JPH11183606A - レーダ信号処理装置 - Google Patents
レーダ信号処理装置Info
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Abstract
etic Aperture Radar)では、地形
や人工構造物といった静止目標の画像化は可能である
が、移動目標の画像化を行うことができなかった。移動
目標を画像化する逆合成開口レーダ(ISAR:Inv
erse SAR)においても、同一ビーム幅内に移動
目標とクラッタ(静止目標や他の移動目標)が混在して
いる場合、ビデオ信号上で目標の信号のみを分離するこ
とができないため、移動目標の画像化が困難であった。 【解決手段】 SARの画像からオペレータに指示され
た移動目標の画像を取り出す目標抽出器を設ける。取り
出された画像について、逆高速フーリエ変換(IFF
T:Inverse Fast Fourier Tr
ansform)処理を行うことにより受信信号を復元
する。この信号には移動目標の信号のみが含まれてお
り、この信号に基づき、オートフォーカス処理を行うこ
とにより、移動目標のレンジ移動及び位相変化を補正す
る。
Description
レンジ方向の信号を圧縮し、自機の移動または目標の運
動によりアジマス(以下AZ)方向の分解能を向上させ
るレーダ信号処理装置に関するものである。
る合成開口レーダ(以下SAR:Synthetic
Aperture Radar)は、天候や昼夜を問わ
ず静止目標を画像化するセンサとして、資源探査、環境
観測、マッピング、偵察等に用いられている。
ようにレンジ方向の高分解能化を行うレンジ圧縮器2及
びAZ方向の高分解能化を行うAZ圧縮器3で構成さ
れ、作成したレンジ−AZの2次元画像を表示器4に出
力するものである。レンジ圧縮器2の構成を図21に示
す。周波数変調された送信信号が目標に反射し、それを
受信した信号に対して、その周波数変調の複素共役であ
るレンジ参照関数5とコンボリューション演算をするこ
とにより、信号がレンジ方向に圧縮される。時間領域の
コンボリューション演算は、周波数領域での乗算と等し
いため、高速フーリエ変換(以下FFT:Fast F
ourier Transform)処理器6により周
波数領域に変換した後、乗算器7によりFFT処理後の
レンジ参照関数5と掛け合わされ、逆高速フーリエ変換
(以下IFFT:InverseFFT)処理器8にて
再び時間領域に変換する。次に、AZ圧縮器3の構成を
図22に示す。レンジ圧縮後の信号について、パルス方
向にAZ参照関数9とコンボリューション演算すること
によりAZ圧縮を行うものである。レンジ圧縮器2同
様、周波数領域で演算を行うため、FFT処理器6及び
IFFT処理器8を備える。また、レンジカーバチャ補
正処理器10により自機の移動に伴う目標のレンジ方向
のずれ(レンジカーバチャ)を補正し、マルチルック処
理器11によりスペックル雑音を低減させる。
工衛星等の移動しているプラットフォーム12に搭載さ
れたレーダから電波を照射し、自機の移動にともなうド
ップラ周波数の変化を利用することにより地形13や建
物14といった静止目標を画像化することができる。し
かし、SARでは船舶や車両等の移動目標15について
は目標の移動によるレンジのずれや目標のドップラ周波
数の影響により、画像が劣化してしまう。静止目標がな
い状況においては、移動目標15の信号のみを取り出す
ことができるため、「Spotlight Synth
etic Aperture Radar Signa
l Processing Algorithms」
(1995年Artech House Publis
hers社出版)に記載されているプロミネントポイン
トプロセッシング(以下PPP:Prominent
Point Processing)のようなオートフ
ォーカス処理を用いることにより、移動目標15のレン
ジ移動や位相変化を除去することができる。プロミネン
トポイントとは、振幅の大きい反射点(孤立反射点)の
ことである。移動目標15が近づいている場合、パルス
圧縮後の移動目標の反射信号16の軌跡は図24のよう
に示される。アジマス圧縮では、各レンジビンごとにパ
ルス方向にFFT処理を行うため、反射点の軌跡を1つ
のレンジビンに揃える必要がある。これをレンジマイグ
レーション補正と呼び、処理した結果を図25に示す。
また、FFT処理はドップラフィルタの役割を持ってい
るため、目標の移動によりドップラシフトが生じ、画像
が劣化する原因となる。そこで、目標の信号の位相変化
に着目し、その変化を除去することにより、あたかも目
標が静止しているかのようにするのがPPPであり、オ
ートフォーカス処理の1つである。受信信号S(t)は
以下の式で表される。
相φ(t)はレーダと目標の距離R(t)、波長λを用
い、以下の式で表される。
り、基準位置をR0、移動成分をRm(t)とすると、
R(t)は以下の式で表される。
準点の距離Rp(t)を基準位置R0に置き換えること
により、あたかもR0の位置に静止しているかのように
する。これは、受信信号全体をRp(t)−R0の分オ
フセットすることにより可能となる。
を行うため、対象とする目標以外の信号(クラッタや他
の目標)の信号が含まれている場合には、目標以外の信
号の影響を受け、その効果を発揮できない。
により画像化する手法として、「IEEE 1995
INTER NATIONAL RADAR CONF
ERENCE」の「INTERFEROMETRIC
MOVING GROUNDTARGET IMAGI
NG」(P.436〜443)にみられるような移動目
標の画像化の手法(IMTF:Interferome
tric Moving Target Focusi
ng)がある。これは、2つのアンテナから得られる信
号によりクラッタを除去して移動目標を検出し、画像化
を行うというものである。しかし、この手法では2つ以
上のアンテナと2チャンネル以上の処理系統と高度な技
術が必要であることからハードウェアの規模及び費用面
において大きな問題がある。
逆合成開口レーダ(以下ISAR:Inverse S
AR)がある。これは、目標の運動により発生するドッ
プラ周波数を利用して目標の画像化を行うものである。
ISAR信号処理器17は、図26のように構成され、
レンジ圧縮器2により、レンジ分解能を高めた後、オー
トフォーカス処理器18により移動目標15のレンジ移
動及び位相変化を補正し、FFT処理器6において周波
数分析をし画像化を行う。しかし、ISAR処理におい
ても移動目標15の運動を推定するオートフォーカス処
理が必要となることから、クラッタ環境下における移動
目標15の画像化は困難であることがわかる。
あるため光学のセンサとは異なり昼夜を問わず、全天候
下で遠距離の目標を画像化することができる。また、S
ARは距離によらず分解能が一定であることから、環境
観測、資源観測のほかに偵察・監視等の目的にも多く利
用されている。偵察・監視においては、画像から得られ
るさまざまな情報をもとに指揮統制を行うため、SAR
を用いた遠距離からの目標識別が非常に有効である。し
かし、通常のSARでは、地形や人工構造物といった静
止目標の画像化は可能であるが、移動目標の画像化を行
うことができない。
PP等のオートフォーカス処理を用いて目標の運動を推
定し、その動きを除去する必要がある。目標の運動の除
去は、ビデオ信号において行う必要があるが、同一ビー
ム幅内に移動目標と静止目標あるいはクラッタが混在し
ている場合、ビデオ信号上では移動目標の反射信号16
のみを取り出して処理することができない。
手段があるが、2つ以上のアンテナと2ch以上の信号
処理系が必要となり、装置の規模及びコストが増大して
しまう。
処理装置は、移動目標と静止目標が混在しているSAR
画像から移動目標の画像を取り出す目標抽出手段と、こ
の手段により取り出された画像について、画像化前(レ
ンジ圧縮後)の信号を復元するIFFT処理器と、この
IFFT処理後の信号に基づき、オートフォーカス処理
を行うことにより、移動目標のレンジ移動及び位相変化
を除去する手段と、上記オートフォーカス処理後の信号
から移動目標を画像化する手段とを具備したものであ
る。
は、移動目標と静止目標が混在しているSAR画像から
移動目標の画像を取り出す目標抽出手段と、この手段で
取り出された移動目標の画像について、画像化前の信号
を復元するIFFT処理器と、上記IFFT処理後の信
号に基づき、オートフォーカス処理を行うことにより、
移動目標のレンジ移動及び位相変化を除去する手段と、
上記オートフォーカス処理後の信号から移動目標を画像
化する手段と、移動目標の画像を元の静止目標に重ね合
わす手段とを具備する。
は、移動目標と静止目標が混在しているSAR画像から
複数の移動目標の画像を取り出す目標抽出手段と、この
手段で取り出された移動目標の画像について、画像化前
の信号を復元するIFFT処理器と、上記IFFT処理
後の信号に基づき、オートフォーカス処理を行うことに
より、移動目標のレンジ移動及び位相変化を除去する手
段と、上記オートフォーカス処理後の信号をFFT処理
により移動目標を画像化する手段と、複数の目標につい
て繰り返し処理が行われ、各移動目標の画像を元の静止
目標に重ね合わせる手段とを具備する。
は、移動目標と静止目標が混在しているSAR画像から
複数の移動目標の画像を取り出す目標抽出手段と、この
手段で取り出された移動目標の画像について、IFFT
処理器を並列に設けることにより、複数の目標の画像化
前の信号を同時に復元する手段と、このIFFT処理後
の信号についてオートフォーカス処理器、FFT処理器
を並列に設け、複数の目標の画像を同時に作成する手段
と、各移動目標について作成された画像を画像元の画像
に重ね合わせる手段とを具備する。
は、プラットフォームの動揺により劣化したSARの画
像から孤立反射点を取り出す孤立反射点抽出を行い取り
出された移動目標の画像について、IFFT処理によ
り、孤立反射点の画像化前の信号を復元する手段と、こ
のIFFT処理後の信号に基づき、オートフォーカス処
理を行い位相誤差を除去し、FFT処理器6によりSA
R画像を再生する手段とを具備する。
は、移動目標と静止目標が混在しているISAR画像か
ら移動目標の画像を取り出す目標抽出を行い、この取り
出された移動目標の画像について、IFFT処理によ
り、移動目標の画像化前の信号を復元する手段と、この
IFFT処理後の信号に基づき、目標のレンジ移動及び
位相変化を補正するオートフォーカス処理手段とを設け
る。
は、移動目標と静止目標が混在しているISAR画像か
ら複数の移動目標の画像を取り出す目標抽出を行い、こ
の取り出された移動目標の画像について、IFFT処理
により、画像化前の信号を復元する手段と、このIFF
T処理後の信号に基づき、目標のレンジ移動及び位相変
化を除去するオートフォーカス処理を行い移動目標の画
像を再生する手段と、複数の移動目標について繰り返し
処理が行われ、各移動目標について再生された画像を重
ね合わせる手段とを設ける。
は、移動目標と静止目標が混在しているISAR画像か
らオペレータに指示された複数の移動目標の画像を取り
出す目標抽出を行い、この取り出された移動目標の画像
について、IFFT処理により、複数の移動目標の画像
化前の信号を同時に復元する手段と、このIFFT処理
後の信号に基づき、目標のレンジ移動及び位相変化を除
去するオートフォーカス処理器を並列に設け、複数の移
動目標の画像を同時に再生する手段と、各移動目標につ
いて再生された画像を重ね合わせる手段とを具備する
実施の形態1を示す図で、周波数変調された送信信号が
移動目標及び静止目標に反射し、その信号を受信する
と、レンジ圧縮器2により、レンジ方向に圧縮される。
レンジ圧縮後のデータの例を図2に示す。このデータに
は、移動目標の反射信号16と静止目標の反射信号19
とが混在している。レンジ圧縮後の信号は、AZ圧縮器
3に入力され、図3に示すSAR画像20が生成され
る。生成された画像は表示器4にてオペレータに表示さ
れる。この処理では静止目標の画像21の焦点は合う
が、移動目標の画像22の焦点は合わずぼけてしまう。
ここまでの画像化処理は、通常のSAR画像化処理と同
一の処理である。
基づいて、図4に示すように、対象とする移動目標の領
域をウインドウ23で囲む。目標抽出器24において図
5に示すようにウインドウ23内は1、ウインドウ23
外は0とすることにより、囲まれた領域のみの信号が取
り出される。抽出後の画像を図6に示す。抽出後の画像
はIFFT処理器8により、レンジ圧縮後の信号に戻さ
れる。この信号には移動目標の反射信号16のみが含ま
れているため、オートフォーカス処理器18において、
この信号の振幅の大きい孤立反射点を追尾することによ
り、目標のレンジ移動及び位相変化を除去することがで
きる。オートフォーカス処理前の信号を図24に、オー
トフォーカス処理後の信号を図25に示す。オートフォ
ーカス処理後の信号についてFFT処理を行うことによ
り、図7に示すような補正後の画像25が作成される
(図7)。
態2を示す図で、オペレータにより移動目標が指示され
ると、目標抽出器24において、移動目標と静止目標の
分離が行われる。これは、移動目標の反射信号16のみ
を抽出し、IFFT処理器8に入力すると同時に、静止
目標の画像21を画像合成器26内のメモリに蓄積する
ものである。画像合成器26内に蓄積される画像を図9
に示す。移動目標15については、IFFT処理、オー
トフォーカス処理、FFT処理が行われ、再び画像化さ
れる。補正後の画像25は、画像合成器26においてメ
モリに蓄積されている静止目標の画像21に重ね合わさ
れ表示器4に出力される(図10)。
形態3を示す図で、オペレータにより複数の移動目標の
画像22が指示されると、目標抽出器24において、オ
ペレータが指示した順に、静止目標の画像21と移動目
標の画像22との分離が行われる。分離された移動目標
の1つ目の画像が、IFFT処理器8において、レンジ
圧縮後の信号に変換される。この変換後の信号について
オートフォーカス処理、FFT処理が行われ、1つ目の
補正後の画像25が画像合成器26に蓄積されている静
止目標の画像21に重ね合わせされる。続いて、2つ
目、3つ目というように、順々に移動目標についてIF
FT処理、オートフォーカス処理、FFT処理が行われ
画像化される。全ての移動目標について画像化が終了し
た後、合成画像が表示器4に出力される。
形態4を示す図で、オペレータにより複数の目標が指示
されると、目標抽出器24において、静止目標の画像2
1と複数の移動目標の画像22との分離が行われる。分
離された複数の移動目標について、IFFT処理、オー
トフォーカス処理、FFT処理を並列に行うことによ
り、複数の移動目標の補正後の画像25を同時に作成す
る。作成された画像は、画像合成器26において静止目
標の画像21に重ね合わされる。
形態5を示す図である。通常のSARにおいては、IN
S(Inertial Navigation Sys
tem)またはIMU(Inertial Measu
rement Unit)等の慣性センサを用いること
により、自機の動揺を検出し補正を行うことにより鮮明
なSAR画像を得ることができる。しかし、慣性センサ
を持たないシステムや動揺補正が不完全な場合でも、オ
ートフォーカスを行うことにより画像化を行うことがで
きる。高次の位相誤差を補正するためには、PPP等の
受信信号を分析して求める手法が効果的である。しか
し、一般のSAR画像は多数の信号が重なり合っている
ため、孤立反射点を検出することが困難である。実施の
形態1〜4に示す手法は移動目標の画像22をフォーカ
スさせることに用いていたが、これらの手法は静止目標
の画像21についても同様に行うことができる。プラッ
トフォーム12が動揺していた場合、従来のSAR処理
により画像を生成すると、図14に示すようにその画像
は劣化してしまう。しかし、孤立反射点27を抽出しそ
の信号の位相変化に着目することでオートフォーカスを
行うことができる。オペレータは振幅の大きく、他の反
射点と干渉していない孤立反射点27を指示する(図1
4)。指示された点は孤立反射点抽出器28にてSAR
画像から抽出され、IFFT処理器8に入力される。I
FFT処理器8でレンジ圧縮後の信号に戻された後、オ
ートフォーカス処理により位相誤差が除去される。この
信号についてFFT処理が行われ、鮮明なSAR画像が
得られる。
形態6を示す図である。ISARは、受信信号から移動
目標の運動を推定し、画像化を行うものである。しか
し、移動目標15とクラッタ等の静止目標または他の移
動目標がビーム内に混在している場合、受信信号の状態
ではそれらを区別することができない。クラッタや他の
移動目標の影響によりISAR画像が劣化した場合、オ
ペレータは出力されたISAR画像に基づいて、図4に
示すように、対象とする移動目標の画像22の指示を行
う。指示された領域のみの信号を取り出すために、目標
抽出器24においてウインドウ23内の移動目標の画像
を取り出す。取り出された画像はIFFT処理器8にお
いてレンジ圧縮後の信号に戻される。この信号には移動
目標の信号16のみが含まれているため、オートフォー
カス処理器18において、目標のレンジ移動及び位相変
化を除去することができる。オートフォーカス処理後の
信号について再度FFT処理が行われ、移動目標の補正
後の画像25が作成される。
形態7を示す図で、オペレータは出力されたISAR画
像に基づいて、図17に示すように対象とする複数の移
動目標の画像22の指示を行う。目標抽出器24におい
て複数の移動目標の画像22が抽出される(図6)。オ
ペレータが指示した順に抽出された移動目標の画像22
が、IFFT処理器8において受信信号の状態に戻され
る。この信号についてオートフォーカス処理、FFT処
理が行われ、1つ目の補正後の画像24が画像合成器2
6の中に蓄積される(図7)。続いて、2番目の画像、
3番目の画像という順でIFFT処理、オートフォーカ
ス処理、FFT処理が行われ、補正後の画像25が作成
される。全ての移動目標について画像化が終了した後、
図18に示すようにそれら全ての画像が画像合成器26
において重ね合わされ、表示器4に出力される。
形態8を示す図で、オペレータは出力されたISAR画
像に基づいて、図17に示すように対象とする複数の移
動目標の画像22の指示を行う。目標抽出器24におい
て複数の移動目標の画像22が同時に抽出される。抽出
された複数の移動目標の画像22について、IFFT処
理、オートフォーカス処理、FFT処理を並列に行うこ
とにより、複数の補正後の画像25を同時に作成する。
作成された画像は、画像合成器26において重ね合わさ
れ、表示器4に出力される。
動目標の画像化を行うレーダ信号処理器を得ることがで
きる。この発明では、オートフォーカス処理を追加する
だけでよいため、装置規模に影響が小さい。通常、信号
処理器はデジタルシグナルプロセッサ(DSP:Dig
ital Signal Processor)で構成
されているため、新たに装置を追加することなく従来の
SAR装置でこの信号処理を行うことができる。また、
位相情報が維持されていれば、データレコーダで記録さ
れた画像やデータリンクで転送された画像についても同
様に処理することができるため、地上での解析にも利用
できる。
の移動目標の画像化を行い、SAR画像に重ねて表示す
るレーダ信号処理器を得ることができる。
の複数の移動目標の画像化を行い、SAR画像に重ねて
表示するレーダ信号処理器を得ることができる。
の複数の移動目標の画像化を同時に行い、SAR画像に
重ねて表示するレーダ信号処理器を得ることができる。
ームの動揺により劣化したSAR画像の焦点を合わせる
レーダ信号処理器を得ることができる。
在している移動目標のISAR画像化を行うレーダ信号
処理器を得ることができる。
在している複数の移動目標のISAR画像化を行うレー
ダ信号処理器を得ることができる。
在している複数の移動目標のISAR画像化を同時に行
うレーダ信号処理器を得ることができる。
形態1を示す図である。
ある。
形態2を示す図である。
の形態3を示す図である。
の形態4を示す図である。
の形態5を示す図である。
の形態6を示す図である。
の形態7を示す図である。
示す図である。
ある。
の形態8を示す図である。
る。
す図である。
す図である。
る。
縮器、4 表示器、5レンジ参照関数、6 FFT処理
器、7 乗算、8 IFFT処理器、9 AZ参照関
数、10 レンジカーバチャ補正処理器、11 マルチ
ルック処理器、12 プラットフォーム、13 地形、
14 建物、15 移動目標、16 移動目標の反射信
号、17 ISAR信号処理器、18 オートフォーカ
ス処理器、19 静止目標の反射信号、20 SAR画
像、21 静止目標の画像、22移動目標の画像、23
ウインドウ、24 目標抽出、25 補正後の画像、
26 画像合成器、27 孤立反射点、28 孤立反射
点抽出器。
Claims (8)
- 【請求項1】 周波数変調が施された送信信号が移動目
標及び静止目標に照射され、その反射信号を受信した信
号について、周波数変調を復調してレンジ方向の信号を
圧縮するレンジ圧縮器と、上記レンジ圧縮後の信号につ
いて周波数領域で参照関数との乗算を行うことによりア
ジマス(AZ)方向の信号を圧縮しレンジ−AZの2次
元のレーダ画像を生成するAZ圧縮器と、移動目標の画
像をレーダ画像から取り出す目標抽出器と、上記目標抽
出器で取り出された移動目標の画像をレンジ圧縮後の信
号に変換する逆高速フーリエ変換(IFFT:Inve
rse Fast Fourier Transfor
m)処理器と、上記逆高速フーリエ変換した信号につい
て移動目標のレンジ移動量及び位相誤差を検出し、それ
らを除去するオートフォーカス処理器と、上記オートフ
ォーカス処理後の信号から移動目標の画像化を行う高速
フーリエ変換処理器とを具備したことを特徴とするレー
ダ信号処理装置。 - 【請求項2】 周波数変調が施された送信信号が移動目
標及び静止目標に照射され、その反射信号を受信した信
号について、周波数変調を復調してレンジ方向の信号を
圧縮するレンジ圧縮器と、上記レンジ圧縮後の信号につ
いて周波数領域で参照関数との乗算を行うことによりア
ジマス(AZ)方向の信号を圧縮しレンジ−AZの2次
元のレーダ画像を生成するAZ圧縮器と、移動目標の画
像をレーダ画像から取り出すとともに静止目標の画像を
画像合成器に出力する目標抽出器と、上記目標抽出器で
取り出された移動目標の画像をレンジ圧縮後の信号に変
換する逆高速フーリエ変換処理器と、上記逆高速フーリ
エ変換した信号について移動目標のレンジ移動及び位相
誤差を検出し、それらを除去するオートフォーカス処理
器と、上記オートフォーカス処理後の信号から移動目標
の画像化を行う高速フーリエ変換処理器と、上記高速フ
ーリエ変換処理後の移動目標の画像を静止目標の画像に
重ね合わせる画像合成器とを具備したことを特徴とする
レーダ信号処理装置。 - 【請求項3】 周波数変調が施された送信信号が移動目
標及び静止目標に照射され、その反射信号を受信した信
号について、周波数変調を復調してレンジ方向の信号を
圧縮するレンジ圧縮器と、上記レンジ圧縮後の信号につ
いて参照関数との乗算を行うことによりアジマス(A
Z)方向の信号を圧縮しレンジ−AZの2次元のレーダ
画像を生成するAZ圧縮器と、複数の移動目標の画像を
レーダ画像から取り出すとともに静止目標の画像を画像
合成器に出力する目標抽出器と、上記目標抽出器で取り
出された移動目標の画像をレンジ圧縮後の信号に変換す
る逆高速フーリエ変換処理器と、上記逆高速フーリエ変
換した信号について移動目標のレンジ移動及び位相誤差
を検出し、それらを除去するオートフォーカス処理器
と、上記オートフォーカス処理後の信号から移動目標の
画像化を行う高速フーリエ変換処理器と、上記高速フー
リエ変換処理後の移動目標の画像を静止目標の画像に重
ね合わせる画像合成器とを具備したことを特徴とするレ
ーダ信号処理装置。 - 【請求項4】 周波数変調が施された送信信号が移動目
標及び静止目標に照射され、その反射信号を受信した信
号について、周波数変調を復調してレンジ方向の信号を
圧縮するレンジ圧縮器と、レンジ圧縮後の信号について
参照関数との乗算を行うことによりアジマス(AZ)方
向の信号を圧縮しレンジ−AZの2次元のレーダ画像を
生成するAZ圧縮器と、複数の移動目標の画像をAZ圧
縮後の画像から取り出すとともに静止目標の画像を画像
合成器に出力する目標抽出器と、上記目標抽出器で取り
出された複数の移動目標の画像を同時にレンジ圧縮後の
信号に変換する逆高速フーリエ変換処理器と、上記逆高
速フーリエ変換した信号について複数の移動目標のレン
ジ移動及び位相誤差を同時に検出し、それらを除去する
オートフォーカス処理器と、上記オートフォーカス処理
後の信号から複数の移動目標の画像化を同時に行う高速
フーリエ変換処理器と、上記高速フーリエ変換処理後の
複数の移動目標の画像を静止目標の画像に重ね合わせる
画像合成器とを具備したことを特徴とするレーダ信号処
理装置。 - 【請求項5】 周波数変調が施された送信信号が静止目
標に照射され、その反射信号を受信した信号について、
周波数変調を復調してレンジ方向の信号を圧縮するレン
ジ圧縮器と、上記レンジ圧縮後の信号について参照関数
との乗算を行うことによりアジマス(AZ)方向の信号
を圧縮しレンジ−AZの2次元のレーダ画像を生成する
AZ圧縮器と、孤立反射点を上記AZ圧縮後の画像から
取り出す孤立反射点抽出器と、上記取り出された孤立反
射の画像をレンジ圧縮後の信号に変換する逆高速フーリ
エ変換処理器と、上記逆高速フーリエ変換した信号につ
いて孤立反射点の位相誤差を検出し、それを除去するオ
ートフォーカス処理器と、上記オートフォーカス処理後
の信号からレーダ画像を作成する高速フーリエ変換処理
器とを具備したことを特徴とするレーダ信号処理装置。 - 【請求項6】 周波数変調が施された送信信号が移動目
標及び静止目標に照射され、その反射信号を受信した信
号について、周波数変調を復調してレンジ方向の信号を
圧縮するレンジ圧縮器と、上記レンジ圧縮器の出力から
移動目標のレンジ移動及び位相誤差を検出し、それらを
除去するオートフォーカス処理器と、上記オートフォー
カス処理器の出力からドップラ周波数を検出し画像化を
行う高速フーリエ変換処理器と、移動目標の画像を上記
高速フーリエ変換処理後の画像から取り出す目標抽出器
と、上記目標抽出器で取り出された移動目標の画像をレ
ンジ圧縮後の信号に変換する逆高速フーリエ変換処理器
とを具備し、上記オートフォーカス処理器は上記逆高速
フーリエ変換処理後の信号について再び移動目標のレン
ジ移動及び位相誤差を検出し、それらを除去する手段を
有し、さらに上記高速フーリエ変換処理器は再びオート
フォーカス後の信号について画像化を行う手段を具備し
たことを特徴とするレーダ信号処理装置。 - 【請求項7】 周波数変調が施された送信信号が移動目
標及び静止目標に照射され、その反射信号を受信した信
号について、周波数変調を復調してレンジ方向の信号を
圧縮するレンジ圧縮器と、上記レンジ圧縮器の出力から
移動目標のレンジ移動及び位相誤差を検出し、それらを
除去するオートフォーカス処理器と、上記オートフォー
カス処理器の出力からドップラ周波数を検出し画像化を
行う高速フーリエ変換処理器と、複数の移動目標の画像
を上記高速フーリエ変換処理後の画像から取り出す目標
抽出器と、上記目標抽出器で取り出された移動目標の画
像をレンジ圧縮後の信号に変換する逆高速フーリエ変換
処理器とを具備し、上記オートフォーカス処理器は上記
逆高速フーリエ変換処理後の信号について再び移動目標
のレンジ移動及び位相誤差を検出し、それらを除去する
手段を有し、また上記高速フーリエ変換処理器は再びオ
ートフォーカス後の信号について画像化を行う手段を有
し、さらに上記高速フーリエ変換処理器の出力段には複
数の移動目標の画像を重ね合わせる画像合成器を具備し
たことを特徴とするレーダ信号処理装置。 - 【請求項8】 周波数変調が施された送信信号が移動目
標及び静止目標に照射され、その反射信号を受信した信
号について、周波数変調を復調してレンジ方向の信号を
圧縮するレンジ圧縮器と、上記レンジ圧縮器の出力から
移動目標のレンジ移動及び位相誤差を検出し、それらを
除去するオートフォーカス処理器と、上記オートフォー
カス処理器の出力からドップラ周波数を検出し画像化を
行う高速フーリエ変換処理器と、複数の移動目標の画像
を上記高速フーリエ変換処理後の画像から取り出す目標
抽出器と、上記目標抽出器で取り出された複数の移動目
標の画像をレンジ圧縮後の信号に変換する逆高速フーリ
エ変換処理器と、上記オートフォーカス処理器は上記逆
高速フーリエ変換処理後の信号について複数の移動目標
のレンジ移動及び位相誤差を検出し、それらを除去する
手段を有し、また上記高速フーリエ変換処理器は再びオ
ートフォーカス処理後の複数の信号について画像化を行
う手段を有し、さらに上記高速フーリエ変換処理器の出
力段には複数の移動目標の画像を重ね合わせる画像合成
器を具備したことを特徴とするレーダ信号処理装置。
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- 1997-12-19 JP JP35036497A patent/JP3695103B2/ja not_active Expired - Fee Related
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