JP2003200438A - ローラ製造装置 - Google Patents
ローラ製造装置Info
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Abstract
であっても、ロールに弾性体を被覆する場合に金型を使
用することができ、比較的厚い弾性体を被覆することが
できるローラ製造装置を提供する。 【解決手段】円筒金型と、前記円筒金型内に薄肉円筒体
とを設け、前記円筒金型の薄肉円筒体との間に高分子材
料を注入し、硬化形成するローラ製造装置は、前記薄肉
円筒体の内部に挿入され前記薄肉円筒体を内面から支持
すると共に、高分子材料の硬化形成後は引き抜く中子を
設け、前記中子は該中子の外周面に該中子の中心軸と平
行な溝を有し、該円筒体内面と部分接触する。
Description
関し、特に、電子写真式複写機等の定着装置に用いる定
着ローラ用の弾性体ロールの製造装置であって、トナー
画像を担持する支持体の表面にそのトナー画像を加熱定
着するための定着装置に用いられる弾性体ロールのロー
ラ製造装置に関するものである。
写真プロセスにより感光体上に形成されたトナー画像
を、転写器によって紙等の画像記録媒体に転写し、その
後、必要に応じて、転写したトナー画像を画像記録媒体
の表面に固定するための定着を行い、所望のコピーを得
る。
可塑性樹脂にカーボンブラックのような顔料が混合され
た0.1〜50ミクロン(μm)程度の微粒子であり、
電荷を受容して保持することができるので、感光体上の
静電潜像の現像剤として用いられて、トナー画像を形成
する。そして、転写器により、画像記録媒体(複写用
紙)上に転写されたトナー画像が、外力を受けた時に像
が移動しないように、当該画像記録媒体の用紙に定着さ
れる。このような定着方法としては、従来から、その代
表例として、加熱定着法,圧力定着法,溶剤定着法が知
られている。
を用いてトナーを溶かし込み、画像記録媒体の紙の繊維
中に浸透させる方法である。このような溶剤定着法で
は、臭気防止ないし衛生上の観点から溶剤を機外に排出
することができない。このため、その溶剤の排出防止の
対策を講じた構造とすると、その機械構造が大がかりな
ものになり、装置のコストが高価になる。
ナーに加えて、画像記録媒体上にトナーを付着させる方
法である。定着処理としては高速化が可能であるが、他
の定着法に比して定着性が悪く、しかも、圧力感応性ト
ナーはトナー自体の製法が複雑で、高価なものとなる欠
点を有している。
を溶融させ、画像記録体上に付着させる方法であり、特
別な問題点も少なく、現在において広く採用されてい
る。この加熱定着方法を用いる定着装置の例として、例
えば、ヒートロール方式の定着装置がある。
くとも一方のロールを加熱して、加圧を行う一対のロー
ルから構成され、ロールの間に一定圧を加えて、このロ
ール間に未定着トナー画像を転写した画像記録媒体を通
過させ、加熱と加圧による定着を行う。ヒートロール方
式の定着装置は、他の加熱定着装置に比して電力消費が
少なく、かつ、定着部における紙詰まりなどによる火災
の危険性が少ないという利点がある。
着ロール(加熱ロール)として、ポリテトラフルオルエ
チレン、HTVシリコーンゴム(High Tempe
rture Vulcanization Silic
one Rubber)ないしRTVシリコーンゴム
(Room Temperature Vulcani
zation Silicone Rubber)等の
耐熱離型性物質をロール表面にコーティングしたものが
使用され、他方の加圧ロールとしては、定着ロールと加
圧接触した場合、所定の接触幅(以下、ニップと称す
る)が形成されるように、耐熱弾性体の材料が用いら
れ、例えば、HTVシリコーンゴム、LTVシリコーン
ゴム(Low Temperature Vulcan
izationSilicone Rubber),R
TVシリコーンゴム、フッ素ゴム、EPDAゴム(Et
hylene Propylene Diene Ac
rylRubber)等が使用される。この場合に、耐
熱性、離型性、耐磨耗生、その他の機械的物性を考慮す
ると、シリコーンゴムが耐熱離型性物質としては最適で
ある。このため、広く使用されている。加圧ロールは、
金属製の芯体に前記の耐熱離型物質の弾性体材料を数m
m厚に被覆したものが用いられる。
トローラ方式の定着装置においては、定着ローラの表面
温度を室温から所定の設定温度まで上昇させるために必
要とされる時間(以下ウォームアップタイムと言う)
が、1〜10分という長い時間を必要としていた。この
ウォームアップタイムは、概略的にはロールの熱容量と
投入電力の関係で決定される。つまり、ロール熱容量が
小さくて、投入電力が大きければ、ウォームアップタイ
ムは短縮できる。しかしながら、ロール熱容量は剛性よ
り限界があり、また、投入電力は機械の消費電力からの
限界がある。
着専用に投入できる電力は300Wから1000W程度
であり、この投入可能電力の範囲でウォームアップを短
縮するには、定着ロールのロール熱容量を小さくするこ
とが効果的である。すなわち、ロール熱容量を小さくす
るためには、ロールコアの肉厚を減少することが最も効
果的である。従来における定着装置の定着ローラでは、
ロールコアにアルミニウムを用いる場合、ロールコアの
肉厚が2〜8mmとなっており、鉄系を用いる場合に
は、その肉厚が1〜5mmとなっている。このため、ロ
ールの製造上においてロール剛性が不足して製造できな
いという事態には至らなかった。
るべく短くすることが所望されており、具体的には、例
えば10〜30秒程度にすることが所望される。これ
は、省エネルギーのため、普段、使わない時は定着装置
へ電力を供給しないで、コピーを取る時だけ電力を供給
するという考え方からの要求である。
〜30秒程度にするためには、定着装置の定着ローラの
肉厚を、アルミニウムの場合は0.4〜2mm程度と
し、鉄系の場合には0.1〜1mm程度にすることが必
要となる。この程度の肉厚にすると、ロール剛性が不足
することになり、ロールの製造工程において、耐熱離型
物質の弾性体材料を所定の厚さに被覆する場合には、ロ
ールのへこみが生じ、歩留まりが悪くなるという問題が
ある。このため、従来においては、ほとんどが金型を使
用しない方法により、薄肉タイプの定着ローラが製造さ
れている。
ため、薄肉円筒体を用いる定着ローラでは、離型性能を
高めるために、0.02〜0.2mmの比較的薄膜のコ
ーティングを行っているが、これは、コーティングした
離型層が、断熱材として作用するため、ウォームアップ
タイムを短くするには、なるべく薄膜にした方が都合が
よいからである。
アとして、前述の耐熱離型性物質を表面にコーティング
する場合、金型を使用しない製造方法では、例えば、ポ
リテトラフルオルエチレンの粉体静電塗装や液状シリコ
ーンゴムのスプレーコーティング、ディッピングなど方
法によってコーティングするので、0.02〜0.2m
mのコーティング厚みでは、その被覆工程の作業を行っ
ても、コアが破壊するという問題は起こらなかった。
装置にも、当然ながらウォームアップタイムの短縮が望
まれるが、その場合、発明者らの研究成果によれば、カ
ラー複写機の定着ローラは、対向する加圧ローラとの間
でニップ域を形成する時に、定着ロール側が凹んでひず
みが発生する構成とすることにより、ロールからの用紙
の剥離性や画質が大幅に向上することが分かった。
層の厚みとして、比較的厚いものが必要になる。しか
し、離型性物質の厚み分として比較的厚くニップを形成
する時に、そのひずみが発生する厚さは、例えば、離型
層の形成過程で研磨工程があるものでは0.2mm以上
であり、また、離型層の研磨工程がないものでは0.5
mm以上である。このような厚みの離型層の形成する場
合、一般的には、金型を使用した被覆方法を用いる。
て、耐熱離型性物質を被覆する方法では、加工時に金型
の内部で発生する圧力に薄肉ローラコアの強度が耐えら
れず、コアがつぶれてしまうという問題がある。
めになされたものであり、本発明の目的は、ロールの肉
厚が薄く、機械的強度が弱いコアであっても、ロールに
弾性体を被覆する場合に金型を使用することができ、比
較的厚い弾性体を被覆することができるローラ製造装置
を提供することにある。
するため、本発明によるローラ製造装置は、円筒金型
と、前記円筒金型内に薄肉円筒体とを設け、前記円筒金
型の薄肉円筒体との間に高分子材料を注入し、硬化形成
するローラ製造装置において、前記薄肉円筒体の内部に
挿入され前記薄肉円筒体を内面から支持すると共に、高
分子材料の硬化形成後は引き抜く中子を設け、前記中子
は該中子の外周面に該中子の中心軸と平行な溝を有し、
該円筒体内面と部分接触することを特徴とするものであ
る。
は、高分子材料が硬化形成する際に発生する圧力に対し
て、薄肉円筒体を内面から支持するために用いられる。
薄肉円筒体の内部に挿入され、高分子材料の硬化形成後
は引き抜かれる中子は、外周面に当該中子自身の中心軸
と平行な溝を有し、円筒体内面と部分接触する。
円筒体の内部に挿入されて前記薄肉円筒体の内面を支持
するための中子であり、前記中子の外周面に、前記中子
自身の中心軸と平行な溝を有し、前記円筒体内面と部分
接触する。中子は、薄肉円筒体の外側の高分子材料の硬
化形成後は引き抜かれる。
においては、薄肉の円筒体が中子によって支持されるた
め、あたかも厚肉の高強度コアと同様に取り扱うことが
可能となり、金型を用いて高分子材料を薄肉円筒体の外
側に形成できる。
りロールを製造する場合は、ロールコアとして肉厚の薄
い薄肉円筒体を用いることが前提条件になる。従来の定
着ロールとして用いる円筒体は、設計上、両端部の外径
が、軸受としてベアリングを入れるため、中央部より小
径に加工されているのが一般的であったが、本発明のロ
ーラ製造装置で用いるローラは、肉厚の薄い薄肉円筒体
である。
記薄肉円筒体の内面を支持して外部からの圧力による変
形を防止する中子を挿入固定する。これにより、薄肉の
円筒体は中子によって支持されるため、あたかも厚肉の
高強度コアと同様に取り扱うことが可能となる。また、
この中子は、その全長が円筒体より長く、円筒体に挿入
固定されてセットされた時、ロール両端から中子の一部
が突出している状態であるものが好ましい。このため、
製造工程中にロールを移動したり、金型にセットしたり
するときにその突出部分をつかんだり、金型の軸心を円
筒体軸心に一致させるのに利用することができる。
するために、中子の外径は、ロール内径より10〜75
μm以上小さくすることが好ましく、例えば、20μm
以上の隙間を設ける。しかし、中子の外径がロール内径
より大幅に小さくなると、製造時に円筒コアの軸心と金
型の軸心が隙間の分だけずれたり、局部的に大きな圧力
が加わって変形する可能性があるので、離型性物質の偏
肉とロールの振れの原因となる。このため、中央値に対
しての偏肉とロールの振れの値は、中子の外径とロール
内径のすきまの大きさに等しくなるので、従来のロール
の仕様を満足するためには、その隙間の限界は150〜
200μm以下とする。この場合、望ましくは150μ
m以下とする。これ以上大きいと、定着動作時にロール
が振動したり、ニップ幅がロール1回転ごとに変動して
均一な定着性を保証できなかったり、紙しわが発生して
しまうことになる。
の差は、10〜200μmの範囲とし、好ましくは20
〜150μmの範囲とする。また、中子は、円筒体内面
の全域と接触する必要はなく、金型との圧力により円筒
体の変形が許容範囲以内であれば非接触領域を設けるこ
とができる。例えば、中子の外周面に溝を入れたりする
ことも可能である。そして、前記円筒体の外側に高分子
材料を形成した後、前記中子を前記円筒体より引き抜
く。中子の引き抜き時は、金型から取り出した後でもよ
いし、研磨工程があればその工程の後であってもよい。
てローラを製造するローラ製造方法を、電子複写機の定
着部の定着ローラの製造に適用した場合の具体的な実施
例を図1および図2を参照して説明する。図1は中子が
装着された薄肉パイプのローラに弾性体を被覆する定着
ローラの製造装置の断面図であり、また、図2は、本発
明による定着ローラの製造工程の流れを説明する製造工
程図である。
る薄肉パイプ、2は薄肉パイプの中子、3は中子を両端
を覆うキャップ、4は成型のための上金型、5は成型の
ための下金型、6は成型のための円筒金型、7は被覆さ
れる弾性体を形成するための液状弾性材料、8は射出
口、9はテーパー部、10は圧縮コイルバネである。
ては、スチール製パイプを引き抜き加工によって、内径
30mm、肉厚0.50mm、長さ380mmの寸法と
し、更に、センタレス研磨によって、肉厚0.2mmま
で薄肉化したパイプが用いられる。この薄肉パイプ1の
外側に、弾性材料のシリコンゴムを肉厚1.0mmとな
るように、射出成型法によって被覆する。
ず、薄肉パイプ1の中子2として、予め外径29.96
mm、長さ400mmの中実のステンレスシャフトを、
当該薄肉パイプ1の内部に装着する。
両端は、外径20mm、長さ30mmのフランジ部分を
有しており、このフランジ部分にキャップ3が嵌められ
る。中子2の外周面は、中心軸と平行に幅3mm、深さ
2mmの溝が等間隔に8本設けられており、薄肉パイプ
1に対して、中子2の挿入と引き抜きの作業性を容易に
する。この中子2の上端および下端のフランジ部分に更
にそれぞれキャップ3を嵌めた状態で、図1に示すよう
に、予め内壁に離型剤が塗布された円筒金型6の内部に
セットする。
れ、下部側のキャップ3は、下金型5に嵌合されて装着
される。下金型5の下部側にはテーパー部9が設けられ
ており、このテーパー部9に、射出装置(図示せず)に
接続された液状弾性材料7の射出口8が嵌挿される。そ
して、射出口8から下金型5のテーパー部9に、液状弾
性材料7として付加反応シリコーンゴムを注入する。ま
た、上金型4の側は、注入される液状弾性材料7の内部
圧力を50kg/cm2の一定圧に保つため、圧縮コイ
ルバネ10を介して締結される。
体を被覆したローラを製造するローラ製造方法につい
て、図2に示す製造工程図に基づいて説明する。
発材料として、薄肉パイプ1の金属コアから、脱脂工程
21により油脂分を除いた後、弾性体材料7との接着性
をよくするため、プライマー塗布工程22において、プ
ライマーを塗布する。次に、中子挿入工程23により、
薄肉パイプ1に中子2を挿入する。その際、中子2の両
端のフランジ部分にキャップ3を嵌める。
において、その内壁に離型剤が塗布され、次の組立て工
程12において、離型剤が塗布された円筒金型6の内部
に、薄肉パイプ1の内部に中子2が挿入されて当該中子
2の両端にキャップ3が嵌められた薄肉パイプ1が挿入
され、円筒金型6の上部および下部から上金型4および
下金型5がそれぞれ嵌められて、弾性体の被覆形成のた
めの製造装置に組み立てられる。
出口8を下金型5のテーパ部9に嵌挿し、液状弾性材料
7を下金型5および円筒金型6の内部のローラのコア間
に注入する。そして、次の硬化工程14において、円筒
金型6,上金型4および下金型5からなる製造装置が、
120℃の恒温槽に2時間入れられ、シリコーンゴムの
硬化が行われる。そして、次の離型工程15において、
円筒金型6,上金型4および下金型5の型枠が離され
て、次の乾燥工程16において、更に、熱処理されて乾
燥される。そして、仕上げ工程17において、仕上げ成
型された後、中子引き抜き工程18において、最終的
に、薄肉パイプ1から中子2を引き抜いて弾性体ロール
が完成する。
薄肉パイプと中子は、実施例1と同じものを用い、HT
Vシリコーンゴムを圧縮成型法によって製造する場合に
ついて説明する。
にプライマーを塗布する。そしてパイプ表面に帯状のH
TVシリコーンゴム・コンパウンドを適当量巻付け、最
終仕上げロール径より1.0mm大きい直径34mmの
内径を有する2つ割り金型の内部にこれを装填し、加熱
圧縮成型する。この時の加硫条件は、プレス圧が200
kg/cm2、プレス温度が170℃、プレス時間が1
5分、2次加硫温度が200℃、2次加硫時間が4時間
の加熱処理である。
ロールを取り出して、その後、中子を取り出す。そし
て、ロール端部あるいは金型あわせ面の部分に生じた
“ばり”を除去し、最終的に仕上げのロール径が32m
mになるまで精研磨加工する。
として用いた定着装置の定着性能を確認するため、上述
した2つの実施例によって、作製された2種類のロール
を定着ロールして用い、加圧ロールとして、外径31m
mのスチール製の中実シャフトに、シリコーンゴムを肉
厚2.0mmで被覆された外径35mmのロールを用
い、加圧ロールと定着ロールに対して、荷重が30kg
となるように、ばね定数2.5kg/mmの引張りコイ
ルスプリングにより当接させて、周速80mm/sec
にて回転させるようにした定着装置を構成した。また、
この場合の定着ロールには、離型剤としてジメチルシリ
コーンオイルが供給されるようにした。
た。この定着装置を、富士ゼロックス(株)社製のカラ
ー複写機「A Color 635」に装備し、トナー
で現像された未定着トナー画像を有する画像記録体を5
枚/分の割合で連続通紙した。その結果、2種類の定着
ロールとも全てのコピーは完全に定着されており、ロー
ルが振動したり、紙しわが発生したりしなかった。
ル径の“ばらつき”と回転時におけるロールの“振れ”
について実験を行った。この結果、射出成型法のロール
は、0.1mmのロール振れであり、この振れによるニ
ップ幅の変動は±0.2mm以下の変化があるが、紙
皺、装置の振動、紙の送行性に影響はないことが判明し
た。圧縮成型法のロールは、研磨工程があるためロール
振れは、0.05mm以内となっており、この影響は全
くないことが判明した。シリコーンゴムの偏肉も0.1
mm以内であり、紙皺、紙の送行性に影響はないことが
判明した。
定着ロールとして使用されるだけではなく、同加圧ロー
ル、あるいは、用紙搬送ロール、その他の弾性体ロール
としても使用され得るものである。また、被覆層が単層
のみならず、複数層例えば2層のシリコーンゴムやフッ
素ゴムとシリコーンゴム、PFAチューブとシリコーン
ゴムなどの構成のロール製造法にも適用できる。
に弾性体を被覆する定着ローラの製造装置の断面図、
流れを説明する製造工程図である。
Claims (2)
- 【請求項1】円筒金型と、前記円筒金型内に薄肉円筒体
とを設け、 前記円筒金型の薄肉円筒体との間に高分子材料を注入
し、硬化形成するローラ製造装置において、 前記薄肉円筒体の内部に挿入され前記薄肉円筒体を内面
から支持すると共に、高分子材料の硬化形成後は引き抜
く中子を設け、 前記中子は該中子の外周面に該中子の中心軸と平行な溝
を有し、該円筒体内面と部分接触することを特徴とする
ローラ製造装置 - 【請求項2】2つ割り金型と、ロールのコアとする薄肉
円筒体の内部に挿入して前記薄肉円筒体の内面を支持す
る中子により構成させるローラ製造装置であって、 前記中子が、前記中子の外周面に、前記中子自身の中心
軸と平行な溝を有し、前記円筒体内面と部分接触するこ
とを特徴とするローラ製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002334177A JP3918720B2 (ja) | 2002-11-18 | 2002-11-18 | ローラ製造装置 |
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---|---|---|---|
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP10484296A Division JP3454012B2 (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | ローラ製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003200438A true JP2003200438A (ja) | 2003-07-15 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3918720B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1500575A2 (en) | 2003-07-23 | 2005-01-26 | Nissan Motor Company, Limited | Vehicle steering system |
JP2007147909A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 円筒状薄膜弾性体の製造方法 |
-
2002
- 2002-11-18 JP JP2002334177A patent/JP3918720B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP1500575A2 (en) | 2003-07-23 | 2005-01-26 | Nissan Motor Company, Limited | Vehicle steering system |
JP2007147909A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 円筒状薄膜弾性体の製造方法 |
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