JP2003198346A - 駆動回路 - Google Patents
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Abstract
流のバランスを保持でき、負荷回路に高精度の駆動電流
を供給できる駆動回路を提供する。 【解決手段】負荷抵抗に駆動電流を供給する電流出力用
トランジスタQN12のドレイン電圧を保持するクラン
プ回路10を設けて、トランジスタQN12が導通状態
にあるとき、クランプ回路10によってトランジスタQ
N12のドレイン電圧VA をトランジスタQN14のソ
ース電圧VD とほぼ同じレベルに保持することで、トラ
ンジスタQN12のドレイン出力電流の立ち上がり、立
ち下がりバランスを保つことができ、また、入力信号S
inに対して立ち上がりと立ち下がり遅延時間をほぼ等し
くできる。
Description
いることで、負荷に供給される駆動電流を制御する駆動
回路に関するものである。
るための駆動電流を供給する駆動回路において、アプリ
ケーションによっては、入力される制御信号のパルス幅
に対して、正確な出力パルス幅を持つ駆動電流が要求さ
れる。例えば、いわゆるインクジェットプリンタにおい
て、インクをプリント用紙に吹き付けるために、瞬間的
に高温に熱したインクをノズルによって噴射させる仕組
みが採用されている。印字ドットの微細化に伴って、イ
ンクを噴射するタイミングの制御に高精度が要求され
る。このため、インクを加熱させる駆動回路では、入力
されるパルス制御信号に対して、高精度なパルス信号の
出力が要求される。
トランジスタを用いた回路の他に、高耐圧nMOSトラ
ンジスタを用いたドレイン出力型の駆動回路が提案され
ていた。図5は、このような駆動回路の一例を示す回路
図である。図示のように、この駆動回路はpMOSトラ
ンジスタQP1,QP2、nMOSトランジスタQN
1,QN2,QN3、及びインバータINV1によって
構成されている。
ランジスタである。また、トランジスタQN3のドレイ
ンに接続されている抵抗素子R1は、負荷抵抗である。
動作時に、トランジスタQN3のドレインから出力され
る駆動電流IL が負荷抵抗R1を流れることによって熱
が発生する。この熱は、例えば、インクの加熱に利用さ
れる。
QP1とQP2は、ソースが電源電圧VCC1 に接続さ
れ、ゲートが互いに相手のドレインに接続されている。
nMOSトランジスタQN1とQN2のドレインがそれ
ぞれトランジスタQP1とQP2のドレインに接続さ
れ、ソースがともに接地されている。トランジスタQN
1のゲートに入力信号Sinが印加され、トランジスタQ
N2のゲートに入力信号S inの論理反転信号が印加され
る。
SトランジスタQN3のドレインとの間に接続されてい
る。トランジスタQN3のゲートがトランジスタQN2
のドレインに接続され、ソースが接地されている。電源
電圧VCC1 は、例えば、15Vであり、電源電圧VCC2
は、例えば、20〜30Vである。入力信号Sinの論理
レベルは、例えば、ハイレベルが5Vであり、ローレベ
ルが0Vである。
ルス信号に応じて、トランジスタQN3は、負荷抵抗R
1にパルス状の電流信号を供給する。以下、図5を参照
しながら、この駆動回路の動作について説明する。入力
信号Sinがローレベルのとき、トランジスタQN1が遮
断し、トランジスタQN2が導通する。このとき、トラ
ンジスタQN2のドレインがほぼ接地電位に保持される
ので、トランジスタQP1が導通し、トランジスタQP
2が遮断する。このとき、ノードND1がほぼ接地電位
GNDに保持される。トランジスタQN3のゲートにノ
ードND1の電圧VO1が印加されるので、トランジスタ
QN3が遮断し、負荷抵抗R1に電流が流れない。
レベルに切り替わると、トランジスタQN1が導通し、
トランジスタQN2が遮断する。これに応じて、トラン
ジスタQP2が導通するので、トランジスタQP1が遮
断し、ノードND1がほぼ電源電圧VCC1 に保持され
る。このとき、トランジスタQN3が導通し、負荷抵抗
R1に駆動電流IL が流れる。この駆動電流によって負
荷抵抗R1が熱を発生する。
ルのとき、トランジスタQN3が遮断し、負荷抵抗R1
に駆動電流が供給されない。一方、入力信号Sinがハイ
レベルのとき、トランジスタQN3が導通し、負荷抵抗
R1に駆動電流IL が供給される。即ち、入力信号Sin
に応じて、負荷抵抗R1に供給される駆動電流のタイミ
ングが制御される。
来の駆動回路において、入力信号Sinの切り替えに伴っ
て大きな貫通電流が流れるので、回路の消費電力が大き
くなる。また、出力のバランスをよくするために、即
ち、負荷抵抗に供給される駆動電流IL の立ち上がり時
間tr と立ち下がり時間tf 及び立ち上がり遅延時間t
PLH と立ち下がり遅延時間tPHL のバランスをよくする
ため、出力トランジスタQP2とQN2のサイズ及び電
源電圧VCC1 の値を調整する必要があり、さらに、負荷
条件、例えば、電源電圧VCC2 の値、負荷抵抗R1の抵
抗値などに応じて再調整を行う必要がある。また、調整
を行ったとしても、製造バラツキを考慮する必要があ
る。これらの問題点を改善するために、図6及び図7に
示す駆動回路が提案されている。
に示す駆動回路に対して、定電流源IS1,IS2が追
加されている。図示のように、nMOSトランジスタQ
P3とQP4のソース同士が接続され、その接続点が電
流源IS1に接続されている。電流源IS1の供給電流
I0 がトランジスタQP3またはQP4のソースに入力
される。一方、電流源IS2がトランジスタQN5のソ
ースと接地電位GNDとの間に接続されている。これに
よって、トランジスタQN5が導通しているとき、その
ソース電流が電流源IS2の供給電流I1 によって制限
される。
す駆動回路とほぼ同じ動作をする。即ち、入力信号Sin
がローレベルのとき、トランジスタQN6が遮断し、負
荷抵抗R2に駆動電流が供給されない。一方、入力信号
Sinがハイレベルのとき、トランジスタQN6が導通
し、負荷抵抗R2に駆動電流IL が供給される。このよ
うに、入力信号Sinに応じて、負荷抵抗R2に供給され
る駆動電流のタイミングが制御される。
る。図示のように、この駆動回路において、トランジス
タQP5とQP6がカレントミラー回路を構成してい
る。このカレントミラー回路は、トランジスタQN7と
QN8のダイナミック負荷回路として機能する。また、
トランジスタQP5のドレインとQN7のドレインの間
に、抵抗素子R3が接続され、トランジスタQP6のド
レインとQN8のドレインの間に、抵抗素子R4が接続
されている。
同じように動作する。即ち、入力信号Sinがローレベル
のとき、トランジスタQN9が遮断し、負荷抵抗R5に
駆動電流が供給されない。一方、入力信号Sinがハイレ
ベルのとき、トランジスタQN9が導通し、負荷抵抗R
5に駆動電流IL が供給される。このように、入力信号
Sinに応じて、負荷抵抗R5の駆動電流のタイミングが
制御される。
1とIS2によって、切り替え時の貫通電流が制限され
る。しかし、この駆動回路では、出力のバランスをよく
するために、電源電圧VCC1 及び電流源IS1とIS2
の出力電流I0 とI1 を調整する必要があり、さらに、
負荷条件、例えば、電源電圧VCC2 の値、負荷抵抗R2
の抵抗値などに応じて再調整を行う必要がある。
ンジスタQN7とQN8のドレインに接続されている抵
抗素子R3とR4によって、切り替え時の貫通電流が制
限される。しかし、図5及び図6に示す駆動回路と同じ
ように、出力のバランスをよくするために、抵抗素子R
3とR4及び電源電圧VCC1 の値などを調整する必要が
あり、さらに、負荷条件、例えば、電源電圧VCC2 の
値、負荷抵抗R5の抵抗値などに応じて再調整を行う必
要がある。
のであり、その目的は、回路の調整を簡単にでき、出力
される駆動電流のバランスを保持でき、負荷回路に高精
度の駆動電流を供給できる駆動回路を提供することにあ
る。
に、本発明の駆動回路は、第1の電源電圧の供給端子に
接続された負荷抵抗に対して駆動電流を供給する駆動回
路であって、上記負荷抵抗に直列に接続された電流出力
用MOSトランジスタと、第2の電源電圧の供給端子に
接続され、上記電流出力用MOSトランジスタのゲート
端子に駆動信号を供給する駆動部と、上記第2の電源電
圧の供給端子に接続され、上記電流出力用MOSトラン
ジスタのドレイン端子を所定の電位に保持するためのク
ランプ回路とを有する。
プ回路が、上記電流出力用MOSトランジスタのゲート
端子とドレイン端子との間に接続された第1のMOSト
ランジスタと、ゲート端子とドレイン端子とが互いに接
続され、当該ゲート端子が上記第1のMOSトランジス
タのゲート端子に接続された第2のMOSトランジスタ
と、上記電流出力用MOSトランジスタのゲート端子と
上記第1のMOSトランジスタとの間または上記第1の
MOSトランジスタと上記電流出力用MOSトランジス
タのドレイン端子との間に接続された整流素子と、上記
第2のMOSトランジスタのソース端子に接続され、当
該ソース端子の電位を所定の電圧に保持する電圧保持手
段とを有することが好ましい。
プ回路が上記第2のMOSトランジスタに電流を供給す
る第1の電流源を有し、上記電流出力用MOSトランジ
スタと上記第1および第2のMOSトランジスタとがn
MOSトランジスタであり、上記電圧保持手段が上記第
2のnMOSトランジスタのソース端子と基準電位との
間に直列に接続された複数個のダイオードであることが
好ましい。更には、上記第1の電流源が、上記第2の電
源電圧の供給端子と上記第2のnMOSトランジスタの
ドレイン端子との間に接続された第1のpMOSトラン
ジスタと、ゲート端子とドレイン端子とが互いに接続さ
れ、当該ゲート端子が上記第1のpMOSトランジスタ
のゲート端子に接続され、ソース端子が上記第2の電源
電圧の供給端子に接続された第2のpMOSトランジス
タと、上記第2のpMOSトランジスタのドレイン端子
と基準電位との間に接続された第1の抵抗素子とを有す
ることが好ましい。
子が、上記電流出力用nMOSトランジスタのゲート端
子にアノードが接続され、上記第1のnMOSトランジ
スタのドレイン端子にカソードが接続されたダイオード
である、または上記電流出力用nMOSトランジスタの
ドレイン端子と上記第1のnMOSトランジスタのソー
ス端子との間に接続され、ゲート端子が上記第1のnM
OSトランジスタのドレイン端子に接続された第3のn
MOSトランジスタであることが好ましい。
が、上記電流出力用MOSトランジスタのゲート端子に
接続され、上記電流供給用MOSトランジスタに駆動信
号を供給する第4のMOSトランジスタと、上記第4の
MOSトランジスタに電流を供給する第2の電流源とを
有することが好ましい。
が、nMOSトランジスタである上記第4のMOSトラ
ンジスタのソース端子と基準電位との間に接続された第
3の電流源と、上記第2の電流源と基準電位との間に接
続され、上記第4のnMOSトランジスタと相補的に動
作する第5のnMOSトランジスタとを有し、上記第2
の電流源が、上記第2の電源電圧の供給端子と上記第5
のnMOSトランジスタとの間に接続され、ゲート端子
とドレイン端子とが接続された第3のpMOSトランジ
スタと、上記第2の電源電圧の供給端子と上記電流出力
用MOSトランジスタのゲート端子と上記第4のnMO
Sトランジスタとの接続中点との間に接続され、ゲート
端子が上記第3のpMOSトランジスタのゲート端子に
接続された第4のpMOSトランジスタとを有すること
が好ましい。更には、上記駆動部が、上記第3のpMO
Sトランジスタのドレイン端子と上記第5のnMOSト
ランジスタのドレイン端子との間に接続された第2の抵
抗素子と、上記第2の電源電圧の供給端子と上記第3の
pMOSトランジスタのゲート端子との間に接続された
第3の抵抗素子とを有することが好ましい。
念図である。図示のように、本実施形態の駆動回路は、
電流源IS3,IS4,IS5、スイッチング素子SW
1,SW2、nMOSトランジスタQN12、nMOS
トランジスタQN13,QN14、逆流防止用ダイオー
ドD3、及びダイオードD0,D1,D2によって構成
されている。
ング素子SW1によってノードND4に接続され、ま
た、電流源IS4は、スイッチング素子SW2によって
ノードND4に接続されている。トランジスタQN12
は、ゲートがノードND4に接続され、ドレインが負荷
抵抗R6に接続され、ソースが接地されている。トラン
ジスタQN12が電流出力用トランジスタである。即
ち、トランジスタQN12のオン/オフによって、負荷
抵抗R6に供給される駆動電流IL のタイミングが制御
される。なお、図示していないが、スイッチング素子S
W1とSW2は、外部から入力される制御信号によって
制御される。
タQN13,QN14、逆流防止用ダイオードD3、ダ
イオードD0,D1,D2及び電流源IS5によって、
クランプ回路10が構成されている。図示のように、ト
ランジスタQN13のドレインがダイオードD3のカソ
ードに接続され、ソースがトランジスタQN12のドレ
イン、即ちノードND5に接続されている。ダイオード
D3のアノードはノードND4に接続されている。トラ
ンジスタQN13とQN14のゲート同士が接続され、
その接続点がトランジスタQN14のドレインに接続さ
れている。また、トランジスタQN14のドレイン側に
電流源IS5が接続され、そのソース側に、ダイオード
D2,D1,D0が直列接続されている。
3とIS4の出力電流I1 とI0 が等しく設定されてい
る。そして、クランプ回路10の働きと合わせて、負荷
条件、例えば、負荷抵抗に供給される電源電圧VCC2 及
び負荷抵抗R6の抵抗値に左右されず、負荷電流IL の
バランスを保つことができる。
動回路の動作原理について説明する。まず、制御信号に
応じて、スイッチング素子SW1がオン、スイッチング
素子SW2がオフ状態に制御されている場合、電流源I
S3の供給電流I1 によって、トランジスタQN12の
ゲート寄生容量が充電されるので、トランジスタQN1
2のゲート電圧が上昇する。即ち、ノードND4の電圧
VB が上昇する。ノードND4の電圧VB がトランジス
タQN12のしきい値電圧VTHN を越えると、トランジ
スタQN12が導通し、負荷抵抗R6に駆動電流IL が
供給される。このとき、トランジスタQN12のドレイ
ン電圧、即ち、ノードND5の電圧VAがクランプ回路
10によってほぼ一定の値に保持される。
QN13とQN14のサイズが等しく、かつ電流源IS
5の供給電流I2 が電流源IS3の供給電流I1 に等し
いと仮定する。ダイオードD2,D1とD0の順方向電
圧降下がともにVthとすると、動作時にトランジスタQ
N14のソース電圧VD が3Vthに保持される。トラン
ジスタQN14のソース電圧VD によって、トランジス
タQN13のソース電圧、即ち、ノードND5の電圧が
クランプされる。以下、これについて具体的に説明す
る。
ードND5の電圧がトランジスタQN14のソース電圧
VD 以下に低下すると、トランジスタQN13が導通
し、ノードND5の電圧VA が引き上げられる。また、
ノードND5の電圧がVD より高くなると、逆流防止用
ダイオードD3の働きによってトランジスタQN13が
遮断し、ノードND5の電圧VA がトランジスタQN1
2によって引き下げられる。このように、トランジスタ
QN13、QN14、逆流防止用ダイオードD3及び直
列接続のダイオードD2,D1,D0によって構成され
たクランプ回路10によって、トランジスタQN12が
導通時に、ノードND5の電圧がほぼトランジスタQN
14のソース電圧VD に保持される。図1に示す例で
は、トランジスタQN14のソース電圧VD が直列接続
されている3段のダイオードの順方向電圧降下によって
決まるが、ダイオードの段数は、必要に応じて適宜設定
すればよい。
1がオフ、スイッチング素子SW2がオン状態に制御さ
れている場合、ノードND4がほぼ接地電位に保持され
る。これに応じて、トランジスタQN12が遮断し、ノ
ードND5がほぼ電源電圧V CC2 に保持される。このと
き、負荷抵抗R6には駆動電流が流れない。
いて、入力信号に応じてスイッチング素子SW1とSW
2が交互にオン/オフし、これに応じてトランジスタQ
N12は導通または遮断する。トランジスタQN12が
オン状態にあるとき、負荷抵抗R6に駆動電流IL が供
給される。また、このとき、クランプ回路10によっ
て、トランジスタQN12のドレイン電圧VA がほぼト
ランジスタQN14のソース電圧VD に保持される。一
方、トランジスタQN12がオフ状態にあるとき、負荷
抵抗R6に電流が供給されない。また、このとき、トラ
ンジスタQN13もオフ状態に保持される。
回路10を用いることによって、駆動用トランジスタQ
N12の導通時のドレイン電圧を所定のレベルに保持す
ることができ、トランジスタQN12が飽和状態になる
ことを防止できる。また、電流源IS3とIS4の供給
電流I1 とI0 を等しく設定することによって、負荷抵
抗R6に供給される駆動電流IL のパルス幅を入力され
る制御信号のパルス幅にほぼ等しくすることができ、出
力のバランスを良くできる。また、駆動用トランジスタ
QN12の導通時に、ノードND4の電圧VB が電源電
圧VCC1 とトランジスタQN14のソース電圧VD との
中間のレベルに保持されるので、駆動用トランジスタQ
N12のゲート電圧の立ち上がり/立ち下がりの時間お
よび遅延時間のバランスを取り易い。
を示す回路図である。図示のように、本例の駆動回路
は、pMOSトランジスタQP7,QP8,QP9,Q
P10、nMOSトランジスタQN10,QN11,Q
N12,QN13,QN14、電流源IS4、インバー
タINV1、抵抗素子R7,R8,R9,R10、逆流
防止用ダイオードD3、及びダイオードD2,D1,D
0によって構成されている。
QP8のソースがともに電源電圧V CC1 に接続され、ゲ
ート同士が接続され、その接続点がトランジスタQP7
のドレインに接続されている。また、トランジスタQP
7とQP8のゲート同士の接続点と電源電圧VCC1 との
間に、抵抗素子R9が接続されている。
れ、ドレインが抵抗素子R7を介してトランジスタQP
7のドレインに接続されている。トランジスタQN11
のソースが電流源IS4を介して接地され、ドレインが
トランジスタQP8のドレインに接続されている。トラ
ンジスタQN10のゲートに入力信号Sinが印加され、
トランジスタQN11のゲートに入力信号Sinの論理反
転信号が印加される。
が接地され、ドレインが負荷抵抗R8に接続されてい
る。負荷抵抗R8の他方の端子が電源電圧VCC2 に接続
されている。トランジスタQN12のゲートがトランジ
スタQN11のドレインに接続されている。
止用ダイオードD3、ダイオードD2,D1,D0、ト
ランジスタQP9,QP10及び抵抗素子R10によっ
てクランプ回路10が構成されている。図2に示すよう
に、トランジスタQN13は、ソースがトランジスタQ
N12のドレイン、即ち、ノードND5に接続され、ド
レインが逆流防止用ダイオードD3のカソードに接続さ
れている。逆流防止用ダイオードD3のアノードは、ト
ランジスタQN11のドレイン、即ち、ノードND4に
接続されている。トランジスタQN14のソースが直列
接続されているダイオードD2,D1,D0を介して接
地され、ドレインがトランジスタQP9のドレインに接
続されている。トランジスタQN13とQN14のゲー
ト同士が接続され、その接続点がトランジスタQN14
のドレインに接続されている。トランジスタQP9とQ
P10のソースがともに電源電圧VCC1 に接続され、ゲ
ート同士が接続され、その接続点がトランジスタQP1
0のドレインに接続されている。トランジスタQP10
のドレインが抵抗素子R10を介して接地されている。
0において、トランジスタQP9とQP10によってカ
レントミラー回路が構成されている。このため、トラン
ジスタQP9のドレイン電流I2 がトランジスタQP1
0のドレイン電流I’2 によって決まる。なお、トラン
ジスタQP10のドレイン電流は、電源電圧VCC1 と抵
抗素子R10の値によって決まる。このため、このカレ
ントミラー回路によって、トランジスタQN14のドレ
インに定電流I2 が供給される。
電圧VD がダイオードD2,D1,D0順方向電圧降下
によって決定される。即ち、上述した図1と同じよう
に、ダイオードD2,D1,D0順方向電圧降下をすべ
てVthとすると、トランジスタQN14のソース電圧V
D が3Vthとなる。
回路10の働きによって、トランジスタQN12が導通
するとき、トランジスタQN12のドレイン電圧、即
ち、トランジスタQN13のソース電圧VA がトランジ
スタQN14のソース電圧VDによってクランプされ
る。以下、これについてさらに詳しく説明する。
ジスタQN10が導通し、トランジスタQN11が遮断
する。このとき、トランジスタQN11のドレイン、即
ち、ノードND4の電位が上昇してトランジスタQN1
2が導通し、負荷抵抗R8に駆動電流IL が供給され
る。このとき、ノードND4の電圧VB は、駆動電流I
L の電流値に応じて、電源電圧VCC1 とトランジスタQ
N14のソース電圧VDにダイオードD3の順方向電圧
降下VF(D3) を加えた電圧との中間の電圧(VCC 1 >V
B >VF(D3) )に保持される。このとき、例えば、トラ
ンジスタQN12のドレイン電圧、即ちノードND5の
電圧VA がトランジスタQN14のソース電圧VD より
低くなると、トランジスタQN13が導通し、トランジ
スタQN12のドレイン電圧VA が引き上げられる。逆
に、トランジスタQN12のドレイン電圧VA がトラン
ジスタQN14のソース電圧VD より高くなると、逆流
防止用ダイオードD3の働きによってトランジスタQN
13が遮断し、トランジスタQN12のドレイン電圧V
A がトランジスタQN12によって引き下げられる。こ
のため、トランジスタQN12が導通状態にあるとき、
そのドレイン電圧、即ちノードND5の電圧VA は、常
にクランプ回路10のトランジスタQN14のソース電
圧VD とほぼ同じレベルに保持される。
逆流防止用ダイオードD3及びダイオードD2,D1,
D0などによって構成されたクランプ回路10によっ
て、トランジスタQN12が導通状態にあるとき、その
ドレイン電圧VA がトランジスタQN14のソース電圧
VD と同じレベルにクランプされる。これによって、導
通時にトランジスタQN12が深い飽和状態に陥るこ
と、つまり必要以上にトランジスタQN12のゲート電
圧VB が上昇することを回避でき、トランジスタQN1
2のオン/オフ状態の切り替えが高速にでき、負荷抵抗
R8に出力される駆動電流IL の立ち上がり、立ち下が
りのバランスを保つことができる。また、入力信号Sin
に対して、負荷抵抗R8に出力される駆動電流IL の立
ち上がり、立ち下がりの遅延時間をほぼ等しく制御で
き、駆動電流のタイミングを制御信号S inによって高精
度に制御できる。
号波形を示す波形図である。以下、図2及び図3を参照
しつつ、本実施形態の駆動回路の動作について説明す
る。なお、ここで、電源電圧VCC1 を15〜30V、電
源電圧VCC2 を20〜30Vと仮定する。また、入力信
号Sinを周期2.0μsのパルス信号とする。なお、電
源電圧VCC1 とVCC2 とは、同じ電圧であっても、異な
る電圧であっても構わない。まず、入力信号Sinがロー
レベルのとき、トランジスタQN10が遮断し、トラン
ジスタQN11が導通する。即ち、このとき、トランジ
スタQN12のゲートがほぼ接地電位に保持されるの
で、トランジスタQN12が遮断する。このとき、負荷
抵抗R8に駆動電流が出力されない。
て、入力信号Sinがローレベルからハイレベルに切り替
わる。これに応じて、トランジスタQN10が導通し、
トランジスタQN11が遮断する。従って、トランジス
タQN11のドレイン電圧V B がローレベルからハイレ
ベルに切り替わり、これに従って、トランジスタQN1
2が導通状態に切り替わる。
ン電圧、即ち、ノードND5の電圧VA がクランプ回路
10によって、トランジスタQN14のソース電圧VD
とほぼ同じレベルに保持される。即ち、VA =3Vthと
なる。また、負荷抵抗R8に駆動電流IL が供給され
る。
路によれば、ドレイン出力型駆動回路にクランプ回路1
0を設けて、電流出力用トランジスタのドレイン電圧を
所定のレベルに保持する。駆動部分において、入力信号
Sinに応じて、負荷抵抗R8に供給される駆動電流IL
のタイミングが制御される。クランプ回路10によっ
て、電流出力用トランジスタQN12が導通状態にある
とき、そのドレイン電圧VA が一定の電圧レベルに保持
される。このため、トランジスタQN12が飽和状態に
陥ること、つまり必要以上にトランジスタQN12のゲ
ート電圧VB が上昇することが回避され、オン/オフの
切り替えが高速にでき、負荷抵抗R8に出力される駆動
電流IL の立ち上がり、立ち下がりのバランスを保つこ
とができる。また、入力信号Sinに対して、負荷抵抗R
8に出力される駆動電流IL の立ち上がり、立ち下がり
の遅延時間をほぼ等しく制御でき、駆動電流のタイミン
グを制御信号Sinによって高精度に制御できる。
動回路の駆動部において、トランジスタQP7とQP8
からなるカレントミラー回路によって、トランジスタQ
P8のドレイン電流I1 が決まる。また、トランジスタ
QN11に流れる電流が電流源IS4の供給電流I0 に
よって決まる。このため、トランジスタQN11のオン
/オフ状態が切り換えられるときの貫通電流が、カレン
トミラー回路の電流I 1 及び電流源の電流I0 によって
制限され、トランジスタの切り替えによる消費電力の増
加、スイッチングノイズによる回路の誤動作などを防止
できる。
ているクランプ回路10の逆流防止用ダイオードD3と
トランジスタQN13以外の回路は、複数の出力部分回
路によって共有することができる。即ち、図2に示す駆
動回路において、クランプ回路10の逆流防止用ダイオ
ードD3とトランジスタQN13と駆動回路を複数設け
て出力アレイ回路を構成することができる。このアレイ
回路にある複数の駆動部分が一つのクランプ回路を共有
して制御特性を改善することができる。このため、クラ
ンプ回路を設けることによって回路構成が複雑になるこ
とがなく、例えば、インクジェット式プリンタに用いら
れるプリントヘッドの小型化及び印字ドットの微細化を
実現できる。
路図である。図示のように、本実施形態の駆動回路は、
図2に示す本発明の第1の実施形態の駆動回路とほぼ同
じ構成を有する。ただし、本実施形態において、クラン
プ回路20の構成は、第1の実施形態の駆動回路におけ
るクランプ回路10とは異なる。
において、nMOSトランジスタQN10,QN11,
QN12などによって構成されている駆動部は、図2に
示す第1の実施形態の駆動回路の対応する部分とほぼ同
じ構成を有する。一方、クランプ回路20は、nMOS
トランジスタQN13,QN14,QN15、pMOS
トランジスタQP9,QP10、ダイオードD2,D
1,D0及び抵抗素子R10によって構成されている。
第1の実施形態の駆動回路のクランプ回路10に較べ
て、逆流防止用ダイオードD3が削除され、nMOSト
ランジスタQN15が追加されている。
て、電流出力用トランジスタQN12が遮断状態にある
とき、そのドレイン電圧、即ち、ノードND5の電圧V
A がほぼ電源電圧VCC2 に保持される。このとき、トラ
ンジスタQN13のゲート電圧がトランジスタQN14
のゲート電圧と等しく、例えば、直列接続されているダ
イオードD2,D1,D0の順方向電圧降下及びトラン
ジスタQN14のゲート−ソース間電圧の和となる。電
源電圧VCC2 は、通常、例えば、20〜30Vの高電圧
である。このため、トランジスタQN13のゲート−ソ
ース間に高い逆バイアス電圧が印加されるので、トラン
ジスタQN13は、ゲート−ソース間逆耐圧特性のよい
トランジスタを用いなければならない。例えば、トラン
ジスタQN13はソースとドレインにそれぞれ2重拡散
を施した対称LDMOSを用いることで、このゲート−
ソース間の逆バイアス電圧が耐えられるが、ドレインの
み2重拡散した非対称LDMOSの場合、ソース−基板
間の耐圧が小さく、この逆バイアス電圧に耐えられな
い。このように、図2に示す本発明の第1の実施形態の
駆動回路において、トランジスタQN13のソース−基
板間(バックゲート)の逆耐圧特性を改善するための措
置を取らなければならない。これによって、製造工程数
が増え、製造コストが上がる不利益が生じる。
ランプ回路において、トランジスタQN12のドレイン
とトランジスタQN13のソースとの間に、nMOSト
ランジスタQN15が接続されている。図4に示すよう
に、トランジスタQN15のドレインがトランジスタQ
N12のドレイン、即ち、ノードND5に接続され、そ
のソースがトランジスタQN13のソースに接続されて
いる。トランジスタQN15のゲートがノードND4に
接続されている。
おいて、入力信号Sinに従って、ノードND4がローレ
ベルに保持され、トランジスタQN12が遮断状態にあ
るとき、トランジスタQN15も遮断状態にある。この
とき、トランジスタQN15のドレインに印加される電
源電圧VCC2 とトランジスタQN13の基板電圧との電
圧差は、トランジスタQN15とトランジスタQN13
によって分担する。即ち、この電圧差がトランジスタQ
N15のドレイン−ソース間及びトランジスタQN13
のソース−基板間で分圧される。トランジスタQN15
が遮断状態にあるので、そのドレイン−ソース間の抵抗
が大きく、この電圧差のほとんどがトランジスタQN1
5のドレイン−ソース間にかかる。これによって、トラ
ンジスタQN13のソース−基板間に高い逆バイアス電
圧がかかることなく、トランジスタQN13は通常の耐
圧特性を有すればよい。また、ノードND4がローレベ
ルに保持されることにより、トランジスタQN15のゲ
ート電圧もローレベル(接地電位)になるので、トラン
ジスタQN15は完全に遮断状態となる。従って、図2
の実施例における逆流防止用ダイオードD3は不要とな
る。通常、ドレインのみを二重拡散構造とした非対称L
DMOSトランジスタのドレイン−ソース間の耐圧が大
きく、特別な耐圧処理をせずにこの高電圧に十分耐えら
れる。これによって、製造工程数の増加を回避でき、製
造コストを必要最小限に抑えられる。
に、クランプ回路20において、逆流防止用ダイオード
D3を削除し、トランジスタQN15を追加した点を除
けば、図2に示す本発明の第1の実施形態の駆動回路と
ほぼ同じである。このため、本実施形態の駆動回路は、
上述した第1の実施形態の駆動回路とほぼ同じように動
作する。以下、図4を参照しつつ、本実施形態の駆動回
路の動作について簡単に説明する。
ジスタQN10が遮断し、トランジスタQN11が導通
する。これに応じて、ノードND4がローレベルに保持
され、トランジスタQN12が遮断する。このとき、ノ
ードND5がほぼ電源電圧V CC2 に保持され、負荷抵抗
R8に駆動電流が流れない。このとき、トランジスタQ
N15は遮断し、ノードND5とトランジスタQN13
またはQN15の基板との間の高電圧は、ほとんどトラ
ンジスタQN15のドレイン−ソース間にかかり、トラ
ンジスタQN13またはQN15のソース−基板間の耐
圧負担が低減される。
に切り替わると、これに従ってトランジスタQN10が
導通し、トランジスタQN11が遮断する。このため、
ノードND4がハイレベル、例えば、駆動電流IL に応
じて電源電圧VCC1 とトランジスタQN14のソース電
圧VD との中間のレベルに保持される。これに応じて、
トランジスタQN12、QN13及びQN15が導通す
る。このとき、ノードND5の電圧VA は、クランプ回
路20によって、ほぼトランジスタQN14のソース電
圧VD と等しく保持される。例えば、トランジスタQN
14のソースと接地電位との間に直列接続されているダ
イオードD2,D1,D0の順方向電圧降下をすべてV
thとすると、トランジスタQN14のソース電圧VD は
3Vthとなる。これに応じて、ノードND5の電圧VA
もほぼ3Vthに保持される。トランジスタQN12が導
通している間、負荷抵抗R8に駆動電流IL が流れる。
おいて、入力信号Sinに応じて、負荷抵抗R8に供給さ
れる駆動電流IL のタイミングが制御される。即ち、入
力信号Sinがローレベルのとき、負荷抵抗R8に駆動電
流が供給されず、入力信号S inがハイレベルのとき、負
荷抵抗R8に駆動電流IL が供給される。さらに、本実
施形態の駆動回路において、クランプ回路20が設けら
れ、電流出力用トランジスタQN12が導通するときそ
のドレイン電圧が所定のレベルに保持される。これによ
って、トランジスタQN12が深い飽和状態になるこ
と、つまりトランジスタQN12のゲート電圧が必要以
上に上昇することが回避され、オン/オフ状態の切り替
えが高速に行える。また、負荷抵抗に出力される駆動電
流の立ち上がりと立ち下がりの対称性がよくなり、ま
た、入力信号Sinに対して立ち上がりエッジと立ち下が
りエッジの遅延時間をほぼ等しく保持できる。
と同様に、駆動部においてトランジスタQN11の状態
が切り替わるときの貫通電流は、トランジスタQP7と
QP8からなるカレントミラー回路の出力電流I1 及び
電流源IS4の供給電流I0によって制限されるので、
トランジスタの状態の切り替えによる消費電力の増加を
抑制できる。また、トランジスタのスイッチングノイズ
による回路の誤動作等を防止できる。
上述した本発明の第1の実施形態と同様に、クランプ回
路のトランジスタQN13とQN15以外の回路は複数
の駆動部分によって共有することができるので、複数の
駆動部分で構成された出力アレイ回路に一つのクランプ
回路のみを設ければ、すべての駆動部分の出力特性を改
善できる。これによって、例えば、プリンタヘッドの小
型化及び印字ドットの精度の良い微細化を容易に実現可
能である。
によれば、負荷抵抗に供給される駆動電流の立ち上がり
及び立ち下がりのバランスを保つことができ、かつ入力
信号に対して、負荷抵抗に出力される駆動電流の立ち上
がり遅延時間と立ち下がり遅延時間をほぼ等しく保持で
き、駆動電流の出力タイミングを高精度で制御できる利
点がある。また、本発明の駆動回路によれば、複数の駆
動部分によって一つのクランプ回路を共有することがで
きるので、複数の駆動部分からなる出力アレイ回路に一
つのクランプ回路のみを設ければ、すべての駆動部分の
出力特性を改善でき、クランプ回路を設けることによっ
て回路構成が複雑になることがなく、プリントヘッドの
小型化及び印字ドットの微細化を容易に実現できる。さ
らに、本発明によれば、クランプ回路において、逆耐圧
特性が要求されるトランジスタのソース側にMOSトラ
ンジスタを接続することによって、通常の耐圧特性を有
するMOSトランジスタでも逆耐圧による破壊を防止で
き、回路の製造工程数の増加を防止でき、製造コストの
低減を実現できる利点がある。
概念図である。
成例を示す回路図である。
を示す波形図である。
回路図である。
る。
る。
る。
圧、GND…接地電位。
Claims (9)
- 【請求項1】第1の電源電圧の供給端子に接続された負
荷抵抗に対して駆動電流を供給する駆動回路であって、 上記負荷抵抗に直列に接続された電流出力用MOSトラ
ンジスタと、 第2の電源電圧の供給端子に接続され、上記電流出力用
MOSトランジスタのゲート端子に駆動信号を供給する
駆動部と、 上記第2の電源電圧の供給端子に接続され、上記電流出
力用MOSトランジスタのドレイン端子を所定の電位に
保持するためのクランプ回路と、 を有する駆動回路。 - 【請求項2】上記クランプ回路が、 上記電流出力用MOSトランジスタのゲート端子とドレ
イン端子との間に接続された第1のMOSトランジスタ
と、 ゲート端子とドレイン端子とが互いに接続され、当該ゲ
ート端子が上記第1のMOSトランジスタのゲート端子
に接続された第2のMOSトランジスタと、 上記電流出力用MOSトランジスタのゲート端子と上記
第1のMOSトランジスタとの間または上記第1のMO
Sトランジスタと上記電流出力用MOSトランジスタの
ドレイン端子との間に接続された整流素子と、 上記第2のMOSトランジスタのソース端子に接続さ
れ、当該ソース端子の電位を所定の電圧に保持する電圧
保持手段と、 を有する請求項1記載の駆動回路。 - 【請求項3】上記クランプ回路が上記第2のMOSトラ
ンジスタに電流を供給する第1の電流源を有し、 上記電流出力用MOSトランジスタと上記第1および第
2のMOSトランジスタとがnMOSトランジスタであ
り、 上記電圧保持手段が上記第2のnMOSトランジスタの
ソース端子と基準電位との間に直列に接続された複数個
のダイオードである請求項2記載の駆動回路。 - 【請求項4】上記第1の電流源が、上記第2の電源電圧
の供給端子と上記第2のnMOSトランジスタのドレイ
ン端子との間に接続された第1のpMOSトランジスタ
と、ゲート端子とドレイン端子とが互いに接続され、当
該ゲート端子が上記第1のpMOSトランジスタのゲー
ト端子に接続され、ソース端子が上記第2の電源電圧の
供給端子に接続された第2のpMOSトランジスタと、
上記第2のpMOSトランジスタのドレイン端子と基準
電位との間に接続された第1の抵抗素子とを有する請求
項3記載の駆動回路。 - 【請求項5】上記整流素子が、上記電流出力用nMOS
トランジスタのゲート端子にアノードが接続され、上記
第1のnMOSトランジスタのドレイン端子にカソード
が接続されたダイオードである請求項3または4記載の
駆動回路。 - 【請求項6】上記整流素子が、上記電流出力用nMOS
トランジスタのドレイン端子と上記第1のnMOSトラ
ンジスタのソース端子との間に接続され、ゲート端子が
上記第1のnMOSトランジスタのドレイン端子に接続
された第3のnMOSトランジスタである請求項3また
は4記載の駆動回路。 - 【請求項7】上記駆動部が、 上記電流出力用MOSトランジスタのゲート端子に接続
され、上記電流供給用MOSトランジスタに駆動信号を
供給する第4のMOSトランジスタと、 上記第4のMOSトランジスタに電流を供給する第2の
電流源とを有する 請求項1、2、3、4、5または6記載の駆動回路。 - 【請求項8】上記駆動部が、nMOSトランジスタであ
る上記第4のMOSトランジスタのソース端子と基準電
位との間に接続された第3の電流源と、上記第2の電流
源と基準電位との間に接続され、上記第4のnMOSト
ランジスタと相補的に動作する第5のnMOSトランジ
スタとを有し、 上記第2の電流源が、上記第2の電源電圧の供給端子と
上記第5のnMOSトランジスタとの間に接続され、ゲ
ート端子とドレイン端子とが接続された第3のpMOS
トランジスタと、上記第2の電源電圧の供給端子と上記
電流出力用MOSトランジスタのゲート端子と上記第4
のnMOSトランジスタとの接続中点との間に接続さ
れ、ゲート端子が上記第3のpMOSトランジスタのゲ
ート端子に接続された第4のpMOSトランジスタとを
有する請求項7記載の駆動回路。 - 【請求項9】上記駆動部が、上記第3のpMOSトラン
ジスタのドレイン端子と上記第5のnMOSトランジス
タのドレイン端子との間に接続された第2の抵抗素子
と、上記第2の電源電圧の供給端子と上記第3のpMO
Sトランジスタのゲート端子との間に接続された第3の
抵抗素子とを有する請求項8記載の駆動回路。
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