JP2003194134A - ストラットダンパ - Google Patents
ストラットダンパInfo
- Publication number
- JP2003194134A JP2003194134A JP2001398367A JP2001398367A JP2003194134A JP 2003194134 A JP2003194134 A JP 2003194134A JP 2001398367 A JP2001398367 A JP 2001398367A JP 2001398367 A JP2001398367 A JP 2001398367A JP 2003194134 A JP2003194134 A JP 2003194134A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mount
- bearing
- spring seat
- damper
- piston rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2202/00—Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
- B60G2202/30—Spring/Damper and/or actuator Units
- B60G2202/31—Spring/Damper and/or actuator Units with the spring arranged around the damper, e.g. MacPherson strut
- B60G2202/312—The spring being a wound spring
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/10—Mounting of suspension elements
- B60G2204/12—Mounting of springs or dampers
- B60G2204/128—Damper mount on vehicle body or chassis
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/40—Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
- B60G2204/418—Bearings, e.g. ball or roller bearings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/40—Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
- B60G2204/45—Stops limiting travel
- B60G2204/4502—Stops limiting travel using resilient buffer
Landscapes
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 マウントとベアリングとスプリングシートを
ピストンロッドに組付けるストラットダンパにおいて、
組付性を簡素化すること。 【解決手段】 ストラットダンパ１０において、マウン
ト３１にベアリング３２を結合して設けるとともに、該
ベアリング３２にスプリングシート１５を結合して設け
ることにより、マウント３１とベアリング３２とスプリ
ングシート１５を一体組付品としたもの。
ピストンロッドに組付けるストラットダンパにおいて、
組付性を簡素化すること。 【解決手段】 ストラットダンパ１０において、マウン
ト３１にベアリング３２を結合して設けるとともに、該
ベアリング３２にスプリングシート１５を結合して設け
ることにより、マウント３１とベアリング３２とスプリ
ングシート１５を一体組付品としたもの。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はストラットダンパに
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】ストラットダンパは、ダンパのピストン
ロッドに車体取付金具を備えたマウントを固定し、マウ
ントの下部にベアリングを介してスプリングシートを設
けている。
ロッドに車体取付金具を備えたマウントを固定し、マウ
ントの下部にベアリングを介してスプリングシートを設
けている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、マウン
トとベアリングとスプリングシートの３者を一体にして
いない。従って、ダンパの組付時には、ピストンロッド
にスプリングシートを入れ、次にベアリングを入れ、次
にマウントを入れ、これらをナットで固定しており、組
付けに多くの時間を要する。
トとベアリングとスプリングシートの３者を一体にして
いない。従って、ダンパの組付時には、ピストンロッド
にスプリングシートを入れ、次にベアリングを入れ、次
にマウントを入れ、これらをナットで固定しており、組
付けに多くの時間を要する。
【０００４】また、マウントとベアリングとスプリング
シートの３者を重ね合わせた状態にして組付けるとして
も、それらを単に重ね合せるものであるから、それらの
取付孔に芯ずれを生じてピストンロッドに入れにくく、
組付作業性が悪い。
シートの３者を重ね合わせた状態にして組付けるとして
も、それらを単に重ね合せるものであるから、それらの
取付孔に芯ずれを生じてピストンロッドに入れにくく、
組付作業性が悪い。
【０００５】本発明の課題は、マウントとベアリングと
スプリングシートをピストンロッドに組付けるストラッ
トダンパにおいて、組付性を簡素化することにある。
スプリングシートをピストンロッドに組付けるストラッ
トダンパにおいて、組付性を簡素化することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、ダン
パのピストンロッドにマウントを固定し、マウントの下
部にベアリングを介してスプリングシートを設けるスト
ラットダンパにおいて、ボールと上下のレースからなる
ボールベアリングであり、上下のレース又は保持部材に
より互いに係合していて分離しない構造のベアリングを
マウントに結合して設けるとともに、該ベアリングにス
プリングシートを結合して設けることにより、マウント
とベアリングとスプリングシートを一体組付品としたよ
うにしたものである。
パのピストンロッドにマウントを固定し、マウントの下
部にベアリングを介してスプリングシートを設けるスト
ラットダンパにおいて、ボールと上下のレースからなる
ボールベアリングであり、上下のレース又は保持部材に
より互いに係合していて分離しない構造のベアリングを
マウントに結合して設けるとともに、該ベアリングにス
プリングシートを結合して設けることにより、マウント
とベアリングとスプリングシートを一体組付品としたよ
うにしたものである。
【０００７】請求項２の発明は、請求項１の発明におい
て更に、前記マウントが備える車体取付金具に前記ベア
リングを結合して設けたようにしたものである。
て更に、前記マウントが備える車体取付金具に前記ベア
リングを結合して設けたようにしたものである。
【０００８】請求項３の発明は、請求項１又は２の発明
において更に、前記マウント又は前記スプリングシート
にバンプラバーを固定したようにしたものである。
において更に、前記マウント又は前記スプリングシート
にバンプラバーを固定したようにしたものである。
【０００９】
【作用】請求項１の発明によれば下記〜の作用があ
る。 マウントとベアリングとスプリングシートの３者を単
一のマウント組立体の形態とし、唯１工程でピストンロ
ッドに組付けできる。ダンパの組付過程での３者の間の
芯ずれを生じないし、部品の脱落も防ぎ、組付作業性を
向上できる。また、組付工数を少なくし、組付効率を向
上できる。
る。 マウントとベアリングとスプリングシートの３者を単
一のマウント組立体の形態とし、唯１工程でピストンロ
ッドに組付けできる。ダンパの組付過程での３者の間の
芯ずれを生じないし、部品の脱落も防ぎ、組付作業性を
向上できる。また、組付工数を少なくし、組付効率を向
上できる。
【００１０】マウントとベアリングとスプリングシー
トの３者を単一のマウント組立体として、上述の如く
に組付作業性を簡素化したから、ダンパの製造ラインで
構成部品の自動供給、自動組付が容易になる。
トの３者を単一のマウント組立体として、上述の如く
に組付作業性を簡素化したから、ダンパの製造ラインで
構成部品の自動供給、自動組付が容易になる。
【００１１】ベアリングとして、上下のレースが互い
に係合していて分離しないボールベアリングを用いるこ
とにより、マウントとスプリングシートをベアリングに
よって簡易に一体化できる。
に係合していて分離しないボールベアリングを用いるこ
とにより、マウントとスプリングシートをベアリングに
よって簡易に一体化できる。
【００１２】請求項２の発明によれば下記の作用があ
る。 マウントの車体取付金具にベアリングを結合し、この
ベアリングにスプリングシートを結合した。従って、懸
架ばねの荷重は、スプリングシート、ベアリング、車体
取付金具を介して全て車体に伝えられ、マウントのマウ
ントラバーには作用しない。従って、マウントラバーに
作用する荷重は、ピストンロッドの荷重のみとなり、マ
ウントラバーの耐久性を向上できる。
る。 マウントの車体取付金具にベアリングを結合し、この
ベアリングにスプリングシートを結合した。従って、懸
架ばねの荷重は、スプリングシート、ベアリング、車体
取付金具を介して全て車体に伝えられ、マウントのマウ
ントラバーには作用しない。従って、マウントラバーに
作用する荷重は、ピストンロッドの荷重のみとなり、マ
ウントラバーの耐久性を向上できる。
【００１３】請求項３の発明によれば下記の作用があ
る。 バンプラバーをマウント又はスプリングシートに固定
することにより、前述のマウントとベアリングとスプリ
ングシートの３者に更にバンプラバーを加えた単一のマ
ウント組立体を構成するものになり、ダンパの組付作業
性、組付効率を更に向上できる。
る。 バンプラバーをマウント又はスプリングシートに固定
することにより、前述のマウントとベアリングとスプリ
ングシートの３者に更にバンプラバーを加えた単一のマ
ウント組立体を構成するものになり、ダンパの組付作業
性、組付効率を更に向上できる。
【００１４】
【発明の実施の形態】図１は第１実施形態のストラット
ダンパを示す正面図、図２は図１の要部拡大断面図、図
３は第２実施形態の要部拡大断面図、図４は第３実施形
態の要部拡大断面図、図５はベアリングを示す模式図で
ある。
ダンパを示す正面図、図２は図１の要部拡大断面図、図
３は第２実施形態の要部拡大断面図、図４は第３実施形
態の要部拡大断面図、図５はベアリングを示す模式図で
ある。
【００１５】（第１実施形態）（図１、図２）
ストラットダンパ１０は、図１に示す如く、ダンパチュ
ーブ１１とピストンロッド１２と懸架ばね１３を有し、
ダンパチューブ１１の外周部には下スプリングシート１
４を取着し、ピストンロッド１２にマウント組立体３０
の構成部品たる上スプリングシート１５を取着し、懸架
ばね１３を下スプリングシート１４と上スプリングシー
ト１５の間に介装している。
ーブ１１とピストンロッド１２と懸架ばね１３を有し、
ダンパチューブ１１の外周部には下スプリングシート１
４を取着し、ピストンロッド１２にマウント組立体３０
の構成部品たる上スプリングシート１５を取着し、懸架
ばね１３を下スプリングシート１４と上スプリングシー
ト１５の間に介装している。
【００１６】ストラットダンパ１０は、ダンパチューブ
１１の下部に車輪取付金具１６を備え、ピストンロッド
１２に固定してあるマウント組立体３０の構成部品たる
マウント３１に車体取付金具１７を備え、車体取付金具
１７のフランジ１７Ａに取付ボルト１７Ｂを設けてあ
る。そして、ストラットダンパ１０は、懸架ばね１３に
より路面からの衝撃を吸収し、ダンパチューブ１１が内
蔵する減衰装置（不図示）により懸架ばね１３の伸縮振
動を制振する。
１１の下部に車輪取付金具１６を備え、ピストンロッド
１２に固定してあるマウント組立体３０の構成部品たる
マウント３１に車体取付金具１７を備え、車体取付金具
１７のフランジ１７Ａに取付ボルト１７Ｂを設けてあ
る。そして、ストラットダンパ１０は、懸架ばね１３に
より路面からの衝撃を吸収し、ダンパチューブ１１が内
蔵する減衰装置（不図示）により懸架ばね１３の伸縮振
動を制振する。
【００１７】尚、ストラットダンパ１０は、ダンパチュ
ーブ１１から突出しているピストンロッド１２まわりに
バンプラバー２１を備え、ダンパチューブ１１のピスト
ンロッド１２が貫通している軸封部まわりにバンプスト
ッパキャップ２２を固定し、ダンパ１０の最圧縮時にバ
ンプラバー２１が衝合する当接板２２Ａをバンプストッ
パキャップ２２に備える。
ーブ１１から突出しているピストンロッド１２まわりに
バンプラバー２１を備え、ダンパチューブ１１のピスト
ンロッド１２が貫通している軸封部まわりにバンプスト
ッパキャップ２２を固定し、ダンパ１０の最圧縮時にバ
ンプラバー２１が衝合する当接板２２Ａをバンプストッ
パキャップ２２に備える。
【００１８】しかるに、ストラットダンパ１０は、ピス
トンロッド１２の外端部に車体取付金具１７を備えたマ
ウント３１を固定し、マウント３１の下部にベアリング
３２を介して上スプリングシート１５を設けている。ダ
ンパ１０は、ステアリング操舵時に、タイロッド（不図
示）を介してダンパチューブ１１が回動するため、ベア
リング３２の存在により、ダンパチューブ１１に固定の
下スプリングシート１４の回動に懸架ばね１３と上スプ
リングシート１５をともにスムースに追従させて同期回
転させるものである。
トンロッド１２の外端部に車体取付金具１７を備えたマ
ウント３１を固定し、マウント３１の下部にベアリング
３２を介して上スプリングシート１５を設けている。ダ
ンパ１０は、ステアリング操舵時に、タイロッド（不図
示）を介してダンパチューブ１１が回動するため、ベア
リング３２の存在により、ダンパチューブ１１に固定の
下スプリングシート１４の回動に懸架ばね１３と上スプ
リングシート１５をともにスムースに追従させて同期回
転させるものである。
【００１９】マウント３１は、マウントラバー３１Ａの
外周部に前述の車体取付金具１７を組込み、マウントラ
バー３１Ａの内周部にカップ状のインナベース３１Ｂを
差込み、マウントラバー３１Ａの下部に添設せしめられ
る下ベース３１Ｃをインナベース３１Ｂの底面に溶接し
てある。
外周部に前述の車体取付金具１７を組込み、マウントラ
バー３１Ａの内周部にカップ状のインナベース３１Ｂを
差込み、マウントラバー３１Ａの下部に添設せしめられ
る下ベース３１Ｃをインナベース３１Ｂの底面に溶接し
てある。
【００２０】ベアリング３２は、図５（Ａ）に示す如
く、ボール３２Ａと上下のレース３２Ｂ、３２Ｃからな
るボールベアリングであり（図２）、上レース３２Ｂの
外縁１０１に下レース３２Ｃの外縁１０２を上から係合
させて上下に分離しない。これにより、マウント組立体
３０の後述する一体組付構造において、上スプリングシ
ート１５をベアリング３２の下レース３２Ｃに圧入する
等により組付けぶら下げてもベアリング３２は分解しな
い。
く、ボール３２Ａと上下のレース３２Ｂ、３２Ｃからな
るボールベアリングであり（図２）、上レース３２Ｂの
外縁１０１に下レース３２Ｃの外縁１０２を上から係合
させて上下に分離しない。これにより、マウント組立体
３０の後述する一体組付構造において、上スプリングシ
ート１５をベアリング３２の下レース３２Ｃに圧入する
等により組付けぶら下げてもベアリング３２は分解しな
い。
【００２１】ここで、ストラットダンパ１０にあって
は、図２に示す如く、マウント３１とベアリング３２と
上スプリングシート１５の３者を、予めマウント組立体
３０としている。即ち、マウント組立体３０は、マウン
ト３１の車体取付金具１７のフランジ１７Ａに設けた舌
片状取付部４１の内周部にベアリング３２の上レース３
２Ｂの環状取付部４２の外周部を直接的に圧入して設け
るとともに、ベアリング３２の下レース３２Ｃの筒状取
付部４３の外周部に上スプリングシート１５の筒状取付
部４４の内周部を直接的に圧入して設けることにより、
マウント３１とベアリング３２と上スプリングシート１
５の３者を一体組付品に小組みされたものである。
は、図２に示す如く、マウント３１とベアリング３２と
上スプリングシート１５の３者を、予めマウント組立体
３０としている。即ち、マウント組立体３０は、マウン
ト３１の車体取付金具１７のフランジ１７Ａに設けた舌
片状取付部４１の内周部にベアリング３２の上レース３
２Ｂの環状取付部４２の外周部を直接的に圧入して設け
るとともに、ベアリング３２の下レース３２Ｃの筒状取
付部４３の外周部に上スプリングシート１５の筒状取付
部４４の内周部を直接的に圧入して設けることにより、
マウント３１とベアリング３２と上スプリングシート１
５の３者を一体組付品に小組みされたものである。
【００２２】また、ストラットダンパ１０にあっては、
マウント３１の下ベース３１Ｃにバンプラバー２１の上
端部を抱持して固定している。そして、ダバンプラバー
２１の下端外周部にはダストカバー２３が一体成形さ
れ、このダストカバー２３をピストンロッド１２の周囲
からダンパチューブ１１の周囲に渡り延在している。
マウント３１の下ベース３１Ｃにバンプラバー２１の上
端部を抱持して固定している。そして、ダバンプラバー
２１の下端外周部にはダストカバー２３が一体成形さ
れ、このダストカバー２３をピストンロッド１２の周囲
からダンパチューブ１１の周囲に渡り延在している。
【００２３】従って、ストラットダンパ１０の組立手順
は以下の如くになる。 (1)ダンパチューブ１１の下スプリングシート１４の上
に懸架ばね１３を組込む。
は以下の如くになる。 (1)ダンパチューブ１１の下スプリングシート１４の上
に懸架ばね１３を組込む。
【００２４】(2)ピストンロッド１２の外端部にマウン
ト組立体３０を組込み、上スプリングシート１５の下に
懸架ばね１３を保持する状態で、マウント３１のインナ
ベース３１Ｂ、下ベース３１Ｃをピストンロッド１２の
小径段差部に係止し、これをワッシャ３３、ナット３４
で固定する。
ト組立体３０を組込み、上スプリングシート１５の下に
懸架ばね１３を保持する状態で、マウント３１のインナ
ベース３１Ｂ、下ベース３１Ｃをピストンロッド１２の
小径段差部に係止し、これをワッシャ３３、ナット３４
で固定する。
【００２５】尚、マウント組立体３０において、マウン
ト３１の車体取付金具１７とベアリング３２の上レース
３２Ｂの結合、ベアリング３２の下レース３２Ｃと上ス
プリングシート１５の結合は、圧入によらず、かしめ、
突起による係合等によるものでも良い。
ト３１の車体取付金具１７とベアリング３２の上レース
３２Ｂの結合、ベアリング３２の下レース３２Ｃと上ス
プリングシート１５の結合は、圧入によらず、かしめ、
突起による係合等によるものでも良い。
【００２６】また、スプリングシート１４、１５には懸
架ばね１３との間にスプリングシートラバーを介装して
も良い。また、スプリングシート１５と懸架ばね１３と
の間にダストカバーの取付端部を挟持しても良い。
架ばね１３との間にスプリングシートラバーを介装して
も良い。また、スプリングシート１５と懸架ばね１３と
の間にダストカバーの取付端部を挟持しても良い。
【００２７】本実施形態によれば以下の作用がある。
マウント３１とベアリング３２とスプリングシート１
５の３者を単一のマウント組立体３０の形態とし、唯１
工程でピストンロッド１２に組付けできる。ダンパ１０
の組付過程での３者の間の芯ずれを生じないし、部品の
脱落も防ぎ、組付作業性を向上できる。また、組付工数
を少なくし、組付効率を向上できる。
５の３者を単一のマウント組立体３０の形態とし、唯１
工程でピストンロッド１２に組付けできる。ダンパ１０
の組付過程での３者の間の芯ずれを生じないし、部品の
脱落も防ぎ、組付作業性を向上できる。また、組付工数
を少なくし、組付効率を向上できる。
【００２８】マウント３１とベアリング３２とスプリ
ングシート１５の３者を単一のマウント組立体３０とし
て、上述の如くに組付作業性を簡素化したから、ダン
パ１０の製造ラインで構成部品の自動供給、自動組付が
容易になる。
ングシート１５の３者を単一のマウント組立体３０とし
て、上述の如くに組付作業性を簡素化したから、ダン
パ１０の製造ラインで構成部品の自動供給、自動組付が
容易になる。
【００２９】ベアリング３２として、上下のレース３
２Ｂ、３２Ｃが互いに係合していて分離しないボールベ
アリング３２を用いることにより、マウント３１とスプ
リングシート１５をベアリング３２によって簡易に一体
化できる。
２Ｂ、３２Ｃが互いに係合していて分離しないボールベ
アリング３２を用いることにより、マウント３１とスプ
リングシート１５をベアリング３２によって簡易に一体
化できる。
【００３０】マウント３１の車体取付金具１７にベア
リング３２を結合し、このベアリング３２にスプリング
シート１５を結合した。従って、懸架ばね１３の荷重
は、スプリングシート１５、ベアリング３２、車体取付
金具１７を介して全て車体に伝えられ、マウント３１の
マウントラバー３１Ａには作用しない。従って、マウン
トラバー３１Ａに作用する荷重は、ピストンロッド１２
の荷重のみとなり、マウントラバー３１Ａの耐久性を向
上できる。
リング３２を結合し、このベアリング３２にスプリング
シート１５を結合した。従って、懸架ばね１３の荷重
は、スプリングシート１５、ベアリング３２、車体取付
金具１７を介して全て車体に伝えられ、マウント３１の
マウントラバー３１Ａには作用しない。従って、マウン
トラバー３１Ａに作用する荷重は、ピストンロッド１２
の荷重のみとなり、マウントラバー３１Ａの耐久性を向
上できる。
【００３１】バンプラバー２１をマウント３１に固定
することにより、前述のマウント３１とベアリング３２
とスプリングシート１５の３者に更にバンプラバー２１
を加えた単一のマウント組立体３０を構成するものにな
り、ダンパ１０の組付作業性、組付効率を更に向上でき
る。
することにより、前述のマウント３１とベアリング３２
とスプリングシート１５の３者に更にバンプラバー２１
を加えた単一のマウント組立体３０を構成するものにな
り、ダンパ１０の組付作業性、組付効率を更に向上でき
る。
【００３２】（第２実施形態）（図３）
第２実施形態が第１実施形態と異なる点は、ベアリング
３２をベアリング５１に代えたことにある。即ち、第２
実施形態にあっても、マウント３１にベアリング５１を
結合して設け、ベアリング５１に上スプリングシート１
５を結合して設けることにより、マウント３１とベアリ
ング５１と上スプリングシート１５を一体組付してマウ
ント組立体５０を構成した。
３２をベアリング５１に代えたことにある。即ち、第２
実施形態にあっても、マウント３１にベアリング５１を
結合して設け、ベアリング５１に上スプリングシート１
５を結合して設けることにより、マウント３１とベアリ
ング５１と上スプリングシート１５を一体組付してマウ
ント組立体５０を構成した。
【００３３】べアリング５１は、図５（Ｂ）に示す如
く、保持部材としての樹脂製上カバー５２の内部にボー
ルベアリング５３を内蔵し、上カバー５２の上面に設け
た係止突起５２Ａをマウント３１の車体取付金具１７の
フランジ１７Ａに設けた取付孔に挿入して直接的に係止
することにより、マウント３１に結合される。
く、保持部材としての樹脂製上カバー５２の内部にボー
ルベアリング５３を内蔵し、上カバー５２の上面に設け
た係止突起５２Ａをマウント３１の車体取付金具１７の
フランジ１７Ａに設けた取付孔に挿入して直接的に係止
することにより、マウント３１に結合される。
【００３４】また、ベアリング５１は、ボールベアリン
グ５３のボール５３Ａを挟む上下のレース５３Ｂ、５３
Ｃを有し、上レース５３Ｂは上カバー５２の内面に添設
し、上カバー５２の外縁２０１に下レース５３Ｃの外縁
２０２を上から係合させて上下に分離しない。そして、
ベアリング５１は、下レース５３Ｃの筒状取付部５４の
外周部に上スプリングシート１５の筒状取付部５５の内
周部を直接的に圧入することにより、上スプリングシー
ト１５と結合される。
グ５３のボール５３Ａを挟む上下のレース５３Ｂ、５３
Ｃを有し、上レース５３Ｂは上カバー５２の内面に添設
し、上カバー５２の外縁２０１に下レース５３Ｃの外縁
２０２を上から係合させて上下に分離しない。そして、
ベアリング５１は、下レース５３Ｃの筒状取付部５４の
外周部に上スプリングシート１５の筒状取付部５５の内
周部を直接的に圧入することにより、上スプリングシー
ト１５と結合される。
【００３５】尚、マウント３１とスプリングシート１５
の間に介装されるベアリングとして、上下のカバーの内
部にボールベアリングを内蔵し、上下のカバーの内面に
上下のレースを添設し、上下のカバーを互いに係合させ
て上下に分離しないようにしたものを用いることもでき
る。このとき、上カバーをマウント３１に結合し、下カ
バーにスプリングシート１５を結合することにてマウン
ト組立体を小組みできる。
の間に介装されるベアリングとして、上下のカバーの内
部にボールベアリングを内蔵し、上下のカバーの内面に
上下のレースを添設し、上下のカバーを互いに係合させ
て上下に分離しないようにしたものを用いることもでき
る。このとき、上カバーをマウント３１に結合し、下カ
バーにスプリングシート１５を結合することにてマウン
ト組立体を小組みできる。
【００３６】（第３実施形態）（図４）
第３実施形態が第１実施形態と異なる点は、ベアリング
３２をベアリング６１に代えたことにある。即ち、第３
実施形態にあっても、マウント３１にベアリング６１を
結合して設け、ベアリング６１に上スプリングシート１
５を結合して設けることにより、マウント３１とベアリ
ング６１と上スプリングシート１５を一体組付してマウ
ント組立体６０を構成した。
３２をベアリング６１に代えたことにある。即ち、第３
実施形態にあっても、マウント３１にベアリング６１を
結合して設け、ベアリング６１に上スプリングシート１
５を結合して設けることにより、マウント３１とベアリ
ング６１と上スプリングシート１５を一体組付してマウ
ント組立体６０を構成した。
【００３７】ベアリング６１は、図５（Ｃ）に示す如
く、ボール６１Ａと上レース６１Ｂからなるボールベア
リングであり、上レース６１Ｂの外縁３０１に上スプリ
ングシート１５の外縁に切欠形成した係止部１５Ａを上
から係止させて上下に分離しない。
く、ボール６１Ａと上レース６１Ｂからなるボールベア
リングであり、上レース６１Ｂの外縁３０１に上スプリ
ングシート１５の外縁に切欠形成した係止部１５Ａを上
から係止させて上下に分離しない。
【００３８】そして、ベアリング６１は、上レース６１
Ｂの環状取付部６２の外周部をマウント３１の車体取付
金具１７のフランジ１７Ａに設けた舌片状取付部６３の
内周部に直接的に圧入することにより、マウント３１に
結合される。また、ベアリング６１は、上レース６１Ｂ
の外縁と上スプリングシート１５の係止部１５Ａとの上
述の係止構造により、上スプリングシート１５と結合さ
れる。
Ｂの環状取付部６２の外周部をマウント３１の車体取付
金具１７のフランジ１７Ａに設けた舌片状取付部６３の
内周部に直接的に圧入することにより、マウント３１に
結合される。また、ベアリング６１は、上レース６１Ｂ
の外縁と上スプリングシート１５の係止部１５Ａとの上
述の係止構造により、上スプリングシート１５と結合さ
れる。
【００３９】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、バ
ンプラバーをスプリングシートに固定しても良い。
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、バ
ンプラバーをスプリングシートに固定しても良い。
【００４０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、マウント
とベアリングとスプリングシートをピストンロッドに組
付けるストラットダンパにおいて、組付性を簡素化する
ことができる。
とベアリングとスプリングシートをピストンロッドに組
付けるストラットダンパにおいて、組付性を簡素化する
ことができる。
【図１】図１は第１実施形態のストラットダンパを示す
正面図である。
正面図である。
【図２】図２は図１の要部拡大断面図である。
【図３】図３は第２実施形態の要部拡大断面である。
【図４】図４は第３実施形態の要部拡大断面図である。
【図５】図５はベアリングを示す模式図である。
１０ ストラットダンパ
１２ ピストンロッド
１５ スプリングシート
１７ 車体取付金具
２１ バンプラバー
３１ マウント
３２、５１、６１ ベアリング
３２Ａ ボール
３２Ｂ、３２Ｃ レース
Claims (3)
- 【請求項１】 ダンパのピストンロッドにマウントを固
定し、マウントの下部にベアリングを介してスプリング
シートを設けるストラットダンパにおいて、ボールと上
下のレースからなるボールベアリングであり、上下のレ
ース又は保持部材により互いに係合していて分離しない
構造のベアリングをマウントに結合して設けるととも
に、該ベアリングにスプリングシートを結合して設ける
ことにより、マウントとベアリングとスプリングシート
を一体組付品としたことを特徴とするストラットダン
パ。 - 【請求項２】 前記マウントが備える車体取付金具に前
記ベアリングを結合して設けた請求項１に記載のストラ
ットダンパ。 - 【請求項３】 前記マウント又は前記スプリングシート
にバンプラバーを固定した請求項１又は２に記載のスト
ラットダンパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001398367A JP2003194134A (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | ストラットダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001398367A JP2003194134A (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | ストラットダンパ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003194134A true JP2003194134A (ja) | 2003-07-09 |
Family
ID=27603814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001398367A Withdrawn JP2003194134A (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | ストラットダンパ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003194134A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100977458B1 (ko) * | 2008-11-14 | 2010-08-24 | 한국전기연구원 | 스프링-댐퍼 시스템을 구비한 터치다운 볼베어링 |
-
2001
- 2001-12-27 JP JP2001398367A patent/JP2003194134A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100977458B1 (ko) * | 2008-11-14 | 2010-08-24 | 한국전기연구원 | 스프링-댐퍼 시스템을 구비한 터치다운 볼베어링 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4188033B2 (ja) | 油圧緩衝機の取付構造 | |
| US11161472B2 (en) | Coupling device for the attachment of an airbag module to a vehicle steering wheel in an oscillatory manner | |
| US6814496B2 (en) | Suspension thrust bearing with retaining means | |
| JP2004245413A (ja) | サスペンションスラスト軸受装置 | |
| US7185873B2 (en) | Bracket mounting structure of propeller shaft | |
| JP4737898B2 (ja) | プロペラシャフトのブラケット取付構造 | |
| JP2006090409A (ja) | 防振ブッシュ | |
| JP2003065388A (ja) | 防振装置 | |
| JP2010048378A (ja) | ストラットマウント | |
| JP2003194134A (ja) | ストラットダンパ | |
| JP2005155808A (ja) | 油圧緩衝器の懸架ばね支持構造 | |
| JP2002031180A (ja) | ストラットダンパ | |
| JP2001140964A (ja) | 車両懸架装置におけるスプリングシートラバーの取付構造 | |
| US8997632B2 (en) | Cylinder apparatus and method of manufacturing cylinder apparatus | |
| JPH11123918A (ja) | ストラット取付構造 | |
| JP2002031181A (ja) | 油圧緩衝器のダストカバー取付構造 | |
| JPH05202846A (ja) | ポンプの支持構造 | |
| JP4156201B2 (ja) | 油圧緩衝器の懸架ばね脱落防止構造 | |
| JP2003042217A (ja) | ショックアブソーバ組付け構造 | |
| JP2000074126A (ja) | バンパーラバー | |
| JP2004100878A (ja) | ショックアブゾーバの弾性連結装置 | |
| JPH0442592Y2 (ja) | ||
| JP2003166591A (ja) | 防振マウント | |
| JP3649049B2 (ja) | ストラットアッパマウント構造 | |
| JP2003035333A (ja) | ストラットマウント |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040927 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20060406 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |