JP2003192829A - 無機質成分を含有する有機樹脂材の熱分解処理方法とその施設 - Google Patents

無機質成分を含有する有機樹脂材の熱分解処理方法とその施設

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JP2003192829A JP2001393713A JP2001393713A JP2003192829A JP 2003192829 A JP2003192829 A JP 2003192829A JP 2001393713 A JP2001393713 A JP 2001393713A JP 2001393713 A JP2001393713 A JP 2001393713A JP 2003192829 A JP2003192829 A JP 2003192829A
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Yoshiyuki Kashiwagi
佳行 柏木
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Silicon Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機樹脂材に含有する無機質成分を安全に回
収及び再利用すること。 【解決手段】 無機質成分を含有する有機樹脂材からな
る被処理物を、低酸素雰囲気中にて外部加熱により加熱
処理して、有機樹脂成分を分解除去し、無機質成分を回
収する。具体的には、無機質成分を含有する有機樹脂材
からなる被処理物を低酸素雰囲気中にて外部加熱により
熱分解する分解炉1,2を備えた加熱処理装置と、加熱
処理装置での熱分解で発生したガスが供給され該ガスを
燃焼処理する分解ガス燃焼炉3と、加熱処理装置から供
給された処理物から無機質成分を含む残渣を回収する手
段5と、を備える。尚、無機質成分を含む残渣を燃焼し
て含有する可燃成分を燃焼除去する燃焼手段として、ガ
ス燃焼処理炉6を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリカなどの無機
質粒子を含有する有機樹脂材(例えば、エポキシ樹脂モ
ールド品など)を熱分解処理して有機成分を除去して無
機質粒子を回収し再利用化を図る熱分解処理処理方法と
その施設に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気絶縁物または構造材としてエポキシ
樹脂は一般的に使用されている。この種のエポキシ樹脂
成型品の構成成分としては、エポキシ樹脂及び硬化剤の
他に硬化物の膨張係数を下げて低応力化を図るためにシ
リカ(二酸化ケイ素)粉末などの無機質剤が混合されて
いる。
【0003】エポキシ樹脂は、ビスフェノールA等の内
分泌攪乱物質を含むことから処理は安全に且つ確実に行
うことが重要である。
【0004】一方、シリカ粉末は、平均粒径10μm
(粒径分布は1〜200μm)の微粉末であり、その用
途は広く、精密機器材料や建築材料として有用なもので
ある。
【0005】エポキシ樹脂品などの樹脂系廃棄物は、一
般的には、破砕し、顆粒状にして高炉などの燃料として
利用されているが、ダイオキシン類や先の内分泌攪乱物
質の発生源物質ともなる。
【0006】ところで、エポキシ樹脂成型品の樹脂成分
の再利用技術としては、熱分解によりエポキシ液状物を
回収するものとして特開平8−85736号が知られて
いる。これによると、樹脂の熱分解は樹脂が340〜9
00℃の温度範囲内、特に350〜450℃に加熱する
ことが好ましく、酸素雰囲気で加熱すると、510〜5
40℃で燃焼反応が起こるので、500℃以下で加熱す
ることが望ましいとされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】エポキシ樹脂成型品に
は、用途に富むシリカなどの無機成分が多量(50〜8
0%)に含まれている。
【0008】しかしながら、エポキシ樹脂成型品等の有
機樹脂材に含有する無機質成分を回収する技術は未だ確
立されておらず、特に、先の特開平8−85736号の
ような手段は、酸素雰囲気で加熱しているのでダイオキ
シン類を発生させたり、また内分泌攪乱物質を残留させ
たりする恐れがある。
【0009】本発明は、かかる事情に鑑みなされたもの
で、その目的は、有機樹脂成型品等の有機樹脂材に含ま
れているシリカ等の無機質成分を安全に回収及び再利用
することを図った無機質成分を含む有機樹脂材の熱分解
処理方法と処理施設の提供にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】発明者は、低酸素雰囲気
中にて、破砕したエポキシ樹脂品等の有機樹脂材を外部
加熱により熱分解(乾留)処理することで、有機樹脂成
分を分解除去し、当該樹脂材に含まれる無機成分を回収
することを見出した。
【0011】すなわち、本発明の無機質成分を含有する
有機樹脂材の熱分解処理方法は、無機質成分を含む有機
樹脂材の被処理物を低酸素雰囲気中にて外部加熱により
熱分解(乾留)処理することで有機樹脂成分を分解除去
し、無機成分を回収することを特徴とするものである。
【0012】ここで、被処理物が塩素成分を含有する場
合には、加熱により分解析出した塩素と接触反応して無
害な塩化物を生成する薬剤を添加して加熱するとよい。
この脱塩素剤は、1〜100μmの粉末で、平均粒径は
数μm以下が効果的であり、樹脂の含む塩素成分量に起
因するが、被処理物に対して例えば1〜30重量%添加
混合される。
【0013】脱塩素剤は、塩素と接触反応して無害な塩
化物に置換生成する薬剤である。例えば、発明者らが先
に出願している、アルカリ金属、アルカリ金属化合物、
アルカリ土類金属、アルカリ土類金属化合物中の少なく
とも1種類を選択または2種類以上を混合したものが有
効である。
【0014】アルカリ金属化合物としては、例えば、リ
チウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム
またはフランシウムの酸化物、水酸化物、炭酸水素塩、
炭酸塩、ケイ酸塩、アルミン酸塩、硝酸塩または硫酸塩
等が挙げられる。
【0015】具体的なアルカリ金属化合物の処理剤とし
ては、例えば、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、
セスキ炭酸ナトリウム、天然ソーダ、炭酸カリウム、炭
酸水素カリウム、炭酸ナトリウムカリウム、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム等が挙げられる。尚、炭酸水素
ナトリウムは、酸性炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム
または重炭酸ソーダと別称される。炭酸ナトリウムは、
炭酸ソーダ、ソーダ、ソーダ灰、洗濯ソーダまたは結晶
ソーダと別称される。セスキ炭酸ナトリウムは、二炭酸
一水素ナトリウム、三二炭酸水素ナトリウムまたはナト
リウムセスキカーボネートと別称される。天然ソーダ
は、トロナと別称される。
【0016】また、アルカリ土類金属化合物としては、
例えば、カルシウム、ストロンチウム、バリウムまたは
ラジウムの酸化物、水酸化物、炭酸水素塩または炭酸塩
等が挙げられる。
【0017】具体的なアルカリ金属化合物の処理剤とし
ては、例えば、石灰(CaO)、消石灰(Ca(OH)
2)、炭酸カリウム(CaCO3)またはドロマイド(C
aCO3・MgCO3)等が挙げられる。
【0018】そして、当該熱分解処理方法を実施するた
めに、本発明の熱分解処理施設は、無機質成分を含有す
る有機樹脂材からなる被処理物を低酸素雰囲気中にて外
部加熱により熱分解する加熱処理装置と、加熱処理装置
での熱分解で発生したガスが供給され、このガスを燃焼
処理する分解ガス燃焼炉と、加熱処理装置から供給され
た処理物から無機質成分を含む残渣を回収する手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0019】ここで、分解した有機樹脂成分を含むガス
は分解ガス燃焼炉で燃焼している。
【0020】尚、当該熱分解処理施設には、無機質成分
を含む残渣を燃焼して含有する可燃成分を燃焼除去する
燃焼手段が具備される場合がある。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図面を
参照しながら説明する。
【0022】図1及び2は、本発明の熱分解処理方法を
実施する熱分解処理施設の一形態を示した概略図であ
る。尚、本発明は、この形態に限定されるものではな
い。
【0023】当該熱分解処理施設は、第一分解炉1と第
二分解炉2と熱風炉3とを備える。本実施形態において
は、第一分解炉1と第二分解炉2を上下2段に配置し被
処理物を乾留処理するような構成の熱分解処理装置を備
えている。すなわち、図1に示されたように、第一分解
炉1と第二分解炉2は、第二分解炉2の供給口側が第一
分解炉1の排出口側と連絡するように二段配置される。
そして、第一分解炉1の排出口側と第二分解炉2の供給
口側には、これら排出口側と供給口側を覆って連通する
連通ダクト13が設けられ、第一分解炉1で加熱処理し
た被処理物を第二分解炉2に供給している。
【0024】第一分解炉1は、回転キルン方式を採用
し、回転自在の回転円筒体11と、回転円筒体11の外
周にガスダクトを形成し、熱風ガスを導入して回転円筒
体11を外部から加熱する外部加熱手段としての加熱ジ
ャケット12と、回転円筒体11を両端側で回転自在に
支承する支持ローラ(図示省略)と、回転円筒体11を
回転駆動する回転駆動手段(図示省略)と、を具備して
なる。尚、熱風ガスは、後述の熱風炉3から導入してい
る。
【0025】回転円筒体11は、その一端側に被処理物
を搬入する図示しない供給口側を、また他端側に図示し
ない排出口側を設け、円筒体内部には図示省略された回
転円筒体11の軸線に対して傾斜した送り羽根が複数枚
具備されている。そして、供給側ダクト10から供給さ
れた被処理物を、供給口側から回転円筒体11に導入
し、回転円筒体11の回転によって、該被処理物を撹拌
しながらの排出口側への移送を可能とさせている。尚、
供給側ダクト10には、被処理物と脱塩素剤とを混合し
た混合物を投入するために、図示省略されたホッパーが
具備される。
【0026】第二分解炉2は、第一分解炉1から供給さ
れた処理物中に残存する樹脂成分の分解析出を行う炉で
あり、回転キルン方式を採用し、第一分解炉1と同じ構
成をなし、回転円筒体21と加熱ジャケット22とを備
える。第二分解炉2の構成の詳細な説明は、先の第一分
解炉1の説明に譲る。
【0027】熱風炉3は、熱風ガス(例えば温度450
〜600℃)を発生し供給する設備で、熱風を発生させ
るための燃焼バーナー31を備えている。発生した熱ガ
スは、第二分解炉2の加熱ジャケット22に供給し、第
二分解炉2の回転円筒体21を加熱した後、連絡管23
を介して第一分解炉1の加熱ジャケット12内に供給さ
れる。このとき、温度調整空気を送り込み、熱風ガスの
温度を調整する。このように、第一分解炉1と第二分解
炉2は、熱風ガスで外部から間接加熱され、内部の被処
理物が乾留処理される。
【0028】第二分解炉2で発生した残渣は、無機質の
シリカと炭化物との混合物となっている。本実施形態に
おいては、分離装置5によって、無機質材(シリカ)と
炭化物とを分離し、無機質材を回収している。分離装置
5は、分離手段として、比重差分離法を採用している。
尚、分離装置5には、前記混合物を導入するために、ス
クリューやスパイラル等の搬送手段4が具備される。
【0029】また、図2に開示した熱分解処理施設のよ
うに、分離装置5の代わりに、炭化物燃焼装置7を具備
させてもよい。
【0030】炭化物燃焼装置7は、第二分解炉2で減容
化した処理物(炭化物)を燃焼させて灰化させるための
設備である。当該処理物は、排出側ダクト24内に設け
られたパイプコンベアなどの搬送手段によって導入して
いる。
【0031】炭化物燃焼装置7は、回転炉71から構成
され、回転炉71は、筒状の鋼材からなり、その筒状の
鋼材の内部にはキャスタブル材による耐火・耐熱層(図
示省略)が設けられている。その回転炉71は、軸方向
の両側が回転ローラ72,73で支持され、中央部に
は、モータMからなる駆動源74により回転される手段
を備えている。
【0032】回転炉71は、進行方向に2〜3度傾斜し
て構成され、自然搬送が可能となるようにしている。ま
た、回転炉71の内部には、図示しないが軸方向に延び
且つ半径方向に突出した回転搬送手段を備えている。
【0033】また、回転炉71の上流側、すなわち、炭
化物投入側には、箱状の投入ジャケット75がシール7
7を介して具備され、炭化物の搬送手段(スクリュー、
スパイラル)4と、炭化物を着火燃焼する燃焼バーナー
76とが具備されている。
【0034】さらに、回転炉71の下流側、すなわち、
灰化物排出側には、内部にキャスタブル材による耐火・
耐熱層(図示省略)を装着した箱状の排出ジャケット7
8がシール79を介して備えられている。排出ジャケッ
ト78から排出された灰化物は、図示省略した灰回収箱
にて回収される。尚、排出ジャケット78からの排ガス
は、配管80を介してガス燃焼処理炉6に供される。
【0035】ガス燃焼処理炉6は、第一分解炉1及び第
二分解炉2で発生した乾留ガスを燃焼処理する。ここで
は、乾留ガスを乾留ガス導管60からエゼクタ61を介
して導入している。このとき、ガス燃焼処理炉6には、
加熱ジャケット12からの排熱風ガスが、循環ブロア6
3とエゼクタブロア64等の移送手段によって、エゼク
タ61を介し、導入される。尚、乾留ガス導管60は熱
ガスによって保温され、浮遊物が導管内壁に付着するの
を防いでいる。
【0036】ガス燃焼処理炉6は、導入したガスを燃焼
するガス燃焼室を備える。ガス燃焼室においては、乾留
ガスさらには炭化物燃焼装置7で発生した排ガスを燃焼
バーナー62によって混合燃焼する。尚、乾留ガスが充
分発生している場合には、燃焼バーナー62による燃焼
は、燃料の供給を絞ることにより適宜制限される。高温
燃焼処理されたガスは、熱交換器65、バグフィルタ6
6、排気ブロア67、煙突68を介して、系外に排出さ
れる。
【0037】本発明の熱分解処理施設の動作例について
概説する。
【0038】先ず、第一分解炉1では、被処理物(樹脂
モールド体を破砕したもので、大きさは例えば10〜2
0mm角アンダー)と添加混合した脱塩素剤(例えば、
炭酸水素ナトリウム 添加量 10重量%)とが投入さ
れ、300〜400℃の雰囲気及び一定の滞留時間(例
えば約30分間)のもとで、乾留処理される。このと
き、被処理物に含有する塩素などの樹脂形成成分が被処
理物から分解析出する。また、塩素成分は添加混合して
いる脱塩素剤と接触反応して無害な塩化物に置換生成す
る。さらに、他の分解析出樹脂成分は、乾留ガス導入管
60を介してガス燃焼処理炉6における燃焼処理に供さ
れ、一定の雰囲気及び滞留時間のもとで(例えば、約8
50℃の雰囲気で、2秒以上の滞留時間)、無害化処理
される。
【0039】次いで、第二分解炉2では、第一分解炉1
から供給された処理物が450〜550℃のもとで乾留
処理されることで、該処理物に残存する樹脂成分がさら
に分解析出し、樹脂成分が除去される。分解析出成分
は、ガス燃焼処理炉6に供され、無害化処理される。
【0040】尚、第一及び第二分解炉1,2における熱
分解処理により発生した分解ガス(乾留ガス)は、移送
手段によって、熱風ガスの一部と新鮮な空気と共に、乾
留ガス導入管60を介して、ガス燃焼処理炉6に導入さ
れ、燃焼処理される。
【0041】第二分解炉2での熱分解処理により発生し
た残渣は、無機質(シリカ等)と炭化物の混合物となっ
ている。当該混合物は搬送手段4によって分離装置5あ
るいは炭化物燃焼装置7に供給され、シリカ等の無機質
成分が回収される。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る熱分解処理方法とその施設は以下の効果を奏す
る。
【0043】(1)樹脂体の樹脂構成成分を加熱分解除
去するので、含有する無機質成分を確実に分離回収で
き、再利用に供することができる。
【0044】(2)樹脂体に含まれるビスフェノールA
等の有害な成分は分解析出し燃焼処理されるので、安全
確実に無害化処理することができる。
【0045】(3)脱塩素剤を添加して処理すること
で、ダイオキシン類の発生を効果的に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例を示した概略図。
【図2】本発明の他の一実施形態例を示した概略図。
【符号の説明】
1…第一分解炉 2…第二分解炉 3…熱風炉 4…搬送手段 5…分離装置 6…ガス燃焼処理炉 7…炭化物燃焼炉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D004 AA07 AA36 AB06 BA02 BA10 CA24 CA28 CB09 CB36 CC12 4F301 AB02 CA04 CA09 CA23 CA25 CA42 CA52 4G072 AA25 GG01 GG03 HH40 MM03 MM36 RR01 RR03 RR13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機質成分を含有する有機樹脂材からな
    る被処理物を、低酸素雰囲気中にて外部加熱により加熱
    処理して、有機樹脂成分を分解除去し、無機質成分を回
    収することを特徴とする無機質成分を含有する有機樹脂
    材の熱分解処理方法。
  2. 【請求項2】 被処理物が塩素成分を含有する場合に
    は、加熱により分解析と出した塩素と接触反応して無害
    な塩化物を生成する薬剤を被処理物と共に添加して加熱
    処理することを特徴とする請求項2記載の無機質成分を
    含有する有機樹脂材の熱分解処理方法。
  3. 【請求項3】 被処理物を加熱処理することで発生した
    ガスを、さらに燃焼することを特徴とする請求項1また
    は2記載の無機質成分を含有する有機樹脂材の熱分解処
    理方法。
  4. 【請求項4】 無機質成分を含有する有機樹脂材からな
    る被処理物を低酸素雰囲気中にて外部加熱により熱分解
    する加熱処理装置と、加熱処理装置での熱分解で発生し
    たガスが供給され、このガスを燃焼処理する分解ガス燃
    焼炉と、加熱処理装置から供給された処理物から無機質
    成分を含む残渣を回収する手段と、を備えたことを特徴
    とする熱分解処理施設。
  5. 【請求項5】 無機質成分を含む残渣を燃焼して含有す
    る可燃成分を燃焼除去する燃焼手段を備えたことを特徴
    とする請求項4記載の熱分解処理施設。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7922871B2 (en) 2008-01-18 2011-04-12 Recycled Carbon Fibre Limited Recycling carbon fibre

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JP2001239248A (ja) * 2000-02-29 2001-09-04 Meidensha Corp 被処理物の加熱処理方法と処理装置

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