JPH11149652A - 光学ピックアップ - Google Patents

光学ピックアップ

Info

Publication number
JPH11149652A
JPH11149652A JP9317202A JP31720297A JPH11149652A JP H11149652 A JPH11149652 A JP H11149652A JP 9317202 A JP9317202 A JP 9317202A JP 31720297 A JP31720297 A JP 31720297A JP H11149652 A JPH11149652 A JP H11149652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
light
optical
optical pickup
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9317202A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3804231B2 (ja
Inventor
Yoshito Yuma
嘉人 遊馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP31720297A priority Critical patent/JP3804231B2/ja
Publication of JPH11149652A publication Critical patent/JPH11149652A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3804231B2 publication Critical patent/JP3804231B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Head (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 互いに波長の異なる第1のレーザーと第2の
レーザーとを使い分けて光学的記録媒体を再生する光学
ピックアップにおいて、小型化及び低コスト化と投影面
積の縮小とを実現する。 【解決手段】 第1のレーザーL1を出射する第1のレ
ーザー光源3と、第2のレーザーL2を出射する第2の
レーザー光源4と、光学的記録媒体からの戻り光を分岐
させる光分岐手段7と、光分岐手段7で分岐された戻り
光を検出する光検出手段5とを一体として集積化した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに波長の異な
る2種類のレーザーを使い分けて光学的記録媒体の再生
を行う光学ピックアップに関し、特に、小型化及び低コ
スト化を図ったものに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばDVD(ディジタルビデオディス
ク)プレーヤーにおいて、DVDとCD(コンパクトデ
ィスク)とのいずれをも再生可能にするために搭載され
る光学ピックアップとして、DVD用の短波長レーザー
(波長約650nm)とCD用のレーザー(波長約78
0nm)との2種類の波長のレーザーを使い分けて再生
を行うもの(以下「2波長対応光学ピックアップ」と呼
ぶ)が存在している。
【0003】従来、こうした2波長対応光学ピックアッ
プにおいてDVD,CDのそれぞれを再生するための部
品(レーザーダイオードと、対物レンズや回折格子やビ
ームスプリッター等の光学系と、フォトディテクタ)を
構成する方式として、次のようなものが存在していた。
【0004】(a)2種類の波長のレーザーのうちの一
方のレーザーを出射するレーザーダイオードとその戻り
光を検出するフォトディテクタと(必要な光学系を含
む)を集積化し、残りの一方のレーザーを出射するレー
ザーダイオードとその戻り光を検出するフォトディテク
タとは集積化せずに個別の部品として設置する(ディス
クリートとする)。
【0005】(b)2種類の波長のレーザーのうちの一
方のレーザーを出射するレーザーダイオードとその戻り
光を検出するフォトディテクタと、残りの一方のレーザ
ーを出射するレーザーダイオードとその戻り光を検出す
るフォトディテクタとを、それぞれ別体として集積化す
る。
【0006】上記(a)の方式を採用した2波長対応光
学ピックアップの構成の一例を示すと、図4の通りであ
る。集積型ユニット11は、CD用の波長約780nm
のレーザーL1を出射するレーザーダイオードLD(図
示せず)とその戻り光を入射させるフォトディテクタP
D(図示せず)とマイクロプリズム(図示せず)とを集
積化したものである。このユニット11内のレーザーダ
イオードLDから出射されたレーザーL1は、ビームス
プリッタ12に入射してその反射面で反射され、コリメ
ーターレンズ13で平行にされ、45度ミラー14で反
射されて図示しない再生対象のCD(図示せず)の記録
面に向けられた後、対物レンズ15で収束されてこの記
録面に照射される。
【0007】このCDの記録面からの戻り光は、再び対
物レンズ15,45度ミラー14,コリメーターレンズ
13を経てビームスプリッタ12で反射されてユニット
11に戻り、ユニット11内のフォトディテクタPDに
入射される。DVDプレーヤーの信号処理系(図示せ
ず)では、このフォトディテクタPDへの入射光に基づ
き、CDの再生時におけるトラッキングエラー信号及び
フォーカスエラー信号の検出と再生信号の検出とを行
う。
【0008】他方、レーザーダイオード16はDVD用
の波長約650nmのレーザーL2を出射するものであ
る。このレーザーL2は、ビームスプリッタ17,12
を共に透過し、コリメーターレンズ13,45度ミラー
14,対物レンズ15を経て、再生対象のDVD(図示
せず)の記録面に照射される。
【0009】このDVDの記録面からの戻り光は、再び
対物レンズ15,45度ミラー14,コリメーターレン
ズ13を経てビームスプリッタ12を透過した後、ビー
ムスプリッタ17で反射され、フォーカスエラー信号の
検出精度を向上させるために凹形のシリンドリカルレン
ズ18でビーム径を拡大された後、フォトディテクタ1
9に入射される。信号処理系では、このフォトディテク
タ19への入射光に基づき、DVDの再生時におけるト
ラッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号の検出
と再生信号の検出とを行う。
【0010】また、上記(b)の方式を採用した2波長
対応光学ピックアップの構成の一例を示すと、図5の通
りである(図4と同一の部分には同一符号を付して重複
説明を省略する)。この光学ピックアップでは、DVD
用の波長約650nmのレーザーL2を出射するレーザ
ーダイオードLD2(図示せず)とその戻り光を入射さ
せるフォトディテクタPD2(図示せず)とマイクロプ
リズム(図示せず)とが、集積型ユニット20として集
積化されている。
【0011】このユニット20内のレーザーダイオード
LD2から出射されたレーザーL2は、ビームスプリッ
タ12を透過し、コリメーターレンズ13,45度ミラ
ー14,対物レンズ15を経て、再生対象のDVD(図
示せず)の記録面に照射される。
【0012】このDVDの記録面からの戻り光は、再び
対物レンズ15,45度ミラー14,コリメーターレン
ズ13を経てビームスプリッタ12を透過してユニット
20に戻り、ユニット20内のフォトディテクタPD2
に入射される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記(a)の
CD,DVDの再生用の部品のうちの一方のみを集積化
する方式では、図4にも表れているように、部品点数が
多いので大型化してしまうという不都合があった。
【0014】これに対し、上記(b)のCD,DVDの
再生用の部品の両方を集積化する方式では、図5にも表
れているように、上記(a)の方式と比較して部品点数
が削減されるので、或る程度の小型化が実現される。し
かし、この方式には、CD再生用とDVD再生用との2
つの集積型ユニットを設けるので、高コスト化してしま
うという不都合があった。また、この方式でも、図5に
示したようにレーザーL1とL2との光路を一致させる
役割とこれらの戻り光の光路を異ならしめる役割とを果
たすビームスプリッタ12が必要なので、小型化にも限
界があった。
【0015】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、一層の小型化と低コスト化とを実現した2波長対応
光学ピックアップを提供しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光学ピック
アップは、互いに波長の異なる第1のレーザーと第2の
レーザーとを使い分けて光学的記録媒体を再生する光学
ピックアップ(即ち2波長対応光学ピックアップ)にお
いて、第1のレーザーを出射する第1のレーザー光源
と、第2のレーザーを出射する第2のレーザー光源と、
光学的記録媒体からの戻り光を分岐させる光分岐手段
と、この光分岐手段で分岐された戻り光を検出する光検
出手段とを一体として集積化したことを特徴としてい
る。
【0017】この2波長対応光学ピックアップによれ
ば、第1のレーザーを出射するレーザー光源と第2のレ
ーザーを出射するレーザー光源とが一体として集積化さ
れるので、これらのレーザー光源が同じ1個の筺体に収
納される。これにより、上記(a)及び(b)の方式の
ようにこれらのレーザー光源を別体として設ける(即ち
これらのレーザー光源を別々の筺体に収納する)場合と
比較して、筺体の個数が削減されるので小型化と低コス
ト化とが実現される。
【0018】尚、一例として、この2波長対応光学ピッ
クアップにおいて、第1のレーザーの光学的記録媒体か
らの戻り光と、第2のレーザーの光学的記録媒体からの
戻り光とを、いずれも、同じ集積型ユニット内の光分岐
手段で分岐させて、このユニット内の光検出手段で検出
するようにすることが好適である。
【0019】そうすることにより、同じユニット内の1
つの光検出手段が、第1のレーザーによる光学的記録媒
体の再生時と第2のレーザーによる光学的記録媒体の再
生時とで共用される。従って、上記(a)及び(b)の
方式のように2つの光検出手段を設ける場合と比較し
て、一層の小型化と低コスト化とが実現される。
【0020】また、そうすることにより、第1のレーザ
ーの戻り光と第2のレーザーの戻り光とが同じユニット
内に入射する(即ち光検出手段に入射する手前でのこれ
らの戻り光の光路もほぼ一致する)ので、第1のレーザ
ー及び第2のレーザーの光路とこれらの戻り光の光路と
が全長に亘ってほぼ一致するようになる。従って、上記
(a)及び(b)の方式のようなこれらのレーザーの光
路を一致させる役割とその戻り光の光路を異ならしめる
役割とを果たすビームスプリッタ(図4におけるビーム
スプリッタ12,17や図5におけるビームスプリッタ
12)が不要になるので、この点からも一層の小型化と
低コスト化とが実現される。
【0021】しかも、このように第1,第2のレーザー
や戻り光がビームスプリッタを経る必要がないことか
ら、上記(a)及び(b)の方式のようにビームスプリ
ッタを経る場合と比較してレーザーの光路が短くなる
(投影面積が縮小される)。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る2波長対応
光学ピックアップの集積型ユニットの構成の一例を示
す。
【0023】この集積型ユニット1は、フォトダイオー
ドIC2の上に、DVD用の波長約650nmのレーザ
ーL1を出射するレーザーダイオード3と、CD用の波
長約780nmのレーザーL2を出射するレーザーダイ
オード4と、複数のセンサ素子5a〜5dを有するフォ
トディテクタ5と、反射ミラーとして機能するマイクロ
プリズム6とを集積化して設けると共に、マイクロプリ
ズム6の上側に、再生対象のディスクからの戻り光の0
次光,+次光、−1次光を分岐させてセンサ素子5a〜
5dに入射させるためのホログラムプレート7を設け、
これらを1個の筺体(例えば図2にCPとして示すよう
なキャンパッケージか、あるいはプラスチックパッケー
ジ)に収納したものである。
【0024】レーザーダイオード3とレーザーダイオー
ド4とは、LOP8上で互いの裏面同士を合わせるよう
にして接触して配置されており、これらのレーザーダイ
オードの発光点間の距離は約10μmになっている。
【0025】図2はこうした集積型ユニット1を用いた
2波長対応光学ピックアップの全体構成の一例を示すも
のであり、図4と同一部分には同一の符号を付して重複
説明を省略する。
【0026】図1に示したような各部品をキャンパッケ
ージCPに収納した集積型ユニット1内のレーザーダイ
オード3から出射されたレーザーL1は、コリメーター
レンズ13,45度ミラー14,対物レンズ15を経
て、再生対象のCD(図示せず)の記録面に照射され
る。
【0027】このCDの記録面からの戻り光は、再び対
物レンズ15,45度ミラー14,コリメーターレンズ
13を経てユニット1に戻り、ホログラムプレート7
(図1)で分岐され、マイクロプリズム6(図1)で反
射されて、フォトディテクタ5のセンサ素子5a〜5d
(図1)に入射する。この2波長対応ピックアップを搭
載した光学DVDプレーヤーの信号処理系(図示せず)
では、このセンサ素子5a〜5dへの入射光に基づき、
CDの再生時におけるトラッキングエラー信号及びフォ
ーカスエラー信号の検出と再生信号の検出とを行う。
【0028】他方、集積型ユニット1内のレーザーダイ
オード4から出射されたレーザーL2も、レーザーダイ
オード3から出射されたレーザーL1と同じく、コリメ
ーターレンズ13,45度ミラー14,対物レンズ15
を経て、再生対象のDVD(図示せず)の記録面に照射
される。
【0029】このDVDの記録面からの戻り光も、レー
ザーL1の戻り光と同じく、対物レンズ15,45度ミ
ラー14,コリメーターレンズ13を経てユニット1に
戻り、ホログラムプレート7で分岐され、マイクロプリ
ズム6で反射されて、フォトディテクタ5のセンサ素子
5a〜5dに入射する。前述の信号処理系では、このセ
ンサ素子5a〜5dへの入射光に基づき、DVDの再生
時におけるトラッキングエラー信号及びフォーカスエラ
ー信号の検出と再生信号の検出とを行う。
【0030】この2波長対応光学ピックアップによれ
ば、CD用のレーザーL1を出射するレーザーダイオー
ド3とDVD用のレーザーL2を出射するレーザーダイ
オード4とがユニット1に一体として集積化されて1個
のキャンパッケージCPに収納されているので、従来の
ようにこれらのレーザーダイオードを別々の筺体に収納
する場合と比較して、筺体の個数の削減による小型化と
低コスト化とが実現される。
【0031】また、同じユニット1内の1つのフォトデ
ィテクタ5が、レーザーL1によるCDの再生時とレー
ザーL2によるDVDの再生時とで共用されるので、従
来のように2つのフォトディテクタを設ける場合と比較
して、一層の小型化と低コスト化とが実現される。
【0032】また、レーザーL1及びレーザーL2の光
路とこれらの戻り光の光路とが全長に亘ってほぼ一致す
るので、従来のようなこれらのレーザーの光路を一致さ
せる役割とその戻り光の光路を異ならしめる役割とを果
たすビームスプリッタが設けられておらず、この点から
も一層の小型化と低コスト化とが実現される。
【0033】しかも、このようにレーザーL1,L2や
戻り光がビームスプリッタを経ないことにより、従来の
ようにビームスプリッタを経る場合と比較してレーザー
の光路を短くなっている(投影面積が縮小されてい
る)。
【0034】次に、図3は本発明に係る2波長対応光学
ピックアップの集積型ユニットの構成の別の一例を示す
ものであり、図1と同一部分には同一の符号を付して重
複説明を省略する。この集積型ユニット9では、レーザ
ーダイオード3とレーザーダイオード4とは、図1のユ
ニット1におけるように互いの裏面同士を合わせるよう
にして接触させることなく、LOP8上で一定の距離
(約200〜500μmの範囲内の距離)だけ離隔して
並置されている。
【0035】この集積型ユニット9を用いた2波長対応
光学ピックアップの全体構成も、一例として図2に示し
たのと同様であってよい。但し、この集積型ユニット9
では、レーザーダイオード3の発光点とレーザーダイオ
ード4の発光点との距離が図1のユニット1におけるよ
りもかなり大きくなるので、出射したレーザーL1とL
2との光軸の向きのずれがその分大きくなる。その結
果、例えばコリメーターレンズ13,45度ミラー1
4,対物レンズ15を経たレーザーL1のほうが再生対
象のCDの記録面に垂直に照射される場合、これらを経
たレーザーL2のほうは再生精度上無視できないくらい
に垂直とは隔たった角度で再生対象のDVDの記録面に
照射されてしまう事態が起こり得る。(これに対し、図
1の集積型ユニット1では、こうしたレーザーL1とL
2との光軸の向きのずれは、再生精度上誤差の範囲内と
して無視できるくらいに小さいといえる。)
【0036】そこで、集積型ユニット9を用いる場合に
は、例えば、図2のコリメーターレンズ13と45度ミ
ラー14との間に、垂直に入射するレーザーはそのまま
透過させる一方で斜め向きに入射するレーザーのうちの
+及び−1次光の大半を光軸の向きが前者のレーザーと
一致するように傾ける機能を有するホログラム素子を設
けることにより、レーザーL1,L2のいずれもが再生
対象のディスクの記録面に垂直に照射されるようにする
ことが好適である。
【0037】尚、以上の例ではレーザーL1のCDから
の戻り光とレーザーL2のDVDからの戻り光とをいず
れもユニット1に戻してホログラムプレート7,マイク
ロプリズム6を経てフォトディテクタ5のセンサ素子5
a〜5dで検出しているが、これらの戻り光のうちのい
ずれか一方のみをユニット1に戻してフォトディテクタ
5で検出してもよい。その場合には、残りの一方の戻り
光を検出するためのフォトディテクタやこれらの戻り光
の光路を異ならしめるためのビームスプリッタを設ける
必要が生じるが、レーザーダイオード3とレーザーダイ
オード4とを1個のキャンパッケージCPに収納するこ
とによる小型化及び低コスト化と、出射直後のレーザー
L1とL2との光路がほぼ一致することによる投影面積
の縮小とは、やはり実現される。
【0038】また、以上の例ではDVD用の短波長レー
ザーとCD用のレーザーとを使い分ける2波長対応光学
ピックアップに本発明を適用しているが、それ以外の組
み合わせの2種類の波長のレーザーを使い分ける2波長
対応光学ピックアップに本発明を適用してもよい。ま
た、本発明は、以上の実施例に限らず、本発明の要旨を
逸脱することなく、その他様々の構成をとりうることは
もちろんである。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る2波長対応
光学ピックアップによれば、第1のレーザーを出射する
レーザー光源と第2のレーザーを出射するレーザー光源
とが同じ1個の筺体に収納されるので、従来のようにこ
れらのレーザー光源を別々の筺体に収納する場合と比較
して、筺体の個数の削減による小型化と低コスト化とを
実現することができる。
【0040】尚、一例として、第1のレーザーの光学的
記録媒体からの戻り光と、第2のレーザーの光学的記録
媒体からの戻り光とを、いずれも同じ集積型ユニット内
の光分岐手段で分岐させてこのユニット内の光検出手段
で検出するようにした場合には、次のような点からも一
層の小型化と低コスト化とを実現できる。
【0041】(1)同じユニット内の1つの光検出手段
が第1のレーザーによる光学的記録媒体の再生時と第2
のレーザーによる光学的記録媒体の再生時とで共用され
るので、従来のように2つの光検出手段を設ける必要が
なくなる。
【0042】(2)第1のレーザーと第2のレーザーと
の光路が全長に亘ってほぼ一致するようになるので、従
来のようにこれらのレーザーの光路を一致させる役割と
その戻り光の光路を異ならしめる役割とを果たすビーム
スプリッタが不要になる。
【0043】しかも、このようにした場合には、第1,
第2のレーザーや戻り光がビームスプリッタを経る必要
がないことから、従来のようにビームスプリッタを経る
場合と比較してレーザーの光路を短くすることができる
(投影面積を縮小することができる)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学ピックアップの集積型ユニッ
トの構成の一例を示す斜視図である。
【図2】図1の集積型ユニットを用いた光学ピックアッ
プの全体構成の一例を示す図である。
【図3】本発明に係る光学ピックアップの集積型ユニッ
トの構成の別の一例を示す斜視図である。
【図4】従来の光学ピックアップの全体構成の一例を示
す図である。
【図5】従来の光学ピックアップの全体構成の別の一例
を示す図である。
【符号の説明】
1,9,11,20 集積型ユニット、 2 フォトダ
イオードIC、 3,4,16 レーザーダイオード、
5,19 フォトディテクタ、 5a〜5dセンサ素
子、 6 マイクロプリズム、 7 ホログラムプレー
ト、 8 LOP、 12,17 ビームスプリッタ、
13 コリメーターレンズ、 1445度ミラー、 1
5 対物レンズ、 18 シリンドリカルレンズ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに波長の異なる第1のレーザーと第
    2のレーザーとを使い分けて光学的記録媒体を再生する
    光学ピックアップにおいて、 前記第1のレーザーを出射する第1のレーザー光源と、 前記第2のレーザーを出射する第2のレーザー光源と 光学的記録媒体からの戻り光を分岐させる光分岐手段
    と、 前記光分岐手段で分岐された戻り光を検出する光検出手
    段とを一体として集積化したことを特徴とする光学ピッ
    クアップ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光学ピックアップにお
    いて、前記第1のレーザーの光学的記録媒体からの戻り
    光と、前記第2のレーザーの光学的記録媒体からの戻り
    光とを、いずれも前記光分岐手段で分岐させて前記光検
    出手段で検出するようにしたことを特徴とする光学ピッ
    クアップ。
JP31720297A 1997-11-18 1997-11-18 光学ピックアップ Expired - Fee Related JP3804231B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31720297A JP3804231B2 (ja) 1997-11-18 1997-11-18 光学ピックアップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31720297A JP3804231B2 (ja) 1997-11-18 1997-11-18 光学ピックアップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11149652A true JPH11149652A (ja) 1999-06-02
JP3804231B2 JP3804231B2 (ja) 2006-08-02

Family

ID=18085610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31720297A Expired - Fee Related JP3804231B2 (ja) 1997-11-18 1997-11-18 光学ピックアップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3804231B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6496469B1 (en) 1999-09-27 2002-12-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Integrated unit, optical pickup, and optical recording medium drive device
US6790692B2 (en) 2002-09-27 2004-09-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for fabricating semiconductor device
US6810057B1 (en) 1999-11-25 2004-10-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device and optical pickup device
US6868055B2 (en) 2000-07-13 2005-03-15 Sharp Kabushiki Kaisha Optical pickup
US6919641B2 (en) 2002-09-25 2005-07-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device and method for fabricating the same
US6925045B2 (en) 2000-04-13 2005-08-02 Mitsumi Electric Co., Ltd. Optical pickup having two wavelength laser and simple structure
US6983005B2 (en) 2001-01-24 2006-01-03 Sharp Kabushiki Kaisha Holographic laser and optical pickup
EP1630794A2 (en) 2004-08-27 2006-03-01 Mitsumi Electric Co., Ltd. Optical pickup unit and optical disc drive having the same
EP1630797A2 (en) 2004-08-30 2006-03-01 Mitsumi Electric Co., Ltd. Objective lens driving device settled within a height limit of an optical pickup unit
EP1630799A1 (en) 2004-08-27 2006-03-01 Mitsumi Electric Co., Ltd. Light-emission and reception module for optical pickup and optical pickup
US7045446B2 (en) 2003-05-07 2006-05-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device fabrication method
US7133431B2 (en) 2002-08-20 2006-11-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor laser device and method for fabricating the same
US7313061B2 (en) 2002-09-10 2007-12-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical pickup having a plurality of photodetectors divided into four regions used to obtain both focus and tracking error signals
CN100388576C (zh) * 2003-03-17 2008-05-14 松下电器产业株式会社 半导体激光器装置及使用该激光器装置的光学拾取装置
KR100882301B1 (ko) * 2006-10-02 2009-02-10 미쓰미덴기가부시기가이샤 레이저 다이오드·드라이버 및 그것을 구비한 n파장 대응광 픽업
US7545708B2 (en) 2004-08-30 2009-06-09 Mitsumi Electric Co., Ltd. Objective lens holder for an objective lens driving device capable of thinning an optical pickup unit

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6693871B2 (en) 1999-09-27 2004-02-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Integrated unit, optical pickup, and optical recording medium drive device
US6496469B1 (en) 1999-09-27 2002-12-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Integrated unit, optical pickup, and optical recording medium drive device
US6810057B1 (en) 1999-11-25 2004-10-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device and optical pickup device
US6925045B2 (en) 2000-04-13 2005-08-02 Mitsumi Electric Co., Ltd. Optical pickup having two wavelength laser and simple structure
US7106682B2 (en) 2000-07-13 2006-09-12 Sharp Kabushiki Kaisha Optical pickup
US6868055B2 (en) 2000-07-13 2005-03-15 Sharp Kabushiki Kaisha Optical pickup
US6983005B2 (en) 2001-01-24 2006-01-03 Sharp Kabushiki Kaisha Holographic laser and optical pickup
CN100341212C (zh) * 2002-08-20 2007-10-03 松下电器产业株式会社 半导体激光装置
US7133431B2 (en) 2002-08-20 2006-11-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor laser device and method for fabricating the same
US7313061B2 (en) 2002-09-10 2007-12-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical pickup having a plurality of photodetectors divided into four regions used to obtain both focus and tracking error signals
US6919641B2 (en) 2002-09-25 2005-07-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device and method for fabricating the same
CN1333431C (zh) * 2002-09-27 2007-08-22 松下电器产业株式会社 半导体装置的制造方法
US6790692B2 (en) 2002-09-27 2004-09-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for fabricating semiconductor device
CN100388576C (zh) * 2003-03-17 2008-05-14 松下电器产业株式会社 半导体激光器装置及使用该激光器装置的光学拾取装置
US7045446B2 (en) 2003-05-07 2006-05-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device fabrication method
EP1630799A1 (en) 2004-08-27 2006-03-01 Mitsumi Electric Co., Ltd. Light-emission and reception module for optical pickup and optical pickup
EP1630794A2 (en) 2004-08-27 2006-03-01 Mitsumi Electric Co., Ltd. Optical pickup unit and optical disc drive having the same
EP1630797A2 (en) 2004-08-30 2006-03-01 Mitsumi Electric Co., Ltd. Objective lens driving device settled within a height limit of an optical pickup unit
EP1630797A3 (en) * 2004-08-30 2007-10-24 Mitsumi Electric Co., Ltd. Objective lens driving device settled within a height limit of an optical pickup unit
US7545708B2 (en) 2004-08-30 2009-06-09 Mitsumi Electric Co., Ltd. Objective lens holder for an objective lens driving device capable of thinning an optical pickup unit
KR100882301B1 (ko) * 2006-10-02 2009-02-10 미쓰미덴기가부시기가이샤 레이저 다이오드·드라이버 및 그것을 구비한 n파장 대응광 픽업
US7567600B2 (en) 2006-10-02 2009-07-28 Mitsumi Electric Co., Ltd. Laser diode driver and N-wavelength optical pickup including the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP3804231B2 (ja) 2006-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3804231B2 (ja) 光学ピックアップ
KR100438701B1 (ko) 호환형 광픽업 및 그 광축을 맞추기 위한 조정방법
US5784354A (en) Optical pickup device
KR20040022010A (ko) 2파장 광원 모듈을 채용한 광픽업
JP3979562B2 (ja) 光ピックアップ装置
KR100234261B1 (ko) 호환형 광픽업장치
JPH11185282A (ja) 光学ピックアップ及び光ディスク装置
JP2002288870A (ja) 光ピックアップ
JP3455675B2 (ja) 光ピックアップ装置
JPH11144284A (ja) 光学ピックアップ
JP2002092929A (ja) 光ピックアップ装置
KR100281880B1 (ko) 호환형광픽업장치
KR19980059971A (ko) 이종 광 디스크용 광 픽업장치.
KR100317278B1 (ko) 삼파장레이저다이오드모듈및그를이용한광픽업장치
KR100498481B1 (ko) 광픽업장치
JP2002304761A (ja) 光ピックアップ装置
KR20000066585A (ko) 광출력모듈 및 이를 채용한 호환형 광픽업장치
JPH10143908A (ja) 光ピックアップ装置
JP4073769B2 (ja) 光ピックアップ装置
KR100430363B1 (ko) 호환형 광 픽업장치
JPH10247338A (ja) 光ピックアップ装置
US6985421B2 (en) Optical device having a light emission unit emitting a light beam reflected by a light reflection unit to a substrate, and optical information recording apparatus using the same
JPH10112056A (ja) 光ピックアップ
KR100585065B1 (ko) 광출력모듈 및 이를 채용한 호환형 광픽업장치
KR100312708B1 (ko) 홀로그램모듈과시준렌즈일체형의광픽업장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050621

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060327

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060418

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060501

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees