JP2003194932A - 合成開口レーダ装置及び合成開口レーダの像再生方法 - Google Patents

合成開口レーダ装置及び合成開口レーダの像再生方法

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雅史 岩本
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哲郎 桐本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位相誤差の推定値の微分値を補償し、位相補
償誤差の生じる可能性を削減できる合成開口レーダ装置
及び合成開口レーダの像再生方法を得る。 【解決手段】 位相誤差の推定値の微分値を求める乗算
処理部20と位相誤差の推定値を求める積分処理部21
との間に設けられて、位相補償量を監視して補正する位
相補償量補正手段として、位相誤差の推定値の微分値の
絶対値を監視し、所定値を越えた場合には、積分処理部
に出力する位相誤差の推定値の微分値として0を代入す
る位相誤差微分値判定及び0代入部28を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、航空機あるいは
衛星などの移動プラットフォームに搭載する合成開口レ
ーダ装置に係り、特に地表や海面を観測し、画像化する
ときの合成開口レーダ装置及び合成開口レーダの像再生
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の合成開口レーダ装置とし
て、図15に示すようなものがあった。図15は、W.
G. Carrara, R. S. Goodman, R. M. Majewaki, "Spotli
ght Synthetic Aperture Radar", Artech House, 1955
の266ページに記載されたFigure6.9から想定される合成
開口レーダ装置の構成図である。この装置は、Phase Gr
adient Autofocus:PGAと呼ばれるオートフォーカス
機能を備え、画像再生処理部で再生された画像から、そ
のホログラムの位相に生じている誤差を推定して補償す
ることで、再生画像の分解能を改善するものである。
【0003】図15において、1はプラットフォームに
搭載され、高周波パルス信号を空間に放射するととも
に、反射したエコー信号を収集する送受信アンテナ、2
は前記送受信アンテナ1で送信する高周波パルス信号を
発生させるとともに、前記送受信アンテナ1で収集され
た信号を増幅し、中間周波数に変換した後、デジタル信
号に変換する信号送受信部、3は前記信号送受信部2か
らの受信信号に画像再生処理を行い、2次元の高分解能
な画像を再生する画像再生処理部であり、2次元の画像
の軸は、各々アジマスとレンジと呼ばれる。
【0004】4はPGAの処理に用いるレンジビンを選
択するレンジビン選択部、5はレンジビン内で孤立した
点状の目標を探し、その目標が画像の左端に位置するよ
うに画像全体をシフトさせる画像シフト部、6は窓関数
をアジマス方向に乗算する窓関数乗算部、7は再生画像
に生じている位相誤差を推定して補償するPhase Gradie
nt推定及び補償部、8はPGAの処理を繰り返すかどう
かを判定する繰り返し判定部、9はPGAの処理によっ
て分解能が改善した画像データである。
【0005】ここで、前記Phase Gradient推定及び補償
部7は、図16に示す構成を備える。図16において、
10はPhase Gradient推定及び補償部7に入力する画像
データ、11は前記画像データ10をアジマス方向にF
FT(Fast Fourier Transform)するFFT部であり、
ここでの処理により、アジマス軸は、アジマスの空間周
波数軸となる。12はFFT部11の出力をアジマスの
空間周波数で微分する微分処理部、13はFFT部11
の出力の複素共役をとる共役処理部、14は微分処理部
12の出力と共役処理部13の出力を乗算する乗算処理
部、15は乗算処理部14の出力の虚数部のみを取り出
す虚数部抜き出し部、16は虚数部抜き出し部15の出
力をレンジ方向で加算するレンジ方向加算部であり、こ
こでの処理により、アジマスの空間周波数とレンジの2
軸からなる2次元の信号が、アジマスの空間周波数軸の
みの1次元の信号となる。
【0006】17はFFT部11の出力から電力を計算
する電力計算部、18は電力計算部17の出力をレンジ
方向で加算するレンジ方向加算部であり、ここでの処理
により、アジマスの空間周波数とレンジの2軸からなる
2次元の信号が、アジマスの空間周波数軸のみの1次元
の信号となる。19はレンジ方向加算部18の出力の逆
数を取る逆数処理部、20はレンジ方向加算部16の出
力と逆数処理部19の出力を乗算して位相誤差の推定値
の微分値を求める乗算処理部、21は乗算処理部20の
出力を積分して位相誤差の推定値を求める積分処理部、
22は積分処理部21の出力である位相誤差の推定値の
0次と1次の成分を除去する0次、1次成分除去部、2
3は0次、1次成分除去部22の出力である位相誤差の
推定値から位相補償量を算出する位相補償量算出部、2
4はFFT部11の出力と位相補償量算出部23の出力
を乗算して位相誤差を補償する乗算処理部、25は乗算
処理部24の出力をIFFT(Inverse Fast Fourier T
ransform)するIFFT部であり、ここでの処理によ
り、アジマスの空間周波数軸は、アジマス軸となる。2
6は、位相誤差が補償された画像データである。
【0007】次に動作について、図17及び図18を参
照して説明する。動作の説明にあたって、まず、合成開
口レーダの再生画像に生じる位相誤差を定義する。位相
誤差が生じていない合成開口レーダ画像において、n番
目のレンジビンをアジマス方向にフーリエ変換して得ら
れるスペクトルSnは、次式のように、複数の波長を持
つ正弦波の重ね合わせで表すことができる。ここに、u
は空間周波数を表す。
【0008】
【数1】
【0009】Snに対し、φの位相誤差が発生している
場合のスペクトルGnは次式で表すことができる。これ
より、位相誤差を補償することは、Gnからφを推定し
て補償することであることが分かる。
【0010】
【数2】
【0011】以降、フローチャートとともに動作を説明
する。図17は従来の合成開口レーダ装置の動作を示す
フローチャートである。まず、信号送受信部2で生成さ
れた高周波パルス信号を送受信アンテナ1が地表面に向
けて送信し、反射エコーを送受信アンテナ1が受信し
て、信号受信部2が信号を増幅し、中間周波数に変換
し、デジタル信号に変換する(ステップS1)。画像再
生処理部3は、得られた信号を処理して画像を再生する
(ステップS2)。
【0012】レンジビン選択部4は、再生された画像か
ら孤立した点状の目標が存在するレンジを探し、そのレ
ンジをN個選択する(ステップS3)。ここに、Nは事
前に設定しておく値である。画像シフト部5は、レンジ
ビン内で孤立した点状の目標を探し、その目標が画像の
左端位置するように画像全体をシフトさせる(ステップ
S4)。このとき、端からはみ出した画像は、図19に
示すように、反対側の端に連結する。この処理によっ
て、孤立した点状の目標のスペクトルに生じるドップラ
ーの1次成分を小さくし、位相誤差推定精度を上昇させ
る。
【0013】次に、窓関数乗算部6は、窓関数をアジマ
ス方向に乗算する(ステップS5)。これにより、画像
の左端にシフトさせた点状の目標以外の目標を除去し、
位相誤差の推定精度を上昇させる。窓関数としては、次
式に示すようなRect関数Rがよく用いられる。
【0014】
【数3】
【0015】そして、Phase Gradient推定及び補償部7
は、窓関数を乗じた画像から位相誤差を推定して補償す
る(ステップS6)。この処理の詳細については、図1
8を参照して後述する。繰り返し判定部8は、PGAの
処理を繰り返すかどうかを判定し、繰り返す場合には処
理をステップS4まで戻し、繰り返さない場合には、処
理を終了する。なお、従来文献には、この判定法の詳細
については特に記述されていない(ステップS7)。
【0016】図18は、ステップS6の処理について詳
細に示したフローチャートである。まず、FFT部11
は、ステップS5で窓関数を乗算された画像に対し、ア
ジマス方向にFFTする。この処理により、アジマス軸
は、アジマスの空間周波数軸となる(ステップS8)。
FFT部11の出力を、微分処理部12がアジマスの空
間周波数で微分し(ステップS9)、共役処理部13が
複素共役をとり(ステップS10)、乗算処理部14が
これらを乗算する(ステップS11)。そして、虚数部
抜き出し部15が、乗算処理部14の出力の虚数部を抜
き出す(ステップS12)。
【0017】レンジ方向加算部16は、虚数部抜き出し
部15の出力を、レンジ方向で加算する。この処理によ
り、アジマスの空間周波数とレンジの2軸からなる2次
元の信号が、アジマスの空間周波数軸のみの1次元の信
号となる(ステップS13)。電力計算部17は、FF
T部11の出力から電力を計算する(ステップS1
4)。そして、レンジ方向加算部18は、電力計算部1
7の出力をレンジ方向で加算する。この処理により、ア
ジマスの空間周波数とレンジの2軸からなる2次元の信
号が、アジマスの空間周波数軸のみの1次元の信号とな
る(ステップS15)。
【0018】逆数処理部19は、レンジ方向加算部18
の出力の逆数を取る(ステップS16)。乗算処理部2
0は、レンジ方向加算部16の出力と、逆数処理部19
の出力を乗算して、位相誤差の推定値の微分値であるド
ットΨ(u)を次式に従って求める(ステップS1
7)。なお、次式において、G*nはスペクトルGnの
複素共役、ドットGnはスペクトルGnの微分値を示
す。
【0019】
【数4】
【0020】積分処理部21は、乗算処理部20の出力
を積分して、位相誤差の推定値を求める(ステップS1
8)。0次、1次成分除去部22は、積分処理部21の
出力である位相誤差の推定値について、その0次と1次
の成分を除去する(ステップS19)。位相補償量算出
部23は、0次、1次成分除去部22の出力である位相
誤差の推定値から、位相補償量を算出する。位相補償量
Pは、位相誤差の推定値Ψを用いて次式で表される(ス
テップS20)。
【0021】
【数5】
【0022】乗算処理部24は、FFT部11の出力
と、位相補償量算出部23の出力を乗算して、位相誤差
を補償する(ステップS21)。IFFT部25は、乗
算処理部24の出力をIFFTする。この処理により、
アジマスの空間周波数軸は、アジマス軸となる。このデ
ータは、位相誤差が補償された画像データである(ステ
ップS22)。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】従来の合成開口レーダ
装置はこのように構成されているので、あるアジマスの
空間周波数u1において、スペクトルの電力が小さい場
合に、式(4)によって算出される位相誤差の推定値の
微分値ドットΨ(u)の絶対値がπ以上となる場合があ
った。スペクトルGn(u)信号の位相は、-πからπ
までの値であるため、その微分値の絶対値がπを超える
ことは本来ありえないため、この場合には、位相誤差の
推定結果に誤差を生じ、位相補償誤差が生じてしまう。
【0024】そこで、この発明は上述した点に鑑みてな
されたもので、位相誤差の推定値の微分値、あるいは、
スペクトルの電力を監視し、誤差が生じる可能性がある
場合に、位相誤差の推定値の微分値を補償し、位相補償
誤差の生じる可能性を削減できる合成開口レーダ装置及
び合成開口レーダの像再生方法を得ることを目的とす
る。
【0025】
【課題を解決するための手段】この発明に係る合成開口
レーダ装置は、移動プラットフォームに搭載されて、地
表や海面の高分解能画像を得る合成開口レーダ装置であ
って、(a)高周波パルス信号を空間に放射するととも
に、反射したエコー信号を収集する送受信アンテナと、
(b)前記送受信アンテナで送信する高周波パルス信号
を発生させるとともに、前記送受信アンテナで収集され
た信号を増幅し、中間周波数に変換した後、デジタル信
号に変換する信号送受信部と、(c)前記信号送受信部
からの受信信号に画像再生処理を行い、2次元の高分解
能な画像を再生する画像再生処理部と、(d)前記画像
再生処理部により再生された画像から孤立した点状の目
標が存在するレンジを探し、処理に用いるレンジビンを
選択するレンジビン選択部と、(e)前記レンジビン選
択部により選択されたレンジビン内で孤立した点状の目
標を探し、その目標が画像の左端に位置するように画像
全体をシフトさせる画像シフト部と、(f)画像シフト
部の出力に窓関数をアジマス方向に乗算する窓関数乗算
部と、(g)前記窓関数乗算部による窓関数乗算後の画
像データをアジマス方向にFFT(Fast Fourier Trans
form)するFFT部と、(h)前記FFT部の出力をア
ジマスの空間周波数軸方向に微分する微分処理部と、
(i)前記FFT部の出力の複素共役をとる共役処理部
と、(j)前記微分処理部の出力と前記共役処理部の出
力とを乗算する乗算処理部と、(k)前記乗算処理部の
出力の虚数部のみを取り出す虚数部抜き出し部と、
(l)前記虚数部抜き出し部の出力をレンジ方向で加算
するレンジ方向加算部と、(m)前記FFT部の出力か
ら電力を計算する電力計算部と、(n)前記電力計算部
の出力をレンジ方向で加算するレンジ方向加算部と、
(o)前記レンジ方向加算部の出力の逆数を取る逆数処
理部と、(p)前記レンジ方向加算部の出力と前記逆数
処理部の出力とを乗算して、位相誤差の推定値の微分値
を求める乗算処理部と、(q)前記乗算処理部の出力を
積分して位相誤差の推定値を求める積分処理部と、
(r)前記積分処理部の出力である位相誤差の推定値の
0次と1次の成分を除去する0次、1次成分除去部と、
(s)前記0次、1次成分除去部の出力である位相誤差
の推定値から位相補償量を算出する位相補償量算出部
と、(t)前記FFT部の出力と前記位相補償量算出部
の出力とを乗算して、位相誤差を補償する乗算処理部
と、(u)前記乗算処理部の出力をIFFT(Inverse
Fast Fourier Transform)するIFFT部と、(v)前
記IFFT部の出力に基づいて前記(e)ないし(u)
の処理を繰り返すかどうかを判定する繰り返し判定部と
を備えた合成開口レーダ装置において、(w)位相誤差
の推定値の微分値を求める乗算処理部と位相誤差の推定
値を求める積分処理部との間に設けられて、位相補償量
を監視して補正する位相補償量補正手段を備えたことを
特徴とするものである。
【0026】また、前記位相補償量補正手段は、位相誤
差の推定値の微分値の絶対値を監視し、所定値を越えた
場合には、前記積分処理部に出力する位相誤差の推定値
の微分値として0を代入する位相誤差微分値判定及び0
代入部でなることを特徴とするものである。
【0027】また、前記位相補償量補正手段は、位相誤
差の推定値の微分値の絶対値を監視し、所定値を越えた
場合には、前記積分処理部に出力する位相誤差の推定値
の微分値として補間処理によって求めた位相誤差の推定
値の微分値を代入する位相誤差微分値判定及び補間値代
入部でなることを特徴とするものである。
【0028】また、前記位相補償量補正手段は、位相誤
差の推定値の微分値の絶対値を監視し、所定値を越えた
場合には、前記積分処理部に出力する位相誤差の推定値
の微分値として平均処理によって求めた位相誤差の推定
値の微分値を代入する位相誤差微分値判定及び平均値代
入部でなることを特徴とするものである。
【0029】また、前記位相補償量補正手段は、前記F
FT部の出力に対して電力の平均値を求める平均電力計
算部と、前記平均電力計算部から出力されるレンジ方向
の平均電力を監視し、所定の閾値と平均電力の積未満の
場合には、前記積分処理部に出力する位相誤差の推定値
の微分値として0を代入する平均電力による判定及び位
相誤差微分値0代入部とでなることを特徴とするもので
ある。
【0030】また、前記位相補償量補正手段は、前記F
FT部の出力に対して電力の平均値を求める平均電力計
算部と、前記平均電力計算部から出力されるレンジ方向
の平均電力を監視し、所定の閾値と平均電力の積未満の
場合には、前記積分処理部に出力する位相誤差の推定値
の微分値として補間処理によって求めた位相誤差の推定
値の微分値を代入する平均電力による判定及び補間値代
入部とでなることを特徴とするものである。
【0031】また、前記位相補償量補正手段は、前記F
FT部の出力に対して電力の平均値を求める平均電力計
算部と、前記平均電力計算部から出力されるレンジ方向
の平均電力を監視し、所定の閾値と平均電力の積未満の
場合には、前記積分処理部に出力する位相誤差の推定値
の微分値として平均処理によって求めた位相誤差の推定
値の微分値を代入する平均電力による判定及び平均値代
入部とでなることを特徴とするものである。
【0032】また、この発明に係る合成開口レーダ装置
の像再生方法は、移動プラットフォームに搭載されて、
地表や海面の高分解能画像を得る合成開口レーダ装置の
像再生方法であって、(a)高周波パルス信号を地表面
に向けて送信し、反射エコーを受信して、信号を増幅
し、中間周波数に変換し、デジタル信号に変換するステ
ップと、(b)前記ステップで得られた信号に画像再生
信号処理を行い、2次元の高分解能な画像を再生するス
テップと、(c)再生された画像から孤立した点状の目
標が存在するレンジを探し、処理に用いるレンジビンを
選択するステップと、(d)選択されたレンジビン内で
孤立した点状の目標を探し、その目標が画像の左端に位
置するように画像全体をシフトさせるステップと、
(e)(d)の出力に窓関数をアジマス方向に乗算する
ステップと、(f)(e)の出力をアジマス方向にFF
T(Fast Fourier Transform)するステップと、(G)
(f)の出力をアジマスの空間周波数で微分するステッ
プと、(h)(f)の出力の複素共役をとるステップ
と、(i)(G)と(h)の出力を乗算するステップ
と、(j)(i)の出力の虚数部を抜き出すステップ
と、(k)(j)の出力をレンジ方向で加算するステッ
プと、(l)(f)の出力から電力を計算するステップ
と、(m)(l)の出力をレンジ方向で加算するステッ
プと、(n)(m)の出力の逆数を取るステップと、
(o)(k)の出力と(n)の出力を乗算して、位相誤
差の推定値の微分値を求めるステップと、(p)(o)
の出力を積分して位相誤差の推定値を求めるステップ
と、(q)(p)の出力から0次と1次の成分を除去す
るステップと、(r)(q)の出力から位相補償量を算
出するステップと、(s)(f)の出力と(r)の出力
を乗算して位相誤差を補償するステップと、(t)
(s)の出力をIFFT(Inverse Fast Fourier Trans
form)するステップと、(u)IFFTの出力に基づい
て(d)ないし(t)の処理を繰り返すかどうかを判定
するステップとを備えた合成開口レーダの像再生方法に
おいて、(v)(o)と(p)のステップの間に、位相
補償量を監視し補正するステップを備えたことを特徴と
するものである。
【0033】また、前記(v)ステップは、位相誤差の
推定値の微分値の絶対値を監視し、所定値を越えた場合
には、前記(p)ステップに位相誤差の推定値の微分値
として0を代入することを特徴とするものである。
【0034】また、前記(v)ステップは、位相誤差の
推定値の微分値の絶対値を監視し、所定値を越えた場合
には、前記(p)ステップに位相誤差の推定値の微分値
として補間処理によって求めた位相誤差の推定値の微分
値を代入することを特徴とするものである。
【0035】また、前記(v)ステップは、位相誤差の
推定値の微分値の絶対値を監視し、所定値を越えた場合
には、前記(p)ステップに位相誤差の推定値の微分値
として平均処理によって求めた位相誤差の推定値の微分
値を代入することを特徴とするものである。
【0036】また、前記(v)ステップは、前記(f)
ステップの出力に対して電力の平均値を求めるステップ
と、レンジ方向の平均電力を監視し、所定の閾値と平均
電力の積未満の場合には、前記(p)ステップに位相誤
差の推定値の微分値として0を代入するステップとでな
ることを特徴とするものである。
【0037】また、前記(v)ステップは、前記(f)
ステップの出力に対して電力の平均値を求めるステップ
と、レンジ方向の平均電力を監視し、所定の閾値と平均
電力の積未満の場合には、前記(p)ステップに位相誤
差の推定値の微分値として補間処理によって求めた位相
誤差の推定値の微分値を代入するステップとでなること
を特徴とするものである。
【0038】さらに、前記(v)ステップは、前記
(f)ステップの出力に対して電力の平均値を求めるス
テップと、レンジ方向の平均電力を監視し、所定の閾値
と平均電力の積未満の場合には、前記(p)ステップに
位相誤差の推定値の微分値として平均処理によって求め
た位相誤差の推定値の微分値を代入するステップとでな
ることを特徴とするものである。
【0039】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1に係る合成開口レーダ装置及び合成開口レ
ーダ装置の像再生方法を図面を参照して説明する。図1
は、この発明に係る合成開口レーダ装置の構成図であ
る。図1において、図15に示す従来例と同一部分は同
一符号を付してその説明は省略する。新たな符号とし
て、27は、改良型PhaseGradient推定及び補償部であ
り、図2に示す構成を備える。
【0040】図2は、図1に示す改良型Phase Gradient
推定及び補償部27の構成を詳細に示したブロック図で
ある。図2において、図16に示す従来例と同一部分は
同一符号を付してその説明は省略する。新たな符号とし
て、28は、位相補償量を監視して補正する位相補償量
補正手段を構成するもので、アジマスの空間周波数毎に
位相誤差の推定値の微分値の絶対値を監視し、これがπ
を超えた場合には、算出された値の代わりに、位相誤差
の推定値の微分値を0とする位相誤差微分値判定及び0
代入部である。
【0041】次に、この実施の形態1の動作を、図3と
図4に示すフローチャートを参照して説明する。図3
は、この発明の実施の形態1に係る合成開口レーダ装置
の動作を示すフローチャートである。図3において、ス
テップS1からステップS5、およびステップS7は、
図17に示す従来例と同じ処理である。実施の形態1に
係る改良型Phase Gradient推定及び補償部27は、改良
型Phase Gradient推定及び補償を行う(ステップS2
3)。この処理の詳細を図4に示す。
【0042】図4は、図3に示す改良型Phase Gradient
推定及び補償ステップS23の内容について詳細に示し
たものである。図4において、ステップS8からステッ
プS22は図18に示す従来例と同じ処理である。図2
に示す位相誤差微分値判定及び0代入部28は、アジマ
スの空間周波数毎に位相誤差の推定値の微分値の絶対値
を監視し、これがπを超えた場合には、算出された値の
代わりに、位相誤差の推定値の微分値を0とする(ステ
ップS24)。
【0043】このように、本実施の形態1の構成によれ
ば、位相誤差の推定値の微分値の絶対値を監視する処理
を設けることで、位相補償誤差の生じる可能性を削減で
きる。
【0044】実施の形態2.以下、この発明の実施の形
態2に係る合成開口レーダ装置及び合成開口レーダ装置
の像再生方法を図1、5と共に説明する。実施の形態2
は、実施の形態1において、改良型Phase Gradient推定
及び補償部27を変更したものである。図5は、この改
良型Phase Gradient推定及び補償部27を詳細に示した
ものである。図5において、10から26は実施の形態
1と同じものである。29は、位相補償量を監視して補
正する位相補償量補正手段を構成するもので、アジマス
の空間周波数毎に位相誤差の推定値の微分値の絶対値を
監視し、これがπを超えた場合には、算出された値の代
わりに、補間処理によって位相誤差の推定値の微分値を
求め、代入する位相誤差微分値判定及び補間値代入部で
ある。
【0045】次に、この実施の形態2の動作を図2及び
図6のフローチャートと共に説明する。実施の形態2
は、実施の形態1において、改良型Phase Gradient推定
および補償(ステップS23)を変更したものである。
図6は、この改良型Phase Gradient推定及び補償の処理
を詳細に示したものである。図において、ステップS8
からS22は実施の形態1と同じ処理である。位相誤差
微分値判定及び補間値代入部29が、アジマスの空間周
波数毎に位相誤差の推定値の微分値の絶対値を監視し、
これがπを超えた場合には、算出された値の代わりに、
補間処理によって位相誤差の推定値の微分値を求め、こ
れを代入する(ステップS25)。
【0046】このように、本実施の形態2の構成によれ
ば、位相誤差の推定値の微分値を補間処理によって求
め、代入することで、0を代入する処理に対して精度が
上昇する。
【0047】実施の形態3.以下、この発明の実施の形
態3に係る合成開口レーダ装置及び合成開口レーダ装置
の像再生方法を図1及び図7と共に説明する。実施の形
態3は、実施の形態1において、改良型Phase Gradient
推定及び補償部27を変更したものである。図7は、こ
の改良型Phase Gradient推定及び補償部27を詳細に示
したものである。図7において、10から26は実施の
形態1と同じものである。30は、位相補償量を監視し
て補正する位相補償量補正手段を構成するもので、アジ
マスの空間周波数毎に位相誤差の推定値の微分値の絶対
値を監視し、これがπを超えた場合には、算出された値
の代わりに、アジマスの空間周波数方向における近傍M
点の微分値の平均値を代入する位相誤差微分値判定及び
平均値代入部である。ここで、点数Mは事前に設定して
おく値である。
【0048】次に、この実施の形態3の動作を図2及び
図8のフローチャートと共に説明する。実施の形態3
は、実施の形態1において、改良型Phase Gradient推定
および補償(ステップS23)を変更したものである。
図8は、この改良型Phase Gradient推定及び補償の処理
を詳細に示したものである。図8において、ステップS
8からS22は実施の形態1と同じ処理である。位相誤
差微分値判定及び補間処理部30が、アジマスの空間周
波数毎に位相誤差の推定値の微分値の絶対値を監視し、
これがπを超えた場合には、算出された値の代わりに、
アジマスの空間周波数方向における近傍M点の微分値の
平均値を代入する。ここで、点数Mは事前に設定してお
く値である(ステップS26)。
【0049】このように、本実施の形態3の構成によれ
ば、位相誤差の推定値の微分値を平均処理によって求め
ることで、補間処理によって求める場合に対して、計算
速度が上昇する。
【0050】実施の形態4.以下、この発明の実施の形
態4に係る合成開口レーダ装置及び合成開口レーダ装置
の像再生方法を図1及び図9と共に説明する。実施の形
態4は、実施の形態1において、改良型Phase Gradient
推定及び補償部27を変更したものである。図9は、こ
の改良型Phase Gradient推定及び補償部27を詳細に示
したものである。図において、10から26は実施の形
態1と同じものである。31と32は、位相補償量を監
視して補正する位相補償量補正手段を構成するもので、
31は、FFT部11の出力に対して電力を計算し、そ
の平均値Gを求める平均電力計算部、32は、アジマス
の空間周波数毎にレンジ方向の平均電力を監視し、これ
が閾値Aと平均電力Gの積AG未満の場合には、位相誤
差の推定値の微分値を算出する代わりに、0を代入する
平均電力による判定及び位相誤差微分値0代入部であ
る。ここで、閾値Aは事前に設定しておく値である。
【0051】次に、この実施の形態4の動作を図2及び
図10のフローチャートと共に説明する。実施の形態4
は、実施の形態1において、改良型Phase Gradient推定
および補償(ステップS23)を変更したものである。
図10は、この改良型PhaseGradient推定及び補償の処
理を詳細に示したものである。図において、ステップS
8からS22は実施の形態2と同じ処理である。平均電
力計算部31が、FFT部11の出力からその平均電力
Gを計算する(ステップS27)。平均電力による判定
及び位相誤差微分値0代入部32が、アジマスの空間周
波数毎にレンジ方向の平均電力を監視し、これが閾値A
と平均電力Gの積AG未満の場合には、位相誤差の推定
値の微分値を算出する代わりに、0を代入する。ここ
で、閾値Aは事前に設定しておく値である(ステップS
28)。
【0052】このように、本実施の形態4の構成によれ
ば、アジマスの空間周波数領域のスペクトル電力を監視
する処理を設けることで、位相補償誤差の生じる可能性
を削減できる。
【0053】実施の形態5.以下、この発明の実施の形
態5に係る合成開口レーダ装置及び合成開口レーダ装置
の像再生方法を図1及び図11と共に説明する。実施の
形態5は、実施の形態4において、改良型Phase Gradie
nt推定及び補償部27を変更したものである。図11
は、この改良型Phase Gradient推定及び補償部27を詳
細に示したものである。図において、10から26およ
び31は実施の形態4と同じものである。34は、アジ
マスの空間周波数毎にレンジ方向の平均電力を監視し、
これが閾値Aと平均電力Gの積AG未満の場合には、位
相誤差の推定値の微分値を算出する代わりに、他の位相
誤差の推定値の微分値から補間処理によって位相誤差の
推定値の微分値を求め、これを代入する平均電力による
判定及び位相誤差微分値への補間値代入部である。ここ
で、閾値Aは事前に設定しておく値である。
【0054】次に、この実施の形態5の動作を図2及び
図12のフローチャートと共に説明する。実施の形態5
は、実施の形態4において、改良型Phase Gradient推定
および補償(ステップS23)を変更したものである。
図12は、この改良型PhaseGradient推定及び補償の処
理を詳細に示したものである。図において、ステップS
8からS22およびS27は実施の形態4と同じ処理で
ある。平均電力による判定及び位相誤差微分値への補間
値代入部33が、アジマスの空間周波数毎にレンジ方向
の平均電力を監視し、これが閾値Aと平均電力Gの積A
G未満の場合には、位相誤差の推定値の微分値を算出す
る代わりに、補間処理によって位相誤差の推定値の微分
値を求め、これを代入する。ここで、閾値Aは事前に設
定しておく値である(ステップS29)。
【0055】このように、本実施の形態5の構成によれ
ば、位相誤差の推定値の微分値を補間処理によって求
め、代入することで、0を代入する処理に対して精度が
上昇する。
【0056】実施の形態6.以下、この発明の実施の形
態6に係る合成開口レーダ装置及び合成開口レーダ装置
の像再生方法を図1及び図13と共に説明する。実施の
形態6は、実施の形態4において、改良型Phase Gradie
nt推定及び補償部27を変更したものである。図13
は、この改良型Phase Gradient推定及び補償部27を詳
細に示したものである。図において、10から26およ
び31は実施の形態4と同じものである。34は、アジ
マスの空間周波数毎にレンジ方向の平均電力を監視し、
これが閾値Aと平均電力Gの積AG未満の場合には、位
相誤差の推定値の微分値を算出する代わりに、アジマス
の空間周波数方向における近傍M点の微分値の平均値を
代入する平均電力による判定及び位相誤差微分値への平
均値代入部である。ここで、閾値A、点数Mは事前に設
定しておく値である。
【0057】次に、この実施の形態6の動作を図2及び
図14のフローチャートと共に説明する。実施の形態6
は、実施の形態4において、改良型Phase Gradient推定
および補償(ステップS23)を変更したものである。
図14は、この改良型PhaseGradient推定及び補償の処
理を詳細に示したものである。図14において、ステッ
プS8からS22およびS27は実施の形態4と同じ処
理である。平均電力による判定及び位相誤差微分値への
平均値代入部34が、アジマスの空間周波数毎にレンジ
方向の平均電力を監視し、これが閾値Aと平均電力Gの
積AG未満の場合には、位相誤差の推定値の微分値を算
出する代わりに、アジマスの空間周波数方向における近
傍M点の微分値の平均値を代入する。ここで、閾値A、
点数Mは事前に設定しておく値である(ステップS3
0)。
【0058】このように、本実施の形態6の構成によれ
ば、位相誤差の推定値の微分値を平均処理によって求め
ることで、補間処理によって求める場合に対して、計算
速度が上昇する。
【0059】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、位相
誤差の推定値の微分値、あるいは、スペクトルの電力を
監視し、誤差が生じる可能性がある場合に、位相誤差の
推定値の微分値を補償し、位相補償誤差の生じる可能性
を削減できる合成開口レーダ装置及び合成開口レーダの
像再生方法を得ることができる。
【0060】また、位相誤差の推定値の微分値の絶対値
を監視する処理を設けることで、位相補償誤差の生じる
可能性を削減できる。
【0061】また、位相誤差の推定値の微分値を補間処
理によって求め、代入することで、0を代入する処理に
対して精度が上昇する。
【0062】また、位相誤差の推定値の微分値を平均処
理によって求めることで、補間処理によって求める場合
に対して、計算速度が上昇する。
【0063】また、アジマスの空間周波数領域のスペク
トル電力を監視する処理を設けることで、位相補償誤差
の生じる可能性を削減できる。
【0064】また、位相誤差の推定値の微分値を補間処
理によって求め、代入することで、0を代入する処理に
対して精度が上昇する。
【0065】さらに、位相誤差の推定値の微分値を平均
処理によって求めることで、補間処理によって求める場
合に対して、計算速度が上昇する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る合成開口レーダ装置の構成図
である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る改良型Phase
Gradient推定及び補償部27の構成を詳細に示したブロ
ック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係るもので、図1
の動作を説明するフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態1に係るもので、図2
の動作を説明するフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2に係る改良型Phase
Gradient推定及び補償部27の構成を詳細に示したブロ
ック図である。
【図6】 この発明の実施の形態2に係るもので、図5
の動作を説明するフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態3に係る改良型Phase
Gradient推定及び補償部27の構成を詳細に示したブロ
ック図である。
【図8】 この発明の実施の形態3に係るもので、図7
の動作を説明するフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態4に係る改良型Phase
Gradient推定及び補償部27の構成を詳細に示したブロ
ック図である。
【図10】 この発明の実施の形態4に係るもので、図
9の動作を説明するフローチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態5に係る改良型Phas
e Gradient推定及び補償部27の構成を詳細に示したブ
ロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態5に係るもので、図
11の動作を説明するフローチャートである。
【図13】 この発明の実施の形態6に係る改良型Phas
e Gradient推定及び補償部27の構成を詳細に示したブ
ロック図である。
【図14】 この発明の実施の形態6に係るもので、図
13の動作を説明するフローチャートである。
【図15】 従来例に係る合成開口レーダ装置の構成図
である。
【図16】 従来例に係るPhase Gradient推定及び補償
部7の構成を詳細に示したブロック図である。
【図17】 従来例に係るもので、図15の動作を説明
するフローチャートである。
【図18】 従来例に係るもので、図16の動作を説明
するフローチャートである。
【図19】 図15に示す画像シフト部5の動作の説明
図である。
【符号の説明】
1 送受信アンテナ、2 信号送受信部、3 画像再生
処理部、4 レンジビン選択部、5 画像シフト部、6
窓関数乗算部、8 繰り返し判定部、9 画像デー
タ、10 画像データ、11 FFT部、12 微分処
理部、13 共役処理部、14 乗算処理部、15 虚
数部抜き出し部、16 レンジ方向加算部、17 電力
計算部、18 レンジ方向加算部、19 逆数処理部、
20 乗算処理部、21 積分処理部、22 0次、1
次成分除去部、23 位相補償量算出部、24 乗算処
理部、25 IFFT部、26 画像データ、27 改
良型Phase Gradient推定及び補償部、28 位相誤差微
分値判定及び0代入部、29位相誤差微分値判定及び補
間値代入部、30 位相誤差微分値判定及び平均値代入
部、31 平均電力計算部、32 平均電力による判定
及び位相誤差微分値0代入部、33 平均電力による判
定及び位相誤差微分値への補間値代入部、34 平均電
力による判定及び位相誤差微分値への平均値代入部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桐本 哲郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 柴田 千晶 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5J070 AB01 AD01 AE07 AF06 AF08 AH35 AK22 BE02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動プラットフォームに搭載されて、地
    表や海面の高分解能画像を得る合成開口レーダ装置であ
    って、 (a)高周波パルス信号を空間に放射するとともに、反
    射したエコー信号を収集する送受信アンテナと、 (b)前記送受信アンテナで送信する高周波パルス信号
    を発生させるとともに、前記送受信アンテナで収集され
    た信号を増幅し、中間周波数に変換した後、デジタル信
    号に変換する信号送受信部と、 (c)前記信号送受信部からの受信信号に画像再生処理
    を行い、2次元の高分解能な画像を再生する画像再生処
    理部と、 (d)前記画像再生処理部により再生された画像から孤
    立した点状の目標が存在するレンジを探し、処理に用い
    るレンジビンを選択するレンジビン選択部と、 (e)前記レンジビン選択部により選択されたレンジビ
    ン内で孤立した点状の目標を探し、その目標が画像の左
    端に位置するように画像全体をシフトさせる画像シフト
    部と、 (f)画像シフト部の出力に窓関数をアジマス方向に乗
    算する窓関数乗算部と、 (g)前記窓関数乗算部による窓関数乗算後の画像デー
    タをアジマス方向にFFT(Fast Fourier Transform)
    するFFT部と、 (h)前記FFT部の出力をアジマスの空間周波数軸方
    向に微分する微分処理部と、 (i)前記FFT部の出力の複素共役をとる共役処理部
    と、 (j)前記微分処理部の出力と前記共役処理部の出力と
    を乗算する乗算処理部と、 (k)前記乗算処理部の出力の虚数部のみを取り出す虚
    数部抜き出し部と、 (l)前記虚数部抜き出し部の出力をレンジ方向で加算
    するレンジ方向加算部と、 (m)前記FFT部の出力から電力を計算する電力計算
    部と、 (n)前記電力計算部の出力をレンジ方向で加算するレ
    ンジ方向加算部と、 (o)前記レンジ方向加算部の出力の逆数を取る逆数処
    理部と、 (p)前記レンジ方向加算部の出力と前記逆数処理部の
    出力とを乗算して、位相誤差の推定値の微分値を求める
    乗算処理部と、 (q)前記乗算処理部の出力を積分して位相誤差の推定
    値を求める積分処理部と、 (r)前記積分処理部の出力である位相誤差の推定値の
    0次と1次の成分を除去する0次、1次成分除去部と、 (s)前記0次、1次成分除去部の出力である位相誤差
    の推定値から位相補償量を算出する位相補償量算出部
    と、 (t)前記FFT部の出力と前記位相補償量算出部の出
    力とを乗算して、位相誤差を補償する乗算処理部と、 (u)前記乗算処理部の出力をIFFT(Inverse Fast
    Fourier Transform)するIFFT部と、 (v)前記IFFT部の出力に基づいて前記(e)ない
    し(u)の処理を繰り返すかどうかを判定する繰り返し
    判定部とを備えた合成開口レーダ装置において、 (w)位相誤差の推定値の微分値を求める乗算処理部と
    位相誤差の推定値を求める積分処理部との間に設けられ
    て、位相補償量を監視して補正する位相補償量補正手段
    を備えたことを特徴とする合成開口レーダ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の合成開口レーダ装置に
    おいて、 前記位相補償量補正手段は、位相誤差の推定値の微分値
    の絶対値を監視し、所定値を越えた場合には、前記積分
    処理部に出力する位相誤差の推定値の微分値として0を
    代入する位相誤差微分値判定及び0代入部でなることを
    特徴とする合成開口レーダ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の合成開口レーダ装置に
    おいて、 前記位相補償量補正手段は、位相誤差の推定値の微分値
    の絶対値を監視し、所定値を越えた場合には、前記積分
    処理部に出力する位相誤差の推定値の微分値として補間
    処理によって求めた位相誤差の推定値の微分値を代入す
    る位相誤差微分値判定及び補間値代入部でなることを特
    徴とする合成開口レーダ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の合成開口レーダ装置に
    おいて、 前記位相補償量補正手段は、位相誤差の推定値の微分値
    の絶対値を監視し、所定値を越えた場合には、前記積分
    処理部に出力する位相誤差の推定値の微分値として平均
    処理によって求めた位相誤差の推定値の微分値を代入す
    る位相誤差微分値判定及び平均値代入部でなることを特
    徴とする合成開口レーダ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の合成開口レーダ装置に
    おいて、 前記位相補償量補正手段は、前記FFT部の出力に対し
    て電力の平均値を求める平均電力計算部と、前記平均電
    力計算部から出力されるレンジ方向の平均電力を監視
    し、所定の閾値と平均電力の積未満の場合には、前記積
    分処理部に出力する位相誤差の推定値の微分値として0
    を代入する平均電力による判定及び位相誤差微分値0代
    入部とでなることを特徴とする合成開口レーダ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の合成開口レーダ装置に
    おいて、 前記位相補償量補正手段は、前記FFT部の出力に対し
    て電力の平均値を求める平均電力計算部と、前記平均電
    力計算部から出力されるレンジ方向の平均電力を監視
    し、所定の閾値と平均電力の積未満の場合には、前記積
    分処理部に出力する位相誤差の推定値の微分値として補
    間処理によって求めた位相誤差の推定値の微分値を代入
    する平均電力による判定及び補間値代入部とでなること
    を特徴とする合成開口レーダ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の合成開口レーダ装置に
    おいて、 前記位相補償量補正手段は、前記FFT部の出力に対し
    て電力の平均値を求める平均電力計算部と、前記平均電
    力計算部から出力されるレンジ方向の平均電力を監視
    し、所定の閾値と平均電力の積未満の場合には、前記積
    分処理部に出力する位相誤差の推定値の微分値として平
    均処理によって求めた位相誤差の推定値の微分値を代入
    する平均電力による判定及び平均値代入部とでなること
    を特徴とする合成開口レーダ装置。
  8. 【請求項8】 移動プラットフォームに搭載されて、地
    表や海面の高分解能画像を得る合成開口レーダ装置の像
    再生方法であって、 (a)高周波パルス信号を地表面に向けて送信し、反射
    エコーを受信して、信号を増幅し、中間周波数に変換
    し、デジタル信号に変換するステップと、 (b)前記ステップで得られた信号に画像再生信号処理
    を行い、2次元の高分解能な画像を再生するステップ
    と、 (c)再生された画像から孤立した点状の目標が存在す
    るレンジを探し、処理に用いるレンジビンを選択するス
    テップと、 (d)選択されたレンジビン内で孤立した点状の目標を
    探し、その目標が画像の左端に位置するように画像全体
    をシフトさせるステップと、 (e)(d)の出力に窓関数をアジマス方向に乗算する
    ステップと、 (f)(e)の出力をアジマス方向にFFT(Fast Fou
    rier Transform)するステップと、 (G)(f)の出力をアジマスの空間周波数で微分する
    ステップと、 (h)(f)の出力の複素共役をとるステップと、 (i)(G)と(h)の出力を乗算するステップと、 (j)(i)の出力の虚数部を抜き出すステップと、 (k)(j)の出力をレンジ方向で加算するステップ
    と、 (l)(f)の出力から電力を計算するステップと、 (m)(l)の出力をレンジ方向で加算するステップ
    と、 (n)(m)の出力の逆数を取るステップと、 (o)(k)の出力と(n)の出力を乗算して、位相誤
    差の推定値の微分値を求めるステップと、 (p)(o)の出力を積分して位相誤差の推定値を求め
    るステップと、 (q)(p)の出力から0次と1次の成分を除去するス
    テップと、 (r)(q)の出力から位相補償量を算出するステップ
    と、 (s)(f)の出力と(r)の出力を乗算して位相誤差
    を補償するステップと、 (t)(s)の出力をIFFT(Inverse Fast Fourier
    Transform)するステップと、 (u)IFFTの出力に基づいて(d)ないし(t)の
    処理を繰り返すかどうかを判定するステップとを備えた
    合成開口レーダの像再生方法において、 (v)(o)と(p)のステップの間に、位相補償量を
    監視し補正するステップ を備えたことを特徴とする合成開口レーダの像再生方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載合成開口レーダの像再生
    方法において、 前記(v)ステップは、位相誤差の推定値の微分値の絶
    対値を監視し、所定値を越えた場合には、前記(p)ス
    テップに位相誤差の推定値の微分値として0を代入する
    ことを特徴とする合成開口レーダの像再生方法。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の合成開口レーダの像
    再生方法において、 前記(v)ステップは、位相誤差の推定値の微分値の絶
    対値を監視し、所定値を越えた場合には、前記(p)ス
    テップに位相誤差の推定値の微分値として補間処理によ
    って求めた位相誤差の推定値の微分値を代入することを
    特徴とする合成開口レーダの像再生方法。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載の合成開口レーダの像
    再生方法において、 前記(v)ステップは、位相誤差の推定値の微分値の絶
    対値を監視し、所定値を越えた場合には、前記(p)ス
    テップに位相誤差の推定値の微分値として平均処理によ
    って求めた位相誤差の推定値の微分値を代入することを
    特徴とする合成開口レーダの像再生方法。
  12. 【請求項12】 請求項8に記載の合成開口レーダの像
    再生方法において、 前記(v)ステップは、前記(f)ステップの出力に対
    して電力の平均値を求めるステップと、レンジ方向の平
    均電力を監視し、所定の閾値と平均電力の積未満の場合
    には、前記(p)ステップに位相誤差の推定値の微分値
    として0を代入するステップとでなることを特徴とする
    合成開口レーダの像再生方法。
  13. 【請求項13】 請求項8に記載の合成開口レーダの像
    再生方法において、 前記(v)ステップは、前記(f)ステップの出力に対
    して電力の平均値を求めるステップと、レンジ方向の平
    均電力を監視し、所定の閾値と平均電力の積未満の場合
    には、前記(p)ステップに位相誤差の推定値の微分値
    として補間処理によって求めた位相誤差の推定値の微分
    値を代入するステップとでなることを特徴とする合成開
    口レーダの像再生方法。
  14. 【請求項14】 請求項8に記載の合成開口レーダの像
    再生方法において、 前記(v)ステップは、前記(f)ステップの出力に対
    して電力の平均値を求めるステップと、レンジ方向の平
    均電力を監視し、所定の閾値と平均電力の積未満の場合
    には、前記(p)ステップに位相誤差の推定値の微分値
    として平均処理によって求めた位相誤差の推定値の微分
    値を代入するステップとでなることを特徴とする合成開
    口レーダの像再生方法。
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