JP2003198296A - 光受信装置 - Google Patents

光受信装置

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JP2003198296A JP2001399707A JP2001399707A JP2003198296A JP 2003198296 A JP2003198296 A JP 2003198296A JP 2001399707 A JP2001399707 A JP 2001399707A JP 2001399707 A JP2001399707 A JP 2001399707A JP 2003198296 A JP2003198296 A JP 2003198296A
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力振幅の変動に対して消光比を一定に保ち
ながら、ダイナミックレンジを広げる。 【解決手段】 バースト信号用光受信器10は、受光素
子11から出力された信号電流Iiを信号電圧Voに変
換するアンプ12と、アンプ12の利得を調整するトラ
ンジスタ13と、信号電流Iiのピーク値を検出する電
流検出回路20と、そのピーク値に等しい直流電流Ip
を発生させるとともに、直流電流Ipをアンプ12で変
換した場合に得られる信号電圧Voに等しい直流電圧V
pを出力するダミー電流発生回路30と、直流電圧Vp
と基準電圧Vrとの差に応じて制御電圧Vc1を出力す
ることにより、アンプ12で変換される信号電圧Voの
振幅が一定になるようにトランジスタ13の抵抗値を制
御する振幅制御回路40とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信技術の分野
で用いられる光受信装置に関する。以下、従来技術及び
実施形態の説明では、このような光受信装置の一例とし
て、PON(Passive Optical Network)システム等に
おいて各加入者からの光信号を受信するためのバースト
信号用光受信器をとりあげる。
【0002】
【従来の技術】将来の経済的高速広帯域光アクセスシス
テムであるATM‐PON(Asynchronous Transfer Mo
de based Passive Optical Network)では、網側で複数
ユーザを収容する光加入者終端装置(OLT:Optical
Line Terminal)とユーザ側で光加入者線を終端する光
アクセス装置(ONU:Optical Network Unit)との間
が光ファイバケーブルで結ばれ、1.3μm/1.5μ
m波長多重による1芯ファイバ又は1.3μm2芯ファ
イバにより信号が双方向伝送される。
【0003】OLTからの信号は、光分岐器によって分
岐され、各ユーザ側に設置された複数のONUに伝送さ
れる。また、ONUからOLTへの上り方向は制御信号
などが伝送される。特に上り方向は間欠的に信号を伝送
するバースト信号になるので、OLT側の光受信器はバ
ースト信号を受信できなければならない。
【0004】ATM‐PONにおける規格は、FSAN
(Full Service Access Networks)から提案されてい
る。例えば、FSANクラスB規格において光受信器
は、光入力電流630nAp‐p〜320μAp‐pと
いう500倍以上の広いダイナミックレンジを確保する
とともに、 “0”レベルと“1”レベルとのレベル比
である消光比が10以下のバースト信号に対して安定に
動作しなければならない。言い換えれば、光入力電流の
変動に対して“0”レベルが変動するので、十分な
“0”レベル変動耐力を確保しなければならない。な
お、消光比が10以下である理由は、レーザダイオード
が“0”レベル(消)状態から“1”レベル(光)状態
に速やかに到達するように、 “0”レベル(消)でも
レーザダイオードにある程度の電流(プリバイアス)を
流しておくためである。
【0005】図5は、バースト信号用光受信器の第一従
来例を示す回路図である。以下、この図面に基づき説明
する。
【0006】従来のバースト信号用光受信器70では、
広ダイナミックレンジを確保する手段として、プリアン
プ71に振幅制限機能を持たせていた。すなわち、プリ
アンプ71は、受光素子11から出力された信号電流I
iを信号電圧Voに変換するアンプ12と、アンプ12
の入出力間に接続された帰還抵抗器14と、帰還抵抗器
14に並列接続されたダイオード72とを備えている。
アンプ12は、入力インピーダンスがほぼ無限大かつ出
力インピーダンスがほぼ零であるので、帰還抵抗器14
の抵抗値に対応する増幅率を有する反転増幅器として動
作する。
【0007】受光素子11から出力された信号電流Ii
は、アンプ12によって信号電圧Voに変換される。詳
しく言えば、信号電流Iiは、帰還抵抗器14の抵抗値
に対応する増幅率で反転増幅され、信号電圧Voとな
る。このとき、信号電流Iiの振幅が大きければ、帰還
抵抗器14での電圧降下も大きくなる。そして、帰還抵
抗器14での電圧降下がダイオード72のビルトイン電
圧を越えると、ダイオード72が導通する。このよう
に、プリアンプ71の帰還抵抗器14に並列にダイオー
ド72を挿入することにより、信号の振幅を一定値以下
に押さえることができる(図6[a],[b]参照)。
【0008】しかしながら、FSAN規格では“1”レ
ベルと“0”レベルとのレベル比である消光比=10ま
で許容されているので、例えば通常の10倍以上の大信
号入力の場合、“0”レベルが振幅制限値を上回ってし
まって、プリアンプ71の出力がすべて“1”レベルに
固定されてしまうという不都合がある(図7[c],
[d]参照)。すなわち、この従来技術では十分な
“0”レベル変動耐力を確保できないということにな
る。
【0009】この問題の解決するために、パワーレベル
の大きな光信号を入力した場合でも波形歪みを有効に抑
えることのできるバースト信号用光受信器が特開2000-2
52775号公報に開示されている。図8は、このバースト
信号用光受信器100(第二従来例)を示す回路図であ
る。以下、この図面に基づき説明する。
【0010】フォト・ダイオード101は、光信号Lを
受光して電流信号Iinに変換する。カレントミラー回
路102は、PNPトランジスタTR1,TR2からな
る。カレントミラー回路102によれば、PNPトラン
ジスタTR2のコレクタ電流Imonが、常にPNPト
ランジスタTR1のコレクタ電流すなわち電流信号Ii
nと等しくなる。
【0011】トランスインピーダンスアンプ103は、
フォト・ダイオード101で受光して得られた電流信号
Iinを電圧信号に変換する。トランスインピーダンス
アンプ103の入力部と出力部との間には、抵抗器R1
とMOSトランジスタTR3とを並列接続してなる帰還
抵抗器Rfが設けられる。帰還抵抗器Rfは、トランス
インピーダンスアンプ103の利得を規定するためのも
のであって、MOSトランジスタTR3のドレイン・ソ
ース間抵抗と抵抗器R1との並列抵抗によって、その抵
抗値が決まる。反転アンプ104は、トランスインピー
ダンスアンプ103の出力信号を反転させて電圧信号V
outとして外部に出力する。
【0012】トランスインピーダンスアンプ105は、
PNPトランジスタTR2のコレクタ電流Imonを電
圧信号に変換する。帰還抵抗器R2は、トランスインピ
ーダンスアンプ105の利得を規定するものであり、抵
抗器R1よりも小さい抵抗値に設定される。反転アンプ
106は、トランスインピーダンスアンプ105の出力
信号を反転増幅する。
【0013】ピーク検出回路107は、反転アンプ10
6の出力信号のピーク値Vpdを検出する。ピーク検出
回路107には外部からリセット信号Resetが入力
されるので、バースト信号が終了する度に、ピーク値V
pdはリセットされる。オペアンプ108は、ピーク値
Vpdのレベルに応じて信号VgをMOSトランジスタ
TR3のゲートに出力することにより、このゲート電圧
を制御する。
【0014】次に、バースト信号用光受信器100の動
作を説明する。
【0015】まず、フォト・ダイオード101は、光信
号Lを受光して電流信号Iinに変換する。この結果、
電流信号IinはPNPトランジスタTR1のコレクタ
電流となるので、カレントミラー回路102の他方のP
NPトランジスタTR2のコレクタには、電流信号Ii
nに等しいモニタ電流Imonが現れる。トランスイン
ピーダンスアンプ105は、カレントミラー回路102
からモニタ電流Imonを入力して電圧信号に変換す
る。このとき、トランスインピーダンスアンプ105の
出力波形は、トランスインピーダンスアンプ105に入
力されるモニタ電流Imonに対して極性が反転したも
のとなる。帰還抵抗器R2の抵抗値によって決まるトラ
ンスインピーダンスアンプ105の利得は、大信号が入
力されても出力信号が飽和しない程度の値に設定されて
いる。これにより、トランスインピーダンスアンプ10
5は、モニタ電流Imonの振幅に応じて、これをリニ
アに増幅する。
【0016】反転アンプ106は、トランスインピーダ
ンスアンプ105の出力信号を反転させる。ピーク検出
回路107は、1ビット以内にトランスインピーダンス
アンプ105の出力信号のピーク値Vpdを検出し、リ
セット信号Resetで規定されるバースト区間におい
てその値を保持する。保持されたピーク値Vpdは、リ
セット信号Resetにより、バースト周期毎に初期化
される。
【0017】オペアンプ108は、ピーク検出回路10
7の出力信号を入力し、これを反転させてゲート電圧V
gを帰還抵抗器RfをなすMOSトランジスタTR3の
ゲートに与える。これにより、帰還抵抗器Rfの抵抗値
は、ゲート電圧Vgが大きいほど小さくなり、ゲート電
圧Vgが小さいほど大きくなる。ここで、このゲート電
圧Vgはピーク値Vpdを反転して得られ、このピーク
値Vpdはモニタ電流Imonすなわち電流信号Iin
の大きさを表す。したがって、帰還抵抗Rfの値は、電
流信号Iinが大きいほど小さくなり、逆に電流信号I
inが小さいほど大きくなるように変化する。また、リ
セット信号Resetが入力されると、帰還抵抗器Rf
の抵抗値は最大値に初期化される。
【0018】一方、トランスインピーダンスアンプ10
3の出力波形は、トランスインピーダンスアンプ105
の出力波形と同様に、トランスインピーダンスアンプ1
03に入力される電流信号Iinに対して極性が反転し
たものとなる。ここで、大信号の電流信号Iinがトラ
ンスインピーダンスアンプ103に入力された場合、ト
ランスインピーダンスアンプ103は最大利得の状態で
これを受信するため、1ビット目の信号は飽和状態に達
する。しかし、この大信号はモニタ電流Imonに反映
されて、帰還抵抗器Rfの抵抗値が直ちに小さくなるよ
うに制御される。このため、2ビット目以降は、正常な
出力波形が得られる。また、小信号の電流信号Iinが
トランスインピーダンスアンプ103に入力された場合
は、この小信号はモニタ電流Imonに反映されて、帰
還抵抗器Rfの抵抗値が直ちに大きくなるように(最大
値に)制御される。このため、1ビット目から正常な波
形が出力される。反転アンプ104は、トランスインピ
ーダンスアンプ103の出力信号を反転させて信号電圧
Voutを出力する。
【0019】以上のとおり、バースト信号用光受信器1
00によれば、受光する光信号のパワーレベルに応じ
て、信号電流Iinを入力するトランスインピーダンス
アンプ103の利得が切り替えられる。したがって、光
信号Lのパワーレベルが大きくなっても、歪みの少ない
信号列を得ることができ、逆に光信号Lのパワーレベル
が小さくなっても、必要な振幅を有する信号列を得るこ
とができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第二従
来例では、次のような問題があった。
【0021】.複数のバースト信号用光受信器100
について考える。帰還抵抗器Rfを構成するMOSトラ
ンジスタTR3のゲート・ソース間電圧とドレイン・ソ
ース間抵抗との関係は、各バースト信号用光受信器10
0ごとに異なった特性となる。そのため、光信号Lのパ
ワー変動に利得変化が正確に追従できないことがあっ
て、ダイナミックレンジが狭くなっていた。
【0022】.一般にトランスインピーダンスアンプ
103の入力端子電圧は、0.8V以上を必要とする。
また、フォト・ダイオード101の動作には、2V程度
の電圧を必要とする。更に、カレントミラー回路102
の動作にも、0.8V以上を必要とする。そのため、こ
れらの電圧を合計すると、電源電圧Vccは3.6V以
上となる。したがって、光伝送製品で主流となっている
3.3V(TYP.)電源では、バースト信号用光受信器1
00を動作させることができない。
【0023】.カレントミラー回路102は、フォト
・ダイオード101に比べて、複雑な構成になっている
ので、動作がかなり遅い。そのため、ATM‐PONシ
ステムの光伝送速度である155.52Mbit/se
cの動作を、カレントミラー回路102で実現すること
が困難である。
【0024】
【発明の目的】そこで、本発明の主な目的は、光信号の
パワー変動に合わせて利得を正確に変化させることによ
り、ダイナミックレンジを広くできる光受信装置を提供
することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光受信装置
は、受光素子から出力された信号電流を信号電圧に変換
する第一のアンプと、第一のアンプの入出力間に接続さ
れるとともに第一制御電圧に応じて抵抗値が変化する第
一の可変帰還抵抗器と、受光素子から出力された信号電
流のピーク値を検出し、このピーク値に等しい直流電流
を第一のアンプで変換した場合に得られる信号電圧に等
しい直流電圧を出力するダミー電流発生手段と、このダ
ミー電流発生手段から出力された直流電圧と基準電圧と
の差が小さくなるように第一の制御電圧を出力する振幅
制御回路と、を備えたものである(請求項1)。
【0026】このとき、ダミー電流発生手段は、受光素
子から出力された信号電流のピーク値を検出する電流検
出回路と、電流検出回路で検出されたピーク値に等しい
直流電流を発生させるとともに、この直流電流を第一の
アンプで変換した場合に得られる信号電圧に等しい直流
電圧を出力するダミー電流発生回路とを備えた、として
もよい(請求項2)。
【0027】光信号は受光素子で信号電流に変換され、
この信号電流は第一のアンプで信号電圧に変換される。
一方、信号電流のピーク値は電流検出回路で検出され
る。そして、ダミー電流発生回路は、信号電流のピーク
値に等しい直流電流を発生させ、この直流電流を第一の
アンプで変換した場合に得られる信号電圧に等しい直流
電圧を出力する。すると、振幅制御回路は、ダミー電流
発生回路から出力された直流電圧と基準電圧との差が小
さくなるように第一の制御電圧を出力することにより、
第一の可変帰還抵抗器の抵抗値を制御する。その結果、
光信号のパワー変動に合わせて利得が正確に変化するこ
とにより、広範囲のパワーレベルの光信号に対しても第
一のアンプで変換される信号電圧の振幅が一定になる。
【0028】例えば、信号電流のピーク値が大きい場合
は、ダミー電流発生回路から出力される直流電圧も大き
くなるので、この直流電圧と基準電圧との差も大きくな
る。すると、振幅制御回路は、この差が小さくなるよう
に、すなわち第一の可変帰還抵抗器の抵抗値が小さくな
って第一のアンプの利得が減少するように、第一の制御
電圧を出力する。逆に、信号電流のピーク値が小さけれ
ば、振幅制御回路は、第一の可変帰還抵抗器の抵抗値が
大きくなって第一のアンプの利得が増加するように、第
一の制御電圧を出力する。このように、第一のアンプの
帰還抵抗値を制御することにより、第一のアンプの出力
電圧が飽和しない領域すなわち線形領域で、第一のアン
プが動作する。また、ダミー電流発生回路から出力され
た直流電圧は、信号電流のピーク値を第一のアンプで変
換した場合に得られる信号電圧に等しいので、極めて正
確である。したがって、本発明に係る光受信装置によれ
ば、広範囲のパワーレベルの光信号に対しても、第一の
アンプで変換される信号電圧の振幅が高精度に一定化さ
れる。
【0029】請求項3記載の光受信装置は、請求項2記
載の光受信装置において、第一の可変帰還抵抗器は第一
の制御電圧がゲート又はベースに印加されるトランジス
タからなる、としたものである。
【0030】請求項4記載の光受信装置は、請求項2又
は3記載の光受信装置において、電流検出回路は、受光
素子から出力された信号電流が流れる第一の抵抗器と、
第一の抵抗器の両端電圧を増幅する第一の電流検出用ア
ンプと、第一の電流検出用アンプで増幅された電圧のピ
ーク値を検出するピーク値検出器とを備えた、としたも
のである。
【0031】請求項5記載の光受信装置は、請求項4記
載の光受信装置において、ダミー電流発生回路は、第二
の制御電圧に応じた電流を前記直流電流として出力する
可変電流源と、可変電流源から出力された直流電流を電
圧に変換して前記直流電圧として出力するとともに第一
のアンプと同じ入出力特性を有する第二のアンプと、第
二のアンプの入出力間に接続され第一の制御電圧に応じ
て抵抗値が変化するとともに第一の可変帰還抵抗器と同
じ入出力特性を有する第二の可変帰還抵抗器と、可変電
流源から出力された直流電流が流れるとともに第一の抵
抗器と同じ入出力特性を有する第二の抵抗器と、第二の
抵抗器の両端電圧を増幅する第二の電流検出用アンプ
と、第二の電流検出用アンプで増幅された電圧とピーク
値検出器で検出されたピーク値の電圧との差が小さくな
るように第二の制御電圧を出力する演算増幅器とを備え
た、としたものである。
【0032】請求項5記載の光受信装置によれば、ダミ
ー電流発生回路を構成する第二のアンプ、第二の可変帰
還抵抗器及び第二の抵抗器が第一のアンプ、第一の可変
帰還抵抗器及び第一の抵抗器と同じ構成である。その結
果、ダミー電流発生回路から出力される直流電圧は、信
号電流のピーク値を第一のアンプで変換した場合に得ら
れる信号電圧に極めて等しくなる。したがって、第一の
アンプで変換される信号電圧の振幅が更に高精度に一定
化される。
【0033】請求項6記載の光受信装置は、請求項5記
載の光受信装置において、第二の可変帰還抵抗器は第一
の制御電圧がゲート又はベースに印加されるトランジス
タからなる、としたものである。
【0034】請求項7記載の光受信装置は、請求項5記
載の光受信装置において、可変電流源は第二の制御電圧
がゲート又はベースに印加されるトランジスタからな
る、としたものである。
【0035】請求項8記載の光受信装置は、請求項2乃
至7のいずれかに記載の光受信装置において、振幅制御
回路は、無信号時電流を無信号時電圧に変換するととも
に第一のアンプと同じ入出力特性を有する第三のアンプ
と、第三のアンプの入出力間に接続され第一の制御電圧
に応じて抵抗値が変化するとともに第一の可変帰還抵抗
器と同じ入出力特性を有する第三の可変帰還抵抗器と、
無信号時電流が流れるとともに第一の抵抗器と同じ入出
力特性を有する第三の抵抗器と、第三のアンプで変換さ
れた無信号時電圧を所定のレベルだけシフトして基準電
圧として出力するレベルシフト回路と、レベルシフト回
路から出力された基準電圧とダミー電流発生回路から出
力された直流電圧との差が小さくなるように第一の制御
電圧を出力する演算増幅器とを備えた、としたものであ
る。
【0036】請求項8記載の光受信装置によれば、振幅
制御回路を構成する第三のアンプ、第三の可変帰還抵抗
器及び第三の抵抗器が第一のアンプ、第一の可変帰還抵
抗器及び第一の抵抗器と同じ構成である。その結果、第
一のアンプから得られる無信号時電圧は、無信号時電流
を第一のアンプで変換した場合に得られる無信号時電圧
に極めて等しくなる。したがって、振幅制御回路で得ら
れる基準電圧が極めて正確になるので、第一のアンプで
変換される信号電圧の振幅が極めて高精度に一定化され
る。
【0037】請求項9記載の光受信装置は、請求項2乃
至7のいずれかに記載の光受信装置において、振幅制御
回路は、無信号時電流を無信号時電圧に変換するととも
に第一のアンプと同じ入出力特性を有する第三のアンプ
と、第三のアンプの入出力間に接続された固定帰還抵抗
器と、無信号時電流が流れるとともに第一の抵抗器と同
じ入出力特性を有する第三の抵抗器と、第三のアンプで
変換された無信号時電圧を所定のレベルだけシフトして
基準電圧として出力するレベルシフト回路と、レベルシ
フト回路から出力された基準電圧とダミー電流発生回路
から出力された直流電圧との差が小さくなるように第一
の制御電圧を出力する演算増幅器とを備えた、としたも
のである。
【0038】請求項10記載の光受信装置は、請求項2
乃至7のいずれかに記載の光受信装置において、振幅制
御回路は基準電圧とダミー電流発生回路から出力された
直流電圧との差が小さくなるように第一の制御電圧を出
力する演算増幅器を備えた、としたものである。
【0039】請求項11記載の光受信装置は、請求項8
記載の光受信装置において、第三の可変帰還抵抗器は第
一の制御電圧がゲート又はベースに印加されるトランジ
スタからなる、としたものである。
【0040】請求項12記載の光受信装置は、請求項1
乃至11のいずれかに記載の光受信装置において、第一
のアンプ、第一の可変帰還抵抗器、ダミー電流発生手段
及び振幅制御回路が同一の半導体チップに形成された、
としたものである。同一の半導体チップでは、同じ材料
及び同じ製造方法でしかも同時に各構成要素が形成され
る。したがって、同じ構成及び同じ特性を有する部分が
容易に実現される。
【0041】換言すると、本発明は、入力信号の振幅値
と等価な電流値や無信号時のプリアンプ出力電圧と等価
な電圧値を別のダミー回路で発生させ、これらを用いて
プリアンプの帰還抵抗値を制御している。これにより信
号受信時は検出できない無信号時のプリアンプ出力電圧
を基準に、所望のプリアンプ出力を得るように制御する
ことができる。すなわち、本発明によれば、ダミー回路
の構成をプリアンプと同等にすることにより、素子の電
源変動や温度変動を打ち消して安定な動作を得ることが
できる。本発明の特徴は次のとおりである。1.プリア
ンプの帰還抵抗値を制御することにより、プリアンプ出
力が飽和しない領域すなわち線形領域で動作させる。
2.入力信号の振幅値と等価な値や無信号時のプリアン
プ出力電圧と等価な電圧を別のダミー回路で発生させ、
これを用いてプリアンプの帰還抵抗値を制御する。3.
ダミー回路の構成がプリアンプと同等である。
【0042】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るバースト信
号用光受信器の第一実施形態を示す回路図である。以
下、この図面に基づき説明する。
【0043】本実施形態のバースト信号用光受信器10
は、受光素子11から出力された信号電流Iiを信号電
圧Voに変換するアンプ12と、アンプ12の入出力間
に接続されるとともにアンプ12の利得を調整する可変
帰還抵抗器としてのトランジスタ13と、受光素子11
から出力された信号電流Iiのピーク値を検出する電流
検出回路20と、電流検出回路20で検出されたピーク
値に等しい直流電流Ipを発生させるとともに、直流電
流Ipをアンプ12で変換した場合に得られる信号電圧
Voに等しい直流電圧Vpを出力するダミー電流発生回
路30と、ダミー電流発生回路30から出力された直流
電圧Vpと基準電圧Vrとの差に応じて制御電圧Vc1
を出力することにより、アンプ12で変換される信号電
圧Voの振幅が一定になるようにトランジスタ13の抵
抗値を制御する振幅制御回路40とを備えたものであ
る。トランジスタ13は、制御電圧Vc1がゲートに印
加されるnチャネル型MOSトランジスタからなる。ま
た、トランジスタ13は、エンハンスメント型であるの
で、ソース・ドレイン間に抵抗器14が接続されてい
る。
【0044】電流検出回路20は、受光素子11から出
力された信号電流Viが流れる抵抗器21と、抵抗器2
1の両端電圧を増幅する電流検出用アンプ22と、電流
検出用アンプ22で増幅された電圧のピーク値を検出す
るピーク値検出器23とを備えている。なお、ピーク値
検出器23には外部からリセット信号Resetが入力
されるので、バースト信号が終了する度に、そのピーク
値はリセットされる。
【0045】ダミー電流発生回路30は、制御電圧Vc
2に応じた電流を直流電流Ipとして出力する可変電流
源としてのトランジスタ31と、トランジスタ31から
出力された直流電流Ipを電圧に変換して直流電圧Vp
として出力するとともにアンプ12と同じ入出力特性を
有するアンプ32と、アンプ32の入出力間に接続され
制御電圧Vc1に応じてアンプ32の利得を調整すると
ともにトランジスタ13と同じ入出力特性を有する可変
帰還抵抗器としてのトランジスタ33と、トランジスタ
31から出力された直流電流Ipが流れるとともに抵抗
器21と同じ入出力特性を有する抵抗器34と、抵抗器
34の両端電圧を増幅する電流検出用アンプ35と、電
流検出用アンプ35で増幅された電圧V2とピーク値検
出器23で検出されたピーク値の電圧V1との差に応じ
て制御電圧Vc2を出力することにより、トランジスタ
31から出力される直流電流Ipが信号電流Iiのピー
ク値に等しくなるように制御する演算増幅器36とを備
えている。また、トランジスタ33は、エンハンスメン
ト型であるので、抵抗器14と同じ入出力特性を有する
抵抗器37がソース・ドレイン間に接続されている。ト
ランジスタ31は、制御電圧Vc2がベースに印加され
るpnp型バイポーラトランジスタからなる。
【0046】振幅制御回路40は、無信号時電流Inを
無信号時電圧Vnに変換するとともにアンプ12と同じ
入出力特性を有するアンプ41と、アンプ41の入出力
間に接続され制御電圧Vc1に応じてアンプ41の利得
を調整するとともにトランジスタ13と同じ入出力特性
を有するトランジスタ42と、無信号時電流Inが流れ
るとともに抵抗器21と同じ入出力特性を有する抵抗器
43と、アンプ41で変換された無信号時電圧Vnを所
定のレベルだけシフトして基準電圧Vrとして出力する
レベルシフト回路44と、レベルシフト回路44から出
力された基準電圧Vrとアンプ32から出力された直流
電圧Vpとの差に応じて制御電圧Vc1を出力する演算
増幅器45とを備えている。また、トランジスタ42
は、エンハンスメント型であるので、抵抗器14と同じ
入出力特性を有する抵抗器46がソース・ドレイン間に
接続されている。
【0047】アンプ12、トランジスタ13及び抵抗器
14,21はプリアンプ1を構成している。アンプ3
2、トランジスタ33及び抵抗器37,34はダミープ
リアンプ2を構成している。アンプ41、トランジスタ
42及び抵抗器46,43はダミープリアンプ3を構成
している。プリアンプ1及びダミープリアンプ2,3
は、それぞれトランスインピーダンス型であり、同一の
構成であるから同一の入出力特性を有する。
【0048】図2は、バースト信号用光受信器10の動
作の一例を示すタイミングチャートである。以下、図1
及び図2に基づき、バースト信号用光受信器10の動作
を説明する。
【0049】光データ信号を電気信号に変換する受光素
子11から出力された信号電流Ii(図2[a])は、
アンプ12で信号電圧Vo(データ信号出力)(図2
[b])に変換(反転増幅)される。抵抗器21には受
光素子11を流れる信号電流Iiに等しい電流が流れる
ので、抵抗器21の両端電圧を電流検出用アンプ22で
増幅した電圧をピーク値検出器23でピーク検出するこ
とにより、入力データ信号の振幅(電圧V1)(図2
[c])を得ることができる。
【0050】ダミープリアンプ2はプリアンプ1とほぼ
同じ構成となっている。すなわちアンプ12とアンプ3
2とは同じ回路であり、抵抗器14と抵抗器37とは同
じ抵抗値であり、抵抗器21と抵抗器34とは同じ抵抗
値であり、トランジスタ13とトランジスタ33とは同
じトランジスタであり、電流検出用アンプ22と電流検
出用アンプ35とは同じ回路である。ただし、ダミープ
リアンプ2では、受光素子11の代わりにトランジスタ
31が接続されている。
【0051】ここで、ダミー電流発生回路30は次のよ
うに動作する。トランジスタ31を流れる直流電流Ip
(図2[d])は、抵抗器34と電流検出用アンプ35
とにより、それに比例した電圧V2に変換される。演算
増幅器36は、電流検出用アンプ35の出力電圧V2と
ピーク値検出器23の出力電圧V1との差電圧を増幅し
て、トランジスタ31のベースに負帰還させる。これに
より、トランジスタ31のコレクタに流れる直流電流I
pは、受光素子11を流れる信号電流Iiのピーク値に
等しくなるように制御される。したがって、アンプ32
は、プリアンプ1から出力された信号電圧Voの振幅に
等しい直流電圧Vpを出力する(図2[e]実線)。
【0052】ダミープリアンプ3は、プリアンプ1とほ
ぼ同じ構成となっている。すなわちアンプ12とアンプ
41とは同じ回路であり、抵抗器14と抵抗器46とは
同じ抵抗値であり、抵抗器21と抵抗器43とは同じ抵
抗値であり、トランジスタ13とトランジスタ42とは
同じトランジスタである。ただし、ダミープリアンプ3
では、アンプ41の入力端子に何も信号が加えられてい
ない。
【0053】ここで、振幅制御回路40は次のように動
作する。アンプ41の入力端子には何も信号が加えられ
ないため、無信号時のアンプ12の出力電圧に等しい無
信号時電圧Vn(図2[e]破線)を発生する。この無
信号時電圧Vnは、レベルシフト回路44によって一定
量レベルシフトした基準電圧Vrとなる(図2[e]一
点鎖線)。演算増幅器45は、アンプ32から出力され
た直流電圧Vpと基準電圧Vrとの差電圧を増幅して制
御電圧Vc1とし、これをトランジスタ13,33,4
2のゲート端子に負帰還させる。すなわち、制御電圧V
c1は、直流電圧Vpすなわち信号電圧Voのピーク値
を基準電圧Vrに等しくなるように、トランジスタ1
3,33,42のオン抵抗値を制御する。
【0054】もし、基準電圧Vrよりも直流電圧Vpが
低くなれば、プリアンプ1の出力振幅が所望の値を上回
っていることになる。そこで、所望の振幅になるまで、
トランジスタ13,33,42のゲート電圧を上げてそ
れらのオン抵抗値を小さくする。図示するように、信号
電圧Voは例えば数ビットで基準電圧Vrに一致する。
このようにレベルシフト量で調整する振幅をアンプ12
が飽和するレベル以下に設定すれば、アンプ12は常に
線形領域で動作することになる。したがって、入力振幅
の変動に対して消光比を一定に保ちながら、ダイナミッ
クレンジを広げることができる。
【0055】次に、図1及び図8に基づき、本実施形態
と第二従来例とを比較する。
【0056】.第二従来例では、帰還抵抗器Rfを構
成するMOSトランジスタTR3のゲート・ソース間電
圧とドレイン・ソース間抵抗との関係が、各バースト信
号用光受信器100ごとに異なった特性となる。そのた
め、光信号Lのパワー変動に利得変化が正確に追従でき
ないことがあって、ダイナミックレンジが狭くなってい
た。これに対し、本実施形態では、トランジスタ13の
ゲート・ソース間電圧とドレイン・ソース間抵抗との関
係が各バースト信号用光受信器10ごとに異なっていた
としても、トランジスタ33,42もトランジスタ13
と同じ特性になるので、光信号のパワー変動に応じて利
得が正確に変化する。
【0057】.第二従来例では、トランスインピーダ
ンスアンプ103の入力端子電圧、フォト・ダイオード
101の動作電圧、及びカレントミラー回路102の動
作電圧を加えると、光伝送製品で主流となっている3.
3V(TYP.)電源を使用できない。これに対し、本実施
形態では、カレントミラー回路102が不要であるの
で、3.3V(TYP.)電源を使用できる。したがって、
経済性及び小型化に有利である。
【0058】.第二従来例では、カレントミラー回路
102を使用しているので高速動作が困難である。これ
に対し、本実施形態では、カレントミラー回路102を
使用していないので高速動作が容易である。
【0059】図3は、本発明に係るバースト信号用光受
信器の第二実施形態を示す回路図である。以下、この図
面に基づき説明する。ただし、図1と同じ部分は同じ符
号を付すことにより説明を省略する。
【0060】本実施形態のバースト信号用光受信器50
における振幅制御回路51は、無信号時電流Inを無信
号時電圧Vnに変換するとともに、アンプ12と同じ入
出力特性を有するアンプ41と、アンプ41の入出力間
に接続された固定帰還抵抗器としての抵抗器46と、無
信号時電流Inが流れるとともに抵抗器21と同じ入出
力特性を有する抵抗器43と、アンプ41で変換された
無信号時電圧Vnを所定のレベルだけシフトして基準電
圧Vrとして出力するレベルシフト回路44と、レベル
シフト回路44から出力された基準電圧Vrとアンプ3
2から出力された直流電圧Vpとの差に応じて制御電圧
Vc1を出力する演算増幅器45とを備えている。
【0061】本実施形態のバースト信号用光受信器50
は、電源変動や温度変動に対する安定性が緩和される場
合に、図1に示す第一実施形態の振幅制御回路40にお
けるトランジスタ42を省略したものである。
【0062】図4は、本発明に係るバースト信号用光受
信器の第三実施形態を示す回路図である。以下、この図
面に基づき説明する。ただし、図1と同じ部分は同じ符
号を付すことにより説明を省略する。
【0063】本実施形態のバースト信号用光受信器60
における振幅制御回路61は、基準電圧Vrとアンプ3
2から出力された直流電圧Vpとの差に応じて制御電圧
Vc1を出力する演算増幅器45のみを備えている。
【0064】本実施形態のバースト信号用光受信器60
は、電源変動や温度変動に対する安定性が緩和される場
合に、信号電圧Voの振幅を決める基準電圧Vrを固定
的に与えることにより、図1に示す第一実施形態の振幅
制御回路40におけるアンプ41、トランジスタ42、
抵抗器43、レベルシフト回路44及び抵抗器46を省
略したものである。
【0065】なお、本発明は、言うまでもなく、上記第
一乃至第三実施形態に限定されるものではない。例え
ば、プリアンプ1、トランジスタ13、電流検出回路2
0、ダミー電流発生回路30、振幅制御回路40等は、
一例を示すものであり、同等の機能を持つ別の回路又は
素子に置き換えてもよい。また、トランジスタ13,3
3,46をデプレション型とした場合は、抵抗器14,
37,46を省略できる。更に、抵抗器21は、アンプ
12の出力側とトランジスタ14との間に設けている
が、アンプ12の入力側とトランジスタ14との間に設
けてもよい。抵抗器34,43についても同様である。
【0066】
【発明の効果】本発明に係る光受信装置によれば、受光
素子から出力された信号電流を信号電圧に変換する第一
のアンプを備え、ダミー電流発生手段において、信号電
流のピーク値を第一のアンプで変換した場合に得られる
信号電圧に等しい直流電圧を出力し、振幅制御回路にお
いて、この直流電圧と基準電圧との差が小さくなるよう
に第一アンプの帰還抵抗値を制御することにより、広範
囲のパワーレベルの光信号に対しても、第一のアンプで
変換される信号電圧の振幅を一定にできる。このとき、
ダミー電流発生手段から出力される直流電圧は、信号電
流のピーク値を第一のアンプで変換した場合に得られる
信号電圧に等しいので、極めて正確である。したがっ
て、広範囲のパワーレベルの光信号に対しても、第一の
アンプで変換される信号電圧の振幅を高精度に一定にで
きるので、第一のアンプが常に線形領域で動作すること
になり、これによりダイナミックレンジを広くできる。
【0067】請求項5記載の光受信装置によれば、ダミ
ー電流発生回路を構成する第二のアンプ、第二の可変帰
還抵抗器及び第二の抵抗器が第一のアンプ、第一の可変
帰還抵抗器及び第一の抵抗器と同じ構成であるので、ダ
ミー電流発生回路から出力される直流電圧が、信号電流
のピーク値を第一のアンプで変換した場合に得られる信
号電圧に正確に一致する。したがって、第一のアンプで
変換される信号電圧の振幅を更に高精度に一定にでき
る。
【0068】請求項8記載の光受信装置によれば、振幅
制御回路を構成する第三のアンプ、第三の可変帰還抵抗
器及び第三の抵抗器が第一のアンプ、第一の可変帰還抵
抗器及び第一の抵抗器と同じ構成であるので、第一のア
ンプから得られる無信号時電圧が、無信号時電流を第一
のアンプで変換した場合に得られる無信号時電圧に正確
に一致する。したがって、振幅制御回路で得られる基準
電圧が極めて正確になるので、第一のアンプで変換され
る信号電圧の振幅を更に高精度に一定にできる。
【0069】請求項12記載の光受信装置によれば、第
一のアンプ、第一の可変帰還抵抗器、ダミー電流発生手
段及び振幅制御回路を同一の半導体チップに形成するこ
とにより、同じ構成及び同じ特性を有する部分を容易に
実現できる。
【0070】換言すると、本発明によれば、第一のアン
プは常に線形領域で動作することになるので、入力振幅
の変動に対して消光比を一定に保ちながらダイナミック
レンジを広げることができる。すなわち、本発明は、受
光素子を流れるデータ信号電流のピーク値や無信号時の
プリアンプの出力電圧に等しい電圧を得るのにプリアン
プと同等なダミー回路を用いている。これにより、各素
子のバラツキや温度特性等が相殺されて、電源変動や温
度変動に対して安定に動作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバースト信号用光受信器の第一実
施形態を示す回路図である。
【図2】図1のバースト信号用光受信器における動作の
一例を示すタイミングチャートであり、図2[a]は信
号電流Ii、図2[b]は信号電圧Vo、図2[c]は
電圧V1、図2[d]は直流電流Ip、図2[e]は直
流電圧Vpである。
【図3】本発明に係るバースト信号用光受信器の第二実
施形態を示す回路図である。
【図4】本発明に係るバースト信号用光受信器の第三実
施形態を示す回路図である。
【図5】バースト信号用光受信器の第一従来例を示す回
路図である。
【図6】図5のバースト信号用光受信器における動作の
一例を示す回路図であり、図6[a]は小信号入力時の
信号電流Ii、図6[b]は小信号入力時の信号電圧V
oである。
【図7】図5のバースト信号用光受信器における動作の
他例を示す回路図であり、図7[c]は大信号入力時の
信号電流Ii、図7[d]は大信号入力時の信号電圧V
oである。
【図8】バースト信号用光受信器の第二従来例を示す回
路図である。
【符号の説明】
10,50,60 バースト信号用光受信器(光受信装
置) 11 受光素子 12 アンプ(第一のアンプ) 13 トランジスタ(第一の可変帰還抵抗器) 20 電流検出回路 21 抵抗器(第一の抵抗器) 22 電流検出用アンプ(第一の電流検出用アンプ) 23 ピーク値検出器 30 ダミー電流発生回路 31 トランジスタ(可変電流源) 32 アンプ(第二のアンプ) 33 トランジスタ(第二の可変帰還抵抗器) 34 抵抗器(第二の抵抗器) 35 電流検出用アンプ(第二の電流検出用アンプ) 36 演算増幅器(ダミー電流発生回路の演算増幅器) 40,51,61 振幅制御回路 41 アンプ(第三のアンプ) 42 トランジスタ(第三の可変帰還抵抗器) 43 抵抗器(第三の抵抗器) 44 レベルシフト回路 45 演算増幅器(振幅制御回路の演算増幅器) Ii 信号電流 Vo 信号電圧 Ip 直流電流 Vo 信号電圧 Vr 基準電圧 Vc1 制御電圧(第一の制御電圧) Vc2 制御電圧(第二の制御電圧)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/26 10/28 Fターム(参考) 5J092 AA01 AA47 AA56 CA32 CA88 FA01 FA17 HA02 HA10 HA15 HA18 HA19 HA25 HA26 HA27 HA44 KA00 KA01 KA09 KA11 KA18 KA28 MA11 SA13 TA01 TA06 UL02 5J100 JA01 LA00 LA09 QA01 QA04 SA02 5J500 AA01 AA47 AA56 AC32 AC88 AF01 AF17 AH02 AH10 AH15 AH18 AH19 AH25 AH26 AH27 AH44 AK00 AK01 AK09 AK11 AK18 AK28 AM11 AS13 AT01 AT06 LU02 5K002 AA03 CA08 DA03 DA05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光素子から出力された信号電流を信号
    電圧に変換する第一のアンプと、 この第一のアンプの入出力間に接続されるとともに第一
    の制御電圧に応じて抵抗値が変化する第一の可変帰還抵
    抗器と、 前記受光素子から出力された信号電流のピーク値を検出
    し、このピーク値に等しい直流電流を前記第一のアンプ
    で変換した場合に得られる信号電圧に等しい直流電圧を
    出力するダミー電流発生手段と、 このダミー電流発生手段から出力された直流電圧と基準
    電圧との差が小さくなるように前記第一の制御電圧を出
    力する振幅制御回路と、 を備えた光受信装置。
  2. 【請求項2】 ダミー電流発生手段は、前記受光素子か
    ら出力された信号電流のピーク値を検出する電流検出回
    路と、この電流検出回路で検出されたピーク値に等しい
    直流電流を発生させるとともに、この直流電流を前記第
    一のアンプで変換した場合に得られる信号電圧に等しい
    直流電圧を出力するダミー電流発生回路とを備えた、 請求項1記載の光受信装置。
  3. 【請求項3】 前記第一の可変帰還抵抗器は、前記第一
    の制御電圧がゲート又はベースに印加されるトランジス
    タからなる、 請求項2記載の光受信装置。
  4. 【請求項4】 前記電流検出回路は、前記受光素子から
    出力された信号電流が流れる第一の抵抗器と、この第一
    の抵抗器の両端電圧を増幅する第一の電流検出用アンプ
    と、この第一の電流検出用アンプで増幅された電圧のピ
    ーク値を検出するピーク値検出器とを備えた、 請求項2又は3記載の光受信装置。
  5. 【請求項5】 前記ダミー電流発生回路は、 第二の制御電圧に応じた電流を前記直流電流として出力
    する可変電流源と、 この可変電流源から出力された直流電流を電圧に変換し
    て前記直流電圧として出力するとともに、前記第一のア
    ンプと同じ入出力特性を有する第二のアンプと、 この第二のアンプの入出力間に接続され前記第一の制御
    電圧に応じて抵抗値が変化するとともに、前記第一の可
    変帰還抵抗器と同じ入出力特性を有する第二の可変帰還
    抵抗器と、 前記可変電流源から出力された直流電流が流れるととも
    に、前記第一の抵抗器と同じ入出力特性を有する第二の
    抵抗器と、 この第二の抵抗器の両端電圧を増幅する第二の電流検出
    用アンプと、 この第二の電流検出用アンプで増幅された電圧と前記ピ
    ーク値検出器で検出されたピーク値の電圧との差が小さ
    くなるように前記第二の制御電圧を出力する演算増幅器
    とを備えた、 請求項4記載の光受信装置。
  6. 【請求項6】 前記第二の可変帰還抵抗器は、前記第一
    の制御電圧がゲート又はベースに印加されるトランジス
    タからなる、 請求項5記載の光受信装置。
  7. 【請求項7】 前記可変電流源は、前記第二の制御電圧
    がゲート又はベースに印加されるトランジスタからな
    る、 請求項5記載の光受信装置。
  8. 【請求項8】 前記振幅制御回路は、 無信号時電流を無信号時電圧に変換するとともに、前記
    第一のアンプと同じ入出力特性を有する第三のアンプ
    と、 この第三のアンプの入出力間に接続され前記第一の制御
    電圧に応じて抵抗値が変化するとともに、前記第一の可
    変帰還抵抗器と同じ入出力特性を有する第三の可変帰還
    抵抗器と、 前記無信号時電流が流れるとともに、前記第一の抵抗器
    と同じ入出力特性を有する第三の抵抗器と、 前記第三のアンプで変換された無信号時電圧を所定のレ
    ベルだけシフトして前記基準電圧として出力するレベル
    シフト回路と、 このレベルシフト回路から出力された基準電圧と前記ダ
    ミー電流発生回路から出力された直流電圧がとの差が小
    さくなるように前記第一の制御電圧を出力する演算増幅
    器とを備えた、 請求項2乃至7のいずれかに記載の光受信装置。
  9. 【請求項9】 前記振幅制御回路は、 無信号時電流を無信号時電圧に変換するとともに、前記
    第一のアンプと同じ入出力特性を有する第三のアンプ
    と、 この第三のアンプの入出力間に接続された固定帰還抵抗
    器と、 前記無信号時電流が流れるとともに、前記第一の抵抗器
    と同じ入出力特性を有する第三の抵抗器と、 前記第三のアンプで変換された無信号時電圧を所定のレ
    ベルだけシフトして前記基準電圧として出力するレベル
    シフト回路と、 このレベルシフト回路から出力された基準電圧と前記ダ
    ミー電流発生回路から出力された直流電圧との差が小さ
    くなるように前記第一の制御電圧を出力する演算増幅器
    とを備えた、 請求項2乃至7のいずれかに記載の光受信装置。
  10. 【請求項10】 前記振幅制御回路は、 前記基準電圧と前記第二のアンプから出力された直流電
    圧との差が小さくなるように前記第一の制御電圧を出力
    する演算増幅器を備えた、 請求項2乃至7のいずれかに記載の光受信装置。
  11. 【請求項11】 前記第三の可変帰還抵抗器は、前記第
    一の制御電圧がゲート又はベースに印加されるトランジ
    スタからなる、 請求項8記載の光受信装置。
  12. 【請求項12】 前記第一のアンプ、前記第一の可変帰
    還抵抗器、前記ダミー電流発生手段及び前記振幅制御回
    路が同一の半導体チップに形成された、 請求項1乃至11のいずれかに記載の光受信装置。
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