JP2003198096A - 基板検査装置及びそのための基板収納枠 - Google Patents

基板検査装置及びそのための基板収納枠

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JP2003198096A
JP2003198096A JP2001397473A JP2001397473A JP2003198096A JP 2003198096 A JP2003198096 A JP 2003198096A JP 2001397473 A JP2001397473 A JP 2001397473A JP 2001397473 A JP2001397473 A JP 2001397473A JP 2003198096 A JP2003198096 A JP 2003198096A
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Masahiko Yoshimura
礼彦 吉村
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Ricoh Elemex Corp
Nidec Read Corp
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Ricoh Elemex Corp
Nidec Read Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板を断線検査等の検査装置内へ安全かつ簡
単に装着できるようにすることを課題とする。 【解決手段】 基板に形成された配線部の断線等、基板
の良否を検査する装置であって、基板収納枠と装置本体
とを備える。前記基板収納枠は、枠部と、その枠部内に
形成された基板の収納領域と、その基板を枠部の前記収
納領域に保持する基板保持手段とを有する。前記装置本
体は、その基板が保持された基板収納枠が着脱可能にセ
ットされる差込式の収納枠セット口と、その基板収納枠
を前記収納枠セット口に差し込んだ状態に一時的に保持
する枠保持手段とを備える。そして、前記基板収納枠が
前記収納枠セット口に前記枠保持手段により一時的に保
持された状態で、前記基板収納枠の基板に対し検査が行
われた後、前記収納枠セット口から基板収納枠が抜き取
られ、さらに別の基板を保持した新たな基板収納枠が前
記収納枠セット口に差し込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、基板検査装置(例
えば基板に形成された電子配線部の断線の有無等の検査
装置)及びそのための基板収納枠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、基板に形成された配線部
の断線を検査する場合は、基板を裸のままで1枚1枚作
業者が断線検査装置の中にセットするか、ロボット等で
基板を直接把持して検査部にセットしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方式では、基板を検査装置にセットするには、まず作業
者が検査装置本体のカバーをあけてセットしなければな
らなかった。そして、セットする位置周辺にプローブ等
の精密部品があり、作業者が検査部にセットする際に誤
って精密部品に接触して、部品の位置ずれを発生させた
り、部品を破損させる恐れがあった。
【0004】また、セット位置近辺にはサーボで高速移
動するユニットが組まれているので、その中に作業者が
手を入れる際には、十分慎重に行う必要があるところか
ら、作業能率が低い問題もあった。
【0005】本発明はこのような従来の方式が有してい
た問題を解決しようとするものであり、基板を検査装置
内へ安全かつ簡単に装着できることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明の
基板検査装置は、基板収納枠と装置本体とを備え、前記
基板収納枠は、枠部と、その枠部内に形成された基板の
収納領域と、その基板を枠部の前記収納領域に保持する
基板保持手段とを有し、前記装置本体は、その基板が保
持された基板収納枠が着脱可能にセットされる差込式の
収納枠セット口と、その基板収納枠を前記収納枠セット
口に差し込んだ状態に一時的に保持する枠保持手段とを
備え、前記基板収納枠が前記収納枠セット口に前記枠保
持手段により一時的に保持された状態で、前記基板収納
枠の基板に対し検査が行われた後、前記収納枠セット口
から基板収納枠が抜き取られ、さらに別の基板を保持し
た新たな基板収納枠が前記収納枠セット口に差し込まれ
ることを特徴とする。
【0007】また、この基板検査装置のための基板収納
枠は、検査のために装置本体に形成された収納枠セット
口にワンタッチのカセット方式で着脱可能に差し込まれ
る基板収納枠であって、枠部と、その枠部内に形成され
た基板の収納領域と、その基板を枠部の前記収納領域に
保持する基板保持手段とを有し、基板検査のために前記
装置本体の収納枠セット口に差し込まれた状態で断線検
査が行われ、その後前記収納枠セット口から取り出され
ることを特徴とする。
【0008】このように、装置本体の収納枠セット口
に、基板収納枠に保持した基板をその基板ごと差し込め
ば、いたって簡単に検査可能状態となるため、作業者が
いちいち検査装置のカバーをあけたりしなくてもよく、
装置内部の部品を誤って損傷しする心配もなく、かつ基
板を直接把持する必要もないから基板も清浄に保たれ、
かつ損傷のおそれがない。また、基板収納枠をカセット
のように装置本体の収納枠セット口に差し込めばよいの
で、作業効率が高まり、さらにロボット等の高価な設備
を省略でき、コストダウンにもつながる。
【0009】基板収納枠は、枠部に作業者により把持さ
れる取手部を有するものとすることができ、こうすれば
装置本体の収容枠セット口に基板収納枠をセットする際
の作業が一層楽になり、また装置本体の側方から基板収
納枠を差し込む場合は特に、その取手を介してその基板
収納枠を押し込んだり引き抜いたりしやすくなる。
【0010】また、基板を保持するために、基板収納枠
は、前記基板保持手段として、枠部に形成された基準位
置決め部に基板を押し付けて保持する押圧部材を備えた
ものとすることができる。この保持構造であれば、基板
をその枠に装着したり取り出したりすることが簡単にで
きる。このようないわば圧縮保持構造のほか、引張り保
持構造を採用することもでき、特に基板が薄くて、保持
のために圧縮荷重を加えると、基板が撓んで検査に不都
合を生じたり、基板自体が損傷を受けるおそれがある場
合は、引張り保持構造を採用すると、そういった問題が
解消する。つまり、基板収納枠は、前記基板保持手段と
して、薄肉の基板に引張り力を付与した緊張状態に維持
しつつ、その基板を前記枠部に位置決めする張力付与機
構を備える、ということができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0012】図1は基板収納枠50で、主に枠部として
の外枠1と、基板保持部材としての縦スライドレール2
及び横スライドレール3と、押圧部材としての複数(例
えば3個)の爪部材9と、取手部6とを備える。そして
基板7は、例えば図の斜線の位置に固定される。
【0013】縦スライドレール2及び横スライドレール
3は垂直方向もしくは水平方向に可動式で、外枠1の溝
18または縦スライドレール2上に設けられた溝19に
沿って動き、使用する基板7のサイズによってスライド
レール7の位置を変えることができ、所定の位置でボル
ト21にて固定する。
【0014】図2は横スライドレール3に取り付けられ
ている爪部材9を示しており、爪部材9は、弾性部材と
しての圧縮バネ10を介してブラケット20により横ス
ライドレール3に保持される。ブラケット20は横スラ
イドレール3の側面に固定される固定部8を備え、固定
部8に形成されたボルト孔23から締め込まれるボルト
26等の固定手段(図1)により、ブラケット20が横
スライドレール3に固定されている。爪部材9とブラケ
ット20は、例えば前者に形成された長孔24と後者に
設けられたピン25との移動連結部により、その長孔2
4の範囲内で移動可能とされ、爪部材9は横スライドレ
ール3に対し接近離間する方向に移動可能に保持され、
かつ圧縮バネ10によって上記離間方向(図例では下方
に突出する方向)へ付勢されている。なお、横スライド
レール3には、前記ボルト26等を通す溝27が形成さ
れており、ボルト26を緩めてブラケット20を横スラ
イドレール3の溝27に沿って移動させれば、爪部材9
の位置を基板7のサイズに応じて変更することができ
る。
【0015】なお、縦スライドレール2にも、横スライ
ドレール3と同様にして、複数の爪部材9が圧縮バネ1
0及びブラケット20を介して取り付けられているが、
煩雑になるのを避けるため、図1における図示、及び重
複的な説明は省略する。要するに、横スライドレール3
に保持された複数の爪部材9は、基板7の上縁部に係合
してこれを圧縮バネ10の弾性力で外枠1の下の溝5
(第1の基準位置決め部)に押し付け、また縦スライド
レール2に保持された複数の爪部材9は、基板7の側縁
部に係合してこれを圧縮バネ10の弾性力により外枠1
の例えば左の溝28(第2の基準位置決め部)に押し付
け、これによって基板7が基板収納枠50に位置決めさ
れた状態で保持(固定)固定される。
【0016】図3は基板収納枠50に対する基板7のセッ
ト方法を説明する図である。爪部材9は、上述したよう
にバネ10を介した浮動式になっており、基板7をセッ
トする場合は、まず基板上端部を爪部材9の溝22に斜
めに挿入しながらバネ力に反して上方へ持上げる。そし
て基板7を垂直に近くなる方向へ回転させて、基板7の
下端を外枠に設けられた溝(下の基準面5)に落とし込
むように移動させる。この時点で基板7をフリーな状態
にすれば、上方から爪部材9がバネ10によって下方へ
圧縮力がかかるため、基板7を上下につかんだ状態にで
きる。
【0017】さらに基板7を図1においては、左方へず
らして外枠に縦方向に設けられた溝28に収め、その後
縦スライドレール2を基板7に接近させて、図示しない
上記複数の爪部材を基板7の右側縁に係合させて上記圧
縮バネ10のバネ力で押圧する。その結果、基板7は外
周4辺が固定されることになる。
【0018】このような基板収納枠50の外枠1の一側
部には、取手部6が側方に突出するように固定されてい
る。
【0019】以上の形態、方式で基板7は基板収納枠5
0に固定され、一体化される。そして作業者は外枠1に
ついている取手部6を持って、図4に示さるような基板
検査装置(装置本体)11の収納枠セット口としてのス
リット開口12へ、上下に設けられた溝13に沿って基
板収納枠50ごと差し込むように装填する。
【0020】スリット開口12に装填(セット)された
基板収納枠50は、スリット開口12内の奥の突き当り
面に設けられたマグネット14に、磁性材料である基板
収納枠50の外枠1の接触面が磁力で吸着される。
【0021】さらに、同じくスリット開口12内の奥の
突き当り面に設けられたリミットスイッチ15等のセッ
ト完了検知装置が基板収納枠50の装填完了を感知する
と、基板収納枠50内側のコーナー部に設けられたプレ
ート16の孔30に、図示しないソレノイドで作動した
ピン17が挿入され、基板収納枠50が検査装置内にロ
ックされ、断線検査等の基板検査中は取り外しができな
いようになる。このようなピン17と孔30との嵌合等
の、取り外し防止機構により、基板検査中に基板収納枠
50が誤って抜かれてしまう不都合が解消される。
【0022】基板検査が完了すれば、その完了の信号等
により、前述のソレノイドを介してピン17が基板収納
枠50の孔30から離脱してロック状態が解除され、そ
の状態で作業者が基板収納枠50の取手部6を持って上
記マグネット14の吸着力に打ち勝つ引き抜き力を加え
れば、基板収納枠50をスリット開口12から容易に取
り出すことができる。
【0023】以上説明した実施例では、基板7を基板収
納枠50に固定し、基板検査装置のスリット開口12か
ら挿入してワンタッチで装填するため、従来のように検
査装置本体のカバーをあけることなく作業を行うことが
できる。よって作業者が装置内部の精密機器に触れて破
損させたり、装置内の危険箇所に手を入れる必要がなく
なり、安全かつ簡単に作業を行うことができる。
【0024】また、基板収納枠50内のレール(保持部
材)を可動式にすることにより、様々な大きさの基板の
固定が可能になる。
【0025】さらに、基板7の保持・固定のために浮動
式の爪部材を使用することにより、基板収納枠50への
基板7の取付け及び固定が、簡単かつ確実にできる。
【0026】図5は、基板検査装置11のスリット開口
12に1枚ずつ挿入して検査を行うための別タイプの基
板収納枠60の実施例である。この実施例の基板収納枠
60は、先の実施例が基板を圧縮保持して基板収納枠5
0に固定するものであったのに対し、比較的薄肉の(圧
縮をすると湾曲変形等のおそれがある)基板34を、引
張り保持して基板収納枠60に固定するものである。
【0027】ここで、外枠31とプレート32に取付け
られたトグルクランプ33の複数個(4個)を備え、基
板34はこれらのトグルクランプ33に把持されてクラ
ンプされる。これらのトグルクランプ33を保持するプ
レート32(基板保持部材)は、外枠31(枠部)に対
して一方向(例えば図の上下方向)に移動可能に支持さ
れ、かつワイヤー35(可撓性のある接続部材)及び滑
車36(方向変換手段)を介して、外枠31内に取り付
けられたキャッチクリップ37に接続されている。この
キャッチクリップ37の引張り方向のバネ38が、ワイ
ヤー35ひいてはトグルクランプ33、さらには基板3
4を引張る引張り手段を構成している。キャッチクリッ
プ37でワイヤー35を引張ることによって、ワイヤー
35に接続されたプレート32はバネ38の弾性力に相
当する力でトグルクランプ33を介して基板34を引張
り、その引張り力に基づく張力を付与された状態で、基
板34がそりを生じないように固定されるしくみになっ
ている。
【0028】図6は上述のトグルクランプ33の詳細を
あらわしている。本例では、ハンドル39を取付け面方
向へ押さえ付けることで、トグルクランプ33の圧着部
42が取付け面方向へ押し付けられる構造となってい
る。圧着部42はボルト41によって高さを調整するこ
とができるので、固定する基板の厚さによって変化させ
ることができる。また、圧着部42の先端にはウレタン
等の弾性部材ないし摩擦付与部材を用いており、基板3
4のクランプを弾力的に行うことができ、圧着による基
板34の破損を防止し、また引っ張りによっても基板3
4が滑りにくくなっている。
【0029】図7は上述のキャッチクリップの詳細をあ
らわしている。機構としては、ハンドル42を取付け面
方向へ押さえ付けると、バネ38の力でワイヤー35の
取付け部が本体側へ引き寄せられ、ハンドル42を逆方
向へ回転させるとバネ38が緩み、ワイヤー35の引張
りが解除される。
【0030】このようにして図5のように、基板収納枠
31に固定された基板34は、作業者によって基板収納
枠31ごと取手部40を持たれて、図4に示す基板検査
装置11のスリット開口12へ挿入されて、断線等の検
査が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧縮保持方式の基板収納枠の正面図。
【図2】爪部材の側面図と正面図。
【図3】基板の基板収納枠への取付方法を説明する図。
【図4】基板収納枠の基板検査装置(装置本体)への装
填を示す立体図。
【図5】引張り保持方式の基板収納枠の正面図。
【図6】トグルクランプの斜視図。
【図7】キャッチクリップの斜視図。
【符号の説明】
1 外枠 2 縦スライドレール 3 横スライドレール 5 溝 6 取手部 7 基板 8 ブラケット 9 爪部材 10 バネ 11 基板検査装置 12 スリット開口 13 溝 14 マグネット 15 リミットスイッチ 16 プレート 17 ピン

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に形成された配線部の断線等、基板
    の良否を検査する装置であって、基板収納枠と装置本体
    とを備え、 前記基板収納枠は、枠部と、その枠部内に形成された基
    板の収納領域と、その基板を枠部の前記収納領域に保持
    する基板保持手段とを有し、 前記装置本体は、その基板が保持された基板収納枠が着
    脱可能にセットされる差込式の収納枠セット口と、その
    基板収納枠を前記収納枠セット口に差し込んだ状態に一
    時的に保持する枠保持手段とを備え、 前記基板収納枠が前記収納枠セット口に前記枠保持手段
    により一時的に保持された状態で、前記基板収納枠の基
    板に対し検査が行われた後、前記収納枠セット口から基
    板収納枠が抜き取られ、さらに別の基板を保持した新た
    な基板収納枠が前記収納枠セット口に差し込まれること
    を特徴とする基板検査装置。
  2. 【請求項2】 前記装置本体の収納枠差込口は、その装
    置本体の側面に形成され、その収納枠差込部に対し前記
    基板を保持した基板収納枠が側方からワンタッチのカセ
    ット方式で着脱可能に差し込まれる請求項1に記載の基
    板検査装置。
  3. 【請求項3】 前記装置本体の枠保持手段は、前記基板
    収納枠の一部との間で吸着磁力を生じさせる磁力保持手
    段とされ、基板収納枠が前記収納枠セット口にセットさ
    れてその吸着磁力により保持された状態で検査が行わ
    れ、検査終了度は前記吸着磁力に打ち勝って前記基板収
    納枠が収納枠セット口から抜き取られる請求項1又は2
    に記載の基板検査装置。
  4. 【請求項4】 前記装置本体の前記収納枠セット口の差
    込み方向の最深部に磁力保持手段としてマグネットが配
    置され、前記基板収納枠の差込方向における先頭部が磁
    性材料部として前記マグネットに一時的に吸着される請
    求項3に記載の基板検査装置。
  5. 【請求項5】 基板の検査のために装置本体に形成され
    た収納枠セット口にワンタッチのカセット方式で着脱可
    能に差し込まれる基板収納枠であって、 枠部と、その枠部内に形成された基板の収納領域と、そ
    の基板を枠部の前記収納領域に保持する基板保持手段と
    を有し、 基板検査のために前記装置本体の収納枠セット口に差し
    込まれた状態で検査が行われ、その後前記収納枠セット
    口から取り出されることを特徴とする基板収納枠。
  6. 【請求項6】 前記基板収納枠は、前記枠部に作業者に
    より把持される取手部を有する請求項5に記載の基板収
    納枠。
  7. 【請求項7】 前記基板収納枠は、前記基板保持手段と
    して、前記枠部に形成された基準位置決め部に前記基板
    を押し付けて保持する押圧部材を備える請求項5又は6
    に記載の基板収納枠。
  8. 【請求項8】 前記基板収納枠は、前記基板保持手段と
    して、前記枠部に形成された第1の基準位置決め部に前
    記基板の1辺を押し付ける第1の押圧部材と、前記第1
    の基準面とは直角に交差するように前記枠部に形成され
    た第2の基準位置決め部に前記基板の前記1辺とは直角
    な他の1辺を押し付ける第2の押圧部材とを備える請求
    項5ないし7のいずれか1項に記載の基板収納枠。
  9. 【請求項9】 前記押圧部材は、弾性部材により付勢さ
    れて基板の縁部に係合した状態で基板を弾性的に押圧す
    る複数の爪部材であり、それらの爪部材は前記枠部に組
    み込まれた長手状の保持部材にそれぞれ前記弾性部材を
    介して保持されている請求項5ないし8のいずれか1項
    に記載の基板収納枠。
  10. 【請求項10】 前記複数の爪部材は、前記保持部材に
    対しその長手方向に移動可能に固定され、前記基板のサ
    イズに応じて前記複数の爪部材の前記保持部材に対する
    固定位置が変更可能とされている請求項9に記載の基板
    収納枠。
  11. 【請求項11】 前記第1の押圧部材及び第2の押圧部
    材が、前記枠部に対し互いに直交する方向に移動可能に
    保持されて、任意の位置又は予め設定された複数の位置
    に固定可能とされ、これら第1及び第2の押圧部材が前
    記基板のサイズに応じて所定の位置に移動し固定された
    状態で、その基板の互いに直角に交差する2辺を前記第
    1及び第2の基準位置決め部に対して押圧する請求項8
    に記載の基板収納枠。
  12. 【請求項12】 前記第1の押圧部材として複数の第1
    の爪部材が、また前記第2の押圧部材として複数の第2
    の爪部材が設けられ、それら第1の爪部材及び第2の爪
    部材が、前記枠部に対し互いに直交する方向にそれぞれ
    移動可能に組み付けられた長手状の第1の保持部材及び
    第2の保持部材に対し、それら保持部材の長手方向に前
    記弾性部材を介してそれぞれ移動可能に保持され、基板
    のサイズに応じて前記第1及び2の保持部材の前記枠部
    に対する位置が選択され、かつそれら第1及び第2保持
    部材に対する前記第1及び第2の爪部材の位置が選択さ
    れて、基板のサイズの大小に対応してその基板を前記第
    1及び第2の爪部材で押圧して保持可能とされている請
    求項8に記載の基板収納枠。
  13. 【請求項13】 前記基板収納枠は、前記基板保持手段
    として、薄肉の前記基板に引張り力を付与した緊張状態
    に維持しつつ前記基板を前記枠部に位置決めする張力付
    与機構を備える請求項5又は6に記載の基板収納枠。
  14. 【請求項14】 前記基板収納枠は、前記基板保持手段
    として、前記枠部に形成されて基板の1辺をクランプす
    る位置固定の第1のクランプ部と、基板の前記1辺とは
    反対側の1辺をクランプする移動可能な第2のクランプ
    部と、その第2のクランプ部を前記第1のクランプ部か
    ら遠ざかる向きに引っ張り、基板を緊張状態に維持する
    引張り手段とを備える請求項5又は6に記載の基板収納
    枠。
  15. 【請求項15】 前記第2のクランプ部は可撓性のある
    線状の接続部材に連結され、この接続部材が枠部に設け
    られた方向変換手段を介して枠部内の張力付与手段に連
    結されて、前記基板が緊張した状態で前記枠部に保持さ
    れる請求項14に記載の基板収納枠。
  16. 【請求項16】 前記第2のクランプ部は、前記基板の
    縁部を把持する複数のクランプ部材であり、それらのク
    ランプ部材は前記枠部において前記第1のクランプ部か
    ら遠ざかる方向に移動可能に設けられた長手状の保持部
    材に取り付けられ、その長手状の保持部材が前記線状の
    接続部材に連結されており、その保持部材を介して複数
    のクランプ部材が前記基板に引張り力を付与する請求項
    15に記載の基板収納枠。
  17. 【請求項17】 前記長手状の保持部材に取り付けられ
    た複数のクランプ部材は、その保持部材の長手方向にそ
    れぞれ移動可能に組み付けられ、把持すべき基板のサイ
    ズに応じてそれら複数のクランプ部材の前記保持部材上
    の位置が選択されるようになっている請求項16に記載
    の基板収納枠。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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