JP3695103B2 - レーダ信号処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レンジ圧縮によりレンジ方向の信号を圧縮し、自機の移動または目標の運動によりアジマス(以下AZ)方向の分解能を向上させるレーダ信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、航空機や人工衛星に搭載されている合成開口レーダ(以下SAR:Synthetic Aperture Radar)は、天候や昼夜を問わず静止目標を画像化するセンサとして、資源探査、環境観測、マッピング、偵察等に用いられている。
【0003】
SAR信号処理器1は一般的に、図20のようにレンジ方向の高分解能化を行うレンジ圧縮器2及びAZ方向の高分解能化を行うAZ圧縮器3で構成され、作成したレンジ−AZの2次元画像を表示器4に出力するものである。レンジ圧縮器2の構成を図21に示す。周波数変調された送信信号が目標に反射し、それを受信した信号に対して、その周波数変調の複素共役であるレンジ参照関数5とコンボリューション演算をすることにより、信号がレンジ方向に圧縮される。時間領域のコンボリューション演算は、周波数領域での乗算と等しいため、高速フーリエ変換(以下FFT:Fast Fourier Transform)処理器6により周波数領域に変換した後、乗算器7によりFFT処理後のレンジ参照関数5と掛け合わされ、逆高速フーリエ変換(以下IFFT:Inverse FFT)処理器8にて再び時間領域に変換する。次に、AZ圧縮器3の構成を図22に示す。レンジ圧縮後の信号について、パルス方向にAZ参照関数9とコンボリューション演算することによりAZ圧縮を行うものである。レンジ圧縮器2同様、周波数領域で演算を行うため、FFT処理器6及びIFFT処理器8を備える。また、レンジカーバチャ補正処理器10により自機の移動に伴う目標のレンジ方向のずれ(レンジカーバチャ)を補正し、マルチルック処理器11によりスペックル雑音を低減させる。
【0004】
図23に示すように、SARは航空機や人工衛星等の移動しているプラットフォーム12に搭載されたレーダから電波を照射し、自機の移動にともなうドップラ周波数の変化を利用することにより地形13や建物14といった静止目標を画像化することができる。しかし、SARでは船舶や車両等の移動目標15については目標の移動によるレンジのずれや目標のドップラ周波数の影響により、画像が劣化してしまう。静止目標がない状況においては、移動目標15の信号のみを取り出すことができるため、「Spotlight Synthetic Aperture Radar Signal Processing Algorithms」(1995年Artech House Publishers社出版)に記載されているプロミネントポイントプロセッシング(以下PPP:Prominent Point Processing)のようなオートフォーカス処理を用いることにより、移動目標15のレンジ移動や位相変化を除去することができる。プロミネントポイントとは、振幅の大きい反射点(孤立反射点)のことである。移動目標15が近づいている場合、パルス圧縮後の移動目標の反射信号16の軌跡は図24のように示される。アジマス圧縮では、各レンジビンごとにパルス方向にFFT処理を行うため、反射点の軌跡を1つのレンジビンに揃える必要がある。これをレンジマイグレーション補正と呼び、処理した結果を図25に示す。また、FFT処理はドップラフィルタの役割を持っているため、目標の移動によりドップラシフトが生じ、画像が劣化する原因となる。そこで、目標の信号の位相変化に着目し、その変化を除去することにより、あたかも目標が静止しているかのようにするのがPPPであり、オートフォーカス処理の1つである。受信信号S(t)は以下の式で表される。
【0005】
【数1】
Figure 0003695103
【0006】
ここで、a(t)は信号の強度である。位相φ(t)はレーダと目標の距離R(t)、波長λを用い、以下の式で表される。
【0007】
【数2】
Figure 0003695103
【0008】
R(t)には目標の移動成分が含まれており、基準位置をR0、移動成分をRm(t)とすると、R(t)は以下の式で表される。
【0009】
【数3】
Figure 0003695103
【0010】
目標中のある孤立反射点を基準点とし、基準点の距離Rp(t)を基準位置R0に置き換えることにより、あたかもR0の位置に静止しているかのようにする。これは、受信信号全体をRp(t)−R0の分オフセットすることにより可能となる。
【0011】
【数4】
Figure 0003695103
【0012】
しかし、この処理は受信信号をもとに補正を行うため、対象とする目標以外の信号(クラッタや他の目標)の信号が含まれている場合には、目標以外の信号の影響を受け、その効果を発揮できない。
【0013】
クラッタ環境下において移動目標をSARにより画像化する手法として、「IEEE 1995 INTER NATIONAL RADAR CONFERENCE」の「INTERFEROMETRIC MOVING GROUNDTARGET IMAGING」(P.436〜443)にみられるような移動目標の画像化の手法(IMTF:Interferometric Moving Target Focusing)がある。これは、2つのアンテナから得られる信号によりクラッタを除去して移動目標を検出し、画像化を行うというものである。しかし、この手法では2つ以上のアンテナと2チャンネル以上の処理系統と高度な技術が必要であることからハードウェアの規模及び費用面において大きな問題がある。
【0014】
運動している目標を画像化する手法として逆合成開口レーダ(以下ISAR:Inverse SAR)がある。これは、目標の運動により発生するドップラ周波数を利用して目標の画像化を行うものである。ISAR信号処理器17は、図26のように構成され、レンジ圧縮器2により、レンジ分解能を高めた後、オートフォーカス処理器18により移動目標15のレンジ移動及び位相変化を補正し、FFT処理器6において周波数分析をし画像化を行う。しかし、ISAR処理においても移動目標15の運動を推定するオートフォーカス処理が必要となることから、クラッタ環境下における移動目標15の画像化は困難であることがわかる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
SARは電波センサであるため光学のセンサとは異なり昼夜を問わず、全天候下で遠距離の目標を画像化することができる。また、SARは距離によらず分解能が一定であることから、環境観測、資源観測のほかに偵察・監視等の目的にも多く利用されている。偵察・監視においては、画像から得られるさまざまな情報をもとに指揮統制を行うため、SARを用いた遠距離からの目標識別が非常に有効である。しかし、通常のSARでは、地形や人工構造物といった静止目標の画像化は可能であるが、移動目標の画像化を行うことができない。
【0016】
移動目標15の画像化を行うためには、PPP等のオートフォーカス処理を用いて目標の運動を推定し、その動きを除去する必要がある。目標の運動の除去は、ビデオ信号において行う必要があるが、同一ビーム幅内に移動目標と静止目標あるいはクラッタが混在している場合、ビデオ信号上では移動目標の反射信号16のみを取り出して処理することができない。
【0017】
IMTFのように移動目標15を検出する手段があるが、2つ以上のアンテナと2ch以上の信号処理系が必要となり、装置の規模及びコストが増大してしまう。
【0018】
【課題を解決するための手段】
第1の発明のレーダ信号処理装置は、移動目標と静止目標が混在しているSAR画像から移動目標の画像を取り出す目標抽出手段と、この手段により取り出された画像について、画像化前(レンジ圧縮後)の信号を復元するIFFT処理器と、このIFFT処理後の信号に基づき、オートフォーカス処理を行うことにより、移動目標のレンジ移動及び位相変化を除去する手段と、上記オートフォーカス処理後の信号から移動目標を画像化する手段とを具備したものである。
【0019】
また、第2の発明のレーダ信号処理装置は、移動目標と静止目標が混在しているSAR画像から移動目標の画像を取り出す目標抽出手段と、この手段で取り出された移動目標の画像について、画像化前の信号を復元するIFFT処理器と、上記IFFT処理後の信号に基づき、オートフォーカス処理を行うことにより、移動目標のレンジ移動及び位相変化を除去する手段と、上記オートフォーカス処理後の信号から移動目標を画像化する手段と、移動目標の画像を元の静止目標に重ね合わす手段とを具備する。
【0020】
また、第3の発明のレーダ信号処理装置は、移動目標と静止目標が混在しているSAR画像から複数の移動目標の画像を取り出す目標抽出手段と、この手段で取り出された移動目標の画像について、画像化前の信号を復元するIFFT処理器と、上記IFFT処理後の信号に基づき、オートフォーカス処理を行うことにより、移動目標のレンジ移動及び位相変化を除去する手段と、上記オートフォーカス処理後の信号をFFT処理により移動目標を画像化する手段と、複数の目標について繰り返し処理が行われ、各移動目標の画像を元の静止目標に重ね合わせる手段とを具備する。
【0021】
また、第4の発明のレーダ信号処理装置は、移動目標と静止目標が混在しているSAR画像から複数の移動目標の画像を取り出す目標抽出手段と、この手段で取り出された移動目標の画像について、IFFT処理器を並列に設けることにより、複数の目標の画像化前の信号を同時に復元する手段と、このIFFT処理後の信号についてオートフォーカス処理器、FFT処理器を並列に設け、複数の目標の画像を同時に作成する手段と、各移動目標について作成された画像を画像元の画像に重ね合わせる手段とを具備する。
【0022】
また、第5の発明のレーダ信号処理装置は、プラットフォームの動揺により劣化したSARの画像から孤立反射点を取り出す孤立反射点抽出を行い取り出された移動目標の画像について、IFFT処理により、孤立反射点の画像化前の信号を復元する手段と、このIFFT処理後の信号に基づき、オートフォーカス処理を行い位相誤差を除去し、FFT処理器6によりSAR画像を再生する手段とを具備する。
【0023】
また、第6の発明のレーダ信号処理装置は、移動目標と静止目標が混在しているISAR画像から移動目標の画像を取り出す目標抽出を行い、この取り出された移動目標の画像について、IFFT処理により、移動目標の画像化前の信号を復元する手段と、このIFFT処理後の信号に基づき、目標のレンジ移動及び位相変化を補正するオートフォーカス処理手段とを設ける。
【0024】
また、第7の発明のレーダ信号処理装置は、移動目標と静止目標が混在しているISAR画像から複数の移動目標の画像を取り出す目標抽出を行い、この取り出された移動目標の画像について、IFFT処理により、画像化前の信号を復元する手段と、このIFFT処理後の信号に基づき、目標のレンジ移動及び位相変化を除去するオートフォーカス処理を行い移動目標の画像を再生する手段と、複数の移動目標について繰り返し処理が行われ、各移動目標について再生された画像を重ね合わせる手段とを設ける。
【0025】
また、第8の発明のレーダ信号処理装置は、移動目標と静止目標が混在しているISAR画像からオペレータに指示された複数の移動目標の画像を取り出す目標抽出を行い、この取り出された移動目標の画像について、IFFT処理により、複数の移動目標の画像化前の信号を同時に復元する手段と、このIFFT処理後の信号に基づき、目標のレンジ移動及び位相変化を除去するオートフォーカス処理器を並列に設け、複数の移動目標の画像を同時に再生する手段と、各移動目標について再生された画像を重ね合わせる手段とを具備する
【0026】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1を示す図で、周波数変調された送信信号が移動目標及び静止目標に反射し、その信号を受信すると、レンジ圧縮器2により、レンジ方向に圧縮される。レンジ圧縮後のデータの例を図2に示す。このデータには、移動目標の反射信号16と静止目標の反射信号19とが混在している。レンジ圧縮後の信号は、AZ圧縮器3に入力され、図3に示すSAR画像20が生成される。生成された画像は表示器4にてオペレータに表示される。この処理では静止目標の画像21の焦点は合うが、移動目標の画像22の焦点は合わずぼけてしまう。ここまでの画像化処理は、通常のSAR画像化処理と同一の処理である。
【0027】
オペレータは出力されたSAR画像20に基づいて、図4に示すように、対象とする移動目標の領域をウインドウ23で囲む。目標抽出器24において図5に示すようにウインドウ23内は1、ウインドウ23外は0とすることにより、囲まれた領域のみの信号が取り出される。抽出後の画像を図6に示す。抽出後の画像は、目標抽出器24で取り出された移動目標の画像をレンジ圧縮後の信号に変換するIFFT処理器8により、レンジ圧縮後の信号に戻される。この信号には移動目標の反射信号16のみが含まれているため、IFFT処理器8で逆高速フーリエ変換した信号について移動目標のレンジ移動量及び位相誤差を検出し、それらを除去するオートフォーカス処理器18において、この信号の振幅の大きい孤立反射点を追尾することにより、目標のレンジ移動及び位相変化を除去することができる。オートフォーカス処理前の信号を図24に、オートフォーカス処理後の信号を図25に示す。オートフォーカス処理後の信号についてFFT処理を行うことにより、図7に示すような補正後の画像25が作成される(図7)。
この実施の形態1によれば、SAR画像中の移動目標の画像化を行うレーダ信号処理器を得ることができる。また、オートフォーカス処理を追加するだけでよいため、装置規模に影響が小さい。通常、信号処理器はデジタルシグナルプロセッサ(DSP)で構成されているため、新たに装置を追加することなく従来のSAR装置でこの信号処理を行うことができる。また、位相情報が維持されていれば、データレコーダで記録された画像やデータリンクで転送された画像についても同様に処理することができるため、地上での解析にも利用できる。
【0028】
実施の形態2.
図8はこの発明の実施の形態2を示す図で、オペレータにより移動目標が指示されると、目標抽出器24において、移動目標と静止目標の分離が行われる。これは、移動目標の反射信号16のみを抽出し、IFFT処理器8に入力すると同時に、静止目標の画像21を高速フーリエ変換処理後の移動目標の画像を静止目標の画像に重ね合わせる画像合成器26内のメモリに蓄積するものである。画像合成器26内に蓄積される画像を図9に示す。移動目標15については、IFFT処理、オートフォーカス処理、FFT処理が行われ、再び画像化される。補正後の画像25は、画像合成器26においてメモリに蓄積されている静止目標の画像21に重ね合わされ表示器4に出力される(図10)。
この実施の形態2によれば、SAR画像中の移動目標の画像化を行い、SAR画像に重ねて表示するレーダ信号処理器を得ることができる。
【0029】
実施の形態3.
図11はこの発明の実施の形態3を示す図で、オペレータにより複数の移動目標の画像22が指示されると、目標抽出器24において、オペレータが指示した順に、静止目標の画像21と移動目標の画像22との分離が行われる。分離された移動目標の1つ目の画像が、IFFT処理器8において、レンジ圧縮後の信号に変換される。この変換後の信号についてオートフォーカス処理、FFT処理が行われ、1つ目の補正後の画像25が画像合成器26に蓄積されている静止目標の画像21に重ね合わせされる。続いて、2つ目、3つ目というように、順々に移動目標についてIFFT処理、オートフォーカス処理、FFT処理が行われ画像化される。全ての移動目標について画像化が終了した後、合成画像が表示器4に出力される。
この実施の形態3によれば、SAR画像中の複数の移動目標の画像化を行い、SAR画像に重ねて表示するレーダ信号処理器を得ることができる。
【0030】
実施の形態4.
図12はこの発明の実施の形態4を示す図で、オペレータにより複数の目標が指示されると、目標抽出器24において、静止目標の画像21と複数の移動目標の画像22との分離が行われる。分離された複数の移動目標について、IFFT処理、オートフォーカス処理、FFT処理を並列に行うことにより、複数の移動目標の補正後の画像25を同時に作成する。作成された画像は、画像合成器26において静止目標の画像21に重ね合わされる。
この実施の形態4によれば、SAR画像中の複数の移動目標の画像化を同時に行い、SAR画像に重ねて表示するレーダ信号処理器を得ることができる。
【0031】
実施の形態5.
図13はこの発明の実施の形態5を示す図である。通常のSARにおいては、INS(Inertial Navigation System)またはIMU(Inertial Measurement Unit)等の慣性センサを用いることにより、自機の動揺を検出し補正を行うことにより鮮明なSAR画像を得ることができる。しかし、慣性センサを持たないシステムや動揺補正が不完全な場合でも、オートフォーカスを行うことにより画像化を行うことができる。高次の位相誤差を補正するためには、PPP等の受信信号を分析して求める手法が効果的である。しかし、一般のSAR画像は多数の信号が重なり合っているため、孤立反射点を検出することが困難である。実施の形態1〜4に示す手法は移動目標の画像22をフォーカスさせることに用いていたが、これらの手法は静止目標の画像21についても同様に行うことができる。プラットフォーム12が動揺していた場合、従来のSAR処理により画像を生成すると、図14に示すようにその画像は劣化してしまう。しかし、孤立反射点27を抽出しその信号の位相変化に着目することでオートフォーカスを行うことができる。オペレータは振幅の大きく、他の反射点と干渉していない孤立反射点27を指示する(図14)。指示された点は、孤立反射点27をAZ圧縮後の画像から取り出す孤立反射点抽出器28にてSAR画像から抽出され、IFFT処理器8に入力される。IFFT処理器8でレンジ圧縮後の信号に戻された後、オートフォーカス処理により位相誤差が除去される。この信号についてFFT処理が行われ、鮮明なSAR画像が得られる。
この実施の形態5によれば、プラットフォームの動揺により劣化したSAR画像の焦点を合わせるレーダ信号処理器を得ることができる。
【0032】
実施の形態6.
図15はこの発明の実施の形態6を示す図である。ISARは、受信信号から移動目標の運動を推定し、画像化を行うものである。しかし、移動目標15とクラッタ等の静止目標または他の移動目標がビーム内に混在している場合、受信信号の状態ではそれらを区別することができない。クラッタや他の移動目標の影響によりISAR画像が劣化した場合、オペレータは出力されたISAR画像に基づいて、図4に示すように、対象とする移動目標の画像22の指示を行う。指示された領域のみの信号を取り出すために、目標抽出器24においてウインドウ23内の移動目標の画像を取り出す。取り出された画像はIFFT処理器8においてレンジ圧縮後の信号に戻される。この信号には移動目標の信号16のみが含まれているため、オートフォーカス処理器18において、目標のレンジ移動及び位相変化を除去することができる。オートフォーカス処理後の信号について再度FFT処理が行われ、移動目標の補正後の画像25が作成される。
この実施の形態6によれば、クラッタに混在している移動目標のISAR画像化を行うレーダ信号処理器を得ることができる。
【0033】
実施の形態7.
図16はこの発明の実施の形態7を示す図で、オペレータは出力されたISAR画像に基づいて、図17に示すように対象とする複数の移動目標の画像22の指示を行う。目標抽出器24において複数の移動目標の画像22が抽出される(図6)。オペレータが指示した順に抽出された移動目標の画像22が、IFFT処理器8において受信信号の状態に戻される。この信号についてオートフォーカス処理、FFT処理が行われ、1つ目の補正後の画像24が画像合成器26の中に蓄積される(図7)。続いて、2番目の画像、3番目の画像という順でIFFT処理、オートフォーカス処理、FFT処理が行われ、補正後の画像25が作成される。全ての移動目標について画像化が終了した後、図18に示すようにそれら全ての画像が画像合成器26において重ね合わされ、表示器4に出力される。
この実施の形態7によれば、クラッタに混在している複数の移動目標のISAR画像化を行うレーダ信号処理器を得ることができる。
【0034】
実施の形態8.
図19はこの発明の実施の形態8を示す図で、オペレータは出力されたISAR画像に基づいて、図17に示すように対象とする複数の移動目標の画像22の指示を行う。目標抽出器24において複数の移動目標の画像22が同時に抽出される。抽出された複数の移動目標の画像22について、IFFT処理、オートフォーカス処理、FFT処理を並列に行うことにより、複数の補正後の画像25を同時に作成する。作成された画像は、画像合成器26において重ね合わされ、表示器4に出力される。
この実施の形態8によれば、クラッタに混在している複数の移動目標のISAR画像化を同時に行うレーダ信号処理器を得ることができる。
【0035】
【発明の効果】
第1の発明によれば、SAR画像中の移動目標の画像化を行うレーダ信号処理器を得ることができる。この発明では、オートフォーカス処理を追加するだけでよいため、装置規模に影響が小さい。通常、信号処理器はデジタルシグナルプロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)で構成されているため、新たに装置を追加することなく従来のSAR装置でこの信号処理を行うことができる。また、位相情報が維持されていれば、データレコーダで記録された画像やデータリンクで転送された画像についても同様に処理することができるため、地上での解析にも利用できる。
【0036】
また、第2の発明によれば、SAR画像中の移動目標の画像化を行い、SAR画像に重ねて表示するレーダ信号処理器を得ることができる。
【0037】
また、第3の発明によれば、SAR画像中の複数の移動目標の画像化を行い、SAR画像に重ねて表示するレーダ信号処理器を得ることができる。
【0038】
また、第4の発明によれば、SAR画像中の複数の移動目標の画像化を同時に行い、SAR画像に重ねて表示するレーダ信号処理器を得ることができる。
【0039】
また、第5の発明によれば、プラットフォームの動揺により劣化したSAR画像の焦点を合わせるレーダ信号処理器を得ることができる。
【0040】
また、第6の発明によれば、クラッタに混在している移動目標のISAR画像化を行うレーダ信号処理器を得ることができる。
【0041】
また、第7の発明によれば、クラッタに混在している複数の移動目標のISAR画像化を行うレーダ信号処理器を得ることができる。
【0042】
また、第8の発明によれば、クラッタに混在している複数の移動目標のISAR画像化を同時に行うレーダ信号処理器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるレーダ信号処理装置の実施の形態1を示す図である。
【図2】 レンジ圧縮後の信号を示す図である。
【図3】 AZ圧縮後のSAR画像を示す図である。
【図4】 オペレータによる移動目標の指示を示す図である。
【図5】 目標抽出のフィルタを示す図である。
【図6】 抽出された移動目標の画像を示す図である。
【図7】 補正後の移動目標の画像を示す図である。
【図8】 この発明によるレーダ信号処理装置の実施の形態2を示す図である。
【図9】 抽出した静止目標の画像を示す図である。
【図10】 合成した画像を示す図である。
【図11】 この発明によるレーダ信号処理装置の実施の形態3を示す図である。
【図12】 この発明によるレーダ信号処理装置の実施の形態4を示す図である。
【図13】 この発明によるレーダ信号処理装置の実施の形態5を示す図である。
【図14】 孤立反射点を示す図である。
【図15】 この発明によるレーダ信号処理装置の実施の形態6を示す図である。
【図16】 この発明によるレーダ信号処理装置の実施の形態7を示す図である。
【図17】 オペレータによる複数の移動目標の指示を示す図である。
【図18】 補正後の複数の移動目標の画像を示す図である。
【図19】 この発明によるレーダ信号処理装置の実施の形態8を示す図である。
【図20】 従来のSAR信号処理装置を示す図である。
【図21】 レンジ圧縮器の構成を示す図である。
【図22】 AZ圧縮器の構成を示す図である。
【図23】 レーダの運用を示す図である。
【図24】 オートフォーカス前の移動目標の信号を示す図である。
【図25】 オートフォーカス後の移動目標の信号を示す図である。
【図26】 従来のISAR信号処理装置を示す図である。
【符号の説明】
1 SAR信号処理器、2 レンジ圧縮器、3 AZ圧縮器、4 表示器、5レンジ参照関数、6 FFT処理器、7 乗算、8 IFFT処理器、9 AZ参照関数、10 レンジカーバチャ補正処理器、11 マルチルック処理器、12 プラットフォーム、13 地形、14 建物、15 移動目標、16 移動目標の反射信号、17 ISAR信号処理器、18 オートフォーカス処理器、19 静止目標の反射信号、20 SAR画像、21 静止目標の画像、22移動目標の画像、23 ウインドウ、24 目標抽出、25 補正後の画像、26 画像合成器、27 孤立反射点、28 孤立反射点抽出器。

Claims (8)

  1. 周波数変調が施された送信信号が移動目標及び静止目標に照射され、その反射信号を受信した信号について、周波数変調を復調してレンジ方向の信号を圧縮するレンジ圧縮器と、
    上記レンジ圧縮後の信号について周波数領域で参照関数との乗算を行うことによりアジマス(AZ)方向の信号を圧縮しレンジ−アジマス(AZ)の2次元のレーダ画像を生成するAZ圧縮器と、
    移動目標の画像をレーダ画像から取り出す目標抽出器と、
    上記目標抽出器で取り出された移動目標の画像をレンジ圧縮後の信号に変換する逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理器と、
    上記逆高速フーリエ変換した信号について移動目標のレンジ移動量及び位相誤差を検出し、それらを除去するオートフォーカス処理器と、
    上記オートフォーカス処理後の信号から移動目標の画像化を行う高速フーリエ変換処理器と
    を具備したことを特徴とするレーダ信号処理装置。
  2. 周波数変調が施された送信信号が移動目標及び静止目標に照射され、その反射信号を受信した信号について、周波数変調を復調してレンジ方向の信号を圧縮するレンジ圧縮器と、
    上記レンジ圧縮後の信号について周波数領域で参照関数との乗算を行うことによりアジマス(AZ)方向の信号を圧縮しレンジ−アジマス(AZ)の2次元のレーダ画像を生成するAZ圧縮器と、
    移動目標の画像をレーダ画像から取り出すとともに静止目標の画像を画像合成器に出力する目標抽出器と、
    上記目標抽出器で取り出された移動目標の画像をレンジ圧縮後の信号に変換する逆高速フーリエ変換処理器と、
    上記逆高速フーリエ変換した信号について移動目標のレンジ移動及び位相誤差を検出し、それらを除去するオートフォーカス処理器と、
    上記オートフォーカス処理後の信号から移動目標の画像化を行う高速フーリエ変換処理器と、
    上記高速フーリエ変換処理後の移動目標の画像を静止目標の画像に重ね合わせる画像合成器と
    を具備したことを特徴とするレーダ信号処理装置。
  3. 周波数変調が施された送信信号が移動目標及び静止目標に照射され、その反射信号を受信した信号について、周波数変調を復調してレンジ方向の信号を圧縮するレンジ圧縮器と、
    上記レンジ圧縮後の信号について周波数領域で参照関数との乗算を行うことによりアジマス(AZ)方向の信号を圧縮しレンジ−アジマス(AZ)の2次元のレーダ画像を生成するAZ圧縮器と、
    複数の移動目標の画像をレーダ画像から取り出すとともに静止目標の画像を画像合成器に出力する目標抽出器と、
    上記目標抽出器で取り出された移動目標の画像をレンジ圧縮後の信号に変換する逆高速フーリエ変換処理器と、
    上記逆高速フーリエ変換した信号について移動目標のレンジ移動及び位相誤差を検出し、それらを除去するオートフォーカス処理器と、
    上記オートフォーカス処理後の信号から移動目標の画像化を行う高速フーリエ変換処理器と、
    上記高速フーリエ変換処理後の移動目標の画像を静止目標の画像に重ね合わせる画像合成器と
    を具備したことを特徴とするレーダ信号処理装置。
  4. 周波数変調が施された送信信号が移動目標及び静止目標に照射され、その反射信号を受信した信号について、周波数変調を復調してレンジ方向の信号を圧縮するレンジ圧縮器と、
    上記レンジ圧縮後の信号について周波数領域で参照関数との乗算を行うことによりアジマス(AZ)方向の信号を圧縮しレンジ−アジマス(AZ)の2次元のレーダ画像を生成するAZ圧縮器と、
    複数の移動目標の画像をAZ圧縮後の画像から取り出すとともに静止目標の画像を画像合成器に出力する目標抽出器と、
    上記目標抽出器で取り出された複数の移動目標の画像を同時にレンジ圧縮後の信号に変換する逆高速フーリエ変換処理器と、
    上記逆高速フーリエ変換した信号について複数の移動目標のレンジ移動及び位相誤差を同時に検出し、それらを除去するオートフォーカス処理器と、
    上記オートフォーカス処理後の信号から複数の移動目標の画像化を同時に行う高速フーリエ変換処理器と、
    上記高速フーリエ変換処理後の複数の移動目標の画像を静止目標の画像に重ね合わせる画像合成器と
    を具備したことを特徴とするレーダ信号処理装置。
  5. 周波数変調が施された送信信号が移動目標及び静止目標に照射され、その反射信号を受信した信号について、周波数変調を復調してレンジ方向の信号を圧縮するレンジ圧縮器と、
    上記レンジ圧縮後の信号について周波数領域で参照関数との乗算を行うことによりアジマス(AZ)方向の信号を圧縮しレンジ−アジマス(AZ)の2次元のレーダ画像を生成するAZ圧縮器と、
    孤立反射点を上記AZ圧縮後の画像から取り出す孤立反射点抽出器と、
    上記取り出された孤立反射の画像をレンジ圧縮後の信号に変換する逆高速フーリエ変換処理器と、
    上記逆高速フーリエ変換した信号について孤立反射点の位相誤差を検出し、それを除去するオートフォーカス処理器と、
    上記オートフォーカス処理後の信号からレーダ画像を作成する高速フーリエ変換処理器と
    を具備したことを特徴とするレーダ信号処理装置。
  6. 周波数変調が施された送信信号が移動目標及び静止目標に照射され、その反射信号を受信した信号について、周波数変調を復調してレンジ方向の信号を圧縮するレンジ圧縮器と、
    上記レンジ圧縮器の出力から移動目標のレンジ移動及び位相誤差を検出し、それらを除去するオートフォーカス処理器と、
    上記オートフォーカス処理器の出力からドップラ周波数を検出し画像化を行う高速フーリエ変換処理器と、
    移動目標の画像を上記高速フーリエ変換処理後の画像から取り出す目標抽出器と、
    上記目標抽出器で取り出された移動目標の画像をレンジ圧縮後の信号に変換する逆高速フーリエ変換処理器と
    を具備し、
    上記オートフォーカス処理器は上記逆高速フーリエ変換処理後の信号について再び移動目標のレンジ移動及び位相誤差を検出し、それらを除去する手段を有し、
    さらに上記高速フーリエ変換処理器は再びオートフォーカス後の信号について画像化を行う手段を
    具備したことを特徴とするレーダ信号処理装置。
  7. 周波数変調が施された送信信号が移動目標及び静止目標に照射され、その反射信号を受信した信号について、周波数変調を復調してレンジ方向の信号を圧縮するレンジ圧縮器と、
    上記レンジ圧縮器の出力から移動目標のレンジ移動及び位相誤差を検出し、それらを除去するオートフォーカス処理器と、
    上記オートフォーカス処理器の出力からドップラ周波数を検出し画像化を行う高速フーリエ変換処理器と、
    複数の移動目標の画像を上記高速フーリエ変換処理後の画像から取り出す目標抽出器と、
    上記目標抽出器で取り出された移動目標の画像をレンジ圧縮後の信号に変換する逆高速フーリエ変換処理器と
    を具備し、
    上記オートフォーカス処理器は上記逆高速フーリエ変換処理後の信号について再び移動目標のレンジ移動及び位相誤差を検出し、それらを除去する手段を有し、
    また上記高速フーリエ変換処理器は再びオートフォーカス後の信号について画像化を行う手段を有し、さらに上記高速フーリエ変換処理器の出力段には複数の移動目標の画像を重ね合わせる画像合成器を
    具備したことを特徴とするレーダ信号処理装置。
  8. 周波数変調が施された送信信号が移動目標及び静止目標に照射され、その反射信号を受信した信号について、周波数変調を復調してレンジ方向の信号を圧縮するレンジ圧縮器と、
    上記レンジ圧縮器の出力から移動目標のレンジ移動及び位相誤差を検出し、それらを除去するオートフォーカス処理器と、
    上記オートフォーカス処理器の出力からドップラ周波数を検出し画像化を行う高速フーリエ変換処理器と、
    複数の移動目標の画像を上記高速フーリエ変換処理後の画像から取り出す目標抽出器と、
    上記目標抽出器で取り出された複数の移動目標の画像をレンジ圧縮後の信号に変換する逆高速フーリエ変換処理器と、
    上記オートフォーカス処理器は上記逆高速フーリエ変換処理後の信号について複数の移動目標のレンジ移動及び位相誤差を検出し、それらを除去する手段を有し、
    また上記高速フーリエ変換処理器は再びオートフォーカス処理後の複数の信号について画像化を行う手段を有し、
    さらに上記高速フーリエ変換処理器の出力段には複数の移動目標の画像を重ね合わせる画像合成器
    を具備したことを特徴とするレーダ信号処理装置。
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