JP4705440B2 - 定着ベルト、定着装置および画像形成装置 - Google Patents

定着ベルト、定着装置および画像形成装置 Download PDF

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本発明は、記録媒体上に形成担持された未定着トナー像を加熱定着させる無端状の定着ベルト、定着装置および画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置には、記録媒体上に形成担持された未定着トナー像を加熱・加圧して定着させる定着装置を備えている。定着装置として、従来より、加熱ローラと加圧ローラ間の定着ニップ部に、未定着トナー像が形成担持された用紙などの記録媒体を挟持搬送させて前記未定着トナー像を記録媒体上に加熱・加圧して定着させる、いわゆる熱ローラ方式の定着装置が広く用いられている。
ところで、近年、前記熱ローラ方式の定着装置に対してウォームアップ時間短縮、消費電力の低減を目的として、無端状の定着ベルトで加熱定着を行う、いわゆるベルト定着方式の定着装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ベルト定着方式の定着装置は、無端状の定着ベルトを複数のローラ間に張架し、ローラの回転駆動により定着ベルトを回動させ、定着ベルトと加圧ローラ間の定着ニップ部に未定着トナー像が形成担持された記録媒体を挟持搬送させて、加熱体で加熱された定着ベルトにより前記未定着トナー像を記録媒体上に加熱・加圧して定着するものである。
特開平9−90787号公報
ところで、前記特許文献1のようなベルト定着方式の定着装置に用いられる定着ベルトは、その両端面を所定の幅に切断する工程等でこの両端面に無数の微小な切り欠き痕が生じている。また、この定着ベルトには、定着ローラと加熱ローラ間に張架されることによって常に張力が作用しており、さらに、定着ローラの回転駆動による定着ベルトの回動開始に、定着ベルトに対してその回動方向に引き伸ばすような力が作用する。
このように、定着ベルトは常に負荷(ストレス)を受けているので、長期の使用に伴って前記した両端面の微小な切り欠き痕から破断(亀裂)が生じて、定着不良が発生する虞がある。
また、前記特許文献1の定着装置に用いられる定着ベルトは、その両端部の内周面に弾性を有するリブを接着しているが、このリブは定着ベルトの片寄りを防止するためのものであり、定着ベルトの両端部の補強を目的としたものではない。このため、定着ベルトの両端部の内周面に接着されたリブだけでは定着ベルトの両端部の補強は不十分であり、長期の使用に伴って前記した両端面の微小な切り欠き痕から破断が生じる場合がある。
そこで、本発明は、長期の使用においても端部からの破断発生を防止することができる定着ベルト、定着装置、画像形成装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、複数のローラ間に張架され、前記複数のローラのうちの駆動源が連結された少なくとも1本のローラによる回転駆動により回動し、その表面と加圧ローラとの間に形成される定着ニップ部にて、シート状の記録媒体上に担持された未定着のトナー像を加熱・加圧して定着させる無端状の定着ベルトにおいて、前記定着ベルトの幅方向の両端部の外周側表面に、その周方向に沿って可撓性を有する所定の厚さの第1の弾性体をそれぞれ設けると共に、前記定着ベルトの幅方向の両端部の内周側表面に、その周方向に沿って可撓性を有する所定の厚さの第2の弾性体をそれぞれ設け、前記第1の弾性体および前記第2の弾性体の各外側端部に、前記定着ベルトの端面を覆う弾性体外側端部を一体に形成して、前記第1の弾性体および前記第2の弾性体を一体構成としたことを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、前記定着ベルトはベルト基体上に所定の厚さの弾性層を有し、前記第1の弾性体および前記第2の弾性体を、同じ弾性材料によって形成したことを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、前記第1の弾性体および前記第2の弾性体を、前記定着ベルトの幅方向の両端部の外周側表面および内周側表面にシリコーン系接着剤により接着したことを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、前記第1の弾性体の外表面の周囲に、前記定着ベルトの幅方向に沿って形成した溝部を所定間隔で複数設けたことを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、隣接する前記溝部間の間隔をP(mm)、前記溝部の前記第1の弾性体の周方向に沿った溝幅をF(mm)としたときに、10(mm)≧P≧Fの関係を満足するように前記溝部を形成したことを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明は、前記溝部の断面形状が略円弧状に形成されていることを特徴としている。
また、請求項に記載の発明は、前記弾性体外側端部の表面全体にシリコーン系接着剤を塗布したことを特徴としている。
また、請求項に記載の発明に係る定着装置は、請求項1乃至のいずれか一項に記載の定着ベルトと、前記定着ベルトの外表面に圧接して定着ニップ部を形成する加圧ローラと、前記定着ベルトを加熱する加熱手段と、を備えたことを特徴としている。
また、請求項に記載の発明に係る画像形成装置は、シート状の記録媒体上に未定着トナー像を形成担持させる画像形成部と、前記画像形成部で記録媒体上に形成担持された未定着トナー像を定着させる請求項に記載の定着装置と、を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、定着ベルトの幅方向の両端部の外周側表面および内周側表面に、可撓性を有する第1の弾性体および第2の弾性体をそれぞれ設けたことにより、定着ベルトの両端部の補強を良好に行うことが可能となり、長期の使用においても定着ベルトの両端面から破断が発生することを抑制することができる。更に、第1の弾性体および第2の弾性体の各外側端部と一体に形成した弾性体外側端部で、定着ベルトの端面も同時に覆ったことにより、定着ベルトの端部の補強機能をより高めることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、第1の弾性体および第2の弾性体を、同じ弾性材料によって形成したことにより、定着ベルトが加熱されたときに両者の熱膨張率が同じなので、定着ベルトの端部から第1の弾性体および第2の弾性体が熱膨張率の違いによって剥離することを防止することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、シリコーン系接着剤は耐熱性に優れているので、加熱される定着ベルトの両端部の両面に第1の弾性体および第2の弾性体を良好に接着することができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、第1の弾性体の外表面の周囲に定着ベルトの幅方向に沿って所定間隔で溝部を設けることにより、第1の弾性体の可撓性をより高めることができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、10(mm)≧P≧Fの関係を満足するように隣接する溝部間の間隔と溝幅を規定することにより、第1の弾性体の可撓性をより良好なものとすることができる。
また、請求項6に記載の発明によれば、溝部の断面形状を略円弧状に形成したことにより、この溝部の一部に応力が集中することを防止して、溝部に破断が発生することを防止することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、塗布したシリコーン系接着剤により、弾性体外側端部および定着ベルトの端部の補強機能を高めることができる。
また、請求項に記載の定着装置によれば、長期の使用においても定着ベルトの端部の破断を防止することができるので、長期にわたって良好な定着動作が可能となる。
また、請求項に記載の画像形成装置によれば、長期の使用においても定着ベルトの端部の破断を防止することができるので、長期にわたって定着不良のない良好な画像を得ることができる。
以下、本発明を図示の参考例と実施形態に基づいて説明する。
参考例1〉
図1は、本発明の参考例1及び後述する参考例2、実施形態1、2に係る定着装置を備えた画像形成装置の要部を示す概略構成図である。図1に示すように、この画像形成装置(例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリなど)1は、像担持体としての感光体ドラム2と、感光体ドラム2の表面を帯電する帯電ローラ3と、帯電された感光体ドラム2の表面をレーザ光により露光Lして静電潜像を形成する露光装置(書込み装置)4と、感光体ドラム2の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させて可視像化する現像装置5と、感光体ドラム2の表面に形成されたトナー像を記録媒体としての記録紙Sに転写させる転写ローラ6と、記録紙S上に転写されたトナー像を加熱・加圧して定着させる定着装置7と、感光体ドラム2の表面に残留する転写残トナーをクリーニングするクリーニング装置8と、を主構成部材として備えている。この画像形成装置1は、前記した感光体ドラム2、帯電ローラ3、露光装置4、現像装置5、転写ローラ6によって画像形成部が構成されている。
この画像形成装置1による画像形成動作時には、まず、帯電電圧が印加された帯電ローラ3により、矢印A方向に回転している感光体ドラム2の表面を均一に帯電する。そして、露光装置4からのレーザ光による露光Lによって、入力した画像情報に対応する静電潜像を感光体ドラム2の表面に形成する。そして、現像装置5の現像ローラ5aにより前記静電潜像にトナーを付着させてトナー像として可視像化した後、所定のタイミングで感光体ドラム2と転写ローラ6間の転写部位に搬送される記録紙S上に、転写バイアスが印加された転写ローラ6により前記トナー像を転写する。
トナー像が転写された記録紙Sは、搬送ベルト9とガイド部材10を介して定着装置7の定着ベルト11と加圧ローラ12間の定着ニップ部Nに搬送される。そして、この定着ニップ部Nで未定着トナー像が形成担持された記録紙Sを挟持搬送して、加熱ローラ13で加熱された定着ベルト11により前記未定着トナー像を記録紙S上に加熱・加圧して定着した後、外部に排出される。なお、トナー像転写後の感光体ドラム2の表面に残留している転写残トナー等はクリーニング装置8によりクリーニングされる。
次に、定着装置7の構成について説明する。図2は、本参考例及び後述する参考例2、実施形態1、2に係る定着装置を示す概略構成図である。
図2に示すように、この定着装置7は、加圧ローラ12と、加熱ローラ13と、定着ローラ14と、加熱ローラ13と定着ローラ14間に張架された無端状の定着ベルト11と、を主構成部材として備えている。
加圧ローラ12は、表面に弾性層12aを有しており、定着ベルト11を介して定着ローラ14に圧接して定着ニップ部Nを形成している。また、定着ベルト11の回動によって従動回転する加熱ローラ13は、アルミニウム等の熱伝導性が良好な中空状の薄肉ローラで形成されており、その内部に、定着ベルト11を所定温度に加熱するためのハロゲンランプ等の加熱体15が設けられている。定着ローラ14は、表面に弾性層14aを有しており、モータ(不図示)の駆動によって回転駆動される。なお、定着ベルト11には、テンションローラ(不図示)の押圧によって所定の張力が付与されている。
定着装置7による定着動作時には、加熱体15への通電によってこの加熱体15を発熱させ、加熱ローラ13を介して定着ベルト11を所定温度(例えば、160℃程度)に加熱する。そして、モータ(不図示)の駆動によって定着ローラ14を矢印B方向に回転駆動し、この駆動ローラとしての定着ローラ14と従動ローラとしての加熱ローラ13間に張架された定着ベルト11を回動させる。そして、未定着のトナー像16が転写された記録紙Sが、ガイド部材10によって定着ベルト11と加圧ローラ12間の定着ニップ部Nに搬送され、この定着ニップ部Nで記録紙Sが挟持搬送されることにより、トナー像16が記録紙S上に加熱・加圧されて定着される。
次に、定着ベルト11の構成について説明する。図3は、本参考例に係る定着ベルトを示す斜視図、図4は、この定着ベルトを示す縦断面図である。
図3、図4に示すように、この定着ベルト11は、無端円筒状のベルト基体20と、このベルト基体20上に形成された弾性層21と、この弾性層21上に形成された表面層22とで構成されている。そして、この定着ベルト11の両端部の外周面には、その周方向に沿って可撓性を有する外周側弾性体23がそれぞれ接着されており、更に、定着ベルト11の両端部の内周面にはその周方向に沿って可撓性を有する内周側弾性体24がそれぞれ接着されている。なお、この定着ベルト11の内側に加熱ローラ13および定着ローラ14(図2参照)を配置して張架することにより、図2に示すような無端ベルト状の定着ベルト11が得られる。
ベルト基体20は、厚さ約100μmのポリイミド等の耐熱性を有する樹脂材で形成されており、弾性層21は、厚さ100〜300μmのシリコンゴム等の耐熱性ゴム材で形成されており、また、表面層22は、厚さ10〜20μmのPTFE、FEP、PFA等のフッ素系樹脂材で形成されている。外周側弾性体23と内周側弾性体24は、厚さ1.5〜3.5mm程度、幅4mm程度のシリコンゴム等の耐熱性ゴム材で形成されている。
定着ベルト11の両端部の外周面に沿って接着した一対の外周側弾性体23は、定着ベルト11の両端部の外周面の補強を行うための部材であり、定着ベルト11の両端部の内周面に沿って接着した一対の内周側弾性体24は、定着ベルト11の回動時における寄り止め防止ガイド(片寄り防止ガイド)、および定着ベルト11の両端部の内周面の補強を行うための部材である。
なお、定着ベルト11の両端部の外周面にそれぞれ接着した外周側弾性体23は、定着ベルト11と加圧ローラ12間の定着ニップ部Nに搬送される記録紙Sの最大幅サイズよりも外側に位置し、定着ベルト11の両端部の内周面にそれぞれ接着した内周側弾性体24は、加熱ローラ13および定着ローラ14の両端部の外側に位置している。
次に、前記外周側弾性体23および内周側弾性体24を両端部の両面にそれぞれ接着した定着ベルト11の製造方法の一例を、図5(a)〜(d)を参照して説明する。
まず、ポリイミド樹脂を主原料としたワニスを、内径60mmの円筒形金型(不図示)に流し込み、周知の遠心成形方法により加熱、回転することによって、外径60mm、厚さ約100μm、軸線方向の長さ約400mmの円筒状のポリイミドベルトからなるベルト基体20を形成する(図5(a)参照)。
そして、このベルト基体20の両端開口部に、円筒形状を保持するためのアルミニウム製の円筒部材(不図示)をそれぞれ挿入し、これらの円筒部材とともにベルト基体20を円周方向に回転させながら、シランカップリング材を主成分とするプライマをベルト基体20の外周面に均一にスプレー塗布して乾燥させる。そして、この塗布されたプライマ上に液状の低温加硫型シリコーンゴムを、前記プライマの塗布と同様の方法でベルト基体20の外周面に均一にスプレー塗布し、加熱により加硫接着させ、このベルト基体20の外周面に厚さ150μmのシリコンゴムからなる弾性層21を形成する(図5(b)参照)。
そして、弾性層21の形成と同様の方法でこの弾性層21上にフッ素系樹脂材を均一にスプレー塗布し、加熱して厚さ15μmのフッ素系樹脂からなる表面層22を形成することにより、定着ベルト11が作製される(図5(c)参照)。
なお、前記した遠心成形法では、ベルト基体20の両端部が開口していることにより、この両端部付近での厚みが不均一になりやすく、更に、弾性層21および表面層22の一部が、ベルト基体20の両端部から内周面側に付着する。そのため、前記表面層22の形成後にベルト基体20を回転させながらベルト基体20の両端部にカット刃(不図示)を押し当て、所定の長さ(本実施形態では、幅方向長さ315mm)に切断する。
そして、シリコーンゴムを主原料として、所定形状に形成された金型(不図示)を用いて周知のプレス加硫方法により、所定の幅と厚さを有するリング状の可撓性を有する外周側弾性体23および内周側弾性体24を作製して、この外周側弾性体23の内周面および内周側弾性体24の外周面にそれぞれオキシム型常温硬化シリコーン接着剤を一定量塗布した後に、定着ベルト11(表面層22)の両端部の外周面に外周側弾性体23をそれぞれ挿入して接着すると共に、定着ベルト11(ベルト基体20)の両端部の内周面に内周側弾性体24を挿入して接着し、所定時間放置して硬化させることにより、外周側弾性体23および内周側弾性体24を両端部の両面にそれぞれ接着した定着ベルト11を得た(図5(d)参照)。
なお、外周側弾性体23および内周側弾性体24は、前記定着ベルト11の外径寸法及び内径寸法に応じて形成されており、外周側弾性体23の寸法は、本参考例では外径61.5mm、厚さ1.5mm、幅4.0mmとし、内周側弾性体24の寸法は、本参考例では外径60.0mm、厚さ1.5mm、幅4.0mmとした。
次に、前記した本参考例に係る定着ベルト11の両端部の外周面、内周面にそれぞれ接着した外周側弾性体23および内周側弾性体24による効果について、評価を行った。なお、参考例1における評価、および後記する参考例2、実施形態1、2における各評価は、図2に示した定着装置7の定着ベルト11と加圧ローラ12間の定着ニップ部Nでの加圧力を20kgf、定着ニップ部Nの通過直前での定着ベルト11の表面温度を160℃とし、この定着装置11を周知の電子写真方式の複写機等の画像形成装置に組み込み、A4横サイズの記録紙を連続通紙して画像出力したときのものである。
(評価1a)
評価1aでは、前記参考例1のように定着ベルト11の両端部の外周面、内周面に外周側弾性体23および内周側弾性体24をそれぞれ接着した場合と、比較例として定着ベルトの両端部の内周面にのみ内周側弾性体を接着した場合において、定着ベルト11の端部に破断(亀裂)が発生するまでの通紙枚数を調べた。なお、この評価での外周側弾性体23および内周側弾性体24(図4参照)の各厚さT1,T2は1.5mm、幅Lは4.0mmである。表1にこの評価結果を示す。
この評価結果から明らかなように、定着ベルトの両端部の内周面にのみ内周側弾性体を接着した比較例の場合は、通紙枚数が約169000(169k)枚に達したときに、定着ベルト11の端部からその幅方向に破断が発生したが、定着ベルト11の両端部の外周面、内周面に外周側弾性体23および内周側弾性体24をそれぞれ接着した実施形態1の場合は、通紙枚数が約207000(207k)枚に達したときに、定着ベルト11の端部からその幅方向に破断が発生した。
このように、参考例1によれば、定着ベルト11の両端部の外周面、内周面に外周側弾性体23および内周側弾性体24をそれぞれ接着したことにより、定着ベルト11の両端部の外周面、内周面の両面を保護して補強することができるので、定着ベルト11の両端部の内周面にのみ内周側弾性体23を接着する場合に比べて定着ベルトの両端部の耐破断性を大幅に高めることができる。
(評価1b)
評価1bでは、前記参考例1に係る定着ベルト11の両端部の外周面、内周面にそれぞれ接着した外周側弾性体23および内周側弾性体24の厚さを変えた場合において、定着ベルト11の端部に破断が発生するまでの通紙枚数を調べた。なお、外周側弾性体23および内周側弾性体24の厚みを変えた場合でも両者の厚さは同じに設定した。表2にこの評価結果を示す。
この評価結果から明らかなように、定着ベルト11の両端部の外周面、内周面にそれぞれ接着した外周側弾性体23および内周側弾性体24の厚さが1.5mm以上あれば、定着ベルト11の両端部の破断防止機能が十分なものとなり、かつ内周側弾性体24による寄り止めガイドとしての機能も十分に確保することができる。なお、この表2には記載していないが、外周側弾性体23および内周側弾性体24の厚さが0.5mm、0.8mmの場合は、内周側弾性体24の寄り止めガイドとしての機能が不十分であった。
参考例2〉
参考例では、図6に示すように、定着ベルト11を構成するベルト基体20の両端部の外周面に接着した外周側弾性体23の表面に、断面形状が円弧状の溝部23aを定着ベルト11の幅方向に沿って形成した。この溝部23aは、外周側弾性体23の周方向に等間隔で複数形成されている。なお、溝部23aを有するリング状の外周側弾性体23は、例えば、この溝部23aに対応した形状の金型を用いて、周知のプレス加硫方法によって作製することができる。定着ベルト11の両端部の内周面には、前記参考例1と同様に内周側弾性体24が接着されている。
次に、参考例2に係る定着ベルト11の両端部の外周面に接着した外周側弾性体23に設けた断面形状が円弧状の溝部23aによる効果について、評価を行った。
(評価2a)
評価2aでは、外周側弾性体23の表面に形成した断面形状が円弧状の溝部23a(図6参照)のR(半径)を変えた場合において、定着ベルト11の端部に破断が発生するまでの通紙枚数を調べた。
この評価2aにおいては、外周側弾性体23の溝部23aでの厚さTを1.5mm、隣接する溝部23aとの間隔Pを10mmとした。なお、外周側弾性体23の厚さ(溝部23a以外の部分)は2.5mmである。定着ベルト11の両端部の内周面には、前記した厚さ1.5mmの内周側弾性体24(図6参照)を接着している。また、評価2aにおける比較例の定着ベルトとして、外周側弾性体の表面にV形状の溝部を形成したものを用意した。表3にこの評価結果を示す。
この評価結果から明らかなように、外周側弾性体23に断面形状が円弧状の溝部23aを形成することによって、外周側弾性体23の可撓性がより高まるので、定着ベルト11のよりスムーズな回動が可能となり、特に、溝部23aのR(半径)が1.0mmの場合には、外周側弾性体23の可撓性の向上と、定着ベルト11の両端部の破断防止機能をより高めることができる。一方、外周側弾性体の表面にV形状の溝部を形成した比較例の定着ベルトでは、通紙枚数が約146000(146k)枚に達したときに、このV形状の溝部の谷部を起点にして外周側弾性体に破断が発生した。
(評価2b)
評価2bでは、定着ベルト11の両端部の外周面に接着した外周側弾性体23の表面に設けた断面形状が円弧状の各溝部23a(図6参照)の間隔Pを変えた場合において、定着ベルト11の端部に破断が発生するまでの通紙枚数を調べた。なお、この評価2bにおいては、外周側弾性体23の溝部23aでの厚さTを1.5mm、各溝部23aのR(半径)を1.0mmとした。なお、外周側弾性体23の厚さ(溝部23a以外の部分)は2.5mmである。また、各溝部23aの間隔Pを溝部23aの周方向の幅Fより大きく設定している(P≧F)。定着ベルト11の両端部の内周面には、前記した厚さ1.5mmの内周側弾性体24(図6参照)を接着している。表4にこの評価結果を示す。
この評価結果から明らかなように、各溝部23aの間隔Pを10.0mm以下、即ち、10(mm)≧P≧Fとした場合において、外周側弾性体23の可撓性の向上と、定着ベルト11の両端部の破断防止機能をより高めることができる。
〈実施形態
図7は、本実施形態に係る定着ベルトを示す概略縦断面図である。図7に示すように、本実施形態では、無端状の定着ベルト11の両端部に、断面形状がコ字状で外観がリング状に成形された弾性体30の内側に形成した断面形状が凹状の開口部30aをそれぞれ挿入して接着した構成である。
前記リング状の弾性体30には、断面形状が凹状の開口部30aを間にしてその外周側と内周側に弾性体外周部30bと弾性体内周部30cをそれぞれ有し、弾性体外周部30bと弾性体内周部30cの端部には、定着ベルト11の端面を覆う弾性体外側端部30dが一体に形成されている。本実施形態では、参考例1,2における外周側弾性体、内周側弾性体が、それぞれ弾性体外周部30bと弾性体内周部30cに相当する。また、弾性体外周部30bの表面には、図6に示した参考例2と同様に、断面形状が円弧状の溝部30eが定着ベルト11の幅方向に沿って形成されている。この溝部30eは、弾性体外周部30aの周方向に等間隔で複数形成されている。
次に、前記弾性体30を両端部に有する実施形態に係る定着ベルト11の製造方法について説明する。
定着ベルト11を構成するベルト基体20の形成、およびベルト基体20上への弾性層21と表面層22の形成は、参考例1で述べた製造工程(図5(a)〜(c)参照)と同様であり、本実施形態では、重複する説明は省略する。
そして、シリコーンゴムを主原料として、所定形状に形成された金型(不図示)を用いて周知のプレス加硫方法により、前記した開口部30aを有するリング状の弾性体30(図7参照)を作製し、この弾性体30の開口部30aの表面にオキシム型常温硬化シリコーン接着剤を一定量塗布した後に、定着ベルト11の両端部に弾性体30の開口部30aをそれぞれ挿入して、所定時間放置して硬化させることにより、弾性体30を両端部にそれぞれ接着した本実施形態に係る定着ベルト11(図7参照)を得た。
次に、前記弾性体30を両端部に備えた実施形態係る定着ベルト11による効果について、評価を行った。
(評価3a)
評価3aでは、実施形態のように前記弾性体30の開口部30aを定着ベルト11の両端部に挿入して接着した場合(図7参照)と、比較例として前記参考例2(図6参照)のように、定着ベルト11の両端部の外周面、内周面にそれぞれ別体で形成された外周側弾性体23および内周側弾性体24をそれぞれ接着した場合において、定着ベルト11の端部に破断が発生するまでの通紙枚数を調べた。表5にこの評価結果を示す。
なお、この評価においては、図7に示した実施形態に係る弾性体30の幅L1を5mm、開口部30aの奥行きL2を4.0mm、弾性体外側端部30dの幅L3を1.0mm、弾性体30の厚さ(溝部30e以外の部分)Dを3.3mm、開口部30aの隙間幅D1を0.3mm、弾性体外周部30bの厚さ(溝部30e以外の部分)D2を1.5mm、弾性体内周部30cの厚さD3を1.5mm、溝部30eのR(半径)を1.0mmとした。また、比較例として用いた別体構成の外周側弾性体(溝部を含む)および内周側弾性体の各寸法は、前記弾性体外周部30bおよび弾性体内周部30cの寸法と同様である。
この評価結果から明らかなように、定着ベルト11の両端部に弾性体30の開口部30aを挿入し、弾性体外側端部30dで定着ベルト11の端面を覆って接着する実施形態の方が、定着ベルト11の端部からその幅方向に破断が発生までの通紙枚数が多く、定着ベルト11の端部の破損防止機能をより高めることができる。
(評価3b)
評価3bでは、定着ベルト11の端部が挿入される弾性体30の開口部30aの奥行きL2(図7参照)の寸法を変えた場合、即ち、弾性体外側端部30dの幅L3の寸法を変えた場合において、定着ベルト11の端部に破断が発生するまでの通紙枚数を調べた。なお、弾性体30の幅L1は一定(5mm)なので、弾性体30の開口部30aの奥行きL2を変えると、弾性体外側端部30dの幅L3も変わる。弾性体30の開口部30aの奥行きL2(弾性体外側端部30dの幅L3)の寸法を変化させた以外は、弾性体30の各寸法は前記評価3aの場合と同様である。表6にこの評価結果を示す。
この評価結果から明らかなように、弾性体30の開口部30aの奥行きL2が3.5〜4.5mmの場合は、弾性体30の開口部30aに挿入して接着される定着ベルト11の端部との接着状態がより良好で、かつ定着ベルト11の端部の破損防止機能をより高めることができる。なお、弾性体30の開口部30aの奥行きL2を4.5mm以上にすると、弾性体外側端部30dの幅L3が0.5mm以下と狭くなって、定着ベルト11の端部の破損防止機能が低下する虞があるので、弾性体外側端部30dの幅L3が0.5mm以上となるように、弾性体30の開口部30aの奥行きL2の寸法を設定する。
〈実施形態
図8は、本実施形態に係る定着ベルトを示す概略縦断面図である。なお、実施形態と同一部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。図8に示すように、本実施形態では、無端状の定着ベルト11の両端部に、実施形態と同様に断面形状がコ字状で外観がリング状に形成された弾性体30の凹状の開口部30aをそれぞれ挿入して接着し、更に、この弾性体30の弾性体外側端部30dの外表面全体に接着剤31を均一に所定の厚さで塗布し、常温で硬化させた構成である。接着剤31として、本実施形態ではオキシム型常温硬化シリコーン接着剤を用いた。他の構成は実施形態と同様である。
次に、弾性体外側端部30dの外表面に接着剤31を塗布した前記弾性体30を両端部に設けた実施形態係る定着ベルト11による効果について、評価を行った。
(評価4)
評価4では、実施形態のように定着ベルト11の両端部に設けた弾性体30の弾性体外側端部30dの外表面に接着剤31を塗布し、硬化させた場合と、この弾性体30の弾性体外側端部30dの外表面に接着剤を塗布しない場合において、定着ベルト11の端部に破断が発生するまでの通紙枚数を調べた。なお、弾性体30の各寸法は、前記実施形態の評価3aの場合と同様である。表7にこの評価結果を示す。
この評価結果から明らかなように、弾性体30の弾性体外側端部30dの外表面に接着剤を塗布し、硬化させることにより、弾性体外側端部30dが補強され、定着ベルト11の端部の破損防止機能をより高めることができる。
本発明の参考例1、2及び実施形態1、2に係る定着装置を備えた画像形成装置を示す概略図。 本発明の参考例1、2及び実施形態1、2に係る定着ベルトを備えた定着装置を示す概略図。 本発明の参考例1に係る定着ベルトを示す斜視図。 本発明の参考例1に係る定着ベルトを示す縦断面図。 本発明の参考例1に係る定着ベルトの製造方法を示す図。 本発明の参考例2に係る定着ベルトの側面の一部を示す図。 本発明の実施形態に係る定着ベルトを示す縦断面図。 本発明の実施形態に係る定着ベルトを示す縦断面図。
符号の説明
1 画像形成装置
2 感光体ドラム
3 帯電ローラ
4 露光装置
5 現像器
5a 現像ローラ
6 転写ローラ
7 定着装置
11 定着ベルト
12 加圧ローラ
13 加熱ローラ
14 定着ローラ
20 ベルト基体
21 弾性層
22 表面層
23 外周側弾性体
24 内周側弾性体
23a 溝部
30 弾性体
30a 開口部
30b 弾性体外周部
30c 弾性体内周部
30d 弾性体外側端部
30e 溝部
31 シリコーン系接着剤

Claims (9)

  1. 複数のローラ間に張架され、前記複数のローラのうちの駆動源が連結された少なくとも1本のローラによる回転駆動により回動し、その表面と加圧ローラとの間に形成される定着ニップ部にて、シート状の記録媒体上に担持された未定着のトナー像を加熱・加圧して定着させる無端状の定着ベルトにおいて、
    前記定着ベルトの幅方向の両端部の外周側表面に、その周方向に沿って可撓性を有する所定の厚さの第1の弾性体をそれぞれ設けると共に、前記定着ベルトの幅方向の両端部の内周側表面に、その周方向に沿って可撓性を有する所定の厚さの第2の弾性体をそれぞれ設け
    前記第1の弾性体および前記第2の弾性体の各外側端部に、前記定着ベルトの端面を覆う弾性体外側端部を一体に形成して、前記第1の弾性体および前記第2の弾性体を一体構成とした、
    ことを特徴とする定着ベルト。
  2. 前記定着ベルトはベルト基体上に所定の厚さの弾性層を有し、前記第1の弾性体および前記第2の弾性体を、同じ弾性材料によって形成した、
    ことを特徴とする請求項1に記載の定着ベルト。
  3. 前記第1の弾性体および前記第2の弾性体を、前記定着ベルトの幅方向の両端部の外周側表面および内周側表面にシリコーン系接着剤により接着した、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の定着ベルト。
  4. 前記第1の弾性体の外表面の周囲に、定着ベルトの幅方向に沿って形成した溝部を所定間隔で複数設けた、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の定着ベルト。
  5. 隣接する前記溝部間の間隔をP(mm)、前記溝部の前記第1の弾性体の周方向に沿った溝幅をF(mm)としたときに、
    10(mm)≧P≧Fの関係を満足するように前記溝部を形成した、
    ことを特徴とする請求項4に記載の定着ベルト。
  6. 前記溝部は、断面形状が略円弧状に形成されている、
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の定着ベルト。
  7. 前記弾性体外側端部の表面全体にシリコーン系接着剤を塗布した、
    ことを特徴とする請求項に記載の定着ベルト。
  8. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の定着ベルトと、前記定着ベルトの外表面に圧接して定着ニップ部を形成する加圧ローラと、前記定着ベルトを加熱する加熱手段と、を備えた、
    ことを特徴とする定着装置。
  9. シート状の記録媒体上に未定着トナー像を形成担持させる画像形成部と、前記画像形成部で記録媒体上に形成担持された未定着トナー像を定着させる請求項に記載の定着装置と、を備えた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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