JP2003197600A - 基板周縁処理装置および基板周縁処理方法 - Google Patents

基板周縁処理装置および基板周縁処理方法

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JP2003197600A JP2001390137A JP2001390137A JP2003197600A JP 2003197600 A JP2003197600 A JP 2003197600A JP 2001390137 A JP2001390137 A JP 2001390137A JP 2001390137 A JP2001390137 A JP 2001390137A JP 2003197600 A JP2003197600 A JP 2003197600A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エッチング液の状態に応じた適切な処理を行っ
て、基板の周縁部の銅膜を良好にエッチング除去するこ
とができる基板周縁処理装置および基板周縁処理方法を
提供する。また、銅薄膜の膜厚に応じた複数の処理レシ
ピを用意しておく必要のない基板周縁処理装置および基
板周縁処理方法を提供する。 【解決手段】エッチング液ノズル23からウエハWの上
面にエッチング液が供給されている間、CCDカメラ3
によってウエハWのデバイス形成面の周縁部(ウエハ周
縁領域)の一部が撮像され、これにより得られるRGB
カラー画像データに基づいて、ウエハWの周縁領域の色
が銅色からシリコン色に変化したかどうかが繰り返し調
べられる。そして、ウエハ周縁領域の色が銅色からシリ
コン色に変化すると、その後、予め定める時間が経過し
た時点でウエハWへのエッチング液の供給が停止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、基板の周縁部の
銅膜をエッチング除去する基板周縁処理装置および基板
周縁処理方法に関する。処理対象の基板には、たとえ
ば、半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基板、プラズ
マディプレイパネル用ガラス基板などが含まれる。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程においては、半導
体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という。)のデバイス
形成面に銅薄膜を形成した後、そのデバイス形成面の周
縁部(たとえば、ウエハの周縁から幅3mm程度の部分)
に形成された不要な銅薄膜を除去する処理が行われる。
ウエハのデバイス形成面の周縁部から薄膜を除去するた
めの装置は、たとえば、ウエハをほぼ水平に保持した状
態で回転させるスピンチャックと、このスピンチャック
に保持されているウエハの上面(デバイス形成面)の周
縁部に向けてエッチング液を吐出するエッジリンスノズ
ルと、スピンチャックに保持されているウエハの上面の
ほぼ中心に向けて保護液としての純水を吐出する純水ノ
ズルとを備えている。
【0003】この装置における処理に際しては、スピン
チャックによってウエハが回転され、その回転している
ウエハの上面(デバイス形成面)の周縁部にエッジリン
スノズルからエッチング液が供給される。また、エッチ
ング液の供給が行われている間、ウエハの上面の中心部
に純水ノズルから純水が供給される。これにより、ウエ
ハの上面の中央部のデバイス形成領域が純水で覆われ
て、そのデバイス形成領域に形成されている銅薄膜がエ
ッチング液から保護されつつ、ウエハの上面の周縁部に
エッチング液が行き渡って、その周縁部に形成されてい
る銅薄膜だけが良好に除去される。このような処理は、
予め作成された処理レシピに従って行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置では、処理
に使用した後のエッチング液は廃棄される構成となって
おり、処理レシピにおいて、エッチング液の供給時間
は、未使用のエッチング液を用いた場合に銅薄膜が良好
に除去される時間に設定されている。処理に使用したエ
ッチング液をその後の処理に再使用するには、エッチン
グ液の使用に伴う劣化および純水による希釈を考慮し
て、エッチング液の供給時間を長めに設定した処理レシ
ピとすればよいが、このような処理レシピの下では、未
使用のエッチング液を用いた場合に、処理時間の無駄が
生じたり、不所望の層までエッチングされたりするおそ
れがある。
【0005】また、銅薄膜のエッチング除去に要する時
間は、銅薄膜の膜厚によっても異なるから、従来の装置
では、銅薄膜の膜厚に応じたエッチング液供給時間をそ
れぞれ設定した複数の処理レシピを用意しておく必要が
あった。そこで、この発明の目的は、エッチング液の状
態(劣化および/または希釈の度合い)に応じた適切な
処理を行って、基板の周縁部の銅膜を良好にエッチング
除去することができる基板周縁処理装置および基板周縁
処理方法を提供することである。
【0006】また、この発明の他の目的は、銅薄膜の膜
厚に応じた複数の処理レシピを用意しておく必要のない
基板周縁処理装置および基板周縁処理方法を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、基板
(W)の周縁部の銅膜をエッチング液によって除去する
処理を行う基板周縁処理装置であって、基板の周縁部に
エッチング液を供給するエッチング液供給手段(23;
53)と、基板の周縁部の色変化を検出するための色変
化検出手段(3,4)と、この色変化検出手段からの出
力に基づいて、上記エッチング液供給手段からのエッチ
ング液の供給を制御する液供給制御手段(4,233;
4,533)とを含むことを特徴とする基板周縁処理装
置である。
【0008】なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態
における対応構成要素等を表す。以下、この項において
同じ。この発明によれば、エッチング液供給手段からの
エッチング液の供給が、基板の周縁部の色変化に基づい
て制御される。たとえば、銅膜の直下の層がシリコンで
構成される層である場合、基板の周縁部にエッチング液
が供給されて、銅膜がエッチング除去されると、基板の
周縁部の色が銅色からシリコン色(銀色)に変化する。
したがって、基板の周縁部における色変化は、その基板
の周縁部の銅膜の有無に対応している。
【0009】ゆえに、基板の周縁部の色変化に基づい
て、エッチング液供給手段からのエッチング液の供給を
制御することにより、未使用のエッチング液または過去
の処理で使用したエッチング液のどちらを用いた場合で
あっても、エッチング液の状態(劣化および/または希
釈の度合い)に応じた適切な処理を行うことができ、基
板の上面の周縁部から銅膜を過不足なく良好にエッチン
グ除去することができる。
【0010】また、予め作成された処理レシピに従って
一定時間だけ基板にエッチング液を供給する構成の従来
装置とは異なり、銅膜の膜厚に応じた複数の処理レシピ
を用意しておく必要がなく、その複数の処理レシピを用
意して管理するユーザの手間を省くことができる。な
お、上記色変化検出手段は、請求項2に記載のように、
基板の周縁部を撮像して、その撮像部分のR(赤)、G
(緑)およびB(青)の各色成分の画像データを出力す
るCCDカメラ(3)であってもよいし、請求項3に記
載のように、波長が560〜610nmの光を基板の周
縁部に照射し、その基板の周縁部で反射した光を受光し
て検出する反射センサであってもよい。請求項3におい
て、基板の周縁部に照射される光の波長の範囲560〜
610nmは、銅表面における反射率が大きく、銅膜の
下に形成されているシリコン層の表面における反射率が
小さいような波長の範囲である。
【0011】請求項4記載の発明は、上記液供給制御手
段は、上記エッチング液供給手段から供給されるエッチ
ング液により基板の周縁部の銅膜が除去されて、その基
板の周縁部の色が変化し、この色変化が上記色変化検出
手段によって検出されると、それから所定時間だけエッ
チング液の供給を続けた後、エッチング液の供給を停止
するものであることを特徴とする請求項1ないし3のい
ずれかに記載の基板周縁処理装置である。
【0012】この発明によれば、エッチング液によって
基板の周縁部の銅膜が除去されていき、基板の周縁部の
色が変化すると、その色変化から所定時間だけエッチン
グ液の供給が続けられる。これにより、基板の周縁部に
銅膜が残ることをより確実に防止できる。なお、上記エ
ッチング液供給手段から基板の周縁部に供給されるエッ
チング液は、未使用のエッチング液であってもよいし、
過去の処理で使用したエッチング液であってもよいが、
色変化後に供給されるエッチング液は、未使用のエッチ
ング液であることが好ましい。こうすることにより、色
変化後にエッチング液を供給すべき時間(上記所定時
間)を過不足なく設定することができる。
【0013】請求項5記載の発明は、上記エッチング液
供給手段から基板の周縁部にエッチング液が供給されて
いる間、その基板の中央部に保護液を供給する保護液供
給手段(6)をさらに含むことを特徴とする請求項1な
いし4のいずれかに記載の基板周縁処理装置である。こ
の発明によれば、基板の周縁部にエッチング液が供給さ
れている間、基板の中央部(デバイス形成領域)が保護
液に覆われた状態となるから、エッチング液が基板の表
面に当たってエッチング液のミストが発生しても、その
エッチング液のミストは、基板の中央部に形成されてい
る銅薄膜に直に付着するおそれがない。ゆえに、デバイ
ス形成領域に形成されている銅薄膜にダメージを与える
ことなく、基板の周縁部に銅薄膜を良好に除去すること
ができる。
【0014】なお、ここでいう保護液としては、基板中
央部のデバイス形成領域(デバイス形成面)に影響を与
えにくいものであればなんでもよく、たとえば、純水、
還元水(水素水)、イオン水、脱酸素水、および炭酸水
等のうちのいずれであってもよい。請求項6記載の発明
は、基板(W)の周縁部の銅膜をエッチング液によって
除去する方法であって、基板の周縁部へのエッチング液
の供給を開始する液供給開始工程(S4)と、この液供
給開始工程の後、基板の周縁部の色変化の有無を繰り返
し調べる工程(S5)と、基板の周縁部の色変化に基づ
いて、基板の周縁部へのエッチング液の供給を停止する
液供給停止工程(S8)とを含むことを特徴とする基板
周縁処理方法である。
【0015】この方法によれば、請求項1に関連して述
べた効果と同様な効果を奏することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態(第1の実施形態)に係る基板周縁処
理装置の構成を図解的に示す図である。この基板周縁処
理装置は、ほぼ円形の基板であるウエハWのデバイス形
成面の周縁部(ウエハ周縁領域)に形成されている不要
な銅薄膜をエッチング液によって除去するための装置で
ある。
【0017】この基板周縁処理装置には、バキュームチ
ャック1が備えられている。バキュームチャック1は、
ほぼ鉛直に配置されたチャック軸11と、このチャック
軸11の上端にほぼ水平に固定された円板状の吸着ベー
ス12とを含む。チャック軸11は、たとえば、円筒状
に形成されることによって吸気路13を内部に有してお
り、この吸気路13の上端は、吸着ベース12の内部に
形成された吸着路を介して、吸着ベース12の上面に形
成された吸着口に連通されている。また、チャック軸1
1には、モータなどを含む回転駆動機構14から回転力
が入力されるようになっている。
【0018】これにより、バキュームチャック1は、吸
着ベース12上にウエハWがデバイス形成面を上方に向
けて載置された状態で、吸気路13の内部を排気するこ
とにより、ウエハWの非デバイス形成面を真空吸着して
ほぼ水平に保持することができる。そして、この状態
で、回転駆動機構14からチャック軸11に回転力を入
力することにより、吸着ベース12で吸着保持したウエ
ハWを、そのほぼ中心を通る鉛直軸線(チャック軸11
の中心軸線)Oまわりに回転させることができる。
【0019】バキュームチャック1に保持されたウエハ
Wの上方には、ノズルユニット2が配置されている。ノ
ズルユニット2は、バキュームチャック1の上方でほぼ
水平に延びたアーム21と、このアーム21の先端に取
り付けられたノズル保持ブロック22と、ノズル保持ブ
ロック22に保持されたエッチング液ノズル23、純水
ノズル24および窒素ガスノズル25とを有している。
エッチング液ノズル23には、エッチング液供給配管2
31が接続されており、このエッチング液供給配管23
1からエッチング液が供給されるようになっている。エ
ッチング液供給配管231には、未使用エッチング液供
給配管232が接続されており、この未使用エッチング
液供給配管232から未使用のエッチング液(新液)が
供給されるようになっている。未使用エッチング液供給
配管232の途中部には、この未使用エッチング液供給
配管232を開閉するためのバルブ233が介装されて
いる。
【0020】また、この実施形態では、ウエハWの処理
に用いられた後のエッチング液を回収して、その回収し
たエッチング液を以降の処理に使用できるようになって
いる。具体的には、スピンチャック1(チャック軸1
1)を取り囲むように、ウエハWの処理に用いられた後
のエッチング液を回収するための回収溝234が設けら
れている。そして、この回収溝234に回収されたエッ
チング液は、回収ライン235を介して回収タンク23
6に送られて貯留されるようになっている。また、回収
タンク236からは、回収エッチング液供給配管237
が延びており、この回収エッチング液供給配管237の
先端は、エッチング液供給配管231に接続されてい
る。回収エッチング液供給配管237の途中部には、こ
の回収エッチング液供給配管237を開閉するためのバ
ルブ238が介装されている。
【0021】この構成により、回収エッチング液供給配
管237に介装されているバルブ238を閉じた状態
で、未使用エッチング液供給配管232に介装されてい
るバルブ233を開成することにより、未使用のエッチ
ング液をエッチング液供給配管231に供給することが
できる。また、未使用エッチング液供給配管232に介
装されているバルブ233を閉じた状態で、回収エッチ
ング液供給配管237に介装されているバルブ238を
開成することにより、回収タンク236に回収された使
用済みのエッチング液をエッチング液供給配管231に
供給することができる。
【0022】下端に吐出口を有するエッチング液ノズル
23は、下方に向かうに従ってウエハWの半径方向外方
に向かう傾斜状態に設けられており、エッチング液供給
配管231からエッチング液ノズル23に供給されたエ
ッチング液は、その先端の吐出口からエッチング液ノズ
ル23の傾斜方向に吐出されて、ウエハWのデバイス形
成面(上面)の中央部のデバイス形成領域を取り囲むウ
エハ周縁領域(たとえば、ウエハWの周縁から幅3mm程
度の部分)上のエッチング液供給位置Peに供給される
ようになっている。
【0023】純水ノズル24には、純水供給配管241
が接続されており、この純水供給配管241から純水が
供給されるようになっている。純水供給配管241の途
中部には、この純水供給配管241を開閉するためのバ
ルブ242が介装されている。また、純水ノズル24
は、エッチング液ノズル23とほぼ平行に設けられてお
り、純水供給配管241から純水ノズル24に供給され
た純水は、その先端(下端)の吐出口からエッチング液
の吐出方向とほぼ平行な方向に吐出されて、ウエハWの
上面におけるエッチング液供給位置PeよりもウエハW
の回転軸線Oに近い純水供給位置Pdに供給されるよう
になっている。
【0024】窒素ガスノズル25には、窒素ガス供給配
管251が接続されており、この窒素ガス供給配管25
1から窒素ガスが供給されるようになっている。窒素ガ
ス供給配管251の途中部には、この窒素ガス供給配管
251を開閉するためのバルブ252が介装されてい
る。また、窒素ガスノズル25は、エッチング液ノズル
23とほぼ平行に設けられており、窒素ガス供給配管2
51から窒素ガスノズル25に供給された窒素ガスは、
その先端(下端)の吐出口からエッチング液の吐出方向
とほぼ平行な方向に吐出され、ウエハWの上面のデバイ
ス形成領域とウエハ周縁領域との境界付近であって、純
水供給位置PdよりもウエハWの回転軸線Oに近い窒素
ガス供給位置Pnに供給されるようになっている。
【0025】バキュームチャック1に保持されたウエハ
Wの上方にはさらに、エッチング処理時におけるウエハ
周縁領域の色変化を検出するためのCCDカメラ3が配
置されている。CCDカメラ3は、R(赤)、G(緑)
およびB(青)のカラーフィルタを有しており、ウエハ
Wの周縁部(ウエハ周縁領域)の一部を撮像して、その
撮像部分のRGBの各色成分の画像データ(RGBカラ
ー画像データ)を各画素ごとに出力するものである。
【0026】CDDカメラ3が出力するRGBカラー画
像データは、たとえば、マイクロコンピュータで構成さ
れる制御部4に与えられるようになっている。制御部4
は、CCDカメラ3から与えられるRGBカラー画像デ
ータに基づいて、バルブ233,238,242,25
2の開閉を制御する。また、制御部4は、回転駆動機構
14の動作を制御する。図2は、この基板周縁処理装置
における処理の流れを示すフローチャートである。ウエ
ハWに対する処理を開始する前の期間には、制御部4
は、回転駆動機構14を停止させて、バキュームチャッ
ク1を停止状態に保持している。
【0027】ウエハWのデバイス形成面への銅薄膜の形
成後、そのウエハWが、基板搬送ロボット(図示せず)
によって搬入されてきて、デバイス形成面を上に向けた
状態でバキュームチャック1に受け渡されると、制御部
4は、回転駆動機構14を制御して、バキュームチャッ
ク1の回転を開始させる(ステップS1)。その後、バ
キュームチャック1が所定の速度に達すると、制御部4
は、まず、バルブ252を開成して、窒素ガスノズル2
5からウエハWの上面の窒素ガス供給位置Pnへの窒素
ガスの供給を開始する(ステップS2)。つづいて、制
御部4は、バルブ242を開成して、純水ノズル24か
らウエハWの上面の純水供給位置Pdへの純水の供給を
開始する(ステップS3)。その後さらに、制御部4
は、バルブ233を開成して、エッチング液ノズル23
からウエハWの上面のエッチング液供給位置Peへのエ
ッチング液の供給を開始する(ステップS4)。
【0028】エッチング液供給位置Peに供給されたエ
ッチング液は、エッチング液ノズル23からの吐出方
向、ウエハWの回転による遠心力および純水供給位置P
dからウエハWの周縁に向かう純水の流れの影響を受け
て、エッチング液供給位置PeからウエハWの外方へ向
けて流れる。これにより、ウエハ周縁領域にエッチング
液をむらなく供給することができ、ウエハ周縁領域の不
要な銅薄膜を良好に除去することができる。さらに、エ
ッチング液がエッチング液供給位置Peに入射する際に
エッチング液のミストが発生しても、そのエッチング液
のミストは窒素ガスによってウエハWの外方へと吹き飛
ばされるので、ウエハWの中央部(デバイス形成領域)
の銅薄膜がエッチング液のミストによる腐食を受けるお
それがない。
【0029】窒素ガス、純水およびエッチング液の供給
(吐出)開始後、制御部4は、CCDカメラ3から入力
されるRGBカラー画像データに基づいて、ウエハ周縁
領域の色が銅色からウエハWを構成するシリコンの色
(銀色)に変化したかどうかを繰り返し調べる(ステッ
プS5)。ウエハ周縁領域から銅薄膜が除去されると、
ウエハ周縁領域ではシリコン表面が露呈するので、ウエ
ハ周縁領域の色が銅色からシリコン色に変化する。
【0030】制御部4は、ウエハ周縁領域の色変化を検
出すると、これに応答して、予め定める時間を計時する
ためのタイマをセットする(ステップS6)。そして、
このタイマがタイムアップ(計時終了)すると(ステッ
プS7でYES)、制御部4は、まず、バルブ233を
閉成して、エッチング液ノズル23からウエハWの上面
へのエッチング液の供給を停止する(ステップS8)。
次いで、制御部4は、バルブ242を閉成して、純水ノ
ズル24からウエハWの上面への純水の供給を停止する
(ステップS9)。その後さらに、バルブ252を閉成
して、窒素ガスノズル25からウエハWの上面への窒素
ガスの供給を停止する(ステップS10)。すなわち、
制御部4は、ウエハ周縁領域の色変化を検出してから予
め定める時間が経過すると、エッチング液、純水および
窒素ガスの供給をこの順に停止する。このように、ウエ
ハ周縁領域の色変化後に予め定める時間だけエッチング
液の供給を続けることにより、ウエハ周縁領域に銅薄膜
が残ることをより確実に防止できる。
【0031】窒素ガスの供給停止後、制御部4は、回転
駆動機構14を制御して、バキュームチャック1の回転
を停止させる(ステップS11)。これでウエハWのデ
バイス形成面のウエハ周縁領域から銅薄膜を除去するた
めの処理は終了であり、この処理後のウエハWは、基板
搬送ロボットによって、この基板周縁処理装置から次工
程のための処理装置へと搬出される。以上のように、こ
の実施形態に係る基板周縁処理装置では、ウエハWの上
面にエッチング液が供給されている間、CCDカメラ3
によってウエハWのデバイス形成面の周縁部(ウエハ周
縁領域)の一部が撮像され、これにより得られるRGB
カラー画像データに基づいて、ウエハWの周縁領域の色
が銅色からシリコン色に変化したかどうかが繰り返し調
べられる。そして、ウエハ周縁領域の色が銅色からシリ
コン色に変化すると、その後、予め定める時間が経過し
た時点でウエハWへのエッチング液の供給が停止される
ようになっている。これにより、この実施形態のように
未使用のエッチング液を用いた場合、バルブ238の開
閉を制御して過去の処理で使用されて回収されたエッチ
ング液を用いた場合のどちらであっても、エッチング液
の状態(劣化および/または希釈の度合い)に応じた適
切な処理を行うことができ、ウエハWの上面の周縁部か
ら銅薄膜を過不足なく良好にエッチング除去することが
できる。
【0032】また、この実施形態に係る基板周縁処理装
置では、予め作成された処理レシピに従って一定時間だ
けウエハにエッチング液を供給するようにした従来の装
置とは異なり、銅薄膜の膜厚に応じた複数の処理レシピ
を用意しておく必要がなく、その複数の処理レシピを用
意して管理するユーザの手間を省くことができる。図3
は、この発明の他の実施形態(第2の実施形態)に係る
基板周縁処理装置の構成を図解的に示す図である。この
図3において、図1に示す各部に相当する部分には、図
1の場合と同じ参照符号を付して示している。
【0033】この実施形態に係る基板周縁処理装置は、
ウエハWのデバイス形成面の中央部のデバイス形成領域
を純水で覆いつつ、デバイス形成面の周縁部のウエハ周
縁領域にエッチング液を供給して、そのウエハ周縁領域
の銅薄膜を除去するカバーリンス方式の装置である。こ
の基板周縁処理装置には、バキュームチャック1と、C
DDカメラ3と、制御部4と、このバキュームチャック
1に保持されたウエハWの上面のウエハ周縁領域にエッ
チング液を供給するためのエッチング液供給装置5と、
バキュームチャック1に保持されたウエハWの上面の中
央部に保護液としての純水を供給するための純水ノズル
6とが備えられている。
【0034】エッチング液供給装置5は、バキュームチ
ャック11の上方でほぼ水平に延びたアーム51と、こ
のアーム51の先端に固定されたノズル保持ブロック5
2と、ノズル保持ブロック52に保持されたエッチング
液ノズル53とを有している。エッチング液ノズル53
には、エッチング液供給配管531が接続されており、
このエッチング液供給配管531からエッチング液が供
給されるようになっている。エッチング液供給配管53
1には、未使用エッチング液供給配管532が接続され
ており、この未使用エッチング液供給配管532から未
使用のエッチング液(新液)が供給されるようになって
いる。未使用エッチング液供給配管532の途中部に
は、この未使用エッチング液供給配管532を開閉する
ためのバルブ533が介装されている。
【0035】また、この実施形態では、ウエハWの処理
に用いられた後のエッチング液を回収して、その回収し
たエッチング液を以降の処理に使用できるようになって
いる。具体的には、スピンチャック1(チャック軸1
1)を取り囲むように、ウエハWの処理に用いられた後
のエッチング液を回収するための回収溝534が設けら
れている。そして、この回収溝534に回収されたエッ
チング液は、回収ライン535を介して回収タンク53
6に送られて貯留されるようになっている。また、回収
タンク536からは、回収エッチング液供給配管537
が延びており、この回収エッチング液供給配管537の
先端は、エッチング液供給配管531に接続されてい
る。回収エッチング液供給配管537の途中部には、こ
の回収エッチング液供給配管537を開閉するためのバ
ルブ538が介装されている。
【0036】この構成により、回収エッチング液供給配
管537に介装されているバルブ538を閉じた状態
で、未使用エッチング液供給配管532に介装されてい
るバルブ533を開成することにより、未使用のエッチ
ング液をエッチング液供給配管531に供給することが
できる。また、未使用エッチング液供給配管532に介
装されているバルブ533を閉じた状態で、回収エッチ
ング液供給配管537に介装されているバルブ538を
開成することにより、回収タンク536に回収された使
用済みのエッチング液をエッチング液供給配管531に
供給することができる。
【0037】下端に吐出口を有するエッチング液ノズル
53は、下方に向かうに従ってウエハWの半径方向外方
に向かう傾斜状態に設けられており、エッチング液供給
配管531からエッチング液ノズル53に供給されたエ
ッチング液は、その先端(下端)の吐出口からエッチン
グ液ノズル53の傾斜方向に吐出されて、ウエハWのデ
バイス形成面(上面)のウエハ周縁領域上のエッチング
液供給位置Peに供給されるようになっている。
【0038】純水ノズル6には、純水供給配管61が接
続されており、この純水供給配管61から純水が供給さ
れるようになっている。純水供給配管61の途中部に
は、この純水供給配管61を開閉するためのバルブ62
が介装されている。また、純水ノズル6は、純水供給配
管61から供給される純水を、バキュームチャック1に
保持されたウエハWの表面のほぼ中心に向けて供給でき
るように設けられている。
【0039】バルブ533,62の開閉は、制御部4に
よって、CDDカメラ3が出力するRGBカラー画像デ
ータに基づいて制御される。具体的には、ウエハWのデ
バイス形成面への銅薄膜の形成後、そのウエハWが、基
板搬送ロボット(図示せず)によって搬入されてきて、
デバイス形成面を上に向けた状態でバキュームチャック
1に受け渡されると、制御部4は、回転駆動機構14を
制御して、バキュームチャック1を所定の回転速度で回
転させる。そして、その状態でバルブ533を開成し、
バキュームチャック1によって回転されているウエハW
の上面のエッチング液供給位置Peにエッチング液を供
給開始する。また、エッチング液の供給が行われている
間、バルブ62を開成して、ウエハWの表面のほぼ中心
に向けて純水を供給開始する。
【0040】エッチング液供給位置Peに供給されたエ
ッチング液は、エッチング液ノズル53からの吐出方
向、ウエハWの回転による遠心力およびウエハWの中心
から周縁に向かう純水の流れの影響を受けて、エッチン
グ液供給位置PeからウエハWの外方へ向けて流れる。
これにより、ウエハ周縁領域にエッチング液をむらなく
供給することができ、ウエハ周縁領域の不要な銅薄膜を
良好に除去することができる。また、ウエハWの上面の
デバイス形成領域は純水に覆われた状態となるから、エ
ッチング液がエッチング液供給位置Peに入射する際に
エッチング液のミストが発生しても、そのエッチング液
のミストは、デバイス形成領域に形成された銅薄膜に直
に付着するおそれがない。ゆえに、デバイス形成領域に
形成されている銅薄膜にダメージを与えることなく、ウ
エハ周縁領域に形成されている銅薄膜を良好に除去する
ことができる。
【0041】エッチング液および純水の供給(吐出)開
始後、制御部4は、CCDカメラ3から入力されるRG
Bカラー画像データに基づいて、ウエハ周縁領域の色が
銅色からウエハWを構成するシリコンの色(銀色)に変
化したかどうかを繰り返し調べる。そして、ウエハ周縁
領域の色変化を検出すると、その後、予め定める時間が
経過した後に、バルブ533を閉成して、エッチング液
ノズル53からウエハWの上面へのエッチング液の供給
を停止する。また、バルブ62を閉成して、純水ノズル
6からウエハWの上面への純水の供給を停止する。
【0042】このように、この第2の実施形態に係る基
板周縁処理装置においても、ウエハWの上面にエッチン
グ液が供給されている間、CCDカメラ3によってウエ
ハWのデバイス形成面の周縁部(ウエハ周縁領域)の色
変化が繰り返し調べられ、ウエハ周縁領域の色が銅色か
らシリコン色に変化すると、その後、予め定める時間が
経過した時点でウエハWへのエッチング液の供給が停止
されるようになっている。これにより、上述の第1の実
施形態に係る装置と同様な効果を奏することができる。
【0043】以上、この発明の2つの実施形態について
説明したが、この発明はさらに他の形態で実施すること
もできる。たとえば、CCDカメラ3に代えて、銅表面
における反射率が大きく、シリコン表面における反射率
が小さい波長(たとえば、560〜610nm)の光を
ウエハWのデバイス形成面の周縁部に照射し、そのデバ
イス形成面の周縁部で反射した光を受光して検出する反
射センサを設けて、この反射センサの出力に基づいて、
ウエハWのデバイス形成面の周縁部の色変化を検出する
構成が採用されてもよい。
【0044】また、上述の実施形態に係る装置では、未
使用のエッチング液または過去の処理で使用したエッチ
ング液のどちらを用いた場合であっても、ウエハWのデ
バイス形成面の周縁部から銅薄膜を良好に除去できるの
で、上述の実施形態のように常に未使用のエッチング液
を用いる構成としてもよいし、過去の処理で使用され
て、回収タンク236,536に回収されたエッチング
液を用いる構成にしてもよい。さらに、ウエハWのデバ
イス形成面の周縁部の色変化が検出されるまでは、バル
ブ233,533を閉じた状態でバルブ238,538
を開成して、過去の処理で使用されて回収されたエッチ
ング液をウエハWに供給し、色変化が検出されてから
は、バルブ238,538を閉じてバルブ233,53
3を開成することにより、未使用のエッチング液をウエ
ハWに供給するようにしてもよい。こうする場合、色変
化後にウエハWに対してエッチング液を供給すべき時間
(上記予め定める時間)を過不足なく設定することがで
きる。
【0045】さらにまた、処理対象の基板は、ウエハW
に限らず、液晶表示装置用ガラス基板などの他の種類の
基板であってもよい。その他、特許請求の範囲に記載さ
れた事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態(第1の実施形態)に係
る基板周縁処理装置の構成を図解的に示す図である。
【図2】図1の基板周縁処理装置における処理の流れを
示すフローチャートである。
【図3】この発明の他の実施形態(第2の実施形態)に
係る基板周縁処理装置の構成を図解的に示す図である。
【符号の説明】
1 バキュームチャック 2 ノズルユニット 23 エッチング液ノズル 231 エッチング液供給配管 233 バルブ 238 バルブ 3 CCDカメラ 4 制御部 5 エッチング液供給装置 53 エッチング液ノズル 531 エッチング液供給配管 533 バルブ 538 バルブ W ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4K057 WA10 WA11 WA14 WA20 WB04 WB17 WG01 WG08 WG10 WJ10 WM06 WN01 5F043 AA26 BB27 DD25 EE08 EE27 EE40

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の周縁部の銅膜をエッチング液によっ
    て除去する処理を行う基板周縁処理装置であって、 基板の周縁部にエッチング液を供給するエッチング液供
    給手段と、 基板の周縁部の色変化を検出するための色変化検出手段
    と、 この色変化検出手段からの出力に基づいて、上記エッチ
    ング液供給手段からのエッチング液の供給を制御する液
    供給制御手段とを含むことを特徴とする基板周縁処理装
    置。
  2. 【請求項2】上記色変化検出手段は、基板の周縁部を撮
    像して、その撮像部分のR(赤)、G(緑)およびB
    (青)の各色成分の画像データを出力するCCDカメラ
    であることを特徴とする請求項1記載の基板周縁処理装
    置。
  3. 【請求項3】上記色変化検出手段は、波長が560〜6
    10nmの光を基板の周縁部に照射し、その基板の周縁
    部で反射した光を受光して検出する反射センサであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の基板周縁処理装置。
  4. 【請求項4】上記液供給制御手段は、上記エッチング液
    供給手段から供給されるエッチング液により基板の周縁
    部の銅膜が除去されて、その基板の周縁部の色が変化
    し、この色変化が上記色変化検出手段によって検出され
    ると、それから所定時間だけエッチング液の供給を続け
    た後、エッチング液の供給を停止するものであることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の基板周
    縁処理装置。
  5. 【請求項5】上記エッチング液供給手段から基板の周縁
    部にエッチング液が供給されている間、その基板の中央
    部に保護液を供給する保護液供給手段をさらに含むこと
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の基板
    周縁処理装置。
  6. 【請求項6】基板の周縁部の銅膜をエッチング液によっ
    て除去する方法であって、 基板の周縁部へのエッチング液の供給を開始する液供給
    開始工程と、 この液供給開始工程の後、基板の周縁部の色変化の有無
    を繰り返し調べる工程と、 基板の周縁部の色変化に基づいて、基板の周縁部へのエ
    ッチング液の供給を停止する液供給停止工程とを含むこ
    とを特徴とする基板周縁処理方法。
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