JP2003199996A - 衣類仕上げ装置 - Google Patents

衣類仕上げ装置

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JP2003199996A
JP2003199996A JP2002003076A JP2002003076A JP2003199996A JP 2003199996 A JP2003199996 A JP 2003199996A JP 2002003076 A JP2002003076 A JP 2002003076A JP 2002003076 A JP2002003076 A JP 2002003076A JP 2003199996 A JP2003199996 A JP 2003199996A
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Japan
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pole
clothing
finishing device
hanger
clothes
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Application number
JP2002003076A
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English (en)
Inventor
Takaaki Kusaka
貴晶 日下
Shigeharu Nakamoto
重陽 中本
Setsuko Osada
攝子 長田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用時および収納時の省スペース化を図るこ
とのできる衣類仕上げ装置の提供することである。 【解決手段】 送風手段4と、空気を加熱するための加
熱手段10と、衣類を吊るすための折り畳み式ハンガー
5と、前記折り畳み式ハンガー5を保持するポール6を
有し、前記加熱手段10によって加熱された送風空気が
前記ポール6に設けた吹出し孔7に向かってポール6内
を通過する構成としたことにより、収納時の肩幅方向の
必要スペースが低減され、また、送風ダクトが不要とな
るため本体1が小さくなり、使用時および収納時の省ス
ペース化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭で使用す
る衣類仕上げ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の衣類仕上げ装置は、例えば図8に
示すような構成になっている。図において、熱源(図示
せず)と送風手段(図示せず)を有する本体101にポ
ール102が固定されており、ポール102の上端には
ハンガー103が固定されている。ハンガー103は適
度の通気性を有する衣類の形状をした袋104を被着し
ており、本体101内から熱源および送風手段によって
発生する温風が、送風ダクト105を介して前記袋10
4に送られる。したがって、この衣類仕上げ装置は、温
風を袋104に送り膨らませて、袋104に被着させた
湿った衣類の内側から外側に温風を通すことによって、
この衣類の乾燥仕上げを行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の衣類仕上げ装置は、ポール102と送風ダクト10
5が別部材で構成されており、本体101がポールを固
定するスペースと送風のためのスペースを要するため大
きなものとなっていた。また、ハンガー103は、肩幅
方向が長いため、広い収納スペースを要するものであっ
た。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、送風部やハンガー等の各部材をコンパクトに構成す
ることにより、使用時および収納時の省スペース化を図
ることのできる衣類仕上げ装置の提供を目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の衣類仕上げ装置は、折り畳み式ハン
ガーを採用すると共に、この折り畳み式ハンガーを保持
するポールを温風通路として使用し、加熱手段によって
加熱された送風空気がポールに設けた吹出し孔に向かっ
てポール内を通過する構成としたものである。ハンガー
を折り畳むことにより肩幅方向の必要スペースが低減さ
れ、ポール自体を送風通路として使用することにより送
風ダクトを不要とし、本体が小さくなる。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、空気を
送風する送風手段と、前記送風手段が送風する空気を加
熱するための加熱手段と、衣類を吊るすための折り畳み
式ハンガーと、前記折り畳み式ハンガーを保持するポー
ルとを備え、前記加熱手段によって加熱された送風空気
が前記ポールに設けた吹出し孔に向かってポール内を通
過する構成としたことにより、収納時の肩幅方向の必要
スペースが低減され、また、送風ダクトが不要となるた
め本体が小さくなり、使用時および収納時の省スペース
化を図ることができる。また、衣類仕上げ袋を使用する
場合は、ハンガーを折り畳んだ状態で被着させることが
可能になるため、容易な操作性を実現できる。
【0007】請求項2に記載の発明は、特に請求項1に
記載の折り畳み式ハンガーを、伸縮可能な肩端部を有す
る構成としたことにより、折り畳み式ハンガーを更にコ
ンパクト化できると共に、様々なサイズの衣類に対応で
きる。
【0008】請求項3に記載の発明は、特に請求項1ま
たは2に記載の折り畳み式ハンガーを、肩部を上方に向
かって折り畳む構成としたことにより、使用時には下方
に向かって肩部を下ろすだけでハンガー形状を保つこと
ができるため、操作性が容易になる。
【0009】請求項4に記載の発明は、特に請求項1ま
たは2に記載の折り畳み式ハンガーを、肩部を下方に向
かって折り畳む構成とし、使用時に肩部を広げた状態に
保持するためのロック手段と、収納時に保持を解除する
ための解除手段を備えたことにより、ポールに沿って肩
部を折り畳むことができるため、さらに効果的に収納時
のコンパクト化を図ることが出来る。
【0010】請求項5に記載の発明は、特に請求項4に
記載のロック手段を、左右の肩部の首部側端部に設けた
第一の爪と、首部に設けた第二の爪で構成し、解除機構
は首部の中央近傍に設けると共に第二の爪と一体に構成
した解除ボタンから成る構成としたことにより、使用時
にはロック手段により肩部が下がるのを防ぐため確実に
ハンガー形状を保つことができ、解除ボタンが首部の中
央近傍に位置するため、解除ボタンが被着衣類の邪魔に
ならない使い勝手のよい衣類仕上げ装置を実現するもの
である。
【0011】請求項6に記載の発明は、特に請求項4に
記載のロック手段および解除手段を、2本の略棒形状の
ロックレバーで構成し、一端を肩部の一部に回転自在に
接続し、他端を前記ロックレバー同士で回転自在に接続
したことにより、簡単な構成でハンガー肩部のロック、
解除を実現できるものである。
【0012】請求項7に記載の発明は、空気を送風する
送風手段と、前記送風手段が送風する空気を加熱するた
めの加熱手段と、衣類を吊るすためのハンガーと、前記
ハンガーを保持する伸縮自在なポールとを備え、前記加
熱手段によって加熱された送風空気が前記ポールに設け
た吹出し孔に向かってポール内を通過する構成としたこ
とにより、ポールの長さを短くすることができるため、
収納時において高さ方向スペースを低減でき、また、送
風ダクトが不要となるため本体が小さくなり、使用時お
よび収納時の省スペース化を図ることができる。また、
衣類の丈によってハンガーの高さを変更することができ
るため、使い勝手の良い衣類仕上げ装置を実現できるも
のである。
【0013】請求項8に記載の発明は、特に請求項7に
記載のポールとハンガーとの間に送風空気が通過しない
接続ポールを前記ポールに対して伸縮自在に設けた構成
としたことにより、温風が通過するポールの内径を極端
に小さくすることなく、ハンガーまでの高さを効果的に
縮めることができる。
【0014】請求項9に記載の発明は、特に請求項7ま
たは8に記載のポールを送風手段および加熱手段を具備
する本体内に収納可能な構成としたことにより、収納時
の高さ方向の必要スペースを更に低減することができ
る。
【0015】請求項10に記載の発明は、特に請求項7
または8に記載のポールを送風手段および加熱手段を具
備する本体から切り離し可能な構成としたことにより、
本体にポールの収納スペースを設ける必要がなくなるた
め、本体が小さくなり、使用時の必要設置スペースを低
減できる。
【0016】請求項11に記載の発明は、特に請求項1
0に記載の切り離したポールを、本体側壁の一部に取り
付け可能な構成としたことにより、収納時には高さ方向
のスペースをとることなく、ポールと本体を一体にする
ことが出来るため、収納性が大幅に向上する。
【0017】請求項12に記載の発明は、特に請求項1
〜11のいずれか一項に記載の発明に加え、衣類を被着
させる人体形状の全体あるいは部分を形どった通気性を
有する衣類仕上げ袋とを備え、送風手段によって膨張さ
せたときの衣類仕上げ袋の外容積が衣類の内容積よりも
大きくなるように構成したことにより、乾燥時に衣類に
テンションをあたえることができるため、乾燥のみなら
ず、しわ伸ばしも行える衣類仕上げ装置を実現できるも
のである。
【0018】請求項13に記載の発明は、特に請求項1
0または11に記載のポールを切り離した本体の送風通
路に、フレキシブルなホースと布団乾燥袋を接続可能な
構成としたことにより、布団乾燥機としても使用可能な
便利な衣類仕上げ装置を実現できるものである。
【0019】請求項14に記載の発明は、特に請求項1
3に記載の発明に加え、衣類を被着させる人体形状の全
体あるいは部分を形どった通気性を有する衣類仕上げ袋
を有し、送風手段によって膨張させたときの衣類仕上げ
袋の外容積が衣類の内容積よりも大きくなるように構成
したことにより、乾燥時に衣類にテンションをあたえる
ことができるため、衣類乾燥、布団乾燥のみならず、衣
類のしわ伸ばしも行える衣類仕上げ装置を実現できるも
のである。
【0020】請求項15に記載の発明は、特に請求項1
4に記載の布団乾燥袋を衣類仕上げ袋で代用可能とした
ことにより、布団乾燥袋が必要なくなるため、コストダ
ウンを図ることが出来ると同時に、布団乾燥袋の収納ス
ペースが不要となり、省スペース化を図ることができる
ものである。
【0021】請求項16に記載の発明は、空気を送風す
る送風手段および前記送風手段が送風する空気を加熱す
るための加熱手段を具備する本体と、内部を前記加熱手
段によって加熱された送風空気が吹出し孔に向かって通
過する伸縮自在なポールと、前記ポールによって保持さ
れ伸縮可能な肩端部を有する折り畳み式ハンガーと、衣
類を被着させる人体形状の部分または全体を形成する共
に送風手段によって膨張させたときの外容積が衣類の内
容積よりも大きい通気性を有する衣類仕上げ袋とを備
え、前記ポールは本体から切り離し可能で本体側壁の一
部に取り付け可能な構成としたことにより、収納時の高
さ方向、肩幅方向の必要スペースを大幅に低減でき、ま
た使用時の本体設置スペースも低減できる、コンパクト
で使い勝手の良い衣類仕上げ装置を実現できるものであ
る。
【0022】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例に
ついて説明する。図1は本実施例に衣類を被着させた時
の外観図、図2は本実施例の構成を示す断面図である。
図3は本実施例の折り畳み式ハンガーを示す断面図であ
る。
【0023】図1、2において、1は本体、2は通気性
を有して衣類3の形状に合わせるとともにそれよりも大
きい寸法に形成した人体形状の一部を形どった衣類仕上
げ袋である。4は衣類仕上げ袋2を膨らませるとともに
空気を衣類仕上げ袋2の内部から外部に向けて送風する
送風手段である。5は衣類3を支持する折り畳み式ハン
ガー、6は、一端が送風手段4に接続され、他端が衣類
仕上げ袋2内部に開口した吹出し孔7を形成する風路兼
折り畳み式ハンガー5の支持部材の機能をもつポールで
あり、本実施例では直径が異なる3本の部材に分割する
ことによりほぼ1/3の長さに短縮可能な構成となって
いる。8はポール6を適当な長さで固定するための固定
ボタンである。また、ポール6の先端と折り畳み式ハン
ガー5の間には送風空気が通過しない接続ポール9を前
記ポール6に対して伸縮自在に設けている。10は風路
11内に配設され、送風手段4から送られる空気を加熱
する加熱手段であり、乾燥仕上げ時には、送風手段4が
送風する空気を温風にして衣類仕上げ袋2の内部に吹出
す。12は各手段をコントロールする制御手段である。
送風手段4はモータとシロッコファンからなる。12は
衣類仕上げ袋2の裾部や袖部を絞るための絞り手段であ
り、筒形状の内側に衣類仕上げ袋2を通す様に構成され
ており、衣類3のサイズに合わせて適切な位置で衣類仕
上げ袋2を絞ることができる。この絞り手段12には、
衣類3の裾部や袖口を挟むためのクリップ13がゴム紐
やバネ等の弾性体からなる引張部材14を介して接続さ
れている。
【0024】図3に示す様に本実施例の折り畳み式ハン
ガーは左右の肩部15および肩端部16と中央の首部1
7から成る。肩部15は回転軸18を中心に上方に折り
畳み可能な構成になっている。使用時は肩部15を下方
に下ろすことにより端面19が首部に接触して止まる様
になっており、それ以上は下がらない。また、肩端部1
6は凹凸面を形成するスライダー20を有し、肩部15
に設けたバネ性を有する爪21によってクリック感を与
えながら矢印方向に伸縮できるように設けられている。
【0025】洗濯・脱水後の濡れた衣類またはミストや
スチームで吸湿した衣類3を衣類仕上げ袋2に被着した
後、衣類3のサイズに合わせて絞り手段12を衣類仕上
げ袋2に沿ってスライドさせ、適当な位置で固定する。
クリップ13で衣類3の裾部および袖口を挟んだ後、送
風手段4を動作させる。送風手段4からの空気が加熱手
段10で温風となり、衣類仕上げ袋2を膨らませ、さら
に、衣類仕上げ袋2の内側から外側に抜けて衣類3に当
たる。衣類仕上げ袋2が膨れると、膨張力によって引張
部材14が外方向に押しやられて伸ばされ、自動的に引
張力が働く。衣類3の各部を手で引っ張りながらしわを
伸ばすようにして形を整える。その後は特に手をかける
ことなく、温風によって衣類3が乾燥すればしわが伸び
た状態で仕上がる。
【0026】以上のように構成された衣類仕上げ装置に
おいて、衣類3よりも大きなサイズの衣類仕上げ袋2を
使用しており、送風手段4によって膨張するとその外容
積が衣類3の内容積よりも大きく、膨らませることによ
る引張力と、縫い目などしわが発生し易い箇所を引張手
段14で引張る引張力によって、しわ伸ばし効果を高め
ている。また、送風手段4による送風空気が衣類仕上げ
袋2の内側から外側に抜けて衣類3に当たるため、外側
からでは当たりにくく、また、しわが残りやすい脇の下
などにも空気が当たりしわ伸ばしが衣類3全体に均一に
行われる。また、送風空気を温風にすることによって、
濡れた(湿った)衣類3の乾燥時間を短くしてより短時
間に仕上げることができるとともに、熱による空気の膨
張効果を高めて、より強く衣類仕上げ袋2を膨らませる
ことができ、熱変形し易い合成繊維に対してはしわ伸ば
し効果をより一層高めることができる。また、本実施例
では肩部15が上方に向かって折り畳める折り畳み式ハ
ンガー5を設けたため、収納時の肩幅方向の必要スペー
スが低減され、また、使用時には下方に向かって肩部1
5を下ろすだけで端部19が首部17に接触してハンガ
ー形状を保つことができるため、操作性が容易になる。
また、折り畳み式ハンガー5を折り畳んだ状態で衣類仕
上げ袋2を被着させることができるため、被着が用意に
行え、使い勝手が向上するものである。また、本実施例
はポール6内を送風経路として利用しているため送風ダ
クトが不要となり本体が小さくなり、使用時および収納
時の省スペース化を図ることができるものである。ま
た、折り畳み式ハンガー5は、伸縮可能な肩端部16を
有する構成としたことにより、折り畳み式ハンガー5を
更にコンパクト化できると共に、様々なサイズの衣類3
に対応できる。また、図3の右図に示す様にポール6の
長さを短くすることができ、さらに本体1内にポール6
を収納することができるため、収納時において高さ方向
の必要スペースを大幅に低減することができる。また、
ポール6と折り畳み式ハンガー5との間に送風空気が通
過しない接続ポール9を前記ポール6に対して伸縮自在
に設けた構成としたことにより、温風が通過するポール
6の内径を極端に小さくすることなく、折り畳み式ハン
ガー5までの高さを効果的に縮めることができるもので
ある。
【0027】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて説明する。本実施例に衣類を被着させた時の外観
は図1と同様である。また、図4は本実施例の構成を示
す断面図である。図5は本実施例の折り畳み式ハンガー
を示す断面図である。実施例1と共通の部分は同一の番
号を付して詳しい説明は省略する。
【0028】図4に示すように、本実施例ではポール6
は、本体1から切り離し縮めた状態で本体1の側壁に取
り付け可能になっている。
【0029】図5において、折り畳み式ハンガーの肩部
22は、回転軸28を中心に回転し、下方に向かって折
り畳み可能な構成となっている。また、肩部22の端部
には、ハンガーを広げた時に下に回転しないように保持
するためのロック手段である第一の爪を有し、首部27
には前記第一の爪を保持するためのロック手段である第
二の爪を設けている。この第二の爪は首部27の中央近
傍に設けられ、バネ27によって常に上方に付勢されて
いる解除手段である解除ボタン26と一体になってい
る。したがって、解除ボタン26をバネ27の付勢力に
反して下方に押すことにより、第二の爪25も下方に下
がり、爪同士の保持が解除されるものである。
【0030】以上の様に、本実施例は、折り畳み式ハン
ガー5が、肩部22を下方に向かって折り畳む構成と
し、使用時に肩部を広げた状態に保持するためのロック
手段と、収納時に保持を解除するための解除手段を備え
たことにより、ポール6に沿って肩部22を折り畳むこ
とができるため、上方に折り畳む構成のハンガーと比較
して一層効果的に収納時のコンパクト化を図ることが出
来るものである。また、特に前記ロック手段を第一の爪
24と第二の爪25で構成し、解除機構は首部23の中
央近傍に設けると共に第二の爪25と一体に構成した解
除ボタン26から成る構成としたことにより、使用時に
はロック手段により肩部22が下がるのを防ぐため確実
にハンガー形状を保つことができ、解除ボタン26が首
部23の中央近傍に位置するため、解除ボタン26が被
着衣類の邪魔にならない使い勝手のよい衣類仕上げ装置
を実現するものである。また、ポール6を本体1から切
り離し可能な構成としたことにより、本体1にポール6
の収納スペースを設ける必要がなくなるため、本体1が
小さくなり、使用時の必要設置スペースを低減できる。
さらに、切り離したポール6を、本体1側壁の一部に取
り付け可能な構成としたことにより、収納時には高さ方
向のスペースをとることなく、ポール6と本体1を一体
にすることが出来るため、収納性が大幅に向上するもの
である。
【0031】(実施例3)次に本発明の第3の実施例に
ついて説明する。本実施例に衣類を被着させた時の外観
は図1と同様である。また、本実施例の構成を示す断面
は図4と同様である。図6は本実施例の折り畳み式ハン
ガーを示す断面図である。実施例2と共通の部分は同一
の番号を付して詳しい説明は省略する。
【0032】図6において、29は金属の板材等で構成
したロックレバーあり、一端を肩部の中央近傍に回転軸
31を中心に回転自在に接続し、他端をロックレバー2
9同士で回転軸32を中心に回転自在に接続したもので
ある。肩部22を折り畳んだ状態ではロックレバー29
は互いに下方に向かってリンクした状態になっており、
肩部22を広げるに従ってリンク角度は大きくなってい
く。さらに肩部22を最大まで広げると、ロックレバー
29わずかに下方に凸の状態の最大角度でリンクする
が、この状態でロックレバー29のリンク部(回転軸3
2近傍)を指で上方に付勢すると、リンク角度が反転し
図の様にわずかに下方に凹の状態になる。30はこのリ
ンク状態から更に上方に凸になるのを防ぐためのストッ
パーである。また、肩部22を折り畳む時は、リンク部
を下方に指で付勢すればよい。すなわち、ロックレバー
29はロック手段と解除手段の両方の機能を兼ね備えた
ものである。
【0033】以上の様に、本実施例は、ロック手段およ
び解除手段を、2本の略棒形状のロックレバー29で構
成し、一端を肩部22の一部に回転自在に接続し、他端
を前記ロックレバー29同士で回転自在に接続したこと
により、簡単な構成でハンガー肩部22のロック、解除
を実現できるものである。
【0034】(実施例4)次に本発明の第4の実施例に
ついて説明する。本実施例に衣類を被着させた時の外観
は図1と同様である。また、本実施例の構成を示す断面
は図4と同様である。図7は本実施例を布団乾燥機とし
て使用した時の断面図である。実施例3と共通の部分は
同一の番号を付して詳しい説明は省略する。
【0035】図7に示す様に、本実施例はポール6を切
り離した本体1の送風通路11に、フレキシブルなホー
ス33と布団乾燥袋34を接続可能な構成としており、
この布団乾燥袋34は衣類仕上げの際に使用する衣類仕
上げ袋で代用している。
【0036】以上の様に本実施例は、布団乾燥機として
も使用可能な便利な衣類仕上げ装置を実現できるもので
あり、布団乾燥袋34を衣類仕上げ袋で代用したことに
より、布団乾燥袋が必要なくなるため、コストダウンを
図ることが出来ると同時に、布団乾燥袋の収納スペース
が不要となり、省スペース化を図ることができるもので
ある。
【0037】尚、上記第1から第4の実施例では、送風
手段4はモータだけでなくエンジンでもよく、またシロ
ッコファンだけでなくターボファン、軸流ファン、クロ
スフローファンなどでもよく、原動機やファンの種類を
限定するものではない。また図では衣類3を上着とした
場合を例示しているが、ズボンやスカートでも同様であ
る。また加熱手段10は空気を加熱するニクロムヒータ
やセラミックヒータなどの電気ヒータや、ガスや石油な
どの燃焼を利用したものや、ヒートポンプ方式で加熱す
る場合にも適用されるものであり、過熱手段10を限定
するものではない。また、本実施例では衣類仕上げ袋2
を使用して仕上げる方式としたが、例えば、衣類仕上げ
袋2が無い構成としても、乾燥仕上げは可能である。
【0038】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜16に記載の
発明によれば、衣類仕上げ機をコンパクトに構成するこ
とができ、使用時および収納時の省スペース化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1〜4における衣類仕上げ装置
に衣類を被着させた時の外観図
【図2】本発明の実施例1の構成を示す断面図
【図3】同、折り畳み式ハンガーを示す断面図
【図4】本発明の実施例2〜4の構成を示す断面図
【図5】本発明の実施例2における折り畳み式ハンガー
を示す断面図
【図6】本発明の実施例3における折り畳み式ハンガー
を示す断面図
【図7】本発明の実施例4における衣類仕上げ装置を布
団乾燥機として使用した時の断面図
【図8】従来の衣類仕上げ装置を示す図
【符号の説明】
1 本体 2 衣類仕上げ機 3 衣類 4 送風手段 5 折り畳み式ハンガー 6 ポール 7 吹出し孔 9 接続ポール 10 加熱手段 15、22 肩部 16 肩端部 17、23 首部 24 第一の爪(ロック手段) 25 第二の爪(ロック手段) 26 解除ボタン(解除手段) 29 ロックレバー(ロック手段、解除手段) 33 ホース 34 布団乾燥袋(衣類仕上げ袋)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長田 攝子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を送風する送風手段と、前記送風手
    段が送風する空気を加熱するための加熱手段と、衣類を
    吊るすための折り畳み式ハンガーと、前記折り畳み式ハ
    ンガーを保持するポールとを備え、前記加熱手段によっ
    て加熱された送風空気が前記ポールに設けた吹出し孔に
    向かってポール内を通過する衣類仕上げ装置。
  2. 【請求項2】 折り畳み式ハンガーは、伸縮可能な肩端
    部を有する請求項1に記載の衣類仕上げ装置。
  3. 【請求項3】 折り畳み式ハンガーは、肩部を上方に向
    かって折り畳む構成とした請求項1または2に記載の衣
    類仕上げ装置。
  4. 【請求項4】 折り畳み式ハンガーは、肩部を下方に向
    かって折り畳む構成とし、使用時に肩部を広げた状態に
    保持するためのロック手段と、収納時に保持を解除する
    ための解除手段を備えた請求項1または2に記載の衣類
    仕上げ装置。
  5. 【請求項5】 ロック手段は、左右の肩部の首部側端部
    に設けた第一の爪と、首部に設けた第二の爪で構成し、
    解除機構は首部の中央近傍に設けると共に第二の爪と一
    体に構成した解除ボタンから成る請求項4に記載の衣類
    仕上げ装置。
  6. 【請求項6】 ロック手段および解除手段は、2本の略
    棒形状のロックレバーで構成し、一端を肩部の一部に回
    転自在に接続し、かつ、他端を前記ロックレバー同士で
    回転自在に接続した請求項4に記載の衣類仕上げ装置。
  7. 【請求項7】 空気を送風する送風手段と、前記送風手
    段が送風する空気を加熱するための加熱手段と、衣類を
    吊るすためのハンガーと、前記ハンガーを保持する伸縮
    自在なポールとを備え、前記加熱手段によって加熱され
    た送風空気が前記ポールに設けた吹出し孔に向かってポ
    ール内を通過する衣類仕上げ装置。
  8. 【請求項8】 ポールとハンガーとの間に送風空気が通
    過しない接続ポールを前記ポールに対して伸縮自在に設
    けた請求項7に記載の衣類仕上げ装置。
  9. 【請求項9】 ポールは、送風手段および加熱手段を具
    備する本体内に収納可能な請求項7または8に記載の衣
    類仕上げ装置。
  10. 【請求項10】 ポールは、送風手段および加熱手段を
    具備する本体から切り離し可能な構成とした請求項7ま
    たは8に記載の衣類仕上げ装置。
  11. 【請求項11】 切り離したポールは、本体側壁の一部
    に取り付け可能な構成とした請求項10に記載の衣類仕
    上げ装置。
  12. 【請求項12】 衣類を被着させる人体形状の全体ある
    いは部分を形どった通気性を有する衣類仕上げ袋を備
    え、送風手段によって膨張させたときの衣類仕上げ袋の
    外容積が衣類の内容積よりも大きい請求項1〜11のい
    ずれか一項に記載の衣類仕上げ装置。
  13. 【請求項13】 ポールを切り離した本体の送風通路
    に、フレキシブルなホースと布団乾燥袋を接続可能な構
    成とし、布団乾燥機としても使用可能な請求項10また
    は11に記載の衣類仕上げ装置。
  14. 【請求項14】 衣類を被着させる人体形状の全体ある
    いは部分を形どった通気性を有する衣類仕上げ袋を有
    し、送風手段によって膨張させたときの衣類仕上げ袋の
    外容積が衣類の内容積よりも大きい請求項13に記載の
    衣類仕上げ装置。
  15. 【請求項15】 布団乾燥袋を衣類仕上げ袋で代用可能
    に構成した請求項14に記載の衣類仕上げ装置。
  16. 【請求項16】 空気を送風する送風手段および前記送
    風手段が送風する空気を加熱するための加熱手段を具備
    する本体と、内部を前記加熱手段によって加熱された送
    風空気が吹出し孔に向かって通過する伸縮自在なポール
    と、前記ポールによって保持され伸縮可能な肩端部を有
    する折り畳み式ハンガーと、衣類を被着させる人体形状
    の部分または全体を形成する共に送風手段によって膨張
    させたときの外容積が衣類の内容積よりも大きい通気性
    を有する衣類仕上げ袋とを備え、前記ポールは本体から
    切り離し可能で本体側壁の一部に取り付け可能な構成と
    した衣類仕上げ装置。
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