JP2003199995A - 衣類仕上げ装置 - Google Patents

衣類仕上げ装置

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JP2003199995A
JP2003199995A JP2002003075A JP2002003075A JP2003199995A JP 2003199995 A JP2003199995 A JP 2003199995A JP 2002003075 A JP2002003075 A JP 2002003075A JP 2002003075 A JP2002003075 A JP 2002003075A JP 2003199995 A JP2003199995 A JP 2003199995A
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bag
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clothes
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JP2002003075A
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English (en)
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Shigeharu Nakamoto
重陽 中本
Takaaki Kusaka
貴晶 日下
Setsuko Osada
攝子 長田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイシャツなどの上着の衣類の特に衿部のし
わ伸ばし効果を向上し、袋の収納など使い勝手のよい衣
類仕上げ装置を提供する。 【解決手段】 衣類を被着させる人体形状の通気性を有
する袋5が膨張すると、その外容積が、衿や袖や胴など
全部において、対象衣類の内容積よりも大きくなる構成
として、特に、衿部の膨張でしわ伸ばし効果を向上して
いる。また、ハンガー部8を支持するとともに送風手段
6からの空気を袋内に吐出する送風経路となる中空筒状
のポールを本体上部に略垂直に取り付けられており、本
体を床に置いて自立して使える。また、本体には、袋を
収納するための空間を有しており、未使用時には袋を本
体内に収納でき、自立性と収納性の向上で使い勝手の良
いものである。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯・脱水後の濡
れた衣類やミストやスチームで吸湿した衣類のしわをと
る衣類仕上げ装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】衣類仕上げ装置として従来はアイロンが
使用されている。 【0003】綿などの乾いた衣類の繊維は分子レベルで
は水素結合によって固定されおり、繊維同士が自由に動
かず、従ってしわも取れにくいものである。しかし衣類
に水分を供給することによって、衣類は吸湿し、この水
素結合が解けて繊維同士の移動が自由となる。アイロン
掛けでは、ミストやスチームで衣類の繊維に湿気を供給
してしわが取れやすい状態をつくり、この状態で衣類を
引っ張りながら押さえつけて、衣類のしわをとってい
る。このとき、同時に衣類の形を整え、この整形された
状態を保つために、高温で湿気をとばして乾燥させる作
業を行っている。特に、綿や麻などのセルロース素材の
繊維やウールなどは水分やスチームによるしわ伸ばし効
果が大きい。 【0004】アイロン掛けによる衣類の仕上げは優れて
いるものの、反面、アイロンの掛け面が高温で熱い、あ
るいは立体的な面の仕上げが難しいというような欠点を
有しているものである。この欠点は、一般使用者がアイ
ロン掛け作業を敬遠する要因となっている。また、アイ
ロン掛け作業に代わって、手軽に衣類のしわを伸ばす等
の衣類仕上げができる装置の出現が望まれている。 【0005】これを実現するものとして、特開平10−
24199号公報に記載されている装置がある。図4は
この構成を説明する外観図である。この装置は、衣類仕
上げの一つである乾燥を主に行う機能を備えているもの
である。 【0006】すなわち、図示していない熱源と図示して
いない送風手段を有する人体形態の乾燥機本体1に、適
度の通気性を有する衣類の形状をした袋2を被着し、こ
の袋2に洗濯・脱水後の濡れた衣類やミストやスチーム
で吸湿した衣類3をさらにセットして、本体1の首部か
ら吸気した空気を、前記熱源と送風手段によって温風と
して送風して袋2を膨らませて、さらに膨らんだ袋2か
ら送風された空気が衣類の内側から外側に抜けて衣類3
を乾燥させるものである。図5は衣類3を被着していな
い状態を示す外観図である。袋2は、首部に貫通穴が開
いており本体1が突出している。また、首部から胸部に
かけてファスナ4を備え、本体1からの着脱が自在とな
っている。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】衣類仕上げの一つであ
る乾燥機能は十分に有しているものの、衣類のしわを伸
ばすという機能に対しては、袋2の衿首に相当する箇所
で本体1を吊り下げる形態のため、衿部のしわ伸ばしが
不十分である。また、袋2が立体的に膨らむため、周囲
の壁などに衣類が接触してしわが発生しないように、周
囲に壁などの妨げになるものがない場所に、吊り下げる
必要があり、吊り下げ道具が別途必要である。また、未
使用時には袋2を本体1から脱着できるが、その袋2を
収納する箇所が本体1にないなど、使い勝手の面でも課
題を有していた。 【0008】本発明は、前記従来の課題を解決するため
のもので、しわ伸ばし効果を向上し、自立性と収納性の
向上で使い勝手の良い衣類仕上げ装置を提供することを
目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の衣類仕上げ装置は、衣類を被着させ
る人体形状の通気性を有する袋が膨張すると、その外容
積が、衿や袖や胴など全部において、対象衣類の内容積
よりも大きくなる構成として、特に、衿部の膨張でしわ
伸ばし効果を向上している。また、ハンガー部を支持す
るとともに送風手段からの空気を袋内に吐出する送風経
路となる中空筒状のポールを本体上部に略垂直に取り付
けられており、本体を床に置いて自立して使える。ま
た、本体には、袋を収納するための空間を有しており、
未使用時には袋を本体内に収納でき、自立性と収納性の
向上で使い勝手の良い衣類仕上げ装置としているもので
ある。 【0010】 【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、衣類
を被着させる人体形状の全体あるいは部分を形どった通
気性を有する袋と、前記袋内に送風する送風手段を有す
る本体と、衣類および袋を掛けるハンガー部と、このハ
ンガー部を支持するとともに送風手段からの空気を袋内
に吐出する送風経路となる中空筒状のポールとを備え、
前記袋は、膨張するとその外容積が前記被着衣類の内容
積よりも大きくなり、前記袋の衿部は先端が閉口した長
い筒状とし、前記袋の胴部の裾の略中央にはポールを通
す貫通穴を備え、前記袋上部には前記ハンガー部から前
記袋を被着脱着を容易にする開閉自在の開口部を備え、
前記ポールは前記本体上部に略垂直に取り付けられ、か
つ、前記本体の前記ポール取り付け部周辺にはポールを
貫通したままの袋を収納するための空間を有する構成と
しており、袋が膨張すると、その外容積が、衿や袖や胴
など全部において、対象衣類の内容積よりも大きくな
り、特に、衿部のしわ伸ばし効果を向上している。ま
た、略垂直に取り付けられたハンガー部とポールによっ
て、本体を床に置いて自立して使える。また、袋の胴部
の裾の貫通穴と袋上部の開閉自在の開口部によって、ポ
ールを貫通したまま袋をハンガー部から外して畳めるた
め、未使用時には袋をポールから外すことなく、本体の
収納空間に収納でき、自立性と収納性の向上で使い勝手
の良い衣類仕上げ装置としている。 【0011】 【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。 【0012】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例
について説明する。図1は本実施例の外部構成を示す外
観図である。図2は本実施例の本体部の構成を示す断面
図である。従来例と共通の部分は同一の番号を付して詳
しい説明は省略する。 【0013】図1、図2において、5は衣類を被着させ
る人体形状の全体あるいは部分を形どった通気性を有す
る袋、6は前記袋5内に送風する送風手段、7は送風手
段6を有する本体、8は衣類3および袋5を掛けるハン
ガー部、9はこのハンガー部8を支持するとともに送風
手段6からの空気を袋5内に吐出する送風経路となる中
空筒状のポールである。前記袋5は、膨張するとその外
容積が、衿や袖や胴など全部において、対象衣類の内容
積よりも大きくなり、特に、10の衿部は、タートルネ
ック状で上端が閉口した円筒形状をしている。袋5の胴
部の裾の略中央にはポール9を通す貫通穴11を有し、
袋5上部の衿部10から胸部にかけて、ハンガー部8か
ら袋5を着脱を容易にする開閉自在の開口部のファスナ
12を設けている。ポール9は本体7上部に略垂直に取
り付けられ、ポール9取り付け部周辺の本体7には、ポ
ール9を貫通したままの袋5を収納するための空間、収
納部13がある。14は収納部13のフタである。送風
手段6はモータとシロッコファンから成っており、本体
7外部から吸気した空気を袋5内に送風している。図2
の15は加熱手段で送風空気を温風にするもので、洗濯
・脱水後の濡れた衣類や霧吹きやスチームで濡らした衣
類の乾燥をより促進すると共に、加熱による空気の膨張
で袋5がより膨らみやすくする効果がある。16は送風
手段6や加熱手段15などの各手段の動作をコントロー
ルする制御手段である。袋5は通気性を有しているポリ
エステル繊維やナイロン繊維の布によって構成されてい
る。 【0014】以下、本実施例の動作について説明する。
洗濯・脱水後の濡れた衣類3またはミストやスチームで
吸湿した衣類3を、袋5に被着して送風手段6を作動さ
せる。送風手段6からの空気がポール9を通って袋5内
に吹き出され、袋5を膨らませる。さらに、空気は、袋
5の内側から外側に抜けて被着した衣類3に接触する。
袋5の膨らみで、しわを伸ばすように形がを整えられ、
その後は特に手をかけることなく、送風手段6による送
風空気によって衣類3が乾燥すれば、しわが伸びた状態
で仕上がる。 【0015】膨張時には衣類3よりも大きい寸法となる
袋5を送風手段6の送風によって膨張させて、衣類3の
内側から均等に張力を加えることによって、衣類3は形
を整えられた状態で乾燥される。特に、袋5の衿部10
はタートルネック状で上端が閉口した円筒形状をしてお
り、送風される空気によって膨らむため、ワイシャツや
ハイネック、タートルネックのセータの衿首を押し広げ
るように膨らむため、しわを伸ばす効果が大きい衣類仕
上げ装置としている。また、略垂直に取り付けられたハ
ンガー部8とポール9によって、本体7を床に置いて自
立して使える。また、袋5の胴部の裾の貫通穴11と袋
5上部の開閉自在の開口部のファスナ12によって、ポ
ール9を貫通したまま、袋5をハンガー部8から外して
畳めるため、未使用時には袋5をポール9から外すこと
なく、本体7の収納部13に収納でき、14のフタをす
ればスッキリと収納できき、自立性と収納性の向上で使
い勝手の良い衣類仕上げ装置としている。 【0016】以上のように本発明は、しわを伸ばす効果
が大きく、自立性、収納性の点で使い勝手のよい衣類仕
上げ装置としているものである。 【0017】なお、袋5は上衣形態のみではなく、人体
全体を模した形状にすればズボンなども乾燥しわ伸ばし
ができ、上衣形状に限定するものではない。また、ファ
スナ12は面状ファスナやホックなどでも同様であり、
限定するものでない。送風手段6はシロッコファンだけ
でなく、エンジンとターボファン、軸流ファン、クロス
フローファンなど原動機やファンの種類を限定するもの
ではない。袋5はポリエステル繊維やナイロン繊維の布
以外の通気性を有する布や伸縮性のゴムなどの樹脂に小
孔を開ける加工を施したものなどその材質を限定するも
のではない。加熱手段15は空気を加熱するニクロムヒ
ータやセラミックヒータなどの電気ヒータや、ガスや石
油の燃焼を利用したものや、ヒートポンプ方式の加熱手
段でもよい。 【0018】 【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、特に衿部のしわを伸ばす効果が大きく、本体の
自立性、袋の収納性の点で使い勝手のよい衣類仕上げ装
置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施例である衣類仕上げ装置の
構成を示す外観図 【図2】本発明の第1の実施例である衣類仕上げ装置の
本体の内部構成を示す断面図 【図3】本発明の第1の実施例である衣類仕上げ装置の
袋の形状を示す外観図 【図4】従来例である衣類乾燥機の使用状態を示す外観
図 【図5】従来例である衣類乾燥機の全体構成を示す外観
図 【符号の説明】 5 袋 6 送風手段 8 ハンガー部 9 ポール 10 衿部 11 貫通穴 12 ファスナ 13 収納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長田 攝子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 衣類を被着させる人体形状の全体あるい
    は部分を形どった通気性を有する袋と、前記袋内に送風
    する送風手段を有する本体と、衣類および袋を掛けるハ
    ンガー部と、このハンガー部を支持するとともに送風手
    段からの空気を袋内に吐出する送風経路となる中空筒状
    のポールとを備え、前記袋は、膨張するとその外容積が
    前記被着衣類の内容積よりも大きくなり、前記袋の衿部
    は先端が閉口した長い筒状とし、前記袋の胴部の裾の略
    中央にはポールを通す貫通穴を備え、前記袋上部には前
    記ハンガー部から前記袋を被着脱着を容易にする開閉自
    在の開口部を備え、前記ポールは前記本体上部に略垂直
    に取り付けられ、かつ、前記本体の前記ポール取り付け
    部周辺にはポールを貫通したままの袋を収納するための
    空間を有する衣類仕上げ装置。
JP2002003075A 2002-01-10 2002-01-10 衣類仕上げ装置 Withdrawn JP2003199995A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016209470A (ja) * 2015-05-13 2016-12-15 アクア株式会社 衣類処理装置
WO2018130038A1 (zh) * 2017-01-16 2018-07-19 青岛海尔洗衣机有限公司 一种自动控制快速干衣机及控制方法

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