JP2003195762A - 冊子状チラシ - Google Patents
冊子状チラシInfo
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Abstract
として使用できる狭幅冊子紙片からなる、簡単な工程で
効率的に低コストで製造できる冊子状チラシ及びその製
造方法を提供することにある。 【解決手段】 2台の輪転印刷機を使用して、一方の輪
転印刷機で広幅用紙に、他方の輪転印刷機で広幅用紙の
幅の1/2より所定寸法だけ大きい狭幅用紙に、それぞ
れ絵柄ピッチが同じ印刷を行い、印刷された狭幅用紙と
広幅用紙を一方の端縁で揃えて広幅用紙の幅方向の中央
部にて接着して、狭幅用紙を内側にして流れに平行に折
り曲げ、所定位置にてカットする方法にて製造される、
3枚の大きい冊子紙片と1枚の切り取って利用可能な狭
幅冊子紙片を有する構成の冊子状チラシである。
Description
れた4枚の紙片からなり、内側の1枚の紙片が切り取っ
てはがき等として使用できる狭幅紙片からなる切取用紙
片とされた冊子状チラシ及びその製造方法に関する。
物としては、例えば、実開昭64−9770号公報に記
載されているような、同一サイズの紙片を綴じた冊子で
あり、一つの紙片がハガキとして使用できるように切り
取り可能にされている構成の販促用小冊子、実開昭50
−138116号公報に記載されているような、同一サ
イズの紙片を綴じた冊子であり、一つの紙片が複数枚の
はがき用紙として切り取り可能に綴じられている宣伝用
印刷物等が知られている。しかしながら、上記の構成の
販促用小冊子ないしは宣伝用印刷物はそれぞれ同一サイ
ズの紙片が冊子状に綴じられた構成であって、その内の
一部の紙片がはがきとして切り取り可能に綴じられてい
るものであるため、販促ないしは宣伝用に使用する場合
には1枚の紙片のサイズが小さくなり、宣伝文ないしは
広告を印刷するたための紙片面積が小さく見る人に対し
て迫力に欠けるという欠点がある。また、簡単な工程で
効率的に低価格で製造できる構成のものではないという
欠点がある。
枚の冊子紙片と1枚の狭幅冊子紙片からなり、狭幅冊子
紙片を切り取ってはがき等として使用できる構成の、簡
単な工程で効率的に低コストで製造することができる冊
子状チラシ及びその製造方法を提供することにある。
前記広幅紙片と上下寸法が同じで且つ左右寸法が前記広
幅紙片の左右寸法の1/2より所定寸法だけ大きい狭幅
紙片を、上下方向の両端縁、及び左右方向の端縁のうち
の一方の端縁を揃えて重ね合わせるとともに前記広幅紙
片の左右方向の中央の接着部にて両紙片を接着し、接着
した前記広幅紙片と前記狭幅紙片を前記狭幅紙片が内側
になるように接着部位置にて左右方向に2つ折りして形
成された、同寸法からなる3枚の広告用の冊子紙片と該
冊子紙片より左右寸法の小さい1枚の狭幅冊子紙片から
なり前記狭幅冊子紙片が切り取って利用可能な切取用紙
片とされた構成の冊子状チラシとすることにより、3枚
の大きい冊子紙片を商品の広告用に使用できるととも
に、狭幅冊子紙片を切り取ってはがき、クーポン券等と
して使用できる、顧客に対する訴求効果が大きく且つ冊
子状に綴じられているので印刷内容を見やすい新聞折り
込み用のチラシとして効果的に利用できるものである。
の接着部近傍に接着部と平行にミシン目が設けられてい
ることにより切取用紙片が形成されている構成とするこ
とにより、狭幅冊子紙片を手で簡単に切り取ることがで
きる。
坪量が40〜60g/m2 の紙からなり、且つ狭幅紙片
が、坪量が70〜130g/m2 の紙からなる構成とす
ることにより、狭幅紙片からなる狭幅冊子紙片を切り取
ってはがきとして使用するのに適したものとなる。
印刷機で広幅用紙に、他方の輪転印刷機で広幅用紙の幅
の1/2より所定寸法だけ大きい狭幅用紙に、それぞれ
絵柄ピッチが同じ印刷を行う工程と、他方の輪転印刷機
で印刷した狭幅用紙を反転させて一方の輪転印刷機で印
刷された広幅用紙に広幅用紙の端縁と狭幅用紙の端縁を
揃えて重ね合わせる工程と、広幅用紙と狭幅用紙を広幅
用紙の幅方向の中央部にて接着する工程と、接着した広
幅用紙と狭幅用紙を広幅用紙の幅方向の中央部にて狭幅
用紙を挟み込むように流れに平行方向に折り曲げる工程
と、折り曲げられた広幅用紙と狭幅用紙を流れに直交方
向の所定位置にて断裁する工程とからなる冊子状チラシ
の製造方法とすることにより、2台の輪転印刷機を使用
して、3枚の冊子紙片と1枚の狭幅冊子紙片を有する冊
子状チラシを簡単な工程で低コストで効率的に大量生産
することきができる。また、冊子状チラシの見開いた状
態の左右方向の寸法を輪転印刷機で印刷できる用紙の最
大幅にまで大きくできるので、見開いた際に顧客に対す
る訴求効果が大きく且つ印刷内容が見やすい新聞折り込
み用等に適した冊子状チラシとすることができる。
施の形態を説明する。図1は本発明の冊子状チラシの開
いた状態の斜視図、図2は本発明の冊子状チラシの製造
工程を示す図、図3は図2におけるI−I断面図、図4
は本発明の冊子状チラシの製造工程を示す図、図5は図
4におけるII−II断面図、図6は本発明の冊子状チラシ
の閉じた状態の平面図、1は広幅紙片、2は狭幅紙片、
1a, 1b, 2aは冊子紙片、2bは狭幅冊子紙片、3は接着
部、4は折目線、5は切取線、6は断裁線をそれぞれ表
す。
状態は、図1に示すとおりであり、長方形状の広幅紙片
1と、広幅紙片1と上下寸法が同じで且つ左右寸法が広
幅紙片の1/2より所定寸法だけ大きい狭幅紙片2を、
一方の端縁を揃えて広幅紙片1の左右方向の中央の接着
部3にて接着し、広幅紙片1と狭幅紙片2を狭幅紙片2
が内側になるように接着部3にて2つ折りすることによ
り形成された、大きい3枚の冊子紙片1a, 1b, 2aと1枚
の狭幅冊子紙片2bを有する構成である。実施形態では狭
幅冊子紙片2bに切取線5が印刷されており切取線5に沿
って挟みで切り取って申込み用のはがきとして使用でき
るようにされている。切取線5をミシン目により形成し
て手で切り取れるようにしてもよい。実施形態のよう
に、狭幅冊子紙片2bを切り取ってはがきとして使用する
場合は、狭幅紙片2を坪量が150〜・・・g/m2 程
度の厚い紙を使用するのが好ましい。また、2枚を重ね
て外周縁を接着して封書として利用できる形態としてお
くことも可能である。さらにFAX用の申込書としての
利用も可能である。狭幅冊子紙片2bの左右方向の寸法
は、狭幅冊子紙片2bを切り離して使用する用途に適した
寸法に設定すればよく任意である。
のとおりである。2台のオフセツト輪転印刷機を使用し
て、一方の輪転印刷機にて広幅用紙に所定の絵柄を印刷
すると同時に、他方の輪転印刷機にて広幅用紙の幅の1
/2より所定寸法だけ大きい狭幅用紙に所定の絵柄を印
刷する。2台の輪転印刷機では同一ピッチの印刷版を使
用して絵柄ピッチが同一となるように印刷される。広幅
用紙と狭幅用紙に絵柄を印刷された後、他方の輪転印刷
機にて印刷された狭幅用紙を反転させて、一方の輪転印
刷機にて印刷された広幅用紙の面に、広幅用紙と狭幅用
紙の端縁を揃えた状態で重ね合わせて、広幅用紙の幅方
向の中央部にて広幅用紙と狭幅用紙を接着し、接着され
た広幅用紙と狭幅用紙を広幅用紙の幅方向の中央部にて
狭幅用紙を挟み込むように用紙の流れに平行に折り曲
げ、折り曲げられた広幅用紙と狭幅用紙を流れに直交方
向の所定位置にて断裁することにより、折り畳まれた状
態の実施形態の冊子状チラシが得られる。
の輪転印刷機間にピッチ調整装置を設置しておき、2台
の輪転印刷機にて同一ピッチの印刷版を使用して絵柄が
印刷されるのであるが、印刷された広幅用紙と狭幅用紙
の印刷絵柄ピッチにバラツキが発生した場合は、ピッチ
調整装置により狭幅用紙のテンションを変えることによ
り、狭幅用紙の印刷絵柄ピッチを広幅用紙の印刷絵柄ピ
ッチに合わせるように調整することにより、重ね合わさ
れた広幅用紙と狭幅用紙の印刷絵柄が一致するように調
整される。
と他方の輪転印刷機で印刷された狭幅用紙2を端縁で揃
えて重ね合わせて接着した状態は図2、図3に示すとお
りである。広幅紙片1と、左右寸法が広幅紙片1の1/
2より所定寸法だけ大きい狭幅紙片2を、一方の端縁で
揃えて広幅紙片1の左右方向の中央部の接着部3にて接
着されており、接着部3の箇所が折目線4とされてい
る。広幅用紙1には左右方向に冊子紙片1aと冊子紙片1b
が割り付けられるとともに、狭幅紙片2には冊子紙片2a
と狭幅冊子紙片2bが割り付けられており、広幅用紙1の
冊子紙片1aの端縁と狭幅紙片2の冊子紙片2aの端縁を揃
えて接着部3にて接着されている。冊子紙片1aと冊子紙
片1bと冊子紙片2aには宣伝用の印刷が施されており、狭
幅冊子紙片2bには切取線5が印刷され、切取線5の内部
にははがきとして使用できるように必要な印刷が施され
ている。実施形態では印刷された切取線5に沿って挟み
にて切り取るようにされているが、切取線をミシン目に
して手で切り取れるようにしておいてもよい。
2を端縁で揃えて重ね合わせて接着した状態から、広幅
用紙1と狭幅紙片2を広幅用紙1の左右方向の中央部の
折目線4にて狭幅紙片2を挟み込むように折り曲げるこ
とにより、折り畳まれた実施形態の冊子状チラシが流れ
方向に断裁線6を介して連続した図4、図5に示す状態
とする。最後に、断裁線6にてカットすることにより、
図6に示す折り畳まれた実施形態の冊子状チラシが得ら
れる。図4中点線で表されている部分は狭幅紙片2の先
端部を示しているものである。
て、一方の輪転印刷機に広幅用紙に所定の絵柄を印刷
し、他方の輪転印刷機にて広幅用紙の幅の1/2より所
定寸法だけ大きい狭幅用紙に所定の絵柄を印刷する方法
にて冊子状チラシを製造することより、印刷とインライ
ンの加工により簡単な工程で冊子状チラシを効率的に大
量生産することが可能となるのでコストダウンを図るこ
とができるとともに、広げた状態の冊子状チラシの左右
寸法を一方の輪転印刷機にて印刷される広幅用紙の幅と
同じ寸法まで大きくすることが可能となるので、左右方
向に大きく見開くことのできる、見る人に対して訴求効
果の大きい印刷面を有する冊子状チラシとすることがで
きる。また、冊子状チラシの内部に綴じられている狭幅
冊子紙片を切り取って申込み用のはがき、クーポン券等
として利用できるので、はがき、クーポン券付き冊子状
チラシとすることができる。
子紙片を有する構成の冊子状チラシとすることにより、
3枚の大きい冊子紙片を商品の広告用に使用できるとと
もに、狭幅冊子紙片を切り取ってはがき、クーポン券等
として使用できる、顧客に対する訴求効果が大きく且つ
冊子状に綴じられているので印刷内容を見やすい新聞折
り込み用のチラシとして効果的に利用できるものであ
る。
印刷機で広幅用紙に、他方の輪転印刷機で広幅用紙の幅
の1/2より所定寸法だけ大きい狭幅用紙に、それぞれ
絵柄ピッチが同じ印刷を行い、端縁で揃えて重ね合わせ
て接着し、折り曲げて断裁する製造方法にて冊子状チラ
シを製造することにより、左右方向の寸法の大きい3枚
の冊子紙片と1枚の狭幅冊子紙片を有する冊子状チラシ
を簡単な工程で低コストで効率的に大量生産することき
ができる。また、冊子紙片の左右方向の寸法を大きくで
きるので、見開いた際に印刷内容が見やすく且つ顧客に
対する訴求効果の大きい新聞折り込み用等に適した冊子
状チラシとすることができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 長方形状の広幅紙片と、前記広幅紙片と
上下寸法が同じで且つ左右寸法が前記広幅紙片の左右寸
法の1/2より所定寸法だけ大きい狭幅紙片を、上下方
向の両端縁、及び左右方向の端縁のうちの一方の端縁を
揃えて重ね合わせるとともに前記広幅紙片の左右方向の
中央の接着部にて両紙片を接着し、接着した前記広幅紙
片と前記狭幅紙片を前記狭幅紙片が内側になるように接
着部位置にて左右方向に2つ折りして形成された、同寸
法からなる3枚の広告用の冊子紙片と該冊子紙片より左
右寸法の小さい1枚の狭幅冊子紙片からなり前記狭幅冊
子紙片が切り取って利用可能な切取用紙片とされた構成
からなることを特徴とする冊子状チラシ。 - 【請求項2】 前記狭幅冊子紙片の前記接着部近傍に前
記接着部と平行にミシン目が設けられていることにより
切取用紙片が形成されていることを特徴とする請求項1
記載の冊子状チラシ。 - 【請求項3】 前記広幅紙片が、坪量が40〜60g/
m2 の紙からなり、且つ前記狭幅紙片が、坪量が70〜
130g/m2 の紙からなることを特徴とする請求項1
または2記載の冊子状チラシ。 - 【請求項4】 2台の輪転印刷機を使用して、一方の輪
転印刷機で広幅用紙に、他方の輪転印刷機で広幅用紙の
幅の1/2より所定寸法だけ大きい狭幅用紙に、それぞ
れ絵柄ピッチが同じ印刷を行う工程と、他方の輪転印刷
機で印刷した狭幅用紙を反転させて一方の輪転印刷機で
印刷された広幅用紙に広幅用紙の端縁と狭幅用紙の端縁
を揃えて重ね合わせる工程と、広幅用紙と狭幅用紙を広
幅用紙の幅方向の中央部にて接着する工程と、接着した
広幅用紙と狭幅用紙を広幅用紙の幅方向の中央部にて狭
幅用紙を挟み込むように流れに平行方向に折り曲げる工
程と、折り曲げられた広幅用紙と狭幅用紙を流れに直交
方向の所定位置にて断裁する工程とからなることを特徴
とする冊子状チラシの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001398691A JP3908533B2 (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 冊子状チラシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001398691A JP3908533B2 (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 冊子状チラシ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003195762A true JP2003195762A (ja) | 2003-07-09 |
JP3908533B2 JP3908533B2 (ja) | 2007-04-25 |
Family
ID=27604008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001398691A Expired - Lifetime JP3908533B2 (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 冊子状チラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3908533B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009056747A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Gulliver Corp | 冊子 |
-
2001
- 2001-12-28 JP JP2001398691A patent/JP3908533B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009056747A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Gulliver Corp | 冊子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3908533B2 (ja) | 2007-04-25 |
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