JP5888153B2 - 画像レーダ装置および信号処理装置 - Google Patents

画像レーダ装置および信号処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5888153B2
JP5888153B2 JP2012152271A JP2012152271A JP5888153B2 JP 5888153 B2 JP5888153 B2 JP 5888153B2 JP 2012152271 A JP2012152271 A JP 2012152271A JP 2012152271 A JP2012152271 A JP 2012152271A JP 5888153 B2 JP5888153 B2 JP 5888153B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
phase correction
correction amount
phase
images
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012152271A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014016185A (ja
Inventor
健太郎 磯田
健太郎 磯田
啓 諏訪
啓 諏訪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2012152271A priority Critical patent/JP5888153B2/ja
Publication of JP2014016185A publication Critical patent/JP2014016185A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5888153B2 publication Critical patent/JP5888153B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

この発明は、画像レーダ装置および信号処理装置に関するものである。
合成開口レーダ装置、いわゆるSAR(Synthetic Aperture Radar)は、衛星または航空機等に搭載されたアンテナから送信信号を電波として地上へ照射し、地上からの反射信号から画像(以下、SAR画像という)を再生する画像レーダ装置である。
SARの距離分解能は送信信号の周波数帯域の逆数に比例することから、距離分解能を向上するために送信信号の周波数帯域を広げると、受信機の周波数帯域も広げることになり、広帯域増幅器、高速A/D変換機等が求められる。
そこで、送信信号の周波数帯域を広げずに距離分解能を向上させるため、例えば特許文献1では異なる周波数帯域で観測されたSAR画像の位相を補正して合成することにより距離分解能を向上させる方法が提案されている。
特開2007−225442号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている従来の画像レーダ装置においては、後述するように、複数の信号(指数関数)の和で表した信号モデルを推定し、この信号モデルにて位相補正量を推定するとき、信号数の推定に失敗し、正しい位相補正量が推定されないことで、合成後のSAR画像に偽像が発生し、画質が劣化する場合があるという問題点があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、互いに異なる周波数帯域で観測された複数のSAR画像を合成する場合に、信号数と信号モデルの推定によらずに位相補正量を算出し、合成後のSAR画像の偽像を抑圧して、SAR画像としての画質改善を行うことを目的としている。
この発明に係る画像レーダ装置は、互いに異なる複数の周波数帯域の波動を複数のセンサでそれぞれ受信した複数の受信信号に基づいて画像を再生する画像レーダ装置であって、前記複数の受信信号に基づいてそれぞれ再生された複数の画像の位相φ変化させて合成し、この合成した画像の1−ノルムが最小となる前記φを位相補正量する位相補正量算出手段と、前記位相補正量算出手段で算出された位相補正量を用いて、前記複数の受信信号に基づいてそれぞれ再生された複数の画像の位相を補正する位相補正手段と、前記位相補正手段で位相が補正された複数の画像を合成する画像合成手段と、を備えたものである。

この発明は、画像レーダ装置において、合成後の画像の偽像を抑圧し、画質改善を行うことができる。
この発明の実施の形態1による画像レーダ装置を示す構成図 この発明の実施の形態1による画像レーダ装置を示す構成図 この発明の実施の形態1による画像レーダ装置を示す構成図 この発明の実施の形態1による画像レーダ装置を説明するための説明図 この発明の実施の形態2による画像レーダ装置を示す構成図
実施の形態1.
図1〜図3は、この発明の実施の形態1による画像レーダ装置を示す構成図である。なお、各図において、同一符号は同一または相当部分を示す。図1において、1aは送受信機、1bは送受信機、2aはアンテナ、2bはアンテナ、3aSAR(Synthetic Aperture Radar)画像再生手段、3bはSAR画像再生手段、4は位置あわせ手段、5は位相補正量算出手段としてのレンジ方向位相補正量算出手段、6は位相補正手段としてのレンジ方向位相補正手段、7は画像合成手段、8は表示手段である。
図1において、ここでは、2つの互いに異なる周波数帯域fa、fbを想定し、周波数帯域faで観測されたSAR画像の情報を第1の画像と呼び、周波数帯域fbで観測されたSAR画像の情報を第2の画像と呼ぶ。なお、互いに異なる周波数帯域は2つに限られるものではなく、3つ以上の場合にも、アンテナやSAR画像再生手段を3つ以上設けることを初めとして構成を拡張可能である。
図2は、位置あわせ手段4を詳細に示す構成図である。図2において、400aは絶対値算出手段、400bは絶対値算出手段、401aは2次元フーリエ変換手段、401bは2次元フーリエ変換手段、402は乗算手段、403は2次元逆フーリエ変換手段、404は最大値検出手段、405はレンジ・アジマス補正量算出手段、406はレンジ・アジマス補正手段である。
図3は、レンジ方向位相補正量算出手段5を詳細に示す構成図である。図3(a)、(b)において、500は周波数補正手段であり、図3(a)において、501は1−ノルム最小化手段であり、図3(b)において、501aはp−ノルム最大化手段である。
なお、この発明の実施の形態1による画像レーダ装置は、例えば地上面に沿って移動している衛星または航空機といったプラットホーム(図示せず)に搭載されている。または、アンテナ2a、2bおよび送受信機1a、1bがプラットホームに搭載され、SAR画像再生手段3a、3b〜表示手段8で構成される信号処理装置が地上に配置されるように構成しても良く、また、SAR画像再生手段3a、3bを初めとして、信号処理装置の一部がプラットホームに搭載されても良い。このとき、信号処理装置で処理される画像の情報は、プラットホームと地上間の通信手段で通知されるようにすれば良い。
次に動作について説明する。図1において、送受信機1a、1bは、異なる周波数帯域fa、fbの信号をアンテナ2a、2bにそれぞれ出力する。アンテナ2a、2bは、入力された信号をそれぞれ電波として送信し、この送信された信号は、目標、例えば地上面で反射され、アンテナ2a、2bで周波数帯域fa、fbの反射信号としてそれぞれ受信される。
なお、この発明の実施の形態1では、送受信でアンテナ2a、2bを兼用するモノスタティックレーダとして説明しているが、もちろん送受信で別のアンテナを用意したマルチスタティックレーダとして構成するようにしても良い。また、送受信される波動は電波に限られるものではなく、光波や音波といった波動に拡張可能であり、このとき、アンテナに代え、その波動に対応したセンサを用いるようにすれば良い。
図1において、アンテナ2a、2bで受信された周波数帯域fa、fbの反射信号は、送受信機1a、1bにそれぞれ出力され、送受信機1a、1bは、入力された信号に、信号増幅、検波、フィルタ等の処理を行い、SAR画像再生手段3a、3bにそれぞれ出力する。
SAR画像再生手段3a、3bは、入力された周波数帯域fa、fbの受信信号から第1の画像、第2の画像をそれぞれ再生する。このとき、SAR画像の再生アルゴリズムとして、例えば、「Ian G. Cumming,他, ”digital processing of synthetic aperture radar data,” 146〜157ページ,Artech House, 2005.」に開示されている「レンジドップラーアルゴリズム」、「チャープスケーリングアルゴリズム」、または、「Omega−Kアルゴリズム」を用いる。
ここで、同じ領域を観測したSAR画像であっても、撮像時刻や軌道のずれ等により第1の画像と第2の画像ではレンジ方向およびアジマス方向に位置ずれが生じる場合がある。そこで、第1の画像と第2の画像の位置を合わせるため、SAR画像再生手段3a、3bでそれぞれ再生された第1の画像、第2の画像は位置あわせ手段4へ出力される。もちろん、第1の画像、第2の画像間で位置ずれが生じない場合には、位置あわせ手段4は省略するようにしても良い。
図2において、位置あわせ手段4は、第1の画像と第2の画像の相関をとり、相互相関値が最大となる位置からレンジ方向の位置ずれおよびアジマス方向の位置ずれを推定する処理を行っている。以下、位置あわせ手段4における詳しい処理を説明する。
絶対値算出手段400a、400bは、第1の画像の絶対値、第2の画像の絶対値をそれぞれ算出する。2次元フーリエ変換手段401a、401bは、絶対値算出手段400a、400bから出力された第1の画像、第2の画像に対し、2次元フーリエ変換をそれぞれ行い周波数領域に変換する。
乗算手段402は、2次元フーリエ変換された第1の画像と第2の画像を周波数領域で乗算する。2次元逆フーリエ変換手段403は、乗算手段402で乗算された画像に対し2次元逆フーリエ変換を行う。最大値検出手段404は、2次元逆フーリエ変換後の画像の振幅の最大値を探索し検出する。レンジ・アジマス補正量算出手段405は、検出された最大値の位置からレンジ方向の位置ずれの補正量およびアジマス方向の位置ずれの補正量を算出する。レンジ・アジマス補正手段406は、算出されたレンジ方向の位置ずれの補正量およびアジマス方向の位置ずれの補正量を用いて第2の画像のレンジ方向の位置ずれおよびアジマス方向の位置ずれを補正する。
以上のような位置あわせ手段4の処理による第1の画像と第2の画像の位置あわせの精度は、1枚のSAR画像の分解能程度しかなく、複数のSAR画像を合成して距離分解能を向上するため、より精度の良い位相オーダーでの位置あわせが望ましい。そのため、レンジ方向位相補正量算出手段5は、第1の画像と第2の画像の位相補正量を算出する。以下、レンジ方向位相補正量算出手段5における詳しい処理を説明する。
図3(a)、(b)において、位置あわせ手段4による位置あわせ後の第1の画像と第2の画像をそれぞれI1[l,m]とI2[l,m]と表す。ただし、I1[l,m]とI2[l,m]は複素数であり、l、mはそれぞれレンジ方向、アジマス方向のサンプル点を示し、lは1〜L点、mは1〜M点とする。Lは自然数、Mは自然数である。
図3(a)、(b)において、第2の画像I2[l,m]は、第1の画像I1[l,m]とは異なる周波数帯域で観測されている。そのため、周波数補正手段500は、第2の画像I2[l,m]の周波数を補正する。周波数を補正された第2の画像をI'2[l,m]と表す。
次に、図3(a)において、1−ノルム最小化手段501は、式(1)に示すように、位相φについて探索し第1の画像I1[l,m]と第2の画像I'2[l,m]との合成画像の1−ノルムが最小となるような位相補正量αを求める。これにより、第1の画像I1[l,m]と第2の画像I'2[l,m]が最も良く一致するような位相補正量を求めることができる。
Figure 0005888153
または、図3(b)に示すように、レンジ方向位相補正量算出手段5において、1−ノルム最小化手段501に代えてp−ノルム最大化手段501aを備えるように構成するようにしても良い。このとき、p−ノルム最大化手段501aは、式(2)に示すように、第1の画像I1[l,m]と第2の画像I'2[l,m]との合成画像のp−ノルムが最大となるような位相補正量αを求める。ただし、pは2よりも大きい実数である。
Figure 0005888153
なお、式(2)を用いることにより、pを大きい値とするほど、式(1)を用いる場合に比べて、例えば位相補正量が小さいとき、より精度良く位相補正量を求めることが可能となる。
そして、図3(a)、(b)において、レンジ方向位相補正手段6は、第2の画像I'2[l,m]に対し、式(1)、(2)から求めた位相補正量αを用いて位相の補正を行う。
次に、図1において、画像合成手段7は、第1の画像I1[l,m]とレンジ方向位相補正手段6で位相補正された第2の画像I'2[l,m]とを合成し、高距離分解能化を行い、高距離分解能なSAR画像を得る。表示手段8は、この合成後の高距離分解能なSAR画像を画面に表示する。
また、図4は、この発明の実施の形態1による画像レーダ装置を説明するための説明図であり、図4(a)は、特許文献1に開示されている従来の画像レーダ装置の課題を説明し、図4(b)は、この発明の実施の形態1による画像レーダ装置の作用効果を説明するためのものである。なお、図において、互いに異なる周波数帯域fa、fbで観測されたSAR画像を周波数軸上で示し、説明の簡略化のため、1次元の周波数スペクトルを示している。
図4(a)において、特許文献1に開示されている従来の画像レーダ装置は、周波数帯域fa、fbで観測されたSAR画像に対してそれぞれ固有値解析を行い、信号数の推定を行い、その信号数を用いて信号モデルの推定を行う。その後、従来の画像レーダ装置は、周波数帯域fa、fbで非線形最小二乗法を用い、周波数帯域fa、fbの信号間の位相補正量の推定を行い、周波数帯域fa、fbで観測されたSAR画像の位相を補正して合成し、最後に、逆フーリエ変換を行い、高距離分解能なSAR画像を得る。しかし、従来の画像レーダ装置においては、図4(a)に示すように、信号数の推定に失敗すると、信号モデルが誤り、正しい位相補正量が推定されないことから、レンジ方向にずれて合成され、合成後のSAR画像に不要ピークによる偽像が発生し、画質の劣化が生じる場合があるという問題点があったのである。
これに対し、図4(b)において、この発明の実施の形態1による画像レーダ装置は、1−ノルム最小化またはp−ノルム最大化を用いて位相補正量の推定を行うことにより、信号数と信号モデルの推定を用いないで位相補正量を算出することが可能となり、正しい位相補正量が推定でき、レンジ方向にずれることなく合成され、不要ピークによる偽像を発生させずに高距離分解能化が可能となる。
以上のように、この発明の実施の形態1による画像レーダ装置においては、互いに異なる周波数帯域で観測された複数のSAR画像を合成し高距離分解能化を行うにあたり、合成画像の1−ノルムが最小となるような位相補正量または合成画像のp−ノルムが最大となるような位相補正量を求め、この求めた位相補正量で位相が補正されたSAR画像を合成するようにしている。これにより、互いに異なる周波数帯域で観測された複数のSAR画像の合成後の偽像を抑圧し、SAR画像としての画質改善を行うことができるという作用効果を奏する。
実施の形態2.
図5は、この発明の実施の形態2による画像レーダ装置を示す構成図である。なお、各図において、同一符号は同一または相当部分を示す。図5において、9は投影面補正手段であり、それ以外の構成は、図1に示した実施の形態1による画像レーダ装置と同じであるため、その動作も含めて説明を省略する。
次に動作について説明する。実施の形態1で説明したように同じ領域を観測したSAR画像であっても、第1の画像と第2の画像では、撮像時刻や軌道のずれ等によりレンジ方向の位置ずれおよびアジマス方向の位置ずれが生じる場合がある。さらに、撮像時刻や軌道のずれ等により投影面のずれも生じる場合がある。
そこで、図5において、投影面補正手段9は、SAR画像再生手段3a、3bでそれぞれ再生された第1の画像、第2の画像の投影面を一致させる処理を行う。この処理方法としては、例えば特開2009−52960号公報に記載された投影面補償手段が行う処理方法を用いる。次に、位置あわせ手段4は、投影面を一致させる処理が行われた第1の画像と第2の画像のレンジ方向の位置ずれおよびアジマス方向の位置ずれを補正する処理を行う。
以上のように、この発明の実施の形態2による画像レーダ装置においては、実施の形態1と同じ構成に加え、投影面補正手段を設け、第1の画像と第2の画像の投影面を一致させるようにしている。これにより、撮像時刻や軌道のずれ等により投影面のずれが生じる場合にも、実施の形態1と同様に、互いに異なる周波数帯域で観測された複数のSAR画像の合成後の偽像を抑圧し、SAR画像としての画質改善を行うことができるという作用効果を奏する。
なお、上述の実施の形態1、2によるレーダ装置では、互いに異なる2つの周波数帯域でそれぞれ観測された2つのSAR画像の合成の場合の実施例について説明したが、これに限られるものではなく、Nを2以上の自然数とし、N個のSAR画像の合成の場合に拡張可能である。例えば、第1の画像と第2の画像との位相補正および合成後の画像に対し、レンジ方向位相補正量算出手段5およびレンジ方向位相補正手段6により、第3の画像との位相補正および合成を行い、この処理を第Nの画像まで繰り返すように構成すれば、同様の作用効果を奏する。
1a、1b 送受信機、2a、2b アンテナ、3a、3b SAR(Synthetic Aperture Radar)画像再生手段、4 位置あわせ手段、5 レンジ方向位相補正量算出手段、6 レンジ方向位相補正手段、7 画像合成手段、8 表示手段、9 投影面補正手段、500 周波数補正手段、501 1−ノルム最小化手段、501a p−ノルム最大化手段。

Claims (6)

  1. 互いに異なる複数の周波数帯域の波動を複数のセンサでそれぞれ受信した複数の受信信号に基づいて画像を再生する画像レーダ装置であって、
    前記複数の受信信号に基づいてそれぞれ再生された複数の画像の位相φ変化させて合成し、この合成した画像の1−ノルムが最小となる前記φを位相補正量する位相補正量算出手段と、
    前記位相補正量算出手段で算出された位相補正量を用いて、前記複数の受信信号に基づいてそれぞれ再生された複数の画像の位相を補正する位相補正手段と、
    前記位相補正手段で位相が補正された複数の画像を合成する画像合成手段と、
    を備えたことを特徴とする画像レーダ装置。
  2. 互いに異なる複数の周波数帯域の波動を複数のセンサでそれぞれ受信した複数の受信信号に基づいて画像を再生する画像レーダ装置であって、
    前記複数の受信信号に基づいてそれぞれ再生された複数の画像の位相φ変化させて合成し、pを2よりも大きい実数とするとき、この合成した画像のp−ノルムが最大となる前記φを位相補正量する位相補正量算出手段と、
    前記位相補正量算出手段で算出された位相補正量を用いて、前記複数の受信信号に基づいてそれぞれ再生された複数の画像の位相を補正する位相補正手段と、
    前記位相補正手段で位相が補正された複数の画像を合成する画像合成手段と、
    を備えたことを特徴とする画像レーダ装置。
  3. 前記複数の受信信号に基づいてそれぞれ再生された複数の画像のレンジ方向およびアジマス方向の位置あわせを行う位置合わせ手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像レーダ装置。
  4. 前記複数の受信信号に基づいてそれぞれ再生された複数の画像の間の投影面のずれを補正する投影面補正手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像レーダ装置。
  5. 互いに異なる複数の周波数帯域の波動をそれぞれ受信した複数の受信信号に基づいて画像を再生する信号処理装置であって、
    前記複数の受信信号に基づいてそれぞれ再生された複数の画像の位相φ変化させて合成し、この合成した画像の1−ノルムが最小となる前記φを位相補正量する位相補正量算出手段と、
    前記位相補正量算出手段で算出された位相補正量を用いて、前記複数の受信信号に基づいてそれぞれ再生された複数の画像の位相を補正する位相補正手段と、
    前記位相補正手段で位相が補正された複数の画像を合成する画像合成手段と、
    を備えたことを特徴とする信号処理装置。
  6. 互いに異なる複数の周波数帯域の波動をそれぞれ受信した複数の受信信号から画像を再生する信号処理装置であって、
    前記複数の受信信号に基づいてそれぞれ再生された複数の画像の位相φ変化させて合成し、pを2よりも大きい実数とするとき、この合成した画像のp−ノルムが最大となる前記φを位相補正量する位相補正量算出手段と、
    前記位相補正量算出手段で算出された位相補正量を用いて、前記複数の受信信号に基づいてそれぞれ再生された複数の画像の位相を補正する位相補正手段と、
    前記位相補正手段で位相が補正された複数の画像を合成する画像合成手段と、
    を備えたことを特徴とする信号処理装置。
JP2012152271A 2012-07-06 2012-07-06 画像レーダ装置および信号処理装置 Active JP5888153B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012152271A JP5888153B2 (ja) 2012-07-06 2012-07-06 画像レーダ装置および信号処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012152271A JP5888153B2 (ja) 2012-07-06 2012-07-06 画像レーダ装置および信号処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014016185A JP2014016185A (ja) 2014-01-30
JP5888153B2 true JP5888153B2 (ja) 2016-03-16

Family

ID=50111007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012152271A Active JP5888153B2 (ja) 2012-07-06 2012-07-06 画像レーダ装置および信号処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5888153B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6324108B2 (ja) * 2014-02-25 2018-05-16 三菱電機株式会社 合成開口レーダ装置
CN107219524B (zh) * 2017-05-11 2020-01-07 西北工业大学 一种基于全局最小相位近似的sar成像优化方法
CA3230087A1 (en) 2021-11-18 2023-05-25 Tomoya Yamaoka Radar signal processing device, radar signal processing method, and target observation system

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6597304B2 (en) * 2001-07-27 2003-07-22 Veridian Erim International, Inc. System and method for coherent array aberration sensing
JP2005292882A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Remoto Sensing Technology Center Of Japan 画像補正処理システム
JP4595733B2 (ja) * 2005-08-02 2010-12-08 カシオ計算機株式会社 画像処理装置
JP2007225442A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Mitsubishi Electric Corp レーダ装置
JP2008003683A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像生成装置及びその方法並びに記録媒体
JP5579360B2 (ja) * 2007-08-24 2014-08-27 三菱電機株式会社 レーダ装置
JP5328491B2 (ja) * 2009-06-02 2013-10-30 三菱電機株式会社 レーダ画像処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014016185A (ja) 2014-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4924229A (en) Phase correction system for automatic focusing of synthetic aperture radar
JP5933295B2 (ja) 合成開口レーダ装置およびその移動目標検出方法
JP5197138B2 (ja) マルチスタティックレーダ装置
US10649080B2 (en) Passive non-linear synthetic aperture radar and method thereof
US11131741B2 (en) Method and apparatus for providing a passive transmitter based synthetic aperture radar
JP5089460B2 (ja) 伝搬遅延時間測定装置及びレーダ装置
CN110109102B (zh) 一种sar运动目标检测与速度估计的方法
JP5554018B2 (ja) 測角装置、モノパルス測角装置、モノパルスレーダ、マルチスタティックレーダ
CN105372657A (zh) 基于回波数据的视频合成孔径雷达运动补偿成像方法
CN110095787B (zh) 基于MEA和deramp的SAL全孔径成像方法
Qiu et al. An Omega-K algorithm with phase error compensation for bistatic SAR of a translational invariant case
WO2014092052A1 (ja) レーダ装置
JP5888153B2 (ja) 画像レーダ装置および信号処理装置
WO2017141352A1 (ja) 物体検出装置及びセンサ装置
CN113671495B (zh) 基于Zynq平台的太赫兹雷达探测系统以及方法
JP2010127771A (ja) 合成開口ソーナー、合成開口ソーナーの位相誤差補正方法及びプログラム
JP2010175457A (ja) レーダ装置
JP6312363B2 (ja) 合成開口レーダ装置
JP6573748B2 (ja) レーダ装置
JP4793240B2 (ja) 高分解能レーダ装置
JPWO2015166560A1 (ja) 測角装置及び測角方法
JP7166101B2 (ja) レーダシステム及びそのレーダ信号処理方法
JP2008256447A (ja) 移動目標検出装置
JP4131466B2 (ja) 画像レーダ装置及び超解像処理方法
CN110045374B (zh) 一种基于Chirp Scaling的多角度超长聚束SAR超分辨率成像算法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20140327

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150804

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160201

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5888153

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250