JP4763494B2 - レーダ装置及び画像処理方法 - Google Patents
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Description
SARで受信した撮像データ(以下、観測データという)は、各散乱点の観測値が、進行方向からは横方向となるレンジ方向と進行方向のアジマス方向の2次元に広がりを持って得られて、そのままでは人間が理解できないため、人間が理解できる画像(以下、再生画像という)を再生する処理(以下、画像再生処理という)が必要となる。
従来の合成開口レーダ装置は、例えば特許文献1の「分散型合成開口レーダ信号処理システム」によれば、レンジ方向とアジマス方向との2次元に広がりを持った観測データを、レンジ参照関数及びアジマス参照関数との相関処理(畳込み演算)によってレンジ方向及びアジマス方向に圧縮することによって再生画像を生成する構成を採る。
上記参照関数の時間経過と設定スレショルド値との比較で得られる所定時間からの経過値であるシフト量を算出するシフト量算出部と、
上記観測データを周波数処理した観測スペクトラムを時間軸に戻し、かつ得られた上記シフト量だけずらせて加算して加算信号を得るシフト加算部と、を備えて、
上記シフト加算部で得られる差分画像信号を上記再生画像と乗算して高分解能再生画像を得るようにした。
高分解能の再生画像を得るための合成開口レーダ装置(レーダ装置)として、以下、図を用いて実施の形態1の装置構成と動作を説明する。
図1は、本実施の形態における合成開口レーダ装置の構成を示した図である。図において、合成開口レーダ装置1は、内部に以下の構成要素を持つ。電波の送受信を行う空中線(アンテナ)部2、電波の送受信を行う送受信部3、受信信号をディジタル変換してディジタル化された観測データを生成するデータ取得部4、観測データのレンジ圧縮を行うレンジ圧縮部5、レンジ圧縮後のデータをアジマス方向に周波数領域でFFT(Fast Fourier Transform)処理するアジマスFFT部6、動揺による位相補償やレンジマイグレーション補償を行う信号補償部7、アジマス参照関数との乗算を行い、アジマス圧縮画像を生成するアジマス圧縮画像生成部8である。なお、アジマスFFT部6と信号補償部7とアジマス圧縮画像生成部8とを合わせてアジマス圧縮処理部11とも呼ぶ。
また更に、本実施の形態における重要な新規要素として、レンジ圧縮後の観測データから差分画像を生成する差分画像生成部9と、この差分画像と上記アジマス圧縮画像とを乗算する乗算部10とを備え、これらの要素によりアジマス分解能の高分解能化画像を生成する。またプロセッサを含む制御部31と、データの一時記憶用やプログラムを展開して記憶するメモリ32と、後述するシフトの数Nまたはスレショルドレベルの指定や、各種の操作量を入力するキーボード等で構成される入力部33と、再生画像を表示したり、上記指定を確認する画面を表示する液晶表示部で代表される出力部34と、上記差分画像を生成する際に必要となる観測データを一時記憶する観測スペクトラムメモリ35と、画像乗算部10が出力する高分解能再生画像を記憶する再生画像メモリ36とを持っている。
重要な要素である差分画像生成部9は、観測信号データを実時間に変換するためのアジマスIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部14aと、信号の実数部のみを取り出す実数成分抽出部13a,13bと、参照関数の実数部分とスレショルドレベル設定(スレショルド値)とからシフト量を算出するシフト量算出部15と、シフト量算出部15で算出されたシフト量を用いて信号のシフト加算を行い前方Sカーブ及び後方Sカーブ(加算信号)を生成するシフト加算部16と、前方Sカーブ及び後方Sカーブを加算して差分画像を生成する加算部17と、で構成される。
そして、アジマス圧縮画像生成部8で得られたアジマス圧縮画像と、新たに差分画像生成部9で得られる差分画像とを画像乗算部10で乗算させる構成とする。
図1の送受信部3から送信された信号は、アンテナ部2から観測対象となる目標散乱点等に放射される。そしてこれらの各地点から反射してきた信号は、アンテナ部2において受信され、地表面の観測対象からの観測データとして反射してきた信号を受信する。送受信部3で受信した受信信号は増幅及び周波数変換され、データ取得部4においてA/D変換されてディジタル化観測データとして取得される。ディジタル化観測データは、アンテナの進行に対して横方向のレンジ方向には、レンジ圧縮部5においてレンジ圧縮処理を行う。その後、縦方向であるアンテナ進行方のアジマス方向には、アジマスFFT処理部6においてアジマス方向のFFTを行い周波数軸でフーリエ変換される。観測データは二次元で得られ、レンジ方向を横のX方向、アジマス方向を縦のY方向として、アンテナは時間と共にY方向に進み、空間周波数軸はアジマス方向となる。ディジタル化観測データからフーリエ変換された観測信号スペクトラムは、信号補償部7においてマイグレーションやプラットフォームの動揺等により生じる位相誤差等の補償を行う。このレンジ圧縮済のフーリエ変換された観測信号スペクトラムは、観測スペクトラムメモリ35に蓄えられる。補償された観測信号スペクトラムは、さらにアジマス圧縮画像生成部8において図2に示す要素により処理がされ、アジマス圧縮画像8Aが生成される。
アジマス圧縮画像生成部8では、先ず図2におけるアジマス参照関数生成部18において、時間軸上で生成したアジマス参照関数を、参照関数FFT部19においてフーリエ変換して参照関数スペクトラムを生成する。この周波数領域に変換された参照関数スペクトラムと、信号補償部7の出力である、補償後の観測信号スペクトラムとを、参照関数乗算部12において乗算し、更にその後にアジマスIFFT部14bにおいて逆フーリエ変換して時間軸に戻すことによりアジマス圧縮画像8Aを得る。
アジマスIFFT部14aにおいて観測信号スペクトラムを逆フーリエ変換して時間軸に戻した後、実数成分抽出部13bにおいて実数成分のみとした観測信号データをステップS13bで生成する。こうして時間領域に戻されて実数成分のみとされた信号は、以下のように処理される。
1)先ず図5(a)の最上段に時間軸原点の実数成分のみとした観測信号データを元信号データとして順次、桝目に書込んでいく。これは例えば図示しないハードウェアのレジスタを桝目と考えて、レジスタを時刻方向に桝目の数だけ多数用意して、この各レジスタに観測信号データをアジマス方向にずらせて順次、設定してゆくことである。
2)次いでS15で得られた図4の黒丸の前方シフト#1(A1)量だけ最上段の元信号データをシフトして、別のレジスタに書込んで前シフト信号1データ(図5のA1)とする。以下順に、前方シフト#2量だけシフトして書込んで前シフト信号2データ(図5のA2)とし、図5の例では、前シフト信号N−1データとしている。なお、シフト量は任意の連続値となり得て、桝目がとる不連続値とは一致しなしが、シフト量に最も近い値の桝目に値を書き込む。
3)こうして図5(a)で得られた各シフト信号1ないしN−1を、全て最上段の元信号データに加算して図5(b)の前方Sカーブ信号16Aを得る。これは例えば図5(a)の各レジスタに設定された桝目の値を、図5の下方向にそれぞれの桝目毎に加算するだけであり、容易に実行可能である。
同様に後方シフト加算部16bが行うステップS16bの動作は、上記の1)ないし3)の処理を後方シフトに置換えて行うことである。その結果、後方シフト加算部16bは後方Sカーブ信号16Bを得る。
以上から得られる、差分画像とアジマス圧縮画像とを、画像乗算部10においてステップS10で乗算することにより、目標である散乱点の信号の広がりをシャープにして、つまり映像の変化を際立たせて、高分解能画像が得られる効果がある。
このように、実施の形態1によれば、従来のアジマス圧縮処理を行った上で、鋭い応答特性をもつ差分画像生成を行い、それらを乗算することにより高分解能化を図ることができる。つまり、目標となる散乱点が隣接する場合でも、それぞれの散乱点のエッジを急峻にして、分離ができることになる。
なお上記の説明では、図2に示すシフト量算出部15等は、専用のハードウェア回路であり、それぞれが図3の動作フローを実行するとして説明したが、これらの機能をメモリ32に専用プログラムとして展開し、そのプログラムをプロセッサを含む制御部31が読取って、図3の各ステップの動作を行うようにしてもよい。即ちシフト量算出部15等の図3の機能をプログラムで記述して、プロセッサを含む制御部31がそのプログラムを実行するようにしてもよい。また制御部31に複数のプロセッサを備えて、図3の幾つかのステップ、例えばS13aとS13b、S16aとS16bと、を並行して行わせるようにしてもよい。また、汎用の計算機で図3の機能を組んで実行させて、同等の効果を得る方法としてもよい。
再生画像の質を高める構成を本実施の形態で説明する。
本実施の形態における開口合成装置1Bの基本構成は、図1と同様である。先の実施の形態と違うのは、アジマス圧縮画像生成部8Bと、差分画像生成部9Bの詳細構成が異なることである。この差分画像生成部9Bの詳細構成を示す図6を用いて構成を説明する。即ち主として実施の形態1における図1の差分画像生成部9を改良している。図において、画像乗算部10、参照関数乗算部12ないし参照関数FFT部19の各要素は実施の形態1と同じ要素である。
新規な要素として、観測信号スペクトラム及び参照関数スペクトラムを周波数軸方向にゼロ埋めすることで帯域拡張するためのゼロ埋め部20a,20b,20cと、帯域拡張された参照関数スペクトラムを時間軸に変換する参照関数IFFT部21がある。
先の実施の形態では、参照関数の実数成分のみを利用して差分画像を生成していた。このことは、データが半分にダウンサンプリングされることを意味している。この実施の形態では、この影響を補完するオーバーサンプリングを行って、データの低下を補完する。即ち、上記のゼロ埋めは、周波数帯域の帯域幅を増やす要素である。つまり、実数成分のみ抽出することにより、観測データがダウンサンプルされ、信号帯域幅よりもサンプリング周波数が小さくなることを防止し、差分画像生成部の処理が劣化するのを防止する要素を備える。また、オーバーサンプリングされた差分画像と処理点数を合わせるため、アジマス圧縮画像生成部8Bにおいても同様に、参照関数乗算部の出力スペクトラムを帯域拡張するゼロ埋め部20cを追加する。
図7は、観測信号を周波数変換した場合の帯域を示す図であり、スペクトラムデータAが観測信号帯域である。実数部分のみを用いることは、この帯域が半分になることを意味する。そこで、ゼロ埋めとしてスペクトラムデータBを用いてオーバーサンプリングして帯域を広げる。つまり例えば帯域を2倍にすると、実数部のみを用いることでダウンサンプリングされた観測信号を、元と同じ帯域にすることになる。
図8は、時間領域に戻してオーバーサンプリングを説明した図である。スペクトラムデータAの信号を時間領域に戻すと黒丸の点を結んだ線となる場合に、スペクトラムデータBを加えてオーバーサンプリングした信号は白丸の点を結んだ線となる。図8では、オーバーサンプリングが2倍よりももっと多い場合を表現しているが、例えば2倍にオーバーサンプリングすると、白丸は1つになり、中央値が補間される。こうして、オーバーサンプリングは、2倍に限らず、任意の倍数を選べる。
まず、図6に示すように、フーリエ変換した参照関数スペクトラムを用いてゼロ埋め部20aにおいて参照関数スペクトラムの周波数軸の拡張を行う。この拡張した参照関数スペクトラムを参照関数IFFT部21において逆フーリエ変換を行い時間軸に変換し、オーバーサンプリングした参照関数を生成する。観測信号スペクトラムについても同様にゼロ埋め部20bにおいて周波数軸拡張によりオーバーサンプリングを行う。このように図7でオーバーサンプリングされて拡張した帯域幅に対し、アジマスIFFT部14aで時間軸に変換して図8の中間値が補間された再生画像を得る。
一方、アジマス圧縮画像生成部8Bにおいても、参照関数乗算部12の出力スペクトラムについて、ゼロ埋め部20cにおいて周波数軸拡張によりオーバーサンプリングを行う。そして補間されたアジマス圧縮画像を得る。
その他の処理は実施の形態1と同じである。
このように実施の形態2によれば、実数成分抽出によるダウンサンプリングの影響による差分画像の精度劣化を回避することが可能となる。
本実施の形態では、基本的な実施の形態1での差分画像による高分解能画像を得ることに加えて、スプリアスの発生も抑制した開口合成レーダ装置を説明する。
図9は、上記のために図1の差分画像生成部9を改良したもので、改良した差分画像生成部9Cの詳細構成を示した図である。以下、本実施の形態の構成を図1及び図9を用いて説明する。開口合成レーダ装置としての基本的な構成は、図1と同様である。また図7において、画像乗算部10、参照関数乗算部12ないし参照関数FFT部19の各要素は実施の形態1と同じ要素である。
新規な要素として、参照関数自体をシフト加算処理し、スレショルドに対する差分画像生成部9Cにおける分解能の向上率を評価する分解能向上率評価部22と、分解能の向上率に基づき振幅ウェイト(重み)を算出する最適ウェイト算出部23とを差分画像生成部9Cに備えており、観測信号スペクトラムとウェイト量を乗算するウェイト乗算部24を対応するアジマス圧縮画像生成部8Cに備えている。
ここでは、分解能向上率評価の例として、アジマス参照関数の自己相関を述べる。即ちアジマス参照関数をr(t)とした場合、自己相関Rselfは式(1)のように表される。
一方、アジマス参照関数の実数成分に対しても、観測データと同様な処理をして、差分信号を得る。具体的には図9の接続図で、前方シフト加算部16aと後方シフト加算部16bと加算部17との処理を、アジマス参照関数の実数部に対して実施する。こうして得られた差分信号と、上記式(1)の自己相関関数との乗算を評価関数として、分解能向上率評価部22で評価を行う。図11に評価関数の1例を示し、その3dB幅を計測する。そして乗算前の自己相関関数の3dB幅と比較する。分解能向上率評価部22の詳細構成は説明しないが、式(1)の演算や、関数乗算の回路は、ハードウェア回路やソフトウェア回路で容易に構成できる。
まず、図9に示すように、アジマス参照関数の実数部と前方及び後方シフト量とを用い、アジマス参照関数自身の前方シフト加算及び後方シフト加算を実施することにより、参照関数自体の差分信号を生成する。この動作詳細は先の実施の形態1で詳述している。更に、この差分信号と上記式(1)の自己相関関数との積算を評価関数として生成する。そして、分解能向上率評価部22が、その評価関数の応答特性を解析して分解能向上率の評価を行う。具体的には、点像応答となる自己相関関数に差分信号を乗算した応答の幅を知り、つまり振幅値が1/√2になる3dB幅を知り、差分信号を乗算しなかった元の3dB幅に対する比をとることで評価を行う。これはハードウェア回路であれば比較回路であり、ソフトウェア回路であれば差演算で行える。
この比率が良くなること、即ち改善率に対応して3dB幅の拡大率を規定するサイドローブレベルの抑圧値が決まる。そこで、上記の改善率と拡大率との積が1となるよう拡大率を定める。つまり改善率の逆数を拡大率とする。そしてこの拡大率を規定するサイドローブレベルの抑圧値となるウェイト(重み)量を最適ウェイト算出部23で算出する。
選定したウェイト量はウェイト乗算部24において、観測信号スペクトラムと乗算される。その他の処理は実施の形態1と同様である。
スプリアスの発生は、信号の周波数軸上で、信号の分布が急峻に変化することで起こる。これは一般的には、有限帯域幅の信号では、帯域の端の部分の変動で生じる。これを抑圧するために、帯域幅の端の部分で緩やかに振幅分布が0になるように振幅にウェイティング(重み付け)を行う。上記の動作は、この端の部分の変化を緩やかにする処理を行うことになる。即ち、急峻な変化が抑えられて、スプリアスが減少する。
図10は、このことを説明する図である。図10(a)は典型的な観測信号のスペクトラムを示している。即ち、有意な信号を示す帯域の両端で、角が立っている。ウェイト量として図10(b)の形をしたウェイト関数をウェイト量として定義して、このウェイト量をウェイト乗算部24で乗算すると、アジマスIFFT部14bへの入力は、図10(c)に示される観測信号スペクトラムとなる。
上記の説明では、ゼロ埋め部や、分解能向上率評価部等を、専用のハードウェア回路として説明したが、実施の形態1と同様に、これらの機能を図1のメモリ32に専用プログラムとして展開し、そのプログラムをプロセッサを含む制御部31が読取って、同等の機能の動作を行うようにしてもよい。ウェイト量の設定や、式(1)の自己相関と評価関数による評価についても、同様に制御部31が行うようにしてもよい。
Claims (4)
- 画像の再生基準となる参照関数と観測データとを周波数領域で乗算し、時間軸に戻して再生画像を得るレーダ装置において、
上記参照関数の時間経過と設定スレショルド値との比較で得られる所定時間からの経過値であるシフト量を算出するシフト量算出部と、
上記観測データを周波数処理した観測スペクトラムを時間軸に戻し、かつ得られた上記シフト量だけずらせて加算して加算信号を得るシフト加算部と、を備えて、
上記シフト加算部で得られる差分画像信号を上記再生画像と乗算して高分解能再生画像を得ることを特徴とするレーダ装置。 - 周波数領域へ変換した参照関数と、観測スペクトラムとをそれぞれオーバサンプリングするゼロ埋め処理部を備えて、
上記ゼロ埋め後のスペクトラムを時間軸に戻して再生画像と、加算信号とを得ることを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。 - 参照関数の時間経過と設定スレショルド値との比較において、変化方向を加味して所定時間からの経過値として前方シフト量と後方シフト量を算出するシフト量算出部とし、
シフト加算は、上記前方シフト量に対応する前方加算信号と、上記後方シフト量に対応する後方加算信号とを加算するシフト加算部、としたことを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。 - レーダで得られる画像の再生基準となる参照関数と観測データとを周波数領域で乗算し、時間軸に戻して再生画像を得る画像処理方法において、
シフト量算出部が、上記参照関数の時間経過と設定スレショルド値との比較で得られる所定時間からの経過値であるシフト量を算出するシフト量算出ステップと、
シフト量加算部が、上記観測データを周波数処理した観測スペクトラムを時間軸に戻し、かつ得られた上記シフト量だけずらせて加算して加算信号を得るシフト加算ステップと、
画像乗算部が、上記シフト加算ステップで得られる差分画像信号を上記再生画像と乗算して高分解能再生画像を得る乗算ステップと、を備えたことを特徴とする画像処理方法。
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