JP3693012B2 - 屋根材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、矩形状をした屋根材本体の横方向の各々の側端部及び前側端部を下段の屋根材の後側端部に重合して葺設する屋根材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、図9に示したように、矩形状をしたセメント板、木質板等からなる下段の平板屋根材20の横方向の側端部を当接させながら横方向(軒方向)に連接し、この下段の平板屋根材20上に上段の平板屋根材21を当接目地22の中心から等間隔に配置されるように重合させ、この上段の平板屋根材21の横方向の側端部を当接させながら横方向(軒方向)に下段の平板屋根材20と同様に連接していくものである。さらに、上段の平板屋根材21上に順次、棟方向に同様にして葺設していくものである。
【0003】
このような,平板屋根材20,21は厚さが9〜15mmしかないので、重厚感がないので、デザイン上重厚感のあるような平板屋根材を現出することができなかった。又,重厚感のあるようにするためには、前端の厚みを厚くしなければならず、重量が増加し,屋根上に平板屋根材20,21に積載する際に、滑りが生じて施工作業がやりにくいという問題があった。そこで、軽量化材料を用いて滑りにくい平板屋根材20,21を製作しなければならないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点の解決を目的とするものであり、軽量で屋根面で滑りにくくしかも重厚感があり、施工の簡単な屋根材を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の屋根材は、矩形状をした屋根材本体の横方向の各々の側端部に下片部と上片部とからなる第一重合部を有するとともに前側端部を下段の屋根材の後側端部に重合する第二重合部とを設けて成る屋根材において、屋根材本体の裏面側に野地板上面に当接する高さの上下方向のリブを形成するとともにリブの背面に滑り防止部を設けたことを特徴とするものである。
【0006】
したがって、軽量で屋根面で滑りにくくしかも重厚感があり、施工の簡単な屋根材を得ることができる。
【0007】
本発明の請求項2記載の屋根材は、請求項1記載の屋根材本体のリブの背面に設けられた滑り防止部が、凹凸形状に形成することを特徴とする。
【0008】
したがって、リブの背面の滑り防止部が、凹凸形状に形成されるので、屋根面から滑りにくくなり安全であるとともに、一体成形が可能となるので簡単に成形が可能となる。しかも、リブを桟木等に合うように現場で折って切断施工できるので、簡便である。
【0009】
本発明の請求項3記載の屋根材は、請求項1記載の屋根材本体のリブの背面に設けられた滑り防止部が、ゴムシートを貼着することを特徴とすることを特徴とする。
【0010】
したがって、リブの背面の滑り防止部にゴムシートを貼着しているので、屋根面から滑りにくいので安全である。
【0011】
本発明の請求項4記載の屋根材は、請求項1乃至請求項3記載のいづれか1項記載の屋根材本体が樹脂で形成されているので、デザイン上、重厚感があり、踏み割れ強度が強く,軽量化の図れる屋根材を現出することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1乃至図6は、請求項1乃至請求項4に係る発明に対応する一実施形態の屋根材を示す図で以下に説明する。
【0013】
図1及び図4において、Aは矩形状をした屋根材本体1の横方向の各々の側端部に下片部2と上片部3とからなる第一重合部4を有するとともに前側端部5を下段の屋根材6の後側端部7に重合する第二重合部8とを設けて成る屋根材である。さらに、この屋根材Aには、屋根材本体1の裏面側に野地板9の上面に当接する高さの上下方向のリブ10を形成して成るものである。この屋根材Aの上下方向のリブ10は、桟木等をクロスして載置する際に、この桟木等で屋根材本体1が浮かないように切り込みを入れるようにしている。この切り込みを入れる際に,リブ10を指で折れるように手折切断可能としている。この屋根材Aの屋根材本体1の後側端部7の上面に形成された突出部11は、縦断面矩形状をしており横方向に連設している。この突出部11は雨水の浸入を防止するようにすれば良いので縦断面形状は三角形状、楕円形状であっても良い。
【0014】
さらに、屋根材本体1の前側端部5の裏面側に形成されている垂下片12が、横方向に連設されているものであって、縦断面形状は、四角形状、三角形状、楕円形状であっても良い。要するに、雨水や火事等で発生する炎の進入を防止するように形成すれば良い。このとき、図5はB−B縦断面であって、上下方向のリブ10である。このリブ10は、縦断面形状は三角形状、四角形状、楕円形状であっても良く、要するに野地板9の上面に当接する高さに設定すれば良いものである。
【0015】
この屋根材本体の上下方向のリブ10の背面に設けられた滑り防止部13が、樹脂の射出成形と同時に凹凸部14に形成している。そして、この凹凸部14は、図7に示した一実施形態のように、三角形状に複数個リブ10に対して直交するように形成されている。この凹凸部14は、点状突起状や針状に形成してもよく、要するに屋根面から滑りにくくなる形状に設定すればよいものである。このとき、前側端部5の背面にもけられたリブ10は、薄肉に形成され現場で指により折り曲げ切断可能にすれば、野地板9に釘打ちされる桟木15を避けて施工が可能となり、現場での切断作業が簡便となる。さらに、図8に示した異なる実施形態のように、この滑り防止部13は、ブチルゴム、ウレタンゴム等でできたゴムシート16を屋根材本体1の上下方向のリブ10の背面に貼着してもよい。このゴムシート16により摩擦力が大となるので、確実に滑りにくくなる。
【0016】
又,図6のように、矩形状をした屋根材本体1の横方向の各々の側端部に設けられている下片部2は、屋根材の底面を外方に延出して形成された複数本の立設片17を形成しており、この立設片17は屋根材本体1の上面の肉厚より低く設定させていれば良いものである。この下片部2に重合される上片部3は、屋根材本体1の側端部上面を外方に延出させ、先端部を下方に屈曲して挿入片18を下片部2の立設片17、17に挿入して第一重合部4を形成したものである。尚、屋根材本体の上下方向のリブ10の背面に設けられた滑り防止部13は、左右方向に設けられた補強リブ19にも形成してもよい。
【0017】
又、屋根材本体1の前側端部5の裏面側に形成されている垂下片12が、複数本横方向に連設されていることにより、より雨仕舞い性や、防火性が向上する。又、屋根材本体1の前側端部5は、高く形成されていて上下段の屋根材A1、A2を重合する際にデザイン上重厚感のあるように成形されている。このように、下段の屋根材A1の後側端部7の上面に形成された突出部11を被装するようにして、上段の屋根材A2の前側端部5の裏面側に形成されている垂下片12が前方に配設されるように重合して第二重合部8を形成する。
【0018】
このとき、図4に示したように、桟木15上に下段の屋根材A1を載置する際に、屋根材A1の裏面に設けられている上下方向のリブ10の斜線部分Xを指で折って載置する。したがって、リブ10を桟木等に合うように現場で折って切断施工できるので簡便である。
【0019】
このとき、屋根材本体1の裏面側に設けられたリブ10が、野地板上面に当接する高さの上下方向のリブ10を形成すればよい。このリブ10の背面には、滑り防止部13が設けられているので、施工時に屋根面上に積載した屋根材Aが落下することもない。
【0020】
尚,この屋根材Aは、塩化ビニール樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート等の樹脂で射出成形や注型等により製造すれば良いものであるが,屋根材Aとしては、不燃性や強度を向上させるためにガラス繊維やスチール繊維、ガラスビーズ、炭酸カルシウム等の不燃材料を充填材として適宜配合すれば良い。そして、重厚感のある形状を現出させ、軽量化及び強度の大なる屋根材Aを作ることが可能となる。
【0021】
【発明の効果】
上述の如く、本発明の請求項1記載の屋根材は、矩形状をした屋根材本体の横方向の各々の側端部に下片部と上片部とからなる第一重合部を有するとともに前側端部を下段の屋根材の後側端部に重合する第二重合部とを設けて成る屋根材において、屋根材本体の裏面側に野地板上面に当接する高さの上下方向のリブを形成するとともにリブの背面に滑り防止部を設けているので、軽量で屋根面で滑りにくくしかも重厚感があり、施工の簡単な屋根材を得ることができる。
【0022】
本発明の請求項2記載の屋根材は、リブの背面の滑り防止部が、凹凸形状に形成されるので、屋根面から滑りにくくなり安全であり、一体成形が可能となるので簡単に成形が可能となる。
【0023】
本発明の請求項3記載の屋根材は、屋根材本体のリブの背面に設けられた滑り防止部に、ゴムシートを貼着しているので、屋根面から滑りにくいので安全である。
【0024】
本発明の請求項4記載の屋根材は、屋根材本体が樹脂で形成されているので、デザイン上、重厚感があり、踏み割れ強度が強く,軽量化が図れる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の屋根材の背面図である。
【図2】本発明の図1で示した屋根材の側端面から見た側面図である。
【図3】本発明の図1で示した屋根材の後ろから見た側面図である。
【図4】本発明の図1で示した屋根材のA−A縦断面図である。
【図5】本発明の図1で示した屋根材のB−B縦断面図である。
【図6】本発明の図1で示した屋根材のC−C縦断面図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るリブの背面を示す要部を示す背面から見た斜視図である。
【図8】本発明の異なる実施形態に係るリブの背面を示す要部を示す背面から見た斜視図である。
【図9】従来の平板屋根材の重合状態を示す要部の平面図である。
【符号の説明】
A 屋根材
1 屋根材本体
2 下片部
3 上片部
4 第一重合部
5 前側端部
7 後側端部
8 第二重合部
9 野地板
10 リブ
11 突出部
12 垂下片
13 滑り防止部
14 凹凸部
15 桟木
16 ゴムシート
17 立設片
18 挿入片
19 補強リブ

Claims (4)

  1. 矩形状をした屋根材本体の横方向の各々の側端部に下片部と上片部とからなる第一重合部を有するとともに前側端部を下段の屋根材の後側端部に重合する第二重合部とを設けて成る屋根材において、屋根材本体の裏面側に野地板上面に当接する高さの上下方向のリブを形成するとともにリブの背面に滑り防止部を設けたことを特徴とする屋根材。
  2. 上記屋根材本体のリブの背面に設けられた滑り防止部が、凹凸形状に形成することを特徴とする請求項1記載の屋根材。
  3. 上記屋根材本体のリブの背面に設けられた滑り防止部が、ゴムシートを貼着することを特徴とする請求項1記載の屋根材。
  4. 上記屋根材本体が樹脂で形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載のいづれか1項記載の屋根材。
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