JP2003193627A - 屋根材 - Google Patents

屋根材

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JP2003193627A
JP2003193627A JP2001392613A JP2001392613A JP2003193627A JP 2003193627 A JP2003193627 A JP 2003193627A JP 2001392613 A JP2001392613 A JP 2001392613A JP 2001392613 A JP2001392613 A JP 2001392613A JP 2003193627 A JP2003193627 A JP 2003193627A
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JP
Japan
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roofing material
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rib
roofing
roof
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Application number
JP2001392613A
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English (en)
Inventor
Kazuya Matsumoto
和也 松本
Yasuhiro Sakamoto
康宏 阪本
Susumu Maekawa
進 前川
Kazumasa Fukutomi
和正 福冨
Takeya Kondo
健也 近藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で踏み割れ強度が強くしかも重厚感があ
り、施工の簡単な屋根材を提供するものである。 【解決手段】 屋根材本体1の横方向の各々の側端部に
下片部2と上片部3とからなる第一重合部4を有すると
ともに前側端部5を下段の屋根材6の後側端部7に重合
する第二重合部8とを設けて成る屋根材である。さら
に、この屋根材Aには、屋根材本体1の裏面側に野地板
9の上面に当接する高さの上下方向のリブ10を形成し
て成るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、矩形状をした屋根
材本体の横方向の各々の側端部及び前側端部を下段の屋
根材の後側端部に重合して葺設する屋根材に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来は、図8に示したように、矩形状を
したセメント板、木質板等からなる下段の平板屋根材2
0の横方向の側端部を当接させながら横方向(軒方向)
に連接し、この下段の平板屋根材20上に上段の平板屋
根材21を当接目地22の中心から等間隔に配置される
ように重合させ、この上段の平板屋根材21の横方向の
側端部を当接させながら横方向(軒方向)に下段の平板
屋根材20と同様に連接していくものである。さらに、
上段の平板屋根材21上に順次、棟方向に同様にして葺
設していくものである。
【0003】このような,平板屋根材20,21は厚さ
が9〜15mmしかないので、重厚感がないので、デザ
イン上重厚感のあるような平板屋根材を現出することが
できなかった。又,重厚感のあるようにするためには、
前端の厚みを厚くしなければならず、重量が増加し,屋
根上での施工作業がやりにくいという問題があった。そ
こで、軽量化材料を用いて平板屋根材20,21を製作
しなければならないという問題があった。
【0004】しかしながら、軽量化材料で屋根材を作ろ
うとすると踏み割れ強度を強くしなければ軽量化が図れ
ないという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点の
解決を目的とするものであり、軽量で踏み割れ強度が強
くしかも重厚感があり、施工の簡単な屋根材を提供する
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
屋根材は、矩形状をした屋根材本体の横方向の各々の側
端部に下片部と上片部とからなる第一重合部を有すると
ともに前側端部を下段の屋根材の後側端部に重合する第
二重合部とを設けて成る屋根材において、屋根材本体の
裏面側に野地板上面に当接する高さの上下方向のリブを
形成して成るものである。
【0007】したがって、軽量で踏み割れ強度が強くし
かも重厚感があり、施工の簡単な屋根材を得ることがで
きる。
【0008】本発明の請求項2記載の屋根材は、請求項
1記載の屋根材本体の裏面側に設けられたリブが、手折
切断可能としていることを特徴とする。
【0009】したがって、リブを桟木等に合うように現
場で折って切断施工できるので、簡便である。
【0010】本発明の請求項3記載の屋根材は、請求項
1又は請求項2記載の屋根材本体の裏面側に設けられた
リブが、野地板上面に当接する高さの上下方向のリブを
形成するとともに左右方向にも補強リブを形成すること
を特徴とする。
【0011】したがって、リブを縦横に配設しているの
で、踏み割れ強度が増大するとともに軽量化が図れる。
【0012】本発明の請求項4記載の屋根材は、請求項
1乃至請求項3記載のいづれか1項記載の屋根材本体が
樹脂で形成されているので、デザイン上、重厚感があ
り、踏み割れ強度が強く,軽量化の図れる屋根材を現出
することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1乃至図6は、請求項1乃至請
求項4に係る発明に対応する一実施形態の屋根材を示す
図で以下に説明する。
【0014】図1及び図4において、Aは矩形状をした
屋根材本体1の横方向の各々の側端部に下片部2と上片
部3とからなる第一重合部4を有するとともに前側端部
5を下段の屋根材6の後側端部7に重合する第二重合部
8とを設けて成る屋根材である。さらに、この屋根材A
には、屋根材本体1の裏面側に野地板9の上面に当接す
る高さの上下方向のリブ10を形成して成るものであ
る。この屋根材Aの上下方向のリブ10は、桟木等をク
ロスして載置する際に、この桟木等で屋根材本体1が浮
かないように切り込みを入れるようにしている。この切
り込みを入れる際に,リブ10を指で折れるように手折
切断可能としている。この屋根材Aの屋根材本体1の後
側端部7の上面に形成された突出部11は、縦断面矩形
状をしており横方向に連設している。この突出部11は
雨水の浸入を防止するようにすれば良いので縦断面形状
は三角形状、楕円形状であっても良い。
【0015】さらに、屋根材本体1の前側端部5の裏面
側に形成されている垂下片12が、横方向に連設されて
いるものであって、縦断面形状は、四角形状、三角形
状、楕円形状であっても良い。要するに、雨水や火事等
で発生する炎の進入を防止するように形成すれば良い。
このとき、図5はB−B縦断面であって、上下方向のリ
ブ10である。このリブ10は、縦断面形状は三角形
状、四角形状、楕円形状であっても良く、要するに野地
板上面に当接する高さに設定すれば良いものである。
【0016】又,図6のように、矩形状をした屋根材本
体1の横方向の各々の側端部に設けられている下片部2
は、屋根材の底面を外方に延出して形成された複数本の
立設片13を形成しており、この立設片13は屋根材本
体1の上面の肉厚より低く設定させていれば良いもので
ある。この下片部2に重合される上片部3は、屋根材本
体1の側端部上面を外方に延出させ、先端部を下方に屈
曲して挿入片14を下片部2の立設片13、13に挿入
して第一重合部4を形成したものである。
【0017】又、屋根材本体1の前側端部5裏面側に形
成されている垂下片12が、複数本横方向に連設されて
いることにより、より雨仕舞い性や、防火性が向上す
る。又、屋根材本体1の前側端部5は、高く形成されて
いて上下段の屋根材A1、A2を重合する際にデザイン
上重厚感のあるように成形されている。このように、下
段の屋根材A1の後側端部7の上面に形成された突出部
11を被装するようにして、上段の屋根材A2の前側端
部5の裏面側に形成されている垂下片12が前方に配設
されるように重合して第二重合部8を形成する。
【0018】このとき、図7に示したように、桟木上に
下段の屋根材A1を載置する際に、屋根材A1の裏面に
設けられている上下方向のリブ10の斜線部分Xを指で
折って載置する。したがって、リブ10を桟木等に合う
ように現場で折って切断施工できるので簡便である。
【0019】このとき、屋根材本体1の裏面側に設けら
れたリブ10が、野地板上面に当接する高さの上下方向
のリブ10を形成するとともに左右方向にも補強リブ1
5を形成すれば、リブ10と補強リブ15とによって縦
横のリブ10、15よる区画が形成され、踏み割れ強度
が増大する。又、樹脂製のために軽量化が図れるととも
に防火区画が形成されるので、火事等により炎が接触し
ても延焼しにくいものである。
【0020】尚,この屋根材Aは、塩化ビニール樹脂、
アクリル樹脂、ポリカーボネート等の樹脂で射出成形や
注型等により製造すれば良いものであるが,屋根材Aと
しては、不燃性や強度を向上させるためにガラス繊維や
スチール繊維、ガラスビーズ、炭酸カルシウム等の不燃
材料を充填材として適宜配合すれば良い。そして、重厚
感のある形状を現出させ、軽量化及び強度の大なる屋根
材Aを作ることが可能となる。
【0021】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の屋
根材は、矩形状をした屋根材本体の横方向の各々の側端
部に下片部と上片部とからなる第一重合部を有するとと
もに前側端部を下段の屋根材の後側端部に重合する第二
重合部とを設けて成る屋根材において、屋根材本体の裏
面側に野地板上面に当接する高さの上下方向のリブを形
成しているので、軽量で踏み割れ強度が強くしかも重厚
感があり、施工の簡単な屋根材を得ることができる。
【0022】本発明の請求項2記載の屋根材は、屋根材
本体の裏面側に設けられたリブが、手折切断可能となっ
ているので、リブを桟木等に合うように現場で折って切
断施工できるので、簡便である。
【0023】本発明の請求項3記載の屋根材は、屋根材
本体の裏面側に設けられたリブが、野地板上面に当接す
る高さの上下方向のリブを形成するとともに左右方向に
も補強リブを形成しているので、リブを縦横に配設する
こととなり、踏み割れ強度が増大するとともに軽量化が
図れる。
【0024】本発明の請求項4記載の屋根材は、屋根材
本体が樹脂で形成されているので、デザイン上、重厚感
があり、踏み割れ強度が強く,軽量化が図れる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の屋根材の背面図である。
【図2】本発明の図1で示した屋根材の側端面から見た
側面図である。
【図3】本発明の図1で示した屋根材の後ろから見た側
面図である。
【図4】本発明の図1で示した屋根材のA−A縦断面図
である。
【図5】本発明の図1で示した屋根材のB−B縦断面図
である。
【図6】本発明の図1で示した屋根材のC−C縦断面図
である。
【図7】本発明のリブの手折切断部を示す縦断面図であ
る。
【図8】従来の平板屋根材の重合状態を示す要部の平面
図である。
【符号の説明】
A 屋根材 1 屋根材本体 2 下片部 3 上片部 4 第一重合部 5 前側端部 7 後側端部 8 第二重合部 9 突出部 10 リブ 11 突出部 12 垂下片 13 立設片 14 挿入片 15 補強リブ
フロントページの続き (72)発明者 前川 進 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 福冨 和正 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 近藤 健也 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状をした屋根材本体の横方向の各々
    の側端部に下片部と上片部とからなる第一重合部を有す
    るとともに前側端部を下段の屋根材の後側端部に重合す
    る第二重合部とを設けて成る屋根材において、屋根材本
    体の裏面側に野地板上面に当接する高さの上下方向のリ
    ブを形成して成る屋根材。
  2. 【請求項2】 上記屋根材本体の裏面側に設けられたリ
    ブが、手折切断可能としていることを特徴とする請求項
    1記載の屋根材。
  3. 【請求項3】 上記屋根材本体の裏面側に設けられたリ
    ブが、野地板上面に当接する高さの上下方向のリブを形
    成するとともに左右方向にも補強リブを形成することを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の屋根材。
  4. 【請求項4】 上記屋根材本体が樹脂で形成されたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項3記載のいづれか1項
    記載の屋根材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013032699A (ja) * 2004-03-11 2013-02-14 Davinci Roofscapes Llc 連結用のウォーターダイバータタブを備えた屋根板

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