向上して
レーザ光源の発光量を低減でき、データ再生時において
は、キャリア出力ノイズ比C/Nを増加改善できる光磁
気記録再生装置を提供することが可能となる。
【0030】第9発明においては、データ記録用偏光ビ
ームスプリッタの透過率をデータ再生用偏光ビームスプ
リッタの透過率より高くすることとしたので、より確実
にデータ記録時におけるビーム光即ちレーザ光の往路効
率を向上してレーザ光源の発光量を低減でき、データ再
生時におけるキャリア出力ノイズ比C/Nを増加改善で
きる光磁気記録再生装置を提供することが可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る光磁気記録再生
装置をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。 <実施の形態1>図1は、本発明の実施の形態1に係る
光磁気記録再生装置の主要部を示すブロック図である。
図において、LDはレーザ光源を、CLはコリメートレ
ンズを、ACTはアクチュエータを、OBは対物レンズ
を、DISKは光磁気記録媒体を、10はサーボ信号用
反射光を、11はサーボ信号検出部を、12は再生信号
を、13は再生信号検出部を、各々示し、その動作は従
来の光磁気記録再生装置(図6参照)と同様であり、詳
細な説明は省略する。光磁気記録再生装置は、更に、信
号分離用PBS2、データ記録用偏光ビームスプリッタ
(以下、記録用PBSという)3、データ再生用偏光ビ
ームスプリッタ(以下、再生用PBSという)4を備え
ている。記録用PBS3および再生用PBS4は、ビー
ムスプリッタ位置変更手段である共通のPBSホルダ1
4の上に各々平行に配置される。記録用PBS3および
再生用PBS4は、PBSホルダ14に設けられたホル
ダ回転軸14bを中心とする回転対称とされ、矢符14
aで示す回転方向に180度の回転移動が可能にされて
いる。例えば、図示しないDCモータによりPBSホル
ダ14を回転させ、図示しないストッパに突き当てると
いう簡単な機構により、記録用PBS3と再生用PBS
4との位置を相互に容易に安定して変更することが可能
な光磁気記録再生装置を得ることができる。
【0032】図1(a)は、データ記録時における光磁
気記録再生装置の状況を示す。データ記録時には、レー
ザ光源LD、コリメートレンズCL、記録用PBS3、
対物レンズOBの経路により、記録用の光路が形成さ
れ、レーザ光を光磁気記録媒体DISKに導光してデー
タの記録が行われる。この際、光磁気記録媒体DISK
に対する焦点合わせ、面内位置合わせをするために、光
磁気記録媒体DISKからの反射光が、記録用PBS3
を介して信号分離用PBS2に導光され、更に、信号分
離用PBS2からサーボ信号用反射光10としてサーボ
信号検出部11へ導光される。
【0033】図1(b)は、データ再生時における光磁
気記録再生装置の状況を示す。データ再生時には、デー
タ記録時における記録用PBS3の位置に再生用PBS
4が回転移動して配置される。これにより、レーザ光源
LD、コリメートレンズCL、再生用PBS4、対物レ
ンズOB、光磁気記録媒体DISK、対物レンズOB、
再生用PBS4、信号分離用PBS2の経路により、再
生用の光路が形成される。光磁気記録媒体DISKから
の反射光は再生用PBS4を介して信号分離用PBS2
へ導光され、信号分離用PBS2によりサーボ信号用反
射光10および再生信号用反射光12に分離されてサー
ボ信号検出部11および再生信号検出部13に入射され
る。サーボ信号用反射光10はサーボ信号検出部11に
より、再生信号用反射光12は再生信号検出部13によ
り各々検出されて、データの再生が行われる。なお、サ
ーボ信号用反射光10、サーボ信号検出部11の作用
は、データ記録時の場合と同様である。
【0034】例えば、従来の光磁気記録再生装置(以
下、従来装置という)におけるPBS1のP偏光透過率
Tpを50%(=0.5)、信号分離用PBS2のP偏
光透過率Tpを50%(=0.5)とする(以下、実施
の形態2乃至5についてもこの値と比較する)。また、
実施の形態1の光磁気記録再生装置(以下、実施の形態
1という)における記録用PBS3のP偏光透過率Tp
を75%(=0.75)、再生用PBS4のP偏光透過
率Tpを25%(=0.25)とする。この場合、デー
タ記録時においては、実施の形態1におけるレーザ光の
往路効率と従来装置におけるレーザ光の往路効率との比
は、0.75/0.5=1.5(倍)となる。つまり、
実施の形態1と従来装置とにおいて集光点における光量
を等しくするとすれば、実施の形態1においては、レー
ザ光源LDの発光量を従来装置に比較して低減した状態
でデータを記録することが可能となり、レーザ光源LD
の低電力化及び長寿命化が可能となる。
【0035】データ再生時においては、実施の形態1と
従来装置とにおける光磁気記録媒体DISK上の集光点
からの反射光即ち対物レンズOBを透過した反射光を等
しいとすれば、再生信号検出部13における実施の形態
1と従来装置とにおける受光量の比は、((1−0.2
5)×0.5)/((1−0.5)×0.5)=1.5
(倍)となる。つまり、実施の形態1における受光量は
従来装置に比較して増加することから、再生信号用反射
光12によるキャリア出力Cは増加し、結果としてキャ
リア出力ノイズ比C/Nを増加することが可能となる。
【0036】例えば、前提条件として、媒体ノイズNd
+光源ノイズNld+ショットノイズNsと回路ノイズ
Ncとの比を1とし(以下、実施の形態2乃至5につい
てもこの前提条件を適用する。)、キャリア出力ノイズ
比C/Nの増加量は次式(数5)のように計算できる。
つまり、実施の形態1においては、キャリア出力ノイズ
比C/Nを従来装置に比較して0.8dB増加させるこ
とが可能となる。
【0037】
【数5】
【0038】<実施の形態2>図2は、本発明の実施の
形態2に係る光磁気記録再生装置の主要部を示すブロッ
ク図である。図1と同一の部分は同一の符号を付して、
その説明を省略する。図において、再生用PBS5と記
録用PBS6とは、ビームスプリッタ位置変更手段であ
る共通のPBSホルダ15の上に平行に配置され、コリ
メートレンズCLと対物レンズOBとにより形成される
レーザ光の光路と直交する方向(矢符15a)に平行移
動が可能な構成とされる。データ記録時には、記録用P
BS6が、データ再生時には、再生用PBS5が、各々
平行移動され、コリメートレンズCLと対物レンズOB
とにより形成されるレーザ光の光路上に位置するように
構成される。例えば、図示しないDCモータとラック及
びオピニオンの組み合わせによりPBSホルダ15を平
行移動させるという簡単な構成により、記録用PBS3
と再生用PBS4の位置を容易に安定して変更すること
が可能な光磁気記録再生装置を得ることができる。な
お、PBSホルダ15の移動手段は、DCモータに限ら
れるものではなく、ボイスコイルモータ等であっても良
い。
【0039】図2(a)は、データ記録時における光磁
気記録再生装置の状況を示す。データ記録時には、光磁
気記録媒体DISKからの反射光は、記録用PBS6に
より反射され、サーボ信号用反射光10としてサーボ信
号検出部11へ導光される。この際、再生信号用反射光
12は、再生信号検出部13には導光されないが、デー
タ記録とデータ再生を同時に実行することは無いことか
ら実用上の問題は全く生じない。
【0040】図2(b)は、データ再生時における光磁
気記録再生装置の状況を示す。データ再生時には、デー
タ記録時における記録用PBS6の位置に再生用PBS
5が平行移動して配置される。これにより、光磁気記録
媒体DISKからの反射光は、再生用PBS5により反
射され、記録用PBS6へ導光される。記録用PBS6
は、信号分離用偏光ビームスプリッタとして作用し、記
録用PBS6へ導光された光磁気記録媒体DISKから
の反射光をサーボ信号用反射光10および再生信号用反
射光12に分離してサーボ信号検出部11および再生信
号検出部13へ導光する。
【0041】例えば、実施の形態2の光磁気記録再生装
置(以下、実施の形態2という)における再生用PBS
5のP偏光透過率Tpを25%(=0.25)、記録用
PBS6のP偏光透過率Tpを60%(=0.6)とす
ると、データ記録時において実施の形態2におけるレー
ザ光の往路効率と従来装置におけるレーザ光の往路効率
との比は、0.6/0.5=1.2(倍)となる。つま
り、実施の形態2と従来装置とにおいて集光点における
光量を等しくするとすれば、実施の形態2においては、
実施の形態1と同様にレーザ光源LDの発光量を従来装
置に比較して低減した状態でデータを記録することが可
能となる。
【0042】データ再生時において、実施の形態2と従
来装置とにおける集光点からの反射光即ち対物レンズO
Bを透過した反射光を等しいとすれば、再生信号検出部
13における実施の形態2と従来装置とにおける受光量
の比は、((1−0.25)×(1−0.6))/
((1−0.5)×0.5)=1.2(倍)となる。つ
まり、実施の形態2における受光量は従来装置に比較し
て増加することから、再生信号用反射光12におけるキ
ャリア出力Cは増加し、結果としてキャリア出力ノイズ
比C/Nを増加することが可能となる。
【0043】実施の形態1と同様に、キャリア出力ノイ
ズ比C/Nの増加量は次式(数6)のように計算でき
る。つまり、実施の形態2においては、キャリア出力ノ
イズ比C/Nを従来装置に比較して0.4dB増加させ
ることが可能となる。
【0044】
【数6】
【0045】<実施の形態3>図3は、本発明の実施の
形態3に係る光磁気記録再生装置の主要部を示すブロッ
ク図である。図1等と同一の部分は同一の符号を付し
て、その説明を省略する。図において、再生用PBS7
と記録用PBS8とは、実施の形態2と同様に、ビーム
スプリッタ位置変更手段である共通のPBSホルダ16
の上に平行に配置されている。また、再生用PBS7お
よび記録用PBS8は、コリメートレンズCLと対物レ
ンズOBとにより形成されるレーザ光の光路と直交する
方向(矢符16a)に平行移動が可能な構成とされる。
データ記録時には、記録用PBS8が、データ再生時に
は、再生用PBS7が、各々平行移動され、コリメート
レンズCLと対物レンズOBとにより形成されるレーザ
光の光路上に位置するように構成される。反射鏡17
は、反射鏡回転軸17aにより回転可能な構成とされ、
記録用PBS8とサーボ信号検出部11との間に配置さ
れる。反射鏡17は、記録用PBS8により導光された
反射光の光路を90度変更することにより、該光路変更
された反射光をサーボ信号用反射光10としてサーボ信
号検出部11へ導光する。PBSホルダ16の平行移動
という簡単な構成により、再生用PBS7と記録用PB
S8の位置を容易に安定して変更することが可能な光磁
気記録再生装置を得ることができる。
【0046】図3(a)は、データ記録時における光磁
気記録再生装置の状況を示す。データ記録時には、光磁
気記録媒体DISKからの反射光は、記録用PBS8に
より反射鏡17に向けて導光される。更に、反射鏡17
により、その光路と直行する方向に反射され、サーボ信
号用反射光10としてサーボ信号検出部11へ導光され
る。この際、反射鏡17が全反射鏡であることから、再
生信号用反射光12は、再生信号検出部13へは導光さ
れないが、データ記録とデータ再生を同時に実行するこ
とは無いことから実用上の問題は全く生じない。
【0047】図3(b)は、データ再生時における光磁
気記録再生装置の状況を示す。データ再生時には、デー
タ記録時における記録用PBS8の位置に再生用PBS
7が平行移動して配置される。これにより、光磁気記録
媒体DISKからの反射光は、再生用PBS7により反
射され、記録用PBS8に導光される。記録用PBS8
は、信号分離用偏光ビームスプリッタとして作用し、再
生用PBS7からの反射光をサーボ信号用反射光10お
よび再生信号用反射光12に分離してサーボ信号検出部
11と再生信号検出部13へ導光する。この際、反射鏡
17は、反射鏡回転軸17aにより回転移動され、光路
から除かれる構成とされる。反射鏡17を配置すること
により、実施の形態2の場合に対して、サーボ信号検出
部11と再生信号検出部13の配置を逆にでき、サーボ
信号検出部11と再生信号検出部13の配置設計の自由
度を確保できる。また、実施の形態2の場合には、記録
用PBS6の反射成分が再生信号用反射光12となるこ
とから、再生特性を考慮すると記録時の往路効率を極端
に上げることができない。しかし、実施の形態3の場合
には、記録用PBS8の透過光を再生信号用反射光12
としていることから、記録時の効率を大きくでき、ま
た、再生時の特性も向上することができる。
【0048】例えば、実施の形態3の光磁気記録再生装
置(以下、実施の形態3という)における再生用PBS
7のP偏光透過率Tpを25%(=0.25)、記録用
PBS8のP偏光透過率Tpを75%(=0.75)と
すると、データ記録時において実施の形態3におけるレ
ーザ光の往路効率と従来装置におけるレーザ光の往路効
率との比は、0.75/0.5=1.5(倍)となる。
つまり、実施の形態3と従来装置とにおいて集光点にお
ける光量を等しくするとすれば、実施の形態3において
は、実施の形態1および2と同様にレーザ光源LDの発
光量を従来装置に比較して低減した状態でデータを記録
することが可能となる。
【0049】データ再生時において、実施の形態3と従
来装置とにおける集光点からの反射光即ち対物レンズO
Bを透過した反射光を等しいとすれば、再生信号検出部
13における実施の形態3と従来装置とにおける受光量
の比は、((1−0.25)×0.75)/((1−
0.5)×0.5)=2.25(倍)となる。つまり、
実施の形態3における受光量は従来装置に比較して増加
することから、再生信号用反射光12におけるキャリア
出力Cは増加し、結果としてキャリア出力ノイズ比C/
Nを増加することが可能となる。
【0050】実施の形態1と同様に、キャリア出力ノイ
ズ比C/Nの増加量は次式(数7)のように計算でき
る。つまり、実施の形態3においては、キャリア出力ノ
イズ比C/Nを従来装置に比較して1.4dB増加させ
ることが可能となる。
【0051】
【数7】
【0052】<実施の形態4>図4は、本発明の実施の
形態4に係る光磁気記録再生装置の主要部を示すブロッ
ク図である。図1等と同一の部分は同一の符号を付し
て、その説明を省略する。図において、再生用PBS
9、反射用偏光ビームスプリッタ(以下、反射用PBS
という)10、記録用PBS11は、ビームスプリッタ
位置変更手段であるL字形状をした共通のPBSホルダ
18の上に各々平行に配置される。PBSホルダ18
は、コリメートレンズCLと対物レンズOBとにより形
成されるレーザ光の光路と直交する方向(矢符18a)
に平行移動が可能な構成とされる。データ記録時には、
記録用PBS11が、データ再生時には、再生用PBS
9および反射用PBS10が、各々平行移動され、コリ
メートレンズCLと対物レンズOBとにより形成される
レーザ光の光路上に位置するように構成される。PBS
ホルダ18の平行移動という簡単な構成により、記録用
PBS11と再生用PBS9の位置を容易に安定して変
更することが可能な光磁気記録再生装置を得ることがで
きる。
【0053】図4(a)は、データ記録時における光磁
気記録再生装置の状況を示す。データ記録時には、光磁
気記録媒体DISKからの反射光は、記録用PBS11
により反射され、サーボ信号用反射光10としてサーボ
信号検出部11へ導光される。この際、再生信号用反射
光12は、再生信号検出部13へは導光されないが、デ
ータ記録とデータ再生を同時に実行することは無いこと
から実用上の問題は全く生じない。
【0054】図4(b)は、データ再生時における光磁
気記録再生装置の状況を示す。データ再生時には、デー
タ記録時における記録用PBS11の位置に反射用PB
S10が配置される。また、対物レンズOBと反射用P
BS10との間に再生用PBS9が配置される。光磁気
記録媒体DISKからの反射光は、再生用PBS9によ
り反射され、再生信号用反射光12として再生信号検出
部13へ導光される。また他方、光磁気記録媒体DIS
Kからの反射光は、再生用PBS9および記録用PBS
11を介してサーボ信号検出部11へも導光される。こ
の際、再生用PBS9と記録用PBS11との間に再生
用PBS9を透過した光磁気記録媒体DISKからの反
射光を反射して記録用PBS11へ導光する反射用PB
S10が配置され、反射用PBS10における反射によ
り反射光の光路はPBSホルダ18のL字形状の縦線と
横線に沿って90度変更される。
【0055】例えば、実施の形態4の光磁気記録再生装
置(以下、実施の形態4という)における再生用PBS
9のP偏光透過率Tpを50%(=0.5)、反射用P
BS10のP偏光透過率Tpを50%(=0.5)、記
録用PBS11のP偏光透過率Tpを75%(=0.7
5)とすると、データ記録時において実施の形態4にお
けるレーザ光の往路効率と従来装置におけるレーザ光の
往路効率との比は、0.75/0.5=1.5(倍)と
なる。つまり、実施の形態4と従来装置とにおいて集光
点における光量を等しくするとすれば、実施の形態4に
おいては、実施の形態1乃至3と同様にレーザ光源LD
の発光量を従来装置に比較して低減した状態でデータを
記録することが可能となる。
【0056】データ再生時において、実施の形態4と従
来装置とにおける集光点からの反射光即ち対物レンズO
Bを透過した反射光を等しいとすれば、再生信号検出部
13における実施の形態4と従来装置とにおける受光量
の比は、(1−0.5)/((1−0.5)×0.5)
=2(倍)となる。つまり、実施の形態4における受光
量は従来装置に比較して増加することから、再生信号用
反射光12におけるキャリア出力Cは増加し、結果とし
てキャリア出力ノイズ比C/Nを増加することが可能と
なる。
【0057】実施の形態1と同様に、キャリア出力ノイ
ズ比C/Nの増加量は次式(数8)のように計算でき
る。つまり、実施の形態4においては、キャリア出力ノ
イズ比C/Nを従来装置に比較して1.2dB増加させ
ることが可能となる。
【0058】
【数8】
【0059】<実施の形態5>図5は、本発明の実施の
形態5に係る光磁気記録再生装置の主要部を示すブロッ
ク図である。図1等と同一の部分は同一の符号を付し
て、その説明を省略する。図において、再生用PBS1
2は、ビームスプリッタ位置変更手段であるPBSホル
ダ19の上に配置され、PBSホルダ19は、コリメー
トレンズCLと対物レンズOBとにより形成されるレー
ザ光の光路と直交する方向(矢符19a)に平行移動が
可能な構成とされる。データ記録用PBS13は、コリ
メートレンズCLと対物レンズOBとにより形成される
レーザ光の光路上に固定配置される。PBSホルダ19
の平行移動という簡単な構成により、再生用PBS12
の位置を容易に安定して変更することが可能な光磁気記
録再生装置を得ることができる。
【0060】図5(a)は、データ記録時における光磁
気記録再生装置の状況を示す。データ記録時には、光磁
気記録媒体DISKからの反射光は、データ記録用PB
S13により反射され、サーボ信号用反射光10として
サーボ信号検出部11へ導光される。再生用PBS12
は、コリメートレンズCLと対物レンズOBとにより形
成されるレーザ光の光路上からは除かれる。この際、再
生信号用反射光12は、再生信号検出部13へは導光さ
れないが、データ記録とデータ再生を同時に実行するこ
とは無いことから実用上の問題は全く生じない。
【0061】図5(b)は、データ再生時における光磁
気記録再生装置の状況を示す。データ再生時には、デー
タ記録用PBS13と対物レンズOBとの間の光路上に
再生用PBS12が、平行移動して配置される。光磁気
記録媒体DISKからの反射光は、再生用PBS12に
より反射され、再生信号用反射光12として再生信号検
出部13へ導光される。また他方、光磁気記録媒体DI
SKからの反射光は、再生用PBS12を介してデータ
記録用PBS13へも導光される。データ記録用PBS
13は、サーボ信号用反射光10を、サーボ信号検出部
11へ導光する。
【0062】例えば、実施の形態5の光磁気記録再生装
置(以下、実施の形態5という)における再生用PBS
12のP偏光透過率Tpを33%(=0.33)、デー
タ記録用PBS13のP偏光透過率Tpを75%(=
0.75)とすると、データ記録時において実施の形態
5におけるレーザ光の往路効率と従来装置におけるレー
ザ光の往路効率との比は、0.75/0.5=1.5
(倍)となる。つまり、実施の形態5と従来装置とにお
いて集光点における光量を等しくするとすれば、実施の
形態5においては、実施の形態1乃至4と同様にレーザ
光源LDの発光量を従来装置に比較して低減した状態で
データを記録することが可能となる。
【0063】データ再生時において、実施の形態5と従
来装置とにおける集光点からの反射光即ち対物レンズO
Bを透過した反射光を等しいとすれば、再生信号検出部
13における実施の形態5と従来装置とにおける受光量
の比は、(1−0.33)/((1−0.5)×0.
5)=2。68(倍)となる。つまり、実施の形態5に
おける受光量は従来装置に比較して増加することから、
再生信号用反射光12におけるキャリア出力Cは増加
し、結果としてキャリア出力ノイズ比C/Nを増加する
ことが可能となる。
【0064】実施の形態1と同様に、キャリア出力ノイ
ズ比C/Nの増加量は次式(数9)のように計算でき
る。つまり、実施の形態5においては、キャリア出力ノ
イズ比C/Nを従来装置に比較して1.6dB増加させ
ることが可能となる。
【0065】
【数9】
【0066】
【実施例】図7は、実施の形態2において偏光ビームス
プリッタの透過率を変化させた場合の実施例を示すグラ
フである。図において、横軸Tp(PBS5)(%)
は、再生用PBS5のP偏光透過率を、縦軸Tp(PB
S6)(%)は、記録用PBS6のP偏光透過率を示
す。再生用PBS5のP偏光透過率と記録用PBS6の
P偏光透過率の組合せにより得られるキャリア出力ノイ
ズ比C/Nの増加量を図上C/N増加量(dB)として
パラメータ表示している。つまり、C/N増加量が、
1.5〜2倍の領域をA、同様に1〜1.5倍の領域を
B、0.5〜1倍の領域をC、0〜0.5倍の領域を
D、−1〜0倍の領域をEとしている。なお、比較の対
象および前提条件は<実施の形態1>において述べたと
おりである。採用可能なP偏光透過率の範囲は、データ
記録時におけるレーザ光の往路効率を従来装置より大き
くすることを前提とすることから、Tp(PBS6)が
50以上であることが必要である。また、C/N増加量
(dB)については0より大きいことが必要である。こ
れらの必要条件を満たす範囲は、図上太線で囲まれた部
分となる。この太線で囲まれた範囲において、C/N増
加量(dB)は、0.5前後の値となる。再生用PBS
5のP偏光透過率と記録用PBS6のP偏光透過率を適
宜選択することにより所定の効果が得られる。なお、図
上太線で囲まれた部分について、一般式で表せば、Tp
(PBS1)<Tp(PBS6)<1−(1−Tp(P
BS1))×Tp(PBS2)/(1−Tp(PBS
5))となる。ただし、Tp(PBS1)は、PBS1
のP偏光透過率を、Tp(PBS2)は、信号分離用P
BS2のP偏光透過率を、Tp(PBS5)は、再生用
PBS5のP偏光透過率を、Tp(PBS6)は、記録
用PBS6のP偏光透過率を表す。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように、第1発明乃至第9
発明においては、データ記録用偏光ビームスプリッタ
と、データ再生用偏光ビームスプリッタとを備え、デー
タ記録時に使用する偏光ビームスプリッタと、データ再
生時に使用する偏光ビームスプリッタとを変更すること
としたので、記録時には、P偏光透過率の高い偏光ビー
ムスプリッタを、再生時には、P偏光透過率の低い偏光
ビームスプリッタを用いることが可能となり、データ記
録時においては、レーザ光の往路効率(=光磁気記録媒
体上の集光点における光量/レーザ光源における発光
量)を向上してレーザ光源の発光量を低減でき、レーザ
光源の低消費電力化及び長寿命化が可能となる。また、
データ再生時においては、キャリア出力ノイズ比C/N
を増加改善でき、信頼性の高い光磁気記録再生装置を提
供することが可能となる。
【0068】第9発明においては、データ記録用偏光ビ
ームスプリッタの透過率をデータ再生用偏光ビームスプ
リッタの透過率より高くすることとしたので、より確実
にデータ記録時におけるレーザ光の往路効率を向上して
レーザ光源の発光量を低減でき、データ再生時における
キャリア出力ノイズ比C/Nを増加改善できる光磁気記
録再生装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る光磁気記録再生装
置の主要部を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態2に係る光磁気記録再生装
置の主要部を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態3に係る光磁気記録再生装
置の主要部を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態4に係る光磁気記録再生装
置の主要部を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態5に係る光磁気記録再生装
置の主要部を示すブロック図である。
【図6】従来の光磁気記録再生装置の主要部を示す概略
図である。
【図7】実施の形態2において偏光ビームスプリッタの
透過率を変化させた場合の実施例を示すグラフである。
【符号の説明】
10 サーボ信号用反射光 11 サーボ信号検出部 12 再生信号用反射光 13 再生信号検出部 14、15、16、18、19 PBSホルダ 17 反射鏡 ACT アクチュエータ CL コリメートレンズ DISK 光磁気記録媒体 LD レーザ光源 OB 対物レンズ PBS2 信号分離用偏光ビームスプリッタ PBS3、PBS6、PBS8、PBS11、PBS1
3 データ記録用偏光ビームスプリッタ PBS4、PBS5、PBS7、PBS9、PBS12
データ再生用偏光ビームスプリッタ PBS10 反射用偏光ビームスプリッタ Tp P偏光透過率

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気記録媒体へ照射するビーム光を生
    成するための光源と、前記光磁気記録媒体と前記光源と
    の間に形成される光路と、前記光磁気記録媒体からの反
    射光を前記ビーム光の焦点合わせと位置決めのためにサ
    ーボ信号として検出するサーボ信号検出部と、前記光磁
    気記録媒体からの反射光を再生信号として検出する再生
    信号検出部とを備えた光磁気記録再生装置において、前
    記光磁気記録媒体からの反射光を再生信号用反射光とサ
    ーボ信号用反射光とに分離する分離用偏光ビームスプリ
    ッタと、データ記録時に前記光路上に配置されて前記光
    磁気記録媒体からの反射光を前記分離用偏光ビームスプ
    リッタへ導光する記録用偏光ビームスプリッタと、デー
    タ再生時に前記光路上に配置されて前記光磁気記録媒体
    からの反射光を前記分離用偏光ビームスプリッタへ導光
    する再生用偏光ビームスプリッタと、前記記録用偏光ビ
    ームスプリッタおよび再生用偏光ビームスプリッタの位
    置を変更するビームスプリッタ位置変更手段とを備えた
    ことを特徴とする光磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 光磁気記録媒体へ照射するビーム光を生
    成するための光源と、前記光磁気記録媒体と前記光源と
    の間に形成される光路と、前記光磁気記録媒体からの反
    射光を前記ビーム光の焦点合わせと位置決めのためにサ
    ーボ信号として検出するサーボ信号検出部と、前記光磁
    気記録媒体からの反射光を再生信号として検出する再生
    信号検出部とを備えた光磁気記録再生装置において、デ
    ータ記録時に前記光路上に配置されて前記光磁気記録媒
    体からの反射光をサーボ信号用反射光として導光する記
    録用偏光ビームスプリッタと、データ再生時に前記光路
    上に配置されて前記光磁気記録媒体からの反射光を前記
    記録用偏光ビームスプリッタへ導光する再生用偏光ビー
    ムスプリッタと、前記記録用偏光ビームスプリッタおよ
    び再生用偏光ビームスプリッタの位置を変更するビーム
    スプリッタ位置変更手段とを備えたことを特徴とする光
    磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 データ記録時に前記記録用偏光ビームス
    プリッタから導光された前記反射光をサーボ信号用反射
    光として前記サーボ信号検出部へ導光する反射鏡を備え
    たことを特徴とする請求項2に記載の光磁気記録再生装
    置。
  4. 【請求項4】 光磁気記録媒体へ照射するビーム光を生
    成するための光源と、前記光磁気記録媒体と前記光源と
    の間に形成される光路と、前記光磁気記録媒体からの反
    射光を前記ビーム光の焦点合わせと位置決めのためにサ
    ーボ信号として検出するサーボ信号検出部と、前記光磁
    気記録媒体からの反射光を再生信号として検出する再生
    信号検出部とを備えた光磁気記録再生装置において、デ
    ータ記録時に前記光路上に配置されて前記光磁気記録媒
    体からの反射光をサーボ信号用反射光として導光する記
    録用偏光ビームスプリッタと、データ再生時に前記光路
    上に配置されて前記光磁気記録媒体からの反射光を再生
    信号用反射光として導光する再生用偏光ビームスプリッ
    タと、データ再生時に前記光磁気記録媒体からの反射光
    を前記データ再生用偏光ビームスプリッタを介して前記
    記録用偏光ビームスプリッタへ導光する反射用偏光ビー
    ムスプリッタと、前記記録用偏光ビームスプリッタ、再
    生用偏光ビームスプリッタおよび反射用偏光ビームスプ
    リッタの位置を変更するビームスプリッタ位置変更手段
    とを備えたことを特徴とする光磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】 光磁気記録媒体へ照射するビーム光を生
    成するための光源と、前記光磁気記録媒体と前記光源と
    の間に形成される光路と、前記光磁気記録媒体からの反
    射光を前記ビーム光の焦点合わせと位置決めのためにサ
    ーボ信号として検出するサーボ信号検出部と、前記光磁
    気記録媒体からの反射光を再生信号として検出する再生
    信号検出部とを備えた光磁気記録再生装置において、前
    記光路上に配置されて前記光磁気記録媒体からの反射光
    をサーボ信号用反射光として導光する記録用偏光ビーム
    スプリッタと、データ再生時に前記光路上に配置されて
    前記光磁気記録媒体からの反射光を再生信号用反射光と
    して導光する再生用偏光ビームスプリッタと、前記再生
    用偏光ビームスプリッタの位置を変更するビームスプリ
    ッタ位置変更手段とを備えたことを特徴とする光磁気記
    録再生装置。
  6. 【請求項6】 データ記録時にビーム光を光磁気記録媒
    体へ導光するデータ記録用偏光ビームスプリッタと、デ
    ータ再生時に前記光磁気記録媒体からの反射光を再生信
    号検出部へ導光するデータ再生用偏光ビームスプリッタ
    と、前記ビーム光の焦点合わせと位置決めのために前記
    光磁気記録媒体からの反射光を検出するサーボ信号検出
    部とを備えた光磁気記録再生装置であって、前記光磁気
    記録媒体からの反射光を前記再生信号検出部と前記サー
    ボ信号検出部とへ分離して導光する信号分離用偏光ビー
    ムスプリッタを備え、データ記録時には、前記データ記
    録用偏光ビームスプリッタは、前記光磁気記録媒体から
    の反射光を前記信号分離用偏光ビームスプリッタへ導光
    するように配置され、データ再生時には、前記データ再
    生用偏光ビームスプリッタは、前記光磁気記録媒体から
    の反射光を前記信号分離用偏光ビームスプリッタへ導光
    するように配置されたことを特徴とする光磁気記録再生
    装置。
  7. 【請求項7】 データ記録時にビーム光を光磁気記録媒
    体へ導光するデータ記録用偏光ビームスプリッタと、デ
    ータ再生時に前記光磁気記録媒体からの反射光を再生信
    号検出部へ導光するデータ再生用偏光ビームスプリッタ
    と、前記ビーム光の焦点合わせと位置決めのために前記
    光磁気記録媒体からの反射光を検出するサーボ信号検出
    部とを備えた光磁気記録再生装置であって、データ記録
    時には、前記データ記録用偏光ビームスプリッタは、前
    記光磁気記録媒体からの反射光を前記サーボ信号検出部
    へ導光するように配置され、データ再生時には、前記デ
    ータ記録用偏光ビームスプリッタは、前記データ再生用
    偏光ビームスプリッタを介して前記光磁気記録媒体から
    の反射光を導光するように配置され、該導光された前記
    光磁気記録媒体からの反射光を分離して前記再生信号検
    出部および前記サーボ信号検出部へ導光する構成とされ
    たことを特徴とする光磁気記録再生装置。
  8. 【請求項8】 データ記録時にビーム光を光磁気記録媒
    体へ導光するデータ記録用偏光ビームスプリッタと、デ
    ータ再生時に前記光磁気記録媒体からの反射光を再生信
    号検出部へ導光するデータ再生用偏光ビームスプリッタ
    と、前記ビーム光の焦点合わせと位置決めのために前記
    光磁気記録媒体からの反射光を検出するサーボ信号検出
    部とを備えた光磁気記録再生装置であって、データ記録
    時には、前記データ記録用偏光ビームスプリッタは、前
    記光磁気記録媒体からの反射光を前記サーボ信号検出部
    へ導光するように配置され、データ再生時には、前記デ
    ータ再生用偏光ビームスプリッタは、前記光磁気記録媒
    体からの反射光を前記再生信号検出部へ導光するように
    配置され、前記データ記録用偏光ビームスプリッタは、
    前記データ再生用偏光ビームスプリッタを介して前記光
    磁気記録媒体からの反射光を導光されるように配置さ
    れ、導光された前記光磁気記録媒体からの反射光を前記
    サーボ信号検出部へ導光する構成としたことを特徴とす
    る光磁気記録再生装置。
  9. 【請求項9】 前記データ記録用偏光ビームスプリッタ
    の透過率は、前記データ再生用偏光ビームスプリッタの
    透過率より高くされたことを特徴とする請求項1乃至8
    のいずれかに記載の光磁気記録再生装置。
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